【2026年版】東海大学菅生高等学校中等部の評判は?東海大学への進学・学費・偏差値・入試情報を解説!

中学受験
  1. 学校の概要|自然豊かな環境で学ぶ東海大学との提携校
    1. 東海大学菅生高等学校中等部の基本情報
    2. 1995年に開校した共学の中等部
    3. 「自然が教科書だ。」を掲げる教育環境
    4. 2つのコースから目標に合った学びを選択
    5. 東海大学との連携を生かした進路教育
    6. 中高6年間を長期的な視点で設計
    7. 学力だけでなく人間的な成長を重視
    8. 世界標準の力を目指す国際・情報教育
    9. 自然・学習・進路の選択肢がそろう中高一貫校
  2. アクセスと立地環境|小作・秋川・八王子方面から通えるバス体制
    1. 所在地と主なアクセス
    2. 小作駅から路線バスで約13分
    3. 秋川駅から路線バスで約11分
    4. 八王子駅南口からスクールバスを利用可能
    5. 楢原営業所からもスクールバスを運行
    6. 中等部と高等学校では所在地が異なる
    7. 西多摩地域の自然に囲まれた立地
    8. 広いキャンパスでのびのびと過ごせる
    9. 通学時間は電車とバスを合わせて考える
    10. クラブ活動後の下校手段も確認
    11. バス通学だからこそ生活リズムが重要
    12. 悪天候や交通状況への備え
    13. 学校説明会では実際の通学経路を体験
    14. 自然環境とバス通学を含めて判断
  3. 教育方針とカリキュラム|2コース制とS-PROGRAMで将来の進路を広げる
    1. 2つのコースの違い
    2. 医学・難関大コースは6年間で高い進路目標へ挑戦
    3. 医学・難関大コースを支える7つのS-PROGRAM
    4. 学校の授業とオンライン学習を連動
    5. 一貫進学コースは東海大学への進学を視野に基礎を固める
    6. 一貫進学コースを支える5つのS-PROGRAM
    7. 午前8時25分から15分間の朝学習
    8. 2学期制と土曜授業で授業時間を確保
    9. 1クラス30名程度の少人数編成
    10. 英語・英会話では複数教員が指導
    11. 英語資格と実用的なコミュニケーション力を育てる
    12. 中学2年生から参加できるオーストラリア語学研修
    13. 横田基地内のミドルスクールと交流
    14. 世界各国の中学生とのオンライン交流
    15. 自然環境を生かした環境教育
    16. 月1回の「総合学習の日」
    17. プログラミングとデータ分析を学ぶDX教育
    18. 生成AIを学習へ適切に活用
    19. 教科の枠を越えるSTEAM教育
    20. 社会や職業を考えるキャリア教育
    21. 東海大学との連携で大学の学びを身近に
    22. 東海大学への推薦は日々の学習の積み重ねが必要
    23. 学校内で学習の遅れを補う体制
    24. クラブ活動との両立を考えた学習設計
    25. 2コース制で異なる進路目標に対応
  4. 学習環境と施設設備|「学びの城」と充実したICT・給食環境
    1. 東海大学菅生高等学校中等部の主な施設
    2. 高台に建つ広大な「学びの城」
    3. 東京ドーム約1.2個分のキャンパス
    4. 図書・パソコン・自習を一体化したメディアセンター
    5. 放課後の自習や質問にも利用できる環境
    6. DX・STEAM教育を支えるICT環境
    7. さまざまな実験に取り組める学習設備
    8. 最上階のカフェテリアで給食を提供
    9. 給食で生活リズムと食への意識を育てる
    10. 260名を収容できる講堂
    11. 発表する力を育てる設備
    12. 大小2つの体育館
    13. JFA公認の本格的な人工芝グラウンド
    14. 広いキャンパスを生かしたクラブ活動
    15. 校内の交流を支えるオープンスペース
    16. 自然への思いを表すモニュメント
    17. 機械警備を導入したセキュリティ
    18. 避難訓練と3日分の備蓄
    19. 初等学校と同じキャンパスで学ぶ
    20. 中等部と高等学校の施設は分けて確認
    21. 学校見学で確認したい施設
    22. 自然と充実した施設を学びへ生かすキャンパス
  5. 学校生活と行事|自然体験や菅生祭を通して仲間との絆を育てる
    1. 主な年間行事
    2. 入学直後から始まる新しい学校生活
    3. 中学1年生の自然観察
    4. 校外学習で教室の外へ学びを広げる
    5. 中学2年生の風景スケッチ学習
    6. 学年を越えて盛り上がるスポーツ大会
    7. 生徒主体でつくる文化祭「菅生祭」
    8. 学習成果とクラブ活動を発表する場
    9. 受験生が校風を確認できる公開行事
    10. 中学3年生の北海道修学旅行
    11. 希望者対象のオーストラリア語学研修
    12. 中学1年生の郷土学習
    13. 中学2年生の野鳥観察
    14. 芸術鑑賞教室で本物の表現に触れる
    15. クラスでつくり上げる音楽祭
    16. 自分の考えを伝える校内主張大会
    17. 将来を考える「夢育て講座」
    18. ボランティア活動を通して社会との関わりを学ぶ
    19. 生徒総会と生徒会選挙
    20. 検定への挑戦を年間行事に組み込む
    21. 夏期講習で長期休暇中の学習を支援
    22. 定期試験と行事を両立する2学期制
    23. 卒業遠足と卒業式で3年間を締めくくる
    24. 自然・芸術・スポーツをバランスよく体験
    25. 行事の多さと学校生活の忙しさも確認
    26. 行事を通して新しい自分を発見できる学校
  6. クラブ活動|広いキャンパスでスポーツ・文化活動に打ち込める
    1. 中等部のクラブ・同好会一覧
    2. クラブ活動を「もう一つの教科書」と位置づける
    3. 全国大会優勝の実績を持つソフトボールクラブ
    4. 人工芝グラウンドで活動するサッカークラブ
    5. 文武両道を目指す野球クラブ
    6. 東京都大会で実績を挙げる硬式テニスクラブ
    7. 全国大会へ挑戦するチアダンス
    8. 体育館で活動する球技系クラブ
    9. 高校生と一緒に練習できる剣道・卓球
    10. 4年連続で金賞を受賞した吹奏楽クラブ
    11. 個性を作品で表現する美術クラブ
    12. 身近な自然を調べるエコクラブ
    13. 疑問を実験で確かめる理科実験同好会
    14. 初心者でも新しい活動へ挑戦できる
    15. 広いキャンパスと充実した施設を活用
    16. 菅生祭が活動成果の発表の場に
    17. 学習とクラブ活動の両立が必要
    18. バスの運行時間もクラブ選びの重要な条件
    19. 体験会で実際の雰囲気を確認
    20. 好きなことへ打ち込みながら人間的に成長できる
  7. 入試情報と合格の目安|国語・算数の2科入試と2コース別判定
    1. 2026年度入試の基本情報
    2. 2026年度は計6回の受験機会
    3. 現在の一般入試は全て国語・算数の2科
    4. 出願時に志望コースを選択
    5. 医学・難関大コースから一貫進学コースへのスライド合格
    6. 医学・難関大コースでは英語検定を加点
    7. 全ての回が特待生入試を兼ねる
    8. 複数回を同時に出願すると受験料は1回分
    9. 複数回受験を利用した受験計画
    10. インターネット出願の流れ
    11. 試験当日に必要なもの
    12. 試験当日にインターネットで合格発表
    13. 入学手続期限は入試回によって異なる
    14. 偏差値はコースによって差がある
    15. 医学・難関大コースは一段高い学力が必要
    16. 合格最低点は偏差値と過去問から判断
    17. 算数は前半の基本問題を確実に取る
    18. 算数では幅広い基本単元を復習
    19. 国語は漢字・語句と2つの読解問題が中心
    20. 漢字と語句は毎日の積み重ねが得点につながる
    21. 記述問題は本文の根拠を先に探す
    22. 過去問は時間を計って2科続けて解く
    23. 学校説明会と入試問題解説を活用
    24. 基礎問題を確実に得点することが合格への近道
  8. 併願校パターン|多摩地域の共学校を中心に考える受験プラン
    1. 併願校を3段階に分ける考え方
    2. 東海大学菅生高等学校中等部の主な併願校候補
    3. チャレンジ校候補①|明治学院中学校
    4. チャレンジ校候補②|八王子学園八王子中学校
    5. 標準からチャレンジ校候補|工学院大学附属中学校
    6. 標準校候補|明法中学校
    7. 標準校候補|明星中学校
    8. 標準から安全校候補|八王子実践中学校
    9. 1月入試で本番経験を積む|西武台新座中学校
    10. 女子の併願校候補|共立女子第二中学校
    11. 帝京八王子中学校は2027年度から募集停止
    12. 併願パターン①|東海大学菅生を第一志望にする場合
    13. 併願パターン②|上位校へ挑戦する場合
    14. 併願パターン③|女子校も含めて検討する場合
    15. 医学・難関大コース志望者の併願校
    16. 東海大学進学を重視する場合の学校比較
    17. 入試科目をそろえると対策しやすい
    18. 午前・午後入試は移動時間を実測
    19. 安全校は「合格したら進学できる学校」を選ぶ
    20. 合格発表と入学手続期限を一覧にする
    21. 偏差値だけでなく6年間の学校生活を比較
    22. 第一志望・標準・安全をバランスよく配置
  9. 在校生・保護者の声|自然環境と先生の手厚い支援が魅力
    1. 学校生活から見える主な評価
    2. 自然に囲まれた落ち着いた環境
    3. 生徒と先生が会話しやすい校舎
    4. 学校内で学習を支えてもらえる安心感
    5. 一貫進学コースは1クラス30名程度
    6. 給食を楽しみにできる学校生活
    7. クラブ活動を通して仲間と成長できる
    8. 高校生と一緒に活動できることも魅力
    9. 行事を通して新しい友人や得意分野を見つけられる
    10. 東海大学との連携を身近に感じられる
    11. 医学部・難関大学を目指せる選択肢
    12. 保護者が安心しやすい安全対策
    13. スクールバスで座って登校できる
    14. 通学時間とバスの待ち時間は確認が必要
    15. 土曜授業を含む忙しい学校生活
    16. 自然環境には好みが分かれる
    17. 中等部と高等学校の校舎が異なる点
    18. 匿名の口コミは事実と感想を分けて読む
    19. 学校説明会で確認したい質問
    20. 在校生の様子を実際に見ることが大切
    21. 自然・給食・学習支援に魅力を感じる家庭と好相性
  10. この学校に向いている子の特徴|東海大学との連携を生かして幅広い体験に挑戦したい子
    1. 東海大学菅生高等学校中等部に向いている子
    2. 自然の中で学ぶことを楽しめる子
    3. 実験やものづくりが好きな子
    4. 東海大学で学びたい分野を探したい子
    5. 基礎から着実に学びたい子
    6. 医学部や難関大学を目標に努力できる子
    7. 英語を実際に使ってみたい子
    8. デジタル機器を学びへ活用したい子
    9. スポーツやクラブ活動へ本格的に取り組みたい子
    10. 中高6年間を通して一つの活動を続けたい子
    11. 学校行事へ積極的に参加したい子
    12. 仲間や先生とコミュニケーションを取れる子
    13. 給食を友人と楽しみたい子
    14. 決められた生活リズムを守れる子
    15. バス通学を前向きに受け入れられる子
    16. 家庭が学校の教育方針を理解していることも重要
    17. 相性を慎重に確認したいケース
    18. 学校見学で確認したいポイント
    19. 全ての特徴に当てはまる必要はない
  11. まとめ|自然・STEAM教育・東海大学連携を生かして成長できる学校
    1. 東海大学菅生高等学校中等部の主な魅力
    2. 自然を身近な教材として活用
    3. 進路目標に応じた2コース制
    4. 東海大学との連携が将来の選択肢を広げる
    5. デジタル技術を使って課題を解決
    6. 学習・クラブ・行事をバランスよく経験
    7. 給食と校内の学習環境も魅力
    8. 入学前に確認しておきたいポイント
    9. 入試は国語・算数の基礎力が重要
    10. 東海大学菅生高等学校中等部に向いている子
    11. 学校見学で本人の反応を確かめる
    12. 自然と大学連携を生かして可能性を広げる学校

学校の概要|自然豊かな環境で学ぶ東海大学との提携校

東海大学菅生高等学校中等部は、東京都あきる野市菅生にある私立の共学校です。学校法人菅生学園が設置し、東海大学との提携を生かした中高6年間の教育を行っています。

学校名に「東海大学」を冠していますが、学校法人東海大学が直接設置する付属校ではありません。一方、高等学校には東海大学への付属推薦入学制度があり、大学の教授による出前授業やキャンパス見学など、提携校ならではの連携教育が行われています。

緑豊かな里山に囲まれた環境を生かし、開校以来「自然が教科書だ。」という考え方を大切にしてきました。教室内で知識を学ぶだけでなく、自然観察、環境教育、フィールドワーク、学校行事などを通して、豊かな感性と自ら考えて行動する力を育てています。

東海大学菅生高等学校中等部の基本情報

項目内容
学校名東海大学菅生高等学校中等部
所在地東京都あきる野市菅生1468
学校区分私立中学校
男女区分共学校
教育形態中高6年間の一貫教育
併設校東海大学菅生高等学校
設置法人学校法人菅生学園
中等部開校1995年
大学との関係東海大学との提携校・付属推薦入学制度あり
コース医学・難関大コース、一貫進学コース
教育の特色環境教育、国際教育、DX教育、STEAM教育、東海大学との連携

1995年に開校した共学の中等部

菅生学園の歴史は、1983年に開校した東京菅生高等学校から始まりました。1989年に東海大学菅生高等学校へ校名を変更し、1995年には東海大学菅生高等学校付属中学校が開校しました。

その後、1997年に東海大学菅生中学校、2008年に現在の東海大学菅生高等学校中等部へと校名を変更しています。2021年には医学・難関大コース、2023年には一貫進学コースが設置され、現在の2コース制となりました。

中等部から高等学校への6年間を見通し、基礎学力を着実に身につけながら、それぞれの希望進路に応じた学びへ段階的に進みます。

「自然が教科書だ。」を掲げる教育環境

東海大学菅生高等学校中等部を象徴する言葉が、開校時から掲げられてきた「自然が教科書だ。」というスローガンです。

学校周辺には豊かな里山が広がり、季節によって異なる動植物や自然の変化を身近に感じられます。学校では、この立地を単に景色のよい環境として捉えるのではなく、環境教育や理科、総合学習の教材として活用しています。

東海大学の教員や学生とともに行うフィールドワークでは、学校周辺の自然を観察し、自分たちで課題を見つけ、調査や研究を行います。調べた結果を整理して発表するところまでを一つの学びとしていることが特徴です。

2つのコースから目標に合った学びを選択

中等部には、「医学・難関大コース」と「一貫進学コース」の2コースがあります。

コース主な目標
医学・難関大コース東海大学医学部をはじめ、国公私立大学の医学部や難関大学への現役合格を目指す
一貫進学コース基礎学力を着実に育てながら、東海大学への進学を中心とした幅広い進路を目指す

医学・難関大コースでは、中高6年間を通して高度な学力を育て、東海大学医学部を含む医学部や難関大学への進学を目指します。放課後のオンライン学習、実践的な英語教育、環境教育、DX教育、STEAM教育などを組み合わせたS-PROGRAMが用意されています。

一貫進学コースでは、朝学習、少人数授業、補習などを通して基礎学力を固め、部活動や学校行事とも両立しながら東海大学への進学を目指します。1クラス30名程度の編成を基本とし、日々の授業内容を着実に定着させることを重視しています。

東海大学との連携を生かした進路教育

東海大学は、文系・理系から医学、海洋、航空宇宙、情報、スポーツなどまで、幅広い分野を学べる総合大学です。

東海大学菅生高等学校には付属推薦入学制度が用意されており、一定の基準を満たした生徒は、制度を利用して東海大学への進学を目指せます。

中等部の段階から大学キャンパスを見学したり、東海大学の教授による出前授業を受けたりする機会があります。大学の学部名を知るだけでなく、実際にどのような研究が行われているのかに触れ、自分の興味と将来の進路を結びつけます。

なお、東海大学への進学が自動的に保証されるわけではありません。付属推薦制度を利用するためには、高等学校での成績や学園試験など、所定の基準を満たす必要があります。

中高6年間を長期的な視点で設計

東海大学菅生高等学校中等部では、短期間で先へ進むことだけを目指さず、中高6年間を通して基礎学力、理解力、応用力を段階的に深めます。

中等部では学習習慣と基礎学力を整え、学校行事、クラブ活動、環境教育、国際交流などを通して興味の幅を広げます。高等学校では、東海大学への付属推薦、医学部・難関大学、他大学受験など、それぞれの目標に応じた学習へ進みます。

高等学校から入学する生徒もいるため、完全中高一貫校ではありません。一方、中等部から進学する生徒には、中学校と高校をつないだ6年間のカリキュラムが用意されています。

学力だけでなく人間的な成長を重視

学校では、教科学習によって得られる学力だけでなく、自己認識、意欲、忍耐力、協調性、セルフコントロール、創造性などの非認知能力を育てることを重視しています。

さらに、自分で課題を見つけて解決策を考え、新しい価値を生み出す力や、失敗しても立ち直って行動を続ける力を育成目標に掲げています。

自然の中での体験、仲間との協働、学校行事、クラブ活動などを通して、自分の得意なことや役割を見つけ、社会へ貢献できる人材へ成長することを目指します。

世界標準の力を目指す国際・情報教育

変化の大きい社会で活躍するため、英語力、異文化理解、情報活用力、課題解決力を育てる教育にも力を入れています。

オンライン英会話や海外研修、海外の中学生とのオンライン交流、データ分析、プログラミング、ドローンを活用した学習などを取り入れています。

科学・技術・工学・芸術・数学を横断するSTEAM教育では、教科ごとに学んだ知識を結びつけながら、身近な問題や社会課題について考えます。

自然・学習・進路の選択肢がそろう中高一貫校

東海大学菅生高等学校中等部は、自然豊かな環境、東海大学との連携、2つのコースによる進路別の教育を特色とする学校です。

医学部や難関大学を目指す学びと、東海大学への進学を視野に入れた学びの両方が用意されているため、入学時の目標や得意分野に応じて進路を考えられます。

また、環境教育、国際交流、DX教育、STEAM教育、クラブ活動など、教科学習以外の体験も充実しています。

自然の中でのびのびと学校生活を送りながら、東海大学への進学や医学部・難関大学への挑戦など、自分に合った将来を見つけたい生徒にとって、幅広い可能性を持つ学校といえるでしょう。

アクセスと立地環境|小作・秋川・八王子方面から通えるバス体制

東海大学菅生高等学校中等部は、東京都あきる野市菅生1468にあります。JR青梅線「小作駅」とJR五日市線「秋川駅」から路線バスを利用するほか、JR中央線・横浜線・八高線が乗り入れる「八王子駅」方面からはスクールバスを利用できます。

鉄道駅から徒歩で通う立地ではありませんが、路線バスとスクールバスを組み合わせることで、あきる野市、青梅市、羽村市、福生市、八王子市など、西多摩・多摩地域の広い範囲から通学を検討できます。

校舎は、住宅や商業施設が密集した都市部ではなく、豊かな自然に囲まれた環境にあります。広いキャンパスで落ち着いて学べる一方、毎日の通学ではバスの発車時刻や乗り継ぎを確認することが重要です。

