【2026年版】【小中一貫のミッションスクール】サレジオ中学校の評判は?少人数教育・進路・高校受験・学費まで徹底解説

中学受験
  1. 学校の概要|小平で少人数教育を行うカトリック系男子校
    1. 小中一貫校としてのサレジオ中学校
    2. 中高一貫校ではなく、高校受験が必要
    3. カトリック・ミッションスクールとしての教育
    4. 予防教育法の3つの柱
    5. 少人数だからこそ実現できる家庭的な校風
    6. 男子校としての落ち着いた環境
    7. 音楽や表現活動を大切にする学校
    8. 高校受験に向けた3年間として考える
    9. サレジオ工業高等専門学校への推薦制度
    10. サレジオ中学校の基本情報
    11. サレジオ中学校の魅力
  2. アクセスと立地環境|武蔵小金井・国分寺・花小金井から通える緑豊かな環境
    1. 武蔵小金井駅からのアクセス
    2. 国分寺駅からのアクセス
    3. 花小金井駅からのアクセス
    4. 小平駅からのアクセス
    5. 主なアクセスルート
    6. 玉川上水に近い落ち着いた環境
    7. 小平・国分寺・小金井エリアから通いやすい
    8. 高校受験を見据えた通学負担の確認
    9. 通学ルートは親子で実際に確認したい
    10. アクセス面の特徴を整理
  3. 教育方針とカリキュラム|少人数で基礎学力と人間性を育てる
    1. 少人数教育によるきめ細かな指導
    2. 5教科の基礎学力を丁寧に固める
    3. 小テストと反復で定着を図る
    4. 国語では「書く力」を重視
    5. 英語では語彙と基礎文法を積み上げる
    6. 数学では積み上げ型の学力を大切にする
    7. 理科・社会では体験と知識を結びつける
    8. 週1時間の宗教の授業と心の教育
    9. 予防教育法に基づく生活指導
    10. 高校受験に向けた3年間の学習設計
    11. サレジオ高専も含めた進路意識
    12. 教育方針とカリキュラムの特徴を整理
    13. 教育内容を確認する際のポイント
  4. 学習環境と施設設備|建築としても魅力ある校舎と音楽・実験・運動施設
    1. 建築としても評価される校舎
    2. 中学校校舎|少人数教育を支える学びの中心
    3. セミナールームと図書コーナー|高校受験にもつながる学習空間
    4. コンピュータ室・技術室|情報活用とものづくりの基礎を学ぶ
    5. スタジオ・音楽室|サレジオらしい音楽教育を支える施設
    6. 美術室・調理や家庭科の学び|感性と生活力を育てる
    7. 講堂|行事や発表を支える空間
    8. 司牧室|カトリック校らしい心の教育の場
    9. プール・体育館・グラウンド|心身を健やかに育てる運動施設
    10. 部室・広場|学年を超えた交流を生む場所
    11. パン・軽食販売|学校生活を支える実用面
    12. 少人数だから施設を身近に使いやすい
    13. 施設・設備の特徴を整理
    14. 施設見学で確認したいポイント
  5. 学校生活と行事|ドン・ボスコ記念祭と音楽発表会が彩る3年間
    1. 1日の流れ|朝の会から授業へ
    2. 少人数だからこそ落ち着いて過ごせる学校生活
    3. 年間行事|少人数校らしく一人ひとりが関わる
    4. 体育祭|学年を超えて一体感を育てる
    5. 文化祭|日頃の活動を発信する機会
    6. クリスマスの集い|カトリック校らしい行事
    7. ドン・ボスコ記念ミサ・祝日|学校の原点を学ぶ
    8. 音楽発表会|全員が表現に挑戦する伝統
    9. 社会科見学・サレジオ・フォーラム|教室外で学ぶ機会
    10. 中1・中2の宿泊学習と中3の広島平和学習
    11. 保護者会・学力テスト|家庭と学校が連携する機会
    12. 高校受験を意識した学校生活
    13. 学校生活で確認したいポイント
  6. クラブ活動|全員参加を基本に学年を超えてつながる
    1. 全員参加を基本とする部活動
    2. バレーボール部|自分たちで工夫しながら強くなる
    3. サッカー部|楽しさとルールを学ぶ活動
    4. 球技部|さまざまな種目を楽しむ活動
    5. 美術部|自分の手で作品を生み出す
    6. オルガン部|カトリック校ならではの音色に触れる
    7. 軽音楽部|新しい音楽表現に挑戦できる
    8. 部活動で育つ力
    9. 高校受験との両立を意識したい
    10. 部活動見学で確認したいポイント
    11. クラブ活動の特徴を整理
  7. 進学実績と卒業後の進路|外部高校受験とサレジオ高専推薦が進路の柱
    1. 高校受験が必要な学校であることを理解する
    2. 少人数を活かした進路指導
    3. 令和7年度の主な進学実績
    4. 難関私立高校・大学附属校への進学
    5. 公立高校・専門性のある高校への進学
    6. サレジオ工業高等専門学校への推薦制度
    7. 音楽・表現活動から広がる進路
    8. 高校受験に向けた準備
    9. 外部受験とサレジオ高専推薦の比較
    10. 進路実績を見るときの注意点
    11. 募集停止・休校予定についても確認が必要
    12. 進路選びで確認したいポイント
  8. 学費や諸経費について|3年間の中学教育と高校受験を見据えた費用
    1. 初年度費用の目安
    2. 2年次以降の費用
    3. 中高一貫校ではないため、高校受験費用も見込む
    4. サレジオ高専を検討する場合の費用
    5. 学校指定品・クラブ諸費・行事費
    6. 3期分納と寄付金について
    7. 募集停止・休校予定と費用計画
    8. 中学3年間の費用感を整理
    9. 受験前に確認しておきたいこと
  9. 入試情報と合格の目安|国語作文・算数・自己PR面接で個性を見る入試
    1. 募集人数と試験科目
    2. 2027年度入試の日程
    3. 国語作文で見られる力
    4. 作文対策の進め方
    5. 算数で見られる力
    6. 算数対策では標準問題を確実に
    7. 面接では自己PRと家庭の考え方を確認
    8. 自己PRの準備
    9. 保護者同伴面接で確認されること
    10. 合格の目安と偏差値の見方
    11. 高校受験がある学校として入試を考える
    12. 募集停止・休校予定を必ず確認する
    13. 入試対策で意識したいこと
  10. 併願校パターン|高校受験前提の学校選びと併願戦略
    1. サレジオ中学校を併願校に入れるときの基本方針
    2. 中高一貫校との違いを整理
    3. チャレンジ校の例
    4. 標準校の例
    5. 安全校の例
    6. サレジオ中学校を第一志望にする場合の併願例
    7. サレジオ中学校を併願校にする場合
    8. 高校受験前提で選ぶ場合のメリット
    9. 一方で注意したい点
    10. 併願校選びで確認したいポイント
  11. 在校生・保護者の声|先生との距離が近く、個性を大切にする学校
    1. 先生との距離が近く、相談しやすい雰囲気
    2. 学年を超えたつながりが生まれやすい
    3. 個性を大切にしてもらえる安心感
    4. 音楽や表現活動に触れられることが魅力
    5. カトリック校らしい温かさがある
    6. 部活動が学校生活の居場所になる
    7. 高校受験に向けて相談しやすい
    8. 保護者が安心しやすいポイント
    9. 一方で、入学前に確認しておきたい点
    10. 学校見学で確認したいポイント
  12. この学校に向いている子の特徴|少人数で個性を伸ばし高校受験に向かえる子に合う学校
    1. 少人数で丁寧に見てもらいたい子
    2. アットホームな男子校が合う子
    3. カトリック教育の温かさに合う子
    4. 音楽や表現活動に興味がある子
    5. 高校受験に向けて3年間で力をつけたい子
    6. サレジオ高専も含めて進路を考えたい子
    7. 自分の個性を大切にしながら進路を選びたい子
    8. 全員参加の部活動を楽しめる子
    9. サレジオ中学校に向いている子を整理
    10. 一方で、入学前に慎重に確認したい点
    11. 募集停止・休校予定も学校選びの重要な確認事項
    12. 学校見学で確認したいポイント
  13. まとめ|サレジオ中学校は少人数教育と高校進学支援が特色の男子校
    1. サレジオ中学校の魅力を整理
    2. 少人数教育で一人ひとりを大切にする学校
    3. カトリック教育と予防教育法が土台にある
    4. 高校受験に向けた3年間として考える
    5. サレジオ高専推薦という選択肢
    6. 音楽と表現活動が学校生活を豊かにする
    7. 行事や部活動で学年を超えたつながりが生まれる
    8. 入試では作文・算数・面接で総合的に見る
    9. サレジオ中学校を選ぶ前に確認したいこと
    10. 募集停止・休校予定については必ず確認を
    11. サレジオ中学校はどのような家庭におすすめか
    12. 偏差値だけでなく、3年間の成長を見て選びたい学校

