【2026年版】中村中学校の評判は?「100年ライフ」を見据えたキャリア教育と国際教育が魅力の女子校を徹底解説!

中学受験
  1. 学校の概要|100年以上の歴史を持つ清澄白河の女子中高一貫校
    1. 少人数ならではのアットホームな校風
    2. 「100年ライフ」を見据えた教育
    3. 伝統を大切にしながら新しい教育にも対応
  2. アクセスと立地環境|清澄白河駅から徒歩約3分の落ち着いた学習環境
    1. 半蔵門線と大江戸線を利用できる便利な立地
    2. 駅から学校までが近く通学しやすい
    3. 清澄庭園と清澄公園に面した緑豊かな環境
    4. 文化と新しさが共存する清澄白河エリア
  3. 教育方針とカリキュラム|「100年ライフ」を見据えたキャリア教育と国際教育
    1. 主要教科を手厚く学ぶ中学校のカリキュラム
    2. 4技能をバランス良く伸ばす英語教育
    3. 答えのない問いに取り組む探究学習
    4. 6年間を通した独自のキャリアデザイン
    5. 高校では目標に応じた3コースを設置
  4. 学習環境と施設設備|清澄庭園の緑を望む校舎と充実した学習支援
    1. 清澄庭園の緑を望む図書室「コリドール」
    2. 明るく開放的な新館「LADY」
    3. 授業外の学習を支える放課後学習システム
    4. 実験・発表・文化活動を支える多様な施設
    5. 温かい食事を購入できる「CAFE MiyakoDori」
    6. 専任カウンセラーに相談できる「バウム」
    7. 災害時を想定した安全対策
  5. 学校生活と行事|体験と発表を通して主体性を育てる6年間
    1. 朝読書から始まる落ち着いた一日
    2. 学年を越えて盛り上がる体育祭
    3. 生徒の個性が表れる文化祭「清澄祭」
    4. 1年間の探究成果を共有する「NQフェスタ」
    5. 中学1年の研修合宿で仲間との関係を築く
    6. 深川の歴史を学び、英語で伝える地域学習
    7. 実践的な英語力を磨く海外サマースクール
    8. 平和・歴史・文化を学ぶ中学3年の修学旅行
    9. 芸術・キャリア・社会へ視野を広げる行事
    10. 中村中学校の主な年間行事
  6. クラブ活動|26の部活動で仲間と目標に向かう放課後
    1. 中村中学校の運動部
    2. 中村中学校の文化部
    3. 全国優勝30回以上の歴史を持つバレーボール部
    4. 活動頻度は部によって異なる
    5. 文化祭や学校説明会が発表の舞台
    6. 少人数校だからこそ得られる役割とつながり
  7. 進学実績と卒業後の進路|少人数校ならではの支援で多様な大学進学を実現
    1. 現役で大学へ進学する生徒が多い
    2. 国公立大学から難関私立大学まで幅広い進学先
    3. 2025年度は卒業生49名がそれぞれの進路へ
    4. 指定校推薦枠も充実
    5. 学校推薦型・総合型選抜を活用する生徒が多い
    6. 一般選抜にも対応する学習支援
    7. 中学生の段階から進路を考える
    8. 海外大学も選択肢に入る国際コース
    9. 進学実績を見る際のポイント
  8. 学費や諸経費について|初年度は約150万円、中高6年間の費用も確認
    1. 中学入学時に必要となる費用
    2. 毎年必要となる学費と諸経費
    3. 中学初年度に必要となる費用の目安
    4. 希望者に別途必要となる費用
    5. 中学校3年間では約353万円が基本的な目安
    6. 高校進学時にも入学金や用品代が必要
    7. 特待生・奨学金などの支援制度
  9. 入試情報と合格の目安|多様な入試方式から自分の強みを生かして受験できる
    1. 2027年度入試の主な日程
    2. 一般入試は2科・4科から選択
    3. 英検資格を入試得点として利用できる
    4. 特待生入試は一般スライド合格もある
    5. 都立中高一貫校志望者に対応する適性検査型入試
    6. 小学校時代の経験を評価するポテンシャル入試
    7. 活動アピール型
    8. 英語型
    9. 2026年度入試の倍率
    10. 2026年度一般入試の合格最低点
    11. 偏差値は模試と入試方式によって大きく異なる
    12. 複数回受験による考慮がある
    13. 合格に向けた対策のポイント
  10. 併願校パターン|難易度と入試日程から考える女子校の受験プラン
    1. チャレンジ校|中村中学校より高い学力水準を目指す女子校
    2. 標準校|中村中学校と併願しやすい女子校
    3. 安全校|早い段階で合格を確保したい場合の候補
    4. 中村中学校を第一志望とする場合の併願例
    5. チャレンジ校を第一志望とする場合の併願例
    6. 適性検査型入試を利用する場合の併願例
    7. 英語資格を生かす場合の併願例
    8. 併願校を決める際の注意点
  11. 在校生・保護者の声|先生との距離が近く安心して挑戦できる温かな校風
    1. 学校説明会や清澄祭で感じた温かな雰囲気
    2. 先生が生徒の個性や変化を見守ってくれる
    3. 先輩が身近な相談相手になる
    4. 行事や探究活動を通して主体性が育つ
    5. 友人と安心して過ごせる居場所が見つかりやすい
    6. 保護者と学校のつながりも深い
    7. 進路について早い段階から相談できる
    8. 在校生・保護者の声から見える中村中学校の魅力
  12. この学校に向いている子の特徴|温かな少人数環境で自分らしい将来を考えたい子
    1. 少人数で先生との距離が近い環境を好む子
    2. 温かくアットホームな校風を求める子
    3. 英語を実際に使えるようになりたい子
    4. 自分で問いを立てて調べることが好きな子
    5. 文章や発表による表現力を伸ばしたい子
    6. 将来の進路をじっくり考えたい子
    7. 学習習慣を整えながら力を伸ばしたい子
    8. 女子だけの環境でさまざまな役割に挑戦したい子
    9. 部活動や行事にも積極的に参加したい子
    10. 清澄白河へ無理なく通学できる子
    11. 中村中学校との相性を確認するチェックポイント
    12. 入学前に慎重に確認したいケース
  13. まとめ|清澄白河の温かな環境で自分らしい将来を描ける伝統女子校
    1. 中村中学校の主な魅力
    2. 少人数だからこそ一人ひとりに役割がある
    3. 英語・探究・キャリア教育がつながっている
    4. 進学実績は人数だけでなく進路の多様性にも注目
    5. 学費は中高6年間を見通して検討
    6. 多彩な入試方式を生かせる学校
    7. 中村中学校が特に向いている家庭
    8. 学校見学では日常の雰囲気を確認しよう

学校の概要|100年以上の歴史を持つ清澄白河の女子中高一貫校

中村中学校は、東京都江東区清澄に位置する私立の女子中学校です。中村高等学校を併設し、中高6年間を通して、生徒一人ひとりの個性や将来像に寄り添う教育を行っています。

都営大江戸線・東京メトロ半蔵門線の清澄白河駅から徒歩約3分という通いやすい場所にありながら、学校の周辺には清澄庭園や清澄公園の緑が広がっています。都心へのアクセスと落ち着いた学習環境を両立している点は、中村中学校の大きな魅力です。

学校名中村中学校
所在地東京都江東区清澄2丁目3番15号
学校区分私立・女子校
教育形態中高一貫教育
最寄り駅都営大江戸線・東京メトロ半蔵門線「清澄白河駅」
併設校中村高等学校

少人数ならではのアットホームな校風

中村中学校は、比較的小規模な学校ならではの生徒と教員の距離の近さを大切にしています。教員が生徒の学習状況だけでなく、日々の変化や学校生活の様子にも目を配りやすく、質問や相談をしやすい雰囲気があります。

大規模校の活気よりも、互いの顔が見える環境の中で、先生や友人とのつながりを深めながら成長したい生徒に適した学校です。女子校らしい穏やかさがある一方、行事や探究活動では、生徒が自ら考えて行動することも重視されています。

「100年ライフ」を見据えた教育

中村中学校では、学校卒業後まで続く長い人生を「100年ライフ」と捉え、将来の変化に柔軟に対応しながら、自分らしい生き方を選択できる女性の育成を目指しています。

大学合格だけを最終目標とするのではなく、日々の授業や探究学習、国際教育、キャリア教育を通して、自分の興味や得意分野、社会との関わり方について考えていく点が特徴です。中学段階から幅広い体験を重ねることで、将来の進路を自分の言葉で説明し、主体的に選べる力を養います。

伝統を大切にしながら新しい教育にも対応

100年以上の歴史を持つ伝統校として、礼儀や思いやり、人とのつながりを大切にする一方、ICTを活用した授業や英語教育、プレゼンテーション、地域と連携した探究活動など、現代社会に対応した教育も積極的に取り入れています。

長い歴史の中で培われてきた温かな校風と、これからの時代を生きるための学びを組み合わせていることが、中村中学校ならではの特色といえるでしょう。

なお、東京都練馬区には「練馬区立中村中学校」がありますが、本記事で紹介するのは、江東区清澄にある私立女子校の中村中学校です。

アクセスと立地環境|清澄白河駅から徒歩約3分の落ち着いた学習環境

中村中学校は、東京都江東区清澄にあり、東京メトロ半蔵門線・都営大江戸線「清澄白河駅」A3出口から徒歩約3分の場所に位置しています。駅から学校までの距離が短く、毎日の通学負担を抑えやすいことは、中高6年間通う学校を選ぶ上で大きな魅力です。

所在地東京都江東区清澄2丁目3番15号
最寄り駅東京メトロ半蔵門線・都営大江戸線「清澄白河駅」
利用出口A3出口
駅からの所要時間徒歩約3分
周辺環境清澄庭園、清澄公園、深川図書館など

半蔵門線と大江戸線を利用できる便利な立地

清澄白河駅には、東京メトロ半蔵門線と都営大江戸線の2路線が乗り入れています。半蔵門線は大手町、九段下、渋谷方面へつながり、東武線とも相互直通運転を行っているため、東京都東部だけでなく、都心部や埼玉県方面からも通学を検討できます。

大江戸線は両国、上野御徒町、飯田橋、新宿、六本木方面を結んでおり、都内の幅広い地域からアクセスしやすい路線です。複数の経路を利用できるため、交通事情に応じて通学ルートを選びやすいことも利点といえるでしょう。

駅から学校までが近く通学しやすい

清澄白河駅のA3出口から学校までは徒歩約3分です。駅から校門までの道のりが短いため、雨の日や荷物の多い日にも比較的通いやすく、保護者にとっても安心材料の一つになります。

学校の正門前を通る道路は、創立100周年を記念して「清澄庭園・中村学園通り」と名付けられています。学校は地域とのつながりも大切にしており、清澄白河の街全体を学びの場として活用する教育活動も行っています。

清澄庭園と清澄公園に面した緑豊かな環境

校舎の南側には、都内有数の日本庭園として知られる清澄庭園と、広々とした清澄公園があります。都心に近い学校でありながら、四季の変化を感じられる緑豊かな環境に恵まれています。

校舎内から庭園や公園の緑を眺められる場所もあり、都市部の利便性と落ち着いた学習環境を両立しています。清澄公園は、授業や学年活動などで利用されることもあり、学校周辺の自然や地域環境が日々の教育にも生かされています。

文化と新しさが共存する清澄白河エリア

清澄白河は、深川の歴史や文化が残る一方、現代美術館やカフェなどが集まる街としても知られています。学校周辺には深川図書館をはじめとする文化施設もあり、地域の歴史、文化、産業について学ぶ機会を得やすい環境です。

駅から近い便利な立地、清澄庭園と清澄公園に囲まれた穏やかな環境、地域と結び付いた学びの機会がそろっていることが、中村中学校の立地面における大きな特徴です。学校説明会や文化祭を訪れる際には、駅から校門までの道のりだけでなく、周辺の落ち着いた雰囲気も確認しておくとよいでしょう。