所在地と主なアクセス

項目内容
所在地東京都あきる野市菅生1468
電話番号042-559-2411
JR小作駅から西口から西東京バス「東海大学菅生高校」行きで約13分
JR秋川駅から北口から西東京バス「東海大学菅生高校」行き、または「菅生学園 学びの城」行き直通で約11分
スクールバスJR八王子駅南口、西東京バス楢原営業所から運行
主な利用路線JR青梅線、JR五日市線、JR中央線、JR横浜線、JR八高線など

学校公式案内では、小作駅から約13分、秋川駅から約11分とされています。また、八王子駅南口と西東京バス楢原営業所からスクールバスが運行され、朝の便は完全予約制で、座って登校できる体制となっています。

小作駅から路線バスで約13分

JR青梅線の小作駅を利用する場合は、西口から西東京バスの「東海大学菅生高校」行きに乗車します。公式案内での所要時間は約13分です。

青梅線は、立川、昭島、拝島、福生、羽村、河辺、青梅方面を結んでいます。沿線から乗り換えなし、または少ない乗り換えで小作駅まで移動できる家庭にとって、利用しやすい経路です。

主な方面通学経路の考え方
青梅・河辺方面JR青梅線で小作駅へ移動し、路線バスを利用
羽村・福生方面JR青梅線で小作駅へ移動し、路線バスを利用
昭島・立川方面JR青梅線で小作駅へ移動し、路線バスを利用
西武拝島線沿線拝島駅でJR青梅線へ乗り換え、小作駅から路線バスを利用

小作駅は、学校へ向かう代表的な経路の一つです。学校説明会や入試当日は利用者が集中する可能性があるため、バス停の場所と発車時刻を事前に確認しておきましょう。

秋川駅から路線バスで約11分

JR五日市線の秋川駅を利用する場合は、北口から西東京バスに乗車します。

「東海大学菅生高校」行きのほか、「菅生学園 学びの城」行きの直通便が案内されており、公式サイトでの所要時間は約11分です。

五日市線は拝島駅と武蔵五日市駅を結んでいます。拝島駅では青梅線、八高線、西武拝島線へ乗り換えられるため、あきる野市内だけでなく、昭島市、福生市、八王子市北部などからも通学経路を組めます。

主な方面通学経路の考え方
武蔵五日市方面JR五日市線で秋川駅へ移動し、路線バスを利用
拝島方面JR五日市線で秋川駅へ移動し、路線バスを利用
八高線沿線拝島駅で五日市線へ乗り換え、秋川駅から路線バスを利用
西武拝島線沿線拝島駅で五日市線へ乗り換え、秋川駅から路線バスを利用

便によって行先や停車する停留所が異なる場合があるため、登校時と下校時の両方について、最新の時刻表を確認する必要があります。

八王子駅南口からスクールバスを利用可能

JR八王子駅南口からは、学校のスクールバスを利用できます。

八王子駅には、JR中央線、横浜線、八高線が乗り入れています。そのため、八王子市内だけでなく、日野市、多摩市、町田市、相模原市などからも、八王子駅を経由した通学を検討できます。

主な方面利用しやすい路線
高尾・西八王子方面JR中央線で八王子駅へ
豊田・日野方面JR中央線で八王子駅へ
町田・橋本方面JR横浜線で八王子駅へ
高麗川・拝島方面JR八高線で八王子駅へ
京王線沿線京王八王子駅からJR八王子駅南口へ移動

朝のスクールバスは完全予約制で、座って登校できるように運行されています。毎朝の乗車中に立ち続ける必要がなく、体力面での負担を抑えられることは、中学生にとって大きな利点です。

ただし、スクールバスは鉄道のように数分おきに運行されるものではありません。指定された発車時刻に間に合うよう、自宅を出る時間を安定させる必要があります。

楢原営業所からもスクールバスを運行

八王子市楢原町にある西東京バス楢原営業所からも、スクールバスが運行されています。

八王子駅まで出るよりも、楢原営業所を利用した方が便利な地域に住む家庭にとって、有力な通学手段です。

楢原、川口、犬目、四谷など八王子市北西部から通う場合は、自宅から楢原営業所までの移動方法と、スクールバスの発車時刻を合わせて確認しましょう。

スクールバスの利用には別途費用が必要となる場合があります。利用条件、申込方法、年間費用、登下校の運行本数については、入学年度の案内で確認することが大切です。

中等部と高等学校では所在地が異なる

東海大学菅生高等学校中等部の所在地は、あきる野市菅生1468です。一方、併設する東海大学菅生高等学校は、あきる野市菅生1817にあります。

学校所在地
東海大学菅生高等学校中等部東京都あきる野市菅生1468
東海大学菅生高等学校東京都あきる野市菅生1817

両校は同じ菅生地区にありますが、校舎は別の場所です。中等部から高等学校へ進学すると、日常的に利用する校舎やバス停が変わる可能性があります。高等学校の公式案内でも、小作駅・秋川駅からの路線バスと、八王子駅南口・楢原営業所からのスクールバスが案内されています。

中学受験時には中等部への通学だけでなく、高等学校進学後の経路も確認しておくと、6年間の通学を見通しやすくなります。

西多摩地域の自然に囲まれた立地

学校があるあきる野市菅生は、豊かな緑と里山に囲まれた地域です。

駅前の商業地にある学校とは異なり、校舎の周囲には自然が広がっています。鳥や昆虫、植物などを身近に観察でき、学校が掲げる「自然が教科書だ。」という環境教育にもつながっています。

教室の窓から季節の変化を感じたり、学校周辺でフィールドワークを行ったりできることは、この立地ならではの魅力です。

交通の便利さだけを最優先する学校ではありませんが、都市部では得にくい自然環境の中で、落ち着いて学習やクラブ活動へ取り組めます。

広いキャンパスでのびのびと過ごせる

中等部の校舎は「学びの城」と呼ばれ、初等学校と同じ自然豊かなキャンパス内にあります。

広い敷地を生かし、教科学習だけでなく、自然観察、理科実験、環境教育、学校行事、クラブ活動など、多様な活動が行われます。

都心部の学校と比べると、校外へ移動しなくても、学校内や周辺の自然を利用して体験的な学習へ取り組みやすい環境です。

自然や生き物が好きな子、広い場所で身体を動かしたい子、静かな環境で学びたい子にとって、魅力を感じやすい立地といえるでしょう。

通学時間は電車とバスを合わせて考える

東海大学菅生高等学校中等部への通学では、電車を降りた後に路線バスまたはスクールバスを利用します。

そのため、鉄道の乗車時間だけを見て通学可能かを判断するのではなく、次の時間を全て含めて確認することが重要です。

  • 自宅から最寄り駅までの時間
  • 電車の乗車時間
  • 乗り換えに必要な時間
  • 駅からバス乗り場までの移動時間
  • バスの待ち時間
  • 小作駅・秋川駅から学校までの乗車時間
  • バス停から校舎までの移動時間

電車の到着からバスの発車までに余裕が少ない経路では、わずかな鉄道遅延によって予定のバスへ乗れない可能性があります。

最短時間の経路だけでなく、乗り換えに余裕がある経路や、一本乗り遅れた場合の次の便も確認しましょう。

クラブ活動後の下校手段も確認

入学後は、通常授業だけでなく、クラブ活動、補習、委員会、行事準備などで下校時刻が変わります。

朝の通学経路だけでなく、クラブ活動終了後に利用できる路線バスやスクールバスの時刻を確認することが大切です。

特に自宅が遠い場合は、次の点を考えておきましょう。

  • 通常授業後の帰宅時刻
  • クラブ活動後の帰宅時刻
  • 最終バスに間に合わなかった場合の対応
  • 定期考査前や長期休暇中の運行
  • 土曜日や学校行事の日の運行
  • 悪天候や交通渋滞が発生した場合の影響

希望するクラブが高等学校の施設で活動する場合や、中高合同で練習する場合には、活動場所と移動方法も確認すると安心です。

バス通学だからこそ生活リズムが重要

決められた時刻に出発するバスを利用するため、朝の支度や自宅を出る時間を安定させる必要があります。

朝寝坊をしても次の電車へ乗ればよいという通学ではなく、一本のバスを逃すことで登校時刻へ大きく影響する可能性があります。

一方、毎日ほぼ同じ時刻のバスを利用することで、生活リズムを整えやすいという利点もあります。

特にスクールバスでは同じ学校の生徒と一緒に登下校するため、中等部の生徒にとって安心感があり、学年を越えた交流の機会にもなります。

悪天候や交通状況への備え

あきる野市は自然が豊かな地域であり、季節によっては大雨、雪、道路の混雑などがバス運行へ影響する可能性があります。

路線バスは道路状況によって到着時刻が前後するため、通常時から余裕を持った便を利用することが大切です。

家庭では、バスが遅れた場合の学校への連絡方法や、公共交通機関が大きく乱れた場合の対応を確認しておきましょう。

スマートフォンの利用規則や、学校から家庭への緊急連絡方法についても、入学前の案内で確認すると安心です。

学校説明会では実際の通学経路を体験

学校説明会、オープンスクール、菅生祭などへ参加する際には、入学後に利用する予定の経路で学校へ向かうことをおすすめします。

自家用車だけで訪問すると、電車やバスを利用した毎日の通学負担を判断しにくくなります。

  • 駅からバス乗り場まで迷わず移動できるか
  • バスの待ち時間はどの程度か
  • 車内の混雑や揺れは問題ないか
  • 乗車時間を負担に感じないか
  • 学校到着後に校舎まで移動しやすいか
  • 朝の集合時刻に合わせて自宅を何時に出る必要があるか
  • 帰宅後に家庭学習や休息の時間を確保できるか

休日と平日では電車やバスの時刻、道路の混雑状況が異なります。可能であれば、平日の登校時間帯に近い時間でも経路を確認するとよいでしょう。

自然環境とバス通学を含めて判断

東海大学菅生高等学校中等部の立地上の魅力は、西多摩の豊かな自然の中で学べることと、小作駅・秋川駅・八王子方面から通学できるバス体制が整っていることです。

駅から徒歩で通える学校ではないため、バスの時刻に合わせて行動する必要があります。一方、朝のスクールバスでは座って登校でき、学校到着まで落ち着いて過ごせる環境があります。

自然豊かなキャンパスに魅力を感じるか、電車とバスを組み合わせた通学を6年間無理なく続けられるかが、学校選びの重要なポイントです。

学校説明会へ参加する際には、中等部と高等学校の所在地の違いも含め、本人と一緒に実際の経路や所要時間を確認しましょう。

教育方針とカリキュラム|2コース制とS-PROGRAMで将来の進路を広げる

東海大学菅生高等学校中等部では、中等部から高等学校までの6年間を見通し、基礎学力、理解力、応用力を段階的に育てるカリキュラムを組んでいます。

学習を急いで先へ進めることだけを目的とせず、それぞれの生徒が学習内容を理解し、次の段階へ進めることを重視しています。

中等部には、医学部や難関大学への現役合格を目指す「医学・難関大コース」と、東海大学への進学を中心に幅広い可能性を育てる「一貫進学コース」があります。

進路目標に応じた2つのコースに、放課後学習、英語教育、国際交流、環境教育、DX教育、STEAM教育などを組み合わせた「S-PROGRAM」を導入していることが、現在の教育の大きな特色です。

2つのコースの違い

コース主な進路目標教育の特色
医学・難関大コース東海大学医学部、国公私立大学医学部、国公立大学、難関私立大学7つのS-PROGRAM、オンライン授業、英語資格、DX・STEAM教育
一貫進学コース東海大学への付属推薦を中心とした大学進学5つのS-PROGRAM、朝学習、少人数授業、補習、東海大学との連携

医学・難関大コースでは、高い進路目標に対応するため、学校の授業と放課後・家庭学習を連動させます。

一貫進学コースでは、日々の授業内容を着実に定着させ、学校行事やクラブ活動と両立しながら、東海大学への進学を目指します。

どちらのコースでも、単に大学へ進学することだけを目的とするのではなく、将来どのような分野で学び、社会と関わっていきたいかを考える教育が行われています。

医学・難関大コースは6年間で高い進路目標へ挑戦

医学・難関大コースは、東海大学医学部をはじめ、国公私立大学の医学部や難関大学への現役合格を目標とするコースです。

中等部から高等学校までの6年間を通して、基礎事項を確実に身につけたうえで、発展的な問題や大学入試に対応する思考力・応用力を育てます。

学校の授業だけで全てを完結させるのではなく、外部講師によるオンライン授業、本校教員による対面補習、自習支援を組み合わせています。

部活動にも参加しながら高い進路目標を目指せるように、学校、家庭、オンラインをつないだ学習環境が用意されています。

医学・難関大コースを支える7つのS-PROGRAM

分野主な内容
放課後学習外部講師によるオンライン授業、本校教員の補習、自習支援
英語力向上ケンブリッジ英検を指標とした学習、オンライン英会話
グローバル教育海外研修、横田基地内ミドルスクールとの交流、海外生徒とのオンライン交流
キャリア教育職業研究、適性検査、企業との交流、社会情勢を扱う授業
環境教育里山でのフィールドワーク、自然観察、課題研究と発表
DX教育プログラミング、データ分析、ドローン、生成AIの活用
STEAM教育科学・技術・工学・芸術・数学を横断した学習

教科学習、英語、デジタル技術、自然体験、芸術、キャリア教育を別々に扱わず、将来必要となる力として総合的に育てます。

学校の授業とオンライン学習を連動

医学・難関大コースの放課後学習では、「S-OL」と呼ばれるスガオ・オンライン・ラーニングプログラムを実施しています。

外部の講師によるリアルタイムのオンライン授業を受講し、その内容と学校の通常授業を連動させます。

オンライン授業を受けて終わりにするのではなく、本校教員による対面補習や自習支援を加え、学習内容の定着を図ります。

  1. 学校の通常授業で基礎事項を学ぶ
  2. オンライン授業で発展的な内容へ取り組む
  3. 本校教員による補習で疑問を解決する
  4. 自習によって学習内容を定着させる

クラブ活動後は家庭からオンライン授業へ参加できるため、放課後の活動と進学学習を両立しやすい仕組みです。

但し、医学・難関大コースでは通常の学費とは別に、放課後学習プログラムの受講料が必要となる場合があります。最新の金額は受験年度の募集要項で確認する必要があります。

一貫進学コースは東海大学への進学を視野に基礎を固める

一貫進学コースは、6年間の一貫教育を通して基礎学力を伸ばし、東海大学への進学を中心とした幅広い進路を目指すコースです。

東海大学への付属推薦制度を利用するためにも、高等学校での成績や学園試験など、所定の基準を満たすことが必要です。

そのため、「付属校だから受験勉強をしなくてもよい」という教育ではありません。中等部から毎日の授業、朝学習、家庭学習、定期考査へ着実に取り組み、大学で学ぶための基礎を身につけます。

東海大学には文系、理系、医学、海洋、航空宇宙、情報、スポーツなど多彩な学部・学科があります。中高の体験を通して自分の興味を見つけ、大学で学びたい分野へつなげていきます。

一貫進学コースを支える5つのS-PROGRAM

分野主な内容
放課後学習希望者を対象としたオンライン授業、教員による補習、自習支援
英語力向上スタディサプリENGLISHなどを利用した実用的な英語学習
学力補償朝学習、土曜授業、補習、検定対策
少人数授業英語・英会話での複数教員による指導
東海大学との連携大学見学、教授による出前授業、付属推薦制度

日常の学習を学校内で丁寧に支えながら、東海大学との連携を通して、大学や将来の進路を具体的に考える構成です。

午前8時25分から15分間の朝学習

一貫進学コースでは、午前8時25分から15分間の朝学習を行い、基礎学力の定着を図ります。

短時間でも毎日継続して学習することで、知識を反復し、授業へ向かう準備を整えます。

朝学習では、国語、数学、英語を中心とした基礎事項や、英語検定・漢字検定などの対策へ取り組みます。

試験前だけにまとめて勉強するのではなく、少しずつでも毎日学ぶ習慣を中等部から身につけることが目的です。

2学期制と土曜授業で授業時間を確保

学校では2学期制を採用し、毎週土曜日にも平常授業を行っています。

年間の授業日数を確保することで、国語、数学、英語などの主要教科を急いで進めるのではなく、演習や復習の時間も取りながら学習できます。

土曜日は常に体験活動だけを行う日ではなく、通常の教科学習を進める日でもあります。

習い事や家庭の予定がある場合は、土曜授業を含む学校生活との両立が可能かを入学前に確認しておきましょう。

1クラス30名程度の少人数編成

一貫進学コースは、1クラス30名程度の少人数編成を基本としています。

教員が生徒の理解度や学習状況を把握しやすく、授業中のつまずきや日頃の変化に気づきやすいことが利点です。

人数が少ないことで、生徒が質問したり発言したりする機会もつくりやすくなります。

但し、年度の入学者数やコース編成によって、実際のクラス人数は変わる可能性があります。

英語・英会話では複数教員が指導

一貫進学コースの英語や英会話では、一つの授業へ複数の教員が入るチーム・ティーチングを取り入れています。

教員が教室全体へ説明するだけでなく、生徒の発音や会話、演習の様子を個別に確認しながら授業を進めます。

中学校入学時には、英語を得意としている生徒と、初めて本格的に学ぶ生徒の間に差がある場合があります。

複数の教員が関わることで、それぞれの理解度に合わせて声を掛け、英語への苦手意識を減らすことを目指します。

英語資格と実用的なコミュニケーション力を育てる

英語教育では、単語や文法を覚えるだけでなく、英語を実際に使って伝える力を育てます。

医学・難関大コースでは、ケンブリッジ英検を指標とした学習やオンライン英会話を取り入れています。一貫進学コースでは、スタディサプリENGLISHなどを利用して実用的な英語力を伸ばします。

一貫進学コースでは、英語検定と漢字検定にも力を入れ、中学校卒業時までに3級を取得することを目標としています。

資格取得だけを最終目的とするのではなく、海外交流や大学進学後にも活用できる読む・書く・聞く・話す力へつなげます。

中学2年生から参加できるオーストラリア語学研修

中学2年生から高校3年生までの希望者は、オーストラリア語学研修へ参加できます。

シドニー、キャンベラ、カウラなどを訪れ、自然や文化に触れるとともに、現地校との交流や授業体験、ホームステイへ取り組みます。

教室で学んだ英語を実際の生活の中で使い、自分の意思を伝える経験です。

海外研修は全員参加の修学旅行ではなく、希望者を対象としたプログラムです。参加費、実施時期、選考条件などは年度ごとに確認する必要があります。

横田基地内のミドルスクールと交流

国際理解教育の一環として、横田基地内にあるYokota Middle Schoolとの交流も行われています。

交流では、日本文化を英語で紹介し、折り紙、紙相撲、福笑い、あやとり、カルタなどを一緒に体験します。

英語の正確さだけを気にするのではなく、身振りや実物を使いながら、相手へ伝えようとする姿勢を身につけます。

海外へ行かなくても、異なる文化や言語を持つ同年代の生徒と関われる機会です。

世界各国の中学生とのオンライン交流

医学・難関大コースのグローバル教育では、世界各国の中学生とオンラインで交流する活動も取り入れています。

学校生活や日常の写真、動画などを英語で共有し、リアルタイムのオンライン交流ではゲームやスピーチなどを行います。

英語を問題集の中だけで使うのではなく、自分の生活や考えを海外の生徒へ伝える道具として活用します。

交流を通して、日本では当たり前だと感じていた生活や文化を見直し、異なる価値観を理解する力を育てます。

自然環境を生かした環境教育

東海大学菅生高等学校中等部では、キャンパス周辺の里山や自然環境を学習に活用しています。

総合的な学習の時間には教室を離れ、動植物の観察、野外体験、フィールドワークなどへ取り組みます。

東海大学の教授や学生とともに里山を歩き、自然の中から疑問や課題を見つけ、調査・研究を行う活動もあります。

  1. 自然や地域の様子を観察する
  2. 気づいたことから課題を設定する
  3. 必要な資料やデータを集める
  4. 結果を整理・分析する
  5. 自分たちの考察を発表する

