【2026年版】東京成徳大学中学校の評判は?Apple認定のICT教育と中2全員留学を徹底解説!

中学受験
  1. 学校の概要|完全中高一貫教育で自律したグローバル人材を育てる共学校
    1. 東京成徳大学中学校の基本情報
    2. 学園の原点は1925年に創立された王子高等女学校
    3. 建学の精神は「徳を成す人間の育成」
    4. 目指すのは「成徳の精神を持つグローバル人材」
    5. 自律した学習者・Distinguished Learnerを育成
    6. 完全中高一貫校ならではの6年間
    7. 中高一貫部と高等部は異なる教育課程
    8. 男女比は全体でほぼ半数ずつ
    9. 東京都内と埼玉県から通う生徒が多い
    10. 生徒へ寄り添う約70名の教員
    11. Apple Distinguished Schoolに認定
    12. ICT教育は学校の一部ではなく6年間の学習基盤
    13. 中学2年生はセブ島短期語学留学へ全員参加
    14. 中学3年生は留学タイプと国内タイプを選択
    15. 海外留学だけを目的とする学校ではない
    16. 探究型学習「Diversity Seminar」
    17. 学校伝統の「自分を深める学習」
    18. 「学力」「グローバル力」「人間力」を伸ばす
    19. 系列大学への内部推薦だけを目指す学校ではない
    20. 宗教教育を行わない共学校
    21. 学校規模は中高6学年でまとまりのある環境
    22. 東京成徳大学中学校の主な強み
    23. 入学前に理解しておきたいポイント
    24. 学校説明会で確認したいこと
    25. 伝統を土台に教育を更新し続ける完全中高一貫校
  2. アクセスと立地環境|王子神谷駅から徒歩5分の通いやすい北区のキャンパス
    1. 東京成徳大学中学校の所在地と交通手段
    2. 王子神谷駅から徒歩約5分
    3. 駅から学校までの通学で注意したいこと
    4. 東京メトロ南北線を利用できる
    5. 主な乗り換え駅
    6. 埼玉高速鉄道線からも通学しやすい
    7. 東急目黒線方面からも直通列車を利用できる
    8. JR東十条駅からは徒歩約15分
    9. 王子駅から都営バスを利用する方法
    10. 王子神谷・東十条・王子を使い分けられる
    11. 東京都内から通う生徒が7割以上
    12. 通学時間は片道だけでなく一日の生活で考える
    13. 学校公式の登校時刻の目安
    14. 自転車通学者は全体の2割強
    15. 自転車通学で確認したいこと
    16. 住宅地の中にある落ち着いたキャンパス
    17. 王子神谷周辺の生活環境
    18. 高等部の校舎と間違えないよう注意
    19. 一部の運動施設は別の場所にある
    20. 交通障害が起きた場合の代替経路
    21. 災害時を想定した通学確認も重要
    22. 放課後の帰宅時刻も確認する
    23. 通学時間とクラブ活動の両立
    24. 留学時には学校・空港までの移動もある
    25. 学校見学では実際の通学経路を利用する
    26. 通学経路を確認する際のチェックポイント
    27. 自動車での来校は事前案内を確認
    28. アクセス面の主なメリット
    29. アクセス面で確認したい注意点
    30. 駅からの近さと通学範囲の広さが魅力
  3. 教育方針とカリキュラム|「自分を深める学習」とDiversity seminarで主体性を育成
    1. 目指すのは「自律した学習者」
    2. 「教え型」と「学び型」を組み合わせる
    3. 完全中高一貫校だからできる6年間のカリキュラム
    4. 学力・人間性・創造性をバランスよく育てる
    5. 学校独自の「自分を深める学習」
    6. 自分の意見を持つだけでなく他者の考えを知る
    7. 基礎学力を支える丁寧なフォロー
    8. 特待生だけの固定クラスは設けない
    9. 英語は週8時間を基本に4技能を育成
    10. 毎朝の10-minutes English
    11. English Campで英語を使う経験を積む
    12. オンライン英会話やネイティブ教員による指導
    13. ケンブリッジ英語検定で4技能を確認
    14. 中学2年生のセブ島留学へ向けて英語を積み上げる
    15. 中学3年生は二つのグローバル教育から選択
    16. グローバルコンピテンスを育てる
    17. 高校1年生のDiversity seminar
    18. 全講座を体験してから自分で選ぶ
    19. Diversity seminarで身につける力
    20. 高校2年生では研究論文と実地踏査へ発展
    21. ICTは探究や表現を支える学習手段
    22. プログラミングを段階的に学ぶ
    23. 理科では観察・実験から問いを見つける
    24. プレゼンテーションの機会が多い
    25. 定期試験も学び方を振り返る機会
    26. 多様な特別講座で進路への関心を広げる
    27. 教育制度の主なメリット
    28. 入学前に確認したいポイント
    29. 学校説明会で質問したい内容
    30. 基礎を固めながら自分の学びを選ぶ6年間
  4. 学習環境と施設設備|Apple認定のICT教育と充実した運動・学習施設
    1. 東京成徳大学中学校の主な施設
    2. 2024~2027年のApple Distinguished School認定校
    3. Apple認定教育者がICT活用を支える
    4. 1人1台のiPadを文房具として活用
    5. 情報モラルもICT教育の一部
    6. 創造的な学びを支えるラーニングコモンズ
    7. ICTを使った学校行事・課外活動
    8. 約4万冊を所蔵する情報図書館
    9. 探究学習を支える情報収集の拠点
    10. 英語を日常的に使えるグローバル・ラウンジ
    11. 338席を備えたヴェリタスホール
    12. 人工芝と夜間照明を備えたグラウンド
    13. 空調と電気掲示システムを備えた体育館
    14. 武道場と和室で日本文化へ触れる
    15. 昼食と放課後の軽食を購入できる食堂
    16. 少人数の対話に使えるミーティングコーナー
    17. 校舎内は小さな美術館
    18. 高等部の温水プールを水泳授業で利用
    19. プラネタリウムを理科学習に活用
    20. 新田グラウンドのテニスコートと弓道場
    21. 複数の施設を使う東京成徳の運動環境
    22. 災害に備えたサバイバルキット
    23. 施設設備の主なメリット
    24. 入学前に確認したい注意点
    25. 学校見学で確認したいポイント
    26. 施設と教育方針のつながりを見る
    27. ICTと多様な学習空間を使いこなす6年間
  5. 学校生活と行事|中2セブ島全員留学と中3の選択型グローバル教育
    1. 東京成徳の主な年間行事
    2. 午前8時25分から始まる学校生活
    3. 毎朝10分間の「10-minutes English」
    4. 毎学期実施されるEnglish Camp
    5. 入学直後のオリエンテーション
    6. 中高合同で行う体育祭
    7. 体育祭で育てる主体性と協働力
    8. 中学生だけで競うスポーツ大会
    9. 年間最大の行事「桐蔭祭」
    10. 桐蔭祭は企画するところから始まる
    11. ICTを生かした文化祭の企画
    12. 受験生が生徒の雰囲気を確認できる機会
    13. クラスで一つの音楽を完成させる中学合唱祭
    14. 合唱祭で経験する課題解決
    15. 生徒会選挙と生徒主体の学校づくり
    16. 生徒会活動で身につける力
    17. 中学2年生のセブ島短期語学留学
    18. 2週間で約80コマの英語レッスン
    19. 英語だけでなく社会課題も学ぶ
    20. 全員留学で育てる自立心
    21. セブ島での生活・健康管理
    22. 中学3年生は二つのタイプから選択
    23. 留学タイプのニュージーランド学期留学
    24. 現地校1校につき原則3名以内
    25. 留学前の準備も大切な学習
    26. 国内タイプもグローバル教育の一つ
    27. 国内タイプで行う学習
    28. 留学タイプと国内タイプのどちらを選ぶか
    29. 自然の中で協力する戸隠校外学習
    30. 宿泊行事が不安な子への準備
    31. ミュージカル鑑賞会で舞台芸術に触れる
    32. 歌舞伎鑑賞教室で日本文化を学ぶ
    33. 春休みの戸隠高原スキー教室
    34. 行事と定期試験の両方へ取り組む
    35. 長期休暇中にも講習・補習がある
    36. 行事へ積極的に関わる子ほど経験が広がる
    37. 海外行事には別途費用が必要
    38. 学校見学で確認したい行事のポイント
    39. 東京成徳の学校生活に向いている子
    40. 入学前に確認したい注意点
    41. 多様な経験から自分の進む道を選ぶ
  6. クラブ活動|女子ラクロス部をはじめ多彩な運動部・文化部が活動
    1. 東京成徳大学中学校のクラブ活動一覧
    2. クラブ活動を人間形成の機会と考える
    3. 全国トップレベルの女子ラクロス部
    4. 中学校からラクロスを始める生徒も多い
    5. 男女別に活動できる球技系クラブ
    6. 軟式野球・ソフトボール・フラッグフットボール
    7. 水泳部は高等部の温水プールを利用
    8. 陸上競技部は複数の施設を活用
    9. 新田グラウンドを利用するテニス部・弓道部
    10. 剣道・柔道・弓道で礼節を学ぶ
    11. ダンス部は舞台で成果を発表
    12. 文化部は中学生と高校生が合同で活動する団体も多い
    13. 専門的な指導を受けられる中学吹奏楽部
    14. 美術・合唱・軽音楽で表現力を伸ばす
    15. 天文部はプラネタリウムや観望会を活用
    16. 理科実験部で授業を越えた研究へ挑戦
    17. 英語部で留学以外にも英語を使う
    18. 鉄道研究部・将棋部で好きなことを深める
    19. 茶道部・料理部で生活文化を学ぶ
    20. ボランティア部で社会とのつながりを考える
    21. peer support部で仲間を支える
    22. 放送部は学校行事を支える
    23. 活動場所は一つのキャンパスだけではない
    24. 運動部と文化部で活動頻度は大きく異なる
    25. 学習とクラブ活動の両立
    26. 補習・講習との時間調整も必要
    27. 中学2年生のセブ島全員留学との関係
    28. ニュージーランド学期留学を選ぶ場合
    29. クラブ活動には学費以外の費用も必要
    30. 入部前の体験期間を活用する
    31. 複数クラブへの参加は事前確認が必要
    32. クラブ活動を見学できる受験生向けイベント
    33. 桐蔭祭で文化部の成果を確認
    34. クラブ活動の主なメリット
    35. 入学前に確認したい注意点
    36. 学校説明会・部活動体験で質問したいこと
    37. 本人の目的に合う活動を選ぶことが大切
    38. 夢中になれる活動から自律心を育てる
  7. 進学実績と卒業後の進路|一般選抜・推薦・海外大学進学に対応する進路支援
    1. 東京成徳の主な進路
    2. 中高一貫部と高等部の実績を区別して見る
    3. 2026年度大学入試の中高一貫部合格実績
    4. 2026年度一般選抜の主な合格大学
    5. 過去3年間で幅広い大学へ合格
    6. 一般選抜だけでなく複数の入試方式を活用
    7. 2026年度の指定校推薦実績
    8. 指定校推薦枠は学校全体で約1,600名分以上
    9. 指定校推薦を利用するために必要なこと
    10. 総合型選抜・公募推薦にも対応
    11. 探究・留学・ICTの経験を出願へつなげる
    12. 系列大学への推薦制度も選択肢
    13. 海外大学への進学にも対応
    14. 海外大学指定校制度は50大学が対象
    15. 海外大学進学を支えるサポート
    16. 東京成徳グローバルプロジェクト
    17. 中学校段階から進路を探究
    18. 年2回の進路指導期間
    19. iPadで大学・学部情報を確認
    20. 高校3年生のW担任制
    21. 一般選抜への学習支援
    22. 中学段階のBUPで基礎を補強
    23. 定期面談で学習と進路を確認
    24. 進学実績を見る際は延べ人数に注意
    25. 過年度の「4年制大学進学率」をそのまま使用しない
    26. 東京成徳の進路指導の主なメリット
    27. 入学前に確認したい注意点
    28. 学校説明会で質問したい進路情報
    29. 東京成徳の進路指導が合いやすい生徒
    30. 多様な入試方式から自分に合う進路を選ぶ
  8. 学費や諸経費について|6年間の学納金とセブ島・ニュージーランド留学費を解説
    1. 中学1年生の基本的な学校納付金
    2. 基本納付金以外に必要となる費用
    3. 入学時に準備したい主な指定用品
    4. iPad関連費用も確認する
    5. 中学2年生のセブ島短期語学留学は約45万円
    6. 留学費用は為替と航空運賃で変動する
    7. 中学3年生は国内タイプと留学タイプで費用が異なる
    8. ニュージーランド学期留学で追加確認したい費用
    9. 中学校3年間の学校公表試算
    10. 高校進学時の入学金は0円
    11. 高校3年間の学校公表試算
    12. 6年間の費用を選択タイプ別に比較
    13. 6年間で別途見込んでおきたい費用
    14. 公式ページ内の金額には確認が必要な点もある
    15. 2027年度入試の受験料は2万5,000円
    16. 特待A・特待Bの免除内容
    17. 特待生でもセブ島留学費は別に考える
    18. 東京都の私立中学校授業料助成
    19. 高校段階にも授業料支援制度がある
    20. 助成制度は自動的には適用されない
    21. 家計計画は中学入学前から立てる
    22. 国内タイプを選ぶ場合も費用は0円ではない
    23. 留学費用以外にも教育投資の特徴がある
    24. 学校説明会で確認したい費用
    25. 学費を比較する際の注意点
    26. 費用面の主なメリット
    27. 費用面で注意したいポイント
    28. 留学を含めた6年間の教育費で判断する
  9. 入試情報と合格の目安|2027年度の一般・特待・DL選抜入試を詳しく解説
    1. 2027年度入試の募集定員
    2. 2027年度入試の日程一覧
    3. 2027年度は独立したグローバル選抜を実施しない
    4. 一般選抜は2科・4科から選択
    5. 一般選抜の試験時間
    6. 4科受験者は一度の入試で2回判定される
    7. 一般選抜でも4科受験者は特待判定を受けられる
    8. 特待選抜は一般合格も同時に判定
    9. 特待A・特待Bの免除内容
    10. 教科型入試の特待得点基準
    11. 2月4日は英検加点を利用できる
    12. 英検加点の効果は大きい
    13. Distinguished Learner選抜とは
    14. DL選抜の試験の流れ
      1. 個人課題
      2. グループワーク
      3. プレゼンテーション
    15. DL選抜の12の評価項目
    16. DL選抜は「話すことが得意な子だけ」の入試ではない
    17. DL選抜に向いている受験生
    18. DL選抜の対策
    19. 2026年度入試結果から見る合格の目安
    20. 一般合格を目指す得点目標
    21. 偏差値だけでなく過去問題の得点で判断する
    22. 国語の出題傾向
    23. 算数の出題傾向
    24. 社会の出題傾向
    25. 理科の出題傾向
    26. 2科と4科のどちらを選ぶか
    27. 第一志望の受験パターン
    28. 出願期間
    29. 受験料は複数回出願しても2万5,000円
    30. 合格発表と入学手続期限
    31. 補欠合格と繰り上げ合格
    32. 入試当日の持ち物
    33. 遅刻・体調不良への対応
    34. 2027年度帰国生入試
    35. 入試対策で優先したいこと
    36. 受験前に確認したい注意点
    37. 学校説明会・入試説明会で質問したいこと
    38. 複数の評価方法から本人の強みを生かせる入試
  10. 併願校パターン|北区・埼玉方面の共学校を難易度と日程別に整理
    1. 併願校の難易度は受験生ごとに変わる
    2. 東京成徳大学中学校の2027年度入試日程
    3. 併願候補となる北区・豊島区方面の共学校
    4. 埼玉方面の主な併願候補
    5. 2027年度の主な埼玉県入試日程
    6. 武南中学校は複数の試験方式から選べる
    7. 浦和実業学園中学校は入試方式が多い
    8. 大宮開成中学校は4科型を中心とする上位併願候補
    9. 獨協埼玉中学校は英語資格入試と4科入試
    10. 城西大学附属城西中学校の2027年度日程
    11. 北里大学附属順天中学校は北区内の有力比較校
    12. 東京成徳を第一志望とする基本パターン
    13. 東京成徳を実力相応校・併願校とするパターン
    14. ICT・英語・グローバル教育を重視する併願例
    15. 適性検査型・探究型入試を利用する場合
    16. 英語資格を生かす併願パターン
    17. 共学校でも学校文化は大きく異なる
    18. 通学時間を基準に併願校を絞る
    19. 1月校を選ぶ際の注意点
    20. 午前・午後入試の移動を確認する
    21. 受験日程に休養日を入れる
    22. 併願校の過去問題は最低2~3年分確認する
    23. 併願校決定の最終チェック
    24. 学校見学で比較したいポイント
    25. 東京成徳の特色を基準に併願校を選ぶ
  11. 在校生・保護者の声|ICT活用・留学・面倒見のよさに関する評判
    1. 東京成徳大学中学校で評価されやすいポイント
    2. 在校生から見た学校生活の魅力
    3. iPadを日常的に活用できるという評判
    4. Apple認定校であることへの期待
    5. セブ島全員留学を評価する声
    6. 留学に対する不安や注意点
    7. ニュージーランド留学を選べることへの評価
    8. 英語を学ぶ機会が多いという評判
    9. 教員へ質問・相談しやすいという声
    10. 面倒見のよさをどう判断するか
    11. 完全中高一貫制の落ち着きを評価する声
    12. 男女共学の雰囲気に関する評判
    13. 学校行事が活発という声
    14. クラブ活動の選択肢が多いという評価
    15. 補習や講習があることへの安心感
    16. 進路指導の選択肢が多いという評判
    17. 校舎・施設に関する評判
    18. 王子神谷駅から近いことへの評価
    19. 校則・生活指導に関する感じ方
    20. 口コミを見る際の注意点
    21. 学校公式の生徒・卒業生の声の見方
    22. いじめや人間関係について
    23. 評判が分かれやすいポイント
    24. 東京成徳に満足しやすい生徒
    25. 入学後に負担を感じる可能性がある生徒
    26. 学校見学で在校生の様子を確認する
    27. 見学時に確認したいポイント
    28. 保護者が確認したい質問
    29. 受験生本人へ確認したいこと
    30. 評判だけでは分からない個人差
    31. 東京成徳大学中学校の評判をまとめると
  12. この学校に向いている子の特徴|テクノロジーと海外体験を通して自分を成長させたい子
    1. 東京成徳大学中学校に向いている子
    2. 新しい環境へ挑戦する気持ちがある子
    3. ICTを遊びだけでなく学習へ活用できる子
    4. 英語を試験科目だけで終わらせたくない子
    5. 海外での集団生活へ挑戦したい子
    6. 自分に合う選択を考えられる子
    7. 一つの正解がない問題を考えたい子
    8. グループワークで仲間の意見を聞ける子
    9. 人前での発表へ少しずつ挑戦できる子
    10. 男女共学で多様な考えに触れたい子
    11. 学校行事へ積極的に関わりたい子
    12. 中学校から夢中になれる活動を見つけたい子
    13. 学習・行事・クラブを自己管理したい子
    14. 完全中高一貫の環境でじっくり成長したい子
    15. 大学進学先を中学入学時に限定したくない子
    16. 東京成徳が合いにくい可能性がある子
    17. 学校の特色と相性が分かれやすいポイント
    18. 保護者にも求められる姿勢
    19. 東京成徳に向いている家庭
    20. 受験生本人の相性チェック
    21. 学校見学で相性を確認するポイント
    22. 一般入試とDL選抜からも適性を考える
    23. 苦手があっても成長したい子に向く学校
    24. 本人が「挑戦してみたい」と思えるかが最も重要
  13. まとめ|Apple認定のICT教育と全員留学が魅力の完全中高一貫校
    1. 東京成徳大学中学校の基本情報
    2. 東京成徳大学中学校の主な魅力
    3. Apple認定のICT教育
    4. 中学2年生が全員で挑戦するセブ島留学
    5. 中学3年生は自分に合うグローバル教育を選択
    6. 「自分を深める学習」とDiversity seminar
    7. 基礎学力を支える学習支援
    8. 多彩な学校行事とクラブ活動
    9. 大学進学は外部大学を中心に幅広く対応
    10. 2027年度入試のポイント
    11. 6年間の学費と留学費には注意が必要
    12. 東京成徳大学中学校に向いている子
    13. 慎重に検討したい家庭・受験生
    14. 学校見学で最終確認したいポイント
    15. 受験生本人の気持ちを最優先にする
    16. 東京成徳大学中学校はどのような学校か
    17. ICTと海外体験を成長につなげたい家庭におすすめ
    18. 最終的な学校選びのポイント

学校の概要|完全中高一貫教育で自律したグローバル人材を育てる共学校

東京成徳大学中学校は、東京都北区豊島にある私立の男女共学校です。

中学校から入学した生徒が6年間を通して学ぶ完全中高一貫校であり、高校段階で外部から新しい生徒を募集しないことを大きな特色としています。

中学1年生から高校3年生までの教育内容を一つの流れとして設計し、基礎学力、英語力、ICT活用力、探究力、人間関係を築く力を段階的に育てます。

建学の精神は、「徳を成す人間の育成」です。

他者へ温かい気持ちで接し、多様な価値観を理解しながら、自ら考え、主体的に行動できる人物を育てることを目指しています。

現在の学校教育では、この人物像を「自律した学習者・Distinguished Learner」と表現しています。

教員から与えられた課題へ取り組むだけでなく、自分で目標を定め、学び方を選び、失敗を恐れずに挑戦を続けられる生徒を育てる考え方です。

東京成徳大学中学校は、2024年から2027年までのApple Distinguished Schoolにも認定されています。

1人1台のiPadを活用した授業、探究型学習、英語教育、海外留学などを組み合わせ、6年間で「学力」「グローバル力」「人間力」を伸ばしていきます。

完全中高一貫の落ち着いた環境で、ICTと海外体験を活用しながら、自分で考えて行動できる力を育てたい家庭に注目されている学校です。

東京成徳大学中学校の基本情報

項目内容
正式名称東京成徳大学中学校
中高一貫部の名称東京成徳大学中学・高等学校
所在地東京都北区豊島8丁目26番9号
学校区分私立・男女共学
中高一貫方式完全中高一貫制
高校からの募集中高一貫部では行わない
募集定員男女160名
最寄り駅東京メトロ南北線「王子神谷駅」2番出口から徒歩約5分
建学の精神徳を成す人間の育成
目指す生徒像自律した学習者・Distinguished Learner
主な教育特色ICT教育、海外留学、英語教育、探究型学習、自分を深める学習
Apple認定Apple Distinguished School・2024~2027年
宗教教育特定の宗教に基づく学校ではない
系列校東京成徳大学、東京成徳短期大学、東京成徳大学高等学校、東京成徳大学深谷中学校・高等学校など

学園の原点は1925年に創立された王子高等女学校

東京成徳学園の歴史は、1925年に創立された王子高等女学校から始まります。

創設者の菅澤重雄は、学校を設立する際に「教育の要は徳育である」と考え、知識や技能だけでなく、人として信頼される生徒を育てることを重視しました。

その後、東京成徳高等女学校への校名変更や学制改革を経て、東京成徳中学校、東京成徳高等学校が開校しました。

現在の中高一貫教育を行う東京成徳大学中学・高等学校は、1998年に創設されています。

2025年には学校法人東京成徳学園が創立100周年を迎えました。

時期主な沿革
1925年王子高等女学校を創立
その後東京成徳高等女学校へ校名変更
学制改革後東京成徳中学校・東京成徳高等学校を開校
1993年東京成徳大学を開学
1998年現在の中高一貫の東京成徳大学中学・高等学校を創設
2025年東京成徳学園が創立100周年

歴史の長い学園ですが、伝統を守ることだけを目的とする学校ではありません。

留学制度の見直し、ICT環境の整備、探究型学習の導入など、社会の変化に合わせて教育内容を更新しています。

建学の精神は「徳を成す人間の育成」

学校名に含まれる「成徳」は、徳を身につけ、人として信頼される存在へ成長することを表しています。

東京成徳では、成績や大学合格実績だけで人の価値を判断しません。

他者の立場を考え、周囲と協力し、社会の中で自分の役割を果たせることも重要な力と考えています。

学校生活を通して育てようとしているのは、次のような姿勢です。

  • 相手の話を丁寧に聞く
  • 自分と異なる価値観を受け入れる
  • 自分の意見を根拠とともに伝える
  • 失敗しても原因を振り返り、再び挑戦する
  • 集団の中で自分にできる役割を考える
  • 学んだことを人や社会のために生かす

「徳」という言葉から、礼儀や規則を重視する伝統的な教育だけを想像するかもしれません。

現在の東京成徳では、他者への思いやりを基盤としながら、創造性、主体性、チャレンジ精神を伸ばす教育へ発展させています。

目指すのは「成徳の精神を持つグローバル人材」

東京成徳が目指しているのは、単に英語を話せる人や、海外で働く人ではありません。

多様な価値観を理解し、相手へ配慮しながら、自ら課題を見つけて行動できる人を「成徳の精神を持つグローバル人材」と位置付けています。

この人材像を育てるため、学校では次の三つの考え方を教育の軸としています。

教育の軸主な内容
未来を見据えるICTや新しい技術を活用し、社会の変化へ柔軟に対応する
世界を知る英語学習や海外留学を通して、多様な文化や価値観を理解する
自分を拓く探究、対話、学校行事などを通して、自分の可能性を広げる

ICT、英語、留学、探究をそれぞれ独立したプログラムとして行うのではなく、6年間を通して相互に関連させている点が特徴です。

自律した学習者・Distinguished Learnerを育成

東京成徳では、学校が目指す生徒像をDistinguished Learnerと呼んでいます。

日本語では「自律した学習者」と表現されます。

自律した学習者とは、教員から言われたことだけを正確に行う生徒ではありません。

自分に必要な学びを考え、目標へ向けて行動し、結果を振り返りながら学び方を修正できる生徒です。

求められる力具体的な姿
主体性指示を待たず、自分から学習や活動へ取り組む
創造性既存の方法だけに頼らず、新しい考えや表現を生み出す
チャレンジ精神失敗を恐れず、経験のない課題にも挑戦する
協働力異なる意見を持つ人と話し合い、目標へ向けて協力する
振り返る力結果だけでなく過程を見直し、次の行動へつなげる

この考え方は、授業や留学だけでなく、Distinguished Learner選抜入試にも反映されています。

知識量だけでは測りにくい主体性、創造性、チャレンジ精神を、個人課題、グループワーク、発表などを通して評価する入試です。

完全中高一貫校ならではの6年間

東京成徳大学中学校の中高一貫部には、高校から入学する外部生がいません。

中学校へ入学した生徒が、同じ教育方針の下で高校卒業まで学びます。

高校入試へ向けて中学3年生の学習を中断する必要がなく、大学進学や将来を見据えた教育を早い段階から進められます。

完全中高一貫制には、次のような利点があります。

  • 中学と高校の内容を6年間で効率的に配置できる
  • 高校入試に左右されず、探究や留学へ時間を使える
  • 教員が生徒の成長を長期的に把握できる
  • 中学生と高校生が学校文化を共有できる
  • 中学段階から大学進学や将来の職業を考えられる
  • 同じ仲間と長く関わりながら人間関係を深められる

一方、6年間の環境が大きく変わらないことを、安心と感じる子もいれば、交友関係が固定されやすいと感じる子もいます。

中高一貫という仕組みだけでなく、実際の生徒の雰囲気やクラス替え、クラブ活動を確認することが大切です。

中高一貫部と高等部は異なる教育課程

東京成徳大学高等学校には、中学校から進学する生徒が学ぶ中高一貫部と、高校受験を経て入学する生徒が学ぶ高等部があります。

本記事で紹介している東京成徳大学中学校の生徒は、王子神谷の中高一貫部で6年間学びます。

中高一貫部では、高校から新しい生徒を募集せず、中学校入学時の仲間を基本として教育課程を進めます。

ただし、クラブ活動や一部の施設・行事では、高等部の生徒と関わる機会もあります。

区分中高一貫部高等部
入学時期中学校入学時高等学校入学時
学習期間6年間3年間
高校外部募集なしあり
主なキャンパス北区豊島・王子神谷北区王子・十条方面
教育課程中高6年間を一体化した独自カリキュラム高校入学生を対象とする3年間のカリキュラム

同じ東京成徳大学高等学校という名称でも、大学合格実績や学校生活の情報が中高一貫部と高等部で別に集計される場合があります。

学校を比較する際は、必ず中高一貫部の情報であるかを確認しましょう。

男女比は全体でほぼ半数ずつ

東京成徳大学中学・高等学校では、入試で男女別の募集人数を設定していません。

学年によって多少の差はありますが、学校全体の男女比はほぼ半数ずつです。

授業、学校行事、生徒会、委員会、クラブ活動などを男女が共に行います。

男女共学の環境では、異なる考え方やコミュニケーションの取り方に触れながら、協働する経験を積めます。

共学校を希望し、男女が自然に関わる環境で6年間成長したい子に適しています。

一方、女子校や男子校の落ち着いた環境を希望する家庭は、本人が共学校の雰囲気を心地よく感じるかを確認しましょう。

東京都内と埼玉県から通う生徒が多い

学校公表の2025年4月時点のデータでは、生徒の7割以上が東京都内から通学しています。

東京都に次いで、埼玉県から通う生徒が多いことも特徴です。

最寄り駅の王子神谷駅は東京メトロ南北線にあり、都心方面だけでなく、埼玉高速鉄道線からも乗り入れています。

北区、板橋区、足立区、荒川区、文京区などの東京都北部に加え、川口市、さいたま市、戸田市などからも通学経路を組み立てやすい立地です。

電車通学のほか、条件を満たす生徒は自転車通学も利用できます。

生徒へ寄り添う約70名の教員

学校公表の2025年4月時点のデータでは、中高一貫部には約70名の教員が在籍しています。

英語や理数系を含む各教科の教員が、中学校から高校までの成長を長期的に支えます。

完全中高一貫校では、中学生の頃に担当した教員が、高校進学後も授業や進路指導で関わる場合があります。

学力だけでなく、性格、興味、得意分野、友人関係などを理解したうえで指導を受けやすいことが利点です。

学校公式では、教員と生徒が話しやすく、質問や相談がしやすい関係づくりを重視していると説明しています。

Apple Distinguished Schoolに認定

東京成徳大学中学・高等学校は、2024年から2027年までのApple Distinguished Schoolに認定されています。

Apple Distinguished Schoolは、Apple製品を設置しているだけで認定される制度ではありません。

明確な教育ビジョンを持ち、テクノロジーを活用して、創造的で効果的な授業を継続している教育機関が選ばれます。

東京成徳では、2016年から1人1台のiPad環境を導入してきました。

現在では、iPadを次のような場面で活用しています。

  • 授業資料の閲覧と共有
  • 調査や情報収集
  • 動画・写真・音声を使った作品制作
  • プレゼンテーション
  • グループでの共同編集
  • 英語の発音やスピーキング練習
  • 実験・観察結果の記録
  • 学習の振り返りとポートフォリオ作成

端末を操作できることだけでなく、情報を適切に選び、自分の考えを創造的に表現する力を育てることが目的です。

ICT教育は学校の一部ではなく6年間の学習基盤

東京成徳では、ICTを特別な授業だけで使用するのではなく、日常の学習を支える文房具として利用します。

国語では文章の構成や発表、数学ではグラフや図形の確認、理科では実験記録、社会では資料分析、英語では音声や動画の作成など、教科ごとに活用方法が異なります。

生徒は6年間を通して、次の力を段階的に伸ばします。

具体的な学び
情報を集める力必要な資料を検索し、信頼性を確認する
整理する力文章、表、グラフ、画像などへ情報をまとめる
表現する力動画、スライド、音声などを使い分けて発表する
協働する力オンライン上で意見や資料を共有する
振り返る力学習の記録を蓄積し、自分の成長や課題を確認する

ICTを多く使う学校であるため、家庭でも端末の使用時間、SNS、情報モラルについて話し合う必要があります。

中学2年生はセブ島短期語学留学へ全員参加

東京成徳の代表的な教育プログラムが、海外留学です。

現在は、中学2年生がフィリピン・セブ島で行われる約2週間の短期語学留学へ全員参加します。

語学学校では、マンツーマン授業と3~4名程度の少人数授業を中心に、2週間で合計約80コマの英語レッスンを受けます。

英語を学ぶだけでなく、海外で生活し、自分の言葉で相手へ伝える経験を全員が共有することに意味があります。

入学時点で英語が得意である必要はありませんが、全員参加の海外研修に向けて、中学1年生から英語の基礎を積み上げます。

中学3年生は留学タイプと国内タイプを選択

以前の東京成徳では、中学3年生全員がニュージーランドへ学期留学する制度を実施していました。

現在は、中学2年生のセブ島全員留学を経験した後、中学3年生の1学期に、次の二つから自分に合うタイプを選びます。

選択主な内容
グローバル教育・留学タイプニュージーランドの学校へ約3か月間通い、ホームステイを経験する
グローバル教育・国内タイプ国内で探究、英語、国際交流などのグローバル型教育へ取り組む

全員が同じ進路を選ぶのではなく、セブ島での経験を踏まえて、自分の目標や関心に合う学び方を主体的に選びます。

ニュージーランド学期留学を選択する生徒は、原則として現地校1校につき東京成徳の生徒3名以内という環境へ入ります。

日本人の仲間だけで固まることを避け、英語を使わなければ生活できない環境で自立心を育てる仕組みです。

海外留学だけを目的とする学校ではない

東京成徳は留学制度で知られていますが、海外へ行くこと自体を教育の最終目標としているわけではありません。

留学前には英語や異文化について学び、留学中には自分で判断して行動し、帰国後には経験を振り返ります。

海外での経験を、次の学習や進路選択へつなげることを重視しています。

  • 英語を使う必要性を実感する
  • 日本と海外の違いに気付く
  • 自分の価値観を見直す
  • 家族や周囲の支えを理解する
  • 失敗しても自分で解決方法を考える
  • 将来の進路や職業を広い視野で考える

海外旅行を楽しむだけではなく、自分を成長させる学習機会として留学を位置付けています。

探究型学習「Diversity Seminar」

東京成徳では、2020年からDiversity Seminar・ダイバーシティゼミナールを実施しています。

多様なテーマや価値観へ触れながら、自分で問いを立て、情報を集め、他者と話し合い、考えを発表する探究型学習です。

一つの正解を覚えるのではなく、複数の立場から問題を考えます。

社会課題、文化、環境、科学、地域などを扱い、教室で得た知識を実社会の問題へつなげます。

Diversity Seminarでは、次のような力を育てます。

  • 物事を疑問に思う力
  • 必要な情報を探す力
  • 情報の信頼性を判断する力
  • 異なる意見を聞く力
  • 自分の考えを言葉にする力
  • 仲間と協力して課題を解決する力

学校伝統の「自分を深める学習」

東京成徳の教育の核となっているのが、学校独自の「自分を深める学習」です。

自分の内面を見つめ、学ぶ意味、生き方、他者との関係、社会とのつながりについて考えます。

教員の説明を聞いて終わるのではなく、生徒同士の対話やディスカッションを通して、自分とは異なる考えに触れます。

学年主な視点
中学1年人と人との関係、自分と仲間について考える
中学2年社会や異文化との関わりへ視野を広げる
中学3年グローバル社会の中で自分がどう生きるかを考える
高校段階進路、社会、将来の生き方を具体化する

学力を高めることと、自分の人生について考えることを別々にせず、学ぶ目的そのものを生徒が見つけることを目指しています。

「学力」「グローバル力」「人間力」を伸ばす

東京成徳の6年間では、大学入試へ対応する学力だけでなく、グローバル力と人間力を合わせて育てます。

育てる力主な教育内容
学力教科学習、習熟度に応じた指導、講習、進路指導
グローバル力英語教育、セブ島全員留学、ニュージーランド学期留学、国際交流
人間力自分を深める学習、探究、学校行事、クラブ活動、対話
ICT活用力iPadを使った情報収集、協働、作品制作、発表

大学合格だけを6年間の目的とするのではなく、大学や社会へ進んだ後も自ら学び続けられる力を育てる教育です。

系列大学への内部推薦だけを目指す学校ではない

学校名には「東京成徳大学」と付いており、東京成徳大学や東京成徳短期大学への推薦制度があります。

ただし、卒業生の進路を系列大学への内部進学へ限定する附属校ではありません。

多くの生徒は、国公立大学、難関私立大学、理工系大学、芸術系大学、海外大学など、外部の大学を受験します。

東京成徳大学への推薦という選択肢を持ちながら、幅広い進路を目指せる学校と考えるとよいでしょう。

大学附属校としての内部進学を最優先する家庭は、推薦条件や実際の進学人数を確認する必要があります。

宗教教育を行わない共学校

東京成徳大学中学校は、特定の宗教に基づくミッションスクールではありません。

「徳を成す人間の育成」という建学の精神を持ちますが、礼拝や宗教行事を教育の中心とする学校ではありません。

道徳心や他者への思いやりを重視しながらも、家庭の宗教や信条にかかわらず入学できます。

宗教教育のない私立共学校を希望する家庭にも検討しやすい学校です。

学校規模は中高6学年でまとまりのある環境

中学校の募集定員は男女160名です。

大規模校のように一学年数百人が在籍する環境ではなく、教員が生徒一人ひとりの様子を把握しやすい規模となっています。

一方、男女共学で、クラブや委員会を選べるだけの人数も確保されています。

学校全体の男女比はほぼ半数ずつで、様々な性格や興味を持つ生徒と出会えます。

少人数校の落ち着きと、共学校としての多様性を両立した学校規模といえるでしょう。

東京成徳大学中学校の主な強み

  • 高校から外部生が入らない完全中高一貫校
  • 6年間を通した学習・留学・探究カリキュラム
  • 2024~2027年のApple Distinguished School認定校
  • 2016年から続く1人1台のiPad教育
  • 中学2年生のセブ島短期語学留学へ全員参加
  • 中学3年生でニュージーランド留学と国内型教育を選択できる
  • 探究型学習Diversity Seminarを実施
  • 学校独自の「自分を深める学習」がある
  • 男女比がほぼ半数ずつの共学校
  • 系列大学と外部大学の両方を進路として検討できる
  • 王子神谷駅から徒歩約5分で通学しやすい