教育方針とカリキュラム|「100年ライフ」を見据えたキャリア教育と国際教育

中村中学校では、大学合格だけを教育の最終目標とせず、その先に続く長い人生を豊かに生きる力を育てることを重視しています。学校が掲げるのは、「100年ライフ」を自ら切り拓く自主自律型学習者の育成です。

教育の柱として、教科の知識や技能を表す「認知型学力」と、数値では測りにくい思考力、行動力、協働性などを表す「非認知型智力」の両方を掲げています。基礎学力を着実に身につけながら、社会の変化に対応し、自分で考えて行動できる力を伸ばしていく教育が特徴です。

教育の柱主な内容
認知型学力国語、数学、英語、理科、社会を中心とした基礎学力、論理的思考力、読解力、表現力
非認知型智力協働性、行動力、自己管理力、問題発見・解決力、状況の変化に対応する力
キャリアデザイン将来の自分を思い描き、進路や生き方を主体的に選択する力
Glocal教育地域を深く学びながら、世界的な視野と英語による発信力を育てる教育

主要教科を手厚く学ぶ中学校のカリキュラム

中学校では、国語、数学、英語、理科、社会の5教科を学習の基本としています。特に国語、数学、英語は、3年間を通して週5時間ずつ設定されており、高校での学習や大学進学に必要となる土台を段階的に築きます。

教科・科目中学1年中学2年中学3年
国語週5時間週5時間週5時間
数学週5時間週5時間週5時間
英語週5時間週5時間週5時間
英会話週1時間週1時間週1時間
総合的な学習の時間週1.5時間週2時間週2時間

国語では、文章を正確に読み取る力に加え、作文、小論文、レポートなどを通して、考えを言葉にする力を養います。読書も重視されており、全ての教科の土台となる語彙力や読解力を育てていきます。

数学では、答えを求めることだけでなく、結論に至るまでの考え方や過程を大切にしています。習熟度に応じた授業と家庭学習を連動させることで、生徒それぞれの理解度に合わせた学力向上を図っています。

理科では実験や観察を取り入れ、知識を実際の現象と結びつけながら学びます。社会では地理、歴史、公民に加え、校外学習やレポート、個人発表、グループ学習を通して、学んだ知識を自分の言葉で表現する機会が設けられています。

4技能をバランス良く伸ばす英語教育

英語では、「読む・書く・聴く・話す」の4技能をバランス良く伸ばし、試験で得点するためだけではなく、相手と意思疎通できる英語力の習得を目指しています。

通常の英語授業に加えて、3年間を通して英会話の時間が設定されています。授業や校外活動などで実際に英語を使う機会を設け、学んだ語彙や文法を、自分の言葉として表現する力へつなげていきます。

中村中学校の国際教育は、単に海外へ目を向けるだけではありません。まず、自分たちが暮らす地域の歴史や文化を理解し、それを海外の人に伝える「Global+Local=Glocal」という考え方を大切にしています。

中学1年では「深川めぐり」を通して地域の文化や歴史を学び、中学2年の国内ウィンタースクールでは、学んだ内容を英語で紹介します。身近な地域への理解を出発点として、世界に向けて発信する力を育てる点が特徴です。

答えのない問いに取り組む探究学習

探究活動では、与えられた問題に正解するだけでなく、生徒自身が疑問を持ち、問いを立てることから学びを始めます。

  1. 問いを立てる
  2. 必要な情報を収集する
  3. 情報を整理・分析する
  4. 自分の考えをまとめる
  5. 発表して他者から評価を受ける
  6. 新たな問いを見つける

このサイクルを繰り返すことで、問題発見力、情報活用力、論理的思考力、表現力を身につけます。作文やレポート、プレゼンテーション、グループワークなど、自分の考えを文字や言葉で表現する機会が多いことも、中村中学校の学びの特色です。

また、学習記録や予定を手帳に書く習慣を通して、目標を立て、実行し、振り返って改善する自己管理力も育てます。教員から指示されたことをこなすだけでなく、自分で学習のサイクルを回せるようになることを目指しています。

6年間を通した独自のキャリアデザイン

中村中学校では、進路指導と進学指導を組み合わせた独自の「キャリアデザイン」を実践しています。大学受験を人生のゴールと捉えるのではなく、将来どのように働き、社会と関わり、どのような人生を送りたいのかを中学生の段階から考えていきます。

学校が育成を目指すのは、状況に応じて適切に考え、行動できる「Competency(機に応じて活動する力)」を備えた生徒です。中学3年間では、次のように段階を踏みながら自己理解と職業観を深めます。

学年キャリア教育の主な目標
中学1年自分の長所や特徴を知り、自己肯定感と他者を認める姿勢を育てる
中学2年企業や社会の仕組みを知り、興味や関心に基づく職業観を形成する
中学3年高校卒業後の進路を知り、将来に向けた幅広い選択肢を考える

高校では学部・学科研究や進路探究を進め、最終的には「30歳からの自分」を具体的に思い描けるようにします。中高6年間を通して、なりたい自分に近づくために何を学び、どのように行動するべきかを考える仕組みです。

高校では目標に応じた3コースを設置

中学校卒業後は、中村高等学校の「先進コース」「探究コース」「国際コース」で、それぞれの興味や進路目標に応じた学びを深めます。

コース主な特徴
先進コース教科学習、英語、探究、STEAM教育をバランス良く学び、幅広い大学進学に対応する
探究コース個人探究、PBL型学習、フィールドワークなどを通して、自分の興味を深く掘り下げる
国際コース充実した英語学習と海外留学を軸に、自己表現力、コミュニケーション能力、問題解決力を育てる

先進コースでは、データサイエンスを含むSTEAM教育を取り入れ、文系・理系を問わず、情報を分析して活用する力を養います。探究コースでは、地元の深川や江東区を題材としたフィールドワークも行い、地域社会と結びついた課題に取り組みます。

国際コースでは、英語圏への留学を中心に、異なる文化や価値観を持つ人々と協働する力を育てます。留学前に研究テーマを設定し、留学中にフィールドワークを行い、帰国後にレポートやプレゼンテーションとして成果をまとめるなど、語学学習と探究活動が一体となっています。

基礎学力を固める教科学習、地域から世界へ視野を広げる国際教育、自分の将来を考えるキャリア教育が結びついていることが、中村中学校のカリキュラムの大きな特色です。

学習環境と施設設備|清澄庭園の緑を望む校舎と充実した学習支援

中村中学校の校舎は、清澄庭園と清澄公園に面した緑豊かな場所にあります。都心にありながら、校内から四季の変化を感じられることが特徴です。明るく開放的な本館校舎と新館「LADY」には、教室だけでなく、図書室、理科室、ホール、体育施設、カフェなど、生徒の学習と学校生活を支える多様な空間が整えられています。

主な施設特徴
コリドール本館最上階にある開放的な図書室
フェニックスホール講演会や発表などに利用される多目的ホール
物理・化学室実験や観察を通して科学的な思考力を養う特別教室
体育館体育の授業、部活動、学校行事などに利用
さくらの庭体育や部活動に使われる校庭・グラウンド
澄心庵日本文化に触れられる落ち着いた和室空間
新館LADYカフェ、学習スペース、コンピューター室などを備えた新館
カウンセリング・ルーム「バウム」学校生活や人間関係、学習、進路などを相談できる場所

清澄庭園の緑を望む図書室「コリドール」

本館は地下1階、地上7階の校舎で、西棟と東棟をつなぐ最上階には、空中図書館とも呼ばれる「コリドール」があります。窓からは清澄庭園や清澄公園の緑を眺めることができ、落ち着いて読書や調べ学習に取り組める空間です。

図書室は、本を借りる場所としてだけでなく、授業で生じた疑問を調べたり、探究学習に必要な資料を集めたりする場所としても活用されます。読書習慣を身につけるとともに、自分で情報を探し、比較し、考えをまとめる力を育てる学習拠点となっています。

明るく開放的な新館「LADY」

新館「LADY」は、限られた空間を有効に活用した明るく開放的な建物です。吹き抜けのある「プラットホーム」、オープンテラス、屋上の「みどりの庭」などがあり、生徒が授業の合間に過ごしたり、友人と交流したりできる場所が設けられています。

新館には、コンピューター室の「e-room」もあります。授業での情報収集、資料作成、プレゼンテーションなどに活用され、教科横断型の学習や探究活動を設備面から支えています。

校内ではICT機器を授業や家庭学習に活用し、教材の配信、課題の提出、情報収集、発表資料の作成などを行います。紙の教材とデジタル教材を目的に応じて使い分けることで、学習内容を効率良く整理し、自分の理解度に応じて学びを進められる環境が整えられています。

授業外の学習を支える放課後学習システム

中村中学校では、授業が終わった後の学習支援にも力を入れています。放課後学習システム「My Growing Tree」を利用すると、放課後や部活動終了後にも校内で学習を続けることができます。

自宅では集中しにくい生徒や、分からない部分をそのままにせず学校で解決したい生徒にとって、落ち着いて勉強できる場所が校内に用意されていることは大きな利点です。部活動と学習を両立しながら、その日の疑問を早めに解消する習慣を身につけやすくなっています。

さらに、AI教材「atama+」も導入されており、生徒一人ひとりの理解度や弱点に応じた学習に取り組めます。全員に同じ課題を与えるだけでなく、習熟度に合わせて必要な内容に戻りながら学べるため、基礎の定着や苦手分野の克服に役立ちます。

実験・発表・文化活動を支える多様な施設

物理・化学室では、実験や観察を通して、教科書で学んだ内容を実際の現象と結びつけます。実験結果を記録し、考察をまとめる過程を重視することで、知識を覚えるだけではなく、根拠に基づいて考える力を養います。

フェニックスホールは、講演会、発表会、学年活動などに利用される多目的な空間です。中村中学校ではプレゼンテーションや表現活動を重視しているため、多くの人の前で自分の考えを伝える経験を積む場所としても活用されています。

また、校内には和室の「澄心庵」があり、日本の伝統文化や礼儀作法に触れる活動にも利用されます。ICTや英語などの現代的な学びだけでなく、伝統文化を大切にする女子校らしい教育環境も整っています。

温かい食事を購入できる「CAFE MiyakoDori」

新館LADYの1階には、カフェ形式の食堂「CAFE MiyakoDori」があります。日替わりの食事や軽食などが販売されており、お弁当を持参できない日にも校内で昼食を購入できます。

このほか、校内の「Nストア」ではパンなどの軽食も販売されています。普段は家庭からお弁当を持参する生徒が多いものの、複数の昼食手段が用意されているため、家庭の都合や生徒の予定に合わせて利用できます。

専任カウンセラーに相談できる「バウム」

カウンセリング・ルーム「バウム」では、臨床心理士の資格を持つ専任のスクールカウンセラーに相談できます。友人関係、学習、進路、自分自身についての悩みなど、学校生活に関する幅広い相談に対応しています。

個人での相談だけでなく、グループで利用することもでき、プライバシーにも配慮されています。小規模校ならではの教員との距離の近さに加え、専門家へ相談できる体制があることで、思春期の生徒の心の成長を支えています。

災害時を想定した安全対策

校舎は大規模な地震を想定した耐震基準を満たし、災害時には生徒を校内で安全に保護する体制が整えられています。交通機関が停止して帰宅できない場合に備え、保存水、食料、毛布、簡易トイレなどの備蓄品も用意されています。

新館と本館には複数のAEDが設置され、専任教職員は救命講習を受講しています。また、さまざまな状況を想定した避難訓練や、帰宅経路別の集合訓練も行い、生徒が登下校中の災害にも協力して対応できるよう備えています。

なお、中村中学校には校内プールはなく、水泳の授業も実施されていません。学校案内を比較する際には、温水プールを備えているという古い情報や誤った情報と混同しないよう注意が必要です。

清澄庭園の自然を身近に感じられる校舎、探究やICT学習を支える設備、放課後の学習支援、食事や相談、安全面を支える仕組みがそろっていることが、中村中学校の学習環境の特色です。