単に自然に触れて楽しむだけでなく、科学的な見方や探究の方法を身につけることを目的としています。

月1回の「総合学習の日」

両コースでは、総合的な学習の時間を細かく分散させるのではなく、月に1回の「総合学習の日」を設定しています。

年間70時間程度を想定し、一日を使った集中授業として実施します。

通常の50分授業では時間が足りないフィールドワーク、実験、調査、制作、発表準備などへ、まとまった時間を使って取り組めることが特徴です。

教科の枠に収まらない課題について、仲間と協力しながら考え、成果を形にします。

プログラミングとデータ分析を学ぶDX教育

DX教育では、デジタル機器の操作だけでなく、情報技術が動く仕組みを理解することを重視しています。

理科や総合学習では、アルゴリズムやフローチャートを学び、プログラムの処理手順を考えます。

ドローンを飛行させるプログラムを作成するなど、入力した命令と実際の動きの関係を確かめる活動もあります。

また、授業資料やフィールドワークで集めたデータを表計算ソフトで整理し、グラフ化や分析へつなげます。

データを見やすくまとめるだけでなく、そこから何が読み取れるのかを考えることが目的です。

生成AIを学習へ適切に活用

学校では、独自の環境に生成AIを導入し、教員と生徒が利用できる体制を整えています。

生成AIから出された回答をそのまま正しいものとして使用するのではなく、情報の正確さを確認し、自分の考えと比較することが重要です。

将来、さまざまな仕事や学問でAIを利用することを見据え、便利さと注意点の両方を学びます。

  • 質問の仕方によって回答が変わることを理解する
  • 情報源や事実関係を確認する
  • 個人情報や著作権に配慮する
  • AIの回答を基に自分で考える
  • 目的に合った使い方を選ぶ

教科の枠を越えるSTEAM教育

STEAM教育では、科学、技術、工学、芸術、数学の知識や考え方を組み合わせます。

理科や数学の知識だけで問題を解決するのではなく、使いやすさ、見た目、伝え方、社会への影響まで考えます。

美術では本格的な造形を学び、学校周辺の自然を取り入れた作品づくりにも取り組みます。

伝統芸能やミュージカルなどを鑑賞し、本物の表現に触れる機会もあります。

各教科にICT教育の専門家が関わり、SDGsなどの共通テーマを教科間でつなぎながら学習します。

社会や職業を考えるキャリア教育

キャリア教育では、職業調べや適性検査、ニュースを題材とした授業を通して、自分の将来と社会との関係を考えます。

現在どのような仕事があり、社会の変化によって仕事がどのように変わっているのかを学びます。

仮想空間内で企業を訪問する活動や、実際に企業の担当者から話を聞く「夢育て講座」なども取り入れています。

中学生の段階で職業を一つに決めるのではなく、多くの仕事や生き方を知り、自分の興味や適性を考えることが目的です。

東海大学との連携で大学の学びを身近に

東海大学との連携も、東海大学菅生高等学校中等部の教育を支える柱です。

大学キャンパスを訪問したり、東海大学の教授による出前授業を受けたりすることで、大学で行われている研究へ中学生の段階から触れられます。

環境教育では、東海大学の教授や大学院生と一緒に里山を歩き、専門的な助言を受けながら観察や研究へ取り組みます。

大学の学部・学科名だけを見て進路を選ぶのではなく、そこで何を学び、どのような研究ができるのかを知る機会です。

東海大学への推薦は日々の学習の積み重ねが必要

一貫進学コースでは東海大学への進学を大きな目標としていますが、推薦による進学が無条件で決まるわけではありません。

高等学校での成績、学園試験、出欠状況、学校生活への取り組みなど、所定の条件を満たす必要があります。

希望する学部や学科によっては、校内での選考や学力基準も関係します。

中等部から毎日の授業、朝学習、宿題、定期考査へ丁寧に取り組むことが、将来の学部選択の幅を広げます。

学校内で学習の遅れを補う体制

一貫進学コースでは、授業の遅れを学校外の塾だけに頼って補うことがないよう、補習や学習支援を行っています。

授業内容の理解が不十分な場合には、基本事項へ戻り、次の単元へ進むために必要な内容を確認します。

一方、医学・難関大コースでは、学校の授業にオンライン授業や発展学習を加え、高い進路目標へ対応します。

コースごとに学習支援の方法は異なりますが、学校での授業と家庭学習をつなぎ、生徒が自分で学習を進められるようにする点は共通しています。

クラブ活動との両立を考えた学習設計

東海大学菅生高等学校中等部では、学習だけでなく、クラブ活動や学校行事にも力を入れています。

S-OLでは、クラブ活動後に家庭でオンライン授業を受けるなど、時間を有効に使えるように設計されています。

一貫進学コースでは、朝学習や学校内の補習を活用し、放課後にクラブ活動へ参加しやすい環境を整えています。

但し、クラブ活動と学習を自動的に両立できるわけではありません。提出物、定期考査、検定対策などを含め、自分で予定を管理する力が求められます。

2コース制で異なる進路目標に対応

東海大学菅生高等学校中等部のカリキュラムは、全ての生徒へ同じ進路を求めるものではありません。

医学部や難関大学へ挑戦したい生徒には、高度な学習と7つのS-PROGRAMを組み合わせた医学・難関大コースがあります。

東海大学への進学を視野に入れながら、基礎から着実に学び、クラブ活動や学校行事にも取り組みたい生徒には、一貫進学コースがあります。

どちらのコースでも、環境教育、国際理解、情報活用、キャリア教育などを通して、教科書だけでは身につかない力を育てます。

自分の進路目標に合ったコースで基礎学力を伸ばし、自然、英語、デジタル技術、大学連携などの多様な体験から将来の可能性を広げられることが、東海大学菅生高等学校中等部の教育の大きな特色です。

学習環境と施設設備|「学びの城」と充実したICT・給食環境

東海大学菅生高等学校中等部の校舎は、緑豊かな高台に建つ「学びの城」と呼ばれています。

地上6階・地下2階の校舎には、一般教室に加えて、メディアセンター、講堂、カフェテリア、大小2つの体育館などが整っています。キャンパス全体の広さは東京ドーム約1.2個分で、付属する菅生学園初等学校と同じ敷地で学びます。

屋外には、JFA公認の人工芝グラウンドや豊かな里山があり、教科学習、環境教育、学校行事、クラブ活動を同じキャンパス内で幅広く行えます。

都市部の限られた敷地に建つ学校とは異なり、自然の中で身体を動かし、観察や実験に取り組みながら、落ち着いて学校生活を送れることが特徴です。

東海大学菅生高等学校中等部の主な施設

施設主な特色・用途
校舎「学びの城」地上6階・地下2階で、一般教室や各種学習施設を配置
メディアセンター図書、パソコン、自習の各コーナーを備え、調べ学習や放課後学習に利用
カフェテリア校舎最上階にあり、シェフが考案した給食を提供
講堂260名収容。大型スクリーンとモニターを備え、集会や発表に利用
大体育館・小体育館体育授業、クラブ活動、菅生祭、発表会などに利用
人工芝グラウンドJFA公認でナイター設備を備え、体育やクラブ活動に使用
オープンスペース交流、活動、チアダンスの練習などに活用
里山・自然環境自然観察、環境教育、フィールドワークに活用
駐車場学校見学や保護者会などで利用できる200台以上のスペース

高台に建つ広大な「学びの城」

中等部の校舎は、2006年に現在のキャンパスへ移転しました。高台に建つ大きな校舎は「学びの城」と呼ばれています。

地上6階・地下2階という規模があり、教室での授業だけでなく、読書、情報収集、自習、運動、発表、昼食など、学校生活に必要な機能が一つの建物に集められています。

校内の廊下にはベンチやテーブルも置かれ、生徒同士が話したり、先生へ気軽に質問したりできる場所がつくられています。

生徒と先生が授業時間だけで関わるのではなく、休み時間や放課後にも自然にコミュニケーションを取れるよう配慮された校舎です。

東京ドーム約1.2個分のキャンパス

キャンパス全体の広さは、東京ドーム約1.2個分です。

校舎の周囲には里山や豊かな自然が広がり、季節による植物や生き物の変化を身近に感じられます。

東海大学菅生高等学校中等部では、「自然が教科書だ。」という考え方を掲げ、キャンパス周辺の自然を環境教育や理科、総合的な学習の教材として利用しています。

学校の敷地内や周辺で自然観察やフィールドワークを行えるため、教室で学んだ知識を実際の環境と結びつけやすいことが利点です。

図書・パソコン・自習を一体化したメディアセンター

メディアセンターには、図書コーナー、パソコンコーナー、自習コーナーが整っています。

本を読んだり借りたりするだけでなく、紙の資料とデジタル情報を組み合わせて調べ学習へ取り組める場所です。

コーナー主な利用方法
図書コーナー読書、教科学習、探究、進路研究に必要な資料を探す
パソコンコーナー情報検索、資料作成、データ整理などに利用する
自習コーナー授業の復習、宿題、検定対策、定期考査の準備を行う

総合的な学習や環境教育では、生徒自身がテーマを決め、必要な資料やデータを集め、成果を発表します。

メディアセンターは、図書、インターネット、自分で集めた観察記録など、複数の情報を比較しながら考えるための学習拠点となっています。

放課後の自習や質問にも利用できる環境

メディアセンターの自習コーナーは、放課後の学習にも利用できます。

授業で分からなかった内容を確認したり、宿題や定期考査の準備を進めたりするなど、帰宅前に校内で学習時間を確保できます。

一貫進学コースでは、朝学習や教員による補習、希望者向けのオンライン学習を組み合わせています。医学・難関大コースでは、外部講師によるオンライン授業と本校教員による対面指導を連動させます。

施設があるだけでなく、授業、補習、自習をつなぎ、学習の遅れを学校内で補える体制が整えられています。

DX・STEAM教育を支えるICT環境

東海大学菅生高等学校中等部では、DX教育やSTEAM教育をS-PROGRAMの柱の一つとしています。

情報を検索して資料をつくるだけでなく、プログラミング、データ分析、ドローン、生成AIなどを題材に、デジタル技術の仕組みや適切な使い方を学びます。

フィールドワークで集めたデータを表やグラフへ整理したり、調査結果をスライドにまとめたりするなど、自然環境とデジタル技術を組み合わせた学習も行われます。

利用場面主な活動
教科学習資料の閲覧、情報検索、データの整理
環境教育観察記録や測定データの分析
プログラミングアルゴリズム、フローチャート、機器の制御
探究・総合学習調査結果の整理、発表資料の作成
オンライン学習放課後や家庭での授業受講、英会話

ICT機器を操作できることだけを目標とせず、情報の正確さを確認し、課題の解決や新しい表現へ生かす力を育てます。

さまざまな実験に取り組める学習設備

理科や総合的な学習では、観察や実験を重視しています。

理科実験では、器具を使って現象を確かめ、結果を記録し、なぜその変化が起きたのかを考えます。学校説明会でも理科実験教室が行われており、実際に手を動かして学ぶ教育を体験できます。

校内で行う実験に加え、学校周辺の山や川へ出て、生き物や自然環境を調査する活動もあります。

室内の実験設備とキャンパス周辺の自然の両方を利用し、教科書で学んだ内容を実際の現象へつなげられる環境です。

最上階のカフェテリアで給食を提供

校舎の最上階には、明るく開放的なカフェテリアがあります。

晴れた日には周囲の自然や景色を眺めながら、友人と一緒に昼食を取れます。昼食は家庭から毎日弁当を持参する方式ではなく、シェフが考案した給食が提供されます。

保護者にとっては、毎朝の弁当づくりの負担を軽減できることも大きな利点です。

また、学校は食事を生活の中の大切な学習と位置づけています。決められた時間に食事を取り、周囲と気持ちよく過ごし、食べることの大切さを学びます。

給食で生活リズムと食への意識を育てる

中学生は心身が大きく成長する時期であり、毎日の食事は学校生活を支える重要な要素です。

給食が用意されていることで、昼食を忘れる心配が少なく、栄養や量に配慮された食事を取りやすくなります。

カフェテリアで同じ食事を囲む時間は、クラスメートや友人との交流の機会にもなります。

食物アレルギーへの対応、欠席時の取り扱い、行事日の昼食などについては、入学年度の案内で確認する必要があります。

260名を収容できる講堂

校舎6階には、260名を収容できる講堂があります。

大型スクリーンに加え、同じ映像を映し出せる50インチのモニターが2台設置されています。学校集会では、生徒が机と椅子を使用した状態で参加できます。

講堂は、学校集会、講演、学習発表、入試説明会など、さまざまな用途に利用されます。

「夢育て講座」などで外部講師の話を聞いたり、総合的な学習の成果を発表したりする際にも、映像や資料を使いながら学べる環境です。

発表する力を育てる設備

東海大学菅生高等学校中等部では、生徒が調べた内容や自分の意見を発表する機会を重視しています。

環境教育や総合的な学習では、観察や調査を行った後、結果や考察を資料へまとめます。菅生祭では、学習成果を来校者へ伝える発表も行われます。

講堂の大型スクリーンやメディアセンターのパソコン環境を利用することで、文章だけでなく、写真、動画、表、グラフなどを使った発表へ取り組めます。

人前で話す力だけでなく、相手に伝わるように情報を整理し、資料を構成する力を育てます。

大小2つの体育館

校内には、大体育館と小体育館の2つがあります。

体育授業やクラブ活動のほか、学校行事、菅生祭、各種発表会などにも利用されます。

小体育館には、必要なときに観客席を展開できる電動式のロールバックチェアが設置されています。通常は広い活動空間として使い、発表や公演の際には観覧席を備えた会場へ変えられます。

複数の体育施設があることで、天候に左右されず、複数の授業やクラブ活動を進めやすい環境です。

JFA公認の本格的な人工芝グラウンド

屋外には、JFA公認の本格的な人工芝グラウンドがあります。

体育授業や校庭として使用するほか、サッカー、野球、ソフトボールなどのクラブ活動にも活用されています。

Jリーグの公式戦を開催できる規格があり、ナイター設備も整っています。日照時間が短くなる季節にも、照明を利用して活動できます。

土のグラウンドと比べて雨の影響を受けにくく、整備された環境で身体を動かせることが特徴です。

広いキャンパスを生かしたクラブ活動

人工芝グラウンド、体育館、オープンスペースなどは、放課後のクラブ活動にも利用されます。

サッカークラブは人工芝グラウンド、バレーボールやバスケットボールは体育館、チアダンスは鏡のあるオープンスペースなど、それぞれの活動に合った場所が用意されています。

中等部の校舎だけでなく、高等学校の施設を利用し、高校生と一緒に活動するクラブもあります。

希望するクラブがある場合には、活動場所、校舎間の移動方法、活動終了後のバス時刻まで確認するとよいでしょう。

校内の交流を支えるオープンスペース

校内には、生徒が活動や交流に利用できるオープンスペースがあります。

鏡を備えた場所はチアダンスの練習にも使われています。自分たちの動きを確認しながら、隊形や表現をそろえられます。

廊下のベンチやテーブルを含め、教室以外にも、生徒同士で話したり、先生へ質問したりできる場所があることが特徴です。

広い校舎の中に複数の居場所があるため、休み時間や放課後を目的に応じて過ごせます。

自然への思いを表すモニュメント

キャンパスには、人形作家として知られる友永詔三氏が制作した「森の調べ」というモニュメントがあります。

菅生の豊かな自然に暮らす妖精をイメージした作品で、生徒に自然への関心や思いを育んでほしいという願いが込められています。

「自然が教科書だ。」という学校の教育方針は、授業や行事だけでなく、校舎やキャンパスの設計にも表れています。

機械警備を導入したセキュリティ

校舎には監視カメラによる機械警備が導入され、外部からの侵入を防ぐためのセキュリティ対策が行われています。

自然に囲まれた広いキャンパスでは、学習環境の魅力と同時に、生徒の安全を守る仕組みも重要です。

登下校には路線バスやスクールバスが利用され、校舎近くの「学びの城」バス停まで移動できます。

保護者が学校を訪れる際には、200台以上の駐車スペースを利用できます。学校見学や保護者会へ自家用車で参加しやすいことも特徴です。

避難訓練と3日分の備蓄

学校では、災害時の対応マニュアルを整え、年3回の避難訓練を行っています。

校舎は耐久性に配慮された建物で、交通機関の停止などによって生徒がすぐに帰宅できない場合に備え、食料と水を3日分備蓄しています。

電車に加えて路線バスやスクールバスを利用する生徒が多いため、災害時に校内で安全を確保できる体制は重要です。

家庭でも、緊急時の連絡方法、学校待機となった場合の対応、通常の通学経路が使えない場合の方法を確認しておきましょう。

初等学校と同じキャンパスで学ぶ

「学びの城」には、菅生学園初等学校も併設されています。

中等部と初等学校では学習する教室や日常の活動は分かれていますが、同じ自然豊かなキャンパスで生活します。

学園行事や施設利用を通して、年齢の異なる児童・生徒の姿に触れる機会もあります。

中等部から入学する生徒にとっては、初等学校から進学する生徒と、外部の小学校から入学する生徒が新しい学年をつくっていく環境です。

中等部と高等学校の施設は分けて確認

東海大学菅生高等学校中等部と東海大学菅生高等学校は、同じあきる野市菅生にありますが、所在地と校舎が異なります。

中等部の6年間一貫教育では、高等学校進学後に利用する施設や活動場所が変わる場合があります。

クラブによっては高校生と合同で活動したり、高等学校の体育施設や専用施設を利用したりすることがあります。

学校見学では、中等部の「学びの城」だけでなく、高等学校進学後の学習環境や施設についても確認すると、6年間の学校生活をより具体的に考えられます。

学校見学で確認したい施設

学校説明会やオープンスクールでは、施設の規模や新しさだけでなく、生徒が実際にどのように利用しているかを確認しましょう。

  • 一般教室から特別教室までの移動のしやすさ
  • メディアセンターの図書・パソコン・自習環境
  • 放課後に自習や質問ができる時間
  • カフェテリアの広さや給食の提供方法
  • 講堂の発表設備
  • 大体育館・小体育館の利用状況
  • 人工芝グラウンドと希望するクラブの活動場所
  • 中等部と高等学校の施設の違い
  • バス停から校舎までの移動
  • 災害時の待機や連絡体制