入学前に理解しておきたいポイント

学校の特色が明確であるため、本人と家庭の希望に合うかを確認することが大切です。

  • 中学2年生のセブ島全員留学へ参加すること
  • 留学費用が通常の学費とは別に必要となること
  • 中学3年生のニュージーランド学期留学は現在は選択制であること
  • 日常的にiPadを使うため、端末管理や情報モラルが必要であること
  • 探究、発表、グループワークへ取り組む機会が多いこと
  • 高校から新しい生徒が入らない完全中高一貫制であること
  • 系列大学への進学を保証する学校ではないこと
  • 大学進学へ向けて6年間継続した学習が必要であること

特に留学制度については、過年度の学校情報に「中学3年生全員がニュージーランドへ留学する」と記載されている場合があります。

現在は、中学2年生のセブ島短期語学留学が全員参加であり、中学3年生のニュージーランド学期留学は希望者による選択制です。

古い情報と現在の制度を混同しないよう注意しましょう。

学校説明会で確認したいこと

  • 完全中高一貫部のクラス数と1クラスの人数
  • 中学生と高校生の交流の機会
  • iPadの購入方法、保証、故障時の対応
  • 家庭でのICT利用ルール
  • セブ島全員留学の実施時期、費用、健康管理
  • ニュージーランド学期留学の選択条件
  • 国内グローバル型教育の具体的な内容
  • 学習が遅れた場合の補習や講習
  • 系列大学への推薦条件
  • 外部大学受験へ向けた進路指導
  • クラブ活動と留学・学習の両立

伝統を土台に教育を更新し続ける完全中高一貫校

東京成徳大学中学校は、1925年に始まった学園の伝統と、「徳を成す人間の育成」という建学の精神を受け継ぐ学校です。

一方で、Apple Distinguished SchoolとしてのICT教育、中学2年生のセブ島全員留学、選択制のニュージーランド学期留学、Diversity Seminarなど、現代社会に必要な教育を積極的に取り入れています。

高校から外部生が入らない完全中高一貫制を生かし、中学1年生から高校3年生まで、一貫した目標の下で生徒を育てます。

目指しているのは、知識を持っているだけでなく、自ら考え、多様な人と協働し、失敗を恐れずに挑戦できる「自律した学習者・Distinguished Learner」です。

ICTや海外体験へ関心があり、男女共学の環境で仲間と学びながら、自分で将来を切り拓く力を身につけたい子にとって、東京成徳大学中学校は検討する価値のある学校です。

学校選びでは、Apple認定や留学制度という分かりやすい特色だけでなく、建学の精神、完全中高一貫制、探究型学習、系列大学と外部大学の進路、6年間の費用まで含めて確認しましょう。

アクセスと立地環境|王子神谷駅から徒歩5分の通いやすい北区のキャンパス

東京成徳大学中学校は、東京都北区豊島8丁目にあります。

最寄り駅は東京メトロ南北線の「王子神谷駅」で、2番出口から正門まで徒歩約5分です。

駅から学校までの距離が短く、複雑な乗り換えや長時間のバス移動を必要としないことは、6年間毎日通学する中高一貫校を選ぶうえで大きな利点です。

王子神谷駅には、目黒、溜池山王、四ツ谷、飯田橋、後楽園、駒込、王子、赤羽岩淵などを結ぶ東京メトロ南北線が乗り入れています。

更に、南北線は東急目黒線や埼玉高速鉄道線と相互直通運転を行っているため、東京都北部だけでなく、都心南西部や埼玉県南部からも通学経路を組み立てられます。

JR京浜東北線の東十条駅からは徒歩約15分、王子駅からは都営バスを利用する方法もあります。

学校公表の2025年4月時点のデータでは、生徒の7割以上が東京都内から通学し、東京都に次いで埼玉県から通う生徒が多くなっています。

王子神谷駅から徒歩約5分という近さと、南北線・埼玉高速鉄道線を利用した通学範囲の広さが、東京成徳大学中学校のアクセス面における大きな魅力です。

東京成徳大学中学校の所在地と交通手段

項目内容
所在地〒114-8526 東京都北区豊島8丁目26番9号
最寄り駅東京メトロ南北線「王子神谷駅」
王子神谷駅から2番出口より徒歩約5分
東十条駅からJR京浜東北線「東十条駅」より徒歩約15分
王子駅から都営バス4番乗り場から「千住車庫前」行きに乗車
最寄りのバス停「王子五丁目」下車、信号を渡って徒歩約5分
自転車通学学校の定める範囲内で許可制
自動車での送迎学校行事では原則として公共交通機関の利用を推奨

王子神谷駅から徒歩約5分

最も分かりやすい通学方法は、東京メトロ南北線の王子神谷駅を利用する経路です。

王子神谷駅の改札を出た後、2番出口から地上へ向かいます。

地上へ出たら北本通り沿いを進み、住宅地の中の道路を通って学校へ向かいます。

学校公式の経路案内では、王子五丁目公園、コンビニエンスストアなどを目印として、正門までの道順が写真付きで紹介されています。

駅から正門まで徒歩約5分であるため、駅から長い坂道を歩いたり、路線バスへ乗り換えたりする必要がありません。

雨の日や荷物の多い日、クラブ活動後の帰宅時にも、駅からの距離が短いことは大きな安心材料です。

駅から学校までの通学で注意したいこと

王子神谷駅から学校までの道は比較的分かりやすいものの、住宅地を通るため、在校生には地域への配慮が求められます。

  • 歩道や道路へ横に広がって歩かない
  • 大きな声で話しながら通行しない
  • 店舗や住宅の前で立ち止まらない
  • 横断歩道や信号を守る
  • 歩きながらスマートフォンを操作しない
  • 自転車や自動車の通行へ注意する

入学後は同じ時間帯に多くの生徒が通学するため、駅の出口や学校周辺が混雑する場合があります。

徒歩5分という表示だけで判断せず、実際の登校時間帯に近い時間に親子で歩いてみることをおすすめします。

東京メトロ南北線を利用できる

王子神谷駅は、東京メトロ南北線の駅です。

南北線は、東京都心を南北方向に結び、次のような主要駅を通ります。

  • 目黒駅
  • 白金高輪駅
  • 麻布十番駅
  • 六本木一丁目駅
  • 溜池山王駅
  • 永田町駅
  • 四ツ谷駅
  • 市ケ谷駅
  • 飯田橋駅
  • 後楽園駅
  • 駒込駅
  • 王子駅
  • 赤羽岩淵駅

目黒、麻布、赤坂、四ツ谷、飯田橋、文京区、豊島区、北区など、南北線沿線からは比較的乗り換えの少ない通学経路を作れます。

南北線は多くの路線と接続しているため、直接南北線沿線に住んでいない家庭でも、乗り換え駅を利用できます。

主な乗り換え駅

接続する主な路線
目黒駅JR山手線、東急目黒線、都営三田線
白金高輪駅都営三田線
溜池山王駅東京メトロ銀座線
永田町駅東京メトロ有楽町線・半蔵門線
四ツ谷駅JR中央線・総武線、東京メトロ丸ノ内線
市ケ谷駅JR総武線、東京メトロ有楽町線、都営新宿線
飯田橋駅JR総武線、東京メトロ東西線・有楽町線、都営大江戸線
後楽園駅東京メトロ丸ノ内線、都営三田線・大江戸線
駒込駅JR山手線
王子駅JR京浜東北線、都電荒川線
赤羽岩淵駅埼玉高速鉄道線

JR線、東京メトロ各線、都営地下鉄などとの乗り換えを利用できるため、通学エリアは広くなっています。

ただし、乗り換え回数が増えるほど、遅延や混雑の影響を受けやすくなります。

学校までの所要時間を比較する際は、電車に乗っている時間だけでなく、自宅から駅、乗り換え、王子神谷駅から学校までの徒歩を含めて計算しましょう。

埼玉高速鉄道線からも通学しやすい

東京メトロ南北線は、赤羽岩淵駅から埼玉高速鉄道線へ直通運転しています。

そのため、川口元郷、南鳩ヶ谷、鳩ヶ谷、新井宿、戸塚安行、東川口、浦和美園方面からは、列車によっては乗り換えなしで王子神谷駅へ向かえます。

学校公表の通学データで、東京都に次いで埼玉県から通う生徒が多い背景には、この直通運転の利便性があります。

特に川口市やさいたま市南東部から、東京都内の私立中学校を検討する家庭にとって、比較しやすい学校です。

ただし、朝の混雑状況や列車の行先、直通運転が中止された場合の代替経路も確認しておきましょう。

東急目黒線方面からも直通列車を利用できる

南北線は、目黒駅から東急目黒線方面へも直通運転しています。

大岡山、武蔵小山、日吉などの方面から、列車によっては乗り換え回数を抑えて通学できます。

東京都北部の学校でありながら、目黒区、品川区、大田区、神奈川県東部などからも通学経路を組めることは、相互直通運転の利点です。

ただし、遠距離通学になる場合は、往復の時間だけでなく、放課後のクラブ活動、講習、行事準備、遅延時の負担まで考える必要があります。

JR東十条駅からは徒歩約15分

JR京浜東北線の東十条駅から、徒歩約15分で通学する方法もあります。

京浜東北線は、大宮、浦和、南浦和、川口、赤羽、上野、秋葉原、東京、品川、横浜方面を結んでいます。

自宅の最寄り駅や乗り換えによっては、南北線へ乗り換えて王子神谷駅を利用するより、東十条駅から歩く方が通学しやすい場合があります。

また、南北線に運転見合わせが発生した場合の代替経路としても利用できます。

ただし、王子神谷駅からの徒歩約5分と比べると歩く距離が長くなります。

夏の暑さ、雨、重い教材、クラブの用具などを考え、日常的に利用できる経路かを確認しましょう。

王子駅から都営バスを利用する方法

JR京浜東北線、東京メトロ南北線、都電荒川線が乗り入れる王子駅からは、都営バスを利用できます。

学校公式の案内では、王子駅の4番乗り場から「千住車庫前」行きへ乗車し、「王子五丁目」で下車します。

バス停からは、信号を渡って徒歩約5分です。

王子駅を経由する路線から通学する場合や、天候などの事情で東十条駅から歩くことを避けたい場合の選択肢となります。

ただし、路線バスは道路の混雑や天候によって到着時刻が変わる可能性があります。

毎日の通学では、遅延を見込んで早めのバスへ乗ることが必要です。

王子神谷・東十条・王子を使い分けられる

利用駅学校まで向いている通学経路注意点
王子神谷駅徒歩約5分南北線・埼玉高速鉄道線・東急目黒線方面朝夕の駅出口や歩道の混雑
東十条駅徒歩約15分京浜東北線沿線歩く距離と天候の影響
王子駅都営バス+徒歩約5分京浜東北線、南北線、都電荒川線沿線道路状況によるバスの遅れ

複数の通学経路を持てることは、交通機関に障害が起きた際の安心材料です。

通常は王子神谷駅を利用し、南北線が止まった場合は東十条駅や王子駅へ切り替えるなど、家庭で代替経路を決めておくとよいでしょう。

東京都内から通う生徒が7割以上

学校公表の2025年4月1日時点のデータでは、在校生の7割以上が東京都内から通っています。

北区内だけでなく、足立区、板橋区、荒川区、豊島区、文京区など、東京都北部・東部から通いやすい立地です。

南北線や接続路線を利用することで、千代田区、新宿区、目黒区などから通うこともできます。

東京都の次に多いのが埼玉県からの通学生で、埼玉高速鉄道線や京浜東北線を利用する家庭に選ばれています。

自宅から学校までが同じ距離でも、乗り換えの回数、駅からの徒歩、混雑状況によって負担は異なります。

通学時間は片道だけでなく一日の生活で考える

完全中高一貫校では、同じ学校へ6年間通います。

中学1年生の段階では通える距離に感じても、高校生になると、クラブ活動、委員会、講習、大学受験勉強などで帰宅が遅くなる場合があります。

通学時間を考える際は、次のような一日の流れを想定しましょう。

時間帯確認したいこと
起床、朝食、自宅から駅までの移動、電車の混雑
登校乗り換え、遅延、王子神谷駅から学校までの徒歩
放課後クラブ活動、委員会、講習、行事準備
帰宅後夕食、入浴、宿題、家庭学習、睡眠

片道60分の通学でも、乗り換えが少なく座れる経路であれば継続しやすい場合があります。

反対に、片道40分でも、毎日複数回の乗り換えがあり、混雑した駅を通る経路は負担になる可能性があります。

学校公式の登校時刻の目安

学校のホームルームは午前8時25分に始まります。

その時刻までに教室へ入り、荷物の整理や朝の準備を終える必要があります。

学校公式サイトには、主要駅から乗車する時刻の目安も掲載されています。

ただし、掲載されている一部の時刻は過年度の鉄道ダイヤを基にした参考情報です。

実際の通学計画では、入学年度の最新時刻表を使用し、次の時間を加えて考えましょう。

  • 自宅から最寄り駅までの時間
  • 駅構内の移動時間
  • 乗り換えに必要な時間
  • 電車やバスの遅延に備える時間
  • 王子神谷駅から学校まで歩く時間
  • 正門から教室まで移動する時間

午前8時25分に校門へ到着する計画ではなく、教室で落ち着いて準備できる時刻を目標にしましょう。

自転車通学者は全体の2割強

東京成徳大学中学・高等学校では、自転車通学も認められています。

学校公式の案内では、自転車通学者は全体の2割強です。

希望すれば無条件で利用できるわけではなく、自宅と学校の距離が学校の定める一定の範囲にあることが条件となります。

近すぎず遠すぎない範囲であれば、希望者に自転車通学を認める方針です。

自転車通学をする生徒には、保険への加入と安全講習会の受講が義務付けられています。

自転車通学で確認したいこと

  • 自宅が許可される通学範囲に含まれるか
  • 自転車通学の申請方法
  • 自転車保険の補償内容
  • 指定される通学経路
  • ヘルメットなどの安全装備
  • 雨天時の代替交通手段
  • 学校の駐輪場の利用方法
  • 事故や故障が起きた場合の連絡方法

自転車で短時間に通える場合でも、雨や雪、強風の日には電車やバスを利用する必要があります。

公共交通機関を使う代替経路も、入学前に確認しておきましょう。

住宅地の中にある落ち着いたキャンパス

学校は、北区豊島・王子神谷エリアの住宅地に位置しています。

大型繁華街の中心にある学校ではなく、周辺には住宅、公園、生活に必要な店舗などがあります。

駅から学校までの距離が短く、通学途中に繁華街を長時間歩く必要がないことは、中学生の通学環境として安心材料です。

一方、住宅地の中に学校があるため、在校生には近隣住民への配慮が求められます。

登下校時の話し声、歩き方、自転車の運転、店舗前での滞留などについて、学校の一員として責任ある行動が必要です。

王子神谷周辺の生活環境

王子神谷駅周辺には、日常生活に必要な店舗や公園があり、住宅地としての性格が強い地域です。

学校までの通学路にはコンビニエンスストアなどがありますが、登下校中の利用については学校の規則に従う必要があります。

通学時に必要なものは原則として家庭から準備し、買い物を前提としない方が安心です。

学校周辺を見学する際は、校舎の設備だけでなく、次の点にも注目しましょう。

  • 駅から学校までの歩道の広さ
  • 信号や横断歩道の位置
  • 自転車や自動車の通行量
  • 雨の日に歩きやすいか
  • 夕方の明るさや人通り
  • 緊急時に利用できる公共施設や店舗

高等部の校舎と間違えないよう注意

東京成徳大学高等学校には、中学校から進学する生徒が学ぶ中高一貫部と、高校から入学する生徒が学ぶ高等部があります。

東京成徳大学中学校の所在地は、北区豊島8丁目26番9号です。

高校受験で入学する高等部の校舎は、北区王子6丁目にあり、中高一貫部とは場所が異なります。

区分所在地・最寄り
中高一貫部北区豊島8丁目・王子神谷駅から徒歩約5分
高等部北区王子6丁目・中高一貫部とは別校舎

学校説明会、入試、クラブ体験などの会場がどちらの校舎であるかを、申込時に必ず確認しましょう。

学校名だけを地図アプリへ入力すると、別の校舎が表示される可能性があります。

一部の運動施設は別の場所にある

中高一貫部の校内には、人工芝グラウンドや体育館などがあります。

一方、テニスコート、弓道場、陸上競技用トラック、室内プールなど、一部の施設は高等部や別グラウンドと共同で利用します。

活動内容によっては、通常の中高一貫部キャンパス以外へ移動する場合があります。

運動部への入部を希望する場合は、次の点を確認しましょう。

  • 普段の活動場所
  • 中高一貫部から施設までの移動方法
  • 移動に必要な時間
  • 交通費が必要か
  • 活動終了後の帰宅経路
  • 保護者の送迎が必要な場面があるか

駅から学校までのアクセスがよくても、クラブ活動で別施設を利用する場合は、実際の帰宅時刻が変わる可能性があります。

交通障害が起きた場合の代替経路

中学生が一人で電車通学をする場合、交通機関の遅延や運転見合わせへの対応も必要です。

東京成徳大学中学校は、王子神谷駅、東十条駅、王子駅を利用できるため、複数の代替経路を考えられます。

通常の経路交通障害時の例
南北線・王子神谷駅京浜東北線・東十条駅から徒歩
京浜東北線・東十条駅王子駅から都営バス、または南北線へ乗り換え
埼玉高速鉄道線JR線や路線バスを利用する代替経路を確認

交通機関に大幅な遅れが発生した場合は学校も状況に応じて対応しますが、本人が安全に行動できることが最優先です。

入学前に、遅延時の連絡方法、迂回経路、家族と待ち合わせる場所を決めておきましょう。

災害時を想定した通学確認も重要

地震や大規模な交通障害が発生すると、電車やバスが長時間動かない可能性があります。

学校選びでは、通常時の所要時間だけでなく、緊急時にどのように行動するかも確認しておきましょう。

  • 学校で待機する場合の方針
  • 保護者への連絡方法
  • 災害時の引き渡し方法
  • 校内の備蓄品
  • 徒歩で帰宅できる距離か
  • 通学経路上の避難場所
  • スマートフォンが使えない場合の連絡方法

遠距離通学の場合は、電車が止まった際にすぐ帰宅できないことも想定しておく必要があります。

放課後の帰宅時刻も確認する

中学生の学校生活は、通常授業が終わればすぐに帰宅するとは限りません。

クラブ活動、補習、講習、委員会、桐蔭祭の準備などで、下校が遅くなる日があります。

特に冬は日没が早く、中学1年生の保護者は帰宅経路を心配することもあるでしょう。

王子神谷駅まで徒歩約5分であるため、校門から駅までの移動時間は短く抑えられます。

ただし、駅から自宅までの乗り換えや、自宅最寄り駅からの移動も含め、実際の帰宅時刻を確認する必要があります。

通学時間とクラブ活動の両立

クラブ活動へ積極的に参加したい子は、通学時間とのバランスが重要です。

通学時間の状況考えたいこと
片道30分以内放課後活動後も家庭学習時間を確保しやすい
片道45~60分乗り換え回数と帰宅後の生活を確認する
片道60分以上クラブ、講習、睡眠を含む一日の計画が必要
複数回乗り換え混雑や遅延による疲労を考える

同じ60分でも、一本の電車で座って通える場合と、混雑した駅で複数回乗り換える場合では負担が異なります。

本人が電車内で読書や学習をできるか、混雑で疲れやすいかも判断材料です。

留学時には学校・空港までの移動もある

東京成徳大学中学校では、中学2年生がセブ島短期語学留学へ全員参加します。

中学3年生では、希望者がニュージーランド学期留学を選択できます。

海外研修の出発時には、通常の通学とは異なり、空港や指定された集合場所まで移動する必要があります。

留学用の大きな荷物を持って移動するため、集合場所、集合時刻、保護者の同行、空港までの交通費なども確認しましょう。

普段の学校アクセスが良いことと、海外研修時の集合場所が近いことは必ずしも同じではありません。

学校見学では実際の通学経路を利用する

学校説明会やオープンスクールへ参加する際は、入学後に利用する予定の交通機関で訪問しましょう。

自動車で送迎して校舎だけを見ると、毎日の通学負担を正確に判断できません。

可能であれば、次の条件で複数回訪問すると安心です。

  • 平日の朝に近い時間
  • 土曜日の説明会
  • 雨の日
  • 桐蔭祭など多くの来校者がいる日
  • クラブ活動終了後に近い夕方

一度目は王子神谷駅、別の日は東十条駅や王子駅を利用すると、代替経路も確認できます。

通学経路を確認する際のチェックポイント

  • 自宅を何時に出る必要があるか
  • 最寄り駅まで安全に移動できるか
  • 乗り換え回数と移動距離
  • 朝の電車の混雑
  • 王子神谷駅の出口から学校まで迷わないか
  • 雨や暑さの中でも歩ける距離か
  • クラブ活動後の帰宅時刻
  • 南北線が止まった場合の代替経路
  • 通学定期券の費用
  • 6年間継続できる負担か

自動車での来校は事前案内を確認

学校説明会や入試などでは、校内の駐車場を一般来校者が自由に利用できるとは限りません。

過年度の説明会案内では、駐車場がないため、自動車での来校を控えるよう案内された例があります。

学校周辺の道路での駐停車は、交通の妨げや近隣住民への迷惑となる可能性があります。

学校行事へ参加する際は、原則として電車・バスなどの公共交通機関を利用し、最新の案内を確認しましょう。

アクセス面の主なメリット

  • 王子神谷駅2番出口から徒歩約5分
  • 駅から路線バスへ乗り換えずに通学できる
  • 東京メトロ南北線を利用できる
  • 埼玉高速鉄道線方面から直通列車を利用できる
  • 東急目黒線方面からも乗り換えを抑えられる
  • 東十条駅と王子駅も利用できる
  • 交通障害時の代替経路を複数考えられる
  • 一定の範囲では自転車通学も可能
  • 駅から学校まで繁華街を長く歩く必要がない
  • 東京都北部と埼玉県南部から通いやすい

アクセス面で確認したい注意点

  • 南北線や接続路線の朝の混雑
  • 遠距離の場合は往復の通学時間が長くなる
  • 東十条駅からは徒歩約15分かかる
  • 王子駅からの路線バスは道路状況の影響を受ける
  • 中高一貫部と高等部の校舎を間違えないようにする
  • クラブによっては別の運動施設へ移動する
  • 自転車通学には許可、保険、安全講習が必要
  • 学校行事では自動車で来校できない場合がある
  • 6年間の通学定期券代も学費とは別に必要

駅からの近さと通学範囲の広さが魅力

東京成徳大学中学校は、東京メトロ南北線「王子神谷駅」2番出口から徒歩約5分という、通学しやすい場所にあります。

南北線は、都心の主要駅を通るだけでなく、埼玉高速鉄道線や東急目黒線と直通運転を行っています。

そのため、北区や足立区などの近隣地域だけでなく、埼玉県南部、文京区、千代田区、目黒区など、幅広い地域から通学できます。

JR京浜東北線の東十条駅、王子駅からも通学でき、交通障害時に複数の経路を選べることも利点です。

更に、一定の範囲では自転車通学が認められ、実際に全体の2割強が自転車を利用しています。

一方、完全中高一貫校として6年間通うため、通学時間、乗り換え、放課後の帰宅、定期券代まで含めた確認が必要です。

駅から正門までの距離が短く、東京都内と埼玉県の双方から通学しやすいことは、東京成徳大学中学校の大きな魅力です。

学校見学では、王子神谷駅からの徒歩経路だけでなく、朝の混雑、クラブ活動後の帰宅時刻、交通障害時の代替経路を親子で確認し、6年間無理なく続けられる通学かを判断しましょう。

教育方針とカリキュラム|「自分を深める学習」とDiversity seminarで主体性を育成

東京成徳大学中学校の教育は、建学の精神である「徳を成す人間の育成」を土台としています。

知識を身につけて大学へ進学するだけでなく、他者の考えを尊重し、自分で課題を見つけ、変化する社会の中で主体的に行動できる人を育てることが目標です。

学校が目指す生徒像は、「Distinguished Learner・自律した学習者」と表現されています。

教員から指示された内容をこなすだけではなく、自分に必要な学びを考え、方法を選び、結果を振り返りながら次の行動へつなげられる生徒を目指します。

そのため、東京成徳では、基礎知識を確実に身につける「教え型」と、生徒が自分で考え、選び、深める「学び型」を組み合わせています。

更に、学校独自の「自分を深める学習」、英語・留学プログラム、ICTを活用した授業、高校1年生のDiversity seminarなどを6年間の流れの中へ配置しています。

基礎学力を丁寧に固めながら、対話、探究、海外体験、ICTを通して自分の可能性を広げていくことが、東京成徳大学中学校のカリキュラムにおける大きな特色です。

目指すのは「自律した学習者」

東京成徳が育成を目指すDistinguished Learnerは、単に成績が高い生徒を意味するものではありません。

学習や学校生活の中で、自分の目標を考え、必要な行動を選び、周囲と協力しながら成長できる生徒を表しています。

育てる力目指す姿
主体性指示を待つだけでなく、自分から課題や活動へ取り組む
創造性既にある方法を再現するだけでなく、新しい考えや表現を生み出す
チャレンジ精神失敗を恐れず、経験のないことへも挑戦する
協働力異なる考え方を持つ相手と対話し、課題を解決する
振り返る力結果と過程を見直し、次の目標や行動へつなげる
グローバルマインド異なる文化や価値観を理解し、広い視野で社会を考える

入学時点で、全ての力を身につけている必要はありません。

授業、留学、探究、学校行事、クラブ活動などを経験しながら、6年間を通して少しずつ自律した学習者へ成長していきます。

「教え型」と「学び型」を組み合わせる

東京成徳では、教員が知識や解法を丁寧に指導する授業と、生徒が主体的に考える授業のどちらか一方へ偏らないことを重視しています。

学習スタイル主な内容
教え型教員が生徒の理解度を把握し、大学進学に必要な基礎知識や技能を丁寧に指導する
学び型生徒が自分で考え、調べ、選び、仲間と協働しながら学びを深める

主体的な学習には、考えるための知識や技能が必要です。

そのため、最初から全てを生徒へ任せるのではなく、教員が基礎を支えたうえで、調査、グループワーク、プレゼンテーション、探究へ発展させます。

例えば、社会問題について発表する場合も、インターネットで情報を集めてスライドを作るだけでは不十分です。

  • テーマに必要な基礎知識を学ぶ
  • 複数の資料を調べる
  • 情報の信頼性を確認する
  • 異なる立場の意見を比較する
  • 自分の考えを根拠とともにまとめる
  • 発表後に意見や助言を受けて修正する

知識を覚える学習と、自分で考える学習を往復することで、大学入試にも社会にも対応できる力を育てます。

完全中高一貫校だからできる6年間のカリキュラム

東京成徳大学中学校の中高一貫部では、高校から外部生を募集しません。

中学校入学時から高校卒業までの6年間を一つの教育期間として考え、基礎学力、英語、留学、探究、進路選択を段階的に配置しています。

学年学習・成長の主な段階
中学1年学習習慣と人間関係の基礎を整え、iPadや発表の基本を身につける
中学2年基礎学力を伸ばし、英語力を実際に試すセブ島短期語学留学へ全員参加する
中学3年中学課程を振り返り、留学タイプ・国内タイプから自分に合うグローバル教育を選ぶ
高校1年Diversity seminarで興味のあるテーマを1年間探究する
高校2年文系・理系の学習を深め、研究論文や実地踏査型研修へ発展させる
高校3年希望する大学・学部・入試方式に合わせて、進路実現へ取り組む

高校入試の準備に時間を使わず、中学段階から海外留学や探究型学習へ取り組めることは、完全中高一貫校ならではの利点です。

一方、大学受験へ向けた教科学習を後回しにするわけではありません。

中学校では学習習慣と基礎を固め、高校では進路に応じて知識と演習を深める構成です。

学力・人間性・創造性をバランスよく育てる

東京成徳の新しいカリキュラムでは、従来から重視してきた学力、心身、人間性に加え、創造性、グローバルマインド、社会の変化へ対応する力の育成を掲げています。

育成する資質主な学習機会
学力教科学習、定期試験、補習、講習、大学入試演習
人間性自分を深める学習、学校行事、クラブ、対話
創造性探究、ICT、動画・作品制作、プログラミング
グローバルマインド英語授業、セブ島留学、ニュージーランド留学、国際交流
社会への対応力Diversity seminar、データ分析、実地踏査、進路探究

大学入試の得点力だけでなく、大学や社会へ進んだ後に、自分で学び続けられる力を育てることを目指しています。

学校独自の「自分を深める学習」

東京成徳の教育を理解するうえで欠かせないのが、学校独自の「自分を深める学習」です。

「自分とは何か」「なぜ学ぶのか」「どのように生きるのか」という問いについて、文章、映像、体験、対話などを通して考えます。

一般的な道徳の授業のように、教員が正しい答えを示して終わるものではありません。

まず自分の意見を言葉にし、他の生徒の考えを聞き、新しい気付きを得ながら考えを深めます。

学年主なテーマ学ぶ内容
中学1年人と人とのつながり自分と他者の違い、感謝、信頼、協働、人間関係について考える
中学2年命のつながり自然、食、生物多様性、環境問題、家族などへ視野を広げる
中学3年グローバル社会の中でどう生きるか世界の問題、正義や公正、仕事、将来の生き方を考える

中学1年生では、「ありがとう」の意味や、人間関係における信頼、いじりといじめの違いなど、身近な問題から考え始めます。

中学2年生では、戸隠での校外学習や自然体験とも結び付け、命、食、環境、生物多様性について考えます。

中学3年生では、海外留学や国内グローバル教育と関連させながら、社会の中で自分がどのように生きるかを考えます。

自分の意見を持つだけでなく他者の考えを知る

「自分を深める学習」では、自分の気持ちを振り返ることと、他者の意見を聞くことの両方を大切にします。

同じ文章や映像を見ても、生徒によって感じ方や考え方は異なります。

自分と異なる意見に触れることで、次のような力を身につけます。

  • 自分の考えを言葉へ整理する
  • 相手の話を最後まで聞く
  • 意見と人格を分けて考える
  • 考えが変わることを恐れない
  • 一つの問題を複数の立場から見る
  • 自分の行動を振り返る

こうした対話の経験は、学校生活の人間関係だけでなく、探究活動や将来の進路選択にもつながります。

基礎学力を支える丁寧なフォロー

主体的な学習や留学を充実させるためには、国語、数学、英語、理科、社会などの基礎学力が欠かせません。

東京成徳では、生徒の理解度を確認しながら、苦手を放置しない指導を行っています。

中学1・2年生では、定期試験前の指名補習や、平日の放課後に行う個別指導型の補習があります。

数学と英語については、放課後に週1~2回、各30分程度のボトムアップ補習を行う体制も設けられています。

学習支援主な内容
指名補習理解が不足している生徒を対象に、定期試験前などに基礎を確認する
放課後補習数学・英語などのつまずきを個別または少人数で補う
定期試験前指導学習計画を作成し、試験までに何を学ぶか整理する
試験後の面談結果だけでなく、学習方法や生活を振り返る
夏期・冬期講習基礎の補強と発展演習を、学力や目的に応じて受講する

補習や講習が用意されているからといって、家庭学習が不要になるわけではありません。

授業の復習、提出物、小テストの解き直しを継続し、必要なときに教員へ質問する姿勢が求められます。

特待生だけの固定クラスは設けない

東京成徳では、特待生や入試方式によって、入学後のクラスを固定する仕組みではありません。

学力が大きく偏らないようにクラスを編成し、教科ごとの習熟度別授業で対応します。

入試時点の成績だけで6年間の所属を決めず、入学後の努力や成長に応じて学べる環境です。

習熟度別授業については、対象となる教科、学年、クラス分けの時期、移動基準を学校説明会で確認するとよいでしょう。

英語は週8時間を基本に4技能を育成

英語教育では、「聞く」「話す」「読む」「書く」の4技能を総合的に伸ばします。

中学段階では、日本人教員による文法や読解の授業と、ネイティブ教員によるコミュニケーション活動を組み合わせ、週8時間の英語授業を基本として学びます。

英語を試験科目として覚えるだけでなく、留学先や国際交流の場で実際に使える力を育てることが目的です。

英語の力主な学習
聞くネイティブ教員の授業、音声教材、オンライン英会話
話すペアワーク、English Camp、プレゼンテーション
読む教科書、長文、ペーパーバック、社会的な題材
書く英文作成、意見文、レポート、発表原稿

英語初心者には基礎から学ぶ機会がある一方、既に英語力の高い生徒は、習熟度に応じた授業で発展的な内容へ取り組みます。

毎朝の10-minutes English

毎朝、始業前の10分間は、英語力を継続して高める「10-minutes English」に充てられています。

日常生活で使われる会話を聞き、語感や発音を身につける活動を基本としながら、学年や習熟度に応じた英語学習を行います。

短い時間でも毎日英語へ触れることで、次のような効果が期待できます。

  • 英語の音やリズムへ慣れる
  • 語彙や表現を繰り返し確認する
  • 英語学習を日常の習慣にする
  • 留学へ向けた意識を継続する
  • 検定や大学入試の学習へつなげる

一度に長時間学習するだけでなく、毎日少しずつ継続する姿勢を育てます。

English Campで英語を使う経験を積む

中学段階では、ネイティブ講師と英語だけで過ごすEnglish Campが行われます。

中学1年生の早い段階では、自己紹介、他己紹介、ゲームなどを通して、「知っている英語で相手へ伝わる」という体験を重視します。

その後は、宿泊型の活動やプレゼンテーションを取り入れ、英語で考え、仲間と協力しながら課題へ取り組む力を伸ばします。

文法的な間違いを恐れて黙るのではなく、相手へ伝えようとする姿勢を育てるプログラムです。

オンライン英会話やネイティブ教員による指導

校内には複数のネイティブ教員が在籍し、日常的に英語へ触れられる環境があります。

中学3年生では、より実践的な英語力を身につけるため、オンライン英会話や集中的な英語プログラムも行われます。

1対1のオンライン英会話では、集団授業よりも発言する時間を確保しやすくなります。

分からない表現を別の言葉で伝えることや、相手の質問を聞き返すことなど、実際のコミュニケーションに必要な力を身につけます。

ケンブリッジ英語検定で4技能を確認

英語力の到達度を確認するため、国際的な4技能試験であるケンブリッジ英語検定を取り入れています。

学校内の定期試験だけでなく、外部基準を利用することで、留学や大学進学へ向けた現在の英語力を客観的に確認します。

資格試験の合格だけを目的にするのではなく、聞く・話す・読む・書く力を総合的に伸ばすための指標として利用します。

中学2年生のセブ島留学へ向けて英語を積み上げる

現在の留学制度では、中学2年生の3学期に、フィリピン・セブ島で約2週間の短期語学留学を実施します。

全員が参加するため、中学1年生から英語で話すことへ慣れ、海外生活に必要な表現や姿勢を学びます。

現地では、英語の授業を受けるだけでなく、生活の中で自分から質問し、意思を伝えなければなりません。

そのため、留学前の英語教育では、正しい答えを選ぶ力だけでなく、次の力を重視します。

  • 間違いを恐れずに話す
  • 相手の話を聞き取ろうとする
  • 分からないときに聞き返す
  • 知っている語句を組み合わせて伝える
  • 文化や生活習慣の違いを受け入れる

中学3年生は二つのグローバル教育から選択

中学2年生で全員留学を経験した後、中学3年生は、自分の興味や目標に応じて学び方を選びます。

選択主な学習内容
留学タイプ中学3年生の3学期から約3か月、ニュージーランドの現地校へ通い、ホームステイを経験する
国内タイプ国内で英語、探究、プレゼンテーション、プログラミングなどを組み合わせたグローバル教育へ取り組む

全員を同じ学び方へ進ませるのではなく、セブ島留学を経験したうえで、自分に合う道を選ぶ仕組みです。

国内タイプは、留学へ参加しない生徒の待機期間ではありません。

中学課程の基礎を振り返りながら、グローバルコンピテンスプログラム、ミニゼミ、プレゼンテーション、プログラミングなどへ取り組み、高校課程へ備えます。

グローバルコンピテンスを育てる

東京成徳が考えるグローバル人材は、海外へ行った経験がある人や英語を流暢に話せる人だけではありません。

地域社会や世界の問題へ関心を持ち、異なる視点や価値観を理解し、他者と協力して行動できる人を目指します。

国内タイプでは、グローバルコンピテンスプログラムを通して、次のような力を育てます。

  • 自分の価値観やアイデンティティを理解する
  • 他者の立場や世界観を想像する
  • 文化の違いを尊重する
  • 社会問題を複数の視点から考える
  • 英語を含む適切な方法で意見を伝える
  • 持続可能な社会のために行動する