学校の概要|小平で少人数教育を行うカトリック系男子校

サレジオ中学校は、東京都小平市上水南町にある私立男子校です。正式にはサレジオ小学校・中学校として、小学校と中学校を併設する小中一貫校の中学部にあたります。横浜市にあるサレジオ学院中学校・高等学校とは別の学校であり、東京都小平市のサレジオ中学校として区別して理解する必要があります。

サレジオ中学校を検討する際に、最初に確認しておきたい重要な点があります。それは、同校が中高一貫校ではないということです。中学校卒業後は、外部高校受験をするか、姉妹校であるサレジオ工業高等専門学校などへの進路を選ぶことになります。そのため、6年間の中高一貫教育を前提に学校選びをする家庭は、進路の仕組みを十分に確認しておく必要があります。

小中一貫校としてのサレジオ中学校

サレジオ中学校は、小学校と中学校が同じ教育理念のもとでつながる小中一貫校です。小学校からの内部進学生と、中学校から入学する生徒がともに学びます。学校全体としては、少人数で家庭的な雰囲気があり、先生と生徒の距離が近いことが大きな特徴です。

中学校の生徒数は比較的少なく、一人ひとりの表情や性格、学習状況に目が届きやすい環境です。大規模校のような活気とは異なり、落ち着いた雰囲気の中で、先生や友人と近い距離で学校生活を送りたい生徒に向いています。

少人数であることは、授業中の発問や発表、補習、進路相談にも生かされます。特にサレジオ中学校の場合、高校受験を見据えた3年間になるため、早い段階から生徒の個性や進路希望を把握しながら、学習面・生活面を支えていくことが大切になります。

中高一貫校ではなく、高校受験が必要

サレジオ中学校の記事では、高校受験が必要な学校であることを必ず押さえておく必要があります。近年の中学受験では、中高一貫校を前提に学校選びをする家庭が多くなっていますが、サレジオ中学校は中学校卒業後にそのまま併設高校へ進むタイプの学校ではありません。

公式サイトの進路ページでは、少人数の利点を生かして、教員が一人ひとりの生徒をよく知り、その個性を伸ばす形で親身な進路指導を行うことが示されています。また、卒業生は外部高校へ幅広く進学しており、姉妹校であるサレジオ工業高等専門学校への推薦制度も紹介されています。

この点は、サレジオ中学校の大きな特徴です。中学受験で入学した後も、高校受験という節目があるため、3年間で基礎学力を固め、進路を考え、受験に向かう姿勢を育てることになります。中高一貫校のように高校受験を回避したい家庭よりも、少人数の温かな環境で中学3年間を過ごし、その後の高校進学を本人に合った形で選びたい家庭に向いています。

カトリック・ミッションスクールとしての教育

サレジオ中学校は、カトリック・ミッションスクールです。教育の土台には、聖ヨハネ・ボスコ、すなわちドン・ボスコの教育理念があります。ドン・ボスコは、子どもたちの心の教育に生涯を捧げたカトリック司祭であり、サレジオ会の創立者です。

同校が大切にしているのが、「予防教育法」です。これは、子どもを厳しく監視したり、罰によって押さえつけたりするのではなく、愛情をもってそばに寄り添い、道理を示し、宗教的な価値観を通じて、自分でよい選択ができるように導く教育です。

サレジオ中学校の教育では、学力だけでなく、思いやり、誠実さ、感謝、他者のために行動する心が重視されます。少人数の学校だからこそ、先生が生徒の近くにいて、日常の小さな変化にも気づきながら支えることができます。

予防教育法の3つの柱

サレジオ中学校の教育理念を理解するうえで重要なのが、予防教育法の3つの柱です。公式サイトでは、ドン・ボスコの教育について、「愛情」「道理」「宗教」を3つの柱とする教育であると説明されています。

意味学校生活での表れ
愛情子どもが大切にされていると実感できる関わり先生との距離が近く、日常的に相談しやすい雰囲気
道理規則や行動の意味を理解し、自分で考えて選ぶ力一方的に押しつけるのではなく、納得を大切にする指導
宗教神の前で誠実に生き、他者を大切にする心祈り、宗教の授業、カトリック行事、心の教育

この3つの柱は、サレジオ中学校の校風にも表れています。規律を大切にしながらも、厳しさだけで生徒を動かすのではなく、生徒自身が納得し、よりよい行動を選べるように支える姿勢が特徴です。

少人数だからこそ実現できる家庭的な校風

サレジオ中学校の魅力は、少人数だからこその家庭的な雰囲気にあります。中学校全体の人数が多くないため、先生方が生徒一人ひとりを把握しやすく、学習面だけでなく生活面や進路面でも細やかな支援を行いやすい環境です。

大規模校では、さまざまな友人と出会える一方で、目立たない生徒が埋もれてしまうこともあります。サレジオ中学校では、人数が少ないからこそ、ひとりの存在が大切にされやすく、自分の居場所を見つけやすい点が魅力です。

また、学年を超えたつながりが生まれやすいことも、小規模校ならではの良さです。部活動や行事では、先輩後輩が近い距離で関わり、互いに支え合う関係を築きやすくなります。

男子校としての落ち着いた環境

サレジオ中学校は男子校です。思春期の男子が、少人数で落ち着いた環境の中、自分らしく過ごせる点は大きな特徴です。男子校ならではの率直な雰囲気の中で、友人関係を築き、行事や部活動に取り組むことができます。

男子だけの環境が合うかどうかは、本人の性格によって異なります。活発な男子同士の関わりを楽しめる子もいれば、少人数で穏やかに過ごすことに安心感を持つ子もいます。サレジオ中学校は、大規模な男子進学校というよりも、家庭的で温かな男子校として見ると、その特徴が分かりやすいでしょう。

音楽や表現活動を大切にする学校

サレジオ中学校の特徴として、音楽教育や表現活動を大切にしている点も挙げられます。資料では、音楽発表会で全生徒が一人一曲ずつピアノ演奏を披露する伝統が紹介されています。全員が人前で演奏する経験は、技術の上達だけでなく、自信や表現力を育てる機会になります。

音楽に触れる経験は、学力だけでは測れない感性や集中力を育てます。男子校でありながら、音楽や芸術にしっかり取り組む環境があることは、サレジオ中学校ならではの魅力です。