学校生活と行事|体験と発表を通して主体性を育てる6年間

中村中学校の学校生活は、落ち着いて学習に取り組む日常と、生徒が主体となって活動する学校行事の両方を大切にしています。体育祭や清澄祭といった中高合同の行事に加え、研修合宿、地域学習、国内外の語学研修、修学旅行、探究成果の発表など、学年ごとの成長段階に合わせた体験が用意されています。

行事を単なる思い出づくりで終わらせず、授業で学んだ知識を実際の社会や地域と結びつけることが特徴です。準備、役割分担、当日の運営、振り返りまでを経験することで、協働する力や自分の考えを表現する力を育てます。

朝読書から始まる落ち着いた一日

中村中学校の一日は、朝のホームルームと10分間の朝読書から始まります。静かな環境で本を読むことで気持ちを整え、授業に集中する準備をします。

時間・場面主な内容
8時25分まで登校
ホームルーム、10分間の朝読書
午前50分授業を4時限
昼休み教室や校内カフェなどで昼食
午後授業、終礼、清掃
放課後部活動、個人面談、質問、自主学習など
17時30分通常の最終下校

平日は原則として6時限、土曜授業日は4時限の授業が行われます。放課後は、部活動に参加するほか、教員へ質問したり、校内の学習支援を利用して勉強したりと、それぞれの目標に合わせて過ごします。

少人数校であるため、生徒同士だけでなく教員との距離も近く、学習面や学校生活について相談しやすい雰囲気があります。友人とにぎやかに過ごす時間と、落ち着いて自分の学習に向き合う時間の両方を持ちやすい学校生活です。

学年を越えて盛り上がる体育祭

5月には、中学校と高等学校が一体となって取り組む体育祭が行われます。競技への参加だけでなく、係活動、応援、会場運営などを通して、一人ひとりが自分の役割を果たします。

中学生にとっては、高校生が学校全体をまとめる姿を間近で見る機会でもあります。上級生から下級生へと行事運営の経験が受け継がれ、学年の枠を越えたつながりが生まれます。

高校3年生にとっては、体育祭が中村で過ごす最後の大きな学校行事となります。最高学年を中心に全校が力を合わせるため、競技の結果だけでなく、生徒の成長や6年間のつながりを感じられる行事です。

生徒の個性が表れる文化祭「清澄祭」

秋に行われる「清澄祭」は、中村中学校・高等学校の文化祭です。クラスによる企画、部活動の発表、授業や探究活動の成果展示など、多彩な催しが行われます。

実行委員会や校友会の生徒を中心に準備を進め、企画の立案、役割分担、広報、装飾、当日の運営まで、生徒が主体的に関わります。仲間と意見を出し合い、一つの企画を形にする過程は、協働性や責任感を身につける機会となっています。

清澄祭は受験生や保護者にも公開されるため、在校生の様子や生徒同士の関係、部活動の雰囲気を直接確認できる貴重な機会です。学校説明会だけでは分かりにくい、生徒の自然な表情や学校全体の温かさを感じやすい行事といえるでしょう。

1年間の探究成果を共有する「NQフェスタ」

2月には、探究活動の成果を発表する「NQフェスタ」が行われます。各学年に設定されたテーマについて、生徒が1年間かけて調査、分析、考察した内容を、発表や展示などの形で学校全体に共有します。

発表に向けて、生徒は次のような過程を経験します。

  1. 身近な疑問や社会課題から問いを立てる
  2. 書籍、インターネット、フィールドワークなどで情報を集める
  3. 集めた情報を比較し、自分なりの考えをまとめる
  4. 資料やスライドを作成する
  5. 人前で発表し、質問や意見を受ける
  6. 発表後に学びを振り返る

正解が一つに決まらない課題に取り組むことで、情報を集める力、論理的に考える力、相手に分かりやすく説明する力を伸ばします。上級生や他学年の発表を見ることも、新たな興味や次の探究テーマを見つけるきっかけになります。

中学1年の研修合宿で仲間との関係を築く

中学1年では、入学後の早い段階にオリエンテーションが行われ、学校生活のルール、学習方法、ICT機器の使い方、放課後学習の仕組みなどを確認します。新しい環境に少しずつ慣れながら、中村中学校の生徒としての生活を始めます。

6月には、仲間との協力や信頼関係を育てる研修合宿が行われます。近年は箱根を舞台に、グループで課題を解決する活動や自然体験などに取り組んでいます。

研修では、中村が大切にする次の「3つのS」を実践することも重視されています。

  • Self-control:自分自身を律すること
  • Self-government:自分たちで考え、行動すること
  • Social Service:他者や社会のために行動すること

入学直後は、友人関係や新しい学校生活に不安を感じる生徒もいます。宿泊を伴う共同生活やグループ活動を経験することで、クラスメートの新しい一面を知り、中学校生活の土台となる関係を築いていきます。

深川の歴史を学び、英語で伝える地域学習

中学1年では、学校のある深川・清澄白河周辺を歩いて学ぶ「深川めぐり」が行われます。史跡、寺社、文化施設、街並みなどを実際に見学し、地域の歴史や文化について理解を深めます。

ここで学んだ内容は、中学2年の国内ウィンタースクールへとつながります。地域について調べたことを英語で説明する活動などを通して、自分たちの暮らす地域を海外の人に伝える発信力を養います。

世界について学ぶ前に、まず自分の身近な地域を知るという考え方は、中村中学校が掲げる「Global+Local=Glocal」の教育を象徴する取り組みです。

実践的な英語力を磨く海外サマースクール

中学2年・3年の希望者を対象として、夏休みに海外サマースクールが実施されています。近年はアメリカのデンバーを訪れ、ホームステイをしながら、現地校での授業やフィールドワークに参加しています。

研修中は、学校の授業で身につけた英語を実際の生活で使います。伝えたい内容が思うように伝わらない経験や、異なる文化・生活習慣に触れる経験を通して、語学力だけでなく、自分から行動する力や多様な価値観を受け入れる姿勢を育てます。

参加者は事前に研究テーマを決め、現地で調査を行い、帰国後に成果を発表します。そのため、海外を訪れること自体が目的ではなく、英語、探究、異文化理解を結びつけた学習プログラムとなっています。

海外サマースクールは希望制で、参加費が別途必要です。為替相場や研修内容によって費用が変動するため、参加を検討する場合は、実施年度の案内を確認する必要があります。

平和・歴史・文化を学ぶ中学3年の修学旅行

中学3年の修学旅行では、近年、広島・奈良・京都を訪れています。広島では原爆ドームや平和記念資料館などを見学し、平和について考えます。奈良や京都では、寺社や歴史的建造物を巡り、日本の歴史と文化への理解を深めます。

教室で学んだ歴史を実際の場所で確かめ、資料や現地の人の話から学ぶことで、教科書だけでは得られない実感を伴った理解につなげます。また、3泊4日程度の共同生活を通して、自分で時間や持ち物を管理する力、周囲に配慮して行動する力も養います。

修学旅行は、中学校3年間を共に過ごしてきた仲間との絆を深めるとともに、高校進学を前に自分の成長を振り返る機会にもなっています。

芸術・キャリア・社会へ視野を広げる行事

このほかにも、中学生を対象とした芸術鑑賞、生き方講演会、新入生歓迎会、校友会選挙など、多様な行事が設けられています。

生き方講演会では、さまざまな分野で活動する社会人の話を聞き、働くことや自分らしい人生について考えます。芸術鑑賞では、舞台芸術や音楽などに触れ、授業とは異なる角度から感性を磨きます。

校友会の活動や選挙では、自分たちの学校生活をより良くするために何ができるかを考えます。生徒が意見を伝え、役割を引き受け、周囲と協力して実行する経験は、学校が目指す「機に応じて活動できる女性」の育成にもつながっています。

中村中学校の主な年間行事

時期主な行事
4月入学式、始業式、オリエンテーション、ネットリテラシー講習、新入生歓迎会
5月体育祭、1学期中間考査
6月中学1年研修合宿
7月1学期期末考査、校友会選挙、夏期講習
8月夏期講習、海外サマースクール
9月始業式、実力テスト、生き方講演会
10月清澄祭、深川めぐり、高校進学診断テスト
11月中学芸術鑑賞、2学期期末考査
12月中学3年修学旅行、中学2年国内ウィンタースクール、校友会選挙
2月NQフェスタ
3月3学期期末考査、卒業式、スキー教室

中村中学校の行事は、楽しさだけでなく、教科学習、探究、英語、キャリア教育と結びついている点が特徴です。少人数で互いの顔が見える環境の中、生徒は行事ごとに新しい役割へ挑戦し、中高6年間を通して少しずつ自信と主体性を身につけていきます。

クラブ活動|26の部活動で仲間と目標に向かう放課後

中村中学校・高等学校には、運動部11部、文化部15部の合計26部があります。競技力の向上を目指す部から、芸術や文化、科学、社会貢献に親しむ部まで幅広くそろっており、生徒は自分の興味や個性に合った活動を選べます。

中高生が同じ部活動で活動することも多く、同級生とのつながりだけでなく、先輩・後輩との関係を築けることが特徴です。上級生から技術や活動の進め方を学び、学年が上がると後輩を支える立場を経験することで、協調性や責任感も身につけていきます。

中村中学校の運動部

運動部活動の特徴
バレーボール部長い歴史を持つ中村を代表する部活動。基礎練習から大会出場まで段階的に取り組む
新体操部柔軟性や身体表現を磨き、演技の完成度を高める
サッカー部基礎技術を身につけながら、チームで協力してプレーする力を養う
バトン部バトンの技術と集団演技に取り組み、行事などで成果を発表する
テニス部基本的なフォームやラリー、試合形式の練習に取り組む
バスケットボール部基礎体力と技術を高め、チームワークを大切に活動する
バドミントン部フットワークやショットを磨き、試合で力を発揮できるよう練習する
ダンス部さまざまなジャンルのダンスに取り組み、文化祭などで発表する
卓球部ラケットの扱いや基本打法を身につけ、実戦形式の練習を行う
剣道部基本動作や技術とともに、礼儀や集中力を養う
ソフトボール部投球、捕球、打撃などの基礎を学び、仲間と協力して競技に取り組む

中村中学校の文化部

文化部活動の特徴
吹奏楽部合奏練習を重ね、学校行事や発表の機会に向けて演奏を仕上げる
家庭科部調理や手芸など、生活に関わるさまざまな制作活動に取り組む
茶道部茶道の作法を学び、日本文化への理解と落ち着いた所作を身につける
演劇部脚本、演技、演出などを部員で分担し、一つの舞台を作り上げる
書道部筆遣いや文字表現を学び、作品制作に取り組む
ハンドベル部一人ひとりが音を担当し、息を合わせて一つの曲を演奏する
理科部実験や観察を通して、身近な自然現象や科学への興味を深める
写真部校内外で撮影を行い、構図や表現方法を工夫して作品を制作する
放送部校内放送や学校行事の運営を支え、伝える技術を磨く
ボランティア部校内外の活動に参加し、地域や社会のために行動する姿勢を育てる
イラストレーション部個性を生かしたイラスト制作に取り組み、作品を発表する
軽音楽部楽器や歌の練習を重ね、バンドで演奏する楽しさを味わう
合唱部発声やハーモニーを磨き、仲間と声を合わせて楽曲を仕上げる
文芸部小説、詩、随筆などの創作を通して、言葉による表現力を高める
美術部絵画や造形などに取り組み、自分らしい表現を追求する

全国優勝30回以上の歴史を持つバレーボール部

中村の部活動を語る上で欠かせないのが、長い歴史を持つバレーボール部です。学校の歴史では、1940年に初めて日本一を達成しており、その後も全国大会で30回以上の優勝を重ねてきました。女子バレーボールの名門として築かれた伝統は、現在の活動にも受け継がれています。

現在の中学バレーボール部も、東京都私立中学校の大会や江東区内の大会などに参加しています。全国優勝を重ねた時代の実績だけを強調するのではなく、基礎練習を積み重ね、仲間とボールをつなぐ姿勢を大切にしていることが特徴です。