高校1年生のDiversity seminar

高校1年生では、総合的な探究の時間にDiversity seminarへ取り組みます。

生物、科学、社会、芸術、プログラミング、SDGsなどの幅広い分野から、自分が関心を持つ講座を選びます。

一つの講座は15名前後の少人数で、1年間かけてテーマを深く学ぶゼミ形式です。

これまでには、次のような分野の講座が設けられてきました。

  • 人と自然の関わり
  • アプリ開発
  • SDGsと社会貢献
  • 芸術文化の可能性
  • ものづくりとSTEAM
  • 環境問題を科学的に考える講座
  • 医療や職業について考える講座

講座の内容は年度によって変わります。

教員から与えられたテーマを全員が同じ方法で調べるのではなく、自分がどの講座を選び、何を探究するかを考えるところから学習が始まります。

全講座を体験してから自分で選ぶ

Diversity seminarでは、講座名だけを見て履修先を決めるのではありません。

オリエンテーションで教員から内容の説明を受け、複数の講座を予備履修したうえで、志望動機を提出します。

  1. 各講座の内容について説明を聞く
  2. 講座ごとのブースで質問・相談する
  3. 複数の講座を実際に体験する
  4. 自分の興味や進路との関係を考える
  5. 志望動機を書いて履修講座を選ぶ

自分で選んだ以上、主体的に学ぶ責任も生まれます。

この経験は、高校での文系・理系選択や、大学の学部・学科を考える際にもつながります。

Diversity seminarで身につける力

学習過程育てる力
テーマ選択自分の興味や進路について考える力
情報収集必要な資料を探し、信頼性を確認する力
実験・調査仮説を立て、方法を考えて検証する力
グループ活動意見の違いを調整し、協働する力
文章化根拠と結論を整理して説明する力
成果発表相手を意識して分かりやすく伝える力

最終的な成果だけでなく、問いを立て、失敗や修正を重ねる過程も重視されます。

高校2年生では研究論文と実地踏査へ発展

高校2年生では、高校1年生のDiversity seminarや中学段階の探究経験を基に、更に専門的な学習へ進みます。

興味のあるテーマについて研究論文を作成したり、実際の地域や施設へ出向いて調査したりします。

実地踏査型研修では、行き先やテーマを自分で考え、現地で調査し、仮説を検証します。

既にある情報をまとめるだけではなく、自分で問いを設定し、自分の調査から結論を導くことが求められます。

自由に選べる一方で、計画、安全、費用、調査方法について責任を持つ必要があります。

ICTは探究や表現を支える学習手段

東京成徳では、iPadを特定の教科だけで使うのではなく、6年間の学習基盤として活用します。

中学1年生では、情報収集、資料共有、プレゼンテーション、動画制作などの基礎を学びます。

その後、プログラミング、理科実験、探究、データ分析、研究論文作成などへ段階的に発展させます。

学年段階ICTを使った主な学び
中学1年iPadの基本操作、情報収集、スライド・動画制作
中学2年プログラミングなどの専門的な学びへ進む
中学3年理科実験や社会課題の探究へICTを活用する
高校1年Diversity seminarで調査・制作・発表へ利用する
高校2年データサイエンス、研究論文、実地調査へ発展させる
高校3年アプリ開発やビッグデータ分析など、関心に応じた専門学習へ進む

端末を使うことそのものが目的ではありません。

情報をどのように集め、何を選び、自分の考えをどの方法で表現するかを学ぶことが重要です。

プログラミングを段階的に学ぶ

中学段階では、小学校で学んだプログラミングの内容を発展させます。

学校法人片柳学園などと連携し、段階的にスキルを身につけられるカリキュラムを取り入れています。

高校では、興味を持った生徒がオリジナルアプリの開発や、より専門的な技術へ挑戦できる講座も設けられます。

全員をプログラマーにするための教育ではなく、論理的に考え、試行錯誤しながら問題を解決する力を育てることが目的です。

理科では観察・実験から問いを見つける

理科教育では、食料、医療、自然、気候など、身近な生活や社会課題とのつながりを意識します。

教科書の結論を覚えるだけでなく、観察や実験を通して、現象の背景にある原理や法則を考えます。

  • 結果を予想する
  • 実験条件を整理する
  • 観察した内容を記録する
  • 数値を表やグラフへまとめる
  • 予想と結果の違いを考える
  • 新たな疑問を次の探究へつなげる

理科の知識を、Diversity seminarやデータサイエンス、大学での専門的な学びへつなげていきます。

プレゼンテーションの機会が多い

東京成徳では、教科学習、英語、探究、留学報告、学校行事などで、プレゼンテーションへ取り組みます。

iPadを使ってスライドや動画を作成し、自分の考えを他の生徒へ発表します。

発表が得意な生徒だけが活躍するのではなく、次のような過程を経験しながら少しずつ表現力を伸ばします。

  1. 伝えたい内容を整理する
  2. 聞き手に必要な情報を考える
  3. 文章・画像・グラフを選ぶ
  4. 発表原稿や資料を作る
  5. 仲間の前で練習する
  6. 意見や助言を受けて修正する

人前で話すことが苦手な子も、少人数の発表から経験を積むことで、自信を身につけられる可能性があります。

定期試験も学び方を振り返る機会

定期試験では、得点や順位を確認するだけでなく、試験前の学習計画と試験後の振り返りを重視します。

どの教科をいつ学ぶか計画し、試験後には、理解不足、学習時間、勉強方法、生活習慣などを見直します。

試験前試験後
学習計画を立てる間違えた問題を分析する
提出物を確認する解き直しを行う
補習や質問を利用する面談で学習方法を振り返る
優先順位を決める次回の目標を決める

一度の試験結果で評価を固定するのではなく、自分に合う学び方を見つける材料として活用します。

多様な特別講座で進路への関心を広げる

通常の授業に加え、大学教員、専門家、卒業生などから学ぶ特別講座も行われます。

大学の研究、職業、海外留学、芸術、テクノロジーなど、多様なテーマへ触れることで、自分の興味や将来の進路を考えます。

中学入学時点で将来の職業や学部を決めていなくても、様々な経験から「もっと知りたい」と思える分野を見つけることができます。

教育制度の主なメリット

  • 完全中高一貫制を生かした6年間のカリキュラム
  • 基礎を教える授業と主体的に学ぶ授業を組み合わせている
  • 学校独自の「自分を深める学習」がある
  • 中学1・2年生への指名補習や放課後補習がある
  • 英語を週8時間学び、4技能を総合的に伸ばせる
  • 毎朝の10-minutes Englishで学習を習慣化できる
  • 中学2年生のセブ島留学へ全員参加する
  • 中学3年生で留学タイプ・国内タイプを選べる
  • 高校1年生のDiversity seminarで興味を深められる
  • ICT、プログラミング、理科、データ分析を段階的に学べる
  • グループワークや発表の機会が多い
  • 特待生だけの固定クラスではなく、習熟度別授業で対応する

入学前に確認したいポイント

特色の多いカリキュラムですが、本人によっては負担を感じる可能性もあります。

  • 英語週8時間の学習量を継続できるか
  • 中学2年生のセブ島全員留学へ参加できるか
  • 発表やグループワークへ少しずつ取り組めるか
  • iPadを学習目的に沿って管理できるか
  • 宿題、クラブ、学校行事を自己管理できるか
  • 補習や講習を自分から活用できるか
  • 中学3年生の留学タイプ・国内タイプをどのように選ぶか
  • Diversity seminarの講座内容が年度ごとに変わること
  • 大学入試へ向けた高校の文系・理系科目選択
  • 留学、端末、教材に必要な追加費用

ICTや留学という分かりやすい特色だけでなく、日々の授業、補習、定期試験、家庭学習を含めた全体像を確認しましょう。

学校説明会で質問したい内容

  • 現在の週当たり授業時間数と土曜日の授業
  • 英語・数学の習熟度別授業の開始学年
  • 習熟度別クラスを変更する時期と基準
  • 指名補習の対象と終了条件
  • 夏期・冬期講習の対象、科目、費用
  • 英語週8時間の授業構成
  • ネイティブ教員と日本人教員の役割分担
  • ケンブリッジ英語検定の受験学年と目標
  • 国内グローバル教育の最新プログラム
  • Diversity seminarの最新講座一覧
  • 高校の文系・理系選択と選択科目
  • 大学一般選抜へ向けた演習の開始時期

基礎を固めながら自分の学びを選ぶ6年間

東京成徳大学中学校の教育は、ICTや海外留学だけで成り立っているわけではありません。

教員が基礎知識を丁寧に教える「教え型」と、生徒が自分で考え、選び、深める「学び型」を組み合わせています。

中学段階では、教科学習と補習によって基礎を固めながら、「自分を深める学習」、英語、留学、プレゼンテーションを通して、自分と他者への理解を深めます。

高校1年生ではDiversity seminarで興味のある分野を1年間探究し、高校2年生では研究論文や実地踏査へ発展させます。

更に、iPad、プログラミング、理科実験、データサイエンスなどを学び、社会の変化へ対応できる力を身につけます。

確かな基礎学力を身につけながら、自分の興味を見つけ、異なる考えを持つ仲間と協働し、自分で進路を選べる「自律した学習者」へ成長することが、東京成徳大学中学校の教育方針とカリキュラムの中心です。

学習環境と施設設備|Apple認定のICT教育と充実した運動・学習施設

東京成徳大学中学校は、1人1台のiPadを日常の文房具として活用する先進的なICT教育と、広く明るい校舎、充実した運動施設を備えています。

2024年から2027年までのApple Distinguished Schoolに認定されており、端末を配付するだけではなく、動画制作、プレゼンテーション、プログラミング、共同編集、探究活動などへ継続的に活用しています。

校内には、MacBook Proを40台備えたラーニングコモンズ、約4万冊を所蔵する情報図書館、ネイティブ教員と交流できるグローバル・ラウンジ、338席のヴェリタスホールなどがあります。

運動施設としては、人工芝グラウンド、空調設備を備えた体育館、武道場を中高一貫部に設置しています。

更に、徒歩圏内にある高等部や新田グラウンドの温水プール、プラネタリウム、テニスコート、弓道場、陸上競技用トラックなども、授業やクラブ活動で利用します。

ICT、読書、英語、芸術、スポーツに取り組める複数の学習空間を、授業内容に合わせて使い分けられることが、東京成徳大学中学校の施設面における大きな特色です。

東京成徳大学中学校の主な施設

施設主な特色
ラーニングコモンズ教室2つ分の広さを持ち、MacBook Pro40台や大型ホワイトボードを備える
情報図書館約4万冊を所蔵し、124席の閲覧スペースと情報検索環境を備える
グローバル・ラウンジ放課後にネイティブ教員と英語で交流できる
ヴェリタスホール338席を備え、音響・映像設備を活用した講演や発表に対応する
人工芝グラウンドゴムチップ入りの人工芝と夜間照明を備える
体育館空調設備と得点の電気掲示システムを備える
武道場剣道、柔道などの授業やクラブ活動に利用する
食堂昼食に加え、放課後には軽食も販売する
ミーティングコーナー校舎2階から4階に設けられ、少人数の相談や共同学習に利用できる
和室約30畳の広さがあり、茶室として利用できる炉を備える
温水プール高等部の25m・8コースのプールを水泳授業やクラブで利用する
プラネタリウム高等部に設置され、季節の星座や校外学習の事前学習に利用する
新田グラウンド砂入り人工芝のテニスコート4面と5射座の弓道場を備える

2024~2027年のApple Distinguished School認定校

東京成徳大学中学・高等学校は、Appleが先進的な教育機関を認定するApple Distinguished Schoolに選ばれています。

現在の認定期間は、2024年から2027年です。

Apple Distinguished Schoolは、Apple製品を導入しているだけで認定されるものではありません。

テクノロジーを活用する明確な教育方針を持ち、生徒の創造性、協働力、表現力を伸ばす授業を継続的に実践している学校が選ばれます。

東京成徳では、2016年から1人1台のiPad体制を導入し、社会や技術の変化に合わせて授業内容を更新してきました。

Apple認定教育者がICT活用を支える

東京成徳には、Apple Distinguished Educatorに認定された教員が5名在籍しています。

Apple Distinguished Educatorは、Appleのテクノロジーを活用し、教育現場の改善や新しい学びの開発へ取り組む教育者です。

端末の操作方法だけを教えるのではなく、教科の目標に応じて、どの機能や表現方法を使えば学びを深められるかを考えます。

ICT活用の段階主な学び
基本操作ファイル管理、文字入力、撮影、資料の共有方法を学ぶ
情報収集必要な資料を検索し、情報の信頼性を判断する
表現文章、画像、音声、動画、スライドを目的に応じて使い分ける
協働複数の生徒が同じ資料を編集し、意見や役割を共有する
創造プログラミング、動画制作、楽曲制作、アプリ開発などへ発展させる

ICTが得意な生徒だけを対象とするのではなく、端末へ初めて本格的に触れる生徒も、基礎から段階的に学べる環境です。

1人1台のiPadを文房具として活用

生徒は1人1台のiPadを持ち、授業、家庭学習、学校行事、クラブ活動などで利用します。

紙の教科書やノートを全てデジタルへ置き換えるのではなく、学習内容に応じて紙と端末を使い分けます。

授業では、次のような活動へ活用されています。

  • 授業資料や課題の閲覧
  • 教員が作成した解説動画の視聴
  • グラフや図形の確認
  • 理科実験や校外学習の記録
  • 英語の発音・スピーキング練習
  • スライドや動画を使ったプレゼンテーション
  • グループでの資料共有と共同編集
  • 学習履歴や作品の蓄積

数学では、生徒が自分に合う解説動画やWeb教材を選んで復習できます。

英語では、自分の発音を録音して確認したり、動画を用いて英語による表現へ取り組んだりします。

理科や探究活動では、写真、映像、数値を記録し、結果を表やグラフへ整理します。

情報モラルもICT教育の一部

端末を自由に活用するためには、情報を安全かつ適切に扱う力が欠かせません。

東京成徳では、基本的な機器操作に加え、個人情報、著作権、情報の信頼性、発信時のマナーなども学びます。

  • 氏名、写真、位置情報を安易に公開しない
  • インターネット上の情報をそのまま信じない
  • 文章、画像、音楽の著作権を守る
  • 引用元を明確にする
  • 相手を傷つける表現を投稿しない
  • 学習目的と私的利用を区別する
  • 端末の利用時間を自己管理する

iPadを多く使う学校だからこそ、機器の便利さだけでなく、利用する側の責任も重視しています。

家庭でも、SNS、ゲーム、動画視聴、夜間の使用時間などについて、入学前にルールを話し合っておくことが大切です。

創造的な学びを支えるラーニングコモンズ

校内には、最新のICT環境を整備したラーニングコモンズがあります。

2022年9月に従来のコンピュータ教室を改修し、対話や共同作業を行いやすい学び合いの空間として整備されました。

広さは一般教室2つ分で、壁一面へ映像を投影できる大型ホワイトボードを備えています。

更に、MacBook Proを40台設置し、iPadだけでは行いにくい本格的な動画編集、プログラミング、デジタル作品制作などへ利用します。

設備主な活用
MacBook Pro40台動画編集、プログラミング、アプリ・作品制作
大型ホワイトボード映像の投影、発表、複数資料の比較
可動しやすい学習空間グループワーク、探究、共同制作
周囲の木製ベンチ相談、休憩、少人数での作業

教員から一方向に説明を聞く教室ではなく、生徒が移動し、話し合い、試行錯誤しながら作品や答えをつくる空間です。

ICTを使った学校行事・課外活動

東京成徳のICT活用は、通常の教科学習だけに限られません。

過去には、文化祭をオンラインでも楽しめるよう、生徒がMinecraftを使って校舎を仮想空間へ再現しました。

校舎の寸法を測り、複数の生徒が役割を分担し、意思疎通や技術上の問題を解決しながら完成させた取り組みです。

このような活動では、次の力を同時に使います。

  • 現実の建物を正確に計測する力
  • デジタル空間で再現する技術
  • 作業を分担する計画力
  • 仲間とデータや情報を共有する力
  • トラブルを解決する力
  • 来場者に楽しんでもらうための発想力

テクノロジーを使うこと自体ではなく、自分たちが実現したい企画のために、必要な技術を選ぶ姿勢を育てます。

約4万冊を所蔵する情報図書館

情報図書館には約4万冊の蔵書があり、124席の閲覧スペースが用意されています。

天井が高く、落ち着いて読書や学習へ取り組める環境です。

小説や新書だけでなく、各教科の参考資料、社会問題、科学、芸術、進路研究など、授業や探究活動へ利用できる書籍を備えています。

パソコンによる情報検索やインターネット利用にも対応し、書籍とデジタル情報を組み合わせて調査できます。

雑誌も複数用意され、社会や文化の最新情報へ触れられます。

探究学習を支える情報収集の拠点

Diversity seminarや研究論文では、インターネット検索だけでなく、複数の資料を比較し、情報の根拠を確認する必要があります。

情報図書館は、次のような学習へ活用できます。

  • 授業で生まれた疑問を更に調べる
  • 探究テーマに関する書籍を探す
  • 異なる立場から書かれた資料を比較する
  • プレゼンテーションの根拠を集める
  • 留学先の文化や歴史を調べる
  • 大学の学部や職業について研究する
  • 落ち着いた環境で自習する

検索結果の上位に表示された情報だけで結論を出さず、書籍、雑誌、データベースなどを合わせて利用する力を育てます。

英語を日常的に使えるグローバル・ラウンジ

グローバル・ラウンジは、英語を授業科目として学ぶだけでなく、実際のコミュニケーションへ使うための空間です。

放課後にはネイティブ教員が常駐し、生徒が英語で会話を楽しめます。

留学前の相談、英語の課題、発音、資格試験、海外文化について質問できる機会にもなります。

英語が得意な生徒だけが利用する場所ではありません。

短い挨拶や簡単な会話から始め、間違いを恐れずに英語を使う姿勢を育てます。

活用例身につく力
ネイティブ教員との日常会話聞き取る力、話しかける勇気
留学前の相談現地生活や文化への理解
英語課題の質問自分から助けを求める力
英語検定や入試の準備発音、面接、スピーキング力

338席を備えたヴェリタスホール

ヴェリタスホールは、338席を備えた階段状の多目的ホールです。

本格的な音響・映像設備があり、講演、説明会、学年集会、芸術鑑賞、発表などへ利用されます。

壇上で発表する生徒と、客席で聞く生徒の双方が、内容へ集中しやすい空間です。

留学報告や探究成果の発表では、iPadや映像資料を活用し、多くの生徒へ自分の経験を伝えられます。

ホール名の「ヴェリタス」は真実を意味し、ホール前のオブジェには、好奇心や探究心を大切にする言葉が刻まれています。

人工芝と夜間照明を備えたグラウンド

中高一貫部の校舎に囲まれたグラウンドは、ゴムチップ入りの全面人工芝です。

広さは約2,400平方メートルで、体育の授業、サッカー、行事練習などへ利用します。

人工芝は、土のグラウンドと比べて雨の後に泥で汚れにくく、表面の状態が安定しやすいことが利点です。

夜間照明も備えているため、季節によって日没が早い時期にも活動できます。

一方、夏季には人工芝の表面温度が上がりやすいため、気温、暑さ指数、水分補給などを考慮した安全管理が必要です。

空調と電気掲示システムを備えた体育館

中高一貫部の体育館は約1,182平方メートルの広さがあり、空調設備を備えています。

体育授業のほか、バスケットボール、バドミントン、ダンスなどのクラブ活動や学校行事へ利用します。

得点を表示できる電気掲示システムも設置され、試合形式の授業や大会にも対応できます。

空調設備があることで、暑さや寒さの影響を抑えながら活動できます。

ただし、中学生と高校生、複数のクラブが使用するため、活動日や時間帯は団体ごとに調整されます。

武道場と和室で日本文化へ触れる

中高一貫部には、約568平方メートルの武道場があります。

剣道、柔道などの授業やクラブ活動を通して、技術だけでなく、礼、姿勢、相手への敬意を学びます。

また、約30畳の和室には茶室として利用できる炉が切られており、茶道部などが活動しています。

Apple認定校として先進的なICTを取り入れる一方、日本の武道や伝統文化に向き合う環境も設けています。

昼食と放課後の軽食を購入できる食堂

校内には、中学生も利用できる食堂があります。

昼食を購入できるほか、放課後には軽食も用意されます。

毎日の弁当準備が難しい日や、クラブ活動・補習の前に軽く食事を取りたい場合に利用できます。

中学生の利用も多く、購入した食事を食堂で食べたり、教室へ持ち帰ったりする運用が行われます。

食堂のメニュー、価格、販売時間、支払方法は年度によって変更される可能性があります。

食物アレルギーがある場合は、原材料表示や学校の対応を入学前に確認しましょう。

少人数の対話に使えるミーティングコーナー

校舎の2階から4階には、各階1~2か所のミーティングコーナーがあります。

教室以外でも、少人数で話し合い、資料を確認し、共同作業を進められる場所です。

グループワーク、委員会、行事準備、探究活動などに活用できます。

また、職員室前には丸テーブルがあり、放課後や定期試験前には、生徒が教員へ質問したり、個別補習を受けたりする場所となっています。

専用教室へ移動しなくても、日常的に相談や学び合いができる空間が校内へ配置されています。

校舎内は小さな美術館

東京成徳の校舎には、近代絵画、リトグラフ、エッチングなど、約100点の美術作品が飾られています。

作品は広く明るい廊下やミーティングコーナーなどへ配置され、定期的に掛け替えられます。

美術館へ出かける特別な日だけでなく、毎日の学校生活の中で芸術へ触れることができます。

理科実験室の前にはノーベル賞受賞者の写真も掲示され、科学への興味や探究心を刺激する工夫が見られます。

ICTや大学受験に必要な学力だけでなく、芸術や科学へ自然に関心を持てる環境です。

高等部の温水プールを水泳授業で利用

中高一貫部の生徒は、徒歩圏内にある高等部の室内温水プールを利用します。

プールは25m・8コースで、各学年とも1学期に水泳授業が行われます。

室内温水プールのため、屋外プールよりも天候や気温の影響を受けにくい環境です。

水泳部も高等部のプールを活動場所として利用します。

水泳が苦手な生徒、健康上の事情がある生徒は、泳力別指導、見学時の課題、授業上の配慮について確認しておくと安心です。

プラネタリウムを理科学習に活用

高等部には、学校施設としては珍しいプラネタリウムがあります。

中高一貫部の生徒も、新入生の施設見学や、夏の校外学習へ向けた事前学習で利用します。

季節の星座や天体の動きを、教科書の図だけでなく、投影された星空を見ながら学べます。

天文部の活動や理科への興味を深める施設としても魅力があります。

新田グラウンドのテニスコートと弓道場

隅田川沿いにある新田グラウンドには、テニスコートと弓道場があります。

テニスコートは砂入り人工芝4面、弓道場は28m・5射座です。

男子・女子テニス部、弓道部などが利用します。

通常の中高一貫部キャンパスとは別の場所にあるため、クラブ活動を希望する場合は、移動方法と活動終了後の帰宅経路を確認しましょう。

複数の施設を使う東京成徳の運動環境

場所主な施設
中高一貫部人工芝グラウンド、体育館、武道場
高等部大型体育館、人工芝グラウンド、陸上競技用トラック、温水プール、プラネタリウム
新田グラウンドテニスコート4面、弓道場
大原グラウンドサッカーなどで利用する校外運動施設

中高一貫部の校地だけを見ると、郊外型の学校のような広大な運動施設はありません。

一方、高等部や校外グラウンドを共同利用することで、多様な競技へ対応しています。

希望する運動部がある場合は、練習場所、移動時間、交通費、休日活動まで確認することが重要です。

災害に備えたサバイバルキット

学校では、大規模地震などによって生徒がすぐに帰宅できない場合に備え、全生徒分のサバイバルキットを用意しています。

キットには、3日分の食料と水、暖を取るための敷物などが含まれます。

東京成徳には東京都内だけでなく、埼玉県や遠方から通う生徒もいます。

交通機関が停止した際に、無理に帰宅させず、校内で安全に待機できる備えは重要です。

家庭でも、学校との連絡方法、引き渡し方法、通学経路上の避難場所を確認しておきましょう。

施設設備の主なメリット

  • 2024~2027年のApple Distinguished School認定校
  • 2016年から1人1台のiPad教育を継続している
  • Apple Distinguished Educatorに認定された教員が5名在籍している
  • MacBook Pro40台を備えたラーニングコモンズがある
  • 約4万冊・124席の情報図書館を利用できる
  • グローバル・ラウンジでネイティブ教員と交流できる
  • 338席のヴェリタスホールで講演や発表を行える
  • 人工芝グラウンドと空調付き体育館を備える
  • 高等部の温水プールやプラネタリウムを利用できる
  • 新田グラウンドのテニスコートや弓道場を利用できる
  • 食堂で昼食や放課後の軽食を購入できる
  • 全生徒分の災害用サバイバルキットを備えている

入学前に確認したい注意点

  • iPad本体、Apple Pencil、ケースなどの購入方法と費用
  • 端末の保証、故障、紛失、買い替え時の対応
  • 家庭で必要となるインターネット環境
  • 学校と家庭における端末利用ルール
  • 情報図書館の開館時間と放課後の利用
  • 食堂のメニュー、価格、支払方法、アレルギー表示
  • 温水プールまでの移動と水泳授業の内容
  • 希望するクラブが利用する施設
  • 高等部や校外施設までの移動方法
  • 体育館や人工芝グラウンドの利用時間
  • 災害時の校内待機と保護者への引き渡し方法

学校見学で確認したいポイント

施設の名称や設備数だけでは、生徒が普段どのように利用しているかまでは分かりません。

学校説明会、校舎見学会、オープンスクール、桐蔭祭では、次の点を確認しましょう。

  • 生徒が授業中にiPadをどのように使っているか
  • 紙の教材とデジタル教材の使い分け
  • ラーニングコモンズで行われる授業
  • 情報図書館で自習している生徒の様子
  • グローバル・ラウンジの利用方法
  • 職員室前で教員へ質問しやすい雰囲気か
  • 体育館や人工芝グラウンドの広さ
  • 食堂の混雑や中学生の利用状況
  • 希望するクラブの練習場所
  • 高等部・新田グラウンドまでの移動負担

ICT設備が新しいかどうかだけでなく、授業の目的に沿って実際に使われているかを見ることが大切です。

施設と教育方針のつながりを見る

教育の特色関連する施設
ICT・創造的な学びiPad、MacBook Pro、ラーニングコモンズ
探究・情報収集情報図書館、ミーティングコーナー、ヴェリタスホール
英語・グローバル教育グローバル・ラウンジ、ICT環境、発表施設
芸術・感性校内の美術作品、ヴェリタスホール、音楽・美術教室
スポーツ人工芝グラウンド、体育館、武道場、温水プール、テニスコート
日本文化武道場、和室、茶室
安全・防災全生徒分のサバイバルキット、校内待機環境

東京成徳の施設は、見栄えのよい設備をそろえることだけを目的としていません。

学校が目指す「自律した学習者」を育てるため、生徒が自分で調べ、選び、制作し、発表し、他者と協働できる空間として設計されています。

ICTと多様な学習空間を使いこなす6年間

東京成徳大学中学校は、2024~2027年のApple Distinguished Schoolとして、1人1台のiPadと教員の指導力を組み合わせたICT教育を行っています。

校内には、MacBook Pro40台を備えたラーニングコモンズ、約4万冊の情報図書館、グローバル・ラウンジ、338席のヴェリタスホールなどが整っています。

更に、人工芝グラウンド、空調付き体育館、武道場に加え、高等部や校外施設の温水プール、プラネタリウム、テニスコート、弓道場も利用できます。

一つの教室だけで学習を完結させず、テーマや目的に応じてICT空間、図書館、ホール、英語交流施設、運動施設を使い分けられることが、東京成徳の学習環境の魅力です。

学校見学では、設備の新しさや数だけでなく、生徒が自分から施設を使い、教員や仲間と学び合っているかを確認しましょう。

学校生活と行事|中2セブ島全員留学と中3の選択型グローバル教育

東京成徳大学中学校では、授業、学校行事、海外留学、文化・芸術体験を通して、生徒が自分で考え、仲間と協力しながら行動する力を育てています。

体育祭や桐蔭祭では、生徒会や実行委員が企画、種目決定、司会進行、装飾、広報、当日の運営などを担当します。教員が用意した行事へ参加するだけでなく、生徒自身が学校生活をつくることを重視している点が特徴です。:contentReference[oaicite:0]{index=0}

更に、中学2年生はフィリピン・セブ島で行われる約2週間の短期語学留学へ全員参加します。その経験を踏まえ、中学3年生では、ニュージーランド学期留学へ参加する「留学タイプ」と、国内で英語・探究・創造的な学びを深める「国内タイプ」のどちらかを選択します。

全員が同じ経験をした後、一人ひとりが自分の関心や目標に合う学び方を選ぶ仕組みは、東京成徳が掲げる「自律した学習者」の育成を象徴するものです。:contentReference[oaicite:1]{index=1}

体育祭、桐蔭祭、合唱祭、自然体験、芸術鑑賞、海外留学など、多様な経験の中から自分の役割や目標を見つけられることが、東京成徳大学中学校の学校生活における大きな魅力です。

東京成徳の主な年間行事

時期主な行事主な特色
4月入学式、始業式、オリエンテーション、クラブ紹介、健康診断完全中高一貫校での6年間をスタートし、学校生活や学習方法を確認する
5月頃中間試験、体育祭中高合同で実施し、生徒が中心となって企画・運営する
6月頃個人面談、進路指導週間、授業参観、歌舞伎鑑賞教室学習・生活を振り返り、高校生は日本の伝統文化にも触れる
7月期末試験、終業式、補習、夏期講習1学期の学習を振り返り、基礎補強や発展学習へ取り組む
夏休みクラブ合宿、戸隠校外学習自然の中での登山、テント生活、共同作業などを経験する
9月頃始業式、防災避難訓練、桐蔭祭学年・クラブ・有志企画を生徒主体でつくり上げる
10月頃中間試験、中学スポーツ大会クラス対抗の競技を通して団結力を高める
11月頃個人面談、創立記念日、中学生徒会選挙学校生活を振り返り、新しい生徒会役員を選ぶ
12月期末試験、中学合唱祭、冬期講習、終業式クラスで一つの合唱を完成させ、学習面も補強する
1月頃ニュージーランド学期留学出発留学タイプを選んだ中学3年生が約3か月間の現地生活を始める
2月頃セブ島短期語学留学、校外学習、実地踏査型研修旅行中学2年生は全員留学、高校生は探究を実地調査へ発展させる
3月学年末試験、ミュージカル鑑賞会、卒業式、修了式、スキー教室1年間を締めくくり、芸術やスポーツにも触れる

行事の日程、対象学年、実施場所、参加方法は年度によって変更される可能性があります。学校公式の年間予定や在校生向け案内で最新情報を確認しましょう。

午前8時25分から始まる学校生活

東京成徳大学中学校では、午前8時25分にホームルームが始まります。

生徒はそれまでに教室へ入り、教材やiPadを準備して一日の学校生活を始めます。

授業だけでなく、クラブ活動、補習、委員会、行事準備などもあるため、帰宅時刻は日によって変わります。

特に行事前や定期試験前は、放課後に活動する時間が増える場合があります。通学時間の長い家庭は、帰宅後の食事、家庭学習、睡眠まで含めて一日の生活を考えることが大切です。

毎朝10分間の「10-minutes English」

東京成徳では、毎朝の始業前に10分間の英語学習「10-minutes English」を行っています。

日常的な場面で使われる英会話を聞き、英語の音や発音、語感に慣れる活動が基本です。

学年や英語力によっては、英語のペーパーバックを読んだり、大学入試問題へ取り組んだりする生徒もいます。

短時間でも毎日継続して英語へ触れることで、英語学習を特別なものではなく、学校生活の一部にします。:contentReference[oaicite:2]{index=2}

毎学期実施されるEnglish Camp

英語を実際に使う機会として、ネイティブ講師によるEnglish Campも行われています。

生徒約10名に対してネイティブ講師1名程度の環境で、一日を通して英語を使った活動へ取り組みます。

中学1年生の1学期には、英語による自己紹介、他己紹介、ゲームなどから始めます。2学期には宿泊型の活動も行い、プレゼンテーションへ発展させます。

文法的に正しい英文をつくることだけでなく、知っている表現を使って相手へ伝える経験を重視しています。:contentReference[oaicite:3]{index=3}

入学直後のオリエンテーション

中学1年生は、入学式後のオリエンテーションを通して、学校生活の基本を学びます。

  • 校内施設や教室の確認
  • 学校生活の決まり
  • 授業の受け方と家庭学習
  • iPadの利用方法
  • 委員や係の選出
  • クラブ活動の紹介
  • クラスメイトとの交流

小学校とは、通学時間、授業時間、教科担当制、定期試験など、多くの点が異なります。

最初から全てを一人で管理することを求めるのではなく、教員や上級生の支援を受けながら、中学生としての生活へ慣れていきます。

中高合同で行う体育祭

体育祭は、中学1年生から高校3年生までが参加する、中高一貫部の大きな行事です。

学外の広いグラウンドを利用し、クラス対抗、グループ対抗、個人対抗など、様々な競技を行います。

競技へ参加するだけでなく、チーム分け、種目決定、司会進行、用具、放送、裏方の仕事、団体Tシャツの制作なども生徒が中心となって進めます。

特に高校3年生は、6年間の学校生活の集大成として、体育祭全体の運営へ責任を持って関わります。:contentReference[oaicite:4]{index=4}

体育祭で育てる主体性と協働力

体育祭では、運動が得意な生徒だけが活躍するわけではありません。

得意分野生かせる役割
スポーツ選手、リレー、クラス競技
人前で話すこと司会、競技説明、応援
デザイン団体Tシャツ、装飾、掲示物
機器の操作放送、音響、記録
計画や調整競技順、集合、用具管理
周囲への気配り体調確認、安全管理、下級生の支援

競技の勝敗だけでなく、準備を最後までやり遂げ、学年の異なる仲間と協力する過程が重要な学びとなります。

中学生だけで競うスポーツ大会

中学1年生から3年生を対象に、中学スポーツ大会も行われます。

体育祭とは異なる種目を中心に、生徒の希望も取り入れながら競技を決めます。

過年度には、サッカー、ドッジボール、バスケットボール、全員リレー、大縄跳びなどが行われました。

クラス対抗で実施されるため、普段の授業とは異なる場面で、仲間の得意なことや意外な一面を知る機会になります。:contentReference[oaicite:5]{index=5}

年間最大の行事「桐蔭祭」

東京成徳の文化祭は、「桐蔭祭」と呼ばれます。

企画から準備、当日の運営までを生徒が行う、年間最大の学校行事です。

中学1年生から3年生は、学年ごとの団体企画として、演劇、展示、来場者参加型のアトラクションなどへ取り組みます。

高校1・2年生は、有志企画やクラブ単位で参加し、高校生が学校全体の運営を支えます。:contentReference[oaicite:6]{index=6}

桐蔭祭は企画するところから始まる

桐蔭祭では、決められた展示物を制作するだけではありません。

生徒が来場者に何を伝えたいか、どのように楽しんでもらうかを考え、企画を具体化します。

  1. 企画の目的やテーマを考える
  2. クラスやグループで意見を出す
  3. 必要な役割と作業を整理する
  4. 予算、安全、時間、会場の条件を確認する
  5. 展示物、演劇、映像などを制作する
  6. リハーサルを行い、問題点を修正する
  7. 当日の案内や運営を担当する

意見がまとまらない場合や、準備が予定通りに進まない場合もあります。

そのような問題を仲間と話し合い、計画を修正する経験が、自律性や協働力の育成につながります。

ICTを生かした文化祭の企画

Apple Distinguished SchoolとしてのICT環境は、桐蔭祭でも活用されます。

過去には、生徒がMinecraftを使って学校の校舎を仮想空間に再現し、オンラインでも桐蔭祭を楽しめる企画を制作しました。

校舎の寸法を測り、複数の生徒で作業を分担し、データを共有しながら完成させたものです。

そのほかにも、動画制作、デジタル展示、オンライン発表など、生徒のアイデアをICTによって形にできます。

受験生が生徒の雰囲気を確認できる機会

桐蔭祭は、受験生や保護者が東京成徳の学校生活を知る重要な機会です。

学校説明会では教員から教育方針を聞くことが中心ですが、桐蔭祭では在校生が実際に活動する様子を見られます。

  • 生徒が来場者へ自然に挨拶しているか
  • 中学生と高校生がどのように協力しているか
  • 企画へ主体的に取り組んでいるか
  • 男女が自然に役割を分担しているか
  • 教員が生徒をどのように支えているか
  • 希望するクラブの発表や展示があるか

桐蔭祭の一般公開は、年度によって事前申込制となる場合があります。訪問前に学校公式サイトで入場方法を確認しましょう。:contentReference[oaicite:7]{index=7}

クラスで一つの音楽を完成させる中学合唱祭

中学合唱祭は、中学生がクラスごとに一つの合唱をつくり上げる行事です。

歌唱力の高い生徒だけで完成するものではなく、全員が異なる声を聞きながら、音程、リズム、強弱を合わせる必要があります。

練習当初は、意欲や技術に差があり、クラスがまとまらないこともあります。

しかし、練習を重ね、互いに声を掛けながら目標へ向かうことで、クラス全体の団結が深まります。:contentReference[oaicite:8]{index=8}