ピアノ経験がない生徒にとっては、最初は不安を感じるかもしれません。しかし、少人数で支え合いながら練習し、発表の場に立つ経験は、3年間の大きな成長につながります。

高校受験に向けた3年間として考える

サレジオ中学校は、中学受験で入学した後に高校受験がある学校です。そのため、学校選びでは、単に中学3年間の雰囲気を見るだけでなく、その先の高校進学まで考えることが重要です。

公式サイトでは、令和7年度の進学実績として、都立多摩科学技術、慶應義塾志木、早稲田実業、早稲田大学高等学院、明治大学付属中野、國學院久我山、東海大学付属菅生、聖パウロ学園など、幅広い高校への進学が示されています。少人数校でありながら、生徒の希望や個性に応じて多様な進路を目指していることが分かります。

高校受験があることを負担と見るか、自分に合った高校を改めて選べる機会と見るかで、サレジオ中学校の評価は変わります。中学3年間で自分を見つめ直し、先生と相談しながら高校進学先を選びたい家庭には、同校の進路指導は魅力的に映るでしょう。

サレジオ工業高等専門学校への推薦制度

サレジオ中学校の進路を考えるうえで、姉妹校であるサレジオ工業高等専門学校への推薦制度も重要です。サレジオ高専は5年制の高等専門学校で、情報工学科など専門性の高い学びを行う学校です。

理工系や情報系に興味がある生徒にとって、高校ではなく高専という進路を考えられることは大きな選択肢になります。高校普通科に進学して大学受験を目指す道だけでなく、早い段階から専門分野を学ぶ道も開かれています。

ただし、サレジオ高専への推薦制度があるとはいえ、全員が自動的に進学するわけではありません。本人の興味、適性、学習状況、将来の希望を踏まえて、外部高校受験とあわせて進路を考える必要があります。

サレジオ中学校の基本情報

学校名サレジオ中学校
所在地東京都小平市上水南町4-7-1
学校種別私立男子校
学校形態サレジオ小学校・中学校としての小中一貫校
注意点中高一貫校ではないため、高校進学時には外部高校受験またはサレジオ高専等への進路選択が必要
教育の土台カトリック教育、聖ヨハネ・ボスコの教育理念、予防教育法
教育の柱愛情、道理、宗教
学校の特色少人数教育、家庭的な校風、音楽教育、進路指導、サレジオ高専推薦制度

サレジオ中学校の魅力

サレジオ中学校の魅力は、少人数の温かな環境で、学力と人間性を丁寧に育てられる点にあります。カトリックの予防教育法を土台に、先生が生徒の近くにいて、学習面・生活面・進路面を支える学校です。

また、全員がピアノ演奏に取り組む音楽教育や、学年を超えた部活動、カトリック行事などを通じて、感性や表現力、人との関わり方も育てられます。大規模校の競争的な雰囲気とは異なり、自分のペースで成長したい子に合いやすい学校です。

一方で、サレジオ中学校は中高一貫校ではありません。高校受験が必要であることは、学校選びの重要な前提です。中学3年間を少人数の温かな環境で過ごし、その後の高校進学を本人に合った形で選びたい家庭にとって、サレジオ中学校は検討する価値のある男子校といえるでしょう。

アクセスと立地環境|武蔵小金井・国分寺・花小金井から通える緑豊かな環境

サレジオ中学校は、東京都小平市上水南町4-7-1にあります。JR中央線、西武新宿線、西武多摩湖線方面からバスを利用して通える立地で、小平市、国分寺市、小金井市、西東京市、東村山市、府中市方面からの通学を検討しやすい学校です。

アクセス面では、JR中央線「武蔵小金井駅」、JR中央線・西武線「国分寺駅」、西武新宿線「花小金井駅」、西武新宿線「小平駅」からのバス利用が案内されています。駅から徒歩数分の学校ではないため、通学にはバス利用を前提に考える必要がありますが、複数方面から通学できる点は大きな特徴です。

武蔵小金井駅からのアクセス

JR中央線「武蔵小金井駅」からは、京王バス「小平団地行」を利用するルートが案内されています。中央線沿線から通う場合、武蔵小金井駅を起点にできるため、小金井市、三鷹・吉祥寺方面、立川方面からも通学を考えやすくなります。

武蔵小金井駅はJR中央線の主要駅の一つで、駅周辺には商業施設も多く、保護者が説明会や学校行事で来校する際にも利用しやすい駅です。一方で、バス通学になるため、朝の道路状況やバスの本数、雨の日の混雑などは事前に確認しておきたいところです。

国分寺駅からのアクセス

JR中央線・西武線「国分寺駅」からは、立川バスを利用するルートが案内されています。公式アクセスでは、国分寺駅からの立川バスについて「どの行先でも可」と示されており、国分寺駅方面から比較的利用しやすいことが分かります。

国分寺駅はJR中央線に加え、西武国分寺線・西武多摩湖線も利用できる交通の結節点です。小平市内だけでなく、国分寺市、東村山方面、府中方面からも通学ルートを考えやすい駅といえるでしょう。

花小金井駅からのアクセス

西武新宿線「花小金井駅」からは、立川バス「国分寺行」を利用するルートが案内されています。西武新宿線沿線から通う家庭にとっては、花小金井駅を起点にできる点が便利です。

花小金井駅周辺は住宅地が広がるエリアで、都心方面からの通学というよりも、小平市・西東京市・東村山市方面からの通学に適したルートといえます。西武新宿線沿線の家庭は、実際の登校時間帯にバスを利用した場合の所要時間を確認しておくと安心です。

小平駅からのアクセス

西武新宿線「小平駅」からは、銀河鉄道バス「国分寺駅北口行」を利用するルートが案内されています。小平駅は西武新宿線と西武拝島線の利用が可能な駅で、小平市内や東村山・拝島方面からの通学を検討する場合の選択肢になります。

ただし、銀河鉄道バスは一般的な大手路線バスとは運行本数や時刻の確認方法が異なる場合があります。小平駅から通学を考える場合は、時刻表、登校時間帯の本数、下校時の便、雨天時の混雑を事前に確認しておきましょう。

主なアクセスルート

利用駅路線学校までの交通手段通学上のポイント
武蔵小金井駅JR中央線京王バス「小平団地行」中央線沿線から利用しやすい。朝のバス混雑を確認したい
国分寺駅JR中央線・西武線立川バス中央線・西武線の複数路線を使えるため、通学範囲が広い
花小金井駅西武新宿線立川バス「国分寺行」西武新宿線沿線から通いやすい
小平駅西武新宿線・西武拝島線銀河鉄道バス「国分寺駅北口行」小平市内や西武線沿線からの通学ルートとして検討できる

玉川上水に近い落ち着いた環境

サレジオ中学校の周辺は、玉川上水に近い落ち着いたエリアです。小平市上水南町周辺は、住宅地と緑が調和した環境で、都心の大規模校とは異なる静かな雰囲気があります。

少人数教育を行うサレジオ中学校にとって、落ち着いた周辺環境は大きな魅力です。生徒一人ひとりが自分のペースで学び、先生や友人と近い距離で学校生活を送るうえで、騒がしすぎない環境は安心材料になります。

また、自然に近い環境は、カトリック校としての心の教育や、音楽・芸術・表現活動とも相性があります。日々の学校生活の中で、静かに自分と向き合う時間を持ちやすいことも、サレジオ中学校らしい特徴です。

小平・国分寺・小金井エリアから通いやすい

サレジオ中学校は、小平市、国分寺市、小金井市の境界に近いエリアにあります。そのため、地理的には多摩地区の中央部から通いやすい学校です。中央線沿線からは武蔵小金井駅・国分寺駅、西武新宿線沿線からは花小金井駅・小平駅を使う形になります。