バレーボール部は活動日数が比較的多いため、入部を考える場合は、練習の頻度や学習との両立方法を学校見学や部活動体験で確認しておくとよいでしょう。

活動頻度は部によって異なる

部活動の頻度は、それぞれの活動内容や大会・発表会の時期によって異なります。学校の案内では、バレーボール部と吹奏楽部は週5日以上、そのほかの運動部は週3日から4日程度、文化部は週1日から3日程度の活動が中心とされています。

部活動の区分活動頻度の目安
バレーボール部・吹奏楽部週5日以上
そのほかの運動部週3日から4日程度
そのほかの文化部週1日から3日程度

しっかり練習して大会や発表会を目指したい生徒だけでなく、学習時間を確保しながら自分の興味を深めたい生徒も、活動頻度を考えて部を選びやすくなっています。ただし、活動日や終了時刻は年度、大会、行事の予定によって変わることがあります。

文化祭や学校説明会が発表の舞台

部活動の成果を披露する代表的な場が、秋の文化祭「清澄祭」です。演奏、演劇、ダンス、作品展示、実験、発表など、各部が日頃の活動を生かした企画を行います。

清澄祭では、競技大会の結果だけでは分からない部員同士の関係や、生徒がどのように企画を運営しているかも見ることができます。中村中学校を志望する受験生にとって、自分が入部したい部の雰囲気を確かめる機会にもなります。

学校が開催するオープンスクールでは、部活動体験が設けられることもあります。在校生と一緒に活動することで、練習内容や先輩との距離感、校内の雰囲気をより具体的に知ることができます。

少人数校だからこそ得られる役割とつながり

中村中学校の部活動では、少人数の環境だからこそ、中学生のうちから発表や運営の役割を任される機会があります。大人数の中で出番を待つだけではなく、自分の得意なことを生かしながら、部の活動を支える経験を積みやすい点が魅力です。

また、中高合同で活動する部では、高校生の姿を身近な目標にできます。中学入学時には先輩から教わる立場だった生徒が、学年が上がるにつれて後輩を支える立場へと成長していきます。

競技や作品制作の技術だけでなく、挨拶、時間管理、協力する姿勢、最後までやり遂げる力を育てられることが、中村中学校の部活動の大きな意義です。活動内容や練習頻度には違いがあるため、志望する部がある場合は、清澄祭やオープンスクールで実際の様子を見ておくと、入学後の学校生活をイメージしやすくなるでしょう。

進学実績と卒業後の進路|少人数校ならではの支援で多様な大学進学を実現

中村中学校・高等学校では、大学合格を最終目的とするのではなく、将来どのような人生を送りたいかを考えた上で、一人ひとりに適した進路を選ぶことを大切にしています。

卒業生数が数十名規模の小規模校であるため、大規模な進学校と比べると合格者の延べ人数は多くありません。しかし、生徒と教員の距離が近く、希望する学部・学科や選抜方式に応じた支援を受けやすいことが特徴です。

一般選抜だけでなく、学校推薦型選抜、総合型選抜、指定校推薦、海外大学進学などを含め、生徒それぞれの得意分野や学校生活での経験を生かした進路選択が行われています。

現役で大学へ進学する生徒が多い

学校案内では、大学への現役進学率は過去5年間の平均で88.0%とされています。例年、多くの生徒が卒業後すぐに4年制大学へ進学し、短期大学や専門学校、海外大学などを選ぶ生徒もいます。

進路に関する項目学校公表情報の概要
現役大学進学率過去5年間の平均で88.0%
主な進学方法一般選抜、学校推薦型選抜、総合型選抜、指定校推薦など
進学先の分野文系、理工系、医療・看護、薬学、教育、芸術、国際系など
海外進学英語圏やアジア圏の海外大学への進学例あり

なお、現役大学進学率は年度によって変動します。少人数校では、数名の進路によって割合が大きく変わることがあるため、単年度の数字だけではなく、複数年の傾向や実際の進学先を併せて見ることが大切です。

国公立大学から難関私立大学まで幅広い進学先

学校が公表している過去3年間の主な現役進学先には、国公立大学、難関私立大学、伝統ある女子大学、医療・薬学系大学、芸術系大学、海外大学などが含まれています。

大学群・分野主な現役進学先の例
国公立大学東京学芸大学、信州大学、都留文科大学など
難関私立大学慶應義塾大学、国際基督教大学、上智大学、青山学院大学、立教大学、法政大学、中央大学、学習院大学など
理系・医療系大学星薬科大学、日本赤十字看護大学、順天堂大学、東京農業大学など
女子大学日本女子大学、東京女子大学、津田塾大学、共立女子大学、大妻女子大学、昭和女子大学など
芸術系大学女子美術大学、武蔵野美術大学など
海外大学University of California, Merced、Temple University, Japan Campus、北京外国語大学など

進学先は文系学部に限らず、理工、薬学、看護・医療、食品・栄養、教育、芸術など幅広い分野に広がっています。中学・高校での探究活動やキャリア教育を通して、自分の興味を具体的な学部・学科へ結びつけていることが分かります。

2025年度は卒業生49名がそれぞれの進路へ

学校公式サイトに掲載されている2025年度進学実績は卒業生49名を対象としています。玉川大学、東洋大学、二松学舎大学、立正大学、麻布大学、東京家政大学など、さまざまな大学・学部への進学が確認できます。

一つの大学に多数の合格者を出すことよりも、少人数の卒業生がそれぞれの関心や将来像に合わせ、教育、心理、文学、スポーツ、獣医、医療、芸術などの分野へ進んでいることが、中村の進路実績を見る際のポイントです。

大学名だけで判断するのではなく、本人が学びたい分野と進学先が結びついているかを重視する進路指導が行われています。

指定校推薦枠も充実

中村高等学校には、多くの大学から指定校推薦枠が寄せられています。2025年度は、卒業学年の生徒1人につき約13.6校分に相当する指定校推薦枠が用意されていました。

主な指定校推薦枠には、次のような大学があります。

  • 青山学院大学
  • 立教大学
  • 学習院大学
  • 立命館大学
  • 立命館アジア太平洋大学
  • 成蹊大学
  • 獨協大学
  • 明治学院大学
  • 武蔵大学
  • 日本大学
  • 東洋大学
  • 駒澤大学
  • 日本女子大学
  • 東京女子大学
  • 津田塾大学
  • 大妻女子大学
  • 共立女子大学
  • 白百合女子大学
  • 東京農業大学
  • 工学院大学
  • Temple University, Japan Campus

このほかにも、女子美術大学、跡見学園女子大学、実践女子大学、東京家政大学、和洋女子大学など、女子教育に実績を持つ大学から多くの推薦枠があります。近年は、理学、工学、看護・医療、薬学、食品・栄養といった理系分野の指定校推薦枠も増えています

ただし、推薦枠の数が多いからといって、希望すれば誰でも利用できるわけではありません。校内選考では、高校3年間の学習成績に加え、出欠状況、学校生活への取り組み、志望理由などを含めて総合的に判断されます。

また、大学・学部ごとに評定平均や履修科目などの条件があり、推薦枠のある大学が毎年同じとは限りません。指定校推薦を視野に入れる場合も、中学・高校を通して日々の授業や定期考査に継続して取り組むことが重要です。

学校推薦型・総合型選抜を活用する生徒が多い

近年の大学入試では、学力試験の得点だけでなく、高校生活で取り組んだ活動、志望理由、探究成果、面接、小論文、プレゼンテーションなどを評価する選抜方式が広がっています。

中村では、学校推薦型選抜や総合型選抜を利用する生徒が多く、学校案内では、近年の卒業生のおよそ7割がこれらの方式を活用した年度もあると紹介されています。

中学段階から行われるレポート作成、探究活動、NQフェスタでの発表、英語によるプレゼンテーション、地域活動、海外研修などは、こうした入試で必要となる力にもつながります。

単に活動実績を増やすのではなく、自分が何に関心を持ち、どのような課題に取り組み、そこから何を学んだのかを自分の言葉で説明できるようにすることが重視されています。

一般選抜にも対応する学習支援

推薦型の選抜だけでなく、一般選抜で国公立大学や難関私立大学を目指す生徒への支援も行われています。高校ではコースや進路目標に応じて科目を選択し、授業、講習、模擬試験、個別指導を組み合わせながら受験に備えます。

  • 進学ガイダンス:大学入試の仕組みや選抜方式、学部・学科選びについて学ぶ
  • 夏期・冬期講習:国語・数学・英語を中心に、基礎の定着から受験対策まで行う
  • 直前講習:高校3年生を対象に、大学入試直前まで実戦的な対策を行う
  • 放課後学習:校内に残って学習し、専任スタッフへ質問や相談ができる
  • 模擬試験・個人面談:学力の推移を確認し、志望校や学習計画を調整する
  • 小論文・面接指導:推薦型選抜や総合型選抜の志望理由書、面接、発表に備える

放課後学習システム「My Growing Tree」では、専任スタッフの支援を受けながら、部活動終了後も校内で学習できます。AI教材も活用し、苦手分野に戻って学び直すことができるため、基礎の補強から受験勉強まで、それぞれの段階に応じて利用できます。

中学生の段階から進路を考える

中村の進路指導は、高校3年生になってから志望大学を決める仕組みではありません。中学1年から、自分の長所や関心、社会の仕事、大学の学部・学科について段階的に考えていきます。

段階主な取り組み
中学1年自分の特徴や長所を知り、学習習慣を整える
中学2年企業や職業について学び、社会への関心を広げる
中学3年高校卒業後の進路や大学の学びについて考える
高校1年学問分野や職業への理解を深め、文理や科目選択を考える
高校2年大学・学部研究を進め、具体的な志望校を検討する
高校3年志望校と選抜方式を決定し、個別の受験対策を進める

保護者向けのキャリアガイダンスも全学年で実施されます。大学入試の変化、学費、選抜方式、家庭での支援などについて学校と保護者が情報を共有し、生徒の進路選択を支える体制が整えられています。

海外大学も選択肢に入る国際コース

国際コースでは、留学経験や英語力を生かし、国内大学の国際系学部だけでなく、海外大学を目指すこともできます。これまでに、アメリカ、マレーシア、中国、台湾などの大学への進学例があります。

海外大学進学では、英語資格の得点だけでなく、英文での出願書類、志望理由、学校成績、課外活動などが総合的に評価されます。中村では、留学前後の探究活動やプレゼンテーションを通して、英語で自分の意見を伝える力を育てています。

国内大学と海外大学のどちらを選ぶ場合も、語学力だけで進路を決めるのではなく、将来学びたい内容や卒業後のキャリアを踏まえて選択することが大切にされています。

進学実績を見る際のポイント

中村中学校の進学実績を検討する際は、大学名や合格者数だけでなく、次の点にも注目すると学校の進路指導を理解しやすくなります。

  • 卒業生数が数十名規模であること
  • 現役で大学へ進学する生徒が多いこと
  • 一般選抜と推薦型選抜の両方に対応していること
  • 指定校推薦は校内選考や大学ごとの条件があること
  • 国内の難関大学だけでなく、女子大学、医療系、芸術系、海外大学など進路が多様であること
  • 中学段階からキャリア教育と進路学習を行っていること

少人数校らしいきめ細かな支援の中で、自分の興味や得意分野を見つけ、それを具体的な大学・学部選びにつなげられることが、中村中学校・高等学校の進路指導の大きな特徴です。

学費や諸経費について|初年度は約150万円、中高6年間の費用も確認

中村中学校では、入学金や授業料のほか、施設費、校外学習などの積立金、放課後学習システム費、制服・学校指定用品代、iPad代などが必要です。

学校が公表している費用を合計すると、中学1年次に必要となる金額は、制服やiPadを含めて約150万円から153万円が一つの目安となります。海外研修や希望制の行事、通学費、昼食代などは含まれていないため、家庭では学費以外の支出も見込んでおく必要があります。