合唱祭で経験する課題解決

合唱祭の練習では、次のような問題が起きる場合があります。

  • 練習への意欲に差がある
  • パートごとに音程が合わない
  • 指揮者や伴奏者へ負担が集中する
  • 練習時間の使い方について意見が分かれる
  • 行事と定期試験の準備が重なる

教員から指示されるのを待つだけでなく、クラスで話し合い、役割や練習方法を見直します。

本番の結果だけでなく、意見の異なる仲間と一つの目標を共有する過程が大切です。

生徒会選挙と生徒主体の学校づくり

東京成徳には、中学生徒会と高校生徒会があります。

中学生徒会の役員は例年11月頃、高校生徒会の役員は6月頃に選ばれます。

中学1年生から立候補する生徒もおり、約1週間の選挙活動を行います。

選挙後は、役員だけでなく、多くの生徒会スタッフが体育祭や桐蔭祭などの学校行事へ関わります。:contentReference[oaicite:9]{index=9}

生徒会活動で身につける力

  • 自分の考えや公約を伝える
  • 学校全体の課題を見つける
  • 学年の異なる生徒の意見を聞く
  • 行事の日程や役割を調整する
  • 教員と相談しながら企画を実現する
  • 結果を振り返り、次年度へ引き継ぐ

選挙で役員になった生徒だけが学校づくりを担うのではありません。

行事スタッフ、委員会、クラス係など、様々な立場から学校生活へ関わることができます。

中学2年生のセブ島短期語学留学

東京成徳を代表する学校行事が、中学2年生のセブ島短期語学留学です。

約2週間にわたり、学年全員がフィリピン・セブ島の語学学校で生活し、英語を集中的に学びます。

2026年に実施された研修は、2月8日から2月21日までの約2週間でした。生徒はマンツーマン中心の英語授業へ取り組み、現地スタッフや友人との交流、施設訪問なども経験しました。:contentReference[oaicite:10]{index=10}

入学時点で英語が得意な生徒だけが参加する選抜研修ではなく、原則として全員が同じ海外体験を共有する点が特徴です。

2週間で約80コマの英語レッスン

セブ島での研修では、2週間で合計約80コマの英語レッスンを行います。

授業は、マンツーマンレッスンと3~4名程度の少人数クラスが中心です。

平日は、毎朝の単語テストから始まり、個々の英語力に合わせて段階的に学習を進めます。

主な授業内容
マンツーマン生徒一人ひとりの英語力に合わせ、発音、会話、語彙などを学ぶ
少人数レッスン3~4名程度で会話、意見交換、共同課題へ取り組む
単語テスト毎朝実施し、基礎語彙を繰り返し定着させる
PBL型学習社会課題について調べ、チームで考え、英語で発表する
スタディツアー現地の自然、文化、生活、社会課題へ直接触れる

短期間の海外旅行ではなく、規則正しい生活の中で英語学習へ集中するプログラムです。:contentReference[oaicite:11]{index=11}

英語だけでなく社会課題も学ぶ

セブ島留学では、英語力を高めることだけを目的としていません。

貧困や環境問題など、フィリピンが抱える社会課題を題材としたPBL型学習も行われます。

週末には、現地の施設や地域を訪れ、そこに暮らす人々の話を聞く活動も組み込まれます。

日本で資料を読むだけでは分からない現実へ触れ、調べた内容や自分の考えをプレゼンテーションへまとめます。:contentReference[oaicite:12]{index=12}

全員留学で育てる自立心

中学2年生にとって、親元を離れて海外で約2週間生活することは、大きな経験です。

授業だけでなく、荷物、時間、体調、洗濯物、友人関係なども自分で管理する必要があります。

  • 決められた時間に起床・集合する
  • 授業に必要な教材を準備する
  • 体調の変化を周囲へ伝える
  • 困ったときに自分から助けを求める
  • 友人と声を掛け合う
  • 予定外の出来事へ柔軟に対応する

2026年の研修では、往路の航空便が機材トラブルと天候によって大幅に遅れる出来事がありましたが、生徒は仲間と声を掛け合いながら対応しました。

このような予想外の経験も、柔軟性や自立心を育てる機会となります。:contentReference[oaicite:13]{index=13}

セブ島での生活・健康管理

語学学校と宿泊施設は、同じ建物または同じ敷地内に設けられ、外部との出入りが管理されています。

宿泊場所は男女別に分かれ、食事は1日3食提供されます。

学校公式では、警備員の配置、宿泊施設の出入りの確認、毎日の検温、健康カード、食事の栄養管理、アレルギー対応などを行うと案内しています。:contentReference[oaicite:14]{index=14}

ただし、海外では日本と気候、食事、水、医療環境が異なります。

持病、食物アレルギー、常用薬、乗り物酔い、睡眠などに不安がある場合は、入学前または研修準備の段階で学校へ相談しましょう。

中学3年生は二つのタイプから選択

中学2年生で全員留学を経験した後、中学3年生の1学期中に、次の二つのグローバル教育から一つを選びます。

選択タイプ主な内容
留学タイプニュージーランドの現地校へ約3か月間通い、ホームステイを経験する
国内タイプ国内で基礎学力、英語、探究、プログラミング、プレゼンテーションなどを学ぶ

セブ島で得た経験を振り返り、自分の目標、英語学習への意欲、健康面、将来の進路などを考えて選択します。

全員を同じプログラムへ進ませるのではなく、生徒自身が自分に適した方法を選ぶことに意味があります。:contentReference[oaicite:15]{index=15}

留学タイプのニュージーランド学期留学

留学タイプを選択した生徒は、中学3年生の年度後半から、ニュージーランドで約3か月間の学期留学を経験します。

語学学校だけへ通うのではなく、現地の中等教育学校へ在籍し、ニュージーランドの生徒と同じ学校生活を送ります。

生活はホームステイが基本です。

ホストファミリーとの会話、通学、授業、食事、家事などを通して、英語を日常生活の道具として使用します。

現地校1校につき原則3名以内

ニュージーランド学期留学では、現地校1校につき、東京成徳の生徒を原則3名以内に分けて配置します。

同じ学校の友人だけで集まり、日本語だけで生活することを避けるためです。

現地では、自分から教員や同級生へ話しかけ、分からないことを質問する必要があります。

  • 英語で授業内容を確認する
  • ホストファミリーへ希望を伝える
  • 現地の規則や生活習慣を理解する
  • 文化の違いから生まれる誤解を解決する
  • 必要に応じて現地アドバイザーへ相談する

英語力だけでなく、責任感、自立心、積極性、異文化を受け入れる姿勢を育てるプログラムです。:contentReference[oaicite:16]{index=16}

留学前の準備も大切な学習

ニュージーランド留学へ参加する場合は、英語学習だけでなく、生活面や健康面の準備も必要です。

  • パスポートや渡航書類の準備
  • ホームステイ先での生活ルール
  • 洗濯や荷物の管理
  • 体調不良時の説明
  • アレルギーや服薬に関する伝え方
  • 日本とニュージーランドの文化の違い
  • 現地校での授業の受け方

学校では生徒・保護者向けの説明会を行い、必要な準備を段階的に案内します。

留学中は、家庭との連絡に一定のルールが設けられる場合があります。本人が自分で問題を解決する経験を尊重しながら、学校や現地アドバイザーが必要な支援を行います。

国内タイプもグローバル教育の一つ

国内タイプは、ニュージーランドへ行かない生徒が通常授業を続けるだけのコースではありません。

約3か月間、少人数の学習環境をつくり、次の三つを目的とする独自のカリキュラムへ取り組みます。

  1. 高校課程へ向けた基礎学力の定着
  2. グローバル人材へのステップアップ
  3. 創造的な学びの実践

英語、グローバルコンピテンス、ミニseminar、プレゼンテーション、プログラミング、「自分を深める学習」などを組み合わせます。:contentReference[oaicite:17]{index=17}

国内タイプで行う学習

学習分野主な内容
基礎学力中学3年間の学習を振り返り、高校課程へ必要な土台を固める
英語文法だけでなく、聞く・話す・読む・書く力を総合的に伸ばす
グローバル教育異文化、社会課題、多様な視点について考える
ミニseminar高校のDiversity seminarへつながる探究活動を先行して経験する
プレゼンテーション自分の考えを整理し、相手へ分かりやすく伝える
プログラミングテクノロジーを活用して創造的な課題へ取り組む

海外へ行くかどうかだけでグローバル教育を判断せず、国内でも異なる文化や価値観を理解し、社会へ行動を起こす力を育てます。

留学タイプと国内タイプのどちらを選ぶか

どちらのタイプが優れているというものではありません。

留学タイプが合いやすい子国内タイプが合いやすい子
海外で長期間生活してみたい国内で学力や探究を重点的に伸ばしたい
英語を生活の中で使いたいプログラミングや創造的な学びへ関心がある
ホームステイへ挑戦したい高校課程へ向けた基礎を固めたい
環境の変化を成長の機会にしたい海外以外の分野へ目標を見つけている
将来の海外進学も検討したい国内で国際的な視点を身につけたい

費用や安全面だけでなく、本人が何を学びたいかを中心に考えましょう。

自然の中で協力する戸隠校外学習

夏休みには、戸隠での校外学習が行われます。

学校公式では、中学2年生の特色ある行事として、登山やテント生活、薪を使った炊飯などが紹介されています。

日常の便利な生活から離れ、仲間と協力しながら自然の中で過ごします。:contentReference[oaicite:18]{index=18}

戸隠での活動では、次のような力が求められます。

  • 自分の荷物を管理する
  • 時間と集団のルールを守る
  • 食事の準備や片付けを分担する
  • 天候や体調の変化へ対応する
  • 疲れている仲間へ声を掛ける
  • 自然環境を大切にする

海外留学とは異なる環境で、自立心や協働力を育てる宿泊行事です。

宿泊行事が不安な子への準備

留学や戸隠校外学習では、家庭を離れて集団生活を送ります。

宿泊行事を楽しみにする子がいる一方、睡眠、食事、入浴、友人関係、体調管理へ不安を感じる子もいます。

入学前から、次のような習慣を身につけておくと安心です。

  • 自分で起床して身支度を整える
  • 必要な持ち物を確認する
  • 衣類や荷物を整理する
  • 体調の変化を言葉で説明する
  • 困ったときに教員や友人へ相談する
  • 食事や生活習慣の違いを受け入れる

ミュージカル鑑賞会で舞台芸術に触れる

中学1・2年生は、劇団四季のミュージカルを鑑賞します。

初めて本格的なミュージカルを見る生徒も多く、歌、演技、ダンス、舞台美術、照明、音響を組み合わせた表現へ触れます。

毎年異なる演目を鑑賞し、作品のテーマや登場人物の生き方について考える機会にもなります。:contentReference[oaicite:19]{index=19}

東京成徳では、ICT、英語、探究だけでなく、芸術を直接鑑賞する経験も大切にしています。

歌舞伎鑑賞教室で日本文化を学ぶ

高校1年生に当たる4年次には、歌舞伎鑑賞教室が行われます。

海外留学や国際交流で日本について質問されたとき、自国の文化を説明できることもグローバル教育の一部です。

歌舞伎の歴史や鑑賞方法について学んだ後、実際の舞台を鑑賞し、日本独自の演技、音楽、衣装、舞台表現へ触れます。:contentReference[oaicite:20]{index=20}

春休みの戸隠高原スキー教室

春休みには、戸隠高原でスキー教室も実施されています。

初心者も専門の講師から指導を受け、段階的に滑り方を学びます。

技術の上達だけでなく、異なる学年の生徒と宿泊生活を送り、仲間との交流を深める行事です。:contentReference[oaicite:21]{index=21}

参加対象、参加条件、費用、日数は年度によって異なる可能性があるため、最新の案内を確認しましょう。

行事と定期試験の両方へ取り組む

東京成徳では、学校行事が多い一方、中間試験、期末試験、学年末試験も行われます。

桐蔭祭、体育祭、合唱祭の準備と、試験勉強の時期が近くなることもあります。

学校生活を充実させるためには、次のような自己管理が必要です。

  • 提出物の締切を確認する
  • 行事準備が始まる前に復習を進める
  • 短い時間でも毎日学習する
  • クラブ・委員会・補習の予定を整理する
  • 睡眠時間を削りすぎない
  • 忙しいときは早めに教員や仲間へ相談する

長期休暇中にも講習・補習がある

夏休みや冬休みには、夏期講習、冬期講習、補習授業が行われます。

基礎学力を補う講座だけでなく、学年や進路に応じた発展的な学習へ取り組む場合もあります。

クラブ合宿、戸隠校外学習、留学準備などと日程が重なる可能性もあるため、年間予定を確認しながら参加する講座を決めます。

行事へ積極的に関わる子ほど経験が広がる

東京成徳には多彩な行事がありますが、在籍しているだけで全ての力が自動的に身につくわけではありません。

自分から実行委員、係、生徒会、発表者などへ挑戦することで、経験の幅が広がります。

人前に立つことが得意でなくても、装飾、記録、映像、音響、資料作成、会場整理など、多様な役割があります。

目立つ役割だけをリーダーシップと考えず、自分の得意な方法で集団へ貢献することが大切です。

海外行事には別途費用が必要

中学2年生のセブ島全員留学や、中学3年生のニュージーランド学期留学には、通常の授業料とは別に留学費用が必要です。

更に、次のような準備費用が発生する場合があります。

  • パスポート取得費
  • 航空運賃や燃油付加運賃
  • 海外旅行保険
  • スーツケース
  • 現地生活に必要な衣類・日用品
  • 空港までの交通費
  • 現地で使用する小遣い

ニュージーランド学期留学は選択制ですが、セブ島短期語学留学は全員参加を基本とするため、入学前から費用を家計計画へ含めておく必要があります。

学校見学で確認したい行事のポイント

  • 体育祭と桐蔭祭で中学生が担当する役割
  • 桐蔭祭の準備期間と放課後の活動時間
  • 中学合唱祭の練習方法
  • 戸隠校外学習の対象学年、期間、費用
  • セブ島全員留学の実施時期と最新費用
  • セブ島での食事、健康管理、アレルギー対応
  • ニュージーランド留学の選択条件と参加人数
  • 国内タイプの最新カリキュラム
  • 留学中の家庭との連絡方法
  • 行事とクラブ・定期試験の両立
  • スキー教室など希望制行事の費用

東京成徳の学校生活に向いている子

向いている子生かせる行事・活動
海外生活へ挑戦したいセブ島全員留学、ニュージーランド学期留学
英語を実際に使いたい10-minutes English、English Camp、海外留学
行事を自分たちでつくりたい体育祭、桐蔭祭、生徒会活動
クラスで一つの目標へ取り組みたい合唱祭、スポーツ大会、文化祭企画
自然体験を楽しみたい戸隠校外学習、スキー教室
芸術や日本文化へ触れたいミュージカル鑑賞、歌舞伎鑑賞
海外以外の探究も深めたい国内グローバル型教育、実地踏査型研修

入学前に確認したい注意点

  • 中学2年生のセブ島留学が全員参加を基本としている
  • 海外生活に向けた健康・生活面の準備が必要
  • ニュージーランド学期留学は現在は選択制
  • 国内タイプにも独自の学習課題や発表がある
  • 体育祭・桐蔭祭などは生徒主体で準備する
  • 行事前は放課後の活動が増える場合がある
  • 行事、クラブ、定期試験を両立する自己管理が必要
  • 宿泊行事・留学・希望制行事には別途費用が必要
  • 行事内容や実施時期は年度によって変更される可能性がある

多様な経験から自分の進む道を選ぶ

東京成徳大学中学校の学校生活は、体育祭や文化祭を楽しむだけでなく、生徒が自ら考え、仲間と協力し、自分の可能性を広げる教育として設計されています。

体育祭と桐蔭祭では、生徒が企画・運営へ関わり、スポーツ大会や合唱祭では、クラスで一つの目標へ向かいます。

自然の中で生活する戸隠校外学習、ミュージカルや歌舞伎の鑑賞など、教室だけでは得られない経験も用意されています。

更に、中学2年生はセブ島短期語学留学へ全員参加し、英語、社会課題、異文化、自立について学びます。

その経験を踏まえ、中学3年生では、ニュージーランド学期留学と国内グローバル型教育から、自分の目標に合う学び方を選びます。

全員で共通する経験を持ちながら、その後は一人ひとりが自分の関心や将来に応じた道を主体的に選べることが、東京成徳大学中学校の学校生活と行事における最大の特色です。

学校選びでは、留学制度の華やかさだけでなく、本人が集団行事、宿泊生活、英語学習、発表、自己管理へ前向きに取り組めるかを親子で確認しましょう。

クラブ活動|女子ラクロス部をはじめ多彩な運動部・文化部が活動

東京成徳大学中学校では、教科学習や海外留学と並び、クラブ活動を人間的な成長につながる大切な教育活動として位置付けています。

学校公式の中学クラブ活動一覧には、運動部17団体、文化部15団体の合計32団体が掲載されています。

バスケットボール、サッカー、テニスなどの身近な競技に加え、女子ラクロス、フラッグフットボール、弓道など、中学校入学後に初めて挑戦しやすい競技もあります。

文化部も、吹奏楽、美術、合唱、天文、理科実験、英語、鉄道研究、茶道、料理、peer supportなど、芸術、科学、国際交流、社会貢献に関心を持つ生徒が活動できる構成です。

運動部の多くは中学生と高校生が別に練習し、文化部には中高合同で活動する団体が多くあります。クラブによっては、経験豊富な高校生から技術や運営方法を学べることも、完全中高一貫校の利点です。

特に女子ラクロス部は全国トップレベルの実績を持ち、2026年3月に行われた全国中学校高等学校女子ラクロス選手権大会で優勝し、通算6度目の全国制覇を達成しました。

全国大会を目指す本格的な運動部から、週1回程度で興味を深める文化部まで、本人の目的や生活に合わせて選択できることが、東京成徳大学中学校のクラブ活動における魅力です。

東京成徳大学中学校のクラブ活動一覧

区分クラブ
運動部男子バスケットボール部、女子バスケットボール部、男子サッカー部、女子サッカー部、軟式野球部、水泳部、陸上競技部、女子ラクロス部、中学ダンス部、男子テニス部、女子テニス部、剣道部、女子バドミントン部、柔道部、弓道部、フラッグフットボール部、女子ソフトボール部
文化部英語部、中高美術部、天文部、中高合唱部、ボランティア部、中学吹奏楽部、軽音楽部、鉄道研究部、将棋部、理科実験部、放送部、裏千家茶道部、料理部、peer support部

クラブの新設、休部、名称変更、募集学年、男女の参加条件は年度によって変わる可能性があります。

入学後に配付されるクラブ紹介資料や、学校公式サイトの最新一覧を確認しましょう。

クラブ活動を人間形成の機会と考える

東京成徳では、クラブ活動を大会の成績や技術の向上だけで評価していません。

自分が関心を持つ活動へ継続的に取り組むことで、工夫する力、努力する習慣、忍耐力、自律心を身につけることを重視しています。

クラブ活動で育てる力具体的な経験
継続力練習や制作を積み重ね、すぐに結果が出なくても続ける
協働力学年や役割の異なる仲間と一つの目標へ向かう
自律心学習、クラブ、家庭生活の時間を自分で管理する
課題解決力試合、発表、作品制作で生じた問題を話し合って改善する
責任感用具、会計、広報、後輩指導などの役割を担う
表現力演奏、作品、放送、発表、競技を通して自分を表現する

運動が得意な生徒や芸術経験の豊富な生徒だけでなく、中学校から新しい活動へ挑戦する生徒も参加できます。

初心者がどのような練習から始めるかはクラブによって異なるため、体験入部で実際の雰囲気を確かめることが大切です。

全国トップレベルの女子ラクロス部

東京成徳のクラブ活動を代表する存在が、中高女子ラクロス部「BRAVE YOUTH」です。

全国トップレベルの高校生と中学生が合同で練習し、日本代表経験を持つ指導者の下で技術を磨いています。

2026年3月に開催された第17回全国中学校高等学校女子ラクロス選手権大会では、決勝で東京都立飛鳥高等学校に7対5で勝利し、通算6度目の日本一となりました。

近年も、全国大会、関東大会、秋季大会などで優勝・準優勝を重ねています。

年度・大会主な実績
2026年度Teen’s Cup 2026・関東女子中高生ラクロスリーグ戦準優勝
2025年度全国中学校高等学校女子ラクロス選手権大会優勝
2025年度中学生女子ラクロス関東大会準優勝
2025年度中高生女子ラクロス秋季関東大会準優勝
2024年度全国中学校高等学校女子ラクロス選手権大会準優勝
2023年度中学生女子ラクロス関東大会優勝

大会年度の表記と実際の開催年月が異なる場合があるため、最新実績は学校公式の活動報告で確認しましょう。

中学校からラクロスを始める生徒も多い

ラクロスは、小学校のクラブや地域スポーツで経験する機会が比較的少ない競技です。

そのため、中学校入学後に初めてクロスを持ち、基礎から練習する生徒もいます。

経験者との差が小さい状態から始めやすく、新しい競技へ挑戦したい女子にとって魅力があります。

練習では、基礎技術、走力、体力、チーム戦術を段階的に身につけ、後半には高校生とゲーム形式の練習を行います。

学校公式の案内では、原則として月曜日・水曜日・金曜日・土曜日に活動し、大会などによって日曜日にも活動する場合があります。

曜日活動時間の目安
月・水・金曜日16時頃~18時30分頃
土曜日15時頃~18時頃
日曜日大会や練習試合などにより活動する場合がある

全国レベルを目指すクラブであるため、通常の練習に加え、休日の大会、練習試合、遠征などが入る可能性があります。

入部前には、学習との両立、年間費用、用具、休日活動、保護者の協力について確認しましょう。

男女別に活動できる球技系クラブ

バスケットボール、サッカー、テニスには、男子・女子それぞれのクラブがあります。

男女共学校でありながら、競技の特性に応じて男女別のチームで練習や大会へ参加できます。

クラブ主な活動
男子バスケットボール部基礎技術、体力、チーム戦術を練習し、公式戦へ参加する
女子バスケットボール部個人技とチームプレーを磨き、東京都大会などを目指す
男子サッカー部基礎練習、ゲーム形式、体力づくりを行う
女子サッカー部初心者を含め、協力して一つのチームをつくる
男子テニス部基本ストローク、サーブ、試合形式の練習を行う
女子テニス部ブロック大会や都大会での上位進出を目指す

大会へ出場する選手だけでなく、練習、応援、用具管理、後輩支援など、部員全員に役割があります。

軟式野球・ソフトボール・フラッグフットボール

野球系の競技として、軟式野球部と女子ソフトボール部があります。

更に、相手へ強く接触するタックルの代わりに、腰へ付けたフラッグを取るフラッグフットボール部も活動しています。

フラッグフットボールでは、走力や投球力だけでなく、作戦を考え、役割を分担する力が必要です。

競技経験の有無だけでなく、チームで戦術を考えることが好きな生徒にも向いています。

水泳部は高等部の温水プールを利用

水泳部は、中高一貫部から徒歩圏内にある高等部の室内温水プールを利用します。

プールは25m・8コースで、天候や季節の影響を受けにくい環境です。

中高一貫部の校舎内にプールがあるわけではないため、活動時には高等部まで移動します。

水泳部を検討する場合は、練習日、移動方法、練習終了後の帰宅時刻、競泳経験の必要性を確認しましょう。

陸上競技部は複数の施設を活用

陸上競技部では、中高一貫部の人工芝グラウンドだけでなく、高等部の陸上競技用トラックなどを利用する場合があります。

短距離、長距離、跳躍など、種目によって練習内容が異なります。

校内だけで全ての練習を完結できるとは限らないため、活動場所と移動時間の確認が必要です。

新田グラウンドを利用するテニス部・弓道部

隅田川沿いの新田グラウンドには、砂入り人工芝のテニスコート4面と、28m・5射座の弓道場があります。

男子・女子テニス部や弓道部などが利用します。

王子神谷の中高一貫部キャンパスとは別の場所にあるため、活動日にはグラウンドまで移動します。

入部を考える場合は、次の点を確認しましょう。

  • 通常の練習場所
  • 学校から施設までの移動方法
  • 移動時間と交通費
  • 練習終了後の帰宅経路
  • 用具の購入・保管方法
  • 休日の試合や大会の頻度

剣道・柔道・弓道で礼節を学ぶ

武道系のクラブとして、剣道部、柔道部、弓道部があります。

技術や体力の向上だけでなく、挨拶、姿勢、用具の扱い、相手への敬意などを重視します。

東京成徳の建学の精神である「徳を成す人間の育成」ともつながりやすい活動です。

防具、道着、弓具などの購入が必要となる場合があるため、初期費用や学校の貸出制度を確認しましょう。

ダンス部は舞台で成果を発表

中学ダンス部は、音楽に合わせた身体表現や作品づくりへ取り組みます。

振付を覚えるだけでなく、隊形、衣装、表情、照明、選曲などを工夫し、仲間と一つの舞台を完成させます。

桐蔭祭などで練習成果を披露する機会もあり、観客へ伝える表現力を伸ばせます。

高校段階ではダンス同好会として活動するため、中学から高校への活動形態も確認しておきましょう。

文化部は中学生と高校生が合同で活動する団体も多い

学校公式のQ&Aでは、運動部の多くが中高別で活動する一方、文化部には中学生と高校生が一緒に活動する団体が多いと説明されています。

中学生は、高校生の技術、作品制作、行事運営を間近で学べます。

高校生は下級生を指導し、活動を次の世代へ引き継ぐ経験を積みます。

中高合同活動の利点具体的な成長
上級生から学べる演奏、制作、研究、発表の方法を身につける
役割を段階的に広げられる中学生は基礎、高校生は企画・指導を担う
長期的な作品づくりができる発表会や桐蔭祭へ向けて継続的に準備する
学年を越えた居場所になるクラス以外にも相談できる仲間や先輩ができる

専門的な指導を受けられる中学吹奏楽部

中学吹奏楽部は、コンクール、学校行事、桐蔭祭などへ向けて練習しています。

学校公式の活動案内では、各楽器のパートに東京藝術大学の在校生・卒業生などのコーチが付き、専門的な指導を受生などのコーチが付き、専門的な指導を受けられると紹介されています。

活動日は原則として月曜日・水曜日・木曜日・金曜日で、午後4時頃から6時頃までです。

項目内容
主な活動基礎合奏、パート練習、コンクール、式典、桐蔭祭
活動日の目安月・水・木・金曜日
活動時間の目安16時頃~18時頃
主な活動場所中高一貫部6階音楽室

楽器経験のない生徒が参加できるか、希望する楽器を担当できるか、楽器購入やレンタルに必要な費用は、入部前に確認しましょう。

美術・合唱・軽音楽で表現力を伸ばす

芸術系の文化部として、中高美術部、中高合唱部、軽音楽部があります。

クラブ主な活動
中高美術部絵画、デザイン、立体作品などを制作し、校内外で発表する
中高合唱部発声、合唱曲、学校行事や発表へ向けた練習を行う
軽音楽部バンドを組み、演奏技術やステージ発表の準備を進める

一人で作品を深める活動と、仲間と音や役割を合わせる活動の両方があります。

桐蔭祭は、日頃の活動成果を在校生、保護者、受験生へ発表する重要な機会です。

天文部はプラネタリウムや観望会を活用

天文部では、星座、惑星、月、宇宙などについて調べ、実際の星空を観察します。

高等部には学校施設としては珍しいプラネタリウムがあり、天体学習へ活用できます。

観望会は天候に左右されるため、計画通りに観察できないこともあります。

そのような場合も、天体資料、シミュレーション、研究発表などへ活動を広げられます。

理科実験部で授業を越えた研究へ挑戦

理科実験部では、物理、化学、生物、地学など、教科の授業で扱う内容を更に深く実験・観察します。

校内には物理・地学、化学、生物の実験室があり、専門的な設備を利用できます。

実験を成功させることだけでなく、仮説、条件、結果、考察を記録し、失敗の原因を考えることが重要です。

科学への関心があり、大学で理工系、医療系、農学系などを学びたい生徒にもつながりやすい活動です。

英語部で留学以外にも英語を使う

英語部では、会話、ゲーム、発表、海外文化の研究などを通して英語へ親しみます。

通常の英語授業や10-minutes Englishに加え、自分が興味を持つテーマで英語を使えることが魅力です。

中学2年生のセブ島留学や中学3年生のニュージーランド学期留学へ向け、英語を使うことへの抵抗を減らす機会にもなります。

鉄道研究部・将棋部で好きなことを深める

鉄道研究部や将棋部では、生徒自身の興味を出発点として、調査、技術、対戦、作品制作を深めます。

鉄道研究部では、路線、車両、駅、旅行、模型など、幅広いテーマを扱えます。

将棋部では、対局を重ねながら、先を読む力、集中力、対戦後に振り返る姿勢を身につけます。

教科学習では扱わない専門的な関心を、同じ趣味を持つ仲間と共有できることが文化部の魅力です。

茶道部・料理部で生活文化を学ぶ

裏千家茶道部は、約30畳の和室と茶室として利用できる炉を使って活動します。

点前の技術だけでなく、挨拶、姿勢、道具の扱い、季節感、来客への心配りを学びます。

料理部では、調理技術、衛生管理、栄養、役割分担などへ取り組みます。

完成した料理だけでなく、準備、片付け、安全管理までを活動の一部として経験します。

ボランティア部で社会とのつながりを考える

ボランティア部では、ペットボトルキャップや使用済み切手の収集、支援団体への協力などを行っています。

夏休みなどには、保育園や学童クラブでのボランティア活動へ参加する場合もあります。

募金や物品回収だけで終わらせず、「自分たちに何ができるか」「支援を受ける側は何を必要としているか」を考えることを大切にしています。

学校公式の案内では、中高合同で、部員と相談しながら週1回程度活動します。

項目活動の目安
活動形態中学生・高校生合同
活動頻度相談のうえ週1回程度
活動時間15時45分頃~16時30分頃
主な活動物品回収、支援活動、保育園・学童クラブなどでのボランティア

毎日の練習が難しい生徒でも、社会貢献へ関心があれば参加しやすい活動です。

peer support部で仲間を支える

peer supportは、同じ立場や年代の仲間同士で支え合う考え方です。

peer support部では、学校生活の中で生徒同士が安心して関われるような活動を考えます。

人前で目立つ役割だけではなく、相手の話を聞くことや、困っている生徒へ声を掛けることも大切な貢献です。

東京成徳が重視する他者への思いやりや、「徳を成す人間の育成」とつながるクラブといえるでしょう。

放送部は学校行事を支える

放送部は、校内放送、行事の司会、音響、映像、記録などを担当します。

体育祭や桐蔭祭では、競技や企画の進行を支える重要な役割を担います。

アナウンスが得意な生徒だけでなく、音響機器、映像編集、記録、台本作成に関心がある生徒も力を生かせます。

Apple Distinguished SchoolとしてのICT環境を、映像制作や学校行事の発信へ活用できる可能性もあります。

活動場所は一つのキャンパスだけではない

クラブ活動では、中高一貫部の施設に加え、高等部や校外グラウンドを利用します。

活動場所主な施設・クラブ
中高一貫部人工芝グラウンド、体育館、武道場、音楽室、理科実験室、和室など
高等部温水プール、大型体育館、グラウンド、陸上競技用施設、プラネタリウムなど
新田グラウンドテニスコート4面、弓道場
その他の校外施設競技や大会に応じて利用する運動施設

運動施設が複数の場所に分かれていることは、多様な競技へ対応できる利点がある一方、移動時間や帰宅時刻への注意が必要です。

運動部と文化部で活動頻度は大きく異なる

クラブ活動の頻度は、団体によって大きく異なります。

全国大会を目指す女子ラクロス部や、コンクールへ出場する吹奏楽部は週4日程度以上活動します。

一方、ボランティア部のように週1回程度を基本とする団体もあります。

活動タイプ想定される負担
競技・大会重視型平日複数日、土日、大会、遠征、長期休暇中の練習
発表・作品制作型通常は週数日、桐蔭祭や発表会前に活動が増える
研究・趣味型週1~数日を中心に、観察会や校外活動を実施する
社会貢献型定例活動に加え、休日や長期休暇中に外部活動を行う

「クラブへ入れるか」だけでなく、本人が希望する活動量と家庭生活が合うかを確認しましょう。

学習とクラブ活動の両立

東京成徳では、定期試験、補習、講習、海外留学などもあるため、クラブ活動だけへ集中する生活にはなりません。

特に中学1年生は、小学校より授業時間と通学時間が増え、定期試験も始まります。

クラブを継続するためには、次のような自己管理が必要です。

  • 授業で理解できなかった内容を早めに質問する
  • 宿題や提出物を活動日の前後へ分散する
  • 定期試験前の活動予定を確認する
  • 通学中や短い空き時間を活用する
  • 帰宅後の学習時間と睡眠時間を確保する
  • 忙しくなる前に顧問や担任へ相談する

クラブによって試験前の活動休止期間や練習時間の扱いが異なるため、入部前に確認しましょう。

補習・講習との時間調整も必要

中学1・2年生には、定期試験前の指名補習や、放課後の個別指導型補習があります。

理解が不足している場合は、クラブ活動より補習を優先する日が生じる可能性があります。

また、夏休み・冬休みには講習も行われるため、クラブの練習や合宿と日程を調整します。

大会選手であっても学習を免除されるわけではありません。完全中高一貫校として6年間クラブを続けるためにも、基礎学力を安定させることが重要です。

中学2年生のセブ島全員留学との関係

中学2年生は、約2週間のセブ島短期語学留学へ全員参加します。

留学期間中は通常のクラブ活動へ参加できないため、出発前後の練習、大会、発表準備について顧問や仲間との調整が必要です。

全員参加の学校行事であるため、クラブ側も留学を前提として年間計画を立てますが、大会日程などによっては本人の準備が必要となります。

留学前には、活動を休む期間、用具の保管、帰国後の復帰方法を確認しておきましょう。

ニュージーランド学期留学を選ぶ場合

中学3年生で留学タイプを選択した生徒は、約3か月間ニュージーランドで生活します。

長期間クラブを離れるため、帰国後にどのように活動へ戻るかは、クラブの競技・発表日程によって異なります。

留学を希望する生徒は、次の点を事前に確認すると安心です。

  • 留学中の休部扱い
  • 大会登録や選手選考への影響
  • 帰国後の練習復帰
  • 担当している係や役職の引き継ぎ
  • 中高合同クラブでの活動継続

クラブで上位を目指すことと長期留学のどちらかを単純に諦めるのではなく、本人の目標を顧問へ早めに相談することが大切です。

クラブ活動には学費以外の費用も必要

クラブによっては、用具、衣装、楽器、ユニフォーム、遠征、合宿などの費用が発生します。

費用項目具体例
個人用具ラケット、クロス、防具、道着、楽器、シューズなど
衣類ユニフォーム、練習着、発表衣装、部のバッグなど
大会・発表参加費、登録費、会場までの交通費
校外活動遠征、合宿、観察会、施設見学など
消耗品楽器用品、画材、食材、実験材料など

入部時の初期費用だけでなく、年間でどの程度必要になるかを確認しましょう。

特に全国大会を目指す運動部や、専門的な用具を使うクラブでは、家庭の負担が大きくなる可能性があります。

入部前の体験期間を活用する

新入生はクラブ紹介や体験入部を通して、活動内容と雰囲気を確かめます。

名称や実績だけで決めず、実際の練習へ参加し、次の点を見ることが大切です。

  • 初心者への教え方
  • 上級生と下級生の関係
  • 顧問や外部指導者の関わり方
  • 活動日と終了時刻
  • 大会や発表会の頻度
  • 学習との両立方法
  • 必要な用具と年間費用
  • 自分が活動を楽しめるか

友人が入るからという理由だけでなく、本人が3年間、又は6年間続けたいと思える活動を選びましょう。

複数クラブへの参加は事前確認が必要

活動日の少ない文化部同士などでは、複数の活動へ関心を持つ生徒もいるでしょう。

ただし、兼部が可能かどうかは、各クラブの活動日、大会登録、発表準備などによって異なります。

兼部を希望する場合は、両方の顧問へ相談し、活動が重なった際の優先順位を確認する必要があります。

クラブ活動を見学できる受験生向けイベント

東京成徳では、受験生向けのオープンスクールや部活動体験が行われることがあります。

公式サイトや学校案内だけでは分からない、練習の強度、先輩の雰囲気、顧問の指導方法を確認できる機会です。

人気の体験講座は事前予約制となる場合があるため、学校公式サイトの案内を早めに確認しましょう。

桐蔭祭で文化部の成果を確認

桐蔭祭では、吹奏楽、合唱、軽音楽、ダンスの発表や、美術、天文、理科実験、鉄道研究などの展示を見られる場合があります。

受験生にとっては、普段の練習成果だけでなく、生徒が来場者へどのように説明し、企画を運営しているかを確認できる機会です。

希望するクラブの展示だけでなく、興味のなかった活動も見ることで、入学後に新しい選択肢が見つかる可能性があります。

クラブ活動の主なメリット

  • 運動部17団体、文化部15団体から選べる
  • 全国トップレベルの女子ラクロス部がある
  • 中学校から初めて挑戦しやすい競技が多い
  • 男女別チームと男女共通の活動がある
  • 文化部では中学生と高校生が合同で活動する団体が多い
  • 温水プール、人工芝、テニスコート、弓道場などを利用できる
  • 理科実験室、音楽室、和室、プラネタリウムなどを活用できる
  • 大会、桐蔭祭、発表会で活動成果を披露できる
  • 週1回程度から週4日以上まで活動量に幅がある
  • 競技、芸術、科学、英語、社会貢献など関心に合う活動を選べる