理科実験教室やオープンスクールへ参加すると、施設を見るだけでなく、実際の授業や活動を体験できます。

自然と充実した施設を学びへ生かすキャンパス

東海大学菅生高等学校中等部の学習環境は、広い校舎や運動施設があるだけではありません。

メディアセンターで情報を集め、パソコンでデータを整理し、学校周辺の自然を観察し、講堂や菅生祭で成果を発表するという学習の流れを、同じキャンパス内で実践できます。

最上階のカフェテリアでは給食を囲み、体育館や人工芝グラウンドでは身体を動かし、放課後には自習やクラブ活動へ取り組めます。

豊かな自然環境と、学習・情報・食事・運動を支える施設を組み合わせ、生徒の多様な興味や学校生活を支えていることが、「学びの城」の大きな魅力です。

学校生活と行事|自然体験や菅生祭を通して仲間との絆を育てる

東海大学菅生高等学校中等部では、豊かな自然環境を生かした観察学習、スポーツ大会、菅生祭、北海道修学旅行、音楽祭など、多彩な学校行事が行われています。

行事を単に楽しむだけでなく、仲間と協力して準備を進め、自分の役割を果たし、活動後に学んだことを振り返ることを重視しています。

自然観察や郷土学習では、学校周辺の里山や地域そのものを教材として活用します。菅生祭や音楽祭では、日頃の学習やクラブ活動の成果を発表し、自分の考えや表現を相手へ伝える力を育てます。

学校生活のさまざまな経験を通して、自分でも気づいていなかった興味や得意分野を発見できることが、東海大学菅生高等学校中等部の行事の特色です。

主な年間行事

時期主な行事
4月始業式、入学式、交通安全指導、中1自然観察、校外学習
5月生徒総会、前学期中間試験、中2風景スケッチ学習
6月英語検定、漢字検定、芸術鑑賞教室
7月前学期期末試験
8月オーストラリア語学研修、夏期講習
9月避難訓練、中3北海道修学旅行、スポーツ大会
10月学期更新式、菅生祭、校内主張大会、後学期中間試験A、生徒会選挙、開校記念式典、英語検定、漢字検定
11月中1郷土学習、生徒総会、夢育て講座
12月後学期中間試験B、ボランティア活動、音楽祭
1月英語検定、GTEC、漢字検定
2月学年末試験
3月卒業遠足、卒業式、中2野鳥観察、修了式

行事の実施時期や内容は年度によって変更される場合がありますが、教科学習、自然体験、国際交流、芸術、スポーツ、進路教育を年間の中へバランスよく配置しています。

入学直後から始まる新しい学校生活

4月には、入学式、交通安全指導、自然観察、校外学習などが行われます。

中学校へ入学すると、教科担任制、定期試験、クラブ活動、バス通学など、小学校とは異なる生活が始まります。入学直後の行事を通して、校内での過ごし方や通学時の注意点を学び、新しい仲間との関係を築いていきます。

東海大学菅生高等学校中等部では、電車だけでなく路線バスやスクールバスを利用する生徒が多いため、交通安全指導も重要な行事です。公共交通機関でのマナーや、時間に余裕を持って行動することを確認します。

中学1年生の自然観察

中学1年生は、4月に自然観察へ取り組みます。

キャンパス周辺には里山が広がり、季節ごとに多様な植物、昆虫、野鳥などを見ることができます。自然観察では、身近な自然に目を向け、気づいたことや疑問を記録します。

植物や生き物の名前を覚えるだけでなく、どのような場所に生息しているか、季節によってどのように変化するかを考える学習です。

学校が掲げる「自然が教科書だ。」という考え方を、入学後の早い段階で実際に体験できる行事となっています。

校外学習で教室の外へ学びを広げる

4月には校外学習も行われます。

教室とは異なる環境で仲間と行動し、集団生活のルールや公共の場でのマナーを学びます。班で行動する場合には、集合時刻や役割を確認し、周囲と協力しながら一日の活動を進めます。

新しいクラスの友人と話す機会が増えるため、入学後の人間関係を築くきっかけにもなります。

見学や体験をして終わりにするのではなく、事前にテーマを学び、現地で得た情報を学校へ戻ってから整理することで、教科学習や総合的な学習へつなげます。

中学2年生の風景スケッチ学習

中学2年生は、5月に風景スケッチ学習を行います。

学校周辺の自然や風景をじっくりと観察し、自分が感じたことを作品として表現します。

普段は何気なく見ている木々、空、光、建物なども、描く対象として観察することで、新しい形や色の変化に気づきます。

自然環境を理科や環境教育の対象として調査するだけでなく、芸術的な視点から捉え、自分なりに表現する学習です。

科学・技術・工学・芸術・数学を横断するSTEAM教育ともつながり、観察する力と表現する力の両方を育てます。

学年を越えて盛り上がるスポーツ大会

9月にはスポーツ大会が行われます。

公式の行事名は「体育大会」ではなく「スポーツ大会」です。広い人工芝グラウンドや体育施設を活用し、クラスや学年の仲間と協力して競技へ取り組みます。

運動が得意な生徒だけが活躍する行事ではありません。選手として競技へ参加するほか、応援、用具の準備、進行、得点の集計など、さまざまな役割があります。

クラスで作戦を考え、互いに声を掛け合いながら一つの目標へ向かうことで、協調性や責任感を育てます。

勝敗だけでなく、仲間の努力を認めることや、ルールを守って最後まで取り組む姿勢も大切にされています。

生徒主体でつくる文化祭「菅生祭」

東海大学菅生高等学校中等部の文化祭は、「菅生祭」と呼ばれます。

クラス、学年、クラブなどが、日頃の学習や活動の成果を展示、発表、体験企画などの形で来場者へ伝えます。

内容を決めるところから、必要な資料や装飾の制作、当日の案内や進行まで、生徒が仲間と協力して準備します。

  • 企画の目的やテーマを決める
  • 必要な作業と担当を整理する
  • 準備の期限を決める
  • 来場者に伝わる展示や説明を考える
  • 当日の受付や進行を担当する
  • 終了後に成果や課題を振り返る

自分たちが楽しむだけでなく、小学生や保護者など、初めて学校を訪れる人にも分かりやすく伝えることが求められます。

学習成果とクラブ活動を発表する場

菅生祭は、クラブ活動の成果を発表する重要な機会でもあります。

運動系や舞台系のクラブは演技やパフォーマンスを披露し、文化系のクラブは作品、研究、活動内容などを展示します。

理科実験同好会などでは、普段の活動で生まれた疑問や実験結果を来場者へ説明する機会になります。

説明する側になることで、自分が理解している部分と、十分に整理できていない部分に気づきます。質問に答えながら学びを深められることも、文化祭の教育的な意義です。

受験生が校風を確認できる公開行事

菅生祭は、受験生や保護者にとって学校の雰囲気を知る機会でもあります。

公開年度には、個別相談や体験企画が用意されることがあります。2026年度入学者向けの公開行事では、菅生祭が10月に案内され、さまざまな体験会も実施されました。

学校説明会では分かりにくい、生徒同士の関係、先生との距離、クラブ活動の様子などを確認できます。

展示の完成度だけでなく、生徒が来場者へどのように接しているか、自分の言葉で学校生活を説明しているかにも注目するとよいでしょう。

中学3年生の北海道修学旅行

中学3年生は、9月に北海道修学旅行へ参加します。

現在の公式年間行事では、全員参加の修学旅行先として北海道が掲載されています。希望者対象のオーストラリア語学研修とは異なる行事です。

修学旅行では、普段の学校生活とは異なる自然、文化、産業などに触れ、仲間と共同生活を送ります。

決められた日程に参加するだけでなく、事前に訪問地域について調べ、現地で見聞きしたことを記録し、旅行後の学習へつなげることが大切です。

中等部3年間の集大成となる宿泊行事として、時間を守ること、自分の役割を果たすこと、周囲へ配慮することなども学びます。

希望者対象のオーストラリア語学研修

8月には、希望者を対象としたオーストラリア語学研修が行われます。

対象は中学2年生から高校3年生までで、現地での交流や生活を通して、教室で学んだ英語を実際に使います。

英語の文法や発音を間違えないことだけにこだわらず、自分から相手へ話し掛け、伝わらない場合には表現を変える経験が重要です。

異なる文化や生活習慣に触れることで、日本での生活を別の視点から見直す機会にもなります。

希望制の研修であり、通常の学費とは別に参加費が必要です。実施期間、費用、募集人数、参加条件などは年度ごとの案内で確認する必要があります。

中学1年生の郷土学習

中学1年生は、11月に郷土学習へ取り組みます。

学校があるあきる野市や西多摩地域の自然、歴史、文化、産業などへ目を向け、自分たちが学ぶ地域について理解を深めます。

身近な場所は、遠方の観光地と比べて「知っている」と思いがちですが、詳しく調べることで新しい発見があります。

地域の変化や課題について考え、そこで生活する人々の工夫や思いを知ることは、環境教育やキャリア教育にもつながります。

中学2年生の野鳥観察

中学2年生は、3月に野鳥観察を行います。

学校周辺の豊かな自然を活用し、野鳥の種類、姿、鳴き声、行動、生息環境などを観察します。

観察では、ただ鳥を見つけるだけでなく、どこにいたか、何をしていたか、周辺にどのような植物があったかを記録します。

季節や環境の変化と生き物の関係を考えることで、生態系や環境保全への関心を深めます。

中学1年生の自然観察、中学2年生の風景スケッチや野鳥観察など、学年に応じて自然を見る視点が広がっていきます。

芸術鑑賞教室で本物の表現に触れる

6月には芸術鑑賞教室が行われます。

舞台芸術、音楽、伝統文化などに触れ、教室での授業や映像だけでは得にくい、音の響き、演者の動き、会場の空気を体験します。

作品の内容だけでなく、舞台をつくる人々の技術や表現方法にも目を向けます。

鑑賞後に感想を文章へまとめることで、自分が感じたことを振り返り、相手へ伝える力を育てます。

クラスでつくり上げる音楽祭

12月には音楽祭が行われます。

2025年度の第29回音楽祭は、秋川キララホールで開催されました。各クラスが練習を重ね、合唱を披露しています。

一人だけが大きな声で歌うのではなく、周囲の音を聞き、声量、音程、呼吸、表情をそろえることが必要です。

練習では意見が分かれることもありますが、よりよい発表を目指して話し合い、クラス全体で一つの音楽をつくります。

本番の結果だけでなく、練習を通して仲間と協力し、目標へ向かう過程が大切にされています。

自分の考えを伝える校内主張大会

10月には校内主張大会が行われます。

日常生活や社会の問題、自分の経験などを題材に、自分が考えたことを文章へまとめ、人前で発表する機会です。公式年間行事では、菅生祭と同じ10月の行事として掲載されています。

自分の意見だけを述べるのではなく、なぜそう考えたのか、どのような経験や根拠があるのかを整理します。

聞き手へ伝わる文章の構成、声の大きさ、話す速さ、視線などを工夫し、表現力を磨きます。

他の生徒の発表を聞くことで、自分とは異なる価値観や問題意識に触れられることも、この行事の意義です。

将来を考える「夢育て講座」

11月には、キャリア教育の一環として夢育て講座が行われます。

社会で働く人や専門的な分野に携わる人の話を聞き、仕事の内容、必要な力、学びとのつながりについて考えます。

中学生の段階で職業を一つに決めることが目的ではありません。自分が知らなかった仕事や学問に出会い、将来の選択肢を広げることを重視しています。

東海大学との連携教育や職業研究と組み合わせながら、「大学で何を学びたいか」「将来どのように社会と関わりたいか」を考えるきっかけにします。

ボランティア活動を通して社会との関わりを学ぶ

12月にはボランティア活動が行われます。

自分たちが生活する地域や周囲の人々に目を向け、どのような支援や行動が必要かを考えます。

教員から指示された作業を行うだけでなく、活動の目的を理解し、自分にできることへ責任を持って取り組むことが重要です。

活動後には、誰のために何をしたのか、自分の行動がどのような意味を持ったのかを振り返ります。

社会貢献を特別な活動として捉えるのではなく、身近な場所から自分にできることを考える姿勢を育てます。

生徒総会と生徒会選挙

生徒総会は5月と11月、生徒会選挙は10月に行われます。

生徒総会では、委員会や生徒会の活動について報告し、よりよい学校生活をつくるための課題を共有します。

生徒会選挙では、立候補者が学校をどのようにしたいかを訴え、生徒が自分の意思で代表者を選びます。

学校生活を教員から与えられるものと考えず、自分たちも学校をつくる一員であることを学ぶ機会です。

検定への挑戦を年間行事に組み込む

年間行事には、英語検定、漢字検定、GTECなども組み込まれています。

英語検定と漢字検定は複数回実施され、生徒が自分の学習状況に応じて目標を設定できます。

検定は合格することだけが目的ではありません。学習範囲を決めて計画的に取り組み、結果から得意分野と課題を確認します。

学校行事やクラブ活動と並行して資格学習へ取り組むことで、時間の使い方や継続して学ぶ力も身につけます。

夏期講習で長期休暇中の学習を支援

8月には夏期講習が行われます。

長い休暇中にも学習習慣を維持し、前学期の復習や弱点の補強、発展的な内容へ取り組みます。

医学・難関大コースでは高い進路目標に向けた学習、一貫進学コースでは基礎事項の定着など、コースや理解度に応じた学習が重要になります。

休暇中は、クラブ活動、家庭の予定、宿題などもあるため、講習日程を含めて計画的に過ごす必要があります。

定期試験と行事を両立する2学期制

学校は2学期制を採用しています。

前学期には中間試験と期末試験、後学期には中間試験A・Bと学年末試験が設けられています。10月には学期更新式が行われます。

行事が多い学校生活の中でも、定期試験へ向けた学習を計画的に進めることが必要です。

菅生祭やスポーツ大会の準備と試験勉強が近い時期に重なることもあるため、提出物や復習を早めに進める習慣が求められます。

卒業遠足と卒業式で3年間を締めくくる

3月には卒業遠足、卒業式、修了式が行われます。

卒業遠足では、中等部でともに過ごした仲間と最後の思い出をつくり、3年間の成長を振り返ります。

卒業式は中等部生活の区切りとなりますが、多くの生徒は東海大学菅生高等学校へ進学し、次の3年間の学びへ進みます。

中学校から高校へ進む節目として、支えてくれた家族や先生、仲間への感謝を持ち、新しい目標を考える行事です。

自然・芸術・スポーツをバランスよく体験

東海大学菅生高等学校中等部の年間行事は、特定の分野だけに偏っていません。

分野主な行事
自然・環境自然観察、風景スケッチ、郷土学習、野鳥観察
文化・芸術芸術鑑賞教室、菅生祭、音楽祭
スポーツスポーツ大会、クラブ活動
国際交流オーストラリア語学研修
キャリア・社会夢育て講座、ボランティア活動、校内主張大会
宿泊・校外体験校外学習、北海道修学旅行、卒業遠足

自然を観察する力、芸術で表現する力、仲間と身体を動かす力、自分の意見を伝える力など、学校生活を通して多様な力を育てます。

行事の多さと学校生活の忙しさも確認

学校行事、土曜授業、クラブ活動、定期試験、検定などがあるため、学校生活は比較的活動量が多くなります。

多彩な体験を楽しめる子にとっては魅力的ですが、予定が重なる時期には、自分で学習と休息の時間を管理する必要があります。

学校説明会や個別相談では、次の点を確認しておくとよいでしょう。

  • 行事準備は放課後にどの程度行われるか
  • 菅生祭や音楽祭で保護者が見学できる範囲
  • 北海道修学旅行の期間と費用
  • オーストラリア語学研修の参加条件と費用
  • 行事とクラブ活動が重なった場合の対応
  • 長期休暇中の講習やクラブ活動の日程
  • 行事後の振り返りや発表方法

行事を通して新しい自分を発見できる学校

東海大学菅生高等学校中等部では、自然観察、スポーツ大会、菅生祭、北海道修学旅行、音楽祭など、年間を通して多彩な体験が用意されています。

仲間と意見を出し合い、一つの企画や発表を完成させる中で、自分の得意なことや集団の中での役割を見つけます。

また、自然、芸術、国際交流、社会貢献など、これまで触れたことのない分野に挑戦することで、将来の学びや進路につながる興味が生まれることもあります。

豊かな自然環境の中で仲間と多くの体験を共有し、協力する力や自分を表現する力を伸ばせることが、東海大学菅生高等学校中等部の学校生活と行事の大きな魅力です。

クラブ活動|広いキャンパスでスポーツ・文化活動に打ち込める

東海大学菅生高等学校中等部では、広大なキャンパスと充実した施設を生かし、運動系・文化系のクラブが活発に活動しています。

中等部の公式サイトには、野球、サッカー、ソフトボール、硬式テニス、バレーボールなどの運動系クラブと、吹奏楽、美術、エコなどの文化系クラブ、理科実験同好会を合わせた14団体が掲載されています。

全国大会を目指して本格的に練習するクラブがある一方、初心者から新しい活動へ挑戦できるクラブもあります。

クラブ活動を技術や大会成績だけのために行うのではなく、仲間と目標を共有し、自分で考えて行動する力や、最後まで努力を続ける姿勢を育てる教育の一部として位置づけています。

中等部のクラブ・同好会一覧

区分クラブ・同好会
運動系野球クラブ、サッカークラブ、ソフトボールクラブ、硬式テニスクラブ、バレーボールクラブ、バスケットボールクラブ、バドミントンクラブ、チアダンス、剣道、卓球
文化・自然科学系吹奏楽クラブ、美術クラブ、エコクラブ
同好会理科実験同好会
合計14団体

クラブによって、募集する性別、活動日数、練習場所、休日活動の有無などが異なります。年度によって活動内容が変更される場合もあるため、入学前には最新のクラブ紹介や体験会で確認しましょう。

クラブ活動を「もう一つの教科書」と位置づける

学校では、クラブ活動を「もう一つの教科書」と表現しています。

教室の授業では得にくい経験を通して、礼儀、協調性、忍耐力、責任感、自主性などを身につけることを重視しているためです。

試合や発表の場で活躍するだけでなく、日々の準備、用具の管理、練習場所の整備、後輩への声掛けなども活動の一部です。

自分の行動がチーム全体へ影響することを理解し、仲間のために何ができるかを考えながら取り組みます。

全国大会優勝の実績を持つソフトボールクラブ

ソフトボールクラブは、東海大学菅生高等学校中等部を代表するクラブの一つです。

全国中学校ソフトボール大会女子の部で優勝した実績があり、全国レベルの舞台を目指して練習に取り組んでいます。

2026年5月には、KENKO CUP東京都中学生ソフトボール大会で準優勝しました。

技術や体力を高めるだけでなく、声を掛け合うこと、試合の状況を判断すること、自分の役割を確実に果たすことを大切にしています。

高い目標を持って競技へ打ち込みたい生徒にとって、充実した活動環境といえるでしょう。

人工芝グラウンドで活動するサッカークラブ

サッカークラブは、JFA公認の本格的な人工芝グラウンドを利用して活動します。

ナイター設備も備えられており、季節によって日没が早い時期にも練習しやすい環境です。

ボールを扱う個人技だけでなく、周囲の位置を確認し、味方と連携しながらプレーする力を身につけます。

小学生を対象とした体験練習会も行われているため、受験前に実際の練習やクラブの雰囲気を確認できます。

文武両道を目指す野球クラブ

野球クラブは、恵まれた運動環境の中で、文武両道を目標に活動しています。

走る、投げる、打つ、守るといった基本動作を繰り返し練習し、試合で力を発揮できるように技術を高めます。

野球は一人だけで勝敗を変えられる競技ではありません。状況に応じて役割を理解し、仲間を支えながらチーム全体で戦います。

練習や試合の時間が多くなる場合もあるため、宿題や定期試験へ計画的に取り組み、学習との両立を図ることが求められます。

東京都大会で実績を挙げる硬式テニスクラブ

硬式テニスクラブでは、基礎的なラケット操作から、サーブ、ストローク、ボレー、試合形式の練習まで段階的に取り組みます。

2026年2月には、東京都中学校冬季テニス大会で3位に入賞しました。

テニスは相手との競技であると同時に、自分の判断や精神状態が結果へ表れやすいスポーツです。

練習や試合を通して、技術だけでなく、集中力、自分を立て直す力、最後まで諦めずにプレーする姿勢を育てます。

全国大会へ挑戦するチアダンス

チアダンスは、校内の鏡を備えたオープンスペースなどで練習しています。

音楽に合わせて一人ひとりが踊るだけでなく、動き、視線、表情、隊形をチーム全体でそろえることが必要です。

2026年1月のUSA Regionalsでは、中学校編成Song/Pom部門smallで4位となり、全国大会への出場を決めました。3月のUSA Nationalsでは全国9位となっています。