中学受験では、学校の教育内容だけでなく、毎日の通学時間も重要です。特にサレジオ中学校は、高校受験に向けた3年間を過ごす学校です。日々の通学負担が大きすぎると、家庭学習や高校受験準備、部活動との両立に影響する可能性があります。

高校受験を見据えた通学負担の確認

サレジオ中学校は中高一貫校ではないため、中学3年生の時点で高校受験があります。そのため、通学時間の見方も中高一貫校とは少し異なります。6年間通う学校ではなく、中学3年間で学力を整え、高校進学に向かう学校として、通学と学習のバランスを考える必要があります。

たとえば、通学に時間がかかりすぎると、帰宅後の学習時間や睡眠時間が削られます。高校受験を見据えるなら、学校の授業、補習、部活動、家庭学習、塾や模試との兼ね合いまで含めて、無理のない通学ルートかを確認しておくことが大切です。

確認項目見ておきたいポイント家庭での確認方法
通学時間電車・バス・徒歩を含めて無理のない時間か平日の朝に実際の時刻でシミュレーションする
バス利用武蔵小金井・国分寺・花小金井・小平からの本数や混雑登校時間帯と下校時間帯の時刻表を確認する
雨天時雨の日にバスが遅れやすいか、混雑しやすいか余裕を持った登校時間を想定する
下校時部活動や補習後でも安全に帰宅できるか夕方のバス時刻と帰宅ルートを確認する
高校受験準備帰宅後に学習時間を確保できるか中2・中3の生活リズムまで想定する
保護者の来校面談・行事・説明会に参加しやすいか保護者自身の来校ルートも確認する

通学ルートは親子で実際に確認したい

サレジオ中学校を検討する場合は、説明会や学校行事の際に、親子で実際の通学ルートを確認しておくことをおすすめします。地図上では近く見えても、バスの待ち時間や乗り換え、道路状況によって、体感の通学時間は変わります。

特に中学1年生のうちは、バス通学に慣れるまで時間がかかることがあります。朝の混雑、帰りのバス停、暗くなる時間帯の雰囲気、雨の日の移動などを事前に見ておくと、入学後の不安を減らせます。

  • 最寄り駅から学校までのバスルートを実際に確認すること。
  • 登校時間帯のバス本数と混雑を確認すること。
  • 下校時のバス時刻と帰宅ルートを確認すること。
  • 雨の日や荷物が多い日の通学負担を想定すること。
  • 高校受験期に家庭学習時間を確保できる通学距離か考えること。
  • 保護者が面談や行事で来校しやすいか確認すること。

アクセス面の特徴を整理

観点サレジオ中学校の特徴家庭にとっての見方
所在地東京都小平市上水南町4-7-1小平・国分寺・小金井エリアから通いやすい
利用駅武蔵小金井、国分寺、花小金井、小平JR中央線・西武新宿線・西武線方面から検討できる
通学手段各駅からバス利用が基本バスの本数・混雑・所要時間を確認する必要がある
周辺環境玉川上水に近い緑豊かで落ち着いた環境少人数教育やカトリック教育と相性がよい
進路面中学卒業後に高校受験またはサレジオ高専等への進路選択が必要通学負担と高校受験準備をセットで考えたい

サレジオ中学校は、駅から徒歩すぐの学校ではありませんが、武蔵小金井、国分寺、花小金井、小平の各駅からバスで通える立地にあります。小平市上水南町の落ち着いた環境の中で、少人数教育、カトリック教育、音楽教育にじっくり取り組める点が魅力です。

一方で、同校は中高一貫校ではなく、高校受験が必要な学校です。通学時間が無理なく、3年間の学校生活と高校受験準備を両立できるかを、入学前に親子でしっかり確認しておくとよいでしょう。

教育方針とカリキュラム|少人数で基礎学力と人間性を育てる

サレジオ中学校の教育方針は、少人数教育とカトリックの人間教育を土台にしています。大規模校のように多数の生徒を一斉に指導するのではなく、一人ひとりの性格、学習状況、得意不得意、進路希望を丁寧に見ながら、基礎学力と人間性を育てていく学校です。

同校は中高一貫校ではないため、中学3年間の学びは、高校受験やサレジオ工業高等専門学校などへの進路選択につながります。そのため、カリキュラムを考える際には、中学3年間で基礎学力を固め、高校進学に向けて自分の進路を考える力を育てるという視点が重要になります。

少人数教育によるきめ細かな指導

サレジオ中学校の最大の特徴の一つが、少人数教育です。生徒数が限られているため、先生が一人ひとりの状況を把握しやすく、授業中の理解度、提出物、生活面の変化、進路への関心などに目が届きやすい環境があります。

少人数教育では、授業中に発問される機会も多くなりやすく、生徒が受け身になりにくい点が魅力です。分からないところを質問しやすく、つまずきが大きくなる前に声をかけてもらいやすいことは、中学段階の学習において大きな安心材料になります。

少人数教育の特徴具体的な内容生徒にとってのメリット
先生との距離が近い授業中・休み時間・放課後に相談しやすい分からないことを早めに解決しやすい
学習状況を把握しやすい小テストや提出物、授業中の様子を細かく見られる苦手分野を放置しにくい
個性を見てもらいやすい得意分野や性格に応じた声かけがしやすい自分らしさを大切にしながら成長できる
進路相談がしやすい高校受験や高専進学に向けて早めに相談できる本人に合った進路を考えやすい

5教科の基礎学力を丁寧に固める

サレジオ中学校では、5教科の基礎学力を大切にしています。中学校卒業後に高校受験があるため、日々の授業で基本事項を確実に理解し、定着させることが重要です。高校受験では、国語・数学・英語を中心に、理科・社会を含めた総合的な学力が問われます。

中学受験後に一度学習ペースが緩んでしまうと、高校受験に向けた準備が遅れがちになります。サレジオ中学校では、少人数だからこそ、授業の理解度を見ながら、必要に応じて補習や個別対応を行いやすい環境があります。

特に中学1年生の段階では、英語と数学の基礎を丁寧に固めることが重要です。英語は語彙や文法の積み重ね、数学は計算力や方程式、関数、図形などの基礎が、その後の高校受験に直結します。

小テストと反復で定着を図る

ご提示資料にもあるように、サレジオ中学校では小テストを活用して理解度を確認し、必要に応じて補習や個別指導につなげる体制が特徴です。小テストは、単に点数を取るためのものではなく、学習内容がどの程度定着しているかを確認するための大切な手段です。

少人数校では、小テストの結果だけでなく、授業中の反応やノート、提出物、発言の様子からも、理解度を把握しやすくなります。苦手な単元を早い段階で発見し、放置しないことが、高校受験に向けた学力形成につながります。

学習サポート主な内容高校受験へのつながり
小テスト単語・漢字・計算・基本事項の定着確認基礎知識をこまめに積み上げられる
補習理解不足の単元をフォローする苦手を早期に修正しやすい
個別指導生徒の状況に応じて声をかける本人に合った学習方法を見つけやすい
提出物管理ノート・課題・宿題の取り組みを確認する学習習慣を整えやすい

国語では「書く力」を重視

サレジオ中学校の学びでは、国語の「書く力」も重要です。高校受験では、読解問題だけでなく、記述問題、作文、小論文、面接での自己表現などが求められる場面があります。文章を読み取る力と、自分の考えを言葉にする力は、高校受験だけでなく、その後の学びにもつながります。

国語で「書く」ことを重視する学びは、単に作文が上手になるためのものではありません。自分の考えを整理する、根拠を示す、相手に伝わるように表現するという力を育てるものです。