入学前に確認したい注意点

  • クラブによって募集する性別や学年が異なる
  • 活動日数と終了時刻に大きな差がある
  • 土日、長期休暇、大会前に活動が増える場合がある
  • 一部の運動部は高等部や校外施設へ移動する
  • 用具、衣装、遠征、合宿などの費用が必要となる
  • 定期試験、補習、講習を優先する場合がある
  • 中学2年生のセブ島留学期間は通常活動へ参加できない
  • ニュージーランド学期留学を選ぶ場合は長期間クラブを離れる
  • クラブの実績や活動内容は年度によって変わる
  • 入学後に希望するクラブが必ず同じ形で活動しているとは限らない

学校説明会・部活動体験で質問したいこと

  • 現在の部員数と中学生・高校生の内訳
  • 初心者と経験者の割合
  • 通常の活動曜日と最終下校時刻
  • 定期試験前の活動方針
  • 土日・長期休暇中の活動日数
  • 年間の大会・発表会・遠征予定
  • 用具やユニフォームの初期費用
  • 年間部費、合宿費、交通費
  • 外部指導者やコーチの指導頻度
  • 活動場所までの移動方法
  • セブ島留学・ニュージーランド留学との両立
  • 高校進学後も同じ活動を継続できるか
  • 兼部が可能か
  • 途中入部・退部・転部の扱い

本人の目的に合う活動を選ぶことが大切

希望検討しやすいクラブ
全国レベルの競技へ挑戦したい女子ラクロス部など
球技へ本格的に取り組みたいバスケットボール、サッカー、テニス、軟式野球、ソフトボール
中学校から新しい競技を始めたいラクロス、弓道、フラッグフットボールなど
音楽や舞台表現を楽しみたい吹奏楽、合唱、軽音楽、ダンス、放送
科学や研究を深めたい天文、理科実験、鉄道研究
日本文化や生活文化を学びたい裏千家茶道、料理
英語や国際交流へ関心がある英語部
人や社会を支える活動をしたいボランティア部、peer support部
学習時間を確保しながら活動したい週1回程度の文化部を中心に活動日を確認する

夢中になれる活動から自律心を育てる

東京成徳大学中学校のクラブ活動は、全国大会で優勝を目指す競技部だけでなく、芸術、科学、英語、日本文化、社会貢献など、幅広い興味へ対応しています。

女子ラクロス部は、2026年に通算6度目の全国制覇を達成した学校を代表するクラブです。

一方、ボランティア部のように週1回程度で活動する団体や、天文、理科実験、茶道、鉄道研究など、自分の好きなことをじっくり深められる文化部もあります。

運動部の多くは中高別、文化部の多くは中高合同で活動し、クラブの性格に合わせた指導が行われます。

活動場所も、中高一貫部だけでなく、高等部の温水プールや陸上施設、新田グラウンドのテニスコート・弓道場などへ広がっています。

ただし、東京成徳では、通常の授業、補習、講習、中学2年生のセブ島全員留学、中学3年生の選択型グローバル教育もあります。

実績や知名度だけでクラブを選ばず、活動日、通学時間、費用、留学、家庭学習とのバランスを考えることが重要です。

自分が本当に関心を持つ活動へ継続して取り組み、仲間と協力しながら工夫や努力を積み重ねることで、自律心と人間力を育てられることが、東京成徳大学中学校のクラブ活動にける最大の魅力です。

進学実績と卒業後の進路|一般選抜・推薦・海外大学進学に対応する進路支援

東京成徳大学中学・高等学校の中高一貫部では、国公立大学、難関私立大学、理工系・医療系大学、女子大学、芸術系大学、海外大学など、生徒一人ひとりの興味や適性に応じた進路を目指しています。

学校名に「東京成徳大学」と付いていますが、卒業生の進路を系列大学への内部進学に限定する大学附属校ではありません。

多くの生徒が外部大学を受験し、一般選抜、学校推薦型選抜、総合型選抜、海外大学出願など、複数の入試方式を活用しています。

2026年度大学入試では、中高一貫部から宮城教育大学、琉球大学、北見工業大学などの国公立大学に加え、慶應義塾大学、上智大学、東京理科大学、法政大学、学習院大学などへ合格者を出しました。

高校3年生になると、通常の担任に加え、志望する学部や入試方式に詳しい教員が受験指導を担当する「W担任制」を採用しています。

更に、指定校推薦、総合型選抜、海外大学進学にも対応し、小論文、面接、志望理由書、英語資格、出願手続まで個別に支援します。

大学の知名度だけで進路を決めるのではなく、6年間の留学、探究、ICT、クラブ活動を通して自分の興味を見つけ、複数の入試方式から自分に合う進路を選べることが、東京成徳の進路指導における大きな特色です。

東京成徳の主な進路

進路主な選択肢
国公立大学共通テストと個別試験を利用して、全国の国公立大学を目指す
難関私立大学早慶上理ICU、GMARCH、関関同立などを一般選抜・推薦で受験する
理工・医療系大学理工、農学、薬学、看護、医療系など専門性の高い学部を目指す
総合型・学校推薦型選抜探究、留学、英語資格、クラブ、活動実績を生かして出願する
指定校推薦校内基準と大学の出願条件を満たした生徒が校内選考へ進む
海外大学海外大学指定校制度や一般出願を利用して進学を目指す
系列大学東京成徳大学・東京成徳短期大学への推薦制度を検討する
芸術・専門分野美術、音楽、スポーツなど、実技や活動実績を生かした進路を選ぶ

中高一貫部と高等部の実績を区別して見る

東京成徳大学高等学校には、中学校から6年間学ぶ中高一貫部と、高校受験で入学する高等部があります。

学校が公表する大学合格実績のPDFには、二つの部門の結果が同じ表へ掲載されています。

区分入学時期大学合格実績の表記
中高一貫部中学校入学時「一貫」の欄
高等部高等学校入学時「高等」の欄

東京成徳大学中学校を検討する場合は、学校全体の合格者数だけでなく、「一貫」の欄に記載された実績を確認することが重要です。

高等部を含む学校全体の人数を、中高一貫部だけの実績として紹介しないよう注意しましょう。

2026年度大学入試の中高一貫部合格実績

2026年4月8日時点の学校公表資料では、2026年春の中高一貫部高校3年生の在籍者数は63名です。

現役生の主な大学群別合格件数は、次の通りです。

大学群中高一貫部の現役合格件数
国公立大学・準大学を含む3件
早慶上理・ICU4件
GMARCH・関関同立9件
文系難関私立大学7件
理系難関私立大学9件
難関女子大学4件
日東駒専8件
大東亜帝国4件

文系難関私立大学には、成蹊大学、成城大学、武蔵大学、明治学院大学、國學院大學、獨協大学などが含まれます。

理系難関私立大学には、北里大学、東邦大学、芝浦工業大学、東京農業大学、東京都市大学、東京電機大学、工学院大学などが含まれます。

これらは進学者数ではなく、複数の大学・学部への合格を含む延べ合格件数です。

一人の生徒が複数の大学や学部へ合格した場合は、それぞれ1件として集計されるため、各大学群の件数を合計しても卒業生数にはなりません。

2026年度一般選抜の主な合格大学

2026年度入試において、学校が中高一貫部の一般選抜実績として公表している主な大学は次の通りです。

区分主な合格大学
国公立大学宮城教育大学、琉球大学、北見工業大学
難関私立大学東京理科大学、法政大学、学習院大学
文系・女子大学明治学院大学、津田塾大学など
理工・医療系大学東邦大学、東京工科大学など
総合大学日本大学、東洋大学、神奈川大学など

東京成徳では、首都圏の私立大学だけでなく、地方国公立大学も進路として検討されています。

国公立大学を目指す場合は、共通テストで多くの科目を受験し、大学ごとの個別試験にも対応する必要があります。

高校3年生の後期まで受験が続く可能性があるため、学校では国公立大学の後期日程まで講習や個別指導を継続します。

過去3年間で幅広い大学へ合格

中高一貫部では、年度によって卒業生数や志望分野が異なるため、単年度の結果だけで進学力を判断することはできません。

学校が公表している過去3年間の主な一般選抜実績には、次の大学が含まれます。

年度主な合格大学
2026年度入試宮城教育、琉球、北見工業、東京理科、法政、学習院、明治学院、津田塾、東邦、日本、東洋など
2025年度入試東京都立、前橋工科、都留文科、東京理科、立教、中央、法政、学習院、成蹊、成城、芝浦工業、日本、東洋など
2024年度入試東京都立、埼玉、神奈川県立保健福祉、宇都宮、上智、東京理科、明治、青山学院、立教、中央、法政、立命館など

年度ごとに、国公立大学志望者、理系志望者、推薦利用者などの人数が変わります。

一年度の大学名だけを見るのではなく、複数年度の結果と卒業生数を合わせて見ることが大切です。

一般選抜だけでなく複数の入試方式を活用

東京成徳の大学進学は、一般選抜だけに偏っていません。

生徒の学力、評定、探究活動、英語資格、留学経験、志望学部に応じて、複数の入試方式を検討します。

入試方式主な対策
一般選抜教科学習、共通テスト、大学別過去問題、記述・論述対策
指定校推薦評定、出欠、校内選考、志望理由、面接
公募推薦大学の出願条件、小論文、面接、基礎学力試験
総合型選抜活動実績、探究成果、志望理由書、プレゼンテーション
海外大学英語資格、成績、英文書類、出願手続、ビザ・滞在準備

「一般選抜か推薦か」を早い段階で一つに決めるのではなく、高校での成績や活動を見ながら、本人に合う方法を選びます。

2026年度の指定校推薦実績

2026年度入試では、指定校推薦を利用して、次のような大学へ合格者を出しました。

  • 学習院大学
  • 青山学院大学
  • 法政大学
  • 立命館アジア太平洋大学
  • 明治学院大学
  • 獨協大学
  • 日本大学
  • 東洋大学
  • 東京農業大学
  • 東京電機大学
  • 明治薬科大学
  • 昭和女子大学

指定校推薦は、大学から学校へ与えられた枠を利用する制度です。

大学・学部ごとに、評定平均、履修科目、出欠、英語資格などの条件が定められています。

条件を満たしたからといって、自動的に推薦を受けられるわけではありません。

希望者が枠を上回る場合は、学校内で選考が行われます。

指定校推薦枠は学校全体で約1,600名分以上

学校は、2025年度高校3年生に対する4年制大学の指定校推薦枠として、学校全体で約1,600名分以上を公表しています。

大学群・分野推薦枠の目安
慶應義塾・東京理科・学習院・青山学院・立教・中央・法政・立命館約20名分
成城・明治学院・武蔵・獨協・日本・東洋・駒澤・専修・神奈川約50名分
芝浦工業・東京都市・工学院・東京電機・東京農業・北里・東邦約60名分
津田塾・東京女子・日本女子・大妻・聖心・共立女子・昭和女子約40名分
大東文化・東海・亜細亜・帝京・国士舘・拓殖・東京経済約60名分
歯学部・看護学部・薬学部約70名分
海外大学約50名分

ただし、この約1,600名分は、中高一貫部の生徒だけに与えられた人数ではなく、学校が対象年度の高校3年生に対して保有する大学・学部ごとの枠を合計したものです。

同じ大学でも学部が異なる場合や、利用条件が厳しく実際には希望者が出ない枠も含まれます。

推薦枠の総数が多いことと、本人が希望する大学・学部へ推薦されることは別と考えましょう。

指定校推薦を利用するために必要なこと

  • 高校3年間の評定を安定させる
  • 遅刻・欠席を増やさない
  • 授業態度や提出物を大切にする
  • 大学が指定する科目を履修する
  • 英語資格などの出願条件を満たす
  • 校内選考の基準を理解する
  • 合格後も学習を継続する

指定校推薦は高校3年生だけ頑張れば利用できる制度ではありません。

高校1年生からの成績や出欠が対象となる場合が多いため、日々の授業と定期試験へ継続して取り組む必要があります。

総合型選抜・公募推薦にも対応

東京成徳では、探究、留学、ICT、クラブ活動などの経験を生かせる総合型選抜や公募推薦にも対応しています。

2026年度入試では、次のような大学へ合格者を出しました。

  • 慶應義塾大学
  • 上智大学
  • 津田塾大学
  • 日本女子大学
  • 明治学院大学
  • 國學院大學
  • 武蔵野大学
  • 大妻女子大学
  • 日本体育大学

総合型選抜では、学校行事やクラブに参加した事実だけではなく、その経験から何を考え、どのように成長し、大学で何を学びたいかを説明する必要があります。

探究・留学・ICTの経験を出願へつなげる

学校での経験大学入試で生かせる内容
Diversity seminar探究テーマ、調査方法、成果発表、研究分野への関心
研究論文問いを立てる力、資料分析、論理的な文章力
セブ島留学異文化体験、社会課題への関心、英語学習の動機
ニュージーランド留学長期海外生活、自立、英語運用、異文化理解
ICT教育動画・資料制作、プログラミング、プレゼンテーション
クラブ・生徒会継続力、協働、役割、課題解決の経験

活動内容を並べるだけでは、説得力のある志望理由書にはなりません。

教員との面談や添削を通して、経験と志望学部の学びを結び付けていきます。

系列大学への推薦制度も選択肢

東京成徳大学中学・高等学校には、系列校である東京成徳大学や東京成徳短期大学への推薦制度があります。

東京成徳大学には、心理、教育、経営、国際などを学べる学部・学科があります。

ただし、東京成徳大学への進学が卒業生全員に保証される附属校ではありません。

推薦を利用する場合も、大学・学部が定める条件や校内選考を満たす必要があります。

また、中高一貫部の卒業生の多くは外部大学も含めて進路を検討しています。

系列大学進学のメリット確認したい点
学校間の連携や推薦制度を利用できる希望する学部・学科があるか
早い段階で進路を決められる可能性がある推薦の評定・出欠・試験条件
大学の教育内容を理解したうえで進学できる推薦枠の人数と校内選考方法
外部大学受験との比較ができる推薦決定後の外部受験の可否

学校名に大学名が付いていることだけで判断せず、実際の卒業生の進学先と推薦条件を確認しましょう。

海外大学への進学にも対応

中学2年生のセブ島全員留学や、中学3年生のニュージーランド学期留学を通して、海外大学へ関心を持つ生徒もいます。

東京成徳では、国内大学だけでなく、海外大学への出願を具体的な進路として支援しています。

学校公式の海外進学実績には、次のような大学・教育機関が掲載されています。

  • Arizona State University・アメリカ
  • University of Sussex・イギリス
  • Toronto Metropolitan University・カナダ
  • The University of Western Australia・オーストラリア
  • The University of South Australia・オーストラリア
  • Humber College・カナダ
  • Temple University Japan
  • 台湾・韓国の大学

海外大学への進学者数は毎年多いわけではありませんが、実際に国内大学以外の進路を選んだ卒業生がいます。

海外大学指定校制度は50大学が対象

東京成徳では、留学支援会社を経由した海外大学の指定校推薦制度を導入しています。

2026年4月時点では、一定の条件を満たすことで出願できる海外大学は50校です。

地域主な国・大学例
アメリカArizona State Universityなど
カナダToronto Metropolitan University関連校など
イギリスUniversity of Sussexなど
オーストラリアThe University of Western Australiaなど
ニュージーランドUniversity of Aucklandなど
マレーシア・シンガポールアジア地域の提携大学

大学によって異なりますが、英語力はIELTS5.0、TOEFL iBT45点程度から、成績は5段階評定3.0程度から出願できる例もあります。

ただし、全ての大学へ同じ条件で進学できるわけではありません。

学部、英語力、学校成績、出願時期、奨学金、渡航条件などは大学ごとに異なります。

海外大学進学を支えるサポート

段階主な支援
高校1年海外進学説明会、海外大学の制度理解、英語資格・評定の準備
高校2年大学・学部研究、英語資格の取得、進路相談
高校3年大学選定、三者面談、個別カウンセリング、出願書類作成
出願時願書、成績資料、英文書類の確認と提出支援
合格後入学許可、ビザ、寮、滞在先などの手続支援

海外大学への出願・入学手続には、学校の通常の学費とは別に支援費用が必要となる場合があります。

更に、授業料、生活費、渡航費、保険、寮費、為替変動も含めて家計計画を立てる必要があります。

東京成徳グローバルプロジェクト

海外大学へ関心を持つ生徒を支える活動として、東京成徳グローバルプロジェクトも行われています。

進路を国際的な視点で考え、海外大学へ進学するための準備を仲間と進める取り組みです。

プログラム主な内容
海外大学情報海外大学へ進学した先輩の事例、大学担当者による説明
英語力向上TOEFL・IELTSのスコアアップ講座
進路探究海外大学、企業、研究室などについて調べる
国際的な体験大使館訪問、ビジネスコンテスト、ワークショップなど

海外大学進学をまだ決めていない段階でも、国内大学との違いや必要な準備を知ることができます。

中学校段階から進路を探究

東京成徳の進路指導は、高校3年生になってから始まるものではありません。

中学校では、「自分を深める学習」、海外留学、理科実験、ICT、クラブ活動を通して、自分の興味や得意分野を探します。

学年段階主な進路学習
中学1年学習習慣を整え、自分の得意・不得意や興味を知る
中学2年セブ島留学や自然体験を通して、社会と世界へ視野を広げる
中学3年留学・国内タイプを選び、自分に合う学び方を考える
高校1年Diversity seminarや大学講座から興味のある分野を深める
高校2年文系・理系、大学・学部、入試方式を具体化する
高校3年一般選抜・推薦・海外大学など、本人の計画に沿って受験する

中学入学時点で、将来の職業や大学を決めている必要はありません。

多様な経験をしながら、何に興味を持ち、大学で何を学びたいかを段階的に考えます。

年2回の進路指導期間

毎年6月と11月には、約1週間の進路指導期間が設けられています。

生徒の希望を基に、大学教員、卒業生、社会人などを招き、大学の学問や職業について学びます。

一日に複数の講座が設けられ、生徒は自分が関心を持つ内容へ参加します。

  • 理系国公立大学の説明
  • 理工系・看護系・国際系の体験授業
  • 生命科学や物理に関する実験講座
  • 海外大学と学期留学の説明
  • 心理学・教育学などの大学講義
  • 芸術・デザイン分野の体験
  • 起業家や社会人へのインタビュー
  • 総合型選抜・学校推薦型選抜の説明

有名大学の名称だけで選ぶのではなく、大学の規模、研究内容、学習環境、卒業後の進路を比較できるようにします。

iPadで大学・学部情報を確認

学校が収集した大学・学部・入試方式の情報は、検索しやすい資料へ整理され、生徒がiPadで閲覧できます。

大学案内を読むだけでなく、次の点を比較します。

  • 学部・学科で学べる内容
  • 取得できる資格
  • 入試科目と配点
  • 一般選抜・推薦の出願条件
  • 留学や研究制度
  • キャンパスの場所
  • 卒業後の進路
  • 学費や奨学金

本人が自分で情報を調べたうえで、保護者や教員と相談する姿勢を育てます。

高校3年生のW担任制

高校3年生では、通常のクラス担任に加え、生徒が希望する進路や入試方式に詳しい教員が指導へ加わります。

担当主な役割
クラス担任学校生活、精神面、学習ペース、家庭との連絡を支える
進路担当教員志望学部、入試科目、推薦条件、出願書類、受験計画を指導する
教科担当過去問題、記述答案、苦手科目、個別質問へ対応する
クラブ顧問など本人を長く見てきた立場から相談や精神面の支援を行う場合がある

受験方法が多様化する中で、担任一人だけに全ての指導を任せず、複数の教員が異なる角度から支援します。

一般選抜への学習支援

一般選抜を目指す生徒には、授業、講習、個別補習、過去問題指導を組み合わせます。

  • 英語・数学の習熟度別授業
  • 夏期・冬期講習
  • 高校3年生の直前講習
  • 共通テスト対策
  • 大学別過去問題の添削
  • 記述・論述答案の指導
  • 職員室前での個別質問
  • 国公立大学後期日程までの指導

講座を用意するだけでなく、生徒が自分の受験科目や弱点に合う講座を選びます。

中学段階のBUPで基礎を補強

大学進学へ向けた基礎づくりとして、中学1・2年生にはBUP・ボトムアッププログラムがあります。

英語・数学の理解が不足している生徒を対象に、学習意欲を保ちながら基礎を補強します。

中学校段階のつまずきを放置すると、高校内容や大学受験で大きな負担となります。

補習へ参加することを否定的に考えるのではなく、早い段階で理解不足を解消する機会として活用することが大切です。

定期面談で学習と進路を確認

1学期と2学期の中間試験後には、担任との定期面談が行われます。

試験の点数だけでなく、授業、家庭学習、クラブ、友人関係、生活リズムなどを確認します。

高校段階では、模試、評定、文理選択、志望大学、受験科目を具体的に話し合います。

面談で確認すること主な内容
学習状況得意・苦手科目、試験結果、家庭学習時間
学校生活クラブ、行事、人間関係、生活リズム
進路興味のある学問、文系・理系、大学・学部
入試方式一般選抜、指定校、公募推薦、総合型、海外大学
今後の行動講習、資格、模試、オープンキャンパス、学習計画

進学実績を見る際は延べ人数に注意

私立中高の大学合格実績は、多くの場合、延べ合格件数で公表されます。

例えば、一人の生徒が法政大学の複数学部と明治学院大学へ合格した場合、それぞれが合格件数へ加算されます。

数字意味
卒業生・在籍者数その学年に在籍していた実人数
延べ合格件数一人の複数合格を全て合計した数
実合格者数その大学群へ合格した生徒の実人数
進学者数最終的にその大学へ入学した人数

学校公表のPDFは、大学別の延べ合格件数を中心とする資料です。

卒業後の進路を比較する場合は、延べ合格件数だけでなく、実際の進学者数や現役進学率も学校説明会で確認しましょう。

過年度の「4年制大学進学率」をそのまま使用しない

過去の学校案内や紹介記事には、特定年度の4年制大学進学率が掲載されている場合があります。

しかし、卒業生数、浪人、専門学校、海外進学などの集計基準は年度によって変わります。

以前公表された「90.5%」などの数字を、年度や対象部門を示さずに現在の進学率として扱うことは適切ではありません。

最新の進学率が必要な場合は、次の点を学校へ確認しましょう。

  • 対象となる卒業年度
  • 中高一貫部だけの数字か
  • 現役進学者だけを数えているか
  • 海外大学や専門学校を含むか
  • 浪人生をどのように扱うか

東京成徳の進路指導の主なメリット

  • 完全中高一貫制で中学校段階から進路を考えられる
  • 国公立・私立・海外大学へ幅広く合格者を出している
  • 一般選抜、指定校、総合型、公募推薦へ対応している
  • 高校3年生ではW担任制で個別指導を受けられる
  • 年2回の進路指導期間で大学や職業について学べる
  • 指定校推薦枠を多数保有している
  • 探究、留学、ICTの経験を総合型選抜へ生かせる
  • 海外大学50校の指定校制度を利用できる
  • TOEFL・IELTSや海外出願の支援がある
  • 夏期・冬期・直前講習を受講できる
  • 職員室前などで個別に質問しやすい環境がある
  • 国公立大学の後期日程まで支援を継続する

入学前に確認したい注意点

  • 大学合格件数には一人の複数合格が含まれる
  • 中高一貫部と高等部の実績を区別する必要がある
  • 指定校推薦は希望者全員が利用できる制度ではない
  • 希望する大学・学部の推薦枠が毎年あるとは限らない
  • 推薦には評定、出欠、資格などの条件がある
  • 系列大学への進学が自動的に保証されるわけではない
  • 海外大学への出願・進学には別途費用が必要
  • 国公立大学を目指す場合は多科目の継続学習が必要
  • 探究活動だけで一般選抜の教科学力を補えるわけではない
  • 進路実績は年度の生徒数と志望傾向によって変わる

学校説明会で質問したい進路情報

  • 最新年度の中高一貫部卒業生数
  • 4年制大学・短期大学・専門学校・海外大学への実進学者数
  • 現役進学率と浪人者数
  • 一般選抜・総合型・推薦型の利用割合
  • 中高一貫部だけの大学別実合格者数
  • 国公立大学志望者への科目指導
  • 高校の文系・理系クラス編成
  • 高校3年生の選択科目と講習
  • 指定校推薦の校内選考基準
  • 東京成徳大学への系列校推薦条件
  • 総合型選抜の志望理由書・面接指導
  • 海外大学出願に必要な英語資格と費用
  • W担任を決める時期と指導内容

東京成徳の進路指導が合いやすい生徒

生徒の希望生かせる制度
教科学力を伸ばして一般選抜へ挑戦したい習熟度別授業、講習、個別補習、過去問題指導
学校成績を生かして推薦を利用したい指定校推薦、学校推薦型選抜
探究やクラブの経験を生かしたい総合型選抜、公募推薦
理工・医療系へ進みたい理科教育、理系大学の指定校枠、進路講座
海外大学も検討したい海外大学指定校制度、グローバルプロジェクト
まだ将来の分野が決まっていないDiversity seminar、進路週間、大学出張講座
一人で受験計画を立てることに不安がある定期面談、W担任制、学習記録、個別指導

多様な入試方式から自分に合う進路を選ぶ

東京成徳大学中学・高等学校の中高一貫部では、国公立大学、早慶上理、GMARCH、理工・医療系大学、女子大学、海外大学など、幅広い進路を目指しています。

2026年度入試では、63名の中高一貫部高校3年生から、国公立大学3件、早慶上理・ICU4件、GMARCH・関関同立9件などの現役合格実績が公表されました。

一般選抜だけでなく、学習院大学、青山学院大学、法政大学などへの指定校推薦や、慶應義塾大学、上智大学などへの総合型・公募推薦の実績もあります。

また、海外大学50校を対象とする指定校制度を設け、英語資格、大学選定、出願、ビザ、滞在先の準備まで支援しています。

高校3年生では、担任と進路分野に詳しい教員が連携するW担任制を採用し、一般選抜、推薦、海外大学など、生徒ごとに異なる受験計画へ対応します。

ただし、指定校推薦枠や講習が用意されていても、本人の努力なしに希望する大学へ進学できるわけではありません。

中学校段階から授業、定期試験、英語資格、探究、クラブを積み重ね、自分の興味と学力に合う進路を考える必要があります。

大学名だけを目標にするのではなく、留学や探究を通して自分が学びたい分野を見つけ、一般選抜・推薦・海外大学という複数の選択肢から進路を切り拓けることが、東京成徳大学中学・高等学校の進路教育における最大の魅力です。

学費や諸経費について|6年間の学納金とセブ島・ニュージーランド留学費を解説

東京成徳大学中学校の費用を考える際は、入学金や授業料だけでなく、教材、制服、iPad、旅行積立金、中学2年生のセブ島短期語学留学などを含めて確認する必要があります。

学校公式の現行学費ページでは、中学校の入学金は25万円、1年間の授業料は49万2,000円、維持費は12万円とされています。

従って、中学1年生の基本的な学校納付金は、入学金を含めて86万2,000円です。

ただし、この金額には、PTA会費、生徒会費、教材費、旅行積立金、制服・指定用品、留学費用などが含まれていません。

東京成徳の大きな特色である中学2年生のセブ島短期語学留学は全員参加を基本とし、学校公表の参考額は45万円です。

中学3年生では、約20万円の国内グローバル教育と、約180万円のニュージーランド学期留学から選択するため、選ぶプログラムによって中学校3年間の費用が大きく変わります。

学校が公表する6年間の参考試算では、その他諸経費まで含めると、国内タイプを選んだ場合は約558万~578万円、ニュージーランド留学タイプを選んだ場合は約718万~738万円が一つの目安です。

通常の私立中高一貫校としての学費に加え、全員参加の海外研修と選択制の長期留学を含めた6年間の資金計画を立てることが、東京成徳大学中学校を検討するうえで重要です。

中学1年生の基本的な学校納付金

項目金額納入時期
入学金250,000円入学手続時
授業料492,000円年4期に分けて納入
維持費120,000円年4期に分けて納入
基本納付金合計862,000円入学手続時及び年4期

入学後の授業料と維持費は、4月・7月・10月・1月の年4期に分けて納入します。

納入時期授業料維持費合計
第1期・4月123,000円30,000円153,000円
第2期・7月123,000円30,000円153,000円
第3期・10月123,000円30,000円153,000円
第4期・1月123,000円30,000円153,000円
年間合計492,000円120,000円612,000円

その他諸経費についても、各年度の金額を4期に分けて納入します。

入学時に全ての年間費用を一括で支払う仕組みではありませんが、入学金、制服、iPad、教材など、入学前後にまとまった支出が発生します。

基本納付金以外に必要となる費用

学校公式では、次の費用を「その他諸経費」として案内しています。

  • PTA会費
  • 生徒会費
  • 教材費
  • 旅行積立金
  • 制服・学校指定用品
  • その他の学年費

これらの金額は学年や年度によって異なります。

特に中学1年生は、制服、通学用品、体育用品、iPadなどを新たにそろえるため、中学2・3年生よりも諸経費が高くなる可能性があります。

入学時に準備したい主な指定用品

費用の種類主な内容
制服冬服、夏服、シャツ、ネクタイ・リボンなど
通学用品通学バッグ、靴、上履きなど
体育用品体育着、ジャージ、体育館履き、水着など
ICT用品iPad、Apple Pencil、ケース、保証など
学習用品副教材、問題集、辞書、実習用品など

各用品の価格や購入方法は、入学年度の案内によって決まります。

兄姉が使用した用品を再利用できるか、市販品で代用できるかについても、学校の規定を確認しましょう。

iPad関連費用も確認する

東京成徳はApple Distinguished Schoolに認定され、1人1台のiPadを6年間の学習基盤として利用します。

端末本体だけでなく、次のような関連費用が生じる可能性があります。

  • iPad本体
  • Apple Pencil
  • 保護ケース
  • キーボードなどの周辺機器
  • 端末保証・修理費
  • 学習用アプリやライセンス
  • 故障・紛失時の買い替え
  • 家庭のインターネット環境

学校指定の機種を購入するのか、既に家庭で所有している端末を使用できるのか、卒業まで同じ端末を使うのかは、入学年度の案内を確認する必要があります。

保証へ加入していても、故意の破損、紛失、付属品の故障などは自己負担となる場合があります。

中学2年生のセブ島短期語学留学は約45万円

中学2年生は、フィリピン・セブ島で行われる約2週間の短期語学留学へ全員参加します。

学校公式の学費ページに掲載された参考額は、45万円です。

項目内容
対象中学2年生・原則として全員
期間約2週間
場所フィリピン・セブ島
学校公表の留学費用約450,000円
主な内容航空券、語学授業、宿泊、食事、現地プログラムなど

学校公表額に全ての個人的な支出が含まれているとは限りません。

留学費用とは別に、次のような準備費用が必要となる可能性があります。

  • パスポート取得費
  • 海外旅行保険
  • スーツケース
  • 留学用の衣類・日用品
  • 常備薬や衛生用品
  • 空港までの交通費
  • 現地で使う小遣い

セブ島留学は全員参加を基本とするため、選択制行事として考えず、入学時から必要な教育費へ含めて準備しましょう。

留学費用は為替と航空運賃で変動する

海外留学費用は、為替相場、航空運賃、燃油付加運賃、現地の物価などによって変わります。

学校が公表する45万円は現在の参考額であり、入学後に実施される留学の費用を保証するものではありません。

中学1年生として入学してから実際にセブ島へ出発するまでに時間があるため、余裕を持って積み立てることが大切です。

変動要因費用への影響
円安現地授業料、宿泊費、食費などの円換算額が上昇する
航空運賃需要、燃油価格、航空会社の運航状況によって変わる
現地物価語学学校、宿泊施設、移動費などへ影響する
研修内容期間、授業数、訪問先の変更により費用が変わる
保険・安全対策補償内容や現地支援体制によって費用が変わる

中学3年生は国内タイプと留学タイプで費用が異なる

中学2年生の全員留学後、中学3年生は二つのグローバル教育から選択します。

選択タイプ学校公表の参考費用主な内容
国内グローバル教育約200,000円国内で英語、探究、プレゼンテーション、プログラミングなどを学ぶ
ニュージーランド学期留学約1,800,000円約3か月間、現地校へ通い、ホームステイを経験する

二つのタイプの費用差は、学校公表額を基にすると約160万円です。

本人の希望だけでなく、教育内容、健康面、海外生活への適性、大学進路、家計への影響を含めて選択する必要があります。

ニュージーランド学期留学で追加確認したい費用

約180万円の留学費用には、現地校の授業料、航空券、ホームステイ費などが含まれると考えられますが、個人で準備する費用もあります。

  • パスポートの取得・更新
  • 渡航手続・査証関連費用
  • 海外旅行保険
  • スーツケースと長期滞在用品
  • 季節に合う衣類
  • 現地で使用する交通費や小遣い
  • 通信費・SIMカード
  • 常用薬・予防接種・健康診断
  • 留学前後の英語学習

ホストファミリー先の生活や現地校の活動によって、追加費用が発生する場合もあります。

参加を検討する際は、学校が示す総額に何が含まれ、何が含まれないかを明細で確認しましょう。

中学校3年間の学校公表試算

学校公式の6年間学費ページでは、中学校3年間について次の金額を公表しています。

項目3年間の参考額
入学金250,000円
授業料1,428,000円
施設費264,000円
セブ島短期留学450,000円
国内グローバル教育200,000円
ニュージーランド学期留学1,800,000円
その他諸経費750,000~850,000円

これを選択タイプ別に整理すると、次のようになります。

中学3年間の選択基本学納金・留学費その他諸経費3年間の合計目安
セブ島+国内タイプ2,592,000円750,000~850,000円3,342,000~3,442,000円
セブ島+NZ留学タイプ4,192,000円750,000~850,000円4,942,000~5,042,000円

その他諸経費には、PTA会費、生徒会費、旅行積立金、教材費、制服などが含まれています。

ただし、クラブ活動費、通学定期券、食堂利用、検定試験、個人的な留学準備費などが全て含まれているとは限りません。

高校進学時の入学金は0円

東京成徳大学中学校は完全中高一貫校であり、中学校から中高一貫部の高等学校へ進学します。

学校公式の学費ページでは、高校進学時の入学金は0円とされています。

高校1年間の項目金額
入学金0円
授業料492,000円
維持費120,000円
基本納付金合計612,000円

高校で新たに入学金を支払う必要がないことは、6年間の費用を考えるうえで一つの利点です。

ただし、高校段階でも教材費、模試、旅行積立金、PTA会費、生徒会費、進路関連費用などが必要です。

高校3年間の学校公表試算

項目高校3年間の参考額
入学金0円
授業料1,428,000円
施設費264,000円
基本学納金合計1,692,000円
その他諸経費550,000~650,000円
高校3年間の合計目安2,242,000~2,342,000円

大学受験学年では、学校へ納める費用とは別に、模試、英語資格、講習、参考書、大学受験料、交通費、入学手続金などが必要となります。

6年間の費用を選択タイプ別に比較

6年間の進み方中学3年間高校3年間6年間の合計目安
セブ島+国内タイプ3,342,000~3,442,000円2,242,000~2,342,000円5,584,000~5,784,000円
セブ島+NZ留学タイプ4,942,000~5,042,000円2,242,000~2,342,000円7,184,000~7,384,000円

この試算は、学校が掲載する学納金、留学費用、その他諸経費を合計したものです。

通学費、クラブ活動費、昼食費、検定料、家庭のICT環境、大学受験費用などは別に必要となります。

6年間で別途見込んでおきたい費用

費用主な内容
通学費電車・バスの定期券、自転車保険、駐輪用品
昼食費弁当、食堂、放課後の軽食
クラブ活動費部費、用具、ユニフォーム、楽器、遠征、合宿
資格検定費英検、ケンブリッジ英語検定、漢検、数検など
希望制行事スキー教室、クラブ合宿、校外活動など
大学受験費模試、参考書、受験料、交通費、宿泊費
海外大学準備IELTS・TOEFL、出願支援、英文書類、ビザなど

特にクラブ活動費は、所属する団体によって差があります。

全国大会へ出場する運動部、専門的な楽器を使う音楽系クラブ、校外施設へ移動するクラブでは、年間の負担が大きくなる可能性があります。

公式ページ内の金額には確認が必要な点もある

学校公式の現行学費ページには、6年間の参考表と、1年間の納付表が掲載されています。

1年間の納付表では、授業料49万2,000円、維持費12万円とされています。

一方、6年間の参考表では、中学・高校各3年間の授業料を142万8,000円、施設費を26万4,000円としており、1年間の表を単純に3倍した金額とは一致しません。

参考表と年間表で、参照年度または費目の整理が異なる可能性があります。

従って、本記事では、現在の支払時期を確認する際は1年間の表を使用し、長期的な費用の目安には学校が公表する6年間の試算を使用しています。

2027年度入学者に実際に適用される正確な金額は、合格後の納付案内や学校事務室で必ず確認してください。

2027年度入試の受験料は2万5,000円

2027年度中学入試の受験料は、2万5,000円です。

2月1日から2月5日までに行われる一般選抜、特待選抜、Distinguished Learner選抜へ複数回出願しても、追加の受験料はかかりません。

項目内容
受験料25,000円
複数回出願追加料金なし
決済方法クレジットカード、コンビニ、ペイジー対応ATM、ネットバンキング
別途必要となる費用決済手数料、交通費、証明写真など