大会だけでなく、菅生祭や学校行事でも演技を披露します。人前で表現することが好きな生徒や、仲間と一つの演技を完成させたい生徒に向いています。

体育館で活動する球技系クラブ

体育館では、バレーボール、バスケットボール、バドミントン、卓球などのクラブが活動します。

クラブ主な特色
バレーボールクラブ全国大会を目標に、基本技能とチームプレーを磨く
バスケットボールクラブ走力、判断力、仲間との連携を高めながら大会へ挑戦する
バドミントンクラブ基礎打ちから試合形式まで、明るい雰囲気で活動する
卓球高校生と一緒に、レベルの高い環境で練習する

体育館が大小2つあるため、天候に左右されずに活動しやすい環境です。

競技経験のある生徒だけでなく、中学校入学後に初めてラケットやボールを扱う生徒も、基本から練習を重ねて上達を目指します。

高校生と一緒に練習できる剣道・卓球

剣道と卓球では、高校生と一緒に練習する機会があります。

中学生にとって、技術や経験のある高校生の姿を間近で見ながら学べることは、中高を併設する学校ならではの利点です。

剣道では、技術だけでなく、挨拶、姿勢、相手への敬意なども大切にします。

卓球では、回転やコースを工夫し、相手の動きに応じて瞬時に判断する力を磨きます。

中学生のうちは上級生から教わり、学年が上がるにつれて自分が後輩を支える立場へ成長できます。

4年連続で金賞を受賞した吹奏楽クラブ

吹奏楽クラブでは、楽器の演奏技術を磨きながら、仲間と一つの音楽をつくります。

2026年1月には、東京都中学生アンサンブルコンテストで金賞を受賞しました。金賞受賞は4年連続です。

個人練習だけでなく、他の楽器の音を聞き、音程、音量、リズムを全体で合わせる必要があります。

コンクールや演奏会に加え、菅生祭や学校行事でも日頃の成果を発表します。

楽器経験者だけでなく、中学校から新しい楽器へ挑戦する生徒も、基礎を学びながら活動できます。

個性を作品で表現する美術クラブ

美術クラブでは、絵画や造形などの作品制作へ取り組みます。

自分が表現したいテーマを考え、色、素材、構図、技法を工夫しながら、一つの作品を完成させます。

2026年の佐藤太清「記念」中学生絵画展では、全国から295点の応募がある中、特選1名・入選3名の計4作品が入選しました。

同じ題材を扱っても、作品には一人ひとりの考え方や感性が表れます。自分のペースで制作へ向き合いながら、他の部員の作品から新しい表現を学べるクラブです。

身近な自然を調べるエコクラブ

エコクラブは、学校周辺の山や川を活動場所として、野鳥や水中生物などを観察します。

豊かな自然環境を持つ東海大学菅生高等学校中等部ならではのクラブです。

生き物を見つけるだけでなく、生息していた場所、季節、周囲の植物、水質などを記録し、環境との関係を考えます。

自然観察や環境問題に興味がある生徒、教室の外で活動することが好きな生徒に向いています。

授業で行われる環境教育や野鳥観察ともつながり、日常的な活動の中から新しい疑問を見つけられます。

疑問を実験で確かめる理科実験同好会

理科実験同好会では、身近な現象や科学に関する疑問を出発点として、実験や観察へ取り組みます。

教員から示された手順をそのまま行うだけでなく、「なぜだろう」「条件を変えるとどうなるだろう」と考え、自分たちで確かめます。

  1. 身近な現象から疑問を見つける
  2. 結果を予想して仮説を立てる
  3. 実験方法や条件を考える
  4. 結果を記録して比較する
  5. 分かったことを仲間と話し合う
  6. 発表や展示にまとめる

実験を通して、疑問を持つ力、探究する力、仲間と協働する力を育てます。

医学・難関大コースのSTEAM教育や、学校周辺の自然を活用した環境教育とも相性のよい活動です。

初心者でも新しい活動へ挑戦できる

小学校まで続けてきた競技や楽器を中学校でも継続する生徒がいる一方、入学後に初めてクラブ活動へ参加する生徒もいます。

初心者は、用具の扱い方、基本姿勢、基礎練習などから段階的に学びます。

最初から大会へ出場できる技術がなくても、日々の練習を積み重ねることで、自分の成長を実感できます。

クラブ選びでは実績だけを見るのではなく、自分が活動そのものを楽しみ、継続して取り組めそうかを考えることが大切です。

広いキャンパスと充実した施設を活用

クラブ活動では、学校の広いキャンパスと施設が活用されています。

主な施設利用するクラブの例
人工芝グラウンドサッカー、野球、ソフトボールなど
大体育館・小体育館バレーボール、バスケットボール、バドミントン、卓球など
オープンスペースチアダンスなど
講堂吹奏楽の演奏や各種発表
美術・学習施設美術クラブ、理科実験同好会など
学校周辺の里山・河川エコクラブの自然観察

クラブによっては、中等部の「学びの城」だけでなく、高等学校の施設を利用する場合があります。

活動場所が別校舎となる場合は、移動方法や活動終了後のバス時刻も確認しておく必要があります。

菅生祭が活動成果の発表の場に

文化祭である菅生祭は、多くのクラブにとって活動成果を披露する機会です。

吹奏楽やチアダンスなどは演奏や演技を発表し、美術クラブや理科実験同好会、エコクラブなどは作品や研究成果を展示します。

来場者へ自分たちの活動を説明することで、普段の練習や研究を振り返り、分かりやすく伝える力を伸ばします。

受験生にとっても、クラブの雰囲気や在校生の様子を知る機会です。興味のあるクラブがある場合は、展示や発表を見るだけでなく、普段の活動について部員へ質問してみましょう。

学習とクラブ活動の両立が必要

東海大学菅生高等学校中等部では、クラブ活動だけでなく、土曜授業、定期試験、検定、補習などにも取り組みます。

特に大会や発表会の前には練習時間が増える場合があるため、宿題や試験勉強を計画的に進めることが必要です。

医学・難関大コースでは放課後や家庭でのオンライン学習、一貫進学コースでは朝学習や補習も行われます。

クラブ活動へ参加する場合は、活動後の帰宅時間、オンライン授業への参加、家庭学習の時間まで含めて一日の予定を考えましょう。

バスの運行時間もクラブ選びの重要な条件

学校への通学には、路線バスやスクールバスを利用する生徒が多くいます。

そのため、クラブ活動が終了した後に、どのバスで帰宅できるかを確認することが重要です。

  • 通常の活動日は週に何日か
  • 活動終了時刻は何時か
  • 朝練や休日練習があるか
  • 大会や遠征の頻度はどの程度か
  • 長期休暇中の活動日はいつか
  • 活動後に利用できるスクールバスがあるか
  • 高等学校の施設へ移動することがあるか
  • 用具、楽器、衣装、大会参加などの費用はいくらか

学校説明会やクラブ体験では、活動内容だけでなく、通学や家庭学習との両立についても相談すると安心です。

体験会で実際の雰囲気を確認

学校では、オープンスクールやクラブ別の体験練習会を実施しています。

体験会では、実際の練習へ参加し、顧問の指導方法、部員同士の関係、初心者への対応などを確認できます。

競技や活動の楽しさだけでなく、自分がその雰囲気の中で継続して取り組めそうかを考えましょう。

全国大会への出場実績があるクラブでは、練習量や大会日程も多くなる可能性があります。高い目標へ挑戦したいのか、学習や他の活動とバランスを取りたいのかによって、適したクラブは異なります。

好きなことへ打ち込みながら人間的に成長できる

東海大学菅生高等学校中等部のクラブ活動は、全国大会を目指す運動系クラブから、自然観察、科学実験、芸術表現を楽しむ文化系クラブまで、幅広い選択肢があります。

広い人工芝グラウンド、大小2つの体育館、講堂、オープンスペース、周辺の里山など、学校の施設と自然環境を十分に生かして活動できます。

仲間と練習を重ね、試合や発表へ挑戦する中で、技術だけでなく、自主性、協調性、忍耐力、責任感も身につけます。

自然豊かなキャンパスで好きなことへ打ち込み、学習と両立しながら仲間と成長できることが、東海大学菅生高等学校中等部のクラブ活動の大きな魅力です。

入試情報と合格の目安|国語・算数の2科入試と2コース別判定

東海大学菅生高等学校中等部の一般入試は、国語と算数による2科入試を基本としています。

2026年度入試では、2月1日午前・午後、2月2日午前・午後、2月4日午前、2月6日午前の計6回が実施されました。全ての回で国語と算数が各50分・100点、合計200点となり、面接は行われていません。

出願時には「医学・難関大コース」と「一貫進学コース」のどちらかを選択します。同じ試験問題を受け、コースごとに異なる基準で合否が判定される仕組みです。

なお、2026年7月31日時点では、2027年度入学者向けパンフレットや説明会日程は公開されていますが、2027年度の正式な生徒募集要項はまだ掲載されていません。以下では、最新の確定情報である2026年度入試を基準に紹介します。

2026年度入試の基本情報

項目内容
募集人数男女70名
医学・難関大コース募集人数70名のうち20名
試験回数計6回
試験日2月1日、2月2日、2月4日、2月6日
試験科目国語・算数
試験時間各50分
配点各100点・合計200点
面接なし
出願方法インターネット出願
受験料25,000円
合格発表試験当日にインターネットで発表
特待生判定全ての入試が特待生入試を兼ねる

募集人数は男女合計70名で、このうち医学・難関大コースが20名です。ただし、各回の募集人数を合計した人数であり、入試回ごとに70名を募集するわけではありません。

2026年度は計6回の受験機会

入試区分試験日集合時刻募集人数科目
第1回A2月1日午前8時40分男女40名国語・算数
第1回B2月1日午後15時男女15名国語・算数
第2回A2月2日午前8時40分男女10名国語・算数
第2回B2月2日午後15時男女5名国語・算数
第3回2月4日午前8時40分男女若干名国語・算数
第4回2月6日午前8時40分男女若干名国語・算数

2月1日と2月2日には、午前と午後の両方に試験が設定されています。午前に他校を受験し、午後に東海大学菅生高等学校中等部を受験する日程も組めます。

一方、午前と午後の入試を続けて受験する場合は、移動、昼食、休憩を含めて一日の負担が大きくなります。前日に十分な睡眠を取り、午後まで集中力を維持できる受験計画を立てましょう。

現在の一般入試は全て国語・算数の2科

以前の学校情報には、1科入試、英語入試、適性検査型入試などが掲載されている場合があります。

しかし、2026年度の正式な生徒募集要項では、全6回の試験が国語・算数の2科入試です。

入試方式2026年度の実施状況
国語・算数の2科入試全6回で実施
国語または算数の1科入試実施なし
英語入試実施なし
適性検査型入試実施なし
4科入試実施なし
面接実施なし

英語資格は医学・難関大コースの判定で加点対象となりますが、英語そのものを試験科目として受験する方式ではありません。

2027年度に入試方式が変更される可能性はあるため、正式な募集要項が公開された後に、日程と科目を改めて確認する必要があります。

出願時に志望コースを選択

受験生は、インターネット出願時に次のどちらかのコースを選びます。

  • 医学・難関大コース
  • 一貫進学コース

医学・難関大コースは、東海大学医学部を含む医学部や難関大学への進学を目指すコースです。一貫進学コースは、基礎学力を着実に身につけながら、東海大学への付属推薦を中心とした進路を目指します。

試験科目はどちらも国語と算数ですが、医学・難関大コースの方が高い合格基準となります。

医学・難関大コースから一貫進学コースへのスライド合格

医学・難関大コースを志望して受験し、そのコースの合格基準には届かなかった場合でも、一貫進学コースの合格基準を満たしていれば、一貫進学コースへスライド合格となります。

そのため、医学・難関大コースを第一志望とする受験生も、一度の試験で二段階の判定を受けられます。

得点状況判定
医学・難関大コースの基準を満たす医学・難関大コース合格
医学・難関大コースには届かないが、一貫進学コースの基準を満たす一貫進学コースへスライド合格
どちらの基準にも届かない不合格

反対に、一貫進学コースを志望して受験し、医学・難関大コースの基準を満たした場合に、医学・難関大コースへの入学を希望することもできます。

この判定を希望する場合は、出願時に「スライド合格希望有り」を選択しておく必要があります。

医学・難関大コースでは英語検定を加点

医学・難関大コースの志望者が英語検定を取得している場合は、取得級に応じて入試得点へ加点されます。

英語検定の取得は受験資格ではないため、資格を持っていなくても医学・難関大コースへ出願できます。

加点を希望する場合は、英語検定の合格証明書のコピーを試験当日に受付へ提出します。

募集要項には取得級ごとの具体的な加点数が掲載されていないため、利用を考えている場合は学校説明会や個別相談で確認しましょう。

全ての回が特待生入試を兼ねる

2026年度は、第1回Aから第4回まで、全ての入試が特待生入試を兼ねていました。

各入試で特に成績が優秀な受験生は、A類・B類・C類の特待生として選考されます。医学・難関大コースと一貫進学コースのどちらも対象です。

特待区分給付内容
A類入学金と授業料
B類入学金と授業料の一部
C類入学金

特待生の選考人数は若干名で、基準点は公開されていません。

特待生だけを目標として難しい問題に時間を使いすぎるよりも、まずは通常合格に必要な基本問題と標準問題を確実に取ることが大切です。

複数回を同時に出願すると受験料は1回分

東海大学菅生高等学校中等部には、同時出願優遇制度があります。

複数回の入試へ同時に出願する場合は、1回分の受験料25,000円で、選択した全ての回を受験できます。

例えば、第1回A、第1回B、第2回A、第3回の4回を最初から選択して出願しても、受験料は25,000円です。

ただし、受験料の支払い後に試験回を追加する場合は、改めて受験料が必要となります。複数回受験する可能性がある家庭は、出願時に希望する回をまとめて選択しておきましょう。

複数回受験を利用した受験計画

第一志望として受験する場合は、募集人数が多い第1回Aを中心に考えます。

さらに、第1回Bや第2回A・Bも同時出願しておくことで、一度の結果だけに左右されず、複数回の合格機会を確保できます。

受験方針考えられる組み方
第一志望として受験第1回Aを軸に、第1回B、第2回A・Bも出願
2月1日午前に他校を受験第1回Bから受験を開始
2月1日・2日に他校を優先第3回または第4回を利用
医学・難関大コースを希望複数回受験し、得意分野を発揮できる機会を増やす

後半の入試は募集人数が若干名となります。実際の難度は、出願者数、受験者層、入学手続者数によって変わるため、「後半の方が簡単」とは限りません。

合格を確保したい場合は、募集人数の多い早い回を受験することが基本です。

インターネット出願の流れ

出願は、インターネット上の出願サイトから行います。

  1. 出願サイトでメールアドレスを登録する
  2. 受験生と保護者の情報を入力する
  3. 志望コースと受験する試験回を選択する
  4. 受験料を支払う
  5. 入学志願票と受験票を印刷する
  6. 顔写真を貼付する、または写真データを登録する
  7. 試験当日に入学志願票と受験票を持参する

受験料は、クレジットカード、コンビニエンスストア、ペイジーなどで支払えます。受験料とは別に決済手数料が必要です。

一度納入した受験料は返金されません。また、支払い後はコースや同時出願する試験回を変更できない場合があるため、入力内容を十分に確認してから決済しましょう。

試験当日に必要なもの

2026年度入試では、次の持ち物が案内されました。

  • 入学志願票
  • 受験票
  • 筆記用具
  • 上履き
  • 水筒
  • 英語検定合格証明書のコピー

入学志願票は最初に受験する回で提出します。英語検定の証明書は、医学・難関大コースで加点を希望する場合に必要です。

試験会場は中等部校舎の「学びの城」です。東海大学菅生高等学校の校舎とは所在地が異なるため、受験前に会場を確認しましょう。

試験当日にインターネットで合格発表

合格発表は、各試験の当日にインターネットで行われました。

入試区分合格発表時刻
第1回A試験当日16時
第1回B試験当日20時
第2回A試験当日16時
第2回B試験当日20時
第3回試験当日15時
第4回試験当日15時

午前入試の結果を確認してから、翌日以降の受験校を調整できます。

ただし、結果が出る前に次の試験の出願期限を迎える場合があります。合否を待ってから出願するのではなく、受験する可能性のある回は同時出願しておく方が安心です。

入学手続期限は入試回によって異なる

2026年度入試では、第1回A・Bと第2回A・Bの合格者は2月5日15時まで、第3回は2月7日15時まで、第4回は2月9日15時までが手続期限でした。

入試区分入学手続期限
第1回A・B2月5日15時
第2回A・B2月5日15時
第3回2月7日15時
第4回2月9日15時

入学手続時には、入学金200,000円と施設設備費150,000円の合計350,000円を納入します。

2026年度は、2月9日15時までに辞退手続を行った場合、入学手続時納入金が全額返金される制度が設けられていました。

他校の合格発表を待つ家庭にとって重要な制度ですが、2027年度も同じ条件になるとは限りません。正式な募集要項で返還期限と手続方法を確認しましょう。

偏差値はコースによって差がある

東海大学菅生高等学校中等部は、志望するコースによって合格の目安が大きく異なります。

首都圏模試系の学校情報に掲載されている偏差値では、一貫進学コースが37~38、医学・難関大コースが43~47となっています。

入試区分一貫進学コース医学・難関大コース
第1回A3743
第1回B3844
第2回A3743
第2回B3744
第3回3747
第4回3747

偏差値は学校が公表している数値ではなく、模試受験者の合否データを基に模試会社が算出した目安です。

受験者数が多い学校と比べると、年度や模試による数値の変動が大きくなる場合があります。偏差値だけで合否を判断せず、過去問での得点状況も合わせて確認しましょう。

医学・難関大コースは一段高い学力が必要

一貫進学コースと医学・難関大コースでは、同じ問題を受験しますが、医学・難関大コースの合格基準は高く設定されます。

一貫進学コースの合格圏に入っているだけでは、医学・難関大コースへの合格には十分でない場合があります。

医学・難関大コースを目指す場合は、計算や漢字などの基本問題を落とさないことに加え、算数の後半に出題される図形や場合の数、国語の記述問題でも得点する力が必要です。

英語検定の加点を利用できる場合でも、国語と算数の得点が合否判定の中心となります。

合格最低点は偏差値と過去問から判断

学校は、各回・各コースの合格最低点を継続的な一覧として公表していません。

そのため、「200点中何点を取れば必ず合格できる」と断定することはできません。合格ラインは、受験者数、問題の難度、各コースの志願状況によって変わります。

過去問演習では、学習初期に合計120点程度、仕上げの段階では合計140点以上を安定して取ることを一つの目標にするとよいでしょう。

これは学校が公表した合格最低点ではなく、基本問題と標準問題を確実に得点するための学習上の目標です。医学・難関大コースを目指す場合は、さらに高い得点を目標とする必要があります。