また、サレジオ中学校では入試でも国語作文が課されます。入学後も書く力を育てることで、進路選択や面接、志望理由書、高校受験に向けた自己表現にもつながります。

英語では語彙と基礎文法を積み上げる

英語は、中学入学後に本格的に学力差がつきやすい教科です。サレジオ中学校では、単語テストなどを通じて語彙の定着を図り、英語学習の基礎を固めていくことが重視されます。

高校受験を考えると、中1・中2の段階で英単語、基本文法、英文の読み方、リスニング、英作文の土台を作っておくことが大切です。中3になってから慌てて復習するのではなく、日々の小テストや授業の積み重ねで英語を定着させる必要があります。

少人数の環境であれば、発音や音読、英文の読み間違い、単語の定着状況なども確認しやすくなります。英語が苦手な生徒にとっても、早めにフォローを受けやすい点は安心材料になります。

数学では積み上げ型の学力を大切にする

数学は、前の単元の理解が次の単元に直結する積み上げ型の教科です。中1の正負の数、文字式、方程式、中2の連立方程式、一次関数、図形、中3の二次方程式、関数、相似など、各単元を確実に理解しておくことが高校受験につながります。

少人数教育では、計算ミスが多いのか、概念理解が弱いのか、文章題の読み取りでつまずいているのかを見極めやすくなります。単に正解・不正解を見るだけでなく、どこでつまずいているかを把握できることは、数学の学習において大きな意味があります。

高校受験では、標準問題を確実に得点する力が重要です。サレジオ中学校の3年間では、基礎から標準レベルまでを丁寧に積み上げることが大切になります。

理科・社会では体験と知識を結びつける

理科と社会は、知識を覚えるだけでなく、身近な体験や資料と結びつけて理解することが大切です。公式ブログでは、中2の社会科で火起こし体験を行った様子も紹介されており、体験を通じて昔の人々の生活や大変さを実感する学びが行われています。([salesio.ac.jp](https://www.salesio.ac.jp/information/junior/index.php?page=2))

理科では、実験や観察を通じて自然現象を理解し、社会では歴史・地理・公民の知識を現実の社会と結びつけて考えることが大切です。高校受験に向けても、知識の暗記だけでなく、資料を読み取り、理由を説明する力が求められます。

少人数の授業では、体験活動や発表、話し合いを取り入れやすく、知識と実感を結びつけた学びを行いやすい点が魅力です。

週1時間の宗教の授業と心の教育

サレジオ中学校はカトリック・ミッションスクールであり、宗教教育も大切にしています。週1時間の宗教の授業や、朝の祈り、カトリック行事を通じて、他者を大切にする心、自分の行動を振り返る姿勢、感謝や奉仕の精神を育てます。

宗教の授業は、単に教義を学ぶ時間ではなく、人としてどう生きるかを考える時間でもあります。思春期の中学生にとって、自分の内面と向き合い、他者との関係を考えることは重要です。

高校受験を控える中学生活では、成績や進路に意識が向きがちです。しかし、サレジオ中学校では、学力だけでなく、人としての成長も大切にします。これは、ドン・ボスコの予防教育法に基づく同校らしい教育です。

予防教育法に基づく生活指導

サレジオ中学校の教育の根底には、ドン・ボスコの予防教育法があります。これは、子どもを罰で管理するのではなく、愛情をもって寄り添い、道理を示し、宗教的な価値観を通じて、よりよい行動を自分で選べるように導く教育です。

中学生は、心身ともに大きく変化する時期です。友人関係、学習習慣、進路への不安、自分らしさへの悩みなど、さまざまな課題に向き合います。サレジオ中学校では、少人数の環境の中で、先生が生徒の近くにいて、日常の変化に気づきながら支えることができます。

予防教育法の視点学校生活での意味生徒に育つ力
愛情生徒が大切にされていると感じられる関わり安心感、自己肯定感、信頼する力
道理なぜその行動が大切なのかを理解する指導判断力、自律心、責任感
宗教祈りやカトリック行事を通じて心を整える感謝、奉仕、他者への思いやり

高校受験に向けた3年間の学習設計

サレジオ中学校は、中高一貫校ではありません。そのため、中学3年間のカリキュラムは、高校受験を見据えて考える必要があります。中1では学習習慣と基礎学力を整え、中2では主要単元を確実に積み上げ、中3では志望校に向けた実戦力を高めていく流れが大切です。

高校受験では、学力試験だけでなく、内申、面接、志望理由、学校生活の取り組みも関わる場合があります。少人数校であるサレジオ中学校では、先生が生徒の個性や活動を把握しやすく、進路相談や面接準備にもつなげやすい環境があります。

学年学習の重点高校受験へのつながり
中学1年学習習慣の確立、英語・数学の基礎、学校生活への適応高校受験に向けた土台づくり
中学2年主要教科の積み上げ、苦手分野の早期発見、進路意識の芽生え志望校選択に向けた準備
中学3年高校受験対策、面接・作文・志望理由の整理、進路相談本人に合った高校・高専への進学

サレジオ高専も含めた進路意識

サレジオ中学校では、姉妹校であるサレジオ工業高等専門学校への推薦制度もあります。サレジオ高専は5年制の高等専門学校で、情報工学科など専門的な学びにつながる進路です。

理工系や情報系に関心がある生徒にとって、高校普通科だけでなく、高専という進路を考えられることは大きな選択肢になります。中学段階から、ものづくり、コンピュータ、理科、数学に興味があるかを見ながら、進路を考えていくことができます。

もちろん、サレジオ高専への進学が前提というわけではありません。外部高校受験、私立高校、公立高校、高専など、生徒一人ひとりに合った進路を考えることが大切です。

教育方針とカリキュラムの特徴を整理

教育の柱主な内容育つ力
少人数教育先生が一人ひとりを把握し、きめ細かく支える安心感、学習習慣、自己理解
基礎学力の定着5教科の基本事項を丁寧に積み上げる高校受験に向けた学力の土台
小テスト・補習理解度を確認し、苦手分野を早めに補う継続的に学ぶ力、苦手を修正する力
国語の書く力作文・記述・自己表現を重視する論理的思考力、表現力、面接・作文対応力
英語の反復学習単語・文法・音読などを積み重ねる高校受験につながる英語基礎力
宗教教育週1時間の宗教、祈り、カトリック行事思いやり、感謝、奉仕の心
進路指導外部高校受験やサレジオ高専推薦を見据えた相談自分に合った進路を選ぶ力

教育内容を確認する際のポイント

サレジオ中学校を検討する際には、教育方針やカリキュラムが本人に合うかを確認することが大切です。少人数教育は、先生との距離が近く安心できる一方で、大人数の中で競争したいタイプの生徒には物足りなく感じる場合もあります。

また、高校受験が必要であることを前向きに受け止められるかも重要です。中学3年間で基礎学力を整え、先生と相談しながら高校進学先を選ぶ流れが、家庭の方針に合うかを確認しましょう。

  • 少人数で先生との距離が近い環境が本人に合うか。
  • 小テストや反復学習を通じて基礎を固める学びに向いているか。
  • 国語作文や自己表現を伸ばす学習に前向きか。
  • 英語・数学の基礎を中学3年間でしっかり積み上げられそうか。
  • 宗教の授業やカトリック行事に違和感がないか。
  • 高校受験が必要な学校であることを理解しているか。
  • 外部高校受験とサレジオ高専推薦の両方を進路選択肢として考えられるか。

サレジオ中学校の教育方針とカリキュラムは、少人数の温かな環境で基礎学力を育てながら、高校受験や高専進学に向けて一人ひとりを支えるものです。大規模校よりも先生との距離が近い学校で学びたい子、基礎を丁寧に固めたい子、高校受験に向けて3年間で自分に合った進路を考えたい子にとって、サレジオ中学校は検討する価値のある学校といえるでしょう。