中学入学時に必要となる費用

項目金額
入学金250,000円
後援会協賛金20,000円
PTA入会金2,000円
校友会入会金1,000円
入学時納入金合計273,000円

このほか、入学準備として制服、体操着、靴、かばんなどの学校指定用品と、授業で使用するiPadを購入します。

入学準備品費用の目安
制服・学校指定用品一式約127,890円から135,210円
iPad本体・管理費・フィルタリング費用約80,000円から100,000円

制服・指定用品の金額は、購入する品目や数量、サイズなどによって変わります。iPadの価格も、採用される機種や管理費用によって年度ごとに変動する可能性があります。

毎年必要となる学費と諸経費

授業料、維持費、施設費の合計は、年間684,000円です。これに、宿泊行事や教材などに充てられる積立金、放課後学習システム費、各種会費を加えると、年間の学校納入金は1,016,400円となります。

項目月額年額
授業料40,000円480,000円
維持費10,000円120,000円
施設費7,000円84,000円
校外指導等積立金15,000円180,000円
放課後学習システム費11,000円132,000円
校友会会費500円6,000円
後援会会費500円6,000円
PTA会費700円8,400円
合計84,700円1,016,400円

校外指導等積立金は、宿泊行事、教材、全員が受験する模擬試験などに充てられる預かり金です。使用後に残額が生じた場合は、卒業時に精算されます。

放課後学習システム費には、放課後学習システム「My Growing Tree」と、AI教材「atama+」の利用料が含まれています。希望者だけが受講する一般的な課外講座とは異なり、学校の学習支援体制を維持するための費用として毎年必要です。

中学初年度に必要となる費用の目安

費用区分金額の目安
入学時納入金273,000円
年間の学費・積立金・会費1,016,400円
制服・学校指定用品約127,890円から135,210円
iPad約80,000円から100,000円
初年度合計約1,497,000円から1,525,000円

初年度は入学金や制服、端末の購入があるため、2年次以降より負担が大きくなります。中学2年・3年では、大きな制度変更がなければ、年間約102万円が学校納入金の基本的な目安となります。

希望者に別途必要となる費用

海外研修や希望制の宿泊行事に参加する場合は、通常の学費とは別に参加費が必要です。

希望制プログラム費用の目安
海外サマースクール約86万円
スキー教室約6万円

海外サマースクールの費用は、渡航先、航空運賃、為替相場、燃油特別付加運賃などによって大きく変動します。参加を希望する場合は、実施年度の案内で日程と費用を確認する必要があります。

このほか、部活動によっては用具、ユニフォーム、合宿、大会参加などの費用がかかります。また、通学定期券、昼食、任意の模擬試験、検定試験、家庭で使用する教材なども、家庭ごとに支出が異なります。

中学校3年間では約353万円が基本的な目安

現在公表されている費用が3年間変わらないと仮定すると、中学校3年間に必要となる学校納入金と入学準備費の合計は、約353万円から356万円です。

期間概算額
中学1年約150万円から153万円
中学2年約102万円
中学3年約102万円
中学校3年間約353万円から356万円

この概算には、希望制の海外研修、スキー教室、通学費、昼食代、部活動費などは含まれていません。実際の支出を考える際には、学校への納入金に加えて、家庭ごとに必要となる費用を見込んでおくと安心です。

高校進学時にも入学金や用品代が必要

中村中学校の生徒が中村高等学校へ内部進学する場合も、高校進学時には内部進学生用の入学金200,000円が必要です。このほか、入会金、校外指導等積立金、制服・学校指定用品などの費用がかかります。

高校進学時の主な費用内部進学生の金額
入学金200,000円
入会金等23,000円
校外指導等積立金先進・国際コース36,000円、探究コース48,000円
制服・学校指定用品42,000円から

高校の基本的な年間納入金も、中学校と同様に約102万円です。国際コースでは、年間36,000円の国際費に加え、選択する留学期間に応じて数百万円規模の留学費用が必要となる場合があります。

現在の費用を基準に単純計算すると、希望制プログラムや通学費などを除いた中高6年間の基本的な負担は約690万円前後が目安です。中高一貫校では、中学校3年間だけでなく、高校進学時の費用と高校3年間の学費も含めて資金計画を立てておくことが大切です。

特待生・奨学金などの支援制度

中村中学校には、入試成績に応じた特待生制度のほか、入学後の成績や人物を基準とする校内奨学制度、姉妹優待制度、家計が急変した場合の学費支援制度があります。

特待生の区分によって、入学金や授業料などの免除内容や期間は異なります。また、入学後の奨学制度には選考があり、全ての生徒が利用できるものではありません。応募条件、継続条件、給付額は年度によって変更される可能性があるため、最新の募集要項や学校説明会で確認しましょう。

なお、中村学園では寄付金や学債を募集していません。学費を比較する際には、授業料だけを見るのではなく、積立金、学習支援費、制服・端末代、高校進学時の納入金まで含めて検討することが重要です。

掲載した金額は現行の学校公表額を基にした目安です。学費や各種費用は改定される場合があるため、受験年度の募集要項と費用一覧を必ず確認してください。

入試情報と合格の目安|多様な入試方式から自分の強みを生かして受験できる

中村中学校では、一般的な2科・4科入試に加え、特待生入試、適性検査型入試、ポテンシャル入試、帰国生入試を実施しています。学力試験だけでなく、英語力、小学校時代の活動、作文、面接なども評価するため、受験生が自分の得意分野に合った方式を選びやすいことが特徴です。

2027年度生徒募集要項は、2026年7月時点の暫定版として公表されています。試験日や募集人数などは今後変更される可能性があるため、出願前には必ず最終版の募集要項を確認してください。

2027年度入試の主な日程

入試区分試験日・時間帯募集人数試験内容
一般入試2月1日午前
2月2日午前
2月4日午後
合計80名国語・算数の2科、または国語・算数・理科・社会の4科
特待生入試2月1日午後
2月2日午後
合計25名国語・算数の2科、または国語・算数・理科・社会の4科
適性検査型入試2月1日午前10名適性検査Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ
ポテンシャル入試2月4日午前9名活動アピール型、または英語型
帰国生入試2026年12月5日午前若干名国語・算数、または国語・英語と面接

募集人数は合計124名です。2月1日は、一般入試と適性検査型入試が午前、特待生入試が午後に行われるため、同じ日に午前・午後の両方を受験することもできます。

また、一般入試は2月1日・2月2日の午前だけでなく、2月4日の午後にも設定されています。2月4日午前のポテンシャル入試や、ほかの学校の午前入試と組み合わせることも可能です。

一般入試は2科・4科から選択

一般入試では、次のどちらかを選択します。

  • 2科入試:国語・算数、各100点、合計200点
  • 4科入試:国語・算数、各100点、理科・社会、各50点、合計300点

国語と算数はそれぞれ50分です。4科受験者は、国語・算数に加えて、理科と社会を合わせて50分で解答します。

一般入試では、合格者のおよそ70%を全受験生の国語・算数の合計点で決定し、残りを4科の合計点と英検資格を利用した得点で判定する仕組みが採用されています。そのため、4科受験者も国語・算数の完成度が重要です。

理科・社会が得意な受験生は4科受験で強みを生かせますが、2科に絞って学習してきた受験生も不利になりにくい判定方法です。一般入試と特待生入試では、試験当日に2科から4科、4科から2科へ変更できる制度も設けられています。

英検資格を入試得点として利用できる

一般入試では、英検の取得級に応じた見なし得点制度があります。英検の合格証明書を出願時に提出すると、国語・算数の得点に英検の見なし得点を加えた300点満点でも合否判定を受けられます。

英検取得級見なし得点
5級70点
4級76点
3級82点
準2級88点
準2級プラス94点
2級以上100点

取得時期は問われないため、小学校時代から英語学習を続けてきた受験生にとって有利な制度です。ただし、英検資格だけで合格が決まるわけではなく、国語と算数で一定の得点を取る必要があります。

特待生入試は一般スライド合格もある

特待生入試は、2月1日と2月2日の午後に行われます。試験科目と配点は一般入試と同じで、2科または4科を選択できます。

成績に応じて、次の特待区分が設けられています。

特待区分給付内容得点率の目安
S特待中学校3年間の授業料相当額を給付85%以上
A特待1年間の授業料相当額を給付75%以上
B特待半年間の授業料相当額を給付65%以上

特待基準に届かなかった場合でも、一般入試の合格水準を満たしていれば、一般合格へスライドすることがあります。そのため、中村中学校への合格を確保しながら特待合格にも挑戦したい受験生に適した入試です。

特待合格の得点率は目安であり、受験者数や問題の難易度によって変動する可能性があります。特待を目指す場合は、過去問で7割から8割以上を安定して取れる状態を目標にするとよいでしょう。

都立中高一貫校志望者に対応する適性検査型入試

適性検査型入試は、都立両国高等学校附属中学校や東京都立白鷗高等学校附属中学校などの都立中高一貫校を目指してきた受験生が受けやすい方式です。

検査主な内容配点
適性検査Ⅰ国語・作文100点
適性検査Ⅱ算数・理科・社会の複合問題100点
適性検査Ⅲ算数・理科を中心とした問題100点

知識をそのまま答えるだけでなく、資料を読み取り、条件を整理して、自分の考えを文章や式で説明する力が求められます。

都立中高一貫校対策で身につけた記述力や資料分析力を生かせるため、私立中学校向けの4科対策を十分に行っていない受験生にも受験しやすい方式です。適性検査型入試の合格者には、成績に応じてA特待が認められることもあります。

小学校時代の経験を評価するポテンシャル入試

ポテンシャル入試は、学力試験の点数だけでは測りにくい、受験生の経験、表現力、英語力などを評価する入試です。活動アピール型英語型の2方式があります。

活動アピール型

活動アピール型では、小学校時代に続けてきた習い事、スポーツ、文化活動、ボランティア、趣味、資格取得などについて発表します。特別な大会実績や受賞歴が必須というわけではなく、一つの活動にどのように取り組み、何を学んだのかが重視されます。

評価内容主なポイント
提出書類志願書と活動報告書の内容、分かりやすさ
作文テーマへの理解、文章構成、表記、字数
活動アピール発表内容、伝え方、時間の使い方
面接受け答え、態度、活動に対する考え

活動実績を並べるだけではなく、活動を始めた理由、苦労したこと、工夫したこと、成長したこと、中学校でどのように生かしたいかまで、自分の言葉で説明できるように準備することが大切です。

英語型

英語型では、スピーキング、リーディング、リスニング、リフレクションなどを通して、英語による理解力と表現力を総合的に評価します。

英検資格だけで判定する入試ではなく、実際に英語を聞き、読み、話し、自分の考えを伝える力が必要です。英会話教室や海外生活などを通して、実践的な英語に触れてきた受験生に向いています。

2026年度入試の倍率

2026年度入試では、延べ579名、実人数284名が受験しました。複数回受験する受験生が多いため、延べ人数による応募倍率よりも、各回の受験者数と合格者数から算出される実質倍率を見ることが重要です。

入試区分試験日実質倍率
一般入試2月1日午前1.7倍
一般入試2月2日午前2.3倍
一般入試2月4日午後2.5倍
特待生入試2月1日午後2.7倍
特待生入試2月2日午後3.7倍
適性検査型入試2月1日午前1.6倍
ポテンシャル入試2月4日午前1.9倍

一般入試は、後半の日程ほど実質倍率が高くなりました。2月1日午前は第一志望者だけでなく併願受験者も多いものの、募集枠が比較的大きいため、2026年度はほかの日程より倍率が低くなっています。

一方、特待生入試は一般入試より競争率が高く、特に2月2日午後は3.7倍でした。ただし、特待基準に届かなくても一般スライド合格となる可能性があります。

2026年度一般入試の合格最低点

試験日2科合格最低点4科合格最低点
2月1日午前117点/200点154点/300点
2月2日午前130点/200点169点/300点
2月4日午後121点/200点161点/300点

2科入試の合格最低点は、得点率にすると約59%から65%でした。4科入試は約51%から56%ですが、入試ごとの判定方法や科目別平均点が異なるため、単純な得点率だけで2科と4科を比較することはできません。

年度による問題の難易度や受験者層の変化を考えると、一般入試では、過去問で国語・算数ともに6割以上、合計では65%前後を安定して取れる状態を目標にすると安心です。

特に算数が苦手な場合、難しい問題だけを練習するよりも、計算、一行問題、割合、速さ、図形などの基本・標準問題を正確に解く練習が重要です。国語では、文章中に根拠を求めながら読み、記述問題を空欄にしないことを意識しましょう。