算数は前半の基本問題を確実に取る

算数は50分・100点で、計算、一行問題、数の性質、場合の数、平面図形、立体図形などが出題されています。

公開されている過去問では、次のような構成が見られます。

大問主な内容
大問1整数、小数、分数を含む四則計算
大問2単位換算、割合、比、速さ、平面図形などの一行問題
大問3カードを並べて整数を作る場合の数
大問4円が長方形の周囲を転がる図形問題
大問5直方体を斜めに切った立体の長さ・面積・体積

大問1・2には、中学受験算数の基本となる問題が多く並びます。ここで計算ミスや読み違いを重ねると、後半の問題を解けても得点が安定しません。

学校が公開している解説でも、最後の立体図形は差がつきやすい一方、それ以外の問題は極端に難しくなく、前半で失点しないことが重要とされています。

算数では幅広い基本単元を復習

算数対策では、特定の難問だけを練習するのではなく、小学校算数と中学受験算数の基本単元を幅広く復習しましょう。

  • 整数・小数・分数の四則計算
  • 計算の順序と工夫
  • 単位換算
  • 割合と比
  • 速さの三公式
  • 平面図形の面積
  • 円と扇形
  • 数の性質
  • 場合の数
  • 立体図形の体積

難しい問題へ時間を使いすぎず、解ける問題から確実に得点する判断も必要です。

50分のうち、前半の計算・一行問題を早めに終え、図形や場合の数へ十分な時間を残せるように練習しましょう。

国語は漢字・語句と2つの読解問題が中心

国語も50分・100点です。

公開されている過去問では、漢字の読み書き、物語文、説明的な文章の読解が出題されています。

分野主な出題内容
漢字・語句漢字の読み書き、語句の意味、言葉の使い方
物語文人物の気持ち、行動の理由、情景、場面の変化
説明的文章指示語、接続関係、要点、筆者の考え
記述本文からの抜き出し、字数指定の説明

選択肢だけでなく、本文から言葉を抜き出す問題や、指定された字数で理由・内容を説明する問題も見られます。

自分の感想を書くのではなく、傍線部の前後から根拠を見つけ、本文の言葉を使って答えることが重要です。

漢字と語句は毎日の積み重ねが得点につながる

漢字の読み書きは、短期間でまとめて覚えるよりも、毎日少しずつ練習する方が定着します。

過去問では、同じ音を持つ漢字の使い分けや、熟語の正確な読みも問われています。

  • 漢字を文の中で覚える
  • 同音異義語を区別する
  • 熟語の意味も確認する
  • 間違えた漢字を翌日と一週間後に書き直す
  • 送り仮名まで正確に覚える

漢字・語句で安定して得点できるようになると、読解問題に時間を使いやすくなります。

記述問題は本文の根拠を先に探す

国語の記述問題では、最初からきれいな文章を作ろうとすると時間がかかります。

まず設問が尋ねている内容を確認し、本文から答えの根拠となる部分を探しましょう。

  1. 誰の気持ちや行動を尋ねているか確認する
  2. 傍線部の前後を読み直す
  3. 原因や理由を表す言葉を探す
  4. 本文の言葉を利用して答案を作る
  5. 字数と文末表現を確認する

空欄のままにせず、本文から分かる範囲を答案へ書くことも大切です。

過去問は時間を計って2科続けて解く

過去問を初めて解く段階では、時間を気にせず問題の難度や出題分野を確認しても構いません。

入試が近づいたら、国語50分、算数50分を実際の試験と同じ時間で解きましょう。

午前・午後の連続受験を予定している場合は、休日に2回分の過去問を時間を空けて解き、一日を通した集中力も確認します。

  • どの問題に時間を使いすぎたか
  • 計算や漢字で何点失ったか
  • 分からない問題を飛ばせたか
  • 見直しの時間を残せたか
  • 記述問題を空欄にしていないか

得点だけを見るのではなく、失点の原因を「知識不足」「考え方が分からない」「時間不足」「計算・転記ミス」に分けて復習しましょう。

学校説明会と入試問題解説を活用

学校では、学校説明会、入試体験、問題解説などの入試関連イベントを行っています。

入試体験では、実際の問題形式や教室の雰囲気を知ることができます。問題解説では、学校が受験生にどのような解き方や考え方を求めているかを確認できます。

学校説明会では、次の点を質問しておくとよいでしょう。

  • 2027年度の入試回数と日程
  • 各回の募集人数
  • 試験科目の変更予定
  • 医学・難関大コースの英検加点
  • コースごとの合格基準
  • スライド合格の扱い
  • 特待生の選考方法
  • 入学手続金の返還期限
  • 複数回受験者の判定方法

基礎問題を確実に得点することが合格への近道

東海大学菅生高等学校中等部の入試では、国語と算数の2科を各50分で解きます。

医学・難関大コースでは高い得点が求められますが、一貫進学コースを含め、まず重要なのは計算、漢字、語句、割合、速さ、基本図形などで失点しないことです。

全ての問題を解こうとして難問に時間を使うよりも、前半の基本問題を正確に処理し、解ける標準問題を積み重ねる方が合格へ近づきます。

志望コースに合った学力目標を設定し、国語・算数の基礎を固めたうえで、複数回受験とスライド合格の制度を上手に活用することが、東海大学菅生高等学校中等部の入試対策のポイントです。

併願校パターン|多摩地域の共学校を中心に考える受験プラン

東海大学菅生高等学校中等部の併願校は、学校の難易度だけでなく、通学地域、希望する進路、入試科目、校風を比べながら選ぶことが大切です。

学校があるあきる野市周辺には、八王子市、東村山市、府中市、西東京市などに共学の私立中学校があります。東海大学への進学を重視するのか、他大学受験を中心に考えるのかによっても、適した併願校は変わります。

2026年7月31日時点では、東海大学菅生高等学校中等部の2027年度入試イベントと学校案内は公開されていますが、正式な2027年度生徒募集要項は未公開です。2026年度は2月1日・2日・4日・6日に計6回の国語・算数2科入試が行われたため、以下ではこの日程が大きく変わらない場合を想定して受験プランを紹介します。

併願校を3段階に分ける考え方

区分判断の目安役割
チャレンジ校模試の合格可能性が30~50%程度現在の実力より一段高い学校へ挑戦する
標準校模試の合格可能性が50~70%程度本人の学力と校風が合う学校を中心に受験する
安全校模試の合格可能性が80%以上早い段階で進学できる学校を確保する

同じ学校でも、入試回、コース、受験科目によって難度は異なります。例えば東海大学菅生高等学校中等部でも、一貫進学コースと医学・難関大コースでは合格の目安に差があります。

学校名だけで「チャレンジ」「安全」と固定せず、最新の模試結果と志望する入試回を照らし合わせて判断しましょう。

東海大学菅生高等学校中等部の主な併願校候補

難度の目安学校所在地・特徴2027年度の主な入試日程
チャレンジ明治学院中学校東村山市。大学系列校としての進路を持ちながら、他大学進学にも対応2月1日、2月2日、2月4日
チャレンジ八王子学園八王子中学校八王子市。東大・医進クラスなど、高い大学進学目標に対応2月1日~3日を中心に実施
標準~チャレンジ工学院大学附属中学校八王子市。ICT・探究・国際教育に特色があり、工学院大学との連携もある2月1日、2月2日、2月3日、2月6日
標準明法中学校東村山市。2025年度から共学化し、理数・国際教育に力を入れる2月1日、2月2日、2月5日
標準明星中学校府中市。明星大学との連携と他大学受験の両方を視野に入れられる2027年度正式要項は未公開
標準~安全八王子実践中学校八王子市。得意分野や個性を生かせる入試を導入2027年度詳細は秋以降に公開予定
安全校候補西武台新座中学校埼玉県新座市。東京都入試前の1月に合格を確保できる1月10日、1月11日、1月14日、2月7日
女子の標準~安全校候補共立女子第二中学校八王子市。自然豊かな環境と大学系列校としての進路が特色2月1日、2月2日、2月3日、2月4日

工学院大学附属中学校は、2027年度入試を2月1日午前・午後、2月2日午前・午後、2月3日午後、2月6日午後に実施する予定です。国語・算数の2科に加え、4科、英語を含む2科、適性検査型などから試験方式を選べます。

明法中学校は、2027年度に2月1日午前・午後、2月2日午前・午後、2月5日午前の入試を予定しています。午前入試では2科・4科、2月1日には適性検査型、午後には特待生入試が用意されています。

西武台新座中学校は、2027年度入試を1月10日・11日・14日と2月7日に実施します。東京都の一般入試が始まる前に本番を経験し、合格を確保できる可能性があるため、埼玉方面へ通学可能な家庭では候補になります。

共立女子第二中学校は、2027年度に2月1日から4日まで複数回の入試を実施します。2月1日午前には2科・4科型と適性検査型、午後には国語・算数型と英語・算数型が設けられています。女子の受験生に限られますが、八王子方面から通学する場合には検討しやすい学校です。

チャレンジ校候補①|明治学院中学校

明治学院中学校は、東京都東村山市にある共学校です。明治学院大学の系列校としての進路を持ちながら、他大学受験にも対応しています。

2027年度向けの四谷大塚Aライン80偏差値では、2月1日が51、2月2日・4日が46とされています。東海大学菅生高等学校中等部の一貫進学コースを基準にすると、明確なチャレンジ校となる場合が多いでしょう。

大学系列校という共通点はありますが、東海大学菅生が自然環境、スポーツ、東海大学との連携を強みとするのに対し、明治学院中学校はキリスト教教育、英語、国際理解教育に特色があります。

系列大学への進学可能性だけでなく、教育方針や日常の学校生活が本人に合うかを比べる必要があります。

チャレンジ校候補②|八王子学園八王子中学校

八王子学園八王子中学校は、八王子駅から通学しやすい共学校です。

高い大学進学目標に対応するクラスが用意され、国公立大学や医学部、難関私立大学を目指す生徒に適しています。

2027年度向けの四谷大塚Aライン80偏差値では、2月2日午後の東大・医進入試が51、2月3日の特進入試が46とされています。医学・難関大コースを希望する受験生にとっても、入試回によっては一段高いチャレンジになります。

東海大学への内部進学よりも、一般選抜を通して国公立大学や難関大学へ進学したい気持ちが強い場合に、比較したい学校です。

標準からチャレンジ校候補|工学院大学附属中学校

工学院大学附属中学校は、八王子市中野町にある共学校です。ICTを活用した授業、探究学習、英語教育、工学院大学との連携に特色があります。

2027年度向けの四谷大塚Aライン80偏差値は、多くの入試回で40程度です。東海大学菅生の一貫進学コース志望者には標準からチャレンジ、医学・難関大コース志望者には標準校となる場合があります。

2027年度は入試回数が多く、2月1日・2日の午前と午後に加え、2月3日・6日の午後にも受験できます。東海大学菅生の午前入試と組み合わせやすいことが利点です。

東海大学と工学院大学では学べる分野や推薦制度が異なります。理工系への関心が強い場合は、大学の学部構成や内部進学条件まで比較しましょう。

標準校候補|明法中学校

明法中学校は、東京都東村山市にある共学校です。2025年度から男女共学となり、ロボットプログラミングを扱うサイエンスGEや、英語・国際教育を行うGSP foundationなどを展開しています。

2027年度向けの四谷大塚Aライン80偏差値では、主要な入試回が42程度です。東海大学菅生の一貫進学コースを志望する受験生には標準からややチャレンジ、医学・難関大コースを志望する受験生には標準校となる可能性があります。

2月1日と2日は午前・午後の両方に入試があるため、東海大学菅生と日程を入れ替えながら受験できます。

東海大学への推薦制度を重視する場合は東海大学菅生、理数教育や他大学受験を中心に考える場合は明法というように、卒業後の進路を考えて選びましょう。

標準校候補|明星中学校

明星中学校は、東京都府中市にある共学校です。明星大学との連携を持つ一方、国公立大学や難関私立大学への進学にも対応しています。

東海大学菅生と同様に大学系列校という安心感がありますが、全員が自動的に系列大学へ進学できるわけではありません。推薦条件や希望学部への進学方法を確認する必要があります。

府中、国分寺、立川方面から通学する家庭にとって検討しやすい立地です。2027年度向け学校案内は公開されていますが、2026年7月31日時点では正式な2027年度募集要項は未公開です。

標準から安全校候補|八王子実践中学校

八王子実践中学校は、JR八王子駅や京王片倉駅方面から通学できる共学校です。

学力試験だけでなく、受験生の得意分野や活動経験を生かす入試制度を取り入れています。スポーツ、芸術、英語、探究など、継続して取り組んできたものがある受験生にとって選択肢となります。

2027年度入試の詳細は秋以降に公開される予定です。出願する場合は、試験科目、提出資料、発表の有無などを正式な募集要項で確認しましょう。

安全校として考える場合でも、本人が入試方式へ対応できるか、入学後の教育内容や高校のコースが希望進路に合うかを確認することが必要です。

1月入試で本番経験を積む|西武台新座中学校

埼玉方面へ通学できる家庭では、西武台新座中学校の1月入試を利用する方法があります。

2027年度は1月10日午前・午後、1月11日午前・午後、1月14日午後に入試があり、2月7日にもチャレンジ入試が設定されています。

東京都入試前に合格を得られれば、落ち着いて2月1日を迎えられます。また、本番の会場で問題を解き、休み時間や合格発表まで含めた入試の流れを経験できます。

ただし、合格しても通学できない学校を練習だけの目的で受験することはおすすめできません。自宅からの所要時間と、実際に進学する可能性を確認したうえで出願しましょう。

女子の併願校候補|共立女子第二中学校

女子の受験生は、共立女子第二中学校も併願校として検討できます。

八王子市の自然豊かなキャンパス、スクールバス、大学系列校としての進路など、東海大学菅生と共通する部分があります。

2027年度は、2月1日午前・午後、2月2日午前・午後、2月3日午前、2月4日午前に入試が設定されています。

2月1日午前を受験すると第一志望者とみなされ、その後の入試で10点が加点される制度があります。英検・漢検・数検による加点も設けられているため、資格を取得している受験生は活用できます。

帝京八王子中学校は2027年度から募集停止

過去の併願資料では、帝京八王子中学校が東海大学菅生の併願校として挙げられている場合があります。

しかし、帝京八王子中学校は2026年4月入学生を最後に、2027年度以降の中学校生徒募集を停止します。そのため、2027年度入試の併願校には選べません。

近年は募集停止、共学化、校名変更、コース再編などが続いています。過去の受験情報をそのまま使わず、受験年度の学校公式サイトを確認することが重要です。

併願パターン①|東海大学菅生を第一志望にする場合

日程受験校の例目的
1月10日西武台新座中学校入試本番を経験し、進学可能な学校の合格を確保する
2月1日午前東海大学菅生高等学校中等部募集人数の多い最初の入試を受験する
2月1日午後東海大学菅生高等学校中等部同じ学校を続けて受験し、合格機会を増やす
2月2日午前明法中学校または明星中学校校風の異なる標準校を受験する
2月2日午後東海大学菅生高等学校中等部第一志望校を複数回受験する
2月4日・6日東海大学菅生高等学校中等部合格未確保の場合に後半入試を利用する

東海大学菅生を第一志望とする場合は、2月1日午前を軸に考えます。2026年度と同じ制度であれば、複数回を最初にまとめて出願することで、受験料を1回分に抑えられます。

午前と午後を同じ学校で受験すれば、移動による負担を減らせます。ただし、一日で国語・算数を2回ずつ解くため、体力と集中力が必要です。

併願パターン②|上位校へ挑戦する場合

日程受験校の例目的
1月西武台新座中学校合格を確保してから東京都入試へ進む
2月1日午前明治学院中学校または工学院大学附属中学校チャレンジ校を受験する
2月1日午後東海大学菅生高等学校中等部標準校として合格を目指す
2月2日午前東海大学菅生高等学校中等部または明法中学校合格可能性の高い学校を受験する
2月3日午後工学院大学附属中学校別の入試回で再挑戦する
2月4日・6日東海大学菅生高等学校中等部進学先を確保する

チャレンジ校を2月1日午前に受験する場合は、午後に東海大学菅生を受験できるよう、移動時間を確認します。

午前校の終了が遅れた場合、昼食を取る時間や交通渋滞の影響も考えなければなりません。実際の試験終了時刻から午後校の集合時刻まで、少なくとも1時間程度の余裕を持たせましょう。

併願パターン③|女子校も含めて検討する場合

日程受験校の例目的
2月1日午前東海大学菅生高等学校中等部共学校の第一志望を受験する
2月1日午後共立女子第二中学校自然環境と大学系列の女子校を受験する
2月2日午前東海大学菅生高等学校中等部第一志望校へ再挑戦する
2月3日午前共立女子第二中学校女子校の別日程を利用する
2月4日東海大学菅生または共立女子第二それまでの結果に応じて受験する

共学校と女子校では、学校生活の雰囲気や生徒が担う役割が異なります。

進学制度や偏差値だけでなく、本人がどちらの環境で6年間を過ごしたいかを、文化祭や学校説明会で確認しましょう。

医学・難関大コース志望者の併願校

医学・難関大コースを志望する場合は、一貫進学コースよりも高い学力基準で併願校を選びます。

候補としては、工学院大学附属中学校、明法中学校、八王子学園八王子中学校、明治学院中学校などが挙げられます。

ただし、東海大学菅生の医学・難関大コースには、一貫進学コースへのスライド合格があります。そのため、次の3つを分けて考える必要があります。

  • 医学・難関大コースでなければ入学しないのか
  • 一貫進学コースへのスライド合格でも入学するのか
  • 他校の進学重視コースを選ぶのか

コース名だけで選ばず、授業進度、放課後講習、クラブ活動との両立、他大学受験への対応を比較しましょう。

東海大学進学を重視する場合の学校比較

東海大学への進学を強く希望する場合は、東海大学菅生高等学校中等部を複数回受験する価値があります。

工学院大学附属、明星、共立女子第二などにも系列大学がありますが、学べる分野や推薦条件はそれぞれ異なります。

学校系列・提携大学比較したい点
東海大学菅生東海大学医学、海洋、航空宇宙、情報、スポーツなど幅広い学部
工学院大学附属工学院大学工学、建築、情報など理工系分野
明星中学校明星大学教育、人文、心理、理工、情報など
共立女子第二共立女子大学・短期大学家政、文芸、国際、看護、ビジネスなど
明治学院中学校明治学院大学文学、経済、社会、法、国際、心理、情報数理など

系列大学がある学校でも、希望者全員が自由に全ての学部へ進学できるわけではありません。成績、出欠、校内試験、推薦人数などの条件を必ず確認しましょう。

入試科目をそろえると対策しやすい

東海大学菅生高等学校中等部は、2026年度入試では全て国語・算数の2科でした。

併願校も2科入試にそろえれば、国語と算数へ学習時間を集中できます。明法、工学院大学附属、共立女子第二などには2科入試があり、東海大学菅生の対策を生かしやすい構成です。

一方、4科入試や適性検査型入試を利用する場合は、理科・社会や資料読解、作文などの追加対策が必要になります。

  • 2科に集中するのか
  • 理科・社会を含む4科も受験するのか
  • 公立中高一貫校との併願で適性検査型を利用するのか
  • 英語資格や英語入試を利用するのか