同一校を複数回受験する場合に受験料が増えないことは、東京成徳を第一志望または有力な併願校とする家庭にとって利用しやすい仕組みです。

特待A・特待Bの免除内容

東京成徳では、入試成績が優秀な受験生を特待生として選抜します。

特待区分免除される費用
特待A合格入学金全額、中学2年間の授業料及び維持費
特待B合格入学金全額

現在の年額を単純に当てはめると、特待Aでは入学金25万円に加え、2年間の授業料・維持費に相当する負担が軽減されます。

ただし、東京都の私立中学校等授業料軽減助成金を受給する都内生については、助成金相当額を除いた授業料が特待免除の対象です。

また、特待生でも、教材費、制服、旅行積立金、留学費、クラブ活動費などが全て免除されるわけではありません。

特待生でもセブ島留学費は別に考える

特待Aは授業料・維持費、特待Bは入学金を中心とする免除制度です。

学校公式の免除対象には、セブ島短期語学留学やニュージーランド学期留学の費用は記載されていません。

そのため、特待合格を得た場合も、留学費やその他諸経費を含めた家計計画が必要です。

  • セブ島短期語学留学約45万円
  • 国内グローバル教育約20万円
  • ニュージーランド学期留学約180万円
  • 制服・教材・iPad
  • 旅行積立金・PTA会費・生徒会費

東京都の私立中学校授業料助成

2026年度は、生徒と保護者が東京都内に住所を有する場合、所得にかかわらず、私立中学校等授業料軽減助成金を申請できます。

2026年度の助成上限額は、通常の10万円に臨時支援2万円を加えた年額12万円です。

項目2026年度の内容
助成上限年額120,000円
所得制限なし
主な居住要件生徒と保護者が東京都内に住所を有すること
対象実際に保護者が負担した授業料
申請毎年度必要

助成金は授業料負担を軽減する制度であり、入学金、維持費、制服、教材、iPad、留学費などが12万円ずつ安くなる制度ではありません。

また、2027年度以降も同じ金額や条件が継続するとは限らないため、入学年度の制度を確認してください。

高校段階にも授業料支援制度がある

高校進学後は、国の就学支援金と東京都の授業料軽減助成金の対象となる可能性があります。

2026年度の東京都内私立高校では、二つの制度へそれぞれ申請することで、授業料について最大年50万1,000円までの支援が示されています。

東京成徳の現行年間授業料は49万2,000円であるため、条件を満たして制度が適用された場合、授業料負担が大きく軽減される可能性があります。

ただし、支援対象は授業料であり、維持費、教材費、旅行費、クラブ費、大学受験費などは原則として別に必要です。

助成制度は自動的には適用されない

公的支援制度は、学校へ在籍していれば自動的に全員へ適用されるものではありません。

  • 中学校・高校とも申請手続が必要
  • 原則として毎年度申請する
  • 申請期間を過ぎると受給できない場合がある
  • 必要書類をそろえる必要がある
  • 制度変更が行われる可能性がある
  • 学校独自の免除制度との調整が行われる場合がある

入学後は、学校から配付される案内や東京都私学財団の情報を確認し、期限内に申請しましょう。

家計計画は中学入学前から立てる

東京成徳では、中学2年生で全員留学が行われるため、中学校入学後すぐに教育費の積立を始めるのでは遅くなる場合があります。

時期主な支出
受験期受験料、塾、模試、交通費
合格・入学時入学金、制服、iPad、教材、通学定期券
中学1年授業料、維持費、諸経費、留学積立
中学2年セブ島短期語学留学
中学3年国内教育またはニュージーランド学期留学
高校学納金、模試、講習、検定、大学受験準備
高校3年大学受験料、交通費、入学手続金

特にニュージーランド留学を将来選ぶ可能性がある場合は、約180万円に加え、個人準備費と為替変動分を見込む必要があります。

国内タイプを選ぶ場合も費用は0円ではない

ニュージーランド留学へ参加しない場合も、中学3年生の国内グローバル教育には約20万円が必要です。

国内タイプでは、英語、探究、プログラミング、プレゼンテーションなどを組み合わせた独自プログラムへ取り組みます。

留学しないため通常の授業料だけで済むわけではない点に注意しましょう。

留学費用以外にも教育投資の特徴がある

東京成徳の学費は、次の教育環境を支えるものです。

  • 1人1台のiPadを活用したICT教育
  • Apple Distinguished Schoolとしての学習環境
  • ネイティブ教員による英語教育
  • 毎朝の10-minutes English
  • English Camp
  • Diversity seminarなどの探究学習
  • 放課後補習・長期休暇講習
  • ラーニングコモンズや情報図書館
  • 国内外のグローバル教育

単純に学費の安さだけで比較するのではなく、家庭が重視する教育へ費用が使われているかを考えることが大切です。

学校説明会で確認したい費用

  • 2027年度入学者の授業料と維持費
  • 初年度に納入するその他諸経費の正確な金額
  • 制服・指定用品の購入総額
  • iPad本体・周辺機器・保証の費用
  • 副教材費と検定料
  • 旅行積立金に含まれる行事
  • セブ島全員留学の最新費用
  • 留学費用に含まれる項目と含まれない項目
  • 為替変動による追加徴収の扱い
  • 国内グローバル教育の最新費用
  • ニュージーランド学期留学の総額
  • クラブ活動の部費・用具・合宿費
  • 高校進学後の学納金
  • 特待A・特待Bの免除期間と継続条件
  • 東京都の授業料助成金の申請方法

学費を比較する際の注意点

私立中学校の学費を比較するときは、初年度納入金だけで判断しないようにしましょう。

比較項目東京成徳で確認する内容
初年度費用入学金、授業料、維持費、制服、iPad、教材
中学3年間セブ島留学と中3選択プログラムを含める
高校進学時高校入学金は0円だが、諸経費は継続する
6年間国内タイプとNZ留学タイプで総額が異なる
公的支援居住地、年度、申請状況によって負担額が変わる
課外活動クラブ、検定、講習、希望制行事を含める

他校の初年度納入金に海外研修費が含まれていない場合、東京成徳の留学費込み6年間総額と単純に比較することはできません。

同じ条件にそろえて、入学金から高校卒業までの総費用を計算することが重要です。

費用面の主なメリット

  • 授業料・維持費を年4期に分けて納入できる
  • 高校内部進学時の入学金が0円
  • 受験料2万5,000円で複数回出願できる
  • 特待A・特待Bの免除制度がある
  • 東京都在住者は中学校の授業料助成を申請できる
  • 高校段階にも国・都の授業料支援制度がある
  • 学校が留学費を含む6年間の参考額を公表している
  • 中3で国内タイプと留学タイプを選択できる

費用面で注意したいポイント

  • 基本納付金だけでは実際の初年度負担を把握できない
  • 中学2年生のセブ島留学は全員参加を基本とする
  • 留学費は為替・航空運賃によって変動する
  • ニュージーランド留学は約180万円の参考額となる
  • 国内タイプにも約20万円の費用が必要
  • 制服、教材、iPad、通学費が別途必要
  • クラブによって用具・遠征・合宿費が異なる
  • 公的助成は授業料以外の全費用を補う制度ではない
  • 助成制度は毎年度の申請が必要
  • 公式ページの年間表と6年間表には金額差があるため確認が必要

留学を含めた6年間の教育費で判断する

東京成徳大学中学校の現行学費は、入学金25万円、年間授業料49万2,000円、維持費12万円です。

中学1年生の基本納付金は合計86万2,000円ですが、このほかに制服、教材、iPad、PTA会費、生徒会費、旅行積立金などが必要です。

更に、中学2年生のセブ島短期語学留学には約45万円が必要となり、中学3年生では、約20万円の国内タイプと約180万円のニュージーランド留学タイプから選択します。

学校公表の参考額を基にすると、その他諸経費を含む6年間の目安は、国内タイプで約558万~578万円、ニュージーランド留学タイプで約718万~738万円です。

ただし、通学費、昼食費、クラブ活動費、検定料、大学受験費用などは、更に必要となる可能性があります。

「私立中学校へ通う費用」だけでなく、「ICT・探究・全員留学を含む6年間の教育へ投資する費用」として考えることが、東京成徳の学費を判断するうえで重要です。

留学制度に魅力を感じる場合も、家計へ無理が生じると本人の学習や進路選択へ影響します。

学校説明会では最新の納付金一覧と留学費の内訳を入手し、公的助成を受けない場合と受ける場合、国内タイプと留学タイプの両方について試算しておきましょう。

入試情報と合格の目安|2027年度の一般・特待・DL選抜入試を詳しく解説

東京成徳大学中学校の2027年度入試では、男女合わせて160名を募集します。

2月入試は、国語・算数を中心とする一般選抜入試3回、一般合格と特待合格を同時に判定する特待選抜入試3回、主体性・創造性・チャレンジ精神を評価するDistinguished Learner選抜入試で構成されています。

一般選抜は2科・4科から選択でき、4科受験者は、最初に国語・算数の2科で判定を受けた後、4科総合でも判定されます。

従って、4科受験者には、一度の受験で2科判定と4科判定の二つの合格機会があります。

特待選抜は国語・算数の2科入試ですが、特待基準に届かなかった場合も一般合格の判定を受けられます。

また、2月1日から5日までに実施される入試は、受験料2万5,000円を一度支払えば、複数回出願しても追加料金がかかりません。

第一志望の受験生は、午前の一般選抜と午後の特待選抜を組み合わせながら、複数回の受験機会を活用できます。

教科学力で受験する一般・特待選抜と、考える過程や他者との協働を評価するDL選抜から、本人の得意分野に合う方法を選べることが、東京成徳大学中学校の入試における大きな特色です。

2027年度入試の募集定員

項目内容
募集定員男女160名
男女別定員設定なし
一般選抜第1回80名・第2回15名・第3回15名
特待選抜第1回20名・第2回15名・第3回15名
Distinguished Learner選抜若干名
出願資格2027年3月に小学校を卒業する見込みの者

一般選抜と特待選抜の募集人数を合計すると160名になりますが、DL選抜を含む入試方式ごとの合格者数は、入学手続状況などを踏まえて調整されます。

男女別の定員は設けられておらず、男女を合わせて合否を判定します。

2027年度入試の日程一覧

試験日時間帯入試募集定員試験内容
2月1日(月)午前第1回一般選抜80名2科または4科
2月1日(月)午後第1回特待選抜20名国語・算数
2月2日(火)午前第2回一般選抜15名2科または4科
2月2日(火)午後第2回特待選抜15名国語・算数
2月4日(木)午前第3回一般選抜15名2科または4科・英検加点あり
2月4日(木)午後第3回特待選抜15名国語・算数・英検加点あり
2月5日(金)午前Distinguished Learner選抜若干名個人課題・グループワーク・発表

2027年度は、2月3日に東京成徳の入試はありません。

2月1日・2日は午前と午後、2月4日は英検加点を利用できる午前・午後入試、2月5日はDL選抜という構成です。

2月3日を休養や解き直しに使うことも、他校を受験することもできます。

2027年度は独立したグローバル選抜を実施しない

過年度の学校情報や外部の学校紹介には、「グローバル選抜」などの名称が掲載されている場合があります。

しかし、2027年度の募集要項に記載されている2月入試は、次の三種類です。

  • 一般選抜入試
  • 特待選抜入試
  • Distinguished Learner選抜入試

英語資格を生かしたい受験生は、2月4日の一般選抜または特待選抜で英検加点を利用します。

過年度の入試名称をそのまま現在の制度として使用しないよう注意しましょう。

一般選抜は2科・4科から選択

一般選抜入試は、全3回とも2科または4科から選択できます。

受験型試験科目試験時間配点合計点
2科受験国語・算数各50分各100点200点
4科受験国語・算数・社会・理科国算各50分・社理各30分国算各100点・社理各60点320点

国語と算数は各100点、社会と理科は各60点です。

一般的な4科入試に見られる「国算各100点・社理各50点」ではなく、社会と理科が各60点である点に注意しましょう。

一般選抜の試験時間

時刻内容
7時45分開門
8時00分試験会場開場
8時30分集合
8時40分~9時30分国語
9時45分~10時35分算数
10時50分~11時20分社会・4科受験者のみ
11時30分~12時00分理科・4科受験者のみ

2科受験者は午前10時35分、4科受験者は正午に試験が終了します。

午後に特待選抜を受験する場合、2科受験者の方が昼食や休憩時間を長く確保できます。

4科受験者も正午には終了するため、午後3時の集合まで約3時間ありますが、昼食、移動、休憩の計画を事前に考えておきましょう。

4科受験者は一度の入試で2回判定される

東京成徳の一般選抜では、2科受験者と4科受験者を単純に別々の入試として扱うわけではありません。

合否判定は、次の順番で行われます。

  1. 2科・4科の全受験生を、国語・算数の合計点で判定する
  2. 2科の合格ラインへ達していれば、この段階で合格となる
  3. 2科判定で合格しなかった4科受験者を、4科合計点で再び判定する
  4. 4科の合格ラインへ達していれば、4科判定で合格となる

従って、4科受験者は、国語・算数の2科判定と、社会・理科を加えた4科判定の両方を受けられます。

受験型合否判定の機会
2科受験国語・算数の合計点による1回
4科受験国語・算数による判定と4科総合による判定の2回

社会・理科を学習している受験生は、4科受験を選ぶことで、得意科目を合否へ反映できます。

一方、社会・理科の準備が不十分で、国語・算数へ集中した方が安定する場合は、2科受験も選択肢となります。

一般選抜でも4科受験者は特待判定を受けられる

第1回から第3回までの一般選抜では、4科受験者を対象に特待判定を行います。

2科受験者は一般合格のみの判定となり、一般選抜で特待認定を受けることはできません。

一般選抜の受験型一般合格判定特待判定
2科受験ありなし
4科受験あり・2科と4科の2段階あり

特待制度を希望し、社会・理科を含めて高得点を取れる受験生は、午前の一般選抜でも4科を選ぶ価値があります。

特待選抜は一般合格も同時に判定

特待選抜は、2月1日・2日・4日の午後に実施されます。

試験科目は国語と算数の2科で、各50分・100点、合計200点です。

時刻内容
14時15分開門
14時30分試験会場開場
15時00分集合
15時10分~16時00分国語
16時15分~17時05分算数

名称は「特待選抜」ですが、特待生だけを合格させる入試ではありません。

国語・算数の合計点を基に、次の判定が行われます。

  • 特待A合格
  • 特待B合格
  • 一般合格
  • 補欠合格
  • 不合格

特待基準に届かなかった場合でも、一般合格の基準へ達していれば入学資格を得られます。

従って、午後の特待選抜は、特待制度へ挑戦する機会であると同時に、一般合格を得る追加の機会でもあります。

特待A・特待Bの免除内容

区分免除される費用
特待A入学金全額及び中学2年間の授業料・維持費
特待B入学金全額

都内在住者が東京都の私立中学校等授業料軽減助成金を受給する場合、特待Aの授業料免除は、助成金相当額を除いた保護者負担分が対象です。

また、特待合格であっても、制服、教材、iPad、旅行積立金、セブ島留学費などが全て免除されるわけではありません。

教科型入試の特待得点基準

学校公式の入試案内では、教科型入試の特待判定について、次の得点率が基準として示されています。

特待区分得点率の基準
特待A全科目合計の80%以上
特待B全科目合計の75%以上80%未満

得点へ換算すると、目安は次の通りです。

入試満点特待Aの目安特待Bの目安
一般選抜・4科320点256点以上240~255点
特待選抜・2科200点160点以上150~159点

一度でも特待合格を得れば、別の回の得点が低くても、取得した特待資格が取り消されることはありません。

複数回受験し、最も良い結果を利用できます。

なお、DL選抜の特待判定は教科得点ではなく、ルーブリックによる評価を基に行われます。

2月4日は英検加点を利用できる

英検加点があるのは、2月4日に実施される第3回一般選抜と第3回特待選抜です。

2月1日・2日及びDL選抜では、英検による加点はありません。

2月4日の入試英検準2級以上英検3級
一般選抜・4科受験30点加点15点加点
一般選抜・2科受験20点加点10点加点
特待選抜・2科受験20点加点10点加点

準2級より上の2級・準1級・1級を取得していても、「準2級以上」として同じ加点です。

英検加点を申請する受験生は、試験当日に合格証の原本を持参する必要があります。

合格証のコピーや、結果を表示したスマートフォン画面だけでは確認できない可能性があります。

英検加点の効果は大きい

2科入試における20点加点は、200点満点の10%に相当します。

4科入試の30点加点も、320点満点に対して約9.4%です。

2026年度の第3回一般選抜の合格最低点は、2科110点、4科176点でした。

英検準2級以上の加点を持つ場合、教科試験で必要となる実質得点を大きく下げられる可能性があります。

ただし、加点があっても国語・算数の基礎が不要になるわけではありません。

英検取得だけへ時間をかけすぎず、中学受験の教科学習とのバランスを考えましょう。

Distinguished Learner選抜とは

Distinguished Learner選抜入試は、教科学力試験だけでは測りにくい、主体性、創造性、チャレンジ精神を評価する入試です。

試験日は2027年2月5日(金)の午前で、募集定員は若干名です。

項目内容
集合8時30分
試験時間8時40分~12時00分・途中休憩あり
試験内容個人課題、グループワーク、発表
配点12項目×5点・60点満点
英検加点なし
特待判定あり
補欠判定なし

DL選抜では、採点項目ごとの得点と採点者からの講評が、試験後に受験生へ郵送されます。

合否だけで終わらず、自分の強みや今後の課題を知る機会となる点も特徴です。

DL選抜の試験の流れ

個人課題

最初に提示された課題に対して、受験生が自分のアイデアを考えます。

回答はiPadを利用して作成することも、所定の用紙へ記入することもできます。

途中で採点者から助言を受け、その内容を踏まえて、自分のアイデアを見直します。

最初から完璧な答えを出せるかではなく、助言を受けて考えを深めたり、修正したりできるかも評価されます。

グループワーク

個人課題で考えたアイデアを、グループの中で一人ずつ発表します。

その後、メンバーの意見を持ち寄り、グループとしてより良い案へまとめます。

自分の意見を押し通すのではなく、他の受験生の考えを聞き、良い部分を取り入れる姿勢が必要です。

プレゼンテーション

グループでまとめたアイデアを、採点者へ発表します。

発表の上手さだけでなく、意見をまとめる過程、役割分担、考えの根拠、試行錯誤の様子も評価されます。

DL選抜の12の評価項目

評価軸評価項目
主体性リーダーシップ、論理的思考力、チームワーク、客観的視点・判断力
創造性独自性・発想力、デザイン・開発、探究心、批判的思考力
チャレンジ精神好奇心、トライ&エラー、自己調整力・計画性、社会とつながる力

各項目を5段階で採点し、学校公式では、各項目で4以上を取ることが合格の目安として示されています。

単純に合計点だけを稼ぐのではなく、12項目の中に大きな弱点をつくらないことが重要です。

DL選抜は「話すことが得意な子だけ」の入試ではない

グループワークや発表があるため、積極的に話す子が有利に見えるかもしれません。

しかし、評価されるのは発言回数や声の大きさだけではありません。

  • 相手の話を最後まで聞く
  • 他の人が話しやすいように促す
  • 意見の共通点と違いを整理する
  • 根拠を付けて説明する
  • 助言を受けて考えを修正する
  • グループの目標へ向けて役割を果たす
  • 時間を意識して作業を進める

人前で目立つリーダーだけでなく、意見を整理する子、仲間を支える子、考えを粘り強く改善する子にも評価される機会があります。

DL選抜に向いている受験生

特徴入試で生かせる力
自分の考えを形にすることが好き個人課題、アイデア作成
一つの正解がない問題を楽しめる創造性、探究心
他者の意見を聞けるチームワーク、客観的視点
助言を受けて考え直せる自己調整力、トライ&エラー
図・文章・動画などで表現することが好きデザイン、発表
社会の問題へ関心がある社会とつながる力

反対に、他者の意見を聞かずに自分の案だけを押し通す、助言を受けても変更しない、正解を教えてもらうまで動けない場合は、力を発揮しにくい可能性があります。

DL選抜の対策

  • 過去の課題へ実際に取り組む
  • 限られた時間でアイデアを文章や図へまとめる
  • 「なぜその案がよいのか」を説明する
  • 家族や友人から意見をもらい、案を修正する
  • 複数人で話し合う練習をする
  • 他者の意見を要約してから自分の意見を述べる
  • 発表の役割を一人で独占しない
  • 失敗した場合に別の方法を試す

学校公式サイトには、2023年度から2026年度までのDL選抜の過去問題が掲載されています。

問題文を読むだけでなく、本番と同じように時間を決め、最初の案、助言後の修正版、発表まで練習しましょう。

2026年度入試結果から見る合格の目安

2027年度入試の合格最低点は、試験が終了するまで分かりません。

ただし、2026年度入試の実受験者数、合格者数、合格最低点は、対策を考える際の参考になります。

2026年度入試実受験者合格者実質倍率合格最低点
第1回一般・2科49名36名約1.4倍90点/200点・45%
第1回一般・4科90名78名約1.2倍144点/320点・45%
第1回特待121名67名約1.8倍100点/200点・50%
第2回一般・2科22名10名2.2倍100点/200点・50%
第2回一般・4科31名22名約1.4倍160点/320点・50%
第2回特待63名50名約1.3倍100点/200点・50%
第3回一般・2科24名10名2.4倍110点/200点・55%
第3回一般・4科42名29名約1.4倍176点/320点・55%
第3回特待99名57名約1.7倍120点/200点・60%
DL選抜28名13名約2.2倍45点/60点・75%

男女別の受験者数・合格者数を合計して算出した数値です。

募集人数の多い第1回一般選抜は比較的合格者を多く出し、後半になるほど合格最低点が上昇する傾向が見られました。

ただし、後半入試は実受験者数が少なく、受験生の学力層によって倍率や最低点が大きく動きます。

一般合格を目指す得点目標

2026年度の最低点は45~60%でしたが、最低点ぎりぎりを目標にすることはおすすめできません。

入試2026年度最低得点率過去問題で目指したい得点率
第1回一般45%60%以上を安定
第2回一般50%60~65%以上
第3回一般55%65%以上
特待選抜の一般合格50~60%65%以上
特待B公式基準75%以上75~80%を安定
特待A公式基準80%以上80%以上を安定

一般合格が第一目標であれば、第1回・第2回では60%以上、第3回や午後入試では65%以上を安定して取れる状態を目指しましょう。

特待合格を目指す場合は、易しい問題を落とさず、75~80%以上を取る必要があります。

偏差値だけでなく過去問題の得点で判断する

東京成徳の偏差値は、模試の種類、男女、入試回、特待判定の有無によって異なります。

特に第1回一般選抜と午後の特待選抜では、受験者層と合格基準が異なるため、一つの偏差値だけで合格可能性を判断することはできません。

受験校として具体的に検討する段階では、次の順番で判断しましょう。

  1. 最新の模試で80%・50%偏差値を確認する
  2. 受験予定回の過去問題を時間通りに解く
  3. 2科・4科のどちらで得点しやすいか比較する
  4. 合格最低点との差を確認する
  5. 同じ年度だけでなく複数年度を解く
  6. 英検加点を含めた得点も試算する

模試の偏差値が合格圏内でも、学校独自の問題形式に慣れていなければ得点が安定しません。

反対に、模試の偏差値が少し届いていなくても、基礎・標準問題を丁寧に取れる受験生は、過去問題で合格点へ達する可能性があります。

国語の出題傾向

国語は、長文読解2題と漢字問題を中心に構成されます。

分野主な出題
文学的文章登場人物の心情、場面、情景、文章のつながり
説明的文章論理の流れ、筆者の主張、段落の関係、要旨
漢字小学校で学習する漢字の読み・書き、語句の意味
解答形式選択、空所補充、抜き出し、記述など

問題の難度は標準的ですが、50分で二つの長文を読み、条件に合う答えを作る必要があります。

選択肢の根拠を本文へ戻って確認し、記述では設問の条件と字数を守る練習をしましょう。

算数の出題傾向

算数では、次の三つを重視しています。

  1. 計算の正確さ
  2. 小学校で学ぶ基本事項の理解
  3. 図形・場合の数・融合問題における発想力

極端に難しい特殊問題よりも、基本的な解法を正しく使えるかが問われます。

  • 毎日の計算練習で正確さと速さを身につける
  • 割合、比、速さ、数の性質などの基本を固める
  • 図形の性質や公式を整理する
  • 途中式や図を丁寧に書く
  • 間違えた原因を計算・読み違い・解法選択に分ける

合格最低点が比較的低い年度でも、計算や基本問題の失点が重なると合格が難しくなります。

難問を解くことより、取るべき問題を確実に得点することを優先しましょう。

社会の出題傾向

社会は、地理、歴史、公民を柱とし、複数分野を組み合わせた問題や時事問題も出題されます。

用語を覚えるだけでなく、地図、統計、グラフ、表、写真などの資料を読み取る力が必要です。

  • 基本的な人物・地名・出来事を正確に覚える
  • 教科書で漢字表記される語句を漢字で書く
  • 地図帳や資料集を日常的に見る
  • 出来事の原因と結果を関連付ける
  • ニュースの内容だけでなく、何が問題なのかを考える

30分で60点分を解くため、資料を読みながら必要な情報を素早く見つける練習が必要です。

理科の出題傾向

理科では、基本知識と、実験・観察結果を論理的に考える力の両方を確認します。

学校公式では、大問5題を予定しています。

分野大問数の目安
物理・化学2題
生物1題
地学1題
総合問題・科学時事1題

語句を覚えるだけでなく、実験器具の使い方、条件整理、表やグラフの読み取り、結果の理由を説明する練習が必要です。

環境問題、自然災害、科学技術などのニュースにも目を向けましょう。

2科と4科のどちらを選ぶか

2科受験が合いやすい子4科受験が合いやすい子
国語・算数へ学習を集中している社会・理科でも安定して得点できる
午後入試へ向けて早く試験を終えたい2科判定と4科判定の両方を受けたい
社会・理科の仕上がりが不十分午前の一般選抜でも特待判定を受けたい
国語・算数の合計点に自信がある国語・算数の失点を社会・理科で補いたい

4科受験の方が常に有利とは限りません。

社会・理科を受験することで疲労が増え、午後入試へ影響する可能性もあります。

一方、4科受験者には二段階判定があり、特待判定も受けられます。

過去問題を2科・4科の両方で採点し、本人が合格点へ達しやすい方式を選びましょう。

第一志望の受験パターン

日程受験例
2月1日午前第1回一般選抜・募集人数が最も多い回で合格を目指す
2月1日午後第1回特待選抜・特待と一般合格の両方を狙う
2月2日午前第2回一般選抜・前日の結果を踏まえて追加受験する
2月2日午後第2回特待選抜
2月3日休養、解き直し、又は他校受験
2月4日午前・午後英検資格があれば加点を利用する
2月5日午前適性があり、事前準備をした場合にDL選抜を受験する

受験料の追加負担がないため、出願時点で全ての入試を確定する必要はありません。

第2回は2月1日、第3回とDL選抜は2月3日まで出願できるため、それまでの合否や本人の体調を見て追加出願できます。

ただし、午前・午後入試を連日受けると疲労が蓄積します。

受験機会を増やすことだけを目的にせず、第一志望度、他校日程、体調を考えて組み立てましょう。

出願期間

入試出願開始出願締切
第1回一般・第1回特待1月10日(日)10時1月29日(金)23時59分
第2回一般・第2回特待1月10日(日)10時2月1日(月)23時59分
第3回一般・第3回特待・DL1月10日(日)10時2月3日(水)23時59分

出願はmiraicompassを利用したWeb出願です。

通常の2月入試では、調査書などの郵送書類はありません。

顔写真データを登録し、受験料を決済した後、受験票を家庭で印刷します。

受験料は複数回出願しても2万5,000円

項目内容
受験料25,000円
追加出願追加料金なし
複数回出願追加料金なし
対象2月1日から5日までに実施する全入試
支払方法クレジットカード、コンビニ、ペイジー対応ATM、ネットバンキング

同じmiraicompassのIDでログインし、追加出願を行います。

一度出願した入試を欠席しても受験料は返還されません。

合格発表と入学手続期限

入試合格発表
一般選抜各試験日の17時
特待選抜各試験日の21時
DL選抜2月5日(金)19時

合格発表は、miraicompassによるWeb発表です。

一般・特待・DLのいずれも、入学金決済の締切は2027年2月7日(日)23時59分です。

延納制度を前提にせず、併願校の合格発表日と入学手続期限を確認しておきましょう。

補欠合格と繰り上げ合格

一般選抜と特待選抜では、各回で補欠合格の判定を行います。

2月5日の全入試終了後、入学手続状況を確認し、補欠合格者の中から繰り上げ合格を判定します。

繰り上げ合格者には、2月9日または10日に電話で連絡されます。

連絡を受けられるよう、出願時に登録した電話番号を確認し、知らない番号からの着信にも注意しましょう。

DL選抜では補欠合格の判定を行いません。

入試当日の持ち物

  • 家庭で印刷した受験票
  • 鉛筆またはシャープペンシル
  • 消しゴム
  • 2月4日の英検加点利用者は英検合格証原本

上履きは不要です。

電卓、定規、コンパス、分度器なども必要ありません。

腕時計の使用条件、飲み物、昼食、保護者控室などは、入試直前の案内で確認しましょう。

遅刻・体調不良への対応

1科目目の試験開始から30分以内であれば、遅れて入室できます。

ただし、終了時刻は変わらず、試験時間の延長はありません。

交通機関に大幅な遅れが発生した場合は、学校が状況に応じて対応します。

体調不良やけがによって別室受験を希望する場合は、事前又は当日に学校へ相談します。

障がいなどにより受験上・入学後の配慮が必要な場合は、学校で対応が難しいこともあるため、出願前に相談する必要があります。

2027年度帰国生入試

帰国生入試は、2026年11月22日(日)に実施されます。

項目内容
募集定員若干名
国籍条件日本国籍を有する者
海外在住歴海外在住1年以上かつ帰国後3年以内
筆記試験算数50分+英語又は国語50分
英語問題中学3年生程度・リスニングあり
面接保護者同伴15分・日本語又は英語を選択
受験料25,000円

英語を選択する場合は、中学受験用の基礎英語ではなく、中学3年生程度の英文法・読解・リスニングへ対応する必要があります。

海外在住を証明する書類も試験当日に持参します。

入試対策で優先したいこと

  1. 国語・算数の基本問題を安定させる
  2. 受験予定回の過去問題を時間通りに解く
  3. 2科・4科のどちらが合うか得点で比較する
  4. 第1回一般では60%以上を安定させる
  5. 後半入試では65%以上を目標にする
  6. 特待希望者は75~80%以上を目指す
  7. 2月4日に英検加点を使う場合は合格証原本を準備する
  8. DL選抜は過去課題とグループワークを練習する
  9. 午前・午後入試を受ける日の昼食と休憩を計画する
  10. 出願締切と入学手続期限を一覧にする

受験前に確認したい注意点

  • 一般選抜の2科受験では特待判定を受けられない
  • 4科受験者は2科と4科の二段階で判定される
  • 特待選抜でも一般合格の判定がある
  • 英検加点は2月4日の入試だけに適用される
  • 英検加点には合格証原本が必要
  • DL選抜には教科型入試とは異なる対策が必要
  • DL選抜では補欠合格を出さない
  • 後半入試は募集人数が少なく、年度によって倍率が動きやすい
  • 複数回出願に追加料金はないが、連続受験の疲労を考える
  • 入学金決済の期限は2月7日23時59分

学校説明会・入試説明会で質問したいこと

  • 2027年度入試問題の変更点
  • 一般選抜の2科判定と4科判定の具体的な計算方法
  • 英検加点を特待判定にも含めるか
  • 特待A・Bの得点基準と認定方法
  • 特待資格の入学後の継続条件
  • 一般・特待選抜の男女別判定の有無
  • 過去問題の配付・公開方法
  • DL選抜で使用するiPadや筆記用具
  • DL選抜のグループ人数
  • 午前・午後入試を連続受験する場合の昼食場所
  • 保護者控室の有無
  • 補欠順位を通知するか
  • 受験上の配慮が必要な場合の相談方法

複数の評価方法から本人の強みを生かせる入試

東京成徳大学中学校の2027年度入試は、2月1日・2日・4日の一般選抜と特待選抜、2月5日のDL選抜で構成されています。

一般選抜では2科・4科から選択でき、4科受験者は、国語・算数による判定と4科総合による判定の二つの機会を得られます。

更に、一般選抜の4科受験者は特待判定も受けられます。

午後の特待選抜は、特待A・Bだけでなく一般合格も判定するため、東京成徳への志望度が高い受験生にとって重要な受験機会です。

2月4日には、英検3級又は準2級以上の資格を得点へ加算できます。

一方、DL選抜では、知識量ではなく、個人課題、助言後の修正、グループワーク、発表を通して、主体性、創造性、チャレンジ精神を評価します。

2026年度の合格最低得点率は、第1回一般が45%、第2回一般が50%、第3回一般が55%でした。

しかし、最低点ぎりぎりを狙うのではなく、一般合格では60~65%以上、特待合格では75~80%以上を過去問題で安定させることが目標です。

募集人数の多い第1回一般選抜を軸としながら、4科の二段階判定、午後の一般合格判定、英検加点、DL選抜を本人の強みに応じて組み合わせることが、東京成徳大学中学校の入試攻略における重要なポイントです。

併願校パターン|北区・埼玉方面の共学校を難易度と日程別に整理

東京成徳大学中学校の併願校を考える際は、偏差値が近い学校を並べるだけでは不十分です。

東京成徳には、完全中高一貫制、Apple Distinguished SchoolとしてのICT教育、中学2年生のセブ島全員留学、中学3年生の選択型グローバル教育という明確な特色があります。

そのため、併願校についても、男女共学、ICT活用、英語・国際教育、探究型学習、大学進学支援など、家庭が重視する条件を整理して選ぶ必要があります。

立地面では、東京メトロ南北線の王子神谷駅を利用するため、北区・豊島区・文京区の学校に加え、埼玉高速鉄道線、京浜東北線、埼京線、東武東上線、東武スカイツリーライン沿線の学校も組み合わせやすくなっています。

特に埼玉県の私立中学校は1月に入試を実施するため、2月1日の東京成徳入試を迎える前に、合格経験を得られる可能性があります。

ただし、併願校は単なる練習場所ではありません。

東京成徳が不合格だった場合に実際に進学したいと思える学校だけを受験することが、併願校選びの基本です。

併願校の難易度は受験生ごとに変わる

学校を一律に「チャレンジ校」「標準校」「安全校」へ分類することはできません。

同じ学校でも、入試回、受験科目、特待判定、英語資格加点によって難易度が変わります。

また、模試の偏差値が同じ受験生でも、国語が得意な子、算数が得意な子、4科で安定する子では、過去問題の結果が異なります。

位置付け模試・過去問題による判断
チャレンジ校模試では合格可能性50%前後以下で、過去問題では合格最低点へ届かない年度が多い
実力相応校模試では合格可能性50~80%程度で、過去問題では合格最低点の前後を推移する
合格確保校模試では合格可能性80%以上が続き、過去問題で合格最低点を10~15%程度上回る

学校名だけで「安全」と判断せず、受験予定回の過去問題を複数年度解いて位置付けましょう。

午後入試や後半入試は募集人数が少なくなり、第一志望校の結果を受けて受験生が移動するため、同じ学校の第1回入試より難しくなる場合があります。

東京成徳大学中学校の2027年度入試日程

試験日時間帯入試科目・内容
2月1日(月)午前第1回一般選抜2科または4科
2月1日(月)午後第1回特待選抜国語・算数
2月2日(火)午前第2回一般選抜2科または4科
2月2日(火)午後第2回特待選抜国語・算数
2月4日(木)午前第3回一般選抜2科または4科・英検加点あり
2月4日(木)午後第3回特待選抜国語・算数・英検加点あり
2月5日(金)午前Distinguished Learner選抜個人課題・グループワーク・発表

東京成徳を第一志望とする場合は、募集人数が最も多い2月1日午前の第1回一般選抜を軸にします。

午後の特待選抜は、特待基準に届かなかった場合も一般合格の判定を受けられるため、同日午前・午後の連続受験が有力です。

2月3日には東京成徳の入試がないため、休養、解き直し、他校受験のいずれかへ充てられます。

併願候補となる北区・豊島区方面の共学校

学校所在地・主な交通東京成徳と比較した主な特色併願時に確認したい点
北里大学附属順天中学校北区・王子駅から徒歩圏北里大学との高大連携、理科・探究、グローバル教育大学附属化後の内部進学制度と外部大学受験のバランス
桜丘中学校北区滝野川ICT、探究、英語教育、少人数での学習支援高校募集の有無、クラス編成、学校規模
淑徳巣鴨中学校豊島区・西巣鴨駅から徒歩約3分仏教精神を土台とする教育、理数・グローバル教育、コース制宗教教育、コースごとの学習量、東京成徳より高い難度となる入試回
城西大学附属城西中学校豊島区・要町駅、椎名町駅から徒歩圏英語資格型、適性検査型、海外研修、系列大学との連携高校募集のある併設型一貫校であること、入試方式ごとの対策

北里大学附属順天中学校と桜丘中学校は、東京成徳と同じ北区にあり、通学経路を大きく変えずに比較できます。

淑徳巣鴨中学校は、西巣鴨駅から近く、王子駅から路線バスでも通学できます。東京成徳より難度が高くなる入試回もあり、受験生によってはチャレンジ校となります。

城西大学附属城西中学校は、2月1日午前・午後、2月2日、2月5日、2月7日に受験機会があります。東京成徳と入試日が重なるため、どちらを優先するかを事前に決める必要があります。