偏差値は模試と入試方式によって大きく異なる

中村中学校の偏差値は、使用する模試や入試方式によって差があります。四谷大塚の2027年入試対応データでは、合格可能性80%のAライン偏差値として、適性検査型が35、2月2日午後の特待生入試が41とされています。

首都圏模試など、受験者層の異なる模試では、これより高い偏差値が示されることがあります。異なる模試の偏差値をそのまま比較せず、普段受験している模試の合格可能性判定と、過去問の得点を組み合わせて判断することが大切です。

複数回受験による考慮がある

中村中学校では、異なる入試区分を含めて複数回受験した場合、合否判定で一定の考慮が行われます。複数回出願することで、問題との相性や当日の緊張による影響を抑えやすくなります。

一度一般合格を得た後に特待生入試を受験し、より上位の特待合格を目指すことも可能です。A特待合格後にS特待へ挑戦するなど、すでに得た合格を保持しながら上位区分を目指せます。

受験料は24,000円で、同時に出願手続きを行う場合は、1回分の受験料で複数の日程へ出願できる制度があります。帰国生入試は、この複数回出願制度の対象外です。

合格に向けた対策のポイント

  • 国語・算数を優先する:2科・4科のどちらでも、国語と算数が合否判定の中心となる
  • 基本問題の失点を減らす:難問対策より先に、計算ミスや読み違いを防ぐ
  • 過去問では時間を計る:国語・算数は50分以内で最後まで解く練習を行う
  • 英検資格を早めに取得する:一般入試の見なし得点制度を活用する
  • 複数回受験を検討する:合否判定での考慮に加え、合格の機会を増やせる
  • ポテンシャル入試は発表練習を重ねる:活動内容だけでなく、経験から学んだことを伝えられるようにする
  • 適性検査型では記述を空欄にしない:資料や条件を根拠に、自分の考えを文章で説明する

中村中学校の入試は、一般的な学力試験に加え、英語力、探究的な思考力、小学校時代の活動などを評価する多彩な方式が用意されています。現在の学力だけで判断せず、本人の得意分野やこれまでの経験を踏まえて受験方式を選ぶことが、合格に近づくポイントです。

なお、2027年度募集要項は暫定版であり、出願期間、集合時刻、提出書類、入学手続期限などが変更される可能性があります。受験する年度の最終募集要項と学校説明会で、最新情報を確認してください。

併願校パターン|難易度と入試日程から考える女子校の受験プラン

中村中学校の併願校を考える際は、偏差値だけでなく、女子校らしい温かな校風、英語・探究教育、少人数教育、通学のしやすさなど、学校選びで重視する条件を整理することが大切です。

中村中学校は2月1日・2日・4日に複数の入試を実施するため、第一志望として複数回受験することも、ほかの女子校を第一志望として午後入試に組み込むこともできます。特に2月1日・2日の午後に特待生入試があるため、午前にほかの学校へ挑戦し、午後に中村中学校を受験する組み方が可能です。

ここでは、中村中学校を基準として、併願候補をチャレンジ校・標準校・安全校の3段階に分けて紹介します。ただし、学校の難易度は入試回や年度によって異なり、受験生本人の得意科目によっても合格可能性は変わります。実際の受験校は、模試の判定と過去問の得点を確認しながら決めましょう。

チャレンジ校|中村中学校より高い学力水準を目指す女子校

学校名2027年度の主な入試日程併願する際のポイント
共立女子中学校2月1日午前・4科
2月2日午前・4科
2月3日午後・2科
神保町にある大規模女子校。2月1日または2日の午前に共立女子、午後に中村の特待生入試を組みやすい
恵泉女学園中学校2月1日午後・2科
2月2日午前・4科
2月3日午後・2科
キリスト教教育、園芸、国際教育に特色がある。2月2日午前を中心に検討しやすい
三輪田学園中学校2月1日午前・2科4科、英検利用
2月1日午後・2科
2月2日午前・2科4科、英検利用
2月3日午前・2科4科
市ケ谷にある伝統女子校。英検3級以上を取得している場合は、英検利用入試も選択できる

共立女子中学校は、中村中学校のある清澄白河から半蔵門線で移動しやすく、共立女子の午前入試から中村の午後入試という組み方がしやすい学校です。大規模校と小規模校で雰囲気は異なるため、本人がどちらの環境を好むかを確認しておきましょう。

恵泉女学園中学校は、落ち着いた女子教育、英語教育、体験を重視する教育など、中村中学校と共通する部分があります。一方、清澄白河から世田谷区まで移動することになるため、午前・午後で別の学校を受験する場合は、移動時間と昼食場所を事前に確認する必要があります。

三輪田学園中学校は、伝統を大切にしながら探究や英語教育にも力を入れている女子校です。2月1日から3日まで入試があるため、第一志望校の結果や本人の体調に応じて、後半の日程へ出願を追加することも検討できます。

標準校|中村中学校と併願しやすい女子校

学校名2027年度の主な入試日程併願する際のポイント
中村中学校2月1日午前・一般、適性検査型
2月1日午後・特待生
2月2日午前・一般
2月2日午後・特待生
2月4日午前・ポテンシャル
2月4日午後・一般
複数回受験による判定上の考慮がある。一般合格を確保した後に特待生入試へ挑戦することも可能
実践女子学園中学校2月1日午前・2科4科
2月1日午後・思考表現、2科、英語資格
2月2日午前・2科4科
2月2日午後・2科、英語資格
2月3日午後・2科
2月4日午後・2科
入試回数が多く、2科・4科・英語資格・思考表現から本人に合う方式を選びやすい
女子聖学院中学校2月1日午前・一般
2月1日午後・スカラシップ
2月2日午前・BaM表現力
2月2日午後・一般
2月3日午前・一般
2月3日午後・一般
2月4日午後・一般、英語資格利用
キリスト教を基盤とする少人数の女子校。学力入試に加えて、表現力や英語資格を生かせる入試がある

実践女子学園中学校は、渋谷にある伝統女子校です。入試日程と方式が豊富で、国語・算数を中心に受験する生徒、4科で学習してきた生徒、英語資格を持つ生徒のいずれも受験しやすくなっています。

中村中学校と実践女子学園は、どちらもキャリア教育や女子教育を重視していますが、学校規模や周辺環境には違いがあります。清澄白河の落ち着いた小規模校を好むか、渋谷の利便性と比較的大きな学校規模を好むかも、選択のポイントになります。

女子聖学院中学校は、中村中学校と同様に、生徒と教員の距離が近い温かな校風を重視する家庭が比較しやすい学校です。一般入試だけでなく、小学校時代の経験を発表するBaM表現力入試や英語資格利用入試があり、中村のポテンシャル入試を検討する受験生とも相性があります。

安全校|早い段階で合格を確保したい場合の候補

学校名2027年度の主な入試日程併願する際のポイント
和洋九段女子中学校2月1日午前・得意科目、英語
2月1日午後・得意科目、英語
2月2日午前・適性検査、英語
2月2日午後・SSS特待
2月3日午後・基礎力、英語
2月5日午前・基礎力
2科4科、PBL、英語、適性検査、基礎力など方式が多い。九段下から清澄白河への移動もしやすい
東京家政学院中学校2月1日午前・4科、適性検査型
2月2日午前・4科
2月4日午後・2科
少人数教育や体験型学習を重視する女子校。2027年度入試も女子のみを募集する予定

和洋九段女子中学校は、中村中学校と同じく、英語、探究、ICTを活用した教育に力を入れています。国語・算数の基本問題を中心とする基礎力入試が2月3日と5日にあるため、入試期間後半まで受験機会を確保できます。

ただし、2月後半の日程ほど募集人数が少なくなり、出願者の動向によって倍率が上がる場合があります。安全校として考える場合でも、過去問を解かずに受験するのではなく、問題形式と合格最低点を確認しておく必要があります。

東京家政学院中学校は、千代田区三番町に位置する女子校です。2027年度入試では、2月1日午前に4科入試と適性検査型入試、2月2日午前に4科入試、2月4日午後に2科入試が予定されています。中村の一般入試やポテンシャル入試と日程をずらして組み込みやすい学校です。

中村中学校を第一志望とする場合の併願例

日程午前午後
2月1日中村中学校・一般入試中村中学校・特待生入試
2月2日実践女子学園、女子聖学院、または中村中学校・一般入試中村中学校・特待生入試
2月3日女子聖学院実践女子学園、女子聖学院、和洋九段女子
2月4日中村中学校・ポテンシャル入試中村中学校・一般入試、実践女子学園、東京家政学院

中村中学校への進学希望が強い場合は、2月1日午前の一般入試と午後の特待生入試を両方受験する方法が基本となります。午前に合格水準へ達していれば、午後は特待合格を目指して受験できます。

2月1日に結果が得られなかった場合も、2月2日の午前・午後と2月4日の一般入試が残っています。複数回受験では合否判定上の考慮もあるため、中村を第一志望とする受験生は、最初から複数の日程へ出願しておくと安心です。

チャレンジ校を第一志望とする場合の併願例

日程午前午後
2月1日共立女子中学校、または三輪田学園中学校中村中学校・特待生入試
2月2日恵泉女学園中学校、三輪田学園中学校、または共立女子中学校中村中学校・特待生入試、または実践女子学園
2月3日三輪田学園中学校、または女子聖学院中学校共立女子中学校、恵泉女学園中学校、または和洋九段女子中学校
2月4日中村中学校・ポテンシャル入試中村中学校・一般入試、または東京家政学院中学校

共立女子中学校を2月1日午前に受験した後、中村中学校の午後入試を受験する流れは、通学経路の面でも比較的組みやすいパターンです。神保町駅と清澄白河駅は半蔵門線で結ばれているため、乗り換えを抑えて移動できます。

一方、2月2日午前に恵泉女学園中学校を受験し、午後に中村中学校を受験する場合は、世田谷区から江東区への移動となります。集合時刻には間に合っても、昼食や休憩を十分に取れない可能性があるため、受験生の体力も考慮して判断しましょう。

適性検査型入試を利用する場合の併願例

日程受験校・入試方式
2月1日午前中村中学校・適性検査型入試
2月1日午後中村中学校・特待生入試、または実践女子学園
2月2日午前和洋九段女子中学校・適性検査入試
2月2日午後中村中学校・特待生入試
2月4日午前中村中学校・ポテンシャル入試

都立両国高等学校附属中学校や東京都立白鷗高等学校附属中学校を目指して適性検査対策をしてきた受験生は、中村中学校と和洋九段女子中学校の適性検査型入試を併願候補にできます。

ただし、中村の特待生入試や一般入試を併願する場合は、国語・算数の私立型問題への対策も必要です。適性検査だけに学習を絞らず、計算、一行問題、読解、漢字などの基本問題にも継続して取り組みましょう。

英語資格を生かす場合の併願例

  • 中村中学校:一般入試で英検5級以上の見なし得点を利用可能
  • 三輪田学園中学校:英検3級以上を条件とする英検利用入試を実施
  • 実践女子学園中学校:英語資格と国語・算数を組み合わせた入試を実施
  • 女子聖学院中学校:2月4日に英検4級以上を利用するスカラシップ入試を実施
  • 和洋九段女子中学校:英語入試と英検優遇制度を実施

中村中学校は英検5級から見なし得点を利用できるため、英語学習を始めて間もない受験生も資格を生かせます。英検3級以上を取得している場合は、三輪田学園、実践女子学園、女子聖学院など、英語資格を利用できる併願校の選択肢が広がります。

併願校を決める際の注意点

  • 安全校は模試の偏差値だけで決めない:過去問で合格最低点を安定して上回れるか確認する
  • 午後入試は移動時間を確認する:午前校の終了時刻、昼食場所、電車の遅延まで想定する
  • 入学手続期限を確認する:第一志望校の合格発表前に入学金の納入が必要となる場合がある
  • 本人が進学してもよい学校だけを受験する:偏差値だけで安全校を選ばず、校風や教育内容も確認する
  • 後半日程を過信しない:募集人数が少なく、実質倍率が上昇することがある
  • 入試方式を増やしすぎない:2科、4科、適性検査、英語、プレゼンの全てを準備すると負担が大きくなる