入試方式を増やしすぎると、それぞれの対策が浅くなることがあります。本人の得意科目と学習時間を考え、主軸となる方式を決めましょう。

午前・午後入試は移動時間を実測

東海大学菅生高等学校中等部は、駅から路線バスまたはスクールバスを利用する学校です。

午前に別の学校を受験してから東海大学菅生へ移動する場合や、東海大学菅生から午後校へ移動する場合は、鉄道の乗車時間だけでは判断できません。

  • 試験終了から校門を出るまでの時間
  • 校舎からバス停までの移動時間
  • バスの待ち時間
  • 道路の渋滞
  • 駅での乗り換え
  • 昼食と休憩の時間
  • 午後校の集合時刻

地図上では近く見えても、バスの接続によっては時間がかかります。学校説明会や文化祭の際に、実際の経路で移動時間を確認しましょう。

安全校は「合格したら進学できる学校」を選ぶ

安全校は、単に偏差値が低い学校を選ぶことではありません。

第一志望校が不合格だった場合に、本人と家族が納得して進学できる学校を選ぶ必要があります。

安全校を決める際には、次の条件を確認しましょう。

  • 模試で合格可能性80%以上が安定している
  • 過去問で合格者平均点や目標点を継続して上回っている
  • 入試科目が本人の得意分野と合っている
  • 自宅から6年間通学できる
  • 教育方針や校則に納得できる
  • 希望するクラブや進路がある
  • 学費を含めて入学後の生活を維持できる

合格可能性が高くても、入学する意思がない学校では、安心して第一志望へ挑戦するための安全校にはなりません。

合格発表と入学手続期限を一覧にする

併願計画では試験日だけでなく、合格発表と入学手続期限も確認します。

第一志望校の合格発表前に、併願校の入学金納入期限を迎える場合があります。延納制度や辞退時の返金制度が利用できるかによって、必要な費用は大きく変わります。

確認項目家庭で決めておくこと
合格発表時刻結果を見て次の出願や受験を変更できるか
入学金納入期限第一志望の結果まで待てるか
延納制度他校の発表まで手続を延期できるか
返金制度辞退した場合に何が返還されるか
招集日他校の試験や手続と重ならないか

受験予定校を決めたら、試験日、集合時刻、発表時刻、手続期限、納入額を一枚の表にまとめておくと安心です。

偏差値だけでなく6年間の学校生活を比較

東海大学菅生高等学校中等部の魅力は、東海大学との連携だけではありません。

自然豊かな環境、給食、広い運動施設、クラブ活動、環境教育、DX・STEAM教育など、学校生活全体に特色があります。

併願校を比べる際には、次の点も確認しましょう。

  • 大学系列校か進学校か
  • 系列大学への推薦条件
  • 他大学受験への支援
  • 学校の規模とクラス人数
  • 給食・食堂・弁当の違い
  • クラブ活動の実績と活動日数
  • 土曜授業の有無
  • 校則や学校の雰囲気
  • 通学時間とスクールバス
  • 中高6年間の学費

第一志望・標準・安全をバランスよく配置

東海大学菅生高等学校中等部の併願校は、明治学院、八王子学園八王子、工学院大学附属、明法、明星、八王子実践など、多摩地域の共学校を中心に考えられます。

女子の受験生は共立女子第二、1月入試を利用する家庭は西武台新座も候補になります。

東海大学菅生を第一志望とする場合は、募集人数が多い早い回を中心に複数回受験し、別の学校で進学先を確保する構成が基本です。

上位校を第一志望とする場合は、2月1日午前にチャレンジ校、午後に東海大学菅生を受験することで、挑戦と合格確保を両立できます。

偏差値だけで学校を並べるのではなく、合格したら実際に通いたい学校を選び、試験日、移動時間、入学手続期限まで含めて受験計画をつくることが、東海大学菅生高等学校中等部の併願校選びで最も重要です。

在校生・保護者の声|自然環境と先生の手厚い支援が魅力

東海大学菅生高等学校中等部については、自然豊かな環境、広い校舎、給食、活発なクラブ活動、東海大学との連携などに魅力を感じる家庭が多いと考えられます。

学校公式サイトでは、在校生や保護者を対象とした大規模な満足度調査の結果は公表されていません。そのため、評判を確認する際には、匿名の口コミだけを基にするのではなく、学校が公開している教育内容や行事、施設、学習支援の実態と照らし合わせることが大切です。

特に評価しやすいのは、都市部では得にくい自然環境、教員へ質問しやすい校舎設計、学校内で学習を支える仕組み、毎日の給食、クラブ活動へ打ち込める施設です。

一方、電車とバスを組み合わせる通学、土曜授業を含む学校生活の忙しさ、コースごとに異なる学習内容などは、入学前に確認しておきたいポイントです。

学校生活から見える主な評価

評価されやすい点学校生活との関係
自然豊かな環境里山や周辺の自然を、理科・環境教育・総合学習へ活用できる
広く開放的な校舎教室以外にも、廊下のベンチやテーブル、メディアセンターなどの居場所がある
先生へ相談しやすい環境教員と生徒が日常的に会話できる空間があり、補習や自習支援も行われる
学校内の学習支援朝学習、補習、オンライン授業、自習支援によって学習を支える
給食がある最上階のカフェテリアで昼食が提供され、家庭の弁当づくりの負担を軽減できる
クラブ活動が活発人工芝グラウンドや体育館を利用し、全国大会や東京都大会へ挑戦できる
体験的な学びが多い自然観察、菅生祭、修学旅行、音楽祭、国際交流などへ取り組める
進路の選択肢がある東海大学への付属推薦と、医学部・難関大学を目指す学びの両方が用意されている

自然に囲まれた落ち着いた環境

学校生活の大きな魅力は、あきる野市の豊かな自然に囲まれた環境です。

東京ドーム約1.2個分のキャンパスには、校舎、体育館、人工芝グラウンドなどが整い、周辺には里山が広がっています。

休み時間や昼食時にも自然や季節の変化を感じられ、都市部の学校とは異なる、開放的な雰囲気があります。

自然観察、野鳥観察、風景スケッチ、環境教育などでは、学校周辺の環境そのものを教材として活用します。

自然や生き物が好きな生徒にとっては、日常の学校生活と学習が結びつきやすい環境です。

生徒と先生が会話しやすい校舎

学校は、生徒一人ひとりの個性を大切にし、生徒と教員が向き合いながら密にコミュニケーションを取ることを教育方針に掲げています。

「学びの城」の広い廊下には、ベンチやテーブルが置かれています。これは、生徒と先生が授業時間以外にも気軽に話せる場所をつくりたいという考えを形にしたものです。

職員室へ質問に行くことに緊張する生徒でも、校内で先生と顔を合わせた際に声を掛けやすい環境があります。

但し、先生との距離の感じ方や質問のしやすさは、生徒の性格や担当教員によっても異なります。学校見学では、先生と生徒が普段どのように会話しているかを確認するとよいでしょう。

学校内で学習を支えてもらえる安心感

一貫進学コースでは、午前8時25分から15分間の朝学習、教員による補習、少人数授業などを通して、基礎学力の定着を支えています。

学校は、授業の遅れを全て学校外の塾で補う必要がないよう、フォローアップを行う方針を示しています。

希望者は、外部講師によるオンライン授業と本校教員の対面補習を組み合わせたS-OLも利用できます。

医学・難関大コースでも、通常授業、オンライン授業、対面補習、自習支援をつなぎ、高い進路目標へ向けて学習します。

保護者にとっては、子どもの理解が不十分な場合に、学校内で質問や復習の機会が用意されていることが安心材料になります。

一貫進学コースは1クラス30名程度

一貫進学コースでは、1クラス30名程度の少人数編成を基本としています。

教員が生徒の理解度、提出物、授業中の様子などを把握しやすく、学習面や生活面の変化にも気づきやすい規模です。

英語や英会話では、複数の教員が一つの授業を担当し、生徒の理解度に応じて指導する仕組みもあります。

但し、全ての授業が少人数で行われるわけではありません。また、年度の入学者数やコース編成によって、実際のクラス人数が変わる場合があります。

給食を楽しみにできる学校生活

校舎の最上階には、明るく開放的なカフェテリアがあります。

昼食には、シェフが考案した給食が提供されます。晴れた日には周囲の景色を眺めながら、友人と一緒に食事を取れます。

毎日弁当を用意する必要がないため、保護者にとっては朝の負担を軽減できることも大きな利点です。

生徒にとっても、昼食を持参し忘れる心配が少なく、同じ場所で友人と食事をする時間を楽しめます。

学校では、食事を生活の中の大切な学習として位置づけています。食物アレルギーへの対応や、欠席・行事日の取り扱いについては、入学前に確認しておきましょう。

クラブ活動を通して仲間と成長できる

クラブ活動は、東海大学菅生高等学校中等部の学校生活を象徴するものの一つです。

学校はクラブ活動を「もう一つの教科書」と位置づけ、生徒の自主性を大切にしています。

ソフトボール、硬式テニス、チアダンス、吹奏楽、美術など、全国大会や東京都大会で実績を挙げるクラブがあります。

大会成績だけでなく、仲間と練習する中で、礼儀、協調性、責任感、忍耐力を身につけることを重視しています。

競技や楽器の経験者だけでなく、中学校から新しい活動を始める生徒にも選択肢があります。

高校生と一緒に活動できることも魅力

剣道や卓球など、一部のクラブでは高校生と一緒に練習します。

中学生は、技術や経験のある高校生の姿を間近で見ながら学べます。年齢の近い上級生は、将来の目標や学校生活の見本にもなります。

中等部から高等学校へ進学した後も同じ活動を続けやすく、6年間を通して技術を高められることは、中高併設校ならではの魅力です。

一方、クラブによっては高等学校の施設へ移動する場合があります。活動場所、終了時刻、帰宅に利用できるバスについては、体験会などで確認しましょう。

行事を通して新しい友人や得意分野を見つけられる

学校では、スポーツ大会、菅生祭、北海道修学旅行、音楽祭、校内主張大会など、多彩な行事が行われています。

クラスや学年で準備を進める中で、普段の授業だけでは話す機会が少なかった生徒とも関わります。

運動が得意な生徒、舞台で表現することが好きな生徒、展示や装飾をつくることが好きな生徒など、それぞれが自分に合った役割を見つけられます。

学校公式サイトでも、学校生活のさまざまな経験を通して、生徒が自分の新しい可能性を発見することを行事の目的として示しています。

東海大学との連携を身近に感じられる

東海大学への進学を考えている家庭にとって、大学との連携は大きな魅力です。

大学キャンパスの見学、教授による出前授業、大学教員・学生と行うフィールドワークなどを通して、大学で学ぶ内容を中学生の段階から知ることができます。

東海大学には、文系・理系に加え、医学、海洋、航空宇宙、情報、スポーツなど幅広い分野があります。

将来の職業や専攻が決まっていない生徒も、多様な学部や研究へ触れながら、自分の興味を探せます。

但し、東海大学への進学は無条件ではありません。高等学校での成績や学園試験など、所定の推薦基準を満たす必要があります。

医学部・難関大学を目指せる選択肢

付属推薦だけでなく、医学部や難関大学への現役合格を目指せるコースがあることも、保護者が注目しやすい点です。

医学・難関大コースでは、放課後学習、英語教育、キャリア教育、DX・STEAM教育などを組み合わせ、高い進路目標へ対応します。

東海大学への推薦を中心に考える一貫進学コースと、他大学を含む難関進路へ挑戦する医学・難関大コースがあるため、家庭の進路方針に合わせて選択できます。

コースによって授業内容、学習量、放課後プログラム、追加費用などが異なる可能性があります。名称だけで選ばず、説明会で具体的な違いを確認することが大切です。

保護者が安心しやすい安全対策

校舎には監視カメラによる機械警備が導入され、外部からの侵入を防ぐための対策が行われています。

年3回の避難訓練を実施し、交通機関が停止して帰宅できない場合に備えて、食料と水を3日分備蓄しています。

電車に加えて路線バスやスクールバスを利用する生徒が多いため、災害時に校内で安全に待機できる体制は、保護者にとって重要です。

入学前には、災害や大雪、バスの運休が発生した場合の連絡方法と、生徒の引き渡し方法も確認しておきましょう。

スクールバスで座って登校できる

八王子駅南口と楢原営業所からは、スクールバスが運行されています。

朝の便は予約制で、座って登校できる体制が整えられています。長時間立ったまま通学する負担が少なく、車内で落ち着いて過ごせることは利点です。

小作駅と秋川駅からは路線バスを利用します。一部地域では、許可を得たうえで自転車通学も可能です。

一方、バスは道路状況の影響を受けます。雨天時や道路が混雑する日は、到着時刻が変わることも考えられます。

通学時間とバスの待ち時間は確認が必要

保護者が特に慎重に確認したいのが、毎日の通学負担です。

学校は最寄り駅から徒歩で通う立地ではなく、小作駅・秋川駅から路線バス、八王子方面からスクールバスを利用します。

自宅から学校までの時間を考える際には、電車の乗車時間だけでなく、駅での乗り換え、バスの待ち時間、道路の混雑も含める必要があります。

クラブ活動や補習の後に利用できるバスが限られる場合には、帰宅時刻が遅くなる可能性もあります。

学校説明会へ参加する際には、実際に利用する予定の電車とバスで訪問し、本人が6年間無理なく通えるかを確認しましょう。

土曜授業を含む忙しい学校生活

学校は2学期制を採用し、毎週土曜日にも平常授業を行っています。

授業に加えて、クラブ活動、行事、検定、補習、総合学習などがあるため、学校生活は比較的活動量が多くなります。

さまざまなことへ挑戦したい生徒には充実した環境ですが、予定が重なる時期には、宿題、定期試験、休息の時間を自分で管理する必要があります。

土曜日に習い事や家庭の予定がある場合は、学校との両立が可能かを確認しましょう。

自然環境には好みが分かれる

緑豊かな環境を魅力に感じる生徒がいる一方、駅前の便利な立地や都市的な学校生活を希望する生徒には、印象が異なる可能性があります。

校外へ出ればすぐに商業施設がある学校ではなく、学校内で一日の多くを過ごす環境です。

自然、広い運動施設、給食、クラブ活動などを楽しめるかが、学校との相性を左右します。

保護者が自然環境を高く評価していても、本人が同じように魅力を感じるとは限りません。学校見学では、本人の反応を大切にしましょう。

中等部と高等学校の校舎が異なる点

中等部の「学びの城」と、東海大学菅生高等学校の校舎は、同じ菅生地区にありますが所在地が異なります。

中等部から高等学校へ進学すると、日常的に利用する校舎や施設、バス停が変わります。

中学校の施設だけを見て入学を決めるのではなく、高等学校進学後の学習環境やコース、通学経路についても確認することが必要です。

クラブによっては中学生の段階から高等学校の施設を利用する場合があるため、校舎間の移動方法も聞いておくと安心です。

匿名の口コミは事実と感想を分けて読む

学校の口コミには、「自然が多い」「先生が親身」「給食が便利」といった肯定的な感想がある一方、通学時間、校則、学習量、クラブ活動などについて異なる意見が見られることもあります。

口コミは、投稿した生徒の在籍年度、所属コース、クラブ、通学地域、本人の性格によって印象が変わります。

一つの投稿だけで学校全体を判断せず、次のように事実と感想を分けて読みましょう。

口コミの内容確認方法
先生が親身だった補習・質問対応・面談の具体的な方法を学校へ確認する
通学が大変だった自宅から電車とバスを使って実際に訪問する
給食がよかった献立、量、アレルギー対応について確認する
クラブが厳しかった活動日数、終了時刻、休日練習、大会日程を確認する
学習支援が手厚かった補習の対象、頻度、費用、オンライン授業の利用条件を確認する
校則が厳しかった制服、スマートフォン、頭髪、登下校に関する現行規則を確認する

学校説明会で確認したい質問

在校生や保護者の評価をより正確に理解するためには、学校説明会や個別相談で具体的に質問することが大切です。

  • 担任との個人面談はどの程度行われるか
  • 学習が遅れた場合、どのような補習を受けられるか
  • S-OLの対象、時間、費用はどうなっているか
  • 一貫進学コースと医学・難関大コースのクラス人数は何名か
  • コース変更は可能か
  • 給食の献立やアレルギー対応はどうなっているか
  • クラブ活動後のスクールバスは何時に出るか
  • スマートフォンや制服に関する校則はどうなっているか
  • 中等部から高等学校への進学基準は何か
  • 東海大学への付属推薦にはどのような条件があるか
  • 東海大学以外を受験する生徒への支援はどのように行われるか

在校生の様子を実際に見ることが大切

学校の雰囲気を知るには、説明を聞くだけでなく、授業見学、オープンスクール、菅生祭、クラブ体験などへ参加することが有効です。

在校生が来校者へどのように挨拶するか、先生とどのように会話するか、友人同士でどのように過ごしているかを確認しましょう。

  • 授業中に質問や発言がしやすそうか
  • 休み時間に安心して過ごせそうか
  • 先生と生徒の距離感が本人に合うか
  • 入りたいクラブの雰囲気はどうか
  • 給食やカフェテリアを楽しめそうか
  • 自然豊かな環境を本人が気に入っているか
  • 毎日の通学を続けられそうか

学校は、平日の午前10時から午後5時まで、土曜日は正午まで、事前連絡による学校見学を受け付けています。大規模な説明会だけでは分からない点がある場合は、個別の学校見学も活用するとよいでしょう。

自然・給食・学習支援に魅力を感じる家庭と好相性

東海大学菅生高等学校中等部は、自然豊かな環境でのびのびと過ごしながら、教科学習、クラブ活動、行事、環境教育へ幅広く取り組める学校です。

学校内には、朝学習、補習、オンライン学習、自習環境があり、先生へ質問しながら学習を進められます。

保護者にとっては、給食によって毎日の弁当づくりの負担を軽減できることや、安全対策が整えられていることも安心材料です。

一方で、バスを利用する通学、土曜授業、クラブ活動を含む忙しい学校生活が、本人や家庭の生活に合うかを確認する必要があります。

自然に囲まれた環境、先生とのコミュニケーション、学校内の学習支援、給食、活発なクラブ活動に魅力を感じる生徒と家庭にとって、充実した中学校生活を送りやすい学校といえるでしょう。

この学校に向いている子の特徴|東海大学との連携を生かして幅広い体験に挑戦したい子

東海大学菅生高等学校中等部は、自然豊かな環境で教科学習、環境教育、DX・STEAM教育、国際交流、学校行事、クラブ活動へ幅広く取り組める学校です。

中等部には、医学部や難関大学への現役合格を目指す「医学・難関大コース」と、東海大学への進学を中心に基礎学力を伸ばす「一貫進学コース」があります。

そのため、自然やスポーツを楽しみたい子だけでなく、東海大学の多彩な学部に興味がある子、医学部・難関大学へ挑戦したい子、デジタル技術や科学を体験的に学びたい子にも向いています。

一方、駅からバスを利用する通学、土曜授業、学校行事やクラブ活動を含む忙しい生活には、本人と家庭の理解が必要です。教育内容だけでなく、通学時間や生活リズムまで含めて相性を判断しましょう。