学習環境と施設設備|建築としても魅力ある校舎と音楽・実験・運動施設

サレジオ中学校の学習環境は、少人数教育とカトリック教育を支える落ち着いた空間づくりが特徴です。小学校と中学校が同じ敷地内にあり、中学校校舎、セミナールーム、図書コーナー、コンピュータ室、技術室、スタジオ、美術室、講堂、音楽室、司牧室、プール、体育館、グラウンドなど、学習・表現・運動・心の教育を支える施設が整えられています。

同校の施設を考えるうえで大切なのは、単に設備の数だけを見るのではなく、少人数校だからこそ一つひとつの施設を身近に使いやすいという点です。大規模校のような大人数の設備利用とは異なり、授業、行事、部活動、音楽発表、理科実験、高校受験に向けた学習などを、先生や友人との近い距離感の中で行いやすい環境があります。

建築としても評価される校舎

サレジオ小学校・中学校の校舎は、学校建築としての思想が感じられる造りになっています。公式施設ページでは、設計にあたり、東京サレジオ学園の設計で吉田五十八賞を受賞した藤木隆男氏に依頼し、藤木隆男建築研究所と学校職員が二年余りにわたって設計ヒアリングを重ねたことが紹介されています。

そこには、子どもたちにとって良い学校とは何かを、学校建築の面から追求した考え方があります。明るさ、動線、広場、教室、特別教室、祈りの空間、運動施設が一体となって、日々の学校生活を支えるように設計されています。

中学3年間を過ごす環境として、校舎の雰囲気は意外に重要です。毎日過ごす教室や廊下、広場、講堂、音楽室が落ち着いた雰囲気であることは、少人数でじっくり学ぶサレジオ中学校らしさにつながっています。

中学校校舎|少人数教育を支える学びの中心

中学校校舎には、中学校教室やセミナールーム、図書コーナーなどがあります。サレジオ中学校は少人数校であるため、教室は単に授業を受ける場所というだけでなく、先生や友人と日常的に関わりながら学ぶ生活空間でもあります。

少人数の教室では、生徒一人ひとりの発言や表情が見えやすくなります。授業中に分からないところがあれば質問しやすく、先生も理解度を把握しやすい環境です。高校受験に向けて基礎学力を積み上げるうえでも、この距離の近さは大きな支えになります。

施設主な役割学習面での意味
中学校教室日々の授業、ホームルーム、学級活動の中心先生と生徒の距離が近く、理解度を確認しやすい
セミナールーム少人数学習、補習、面談、発表などに活用しやすい空間高校受験に向けた個別対応や進路相談にもつながる
図書コーナー読書、調べ学習、静かな学習の場国語力や作文力、探究心を育てる

セミナールームと図書コーナー|高校受験にもつながる学習空間

サレジオ中学校は中高一貫校ではないため、中学3年間で高校受験に向けた基礎学力を整える必要があります。その意味で、セミナールームや図書コーナーのような学習空間は大切です。

セミナールームは、少人数での学習、補習、面談、進路相談、発表などに使いやすい空間です。中学3年生になると、志望校選びや受験に向けた相談が増えます。教室以外にも落ち着いて話せる場所があることは、少人数校の進路指導を支える要素になります。

図書コーナーは、読書や調べ学習、作文の材料集めに役立ちます。サレジオ中学校では国語作文や自己表現も重視されるため、読書を通じて語彙や表現力を広げることは、高校受験や面接対策にもつながります。

コンピュータ室・技術室|情報活用とものづくりの基礎を学ぶ

特別教室棟には、コンピュータ室や技術室があります。コンピュータ室は、情報活用力を育てる場として、調べ学習、資料作成、タイピング、発表準備などに活用できます。

中学校卒業後の進路として、サレジオ工業高等専門学校への推薦制度もあるサレジオ中学校にとって、コンピュータや技術に触れる環境は意味があります。情報系・理工系・ものづくりに関心がある生徒にとって、こうした設備に触れることは、高専や理系高校への関心につながる可能性があります。

施設主な内容進路とのつながり
コンピュータ室情報活用、資料作成、調べ学習、ICT学習情報系・理工系への関心や、高校受験後の学びにつながる
技術室ものづくり、工具・材料を使った実習、技術分野の学習高専や工業系・理系分野への興味を育てやすい

スタジオ・音楽室|サレジオらしい音楽教育を支える施設

サレジオ中学校の特色として、音楽教育や表現活動を大切にしている点があります。公式施設ページには、スタジオや音楽室が掲載されています。これらは、音楽発表会、合唱、楽器練習、軽音楽など、音楽を通じた表現を支える大切な施設です。

ご提示資料にもあるように、サレジオ中学校では音楽発表会で全生徒が一人一曲ずつピアノ演奏を披露する伝統があります。このような取り組みは、技術の習得だけでなく、人前で表現する力、自分の努力を形にする経験、緊張を乗り越える力を育てます。

男子校でありながら、音楽や芸術にしっかり取り組む環境がある点は、サレジオ中学校の個性です。勉強だけでなく、感性や表現力も育てたい家庭にとって、音楽室やスタジオの存在は魅力的に映るでしょう。

美術室・調理や家庭科の学び|感性と生活力を育てる

施設ページには美術室も紹介されています。美術室は、作品制作を通じて、観察力、集中力、表現力を育てる場所です。サレジオ中学校では、音楽だけでなく、美術や表現活動を通じて感性を育てる環境があります。

また、ご提示資料では調理室も挙げられています。家庭科や調理に関わる学びは、生活力や段取り力を育てる機会になります。男子校だからこそ、料理や生活に関わる経験を学校で積めることは、自立した生活力を育てるうえでも意味があります。

高校受験に向けた学力だけでなく、音楽、美術、家庭科などを通じて、感性や生活力を育てることも、サレジオ中学校らしい教育の一部といえるでしょう。

講堂|行事や発表を支える空間

講堂は、学校行事、発表、集会、宗教行事などに使われる重要な空間です。サレジオ中学校では、カトリック教育を土台に、祈りやミサ、音楽発表会、行事を通じて心の成長を促します。

講堂のようなまとまった空間があることで、学年や学校全体が集まり、同じ時間を共有することができます。少人数校であっても、全校で一体感を持つ行事は、生徒の心に残りやすいものです。

人前で発表する経験、友人の発表を聴く経験、静かに祈る経験は、サレジオ中学校の教育の中で大切な意味を持っています。

司牧室|カトリック校らしい心の教育の場

施設ページには司牧室も掲載されています。司牧室は、カトリック校としての心の教育を支える空間です。サレジオ中学校では、週1時間の宗教の授業、朝の祈り、カトリック行事などを通じて、思いやり、感謝、奉仕の心を育てています。

中学生は、学力だけでなく、心の成長も大切な時期です。友人関係、進路への不安、自分の個性への悩みなど、さまざまな課題に向き合います。カトリック校として、祈りや静けさを大切にする空間があることは、サレジオ中学校の教育の土台を感じさせます。

プール・体育館・グラウンド|心身を健やかに育てる運動施設

サレジオ中学校には、プール、体育館、グラウンドなどの運動施設があります。体育の授業や部活動、体育祭などを通じて、体力を高めるだけでなく、協調性や粘り強さを育てる場になります。

中学3年間は、心身が大きく成長する時期です。勉強だけでなく、身体を動かすこと、友人と協力すること、勝敗を受け止めること、目標に向かって努力することも大切です。

少人数校では、運動が得意な生徒だけでなく、さまざまな生徒が行事や部活動で役割を持ちやすい点があります。体育館やグラウンドは、そうした活動の中心となる施設です。

運動施設主な用途育ちやすい力
プール水泳授業、体力づくり基礎体力、安全意識、継続力
体育館体育授業、部活動、行事協働力、体力、チームワーク
グラウンド体育祭、屋外競技、部活動粘り強さ、仲間と協力する力、達成感