安全校とは、単に中村中学校より偏差値が低い学校を指すものではありません。模試で安定して高い合格判定が出ており、過去問でも合格最低点を十分に上回り、本人が実際に進学したいと思える学校であることが重要です。

中村中学校は入試方式と受験機会が多いため、第一志望として複数回受験する場合にも、チャレンジ校の午後併願として利用する場合にも組み込みやすい学校です。受験日程を決める際は、学力だけでなく、学校との相性、移動の負担、合格発表と入学手続の期限まで含めて計画を立てましょう。

なお、掲載した日程のうち、中村中学校と和洋九段女子中学校は暫定要項、東京家政学院中学校は予定として発表されている内容を含みます。入試方式、集合時刻、募集人数などが変更される可能性があるため、出願時には各校の正式な募集要項を必ず確認してください。

在校生・保護者の声|先生との距離が近く安心して挑戦できる温かな校風

中村中学校の在校生や保護者からは、「生徒と先生の距離が近い」「一人ひとりを丁寧に見てもらえる」「先輩や友人と自然につながりやすい」といった声が多く聞かれます。

1クラス20名から30名程度の比較的小規模な学校であるため、教員が生徒の性格や学習状況を把握しやすく、困ったときに相談しやすいことが中村中学校の大きな魅力です。学習面だけでなく、友人関係や進路、学校生活上の悩みにも寄り添う姿勢が、学校全体のアットホームな雰囲気につながっています。

立場多く聞かれる評価
在校生先生へ質問や相談をしやすく、自分のことを理解してもらえていると感じやすい
在校生学年を越えた交流があり、上級生が下級生を温かく支えてくれる
在校生清澄祭や研修合宿などを通して、友人との関係が深まった
保護者教員と家庭が連携しやすく、学校での様子を把握しやすい
保護者入学後に自分から行動する姿勢や、人前で話す力が育った
保護者学習、進路、友人関係について相談できる体制に安心感がある

学校説明会や清澄祭で感じた温かな雰囲気

在校生の体験談では、受験生のときに参加した学校説明会や清澄祭で、生徒や教員の温かな対応に触れ、入学したいと感じたという声が見られます。

学校説明会では、教員だけでなく、生徒の「中村AMBASSADOR」が学校生活を紹介する機会があります。在校生自身が、授業、部活動、行事、友人関係について自分の言葉で語るため、受験生は入学後の生活を具体的に想像しやすくなっています。

清澄祭では、展示や舞台発表だけでなく、生徒が来校者へ説明したり、校内を案内したりする様子も確認できます。生徒同士の自然な会話や、教員との接し方を見ることで、中村中学校の日常的な雰囲気を感じられるでしょう。

先生が生徒の個性や変化を見守ってくれる

中村中学校では、生徒と教員の距離の近さを学校の特色として掲げています。在校生からは、授業で分からないところを質問しやすく、勉強以外のことも相談できるという評価があります。

少人数の環境では、発言が少ない生徒、体調や気持ちに変化がある生徒、学習につまずいている生徒にも教員の目が届きやすくなります。担任だけに対応を任せるのではなく、学年の教員、養護教諭、スクールカウンセラー、管理職などが連携して生徒を支える体制も整っています。

保護者にとっても、家庭で気になる変化があった場合に、学校へ相談しやすいことは安心材料となります。学校と家庭が情報を共有しながら、生徒の成長を見守る姿勢が大切にされています。

先輩が身近な相談相手になる

中高合同で行われる部活動や学校行事が多いため、中学生は高校生と関わる機会があります。入学したばかりの生徒にとって、学校生活に慣れている上級生は、教員とは異なる立場から助言してくれる心強い存在です。

部活動の練習方法、定期考査への備え方、行事での役割などを先輩から教わることで、中学生は少しずつ学校生活の進め方を身につけます。学年が上がると、自分が後輩を支える側になり、責任感や周囲への配慮も育っていきます。

女子だけの環境では、学校行事や校友会活動の中心的な役割も全て女子生徒が担います。人前に立つことが得意ではなかった生徒が、委員や発表者を経験するうちに、自信を持って行動できるようになったという成長も見られます。

行事や探究活動を通して主体性が育つ

在校生・保護者の対談では、清澄祭、研修合宿、探究活動などを通して、生徒が自ら学びに向かう姿勢を身につけていく様子が紹介されています。

中村中学校では、教員から与えられた課題をこなすだけでなく、自分で問いを立て、情報を集め、考えをまとめて発表する機会が多くあります。最初は人前で話すことに不安があった生徒も、少人数の授業や発表を重ねることで、自分の考えを伝えられるようになります。

行事でも、生徒が企画や準備、当日の運営に関わります。仲間と意見が異なる場合には話し合い、役割を調整しながら一つの企画を完成させるため、協働性や問題解決力も養われます。

友人と安心して過ごせる居場所が見つかりやすい

少人数校では、同じ学年の生徒と関わる機会が多く、互いの性格や得意なことを理解しやすいという利点があります。研修合宿、体育祭、清澄祭、修学旅行などを通して、入学当初とは異なる友人関係が広がっていきます。

一方で、小規模な集団では、人間関係が固定化しやすいと感じる生徒もいるかもしれません。中村中学校では、担任や学年教員への相談に加え、カウンセリング・ルーム「バウム」を利用できます。友人関係や学校生活について、臨床心理士の資格を持つ専任カウンセラーへ相談できることも安心材料です。

個人での相談だけでなく、友人と一緒に利用することもでき、悩みが深刻になる前に話しやすい環境が用意されています。

保護者と学校のつながりも深い

中村中学校では、保護者と教職員が協力して生徒の学校生活を支えています。PTAのほか、保護者を中心とした任意団体「なかむらおやじの会」があり、入学式、七夕、清澄祭、受験生応援企画など、さまざまな活動に関わっています。

おやじの会に参加する保護者からは、学校での出来事や子どもの様子を知る機会が増えたこと、教員やほかの保護者と交流できたこと、学校について知ることで家庭での会話が増えたことなどが挙げられています。

参加は任意ですが、家庭と学校の間に交流の機会があることは、中村中学校のアットホームな校風を象徴する取り組みの一つです。

進路について早い段階から相談できる

保護者からは、大学受験の直前だけでなく、中学生の段階から将来について考える機会が設けられている点も評価されています。

中村中学校のキャリア教育では、職業や大学について一方的に知識を教えるのではなく、生徒が自分の興味、得意なこと、大切にしたい価値観を整理していきます。教員との面談やさまざまな体験を通して、進路の選択肢を少しずつ具体化します。

高校では一般選抜、学校推薦型選抜、総合型選抜、海外大学進学など、希望に応じた支援が行われます。少人数であるため、志望理由書、小論文、面接、プレゼンテーションなどについて、個別の助言を受けやすいことも特徴です。

在校生・保護者の声から見える中村中学校の魅力

  • 先生との距離が近い:学習や学校生活について、気軽に相談しやすい
  • 一人ひとりを見てもらいやすい:性格や学習状況に応じた支援を受けられる
  • 先輩・後輩の関係が温かい:中高合同の行事や部活動を通して交流できる
  • 主体性を伸ばせる:発表、行事運営、探究活動に挑戦する機会が多い
  • 家庭と学校が連携しやすい:教員、PTA、保護者団体とのつながりがある
  • 相談体制が整っている:担任だけでなく、学年教員やスクールカウンセラーも生徒を支える

在校生や保護者の声からは、中村中学校が、競争を強く意識させる学校というよりも、安心できる人間関係の中で少しずつ挑戦し、自信を育てていく学校であることが伝わります。

ただし、学校の雰囲気の感じ方や、教員・友人との関係には個人差があります。学校説明会だけでなく、清澄祭、オープンスクール、授業見学などにも参加し、在校生の表情や教員との接し方を本人と保護者の双方で確認することが大切です。

この学校に向いている子の特徴|温かな少人数環境で自分らしい将来を考えたい子

中村中学校は、少人数ならではのきめ細かな支援の中で、基礎学力だけでなく、英語力、表現力、探究心、主体性を伸ばしていく女子校です。

競争の激しい環境で周囲と順位を争うよりも、先生や友人とのつながりを大切にしながら、自分のペースで経験を重ねたい子に向いています。一方で、発表やグループ活動、行事運営など、自分から行動することを求められる場面も多いため、安心できる環境の中で少しずつ積極性を育てたい子にも適しています。

少人数で先生との距離が近い環境を好む子

中村中学校は、生徒一人ひとりの様子に教員の目が届きやすい、比較的小規模な学校です。授業で分からないことを質問したり、学習や友人関係について相談したりしやすい環境があります。

次のような子には、少人数教育の良さを感じやすいでしょう。

  • 大人数の中では質問することをためらってしまう子
  • 先生に自分の性格や学習状況を理解してもらいたい子
  • 学習習慣を身につけるまで丁寧に見守ってほしい子
  • 困ったときに相談できる大人が身近にいると安心できる子
  • 落ち着いた人間関係の中で学校生活を送りたい子

教員が生徒の学習面だけでなく、学校生活や心の変化も見守りやすいため、新しい環境に慣れるまで時間がかかる子にも安心感があります。

温かくアットホームな校風を求める子

中村中学校では、生徒同士や教員との距離が近く、互いの顔が見える関係を築きやすいことが特徴です。研修合宿、体育祭、清澄祭、部活動などを通して、同級生だけでなく上級生とも交流できます。

大規模校のにぎやかさよりも、学校全体に一体感があり、先輩や先生に見守られながら過ごせる環境を好む子に向いています。

一方、小規模校では同じ友人と関わる機会が多く、人間関係が比較的濃くなります。少人数だから必ず人間関係の悩みが生じないわけではありませんが、担任や学年教員、スクールカウンセラーへ相談できる体制が整っています。

英語を実際に使えるようになりたい子

中村中学校の英語教育は、単語や文法を覚えるだけでなく、英語を聞き、話し、自分の考えを伝えることを重視しています。英会話の授業や地域を英語で紹介する活動など、学んだ英語を実際に使う機会があります。

そのため、次のような子に適しています。

  • 英語を得意科目にしたい子
  • 英会話や海外の文化に興味がある子
  • 将来、留学や国際系の進路を考えている子
  • 英検取得に向けて継続的に学びたい子
  • 自分の住む地域や日本文化を海外の人へ伝えたい子

中学2年・3年では、希望者を対象とした海外サマースクールもあります。高校進学後には国際コースや留学制度も用意されているため、中高6年間を通して英語力を伸ばしたい子にとって、選択肢の多い環境です。

ただし、海外研修は希望制で別途費用が必要です。英語教育の内容だけでなく、参加を希望するプログラムの費用や期間も家庭で確認しておきましょう。

自分で問いを立てて調べることが好きな子

中村中学校では、教科書の内容を覚えるだけでなく、生徒自身が疑問を持ち、情報を集め、考えをまとめて発表する探究活動を重視しています。

身近な地域である深川について調べる活動や、社会の課題をテーマとした学習、NQフェスタでの成果発表などを通して、正解が一つに決まらない問いにも取り組みます。

次のような学習を楽しめる子に向いています。

  • 興味を持ったことを詳しく調べるのが好きな子
  • 本やインターネットから情報を集めることが苦にならない子
  • 社会や地域の出来事に関心がある子
  • 自分なりの考えを持ちたい子
  • 友人と話し合いながら課題を解決したい子

探究活動では、最初から完成度の高い発表を求められるわけではありません。調査や発表を繰り返しながら、問いの立て方や情報の整理方法を段階的に身につけていきます。

文章や発表による表現力を伸ばしたい子

中村中学校では、作文、レポート、小論文、プレゼンテーションなど、自分の考えを言葉で表現する機会が多くあります。

人前で話すことが好きな子はもちろん、発表に苦手意識があり、少人数の環境で少しずつ慣れていきたい子にも適しています。授業や行事で経験を重ねることで、考えを整理して相手へ伝える力を伸ばせます。