東海大学菅生高等学校中等部に向いている子

向いている子の特徴学校生活との相性
自然や生き物に興味がある子里山での観察やフィールドワークを通して、身近な自然から学べる
実験や体験を通して学びたい子環境教育、理科実験、DX・STEAM教育など、手を動かす学習が多い
東海大学への進学を考えている子大学見学や出前授業を通して、幅広い学部・研究分野に触れられる
医学部や難関大学へ挑戦したい子医学・難関大コースで、6年間を見通した進学学習へ取り組める
クラブ活動へ打ち込みたい子人工芝グラウンドや体育館などを利用し、高い目標へ挑戦できる
英語や国際交流に興味がある子オンライン英会話や海外研修、海外の生徒との交流機会がある
デジタル技術を学びたい子プログラミング、データ分析、ドローン、生成AIなどを扱う
毎日の学習を積み重ねられる子朝学習、土曜授業、補習、自習支援を活用して基礎を固められる
仲間と協力して活動できる子行事、クラブ、総合学習で役割を分担しながら成果をつくる
給食のある学校を希望する子校舎最上階のカフェテリアで友人と給食を取れる

自然の中で学ぶことを楽しめる子

東海大学菅生高等学校中等部を象徴する言葉が、「自然が教科書だ。」というスローガンです。

学校周辺の里山や動植物を単に眺めるのではなく、自然観察、野鳥観察、風景スケッチ、環境調査などの教材として活用します。

植物や生き物が好きな子はもちろん、教室で学んだ理科の知識を実際の自然と結びつけたい子に向いています。

観察した内容を記録し、データを整理し、発見した課題について研究・発表するため、自然の中で活動することと、考えをまとめることの両方が求められます。

実験やものづくりが好きな子

授業では、科学、技術、工学、芸術、数学を横断するSTEAM教育や、プログラミング、データ分析などのDX教育が行われます。

教員から答えを教えてもらうだけでなく、実際に試し、結果を比べ、うまくいかなかった理由を考える学びです。

理科実験、工作、プログラミング、絵画や造形など、手を動かしながら考えることが好きな子は、学校の教育環境を生かしやすいでしょう。

最初から高度な知識を持っている必要はありません。「なぜだろう」「条件を変えたらどうなるだろう」と疑問を持てることが大切です。

東海大学で学びたい分野を探したい子

東海大学との連携を進路選択へ生かしたい子にも適しています。

東海大学には、文学、経済、法、理工、情報、建築、医学、海洋、航空宇宙、農学、スポーツなど、幅広い学問分野があります。

中高の段階で大学を見学し、教授の授業や研究に触れることで、学部名だけでは分からない学問の内容を知ることができます。

入学時点で希望学部が決まっていなくても、多様な体験から興味のある分野を見つけたい子にとって、大学との連携は大きな魅力です。

但し、東海大学への進学が自動的に保証されるわけではありません。付属推薦制度を利用するためには、高等学校での成績や学園試験など、所定の基準を満たす必要があります。

基礎から着実に学びたい子

一貫進学コースでは、朝学習、少人数授業、補習、検定対策などを通して、毎日の授業内容を着実に定着させます。

短期間で難しい内容へ進むよりも、分からない部分へ戻りながら、基礎学力を固めたい子に向いています。

東海大学への付属推薦を目指す場合も、日頃の成績が重要です。宿題や提出物へ丁寧に取り組み、定期試験に向けて少しずつ復習できる子は、進路の選択肢を広げやすくなります。

学習に不安がある場合にも、先生へ質問し、補習や自習支援を素直に利用できる姿勢があれば成長につながります。

医学部や難関大学を目標に努力できる子

医学・難関大コースは、東海大学医学部をはじめ、国公私立大学の医学部や難関大学への現役合格を目指すコースです。

通常授業に加えて、オンライン授業、教員による対面補習、自習支援などを組み合わせて学びます。

高い進路目標を持ち、授業後や家庭でも継続して学習できる子に向いています。

医学部を希望していても、医師という職業への憧れだけでなく、理科や数学を継続して学ぶ意思や、人の生命と向き合う姿勢が必要です。

クラブ活動との両立も可能ですが、学校が用意したプログラムへ参加するだけで学力が伸びるわけではありません。自分で復習し、分からないことを解決する習慣が求められます。

英語を実際に使ってみたい子

英語教育では、文法や単語を覚えるだけでなく、オンライン英会話、海外の中学生との交流、希望者対象のオーストラリア語学研修などを通して、英語を使う経験を重ねます。

入学時から英語が得意である必要はありません。間違いを恐れず、自分から相手へ伝えようとする子に向いています。

英語を入試科目の一つとしてだけでなく、海外の人や文化とつながるための道具として学びたい子は、国際教育を楽しみやすいでしょう。

デジタル機器を学びへ活用したい子

DX教育では、パソコンやタブレットを使って資料を閲覧するだけでなく、プログラミング、データ分析、ドローンの制御、生成AIの活用などへ取り組みます。

デジタル機器が好きな子に向いていますが、ゲームや動画を見ることが好きというだけでは十分ではありません。

集めた情報が正しいかを確かめ、データから何が読み取れるかを考え、課題の解決へ生かすことが求められます。

便利な道具を受け身で使うのではなく、仕組みに興味を持ち、自分の学びや表現へ活用したい子に適しています。

スポーツやクラブ活動へ本格的に取り組みたい子

東海大学菅生高等学校中等部には、人工芝グラウンド、大小2つの体育館、オープンスペースなどがあり、運動系・文化系のクラブが活動しています。

ソフトボール、硬式テニス、チアダンス、吹奏楽など、全国大会や東京都大会へ挑戦するクラブもあります。

好きな競技や活動へ本格的に打ち込みたい子、仲間と一つの目標を追いたい子にとって魅力的な環境です。

一方、大会や発表会が近づけば練習時間が増える場合があります。クラブだけに集中するのではなく、宿題や定期試験との両立が必要です。

中高6年間を通して一つの活動を続けたい子

一部のクラブでは、高校生と一緒に練習する機会があります。

中学生の段階では上級生の技術や行動を見て学び、高等学校へ進学した後は、自分が後輩を支える立場へ成長できます。

中学・高校で活動を分断せず、6年間を通して競技、音楽、芸術、科学研究などへ取り組みたい子に向いています。

但し、高等学校では校舎やコース編成が変わります。希望するクラブを高校でも続けられるか、活動場所や練習時間も確認しておきましょう。

学校行事へ積極的に参加したい子

スポーツ大会、菅生祭、北海道修学旅行、音楽祭、校内主張大会など、生徒が仲間と協力する行事が年間を通して行われます。

表舞台に立つことが得意な子だけでなく、準備、制作、記録、用具管理、進行など、自分に合った役割を見つけられます。

行事を面倒なものと考えるよりも、「仲間と一緒につくってみたい」と思える子は、学校生活を楽しみやすいでしょう。

計画どおりに進まない場面でも、話し合いながら解決し、自分の役割を最後まで果たす姿勢が求められます。

仲間や先生とコミュニケーションを取れる子

学校は、生徒一人ひとりの個性を大切にし、先生と生徒が向き合える環境づくりを重視しています。

校舎内には、授業時間以外にも先生と生徒が話せるよう、ベンチやテーブルを置いた空間があります。

分からないことや困ったことを一人で抱え込まず、自分から相談できる子は、学習支援や学校生活のサポートを生かしやすくなります。

最初から積極的に話せる必要はありませんが、挨拶をすること、相手の話を聞くこと、必要なときに助けを求めることは大切です。

給食を友人と楽しみたい子

校舎最上階のカフェテリアでは給食が提供されます。

毎日弁当を持参する必要がなく、友人と同じ食事を囲みながら昼休みを過ごせます。

食事の時間を楽しみにできる子や、昼休みに友人と交流したい子にとって、学校生活の魅力の一つとなるでしょう。

家庭にとっても弁当づくりの負担を減らせますが、食物アレルギー、好き嫌い、食事量などに不安がある場合は、対応方法を事前に確認する必要があります。

決められた生活リズムを守れる子

学校では土曜授業があり、平日には朝学習、通常授業、クラブ活動、補習などがあります。

学習や活動の機会が多い反面、予定を把握し、持ち物や提出物を自分で管理する力が必要です。

保護者に毎日指示されなければ動けない状態では、学校生活が忙しく感じられる可能性があります。

入学時から完璧に自己管理できる必要はありませんが、失敗したときに振り返り、次の行動を改善しようとする子に向いています。

バス通学を前向きに受け入れられる子

中等部は駅から徒歩で通う学校ではなく、小作駅・秋川駅から路線バス、八王子方面からスクールバスを利用します。

自然豊かな環境を得られる一方、電車とバスの乗り継ぎや、決められた発車時刻に合わせた行動が必要です。

バスの中で静かに過ごせる子や、毎朝決まった時間に自宅を出る生活を続けられる子に向いています。

クラブ活動や補習へ参加する場合は、帰宅時刻が遅くなることもあります。本人だけでなく、家庭も6年間の通学を支えられるかを確認しましょう。

家庭が学校の教育方針を理解していることも重要

学校との相性は、本人の性格だけで決まるものではありません。

医学・難関大コースでは放課後学習、一貫進学コースでは東海大学への付属推薦を見据えた日々の成績管理など、コースによって求められる学習や費用が異なります。

さらに、給食、スクールバス、教材、ICT機器、修学旅行、クラブ活動、希望制の海外研修などにも費用がかかります。

家庭では、学校の教育方針、通学、学習量、進路制度、中高6年間の費用について理解したうえで、本人の挑戦を支える必要があります。

相性を慎重に確認したいケース

次のような希望が強い場合には、学校説明会や授業見学を通して、本人との相性を慎重に確認しましょう。

  • 駅から徒歩で通える学校を強く希望している
  • バスの発車時刻に合わせて行動することが苦手
  • 土曜日は習い事や家庭の予定を優先したい
  • 自然観察や校外活動をできるだけ避けたい
  • グループ活動や学校行事へ参加したくない
  • クラブ活動と学習の両立に不安がある
  • 大学進学まで自動的に保証される学校を求めている
  • オンライン学習やICT機器の利用に強い抵抗がある
  • 都市部の便利でにぎやかな学校生活を希望している
  • 進学実績だけを重視し、体験学習は必要ないと考えている

一つでも当てはまれば不向きというわけではありません。例えばバス通学に不安があっても、実際に乗ってみると負担を感じない場合があります。

反対に、自然環境や施設に魅力を感じても、毎日の通学時間が長すぎれば、家庭学習や睡眠へ影響する可能性があります。

学校見学で確認したいポイント

東海大学菅生高等学校中等部では、学校説明会、オープンスクール、理科実験教室、菅生祭、クラブ体験などが行われます。

参加する際には、施設を見るだけでなく、本人が6年間を過ごす姿を想像できるかを確認しましょう。

  • 自然豊かな環境を本人が気に入っているか
  • 先生と生徒の距離感が本人に合っているか
  • 医学・難関大コースと一貫進学コースのどちらが合うか
  • 授業や体験活動へ積極的に参加できそうか
  • 興味を持てるクラブや学校行事があるか
  • 給食やカフェテリアの雰囲気を楽しめそうか
  • 小作駅・秋川駅・八王子方面から無理なく通えるか
  • クラブ活動後の帰宅時刻を家庭で受け入れられるか
  • 中等部から高等学校へ進学した後の生活も想像できるか
  • 東海大学への推薦条件や他大学受験への対応に納得できるか

保護者が学校を気に入っていても、実際に毎日通うのは本人です。校舎へ入ったときの印象や、在校生の様子を見たときの本人の反応も大切にしましょう。

全ての特徴に当てはまる必要はない

入学前から、学習、スポーツ、英語、プログラミング、自然観察の全てが得意である必要はありません。

東海大学菅生高等学校中等部の環境を生かせるのは、既に多くの力を持っている子だけではなく、入学後に新しいことを経験し、自分の可能性を広げたい子です。

苦手なことがあっても、先生や仲間の支えを受けながら挑戦し、失敗から学ぼうとする姿勢があれば成長できます。

自然の中でのびのびと過ごしながら、教科学習、科学、デジタル技術、国際交流、行事、クラブ活動へ幅広く挑戦し、自分に合った進路を見つけたい子に、特に向いている学校といえるでしょう。

まとめ|自然・STEAM教育・東海大学連携を生かして成長できる学校

東海大学菅生高等学校中等部は、東京都あきる野市の豊かな自然に囲まれた環境で、中高6年間の学びを積み重ねる私立共学校です。

学校が掲げる「自然が教科書だ。」という言葉のとおり、里山や生き物を活用した環境教育を行いながら、DX教育、STEAM教育、国際交流、クラブ活動など、教室の外へ広がる体験を大切にしています。

また、東海大学との連携を生かし、大学の教授による授業やキャンパス見学を通して、中学生の段階から学問や将来の進路について考えられることも特徴です。

東海大学菅生高等学校中等部の主な魅力

特色主な内容
豊かな自然環境里山での自然観察やフィールドワークを日常の学習へ生かす
2つのコース医学・難関大コースと一貫進学コースから進路目標に合った学びを選ぶ
東海大学との連携大学見学、出前授業、付属推薦制度を通して進路の可能性を広げる
DX・STEAM教育プログラミング、データ分析、ドローン、生成AIなどを学習へ活用する
国際教育オンライン英会話、海外の生徒との交流、希望者対象の海外研修を行う
学習支援朝学習、補習、オンライン授業、自習支援によって日々の学習を支える
充実した施設メディアセンター、給食を提供するカフェテリア、体育館、人工芝グラウンドを備える
活発なクラブ活動運動、芸術、音楽、科学、環境など幅広い活動へ挑戦できる

自然を身近な教材として活用

東海大学菅生高等学校中等部の大きな特色は、自然豊かな立地を学校教育へ積極的に取り入れていることです。

自然観察、野鳥観察、風景スケッチ、郷土学習などを通して、校舎周辺の環境へ目を向けます。動植物を見つけて終わるのではなく、観察した内容を記録し、疑問を持ち、調査や発表へつなげます。

都市部では得にくい自然体験と、理科や総合学習を結びつけられることは、この学校ならではの魅力です。

進路目標に応じた2コース制

中等部には、「医学・難関大コース」と「一貫進学コース」があります。

医学・難関大コースでは、東海大学医学部を含む医学部や難関大学への現役合格を目指し、通常授業にオンライン学習や対面補習を組み合わせます。

一貫進学コースでは、朝学習、少人数授業、補習などを通して基礎学力を固め、東海大学への付属推薦を中心とした進路を目指します。

入学後の学習量や進路の方向性はコースによって異なるため、偏差値や名称だけでなく、本人が6年間継続して取り組めるかを考えて選ぶことが大切です。

東海大学との連携が将来の選択肢を広げる

東海大学には、文系・理系だけでなく、医学、海洋、航空宇宙、情報、建築、農学、スポーツなど、多彩な学問分野があります。

大学見学や教授による授業を通して、大学でどのような研究が行われているのかを早い段階から知ることができます。

将来の目標がまだ決まっていない生徒にとっても、さまざまな学問に触れながら、自分の興味を探せる環境です。

但し、東海大学への進学は自動的に決まるものではありません。付属推薦制度を利用するためには、高等学校での成績や学園試験など、所定の基準を満たす必要があります。

デジタル技術を使って課題を解決

DX・STEAM教育では、ICT機器を使って資料を見るだけでなく、プログラミング、データ分析、ドローン、生成AIなどを学びます。

自然観察で集めたデータを表やグラフに整理したり、調査結果を発表資料へまとめたりするなど、デジタル技術を実際の学習へ結びつけます。

情報をそのまま受け取るのではなく、正確さを確かめ、目的に応じて活用する力を身につけられることも特徴です。

学習・クラブ・行事をバランスよく経験

学校生活では、土曜授業、朝学習、定期試験、検定、クラブ活動、学校行事など、多くの活動があります。

スポーツ大会、菅生祭、北海道修学旅行、音楽祭などでは、仲間と役割を分担しながら、一つの目標へ向かいます。

クラブ活動では、人工芝グラウンドや体育館などの施設を利用し、全国大会や東京都大会を目指すクラブもあります。

勉強だけ、クラブだけに偏るのではなく、さまざまな経験を通して、自主性、協調性、責任感を育てたい生徒に適した環境です。

給食と校内の学習環境も魅力

校舎「学びの城」には、図書・パソコン・自習スペースを備えたメディアセンターがあります。

放課後には、宿題、定期試験、検定対策などへ取り組み、分からないことを先生へ質問できます。

最上階のカフェテリアでは給食が提供されるため、生徒は友人と食事を楽しみ、家庭は毎日の弁当づくりの負担を軽減できます。

学習、食事、運動、クラブ活動を学校内で行える施設がそろっていることも、充実した学校生活を支えています。

入学前に確認しておきたいポイント

魅力の多い学校ですが、本人や家庭との相性を慎重に確認したい点もあります。

  • 小作駅・秋川駅・八王子方面からのバス通学を6年間続けられるか
  • 土曜授業を含む生活リズムに対応できるか
  • 医学・難関大コースと一貫進学コースのどちらが合っているか
  • クラブ活動と家庭学習を両立できるか
  • 自然体験やグループ活動を楽しめそうか
  • 中等部から高等学校へ進学した後の校舎や通学経路も確認したか
  • 東海大学への推薦条件や他大学受験への支援に納得できるか
  • 給食、スクールバス、教材、ICT機器、行事などを含む費用を準備できるか

特に通学については、地図上の時間だけで判断せず、実際に利用する予定の電車とバスで学校を訪れることが大切です。

入試は国語・算数の基礎力が重要

直近の一般入試は、国語と算数による2科入試で行われています。

算数では計算、一行問題、割合、速さ、図形などの基本分野を確実に得点し、国語では漢字・語句と読解問題で失点を抑えることが重要です。

医学・難関大コースは一貫進学コースより高い合格基準となりますが、スライド合格制度もあります。

複数回入試や同時出願の制度を活用しながら、志望コースに合った受験計画を立てましょう。

東海大学菅生高等学校中等部に向いている子

東海大学菅生高等学校中等部は、次のような子に特に向いています。

  • 自然や生き物に興味がある子
  • 実験やものづくりを通して学びたい子
  • 東海大学の幅広い学部から将来の進路を考えたい子
  • 医学部や難関大学を目標に努力したい子
  • プログラミングやデータ分析に関心がある子
  • 英語や海外交流へ挑戦したい子
  • スポーツやクラブ活動へ本格的に取り組みたい子
  • 先生の支援を受けながら基礎から学力を伸ばしたい子
  • 学校行事へ積極的に参加したい子
  • 中高6年間で自分の興味や進路を見つけたい子

学校見学で本人の反応を確かめる

東海大学菅生高等学校中等部を検討する際には、学校説明会、オープンスクール、菅生祭、クラブ体験などへ参加しましょう。

施設や教育内容の説明を聞くだけでなく、在校生の様子、先生との距離感、給食を取るカフェテリア、クラブ活動、校舎周辺の自然を実際に確認することが重要です。

保護者が東海大学との連携や進路制度を気に入っていても、毎日通学し、学校生活を送るのは本人です。

本人が校舎や自然環境を見て「ここで学びたい」と感じられるかを、学校選びの大切な判断材料にしましょう。

自然と大学連携を生かして可能性を広げる学校

東海大学菅生高等学校中等部は、自然豊かな環境、東海大学との連携、2つのコース、DX・STEAM教育、充実したクラブ活動を組み合わせた学校です。

基礎学力を着実に身につけながら、自然、科学、英語、デジタル技術、スポーツ、芸術などの多様な分野へ挑戦できます。

東海大学への進学を目指す生徒にも、医学部や難関大学へ挑戦したい生徒にも、それぞれの目標に応じた学びが用意されています。

豊かな自然の中でのびのびと成長し、東海大学との連携や体験的な学びを通して、自分に合った将来を見つけたい受験生にとって、魅力的な選択肢となる学校といえるでしょう。

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