部室・広場|学年を超えた交流を生む場所

施設ページには部室や広場も紹介されています。サレジオ中学校では、部活動や行事を通じて、学年を超えたつながりが生まれやすい点が特徴です。部室や広場は、先輩後輩が自然に関わり、学校生活の中で自分の居場所を見つける場になります。

小規模校では、一人ひとりの存在感が大きくなります。部活動や行事では、役割を任される機会も多くなりやすく、責任感や主体性が育ちます。広場のような開かれた空間は、休み時間や行事準備、友人との交流にも役立ちます。

パン・軽食販売|学校生活を支える実用面

ご提示資料では、昼食はお弁当持参が基本であり、校内で軽食やパンの販売が行われているとされています。中学生にとって、昼食や軽食環境は日々の学校生活を支える大切な要素です。

部活動や放課後の補習、行事準備がある日には、軽食を購入できる環境があると安心です。高校受験を見据える中学3年間では、学習と生活リズムの安定が大切になるため、食事環境も見ておきたいポイントです。

生活面の設備・環境主な内容生徒にとっての意味
お弁当持参昼食は家庭からのお弁当を基本とする家庭の方針に合わせた昼食を用意しやすい
パン・軽食販売必要に応じて校内で軽食を購入できる部活動や補習前後の補食として利用しやすい

少人数だから施設を身近に使いやすい

サレジオ中学校の施設設備を考えるとき、少人数校であることは大きな意味を持ちます。大規模校では、立派な施設があっても利用機会が限られることがあります。一方、少人数校では、音楽室、スタジオ、コンピュータ室、体育館、グラウンドなどを、生徒一人ひとりが身近に感じやすくなります。

音楽発表会で全員がピアノ演奏に取り組むこと、理科や技術で実習に関わること、体育館やグラウンドで行事に参加することは、少人数だからこそ全員が主役になりやすい経験です。

サレジオ中学校の施設は、学力を伸ばすためだけでなく、表現力、感性、体力、祈り、仲間との関わりを育てるための環境として見ると、その魅力が分かりやすくなります。

施設・設備の特徴を整理

施設・設備主な内容学校生活とのつながり
中学校校舎中学校教室、日々の授業、ホームルーム少人数で先生との距離が近い学びを支える
セミナールーム少人数学習、補習、面談、発表高校受験に向けた個別対応や進路相談にもつながる
図書コーナー読書、調べ学習、作文準備国語力・表現力・探究心を育てる
コンピュータ室情報活用、資料作成、ICT学習高専や理工系進路への関心にもつながる
技術室ものづくり、実習、技術分野の学習手を動かして学ぶ経験を支える
スタジオ・音楽室音楽発表、楽器練習、軽音楽、合唱全員ピアノ演奏など、表現活動を支える
美術室作品制作、表現活動感性や創造力を育てる
講堂行事、集会、発表、宗教行事学校全体の一体感や発表経験につながる
司牧室カトリック校としての心の教育を支える空間祈り、感謝、奉仕の心を育てる
プール・体育館・グラウンド体育授業、部活動、体育祭体力、協働力、粘り強さを育てる
部室・広場部活動、休み時間、学年を超えた交流学校生活の居場所づくりにつながる

施設見学で確認したいポイント

サレジオ中学校を検討する際には、説明会や学校行事の際に、施設を実際に見ておくことをおすすめします。校舎の明るさ、教室の広さ、音楽室やスタジオの雰囲気、講堂、体育館、グラウンド、通学動線などは、写真だけでは分かりにくい部分です。

特にサレジオ中学校は、少人数の家庭的な雰囲気が大きな魅力です。施設そのものの規模だけでなく、生徒がどのようにその空間を使っているか、先生との距離がどのように感じられるかを見ておくと、入学後の学校生活を具体的にイメージしやすくなります。

  • 教室やセミナールームが、少人数で学びやすい雰囲気か。
  • 音楽室やスタジオが、音楽発表や表現活動にどう使われているか。
  • コンピュータ室や技術室が、高校受験後の進路意識にどうつながりそうか。
  • 講堂や司牧室など、カトリック校らしい空間に違和感がないか。
  • 体育館・グラウンド・プールなど、運動施設が本人に合いそうか。
  • 昼食や軽食の環境が、日々の学校生活に十分か。
  • 3年間の通学・学習・高校受験準備を支える環境として安心できるか。

サレジオ中学校の学習環境と施設設備は、少人数教育、音楽教育、カトリック教育、高校受験に向けた学習を支えるために整えられています。大規模校のような華やかさよりも、先生や友人と近い距離で、学び・表現・運動・心の成長にじっくり取り組める環境を求める家庭にとって、魅力を感じやすいキャンパスといえるでしょう。

学校生活と行事|ドン・ボスコ記念祭と音楽発表会が彩る3年間

サレジオ中学校の学校生活は、少人数で家庭的な雰囲気の中、授業、部活動、行事、カトリック教育が一体となって進んでいきます。中高一貫校ではないため、中学3年間で基礎学力を整え、高校受験やサレジオ工業高等専門学校などへの進路選択に向かう学校生活になります。

一方で、受験準備だけに偏る学校ではありません。体育祭、文化祭、クリスマスの集い、ドン・ボスコ記念ミサ、音楽発表会など、カトリック校・少人数校らしい行事を通じて、友人との絆、表現力、感謝の心、自分を見つめる姿勢を育てていきます。

1日の流れ|朝の会から授業へ

サレジオ中学校では、8時20分に登校し、8時30分から朝の会、8時45分から授業が始まります。中学生にとって、毎日の生活リズムを整えることは、学習習慣を作るうえで非常に重要です。

高校受験がある学校だからこそ、日々の授業を大切にし、小テストや課題を積み重ねることが進路につながります。朝の時間に気持ちを整え、落ち着いて授業に入ることは、基礎学力を安定させる第一歩です。

時間帯主な内容学校生活での意味
8:20登校余裕を持って1日を始める
8:30朝の会クラスで連絡を確認し、気持ちを整える
8:45〜授業開始5教科の基礎学力と人間教育を積み上げる
昼食・休み時間友人との交流や午後の授業に向けた休憩時間
放課後部活動・補習・行事準備など学年を超えた関わりや、高校受験に向けた学習を支える

少人数だからこそ落ち着いて過ごせる学校生活

サレジオ中学校は、生徒数が多くない学校です。そのため、学校生活では先生や友人との距離が近く、学年を超えたつながりも生まれやすい環境があります。大規模校のような賑やかさとは異なり、互いの顔が見える温かな雰囲気の中で過ごせる点が魅力です。

中学生の時期は、友人関係や自分の個性について悩みやすい時期でもあります。少人数の学校では、日常の小さな変化にも先生が気づきやすく、困ったときに相談しやすい空気が生まれやすくなります。

また、高校受験を控える学校であるため、中学2年・3年に進むにつれて、学習面や進路面での相談も増えていきます。先生との距離が近いことは、高校選びや受験準備においても大きな安心材料になります。

年間行事|少人数校らしく一人ひとりが関わる

サレジオ中学校の年間行事には、体育祭、文化祭、クリスマスの集い、ドン・ボスコ記念ミサ、音楽発表会などがあります。少人数校では、一人ひとりの役割が大きくなりやすく、行事に参加するだけでなく、自分たちで準備し、作り上げる経験をしやすい点が特徴です。

行事は、学力だけでは測れない成長の場です。人前で発表する、仲間と協力する、準備に責任を持つ、来校者に説明する、静かに祈る。こうした経験を通じて、生徒は自信や社会性を身につけていきます。