大学入試では、総合型選抜や学校推薦型選抜で、志望理由書、小論文、面接、プレゼンテーションが求められることがあります。中学段階から表現する経験を積むことは、将来の進路選択にもつながります。

将来の進路をじっくり考えたい子

中村中学校では、大学名を早く決めることよりも、自分の興味や得意なことを理解し、将来どのように社会と関わりたいかを考えるキャリア教育を重視しています。

中学1年では自己理解、中学2年では企業や職業、中学3年では高校卒業後の進路について学び、高校では大学・学部研究へとつなげます。

現時点で将来の職業が決まっていなくても、さまざまな体験を通して自分に合う進路を探したい子に向いています。

  • 自分の得意分野をこれから見つけたい子
  • 大学の学部や職業について幅広く知りたい子
  • 一般選抜だけでなく、推薦型選抜も視野に入れたい子
  • 国内大学と海外大学の両方を進路候補にしたい子
  • 将来の仕事や生き方について段階的に考えたい子

学習習慣を整えながら力を伸ばしたい子

中村中学校では、授業に加えて、放課後学習システム「My Growing Tree」やAI教材「atama+」を活用した学習支援を行っています。

すでに高い学力を持つ子だけでなく、中学校入学後に学習方法を身につけ、基礎から力を伸ばしたい子にも合っています。

特に、次のような子には学校の支援を活用しやすいでしょう。

  • 自宅では勉強を始めるまでに時間がかかる子
  • 分からない問題をそのままにしてしまうことがある子
  • 計画を立てて学習する習慣を身につけたい子
  • 部活動と学習を両立したい子
  • 自分の理解度に合った課題へ取り組みたい子

ただし、学習支援が充実していても、本人が全く努力しなくてよいわけではありません。宿題、提出物、定期考査の準備などに継続して取り組み、支援を自分から活用する姿勢が求められます。

女子だけの環境でさまざまな役割に挑戦したい子

女子校では、体育祭、文化祭、校友会、部活動など、学校生活のあらゆる役割を女子生徒が担います。リーダー、司会、実行委員、発表者などに挑戦する機会も多くあります。

性別による役割分担を意識することなく、自分の得意なことを生かして活動したい子に向いています。入学時には控えめだった生徒が、行事や発表を経験する中で、人前に立てるようになることもあります。

一方、男子生徒を含む多様な人間関係の中で学校生活を送りたい子は、共学校も含めて比較するとよいでしょう。女子校の雰囲気が本人に合うかどうかは、学校見学や清澄祭で確認することが大切です。

部活動や行事にも積極的に参加したい子

中村中学校では、学習だけでなく、体育祭、清澄祭、研修合宿、修学旅行、NQフェスタなどの学校行事も重視しています。部活動も運動部・文化部ともに幅広く、学年を越えた交流があります。

仲間と協力して一つの企画を完成させたり、練習を積み重ねて発表したりする経験を楽しめる子に向いています。

部活動によって活動日数は異なり、バレーボール部や吹奏楽部などは比較的活動日が多くなります。入学後に取り組みたい活動が決まっている場合は、練習日、終了時刻、費用、学習との両立について事前に確認しましょう。

清澄白河へ無理なく通学できる子

中村中学校は、東京メトロ半蔵門線と都営大江戸線の清澄白河駅から徒歩約3分の場所にあります。駅から近く、雨の日や荷物の多い日にも通いやすい立地です。

江東区や墨田区、中央区、江戸川区、台東区などの東京都東部だけでなく、半蔵門線や大江戸線を利用できる地域からも通学しやすくなっています。

ただし、中高6年間は通学が続きます。乗車時間だけでなく、自宅から駅までの移動、乗り換え、混雑、部活動後の帰宅時刻まで含め、本人に無理のない通学経路であるかを確認する必要があります。

中村中学校との相性を確認するチェックポイント

チェック項目当てはまりやすい子
学校規模大規模校より、互いの顔が見える少人数校を好む
校風競争中心ではなく、温かな人間関係の中で成長したい
英語教育英語を試験科目としてだけでなく、実際に使えるようになりたい
探究活動興味を持ったことを調べ、考え、発表することに関心がある
キャリア教育中学生のうちから将来の進路や生き方を考えたい
学習支援先生やスタッフの支援を受けながら学習習慣を整えたい
学校生活行事や部活動にも参加し、仲間との経験を大切にしたい
女子教育女子だけの環境で役割やリーダーシップに挑戦したい

入学前に慎重に確認したいケース

中村中学校には多くの魅力がありますが、全ての子に同じように合うとは限りません。次のような希望が強い場合は、ほかの学校とも比較した方がよいでしょう。

  • 大人数の中で多様な友人と出会い、にぎやかに過ごしたい
  • 大学進学実績や学力競争を最優先して学校を選びたい
  • 男子生徒と一緒に学ぶ共学校を希望している
  • 広大なグラウンドや校内プールなど、大規模な体育施設を重視している
  • 作文、発表、グループ活動をできるだけ避けたい
  • 宿題や提出物を含め、学校から学習管理を受けたくない

特に、少人数校の人間関係や女子校の雰囲気は、資料だけでは判断しにくい部分です。学校説明会、授業見学、オープンスクール、清澄祭などに参加し、在校生の表情、先生との接し方、校内の落ち着きが本人に合っているかを確認しましょう。

中村中学校は、温かな環境で見守られながら、英語、探究、発表、行事などへ少しずつ挑戦し、自分らしい将来を描きたい子に向いている学校です。現在の積極性や学力だけではなく、6年間を通してどのように成長したいかを考えることが、相性を判断するポイントになります。

まとめ|清澄白河の温かな環境で自分らしい将来を描ける伝統女子校

中村中学校は、東京都江東区清澄にある私立の女子中高一貫校です。東京メトロ半蔵門線・都営大江戸線の清澄白河駅から徒歩約3分という通いやすい場所にあり、清澄庭園や清澄公園の緑を身近に感じながら、落ち着いて学校生活を送ることができます。

100年以上の歴史を持つ伝統校でありながら、ICTを活用した授業、探究学習、英語教育、海外研修、キャリア教育など、これからの社会に必要となる学びを積極的に取り入れています。伝統を守るだけではなく、時代の変化に合わせて教育内容を更新している点が、中村中学校の大きな特徴です。

中村中学校の主な魅力

  • 清澄白河駅から徒歩約3分という通学しやすい立地
  • 清澄庭園や清澄公園に面した、都心とは思えない落ち着いた環境
  • 少人数校ならではの、生徒と教員の距離が近いアットホームな校風
  • 大学進学だけでなく、その先の人生を考える「100年ライフ」のキャリア教育
  • 地域について学び、世界へ発信する「Glocal」な英語・国際教育
  • 作文、レポート、プレゼンテーションを重視した探究型の学び
  • 放課後学習やAI教材を活用した、きめ細かな学習支援
  • 一般選抜、推薦型選抜、海外大学など、多様な進路に対応する進学指導
  • 2科・4科、適性検査、英語、活動アピールなど、強みを生かせる多彩な入試方式

少人数だからこそ一人ひとりに役割がある

中村中学校では、生徒数が比較的少ないため、教員が一人ひとりの性格や学習状況を把握しやすく、質問や相談をしやすい環境があります。学習につまずいたときだけでなく、友人関係や進路について悩んだときにも、担任、学年教員、スクールカウンセラーなどへ相談できます。

また、体育祭、清澄祭、NQフェスタ、校友会、部活動などでは、中学生のうちからさまざまな役割を経験できます。最初から積極的に前へ出られる生徒だけでなく、安心できる環境の中で少しずつ発言や発表に挑戦し、自信を身につけたい生徒にも適しています。

英語・探究・キャリア教育がつながっている

中村中学校の教育では、英語、探究、キャリア教育がそれぞれ独立しているのではなく、互いに結びついています。

中学1年の「深川めぐり」で地域の歴史や文化を学び、中学2年ではその内容を英語で発信します。探究活動では、自分で問いを立て、情報を集め、考えをまとめて発表します。こうした経験を通して、自分が何に関心を持ち、将来どのように社会と関わりたいのかを考えていきます。

高校進学後は、先進コース、探究コース、国際コースから進路目標に応じた学びを選びます。中学段階で幅広い経験を積み、高校で興味や得意分野を深めていく流れが整っています。

進学実績は人数だけでなく進路の多様性にも注目

中村高等学校の卒業生は、国公立大学、難関私立大学、女子大学、理工・医療系大学、芸術系大学、海外大学など、幅広い進路へ進んでいます。

少人数校であるため、大規模な進学校のように合格者数が何百名と並ぶ学校ではありません。しかし、生徒一人ひとりの興味や得意分野に合わせて、一般選抜、学校推薦型選抜、総合型選抜、指定校推薦などを使い分けながら、本人に合った進学先を目指せることが特徴です。

指定校推薦枠も豊富ですが、利用には評定や出欠状況などの条件があります。推薦制度だけを期待するのではなく、中学入学後から授業、定期考査、提出物、学校活動に継続して取り組む姿勢が大切です。

学費は中高6年間を見通して検討

中学初年度は、入学金、授業料、施設費、積立金、放課後学習システム費、制服、iPadなどを合わせて、約150万円が一つの目安です。中学校3年間では約350万円、中高6年間では約690万円前後の基本的な負担が想定されます。

このほか、海外研修、部活動、通学定期券、昼食などの費用が家庭ごとに必要です。中高一貫校を選ぶ際は、中学校3年間だけでなく、高校進学時の納入金や高校3年間の費用まで含めて計画を立てておくと安心です。

多彩な入試方式を生かせる学校

中村中学校では、一般入試、特待生入試、適性検査型入試、ポテンシャル入試、帰国生入試など、多様な選抜方式が用意されています。

国語・算数を中心に受験したい子、4科の学習を生かしたい子、都立中高一貫校向けの適性検査対策を進めてきた子、英語力や習い事などの経験を評価してもらいたい子まで、それぞれの強みに応じた受験が可能です。

複数回受験による判定上の考慮もあるため、中村中学校を第一志望とする場合は、一般入試と特待生入試を組み合わせた受験も検討できます。入試制度は変更されることがあるため、受験年度の正式な募集要項を確認することが必要です。

中村中学校が特に向いている家庭

中村中学校は、次のような希望を持つ家庭にとって、検討する価値の高い学校です。

  • 生徒一人ひとりを丁寧に見てもらえる学校を探している
  • 大規模校よりも、温かく落ち着いた校風を重視している
  • 女子校の環境で、自信やリーダーシップを育てたい
  • 英語や海外交流に関心がある
  • 作文、探究、プレゼンテーションの力を伸ばしたい
  • 学習習慣を学校の支援を受けながら身につけたい
  • 大学名だけでなく、本人に合った進路を一緒に考えてほしい
  • 東京都東部や半蔵門線・大江戸線沿線から通いやすい学校を探している

一方で、大人数の活気ある環境、広大なグラウンドやプール、大学合格実績を最優先する競争的な校風、共学校での生活を求める場合は、ほかの学校とも比較した方がよいでしょう。

学校見学では日常の雰囲気を確認しよう

中村中学校の魅力は、数字やパンフレットだけでは分かりにくい、生徒と先生の距離感や学校全体の温かさにあります。学校説明会、授業見学、オープンスクール、清澄祭などへ足を運び、在校生の表情や教員との接し方を確認することが大切です。

校舎の規模、教室の雰囲気、清澄白河駅からの通学経路、放課後の過ごし方も、本人と一緒に見ておきましょう。受験生本人が「ここなら安心して6年間を過ごせそう」と感じられるかどうかが、最終的な学校選びの重要な判断材料になります。

中村中学校は、清澄白河の落ち着いた環境と少人数の温かな校風の中で、英語、探究、キャリア教育に取り組み、自分らしい将来を描いていける女子中高一貫校です。現在の得意・不得意だけでなく、6年間で少しずつ自信を育て、主体的に行動できる女性へ成長したい受験生にとって、魅力的な選択肢となるでしょう。

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