埼玉方面の主な併願候補

学校主な地域・路線教育・入試の特色
武南中学校蕨市・京浜東北線方面2科・4科・適性検査型・得意科目入試を実施
浦和実業学園中学校さいたま市・南浦和駅英語イマージョン教育、4科・2科・適性検査型・英語入試
大宮開成中学校さいたま市・大宮駅からバス4科型を中心とする学力重視型入試、特待生選抜、大学進学指導
獨協埼玉中学校越谷市・せんげん台駅獨協大学系列、英語教育、4科入試、英語資格入試
埼玉栄中学校さいたま市・西大宮駅難関大・医学系を意識したクラス、全国レベルのクラブ活動
細田学園中学校志木市・志木駅探究型のdots教育、多様な入試、少人数教育

埼玉県の学校は1月に受験できるため、東京成徳と入試日が重なりません。

ただし、学校ごとに入学手続期限や延納制度が異なります。

合格後に一定額を納入しなければ2月の東京入試まで資格を保持できない学校もあるため、試験日だけでなく、合格発表日、手続期限、延納金も確認しましょう。

2027年度の主な埼玉県入試日程

日程学校・入試例主な試験方式
1月10日(日)午前武南中学校第1回、浦和実業学園中学校、大宮開成中学校第1回2科・4科・適性検査型など
1月10日(日)午後武南中学校第1回午後、浦和実業学園中学校2科型、獨協埼玉中学校英語資格入試2科・4科・英語資格型
1月11日(月・祝)浦和実業学園中学校適性検査型、獨協埼玉中学校第1回適性検査型・4科
1月12日(火)午前武南中学校第2回、浦和実業学園中学校4科型、獨協埼玉中学校第2回、大宮開成中学校特待生選抜2科・4科・適性検査型
1月12日(火)午後浦和実業学園中学校3科型、大宮開成中学校算数選抜国算英・算数1科
1月14日(木)大宮開成中学校第2回4科
1月15日(金)浦和実業学園中学校英語入試英語筆記・面接
1月17日(日)武南中学校第3回、獨協埼玉中学校第3回2科・4科
1月24日(日)武南中学校第4回、浦和実業学園中学校4科型得意科目入試・4科

同じ日に複数校が入試を行うため、全てを受験することはできません。

1月10日に合格を得られなかった場合に備え、1月12日、17日、24日のどこまで受験するかを決めておくと安心です。

武南中学校は複数の試験方式から選べる

武南中学校の2027年度入試は、1月10日午前・午後、1月12日、1月17日、1月24日に行われます。

試験日主な方式
1月10日午前2科・4科・適性検査型
1月10日午後2科・4科
1月12日2科・4科・適性検査型
1月17日2科・4科
1月24日国語・算数の得意科目入試と本人面接

得意科目入試では、国語・算数のうち得点の高い教科を1.5倍して判定します。

国語又は算数のどちらかに明確な得意科目がある受験生は、後半の受験機会として検討できます。

また、複数回受験者には学校の基準に基づく加点が行われます。

浦和実業学園中学校は入試方式が多い

浦和実業学園中学校では、4科型、2科型、適性検査型、国語・算数・英語の3科型、英語入試が実施されます。

受験生の強み検討しやすい入試
4科をバランスよく学習している1月10日・12日・24日の4科型
国語・算数へ集中している1月10日午後の2科型
公立中高一貫校対策をしている1月11日の適性検査型
英語を学習している1月12日午後の3科型、1月15日の英語入試

東京成徳の英語・留学教育に魅力を感じる家庭にとって、英語イマージョン教育を行う浦和実業学園は比較候補となります。

ただし、留学制度、英語授業の割合、ネイティブ教員の関わり方は異なるため、学校説明会で比較しましょう。

大宮開成中学校は4科型を中心とする上位併願候補

大宮開成中学校の2027年度入試は、1月10日の第1回、1月12日の特待生選抜・算数選抜、1月14日の第2回で構成されます。

試験日入試
1月10日午前・後半第1回入試
1月12日午前特待生選抜入試
1月12日午後算数選抜入試
1月14日午前第2回入試

第1回・特待生選抜・第2回は4科型で、英数特科コースのT合格・S合格や特待合格を判定します。

東京成徳を第一志望とする受験生にとっては、模試結果によってチャレンジ校となる可能性があります。

大宮駅から学校まで路線バスを利用するため、毎日の通学時間も確認しましょう。

獨協埼玉中学校は英語資格入試と4科入試

獨協埼玉中学校の2027年度入試は、1月10日午後の英語資格入試と、1月11日・12日・17日の4科入試です。

入試試験日内容
英語資格入試1月10日午後国語・算数、英検4級以上が出願条件、3級以上は加点
第1回入試1月11日国語・算数・社会・理科
第2回入試1月12日国語・算数・社会・理科
第3回入試1月17日国語・算数・社会・理科

英語資格入試は国語・算数の2科ですが、英検4級以上を取得していることが出願条件です。

獨協大学への系列校推薦と外部大学受験の両方を考えられる点は、外部大学進学を中心とする東京成徳とは異なります。

城西大学附属城西中学校の2027年度日程

試験日入試回主な方式
2月1日午前第1回午前2科・4科・英語資格型
2月1日午後第1回午後2科・4科
2月2日午前第2回2科・4科・英語資格型
2月2日午前第2回適性検査型適性検査型
2月5日午前第3回2科・4科・英語資格型
2月7日午前第4回2科・英語資格型

東京成徳と2月1日午前・午後、2月2日午前、2月5日午前が重なります。

東京成徳を第一志望とする場合は、城西大学附属城西の2月7日入試を後半の受験機会として残す方法があります。

一方、城西大学附属城西を上位志望校とする場合は、2月1日午前に城西を受験し、午後に東京成徳の特待選抜を受験する組み合わせも考えられます。

ただし、要町から王子神谷までの移動、昼食、午前入試の終了時刻を事前に確認する必要があります。

北里大学附属順天中学校は北区内の有力比較校

北里大学附属順天中学校は、2026年4月に順天中学校から校名を変更し、北里大学の附属校となりました。

王子駅から徒歩圏にあり、東京成徳と同じ北区の共学校として比較しやすい学校です。

比較項目東京成徳大学中学校北里大学附属順天中学校
系列大学東京成徳大学北里大学
大学進路外部大学受験が中心北里大学への内部進学制度と外部大学受験
教育の中心ICT、留学、自律した学習者理科・探究、グローバル教育、高大連携
最寄り王子神谷駅王子駅

医療・生命科学系への関心が強く、北里大学への内部進学も視野に入れたい家庭には、北里大学附属順天が有力候補です。

一方、全員参加の海外留学やApple認定のICT教育を重視する場合は、東京成徳の特色がより明確です。

2027年度の一般入試要項は暫定版から更新される可能性があるため、確定版で日程と科目を確認しましょう。

東京成徳を第一志望とする基本パターン

日程受験例目的
1月10日~17日武南、浦和実業、獨協埼玉など実際に進学できる1月校の合格を確保する
2月1日午前東京成徳第1回一般選抜募集人数が最も多い回で合格を目指す
2月1日午後東京成徳第1回特待選抜特待と一般合格の両方を判定してもらう
2月2日午前東京成徳第2回一般選抜第1回の結果を踏まえて再挑戦する
2月2日午後東京成徳第2回特待選抜又は休養受験機会を増やすか、後半へ体力を残す
2月3日休養・解き直し・他校受験2月4日以降へ備える
2月4日午前・午後東京成徳第3回一般・特待選抜英検資格があれば加点を利用する
2月5日午前東京成徳DL選抜適性があり、準備をしている場合に受験する

2月1日午前・午後、2月2日午前・午後を全て受験すると、短期間に4回の試験を受けることになります。

受験料の追加負担がないことだけを理由に、全ての回へ出願する必要はありません。

特に午後入試では、集中力の低下、昼食後の眠気、移動、緊張による疲労を考えましょう。

東京成徳を実力相応校・併願校とするパターン

日程受験例
1月大宮開成・獨協埼玉などの上位候補と、武南・浦和実業などの合格確保候補を組み合わせる
2月1日午前淑徳巣鴨、北里大学附属順天などの上位志望校
2月1日午後東京成徳第1回特待選抜
2月2日午前上位志望校の第2回又は東京成徳第2回一般選抜
2月2日午後東京成徳第2回特待選抜
2月3日以降それまでの合否に応じて東京成徳・城西大学附属城西などを選ぶ

2月1日午前に別の第一志望校を受験し、午後に東京成徳を受ける場合は、午前校から王子神谷までの移動が現実的かを確認します。

午後3時集合の東京成徳特待選抜へ余裕を持って到着するため、午前校の終了時刻から少なくとも昼食と移動を含む時間を確保しましょう。

ICT・英語・グローバル教育を重視する併願例

学校主な特色
東京成徳大学中学校Apple認定、1人1台iPad、中2セブ島全員留学、中3選択型教育
浦和実業学園中学校英語イマージョン教育、英語を使う学校生活、ハワイ留学
獨協埼玉中学校系列大学との連携、英語教育、英語資格入試
北里大学附属順天中学校グローバル教育、理科・探究、大学との連携
桜丘中学校ICT、英語、探究型学習
城西大学附属城西中学校英語資格型入試、海外研修、国際教育

同じ「グローバル教育」という表現でも、全員留学、希望制研修、英語イマージョン、オンライン英会話、海外大学進学支援など、内容は学校ごとに異なります。

パンフレット上の名称だけでなく、全員参加か希望制か、期間、費用、現地で受ける授業、留学しない場合の教育内容を比較しましょう。

適性検査型・探究型入試を利用する場合

東京成徳のDL選抜は、公立中高一貫校型の適性検査と同じ入試ではありません。

DL選抜では、個人課題、助言を受けた修正、グループワーク、プレゼンテーションを通して、主体性、創造性、チャレンジ精神を評価します。

一方、武南、浦和実業学園、城西大学附属城西などの適性検査型入試では、文章・資料・グラフを読み、論理的に記述する力が中心となります。

入試主に求められる力
東京成徳DL選抜発想、修正、協働、役割分担、発表
適性検査型入試資料読解、条件整理、計算、記述、論理的説明
2科・4科入試教科知識、計算・読解、標準問題への対応

公立中高一貫校対策をしているからといって、準備なしでDL選抜へ対応できるとは限りません。

反対に、プレゼンテーションが得意でも、適性検査型の長い記述問題へ対応できるとは限りません。

英語資格を生かす併願パターン

英検を取得している受験生は、東京成徳の2月4日入試だけでなく、獨協埼玉や城西大学附属城西などの英語資格型入試も検討できます。

学校英語資格の主な生かし方
東京成徳大学中学校2月4日の一般・特待選抜で英検3級以上を加点
獨協埼玉中学校英検4級以上を出願条件とする英語資格入試、3級以上は加点
城西大学附属城西中学校英語資格型Ⅰ・Ⅱを実施
浦和実業学園中学校3科型・英語入試・英語みなし得点制度

英検資格があっても、国語・算数の試験を受ける学校が多いため、中学受験の基礎学習を止めないことが重要です。

また、資格証明書の原本、デジタル証明書、取得時期など、学校ごとの提出条件を確認しましょう。

共学校でも学校文化は大きく異なる

今回紹介した学校はいずれも男女共学ですが、学校生活の雰囲気は同じではありません。

比較項目確認したい内容
中高一貫方式完全一貫か、高校から外部生が入学する併設型か
系列大学内部進学制度があるか、外部大学受験が中心か
宗教教育宗教行事や建学の精神が学校生活へどの程度関わるか
クラス編成特進・選抜・難関大・医学系などのコースがあるか
留学全員参加か希望制か、期間、行先、費用
ICT端末を何に使い、どの程度授業へ定着しているか
クラブ活動日数、実績、別施設への移動、学習との両立

東京成徳は、高校から外部生が入らない完全中高一貫校です。

高校募集を行う学校を併願する場合は、高校進学時にクラスや学習環境がどのように変わるかも確認しましょう。

通学時間を基準に併願校を絞る

併願校は、入試当日に行けるかだけでなく、6年間毎日通えるかで判断します。

方面主な学校確認したい交通
北区東京成徳、北里大学附属順天、桜丘南北線、京浜東北線、都電、路線バス
豊島区淑徳巣鴨、城西大学附属城西三田線、埼京線、有楽町線、副都心線、西武池袋線
川口・蕨方面武南京浜東北線と駅からの徒歩
浦和方面浦和実業学園京浜東北線・武蔵野線、南浦和駅からの徒歩
大宮方面大宮開成、埼玉栄大宮駅からのバス、西大宮駅までの経路
越谷方面獨協埼玉東武スカイツリーライン、せんげん台駅からのバス・徒歩
志木方面細田学園東武東上線、志木駅からの徒歩・バス

埼玉県内の学校へは1月の入試当日だけなら通えても、入学後は毎朝の混雑や帰宅時間が負担になる場合があります。

クラブ活動後の帰宅、乗り換え、定期券代、交通障害時の代替経路まで確認しましょう。

1月校を選ぶ際の注意点

  • 合格した場合に本当に進学できる学校を選ぶ
  • 入学手続期限と延納制度を確認する
  • 延納金が入学金へ充当されるか確認する
  • 1月10日に午前・午後を受験する場合は休憩場所を決める
  • 受験結果が悪かった場合の次の日程を準備する
  • 東京成徳の過去問題学習を中断しすぎない
  • 1月校の受験回数を増やして体調を崩さない

1月校で合格を得られると、2月1日に精神的な余裕を持って臨みやすくなります。

一方、不合格だった場合に必要以上に自信を失わないよう、学校ごとの難易度を正しく理解しておく必要があります。

午前・午後入試の移動を確認する

午前校と午後校を組み合わせる場合は、地図上の距離だけで判断しないようにしましょう。

  1. 午前入試の終了時刻を確認する
  2. 受験生の解散に必要な時間を加える
  3. 駅までの徒歩・バス時間を加える
  4. 乗り換えと遅延を見込む
  5. 昼食を取る時間を確保する
  6. 午後校の集合時刻より30分程度早く到着する

東京成徳の午後特待選抜は午後3時集合です。

午前校が正午前後に終了する場合でも、受験生が緊張した状態で急いで移動し、車内で昼食を取るような計画は避けましょう。

受験日程に休養日を入れる

中学入試では、受験機会を増やすほど合格可能性が高まるとは限りません。

連日の午前・午後入試によって、集中力が低下し、本来取れる問題を落とすことがあります。

状態考えられる対応
2月1日に合格第一志望度に応じて、その後の受験を終了又は上位校へ挑戦する
2月1日午前が不合格・午後が合格進学先を確保したうえで、第2回以降を受験するか判断する
2月1日に合格がない2月2日の受験後、2月3日に休養と解き直しを入れる
体調や集中力が低下予定した入試を一つ見送り、次の重要な入試へ備える

受験開始前に、合否ごとの行動を家庭で決めておくと、結果を見た直後に感情だけで判断することを避けられます。

併願校の過去問題は最低2~3年分確認する

第一志望校の学習時間を確保するため、全ての併願校を5年分以上解く必要はありません。

ただし、合格確保校でも、少なくとも2~3年分は形式を確認しましょう。

  • 試験時間と大問数
  • 記述問題の量
  • 算数の頻出単元
  • 社会・理科の配点
  • 途中式や考え方の記入が必要か
  • 合格最低点と受験者平均点
  • 英検加点・複数回受験優遇

東京成徳では基本・標準問題を正確に得点することが重要ですが、併願校によっては記述量や問題の難度が大きく異なります。

併願校決定の最終チェック

  • 親子ともに進学してよいと思える学校か
  • 男女共学の雰囲気が本人に合うか
  • ICT・英語・留学の内容が家庭の希望に合うか
  • 大学附属型と外部進学型のどちらを希望するか
  • 完全中高一貫か、高校募集のある学校か
  • 片道の通学時間を6年間続けられるか
  • 受験予定回で過去問題の合格点を取れているか
  • 入学手続期限が第一志望校の発表まで待てるか
  • 午前・午後の移動に余裕があるか
  • 不合格時の次の受験校を決めているか

学校見学で比較したいポイント

併願校も、パンフレットと偏差値だけで決めず、可能な限り受験前に訪問しましょう。

確認項目見るポイント
生徒の様子挨拶、男女の関わり、授業への姿勢、休み時間の雰囲気
ICT教育端末が実際の授業でどのように使われているか
英語教育授業時間、習熟度別指導、ネイティブ教員、留学制度
学習支援補習、講習、自習室、質問対応、予備校利用
進路系列大学への推薦と外部大学進学の割合
クラブ活動日数、終了時刻、校外施設への移動
通学朝の混雑、駅からの道、放課後の帰宅時間

東京成徳の特色を基準に併願校を選ぶ

東京成徳大学中学校の併願校には、北区の北里大学附属順天中学校・桜丘中学校、豊島区の淑徳巣鴨中学校・城西大学附属城西中学校、埼玉方面の武南中学校・浦和実業学園中学校・大宮開成中学校・獨協埼玉中学校などが考えられます。

東京成徳を第一志望とする場合は、1月に実際に進学できる埼玉県内校の合格を確保し、2月1日午前の第1回一般選抜と午後の第1回特待選抜を軸にすることが基本です。

東京成徳を併願校とする場合は、2月1日午前に上位志望校を受験し、午後の特待選抜で一般合格も同時に狙う組み方があります。

ただし、学校の難易度は固定されたものではありません。

模試の判定、受験予定回の過去問題、英検加点、複数回受験優遇などを用いて、本人にとってのチャレンジ校・実力相応校・合格確保校を判断しましょう。

Apple認定のICT教育、全員留学、完全中高一貫制という東京成徳の特色を基準に、教育内容、通学、費用、大学進路まで比較し、不合格時にも納得して進学できる学校を組み込むことが、後悔しない併願校選びのポイントです。

在校生・保護者の声|ICT活用・留学・面倒見のよさに関する評判

東京成徳大学中学校については、在校生や保護者から、「ICTを日常的に使える」「留学を通して大きく成長できる」「先生へ相談しやすい」といった声が見られます。

特に、1人1台のiPadを活用した授業、中学2年生のセブ島短期語学留学、完全中高一貫校ならではの落ち着いた人間関係は、東京成徳を選ぶ理由として挙げられやすいポイントです。

一方、ICT機器を使えば自動的に学力が伸びるわけではなく、留学や探究活動にも本人の積極性が求められます。

また、クラブ、行事、英語学習、家庭学習を両立するためには、日々の予定を自分で管理する必要があります。

口コミや学校公式の在校生紹介は参考になりますが、同じ学校でも、所属するクラス、クラブ、学年、友人関係によって感じ方は異なります。

評判だけで学校を判断せず、授業公開、オープンスクール、桐蔭祭などで在校生の様子を実際に確認することが大切です。

東京成徳大学中学校で評価されやすいポイント

評価されやすい点在校生・保護者が感じやすい魅力
ICT教育iPadを授業、課題、プレゼンテーション、動画制作などへ日常的に活用できる
海外留学中学2年生で全員が海外生活を経験し、英語力と自立心を伸ばせる
英語教育毎朝の英語学習、ネイティブ教員、English Campなど、英語へ触れる機会が多い
教員との距離分からない内容や学校生活について相談しやすいと感じる生徒がいる
完全中高一貫制高校受験に追われず、留学、探究、クラブへ継続して取り組める
探究型学習自分の興味を選び、調査、話し合い、発表へ発展させられる
クラブ活動全国レベルの運動部から、科学、芸術、社会貢献系の文化部まで選択肢が多い
アクセス王子神谷駅から徒歩約5分で、東京都内と埼玉県南部から通学しやすい

在校生から見た学校生活の魅力

在校生の声では、授業だけでなく、クラブ、学校行事、留学などへ幅広く挑戦できることが魅力として挙げられます。

東京成徳は、学校生活の中で生徒が自分の役割を持つことを大切にしています。

体育祭、桐蔭祭、合唱祭などでは、競技や発表へ参加するだけでなく、企画、放送、装飾、進行、映像制作など、様々な仕事を担当します。

目立つことが得意な生徒だけでなく、裏方として仲間を支える生徒にも活躍の場があります。

  • 授業とクラブの両方へ取り組める
  • 学校行事を生徒自身でつくる機会がある
  • 中学生と高校生が関わる活動がある
  • 留学を経験して英語への意識が変わった
  • 発表を重ねるうちに人前で話しやすくなった
  • iPadを使って自分の考えを自由に表現できる

ただし、行事やクラブへどの程度関わるかによって、学校生活の充実度は変わります。

用意された機会を待つだけではなく、興味のある活動へ自分から参加する姿勢が重要です。

iPadを日常的に活用できるという評判

東京成徳のICT教育については、iPadを一時的な調べ学習だけでなく、日常の授業で継続的に使える点を評価する声があります。

教科によって、資料の閲覧、課題提出、写真・動画の撮影、共同編集、プレゼンテーションなどへ使い分けます。

活用場面生徒が感じやすい利点
授業資料配付資料をすぐに確認し、必要な情報を整理できる
共同作業仲間と資料を共有し、同時に編集できる
発表文章だけでなく、写真、動画、音声を組み合わせて表現できる
復習解説動画や保存した資料を自分のペースで見直せる
英語発音を録音し、自分の話し方を確認できる
理科・探究観察結果を撮影し、表やグラフへまとめられる

ICTに関心のある生徒にとっては、自分のアイデアを形にしやすい環境です。

一方、端末があることで、授業と関係のないサイトや動画へ意識が向いてしまう可能性もあります。

学校の利用ルールだけでなく、家庭でも使用時間や保管場所を決め、自分で端末を管理できるようにする必要があります。

Apple認定校であることへの期待

東京成徳大学中学・高等学校は、2024年から2027年までApple Distinguished Schoolに認定されています。

この認定を理由に、先進的なICT教育を期待して入学する家庭もあります。

ただし、Apple認定は、全ての授業がデジタルで行われることや、端末を使うだけで成績が伸びることを保証するものではありません。

実際には、紙の教材、ノート、対面での話し合い、実験なども必要に応じて組み合わせます。

ICTに期待する家庭は、学校見学の際に、端末の台数や機種だけでなく、次の点を確認しましょう。

  • 授業の目的に合わせて端末を使っているか
  • 生徒が自分で考えて作品をつくっているか
  • 教員が操作説明だけでなく学習内容を支えているか
  • 紙とデジタルを適切に使い分けているか
  • 情報モラルや著作権を指導しているか

セブ島全員留学を評価する声

東京成徳の教育で特に注目されるのが、中学2年生のセブ島短期語学留学です。

希望者だけではなく、学年全員が約2週間の海外生活を経験することに、大きな教育的価値を感じる家庭があります。

英語力だけでなく、親元を離れて生活することで、自分の荷物、時間、体調を管理する力が身についたという成長を期待できます。

留学前留学後に見られやすい変化
英語を話すことが恥ずかしい間違いを恐れずに伝えようとする
家族に身の回りのことを任せる自分で荷物や予定を管理する
海外を遠い世界と感じる文化や生活の違いを身近に考える
困ると黙ってしまう自分から助けを求める
英語を試験科目として学ぶ相手へ伝えるための道具として学ぶ

全員が劇的に英語を話せるようになるわけではありませんが、英語学習の目的を実感するきっかけになります。

留学に対する不安や注意点

海外留学については、肯定的な声だけでなく、費用、健康、安全、食事などへの不安もあります。

  • 海外生活に慣れていない子が適応できるか
  • 食物アレルギーや持病へ対応できるか
  • 体調不良時にどのような支援を受けられるか
  • 友人関係で困った場合に相談できるか
  • 航空便の遅延や予定変更へ対応できるか
  • 留学費用が今後どの程度変動するか

留学は、楽しい経験だけを提供する旅行ではありません。

言葉が伝わらないことや、予定通りに進まないことを経験し、自分で解決方法を考えることも教育の一部です。

環境の変化へ強い不安がある場合は、学校の引率体制、宿泊環境、医療支援、事前指導を具体的に確認しましょう。

ニュージーランド留学を選べることへの評価

中学3年生では、ニュージーランド学期留学と国内グローバル教育から、自分に合う学びを選びます。

以前のように全員が長期留学へ参加するのではなく、中学2年生のセブ島留学を経験した後に選択できることを評価する家庭もあります。

留学タイプ国内タイプ
約3か月間の現地校生活へ挑戦できる国内で高校課程への基礎を固められる
ホームステイを通して生活英語を使える英語、探究、プログラミングへ取り組める
自立心と異文化対応力を伸ばせる海外以外の目標へ時間を使える
海外大学進学への関心を広げられる国内でグローバルな視点を学べる

どちらを選ぶかについて、周囲の友人に合わせるのではなく、本人の英語力、体調、興味、将来の進路を基準に判断することが重要です。

英語を学ぶ機会が多いという評判

英語教育については、通常の授業に加え、毎朝の10-minutes English、ネイティブ教員、English Camp、オンライン英会話、海外留学など、英語へ触れる機会の多さが評価されています。

英語が得意な子は、授業外でもグローバル・ラウンジを利用し、ネイティブ教員との会話や英語資格の相談ができます。

一方、入学時点で英語が苦手な生徒は、週8時間を基本とする英語学習や留学準備を負担に感じる可能性があります。

学校には補習や習熟度に応じた指導がありますが、英語学習を全て学校へ任せるのではなく、単語、文法、音読などを家庭でも継続する必要があります。

教員へ質問・相談しやすいという声

教員との距離については、質問や相談をしやすいと感じる在校生・保護者の声があります。

職員室前には丸テーブルが置かれ、放課後や定期試験前に、生徒が教員へ質問したり、個別の説明を受けたりできます。

完全中高一貫校のため、中学校段階で担当した教員が、高校進学後も授業や進路指導で関わる場合があります。

長期間にわたって、生徒の性格、学習状況、得意分野を理解してもらいやすい点は魅力です。

ただし、教員から声を掛けられるのを待つだけでは、十分な支援を利用できない場合があります。

分からないことを自分から質問し、困ったときに相談する姿勢も求められます。

面倒見のよさをどう判断するか

学校の評判で使われる「面倒見がよい」という表現には、複数の意味があります。

面倒見の内容東京成徳で確認したい制度
学習面指名補習、放課後補習、夏期・冬期講習、質問対応
生活面担任面談、学年教員の支援、カウンセリング
進路面進路指導期間、W担任制、推薦・総合型選抜対策
留学面事前研修、引率、現地支援、健康管理
ICT面端末操作、情報モラル、故障時の対応

補習制度があることと、全ての生徒が同じ頻度で個別指導を受けられることは同じではありません。

どの成績の生徒が対象となるか、希望制か指名制か、追加費用が必要かを確認しましょう。

完全中高一貫制の落ち着きを評価する声

高校から外部生が入らないため、中学1年生から高校3年生まで、同じ教育方針と学校文化の中で生活できます。

高校受験がないことで、中学3年生でも留学や探究へ取り組める点を評価する家庭があります。

  • 高校入試を気にせずクラブを続けられる
  • 中学3年生で長期留学へ挑戦できる
  • 教員が6年間の成長を把握しやすい
  • 上級生との関係が継続しやすい
  • 中学校段階から大学進学を考えられる

一方、友人関係や学校環境が6年間大きく変わらないことを、負担と感じる子もいます。

クラス替えの方法、学年の人数、クラブや委員会でクラス以外の生徒と関われるかを確認しましょう。

男女共学の雰囲気に関する評判

東京成徳は男女共学校で、学校全体の男女比はほぼ半数ずつです。

授業、学校行事、委員会などで男女が協力する環境を評価する家庭があります。

男女で役割を固定せず、企画、発表、運営、スポーツなどへ自然に関われることが魅力です。

一方、女子校や男子校の落ち着いた雰囲気を希望する受験生には、共学校の人間関係が合わない可能性があります。

学校説明会だけでなく、文化祭や授業公開で、生徒同士の距離感や会話の雰囲気を本人が確認しましょう。

学校行事が活発という声

体育祭、桐蔭祭、合唱祭などの行事については、クラスや学年で一つのものをつくる楽しさを評価する声があります。

桐蔭祭では、生徒が企画、準備、当日の運営へ関わり、ICTを使った展示や映像制作へ挑戦できます。

行事を楽しみたい子にとっては、学校生活の大きな魅力となります。

一方、行事準備が増える時期には、クラブや定期試験との両立が必要です。

  • 放課後に準備する日が増える
  • 担当する役割によって負担が異なる
  • クラス内で意見がまとまらないことがある
  • 学習時間を自分で確保する必要がある

行事を「授業が減って楽しい日」と考えるのではなく、企画や協働を学ぶ教育活動として取り組む姿勢が求められます。

クラブ活動の選択肢が多いという評価

クラブ活動については、女子ラクロス部のように全国大会を目指す団体から、天文、理科実験、茶道、ボランティアなどの文化部まで、選択肢が多い点を評価できます。

中学校から初めて挑戦できる競技や活動もあり、自分の新しい得意分野を見つける機会になります。

ただし、クラブによって活動日数、費用、休日練習、校外施設への移動が大きく異なります。

クラブのタイプ考えられる負担
全国大会を目指す運動部週4日以上、土日、大会、遠征、用具費
発表系文化部桐蔭祭やコンクール前に活動が増える
研究・趣味系文化部週1~数日、校外活動や材料費が必要な場合がある
社会貢献系休日や長期休暇に校外活動を行う場合がある

クラブ名だけでなく、本人が希望する活動量と学習時間のバランスを確認しましょう。

補習や講習があることへの安心感

学習面では、中学1・2年生を対象とした指名補習、数学・英語の放課後補習、夏期・冬期講習などがあります。

苦手分野を早い段階で補えることに、安心感を持つ保護者もいます。

一方、補習へ参加すれば、家庭学習をしなくてもよいわけではありません。

授業中に理解し、家庭で復習し、それでも分からない部分を補習や質問で解決することが基本です。

自分から学ぶ姿勢が弱い場合は、学校の制度を十分に生かせない可能性があります。

進路指導の選択肢が多いという評判

東京成徳は系列大学を持ちますが、多くの生徒が外部大学を受験します。

一般選抜だけでなく、指定校推薦、総合型選抜、学校推薦型選抜、海外大学進学へ対応する点を評価できます。

留学やDiversity seminarで経験した内容を、志望理由書や面接へつなげられることも特徴です。

ただし、指定校推薦枠が多いことと、本人が希望する大学・学部へ進学できることは同じではありません。

推薦を希望する場合は、高校1年生から評定、提出物、出欠を安定させる必要があります。

校舎・施設に関する評判

施設については、ラーニングコモンズ、情報図書館、グローバル・ラウンジ、ヴェリタスホールなど、学習目的に合わせた空間が整っている点が魅力です。

人工芝グラウンド、空調付き体育館、食堂も利用できます。

一方、温水プール、テニスコート、弓道場など、一部の運動施設は高等部や別グラウンドにあります。

希望するクラブによっては、通常の校舎から移動する必要があります。

校舎見学では設備の新しさだけでなく、生徒が放課後にどの施設を使えるか、移動がどの程度必要かを確認しましょう。

王子神谷駅から近いことへの評価

アクセスについては、東京メトロ南北線「王子神谷駅」から徒歩約5分であることを評価する声があります。

駅から長い距離を歩かず、路線バスへ乗り換える必要もありません。

埼玉高速鉄道線から直通で通学できるため、埼玉県南部から通う生徒もいます。

一方、南北線の混雑、乗り換え、クラブ活動後の帰宅時間は、生徒の居住地によって異なります。

学校までの所要時間だけでなく、午前8時25分のホームルームに間に合うために自宅を何時に出るかを確認しましょう。

校則・生活指導に関する感じ方

校則や生活指導については、生徒の安全や学習環境を守るために必要と考える家庭がある一方、本人によっては細かいと感じる場合があります。

制服、身だしなみ、スマートフォン、登下校、iPadの利用などには一定のルールがあります。

私立学校では、学校が大切にする生活習慣や規律も教育方針の一部です。

入学後に「思っていたより厳しかった」とならないよう、説明会で現在の規則を確認しましょう。

口コミを見る際の注意点

インターネット上の口コミは、学校選びの参考にはなりますが、そのまま事実として受け取ることはできません。

口コミの特徴注意点
在校生の投稿所属クラス、クラブ、友人関係によって印象が変わる
卒業生の投稿現在とは制度や教員、校則が変わっている可能性がある
保護者の投稿子どもの性格、成績、家庭の期待によって評価が変わる
低い評価個別の出来事を学校全体の特徴として書いている場合がある
高い評価学校への満足度が高くても、全員に同じ環境が合うとは限らない

投稿された年月が古い場合は、中学3年生全員のニュージーランド留学など、現在とは異なる制度について書かれている可能性があります。

現在は、中学2年生がセブ島留学へ全員参加し、中学3年生はニュージーランド留学と国内タイプから選ぶ制度です。

学校公式の生徒・卒業生の声の見方

学校公式サイトやパンフレットに掲載される在校生・卒業生の声は、具体的な学校生活を知るうえで役立ちます。

留学、クラブ、進路、教員との関係などについて、実際の経験を確認できます。

ただし、学校公式の紹介では、学校の魅力や成長した点が中心となります。

公式の声だけで判断せず、説明会での質疑応答、文化祭での生徒の様子、外部の口コミを合わせて確認しましょう。

いじめや人間関係について

どの学校でも、人間関係の行き違いやトラブルが起きる可能性があります。

口コミの中に個別の問題が書かれていたとしても、それだけで学校全体に問題がある、又は問題が全くないと判断することはできません。

重要なのは、問題が起きたときに相談できる体制と、学校がどのように対応するかです。

  • 担任以外にも相談できる教員がいるか
  • スクールカウンセラーを利用できるか
  • 生徒同士の支え合いを促す活動があるか
  • 保護者へどのように情報共有するか
  • 欠席や体調変化へどのように対応するか

学校説明会では「いじめはありますか」とだけ質問するより、相談窓口や実際の対応手順を確認すると、学校の姿勢が分かりやすくなります。

評判が分かれやすいポイント

学校の特色魅力と感じる場合負担と感じる場合
ICT活用動画・発表・共同制作を楽しめる端末管理や自己管理が苦手
セブ島全員留学海外体験へ積極的に挑戦したい海外生活、健康、費用への不安が強い
探究・発表正解のない問題を考えることが好き発表やグループ活動を強く避けたい
完全中高一貫制同じ環境で落ち着いて6年間学びたい高校進学時に環境を大きく変えたい
行事・クラブ学校生活へ積極的に関わりたい授業以外の活動を最小限にしたい
外部大学進学幅広い大学・学部を選びたい系列大学への内部進学保証を重視する

学校の特色が強いほど、魅力と負担は表裏一体です。

家庭が魅力に感じていても、受験生本人が負担に感じる場合は、入学後に不満へつながる可能性があります。

東京成徳に満足しやすい生徒

  • iPadやデジタル作品の制作が好き
  • 海外生活や英語を使う経験へ挑戦したい
  • 失敗しながら新しい方法を試せる
  • 友人と相談しながら課題へ取り組める
  • 体育祭や文化祭にも参加したい
  • 中学校から新しいクラブを始めたい
  • 先生へ自分から質問・相談できる
  • 系列大学だけでなく幅広い進路を考えたい
  • 6年間を通して自分の興味を探したい

入学後に負担を感じる可能性がある生徒

  • 海外へ行くことへ強い抵抗がある
  • iPadの誘惑を自分で管理することが難しい
  • グループワークや発表を全くしたくない
  • 学校行事やクラブへ関わりたくない
  • 高校受験で別の学校へ進むことを前提としている
  • 系列大学への内部進学を確実に利用したい
  • 課題や予定を全て教員・保護者に管理してもらいたい
  • 留学費を含む6年間の学費負担が家庭の計画に合わない

現在苦手なことがあるから、必ず東京成徳に向かないわけではありません。

人前で話すことが苦手でも、少人数の活動から経験を積みたいと思える子であれば、成長の機会になります。

重要なのは、苦手なことを避け続けたいのか、少しずつ挑戦したいのかという本人の気持ちです。

学校見学で在校生の様子を確認する

評判を確かめるためには、学校説明会で教員の話を聞くだけでなく、生徒が活動する場面を見ることが重要です。

見学機会確認しやすい内容
授業公開教員の説明、生徒の発言、iPadの使い方、授業の進む速さ
オープンスクール体験授業、クラブ、在校生との交流
桐蔭祭生徒主体の企画、男女の関係、中高の交流、クラブ活動
学校説明会教育方針、留学、安全管理、進路、費用
個別相談本人の学力・性格・健康面に関する具体的な質問

見学時に確認したいポイント

  • 在校生が自然に挨拶しているか
  • 生徒同士の会話や距離感を本人が心地よく感じるか
  • 教員が生徒の発言をどのように受け止めているか
  • iPadが授業内容を深めるために使われているか
  • 発表が得意でない生徒にも役割があるか
  • 中学生と高校生がどのように関わっているか
  • 希望するクラブの活動量が生活に合うか
  • 食堂、図書館、自習スペースを利用しやすいか
  • 王子神谷駅からの通学を6年間続けられるか

保護者が確認したい質問

  • 学習が遅れた場合にどの段階で補習対象となるか
  • iPadを学習外で使用した場合の指導
  • 端末の故障・紛失時の費用と対応
  • セブ島留学中の健康管理と緊急連絡
  • 長期留学とクラブ活動の両立
  • 人間関係で悩んだ場合の相談窓口
  • 不登校傾向や長期欠席への支援
  • 指定校推薦の校内選考基準
  • 中高一貫部だけの大学進学実績
  • 高校段階で必要となる学費と大学受験費用

受験生本人へ確認したいこと

学校を見学した後は、保護者だけで評価をまとめず、本人へ具体的に感想を聞きましょう。

  • 授業を受けてみたいと思ったか
  • iPadを学習へ使うことに興味を持ったか
  • セブ島留学へ挑戦したいと思ったか
  • 在校生の雰囲気を心地よく感じたか
  • 参加したいクラブがあったか
  • 6年間通学する姿を想像できたか
  • 校則や学校生活に納得できたか
  • 他の学校と比べて何が魅力だったか

「楽しかった」「校舎がきれいだった」だけでなく、どの授業、どの生徒、どの活動が印象に残ったかを聞くと、本人との相性を判断しやすくなります。

評判だけでは分からない個人差

在校生の満足度が高い学校であっても、全ての子に合う学校はありません。

東京成徳のICT、留学、探究、共学、完全中高一貫制を魅力と感じるかは、本人の性格や家庭の教育方針によって異なります。

本人の特徴相性を判断する視点
英語が苦手苦手でも留学へ向けて学びたいと思えるか
人前で話すのが苦手少人数から練習して成長したいか
ICTが好き遊びだけでなく学習へ使い分けられるか
慎重な性格新しい環境へ段階的に挑戦できるか
活動的行事やクラブと学習を両立できるか
大学進路が未定多様な経験から興味を探したいか

東京成徳大学中学校の評判をまとめると

東京成徳大学中学校は、Apple認定のICT教育、中学2年生のセブ島全員留学、英語・探究型学習、完全中高一貫制など、学校の特色が明確です。

在校生や保護者からは、iPadを使った学習、海外での成長、教員への相談のしやすさ、行事・クラブの充実を評価する声が見られます。

一方、端末の自己管理、留学への準備、英語学習の量、行事と家庭学習の両立など、本人の主体性が必要となる学校でもあります。

中学2年生のセブ島留学は全員参加を基本とするため、海外生活への関心だけでなく、健康面と費用面の確認も欠かせません。

また、「面倒見がよい」という評判があっても、補習や相談制度を自分から利用する姿勢がなければ、十分な支援を生かせない可能性があります。

ICTや留学を特別なイベントとして眺めるのではなく、自分で調べ、考え、仲間と協力し、新しい環境へ挑戦するための機会として楽しめる子にとって、東京成徳大学中学校は充実した6年間を過ごしやすい学校です。

最終的には、インターネット上の評価や保護者の期待だけで判断せず、受験生本人が授業や在校生の雰囲気を見て、「この学校で自分も挑戦してみたい」と思えるかを大切にしましょう。

この学校に向いている子の特徴|テクノロジーと海外体験を通して自分を成長させたい子

東京成徳大学中学校は、ICT、英語、海外留学、探究型学習、学校行事など、多様な経験を通して生徒の主体性を育てる学校です。

学校が目指しているのは、教員から与えられた課題をこなすだけではなく、自分で目標を定め、学び方を選び、結果を振り返りながら成長できる「自律した学習者・Distinguished Learner」です。

入学時点で、高い英語力、優れたICT技能、積極的なリーダーシップを全て備えている必要はありません。

大切なのは、現在できるかどうかよりも、iPadを使った学習、海外での集団生活、グループワーク、プレゼンテーションなどへ、少しずつ挑戦してみたいと思えることです。

中学2年生には、原則として全員参加のセブ島短期語学留学があります。中学3年生では、ニュージーランド学期留学と国内グローバル教育から、自分に合う学び方を選びます。

そのため、英語や海外へ関心があるだけでなく、環境の変化へ対応し、自分の生活や学習を管理しようとする姿勢が求められます。

テクノロジーや海外体験を楽しみながら、自分の得意分野を見つけ、仲間との協働を通して成長したい子にとって、東京成徳大学中学校は相性のよい学校です。

東京成徳大学中学校に向いている子

向いている子の特徴学校生活で生かせる場面
新しいことへ挑戦してみたい子海外留学、ICT、探究、クラブ、学校行事
iPadやデジタル表現に関心がある子動画制作、共同編集、プレゼンテーション、プログラミング
英語を実際の場面で使ってみたい子10-minutes English、English Camp、セブ島留学
海外生活を通して視野を広げたい子セブ島全員留学、ニュージーランド学期留学
一つの正解がない課題を考えることが好きな子自分を深める学習、Diversity seminar、DL型の学び
仲間と相談しながら活動できる子グループワーク、体育祭、桐蔭祭、合唱祭、クラブ
男女共学の環境で学びたい子授業、委員会、行事、生徒会活動
中学校から新しいクラブへ挑戦したい子ラクロス、弓道、天文、理科実験、英語など
高校受験に追われず6年間学びたい子完全中高一貫カリキュラム、留学、探究、進路活動
大学進学先を幅広く考えたい子一般選抜、推薦、総合型選抜、海外大学進学

新しい環境へ挑戦する気持ちがある子

東京成徳では、授業を静かに聞いているだけでは得られない経験が数多くあります。

中学2年生のセブ島留学では、日本とは異なる食事、気候、言語、生活習慣の中で約2週間を過ごします。

英語が思うように伝わらない、予定通りに進まない、体調や友人関係について自分から相談しなければならないといった場面もあるでしょう。

そのような状況を失敗と考えるのではなく、成長の機会として受け止められる子に向いています。

  • 初めてのことでも、まず試してみようと思える
  • 分からないときに質問しようとする
  • 失敗した理由を考え、別の方法を試せる
  • 環境の違いを面白いと感じられる
  • 助言を受けて自分の行動を修正できる

慎重な性格であっても問題ありません。

不安がありながらも、教員や友人の支援を受けて一歩ずつ挑戦したいと思えることが重要です。

ICTを遊びだけでなく学習へ活用できる子

東京成徳では、生徒が1人1台のiPadを持ち、授業、家庭学習、学校行事、探究活動などへ利用します。

ICTに詳しいことよりも、目的に合わせて適切に使おうとする姿勢が大切です。

ICTを生かせる子注意が必要な状態
写真、動画、音声を使って表現することが好き端末を使うと学習以外のことへ意識が向き続ける
調べた情報を比較し、整理できる検索結果を確認せず、そのまま答えとして使用する
仲間と資料を共有して共同作業ができる他人の作品やデータを無断で利用する
必要なときは紙やノートも使い分けられる端末がなければ何も学習できない
使用時間や充電を自分で管理しようとする家庭のルールを守ることへ強い抵抗がある

入学時点で操作に慣れていなくても、学校で基礎から学べます。

一方、端末を学校から管理されるだけでなく、自分でも使用時間、充電、データ、個人情報を管理する必要があります。

英語を試験科目だけで終わらせたくない子

東京成徳の英語教育は、単語や文法を覚えるだけではありません。

毎朝の10-minutes English、ネイティブ教員による授業、English Camp、オンライン英会話、海外留学などを通して、実際に相手へ伝える経験を積みます。

英語が得意な子だけでなく、現在は苦手でも、「海外で自分の言葉を使ってみたい」と考える子に向いています。

  • 間違いを恐れずに英語を話してみたい
  • 海外の人や文化へ関心がある
  • 英語を使って自分の好きなことを伝えたい
  • 毎日の単語・文法学習も継続できる
  • 聞き取れないときに聞き返そうとする

海外留学は、英語が苦手な状態から逃れるための行事ではありません。

留学前後にも継続して学び、現地での経験を次の目標へつなげようとする子ほど、教育環境を生かせます。

海外での集団生活へ挑戦したい子

中学2年生のセブ島短期語学留学は、原則として全員参加です。

親元を離れ、友人や教員と海外で生活するため、英語力だけでなく生活面の自立も求められます。

必要となる力具体的な行動
生活管理起床、集合、荷物、洗濯物、身支度を自分で管理する
健康管理体調の変化を早めに教員へ伝える
相談する力困ったことを黙って抱え込まず、周囲へ助けを求める
協働する力友人と声を掛け合い、時間やルールを守る
柔軟性食事や生活習慣の違いを受け入れる

宿泊行事や海外生活へ強い不安がある場合でも、事前準備を重ねることで参加できる可能性があります。

ただし、海外へ行くこと自体を本人が強く拒否している場合は、全員留学を学校選びの条件として慎重に考える必要があります。

自分に合う選択を考えられる子

中学3年生では、ニュージーランド学期留学と国内グローバル教育から学び方を選択します。

友人が留学するから自分も参加する、費用が高いから内容を調べずに国内タイプを選ぶという決め方ではなく、自分の目標や興味を考えることが重要です。

ニュージーランド留学が合いやすい子国内タイプが合いやすい子
約3か月間の海外生活へ挑戦したい国内で基礎学力や探究を深めたい
ホームステイを経験したいプログラミングや制作へ関心がある
生活の中で英語を使いたい高校課程への準備を重視したい
将来の海外進学も考えたい国内で国際的な社会課題を考えたい
環境の変化を成長へつなげたい別の目標や活動へ重点を置きたい

どちらのタイプを選んでも、主体的に学ばなければ十分な成果は得られません。

自分にとって必要な経験は何かを、保護者や教員と相談しながら決められる子に向いています。

一つの正解がない問題を考えたい子

東京成徳では、「自分を深める学習」やDiversity seminarを通して、答えが一つに決まらない課題へ取り組みます。

資料を調べ、仲間の意見を聞き、自分の考えを修正しながら、より納得できる答えを探します。

  • 身近な出来事に疑問を持つ
  • 自分でテーマを選んで調べたい
  • 異なる意見を聞くことができる
  • 結論だけでなく理由や根拠を考える
  • 調査した内容を文章や発表へまとめたい

正解を早く教えてもらいたい子よりも、試行錯誤する過程を楽しめる子に合いやすい教育です。

ただし、探究型学習には教科の基礎知識も必要です。自由な発想だけでなく、国語、数学、英語、理科、社会を継続して学ぶ姿勢が求められます。

グループワークで仲間の意見を聞ける子

授業、探究、体育祭、桐蔭祭、クラブ活動などでは、仲間と協力する場面が多くあります。

自分の意見を発言できることだけでなく、他の生徒の考えを聞き、全体をまとめることも大切です。

協働する力具体的な姿
傾聴相手の話を遮らず、意見の理由まで聞く
発信自分の考えを根拠とともに伝える
調整意見が分かれたときに共通点や優先順位を整理する
役割遂行自分が担当した仕事を期限までに行う
支援困っている仲間へ声を掛ける

発言が多いことだけがリーダーシップではありません。

資料を整理する、時間を管理する、意見の少ない生徒へ声を掛けるなど、自分の得意な方法でグループへ貢献できる子に向いています。

人前での発表へ少しずつ挑戦できる子

東京成徳では、英語、探究、留学報告、文化祭などで発表する機会があります。

入学時点で人前に立つことが得意でなくても問題ありません。

少人数での発表やグループ内での説明から経験を積み、聞き手へ分かりやすく伝える力を伸ばします。

  • 緊張しても発表へ挑戦してみたい
  • 文章以外の方法でも考えを表現したい
  • 発表後の助言を次の改善へ生かしたい
  • 仲間と役割を分担して発表したい

発表を完全に避けたい子には、負担を感じる可能性があります。

一方、苦手でも少しずつできるようになりたい子にとっては、成長の機会が多い学校です。

男女共学で多様な考えに触れたい子

東京成徳大学中学校は男女共学校で、学校全体の男女比もほぼ半数ずつです。

授業、行事、委員会、生徒会などを男女が共に行い、異なる考え方やコミュニケーションに触れます。

男女で役割を固定せず、得意分野に応じて企画、発表、運営、スポーツなどへ関われます。

次のような子には、共学環境が合いやすいでしょう。

  • 小学校から自然な共学環境で学んできた
  • 男女を問わず様々な仲間と関わりたい
  • 異なる意見を持つ人と協力する力を身につけたい
  • 共学校の学校行事やクラブを楽しみたい

女子校や男子校を強く希望する場合は、受験生本人の希望を優先して比較しましょう。

学校行事へ積極的に関わりたい子

体育祭、桐蔭祭、合唱祭などでは、生徒が企画や運営へ関わります。

行事を楽しむだけでなく、準備、話し合い、役割分担を含めて学校生活の一部として取り組める子に向いています。

得意なこと行事で生かせる役割
人前で話す司会、発表、競技説明
絵やデザイン装飾、ポスター、衣装、案内表示
ICT動画、音響、デジタル展示、広報
計画を立てる日程、係、準備状況の管理
周囲へ気を配る受付、誘導、安全管理、下級生の支援

学校行事への関心が低く、授業以外の活動をできるだけ避けたい子は、東京成徳の魅力を十分に生かせない可能性があります。

中学校から夢中になれる活動を見つけたい子

東京成徳には、運動部・文化部を合わせて多様なクラブがあります。

女子ラクロス、弓道、フラッグフットボール、天文、理科実験など、小学校では経験する機会の少ない活動もあります。

入学前から特定の競技で高い実績を持っていなくても、新しいことを始めたい子に向いています。

  • 全国レベルの競技へ挑戦したい
  • 仲間と一つの目標を追いたい
  • 科学、芸術、英語などの興味を深めたい
  • クラス以外にも安心できる居場所をつくりたい
  • 高校生の先輩から技術や活動方法を学びたい

活動頻度はクラブごとに異なるため、本人が求める活動量と学習時間を比較することが重要です。

学習・行事・クラブを自己管理したい子

東京成徳では、英語授業、探究、留学、行事、クラブなど、取り組める活動が多くあります。

その分、提出物、定期試験、クラブ、行事準備を自分で管理する必要があります。

自己管理の項目必要となる行動
時間クラブや行事がある日も家庭学習時間を確保する
課題提出期限を確認し、直前にまとめて取り組まない
端末iPadの充電、データ、使用時間を管理する
体調睡眠、食事、疲労を考えて予定を調整する
相談遅れや問題が大きくなる前に教員へ伝える

入学時から完璧にできる必要はありません。

教員や保護者に支えてもらいながら、少しずつ自分で管理できるようになりたい子に向いています。

完全中高一貫の環境でじっくり成長したい子

東京成徳の中高一貫部には、高校から外部生が入学しません。

中学1年生から高校3年生まで、同じ教育方針の下で学びます。

高校受験へ向けて中学3年生の学習を切り替える必要がないため、留学、探究、クラブへ継続して取り組めます。

次のような子には、完全中高一貫制が合いやすいでしょう。

  • 同じ学校で6年間落ち着いて学びたい
  • 高校受験よりも留学や探究へ時間を使いたい
  • 教員に長期的な成長を見てもらいたい
  • 中学生と高校生が関わる環境で学びたい
  • 中学段階から大学進学や将来を考えたい

一方、高校進学時に新しい学校へ移りたい、外部受験を前提としている場合は、完全中高一貫校を選ぶ目的と合わない可能性があります。

大学進学先を中学入学時に限定したくない子

東京成徳大学や東京成徳短期大学への推薦制度はありますが、卒業生の多くは外部大学も含めて進路を考えます。

国公立大学、私立大学、医療・理工系、芸術系、海外大学など、幅広い選択肢があります。

中学入学時点で進学先を一つの系列大学へ決めるのではなく、6年間の経験から自分の興味を見つけたい子に向いています。

進路希望東京成徳で利用できる支援
一般選抜授業、講習、過去問題指導、W担任制
指定校推薦評定・出欠を基にした校内選考
総合型選抜探究、留学、クラブを生かした志望理由・面接指導
海外大学英語資格、大学選定、出願手続の支援
系列大学東京成徳大学などへの推薦制度

東京成徳が合いにくい可能性がある子

学校の特色と本人の希望が大きく異なる場合は、他校も含めて慎重に比較しましょう。

  • 中学2年生の海外留学へ本人が強く反対している
  • iPadやインターネットの利用を家庭で認めたくない
  • 発表やグループワークへ全く参加したくない
  • 学校行事やクラブ活動をできるだけ避けたい
  • 高校受験をして別の学校へ進むことを前提としている
  • 特定大学への内部進学保証を最優先している
  • 女子校又は男子校を本人が強く希望している
  • 留学費を含む6年間の費用が家庭の計画に合わない
  • 課題や生活を全て教員に管理してもらいたい

ただし、英語が苦手、人前で話すのが苦手、ICTへ詳しくないという理由だけで、向いていないとは限りません。

現在苦手でも、学校の環境を利用して少しずつ成長したいという気持ちがあれば、東京成徳の教育が合う可能性があります。

学校の特色と相性が分かれやすいポイント

学校の特色向いている考え方慎重に考えたい場合
中2セブ島全員留学海外で自立する経験をしてみたい海外生活を本人が強く拒否している
1人1台のiPadデジタルで調べたり表現したりしたい端末を学習用に管理することが難しい
探究・発表自分の興味を深め、考えを伝えたい正解のない課題を強く避けたい
完全中高一貫制同じ環境で6年間学びたい高校受験で学校を変えたい
共学校男女が協力する環境で学びたい別学校を強く希望している
外部大学進学中心多様な大学・学部から選びたい内部進学の確実性を最優先する

保護者にも求められる姿勢

東京成徳の教育を生かすためには、保護者が全てを先回りして管理するのではなく、本人が自分で考える機会を残すことも大切です。

保護者の支援具体的な関わり方
生活面睡眠、食事、通学を整えながら、身支度は本人へ任せる
学習面答えを教えるだけでなく、計画や振り返りを一緒に確認する
ICT面家庭の利用ルールを決め、段階的に自己管理へ移行する
留学面不安を受け止めつつ、本人が準備へ参加するよう促す
進路面大学名だけでなく、本人が学びたい内容を尊重する

「自律した学習者」を育てる学校であるため、保護者が毎日の課題や端末を細かく管理し続けると、学校の教育方針とずれる可能性があります。

失敗を避けさせるのではなく、安全を確保したうえで、本人が失敗から学ぶ時間を支える姿勢が求められます。

東京成徳に向いている家庭

  • 学力だけでなく、主体性や人間性も育てたい
  • ICTを創造的な学習へ活用してほしい
  • 中学生のうちに海外生活を経験させたい
  • 英語を実際に使う環境を重視している
  • 男女共学の完全中高一貫校を希望している
  • 学校行事やクラブも成長の機会と考えている
  • 系列大学だけでなく外部大学も幅広く検討したい
  • 本人の選択や試行錯誤を尊重できる
  • 留学を含む6年間の費用を計画的に準備できる

受験生本人の相性チェック

次の項目に多く当てはまる場合は、東京成徳大学中学校との相性がよい可能性があります。

  • 新しいアプリや機器を使うことが好き
  • 写真、動画、スライドで何かを作ってみたい
  • 海外へ行き、英語を使ってみたい
  • 失敗しても別の方法を試そうと思える
  • 友人と相談しながら課題へ取り組める
  • 人前で話すことへ少しずつ挑戦したい
  • 体育祭や文化祭を楽しみたい
  • 中学校から新しいクラブを始めたい
  • 高校受験をせず、6年間同じ学校で学びたい
  • 将来の大学や職業をこれから探したい

当てはまる項目が少なくても、それだけで不向きとは限りません。

学校見学を通して、「今はできないけれど挑戦してみたい」と本人が感じるかを大切にしましょう。

学校見学で相性を確認するポイント

  • iPadを使った授業を本人が面白いと感じるか
  • 在校生の発表やグループワークへ関心を持つか
  • 男女共学の雰囲気を心地よく感じるか
  • セブ島留学の説明を聞き、参加したいと思うか
  • 希望するクラブがあるか
  • 教員と生徒の関係を本人が話しやすそうと感じるか
  • 王子神谷駅からの通学を6年間続けられそうか
  • 校則や端末利用ルールへ納得できるか
  • 他校と比べて何に最も魅力を感じたか

保護者がICTや留学に魅力を感じても、本人が学校生活を具体的に想像できなければ、入学後の満足度につながらない可能性があります。

一般入試とDL選抜からも適性を考える

東京成徳の入試には、国語・算数・社会・理科の学力を測る一般・特待選抜と、主体性、創造性、チャレンジ精神を評価するDL選抜があります。

DL選抜へ興味を持つ子は、学校が目指す生徒像との相性を考える一つの手掛かりになります。

教科型入試で力を生かしやすい子DL選抜で力を生かしやすい子
基礎・標準問題を正確に解ける自分のアイデアを考えることが好き
計画的に受験勉強を続けられる仲間の意見を聞いて案を改善できる
国語・算数又は4科で安定して得点できる発表、制作、グループ活動へ挑戦したい
英検資格を得点へ生かしたい失敗しながら試行錯誤できる

どの入試で合格した場合も、入学後は同じ東京成徳の教育を受けます。

DL選抜を受けない場合でも、探究や協働へ取り組む姿勢は必要です。

苦手があっても成長したい子に向く学校

東京成徳が求めているのは、入学前から完成された生徒ではありません。

英語が苦手でも留学を目標に学ぶ、人前で話すことが苦手でも発表へ挑戦する、ICTに詳しくなくても作品づくりを始めるなど、現在の自分を少しずつ広げることを重視しています。

次のような変化を目指したい子には、学校の教育環境が合いやすいでしょう。

入学時の状態6年間で目指す成長
指示がないと動きにくい自分で目標や行動を考えられる
英語を話すことが恥ずかしい間違いを恐れず相手へ伝えられる
人前で発表することが苦手資料を使って自分の考えを説明できる
失敗すると諦めてしまう原因を振り返り、別の方法を試せる
自分の興味が分からない探究や活動から学びたい分野を見つける

本人が「挑戦してみたい」と思えるかが最も重要

東京成徳大学中学校は、Apple Distinguished SchoolとしてのICT教育や中学2年生の全員留学など、分かりやすい特色を持つ学校です。

しかし、設備や制度があるだけで、生徒が自動的に自律した学習者へ成長するわけではありません。

iPadを使って何を作りたいか、留学で何を経験したいか、仲間とどのような活動をしたいかを、自分なりに考えることが必要です。

東京成徳に向いているのは、最初から英語やICTが得意な子だけではありません。

現在は自信がなくても、新しいことを試し、失敗を振り返り、少しずつできることを増やしたい子に向いています。

ICT、英語、海外留学、探究、学校行事を通して、自分の得意分野と将来の可能性を広げたい子にとって、東京成徳大学中学校は充実した6年間を送りやすい学校です。

学校選びでは、保護者が教育制度を高く評価しているかだけでなく、受験生本人が校内を見学し、「この学校で新しいことへ挑戦してみたい」と思えるかを最も大切にしましょう。

まとめ|Apple認定のICT教育と全員留学が魅力の完全中高一貫校

東京成徳大学中学校は、東京都北区にある男女共学の完全中高一貫校です。

東京メトロ南北線「王子神谷駅」から徒歩約5分という通いやすい立地にあり、東京都内だけでなく、埼玉高速鉄道線を利用する埼玉県南部からも通学しやすい環境です。

教育の中心にあるのは、学校が目指す「自律した学習者・Distinguished Learner」の育成です。

教員から知識を学ぶ「教え型」の授業と、生徒が自分で考え、選び、仲間と協働する「学び型」の授業を組み合わせ、6年間を通して主体性、創造性、チャレンジ精神を育てます。

特に注目されるのが、2024年から2027年まで認定されているApple Distinguished SchoolとしてのICT教育です。

生徒は1人1台のiPadを使い、情報収集、共同編集、動画制作、プレゼンテーション、プログラミング、探究活動などへ取り組みます。

更に、中学2年生はフィリピン・セブ島で行われる約2週間の短期語学留学へ原則として全員参加します。

中学3年生では、約3か月間のニュージーランド学期留学と、国内で英語・探究・プログラミングなどを学ぶ国内タイプから、自分に合う教育を選択します。

ICTと海外体験を特別な行事として終わらせず、自分で考え、表現し、将来の進路を選ぶ力へつなげていることが、東京成徳大学中学校の最大の魅力です。

東京成徳大学中学校の基本情報

項目内容
学校名東京成徳大学中学・高等学校 中高一貫部
所在地東京都北区豊島8丁目26番9号
最寄り駅東京メトロ南北線「王子神谷駅」2番出口から徒歩約5分
学校区分私立・男女共学・完全中高一貫校
高校募集中高一貫部では高校からの外部募集なし
募集定員男女160名
建学の精神徳を成す人間の育成
目指す生徒像自律した学習者・Distinguished Learner
ICT教育1人1台iPad、Apple Distinguished School認定
海外教育中2セブ島全員留学、中3ニュージーランド留学又は国内タイプ

東京成徳大学中学校の主な魅力

  • 王子神谷駅から徒歩約5分で通学しやすい
  • 高校から外部生が入らない完全中高一貫校である
  • 2024~2027年のApple Distinguished School認定校である
  • 1人1台のiPadを授業や探究へ日常的に活用する
  • 中学2年生がセブ島短期語学留学へ全員参加する
  • 中学3年生で留学タイプ・国内タイプを選べる
  • 学校独自の「自分を深める学習」がある
  • 高校1年生でDiversity seminarへ取り組む
  • 英語、探究、プログラミング、発表の機会が多い
  • 指名補習や放課後補習などの学習支援がある
  • 運動部・文化部の選択肢が幅広い
  • 一般選抜、推薦、総合型選抜、海外大学進学に対応する

Apple認定のICT教育

東京成徳のICT教育は、単に紙の教材をデジタル教材へ置き換えるものではありません。

生徒が自分の考えを整理し、他者と共有し、新しい作品や解決策を生み出すための道具としてICTを活用します。

活用分野主な学習
教科学習資料閲覧、解説動画、課題提出、実験記録
協働学習資料共有、共同編集、グループワーク
表現活動スライド、動画、音声、プレゼンテーション
探究活動情報収集、データ整理、研究成果の発表
創造的学習プログラミング、アプリ・デジタル作品制作

ラーニングコモンズにはMacBook Proが整備され、iPadだけでは難しい動画編集やプログラミングにも取り組めます。

一方、端末を学習目的に使い分ける自己管理も必要です。

家庭でも、利用時間、充電、SNS、動画視聴、保管場所などについてルールを決めておくと安心です。

中学2年生が全員で挑戦するセブ島留学

中学2年生のセブ島短期語学留学は、東京成徳を象徴する教育プログラムです。

約2週間でマンツーマンや少人数を中心とした英語レッスンを受け、英語を実際のコミュニケーションへ使います。

更に、現地の文化や社会課題に触れ、英語力だけでなく、自立心、異文化理解、困ったときに助けを求める力を育てます。

留学で得られる経験期待される成長
英語を使う間違いを恐れずに相手へ伝える姿勢
親元を離れる荷物、時間、体調を管理する力
異文化に触れる価値観や生活習慣の違いを受け入れる力
社会課題を学ぶ世界の問題を自分との関係で考える力
友人と生活する協力、声掛け、集団生活の責任感

留学は原則として全員参加であるため、英語や海外旅行に興味があるかだけでなく、健康面、生活面、費用面も入学前に確認する必要があります。

中学3年生は自分に合うグローバル教育を選択

中学2年生で全員が共通の海外体験をした後、中学3年生では一人ひとりが学び方を選びます。

タイプ主な内容
ニュージーランド留学タイプ約3か月間、現地校へ通学し、ホームステイを経験する
国内タイプ国内で英語、探究、プレゼンテーション、プログラミングなどを学ぶ

国内タイプは、留学へ行かない生徒が通常授業を受けるだけのコースではありません。

高校課程へ向けた基礎学力を整えながら、グローバルな視点と創造的な学びを深めます。

どちらが優れているというものではなく、本人の目標、英語力、健康面、進路、費用を踏まえて選択することが重要です。

「自分を深める学習」とDiversity seminar

東京成徳では、教科学習と並んで、自分の生き方や社会との関わりを考える学習を重視しています。

中学校の「自分を深める学習」では、自分と他者、命、社会、将来などについて考えます。

高校1年生のDiversity seminarでは、科学、自然、芸術、社会、プログラミング、SDGsなどから関心のある分野を選び、少人数のゼミ形式で探究します。

  1. 興味のあるテーマを選ぶ
  2. 資料やデータを調べる
  3. 実験・調査・制作へ取り組む
  4. 仲間と意見を交換する
  5. 成果を文章や発表へまとめる
  6. 助言を受けて内容を改善する

知識を覚えるだけでなく、問いを立て、根拠を集め、自分の考えを伝える力を育てる教育です。

基礎学力を支える学習支援

ICT、留学、探究が注目されやすい学校ですが、大学進学へ向けた教科学習も重視しています。

中学1・2年生には、定期試験前の指名補習や、英語・数学を中心とした放課後補習があります。

長期休暇には講習も行われ、基礎の補強から発展的な内容まで、学年や目的に応じて取り組みます。

  • 定期試験前の学習計画
  • 試験後の解き直しと面談
  • 指名補習・放課後補習
  • 夏期・冬期講習
  • 職員室前などでの個別質問
  • 高校3年生の大学入試対策

ただし、補習制度があるから家庭学習をしなくてもよいわけではありません。

授業、復習、提出物を基本とし、必要な支援を自分から利用する姿勢が求められます。

多彩な学校行事とクラブ活動

体育祭、桐蔭祭、合唱祭などでは、生徒が企画や運営へ積極的に関わります。

行事を教員から与えられたものとして楽しむだけでなく、自分たちで役割を決め、問題を解決しながらつくり上げます。

クラブ活動も、全国大会で実績を上げる女子ラクロス部をはじめ、スポーツ、芸術、科学、英語、日本文化、社会貢献など、幅広い選択肢があります。

興味主な活動例
スポーツラクロス、バスケットボール、サッカー、テニス、水泳、弓道など
音楽・芸術吹奏楽、合唱、美術、軽音楽、ダンス
科学・研究天文、理科実験、鉄道研究
文化・生活茶道、料理、将棋
語学・社会貢献英語、ボランティア、peer support

活動頻度はクラブによって異なり、大会、遠征、合宿、用具購入などが必要な場合もあります。

入部前には、学習、留学、通学時間との両立を確認しましょう。

大学進学は外部大学を中心に幅広く対応

東京成徳大学中学・高等学校は系列大学を持ちますが、卒業生の進路を東京成徳大学へ限定する附属校ではありません。

国公立大学、難関私立大学、理工・医療系大学、女子大学、海外大学など、幅広い進路を目指します。

入試方式主な支援
一般選抜教科学習、講習、共通テスト、大学別過去問題
指定校推薦評定・出欠の管理、面接、志望理由の確認
総合型選抜探究、留学、クラブ経験を生かした書類・面接指導
海外大学英語資格、大学選定、出願書類、渡航準備の支援
系列大学推薦東京成徳大学などへの推薦制度

高校3年生では、通常の担任と進路分野に詳しい教員が連携するW担任制を採用しています。

大学名だけでなく、自分が学びたい内容と将来の進路を考え、本人に合う受験方法を選びます。

2027年度入試のポイント

2027年度入試では、一般選抜、特待選抜、Distinguished Learner選抜を実施します。

入試主な特色
一般選抜2科又は4科から選択し、4科受験者は2科・4科の二段階判定を受ける
特待選抜国語・算数で特待A・Bと一般合格を同時に判定する
第3回入試英検3級以上の取得者に加点制度がある
DL選抜個人課題、グループワーク、発表で主体性・創造性・挑戦力を評価する

募集人数が最も多い2月1日午前の第1回一般選抜を軸に、午後の特待選抜を組み合わせる受験方法が基本となります。

教科型入試では、難問へ偏るよりも、国語・算数を中心とした基礎・標準問題を正確に得点することが重要です。

DL選抜は、話すことが得意な子だけを評価する入試ではありません。

相手の意見を聞く、助言を受けて考えを直す、グループのために役割を果たすといった姿勢も評価されます。

6年間の学費と留学費には注意が必要

東京成徳を検討する際は、通常の学納金だけでなく、ICT、制服、教材、留学費用まで含めて考える必要があります。

主な費用参考額
入学金250,000円
年間授業料492,000円
年間維持費120,000円
セブ島短期語学留学約450,000円
中3国内タイプ約200,000円
ニュージーランド学期留学約1,800,000円

学校公表の参考試算では、その他諸経費を含む6年間の総額は、国内タイプで約558万~578万円、ニュージーランド留学タイプで約718万~738万円が目安です。

このほかに、通学定期券、クラブ費、昼食、検定、大学受験などの費用が必要となります。

海外研修費は、為替、航空運賃、現地物価によって変わる可能性があります。

入学年度の最新金額と、費用に含まれる項目を学校説明会で確認しましょう。

東京成徳大学中学校に向いている子

  • 新しいことへ挑戦してみたい子
  • iPadを使って調べたり制作したりすることが好きな子
  • 英語を実際のコミュニケーションへ使いたい子
  • 中学生のうちに海外生活を経験したい子
  • 一つの正解がない問題を考えることが好きな子
  • 仲間の意見を聞きながら共同作業ができる子
  • 人前での発表へ少しずつ挑戦したい子
  • 男女共学の環境で学びたい子
  • 行事やクラブへ積極的に関わりたい子
  • 高校受験をせず、6年間でじっくり成長したい子
  • 大学や将来の進路を幅広く考えたい子

慎重に検討したい家庭・受験生

  • 海外留学へ本人が強い抵抗を持っている
  • iPadを使う教育を家庭方針として避けたい
  • グループワークや発表へ全く参加したくない
  • 学校行事やクラブ活動を最小限にしたい
  • 高校受験で別の学校へ進むことを前提としている
  • 系列大学への内部進学保証を最優先している
  • 女子校又は男子校を本人が強く希望している
  • 留学を含む6年間の費用が家計計画に合わない
  • 課題や生活を全て学校側に管理してほしい

英語や発表が現在苦手であることだけで、不向きと判断する必要はありません。

苦手なことでも、学校の支援を受けながら少しずつ挑戦したいと思えるかが重要です。

学校見学で最終確認したいポイント

確認項目見るポイント
授業iPad、紙の教材、対話、発表をどのように組み合わせているか
在校生男女の関わり、挨拶、授業への姿勢、行事での主体性
英語教育授業時間、習熟度別指導、ネイティブ教員、資格対策
留学安全管理、健康支援、費用、事前・事後学習
学習支援補習対象、講習、質問対応、自習環境
クラブ活動日、終了時刻、費用、校外施設への移動
進路中高一貫部だけの進学実績、推薦条件、海外大学支援
通学朝の混雑、乗り換え、放課後の帰宅時刻

学校説明会では、制度の説明だけでなく、実際の授業や生徒の活動を見ることが大切です。

可能であれば、授業公開、オープンスクール、桐蔭祭、クラブ体験など、異なる機会に複数回訪問しましょう。

受験生本人の気持ちを最優先にする

保護者にとって、Apple認定、全員留学、大学進学支援などは魅力的に見えるでしょう。

しかし、6年間学校へ通い、授業、行事、留学へ参加するのは受験生本人です。

学校見学後には、次の点を本人へ確認しましょう。

  • 授業を受けてみたいと思ったか
  • セブ島留学へ参加したいと思ったか
  • iPadを学習へ使うことを楽しめそうか
  • 在校生の雰囲気を心地よく感じたか
  • 入りたいクラブや参加したい行事があったか
  • 王子神谷駅まで6年間通えそうか
  • 他校ではなく東京成徳を選びたい理由があるか

「設備が新しい」「海外へ行ける」という印象だけではなく、日々の学習や学校生活を具体的に想像できるかが重要です。

東京成徳大学中学校はどのような学校か

東京成徳大学中学校は、ICT、英語、海外留学、探究を柱として、生徒の主体性を育てる完全中高一貫校です。

中学2年生のセブ島全員留学という共通体験を持ったうえで、中学3年生では、ニュージーランド留学と国内グローバル教育から自分に合う道を選びます。

校内では、1人1台のiPad、ラーニングコモンズ、情報図書館、グローバル・ラウンジなどを活用し、自分で調べ、仲間と協働し、成果を発表する学習へ取り組みます。

体育祭、桐蔭祭、合唱祭、クラブ活動などでも、生徒が企画や運営を担い、自分の役割を見つけます。

一方、活動の選択肢が多いからこそ、課題、クラブ、行事、端末、健康を自分で管理する力が必要です。

教員の補習や相談体制はありますが、本人が自分から質問し、支援を活用する姿勢も求められます。

ICTと海外体験を成長につなげたい家庭におすすめ

東京成徳大学中学校は、難関大学への合格実績だけを基準に学校を選ぶ家庭よりも、学力、人間性、創造性、グローバルな視野をバランスよく育てたい家庭に向いています。

特に、次のような教育を求める家庭にとって、有力な選択肢となります。

  • ICTを日常的な学習へ活用してほしい
  • 中学生のうちに海外生活を経験してほしい
  • 英語を試験科目だけでなく実際に使ってほしい
  • 自分の興味を探究し、発表する力を育てたい
  • 男女共学の完全中高一貫校を希望している
  • 高校受験に追われず、6年間で成長してほしい
  • 国内大学だけでなく海外大学も選択肢に入れたい
  • 本人の選択や試行錯誤を尊重したい

最終的な学校選びのポイント

東京成徳大学中学校の魅力は、Apple認定のICT環境や海外留学制度があることだけではありません。

それらを使って、生徒が自分で課題を見つけ、仲間と協働し、自分の進路を選べるようにすることが教育の目的です。

入学時点で全てを一人でできる必要はありません。

英語が苦手でも海外で話してみたい、人前で話すことが苦手でも発表へ挑戦したい、ICTに詳しくなくても作品をつくってみたいという気持ちがあれば、6年間で大きく成長できる可能性があります。

一方、留学、ICT、探究、共学、完全中高一貫制が本人や家庭の希望と合わない場合は、学校の特色そのものが負担となる可能性があります。

東京成徳大学中学校を選ぶ際は、偏差値や合格実績だけでなく、受験生本人が「この学校で新しいことへ挑戦し、自分の可能性を広げたい」と思えるかを最も大切にしましょう。

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