時期主な行事行事の特徴
4月入学式、始業式新しい学校生活に慣れ、クラスや学年のつながりを作る時期
5月保護者会、私立中高合同相談会など家庭と学校が連携し、学校生活の様子を共有する時期
6月体育祭、プール開き、学校説明会仲間と協力し、体を動かしながら一体感を深める時期
7月期末試験、終業式1学期の学習を確認し、夏休みに向けて課題を整理する時期
9月始業式、1・2年学力テスト、サレジオ・フォーラム2学期の学習を始め、学力状況を確認する時期
10月1・2年社会科見学、学校説明会、文化祭校外での学びや文化祭を通じて、表現力や協働性を育てる時期
11月期末試験、保護者会学習状況を確認し、家庭と学校で課題を共有する時期
12月創立記念日、クリスマスの集い、終業式カトリック校としての精神に触れ、1年を振り返る時期
1月始業式、ドン・ボスコ記念ミサ・祝日創立者の精神に触れ、学校の理念を改めて感じる時期
2月入学試験、1・2年学力テスト、保護者会学力の定着を確認し、次年度への準備を進める時期
3月音楽発表会、終業式表現活動を通じて、1年間の成長を実感する時期

体育祭|学年を超えて一体感を育てる

6月に行われる体育祭は、サレジオ中学校の学校生活を代表する行事の一つです。少人数校では、一人ひとりが競技や係活動で役割を持ちやすく、クラスや学年を超えたつながりも生まれやすくなります。

体育祭では、運動が得意な生徒だけが主役になるわけではありません。応援、準備、係活動、片付けなど、さまざまな形で行事に関わります。仲間と協力して一つの行事を作り上げる経験は、責任感や協調性を育てます。

男子校らしい活気と、サレジオらしい温かな雰囲気が合わさることで、体育祭は学校全体の一体感を感じやすい行事になるでしょう。

文化祭|日頃の活動を発信する機会

10月には文化祭が行われます。文化祭は、授業、部活動、委員会、学年活動など、日頃の学校生活の成果を発信する大切な場です。受験生や保護者にとっても、学校の雰囲気を直接感じられる重要な機会になります。

少人数校の文化祭では、一人ひとりの役割が大きくなりやすく、来校者に説明したり、展示を準備したり、発表を行ったりする機会が増えます。人前で話すことや、友人と協力して準備することを通じて、表現力や主体性が育ちます。

学校見学では、文化祭での生徒の表情や先生との関わり方を見ると、サレジオ中学校の温かい校風を感じやすいでしょう。

クリスマスの集い|カトリック校らしい行事

12月にはクリスマスの集いがあります。カトリック校にとって、クリスマスは大切な行事です。単なる季節行事ではなく、キリストの誕生を祝い、感謝や祈り、他者への思いやりを考える時間になります。

サレジオ中学校では、宗教の授業や朝の祈り、カトリック行事を通じて、心の教育を大切にしています。クリスマスの集いも、学力だけでなく、人としてどのように生きるかを考える機会の一つです。

少人数の学校だからこそ、行事の中で一人ひとりが静かに自分を見つめる時間を持ちやすい点も、サレジオ中学校らしい特徴です。

ドン・ボスコ記念ミサ・祝日|学校の原点を学ぶ

1月には、ドン・ボスコ記念ミサ・祝日があります。ドン・ボスコは、サレジオ会の創立者であり、サレジオ中学校の教育理念の中心にある人物です。

ドン・ボスコの教育は、子どもたちを罰で管理するのではなく、愛情を持って寄り添い、道理を示し、宗教的な価値観を通じて成長を支える「予防教育法」に基づいています。記念ミサや祝日を通じて、生徒は学校の教育理念を改めて感じることができます。

中学生活では、勉強や部活動、友人関係に意識が向きがちですが、こうした行事を通じて、学校の根本にある価値観に触れることができます。

音楽発表会|全員が表現に挑戦する伝統

3月には音楽発表会が行われます。資料では、サレジオ中学校の音楽発表会では全生徒が一人一曲ずつピアノ演奏を披露するという独自の伝統が紹介されています。男子校で全員がピアノに取り組み、人前で演奏する経験は、非常に特徴的です。

ピアノ経験がある生徒にとっては、自分の力を発揮する場になります。一方で、初心者にとっては、最初は不安を感じるかもしれません。しかし、練習を重ね、本番で一曲を弾き切る経験は、大きな自信につながります。

音楽発表会は、技術を競うだけの行事ではありません。努力を重ねること、人前に立つこと、友人の演奏を聴くこと、互いの成長を認め合うことが大切にされます。サレジオ中学校の感性教育を象徴する行事といえるでしょう。

社会科見学・サレジオ・フォーラム|教室外で学ぶ機会

年間行事には、1・2年の社会科見学やサレジオ・フォーラムもあります。教室の中だけでなく、実際に外へ出て社会に触れたり、テーマについて考えたりする経験は、中学生の視野を広げます。

高校受験に向けた学力は、教科書の知識だけでなく、実体験と結びつくことで深まりやすくなります。社会科見学では、歴史や地理、公民の内容を現実の社会と結びつけて理解するきっかけになります。

サレジオ・フォーラムのような学びの場は、生徒が自分の考えを持ち、他者の意見に触れる機会にもなります。少人数校だからこそ、一人ひとりが考えを表現しやすい環境があります。

中1・中2の宿泊学習と中3の広島平和学習

ご提示資料では、中1・中2での宿泊学習、中3での広島平和学習・修学旅行も紹介されています。宿泊行事は、教室では得られない人間関係や生活面の成長を促す機会です。

中1・中2の宿泊学習では、友人と寝食を共にし、協力しながら活動することで、学年のつながりを深めることができます。少人数校では、一人ひとりの関わりが濃くなりやすく、宿泊行事を通じて仲間意識が強まりやすいでしょう。

中3の広島平和学習では、平和や命について考える機会になります。カトリック校としての心の教育ともつながり、単なる旅行ではなく、自分の生き方や社会との関わりを考える学びになります。

保護者会・学力テスト|家庭と学校が連携する機会

年間行事には、保護者会や1・2年学力テストも組み込まれています。サレジオ中学校は高校受験が必要な学校であるため、学習状況を早めに把握し、家庭と学校が連携して進路を考えることが重要です。

少人数校では、保護者会や面談で生徒の様子を具体的に共有しやすい点があります。成績だけでなく、授業態度、提出物、友人関係、部活動、進路への関心などを総合的に見ながら、3年間の成長を支えていくことができます。

学校生活の場面主な経験育ちやすい力
日々の授業少人数で基礎学力を積み上げる学習習慣、質問する力、基礎学力
体育祭競技や係活動を通じて協力する協調性、責任感、体力
文化祭展示・発表・来校者対応を行う表現力、主体性、企画力
クリスマスの集いカトリック校として祈りや感謝に触れる感謝、思いやり、心の成長
ドン・ボスコ記念ミサ創立者の精神を学ぶ学校理念への理解、奉仕の心
音楽発表会一人一曲のピアノ演奏に挑戦する表現力、自信、継続力
宿泊学習・平和学習仲間と生活し、社会や平和について考える協働力、社会性、命を見つめる力

高校受験を意識した学校生活

サレジオ中学校の学校生活では、行事や部活動を楽しみながらも、高校受験への意識を持つことが大切です。中高一貫校ではないため、中学3年生の段階で進路選択の節目を迎えます。

そのため、日々の授業、小テスト、学力テスト、保護者会、進路相談を通じて、早い段階から学習状況を確認していく必要があります。行事で育つ表現力や責任感も、面接や自己PR、志望理由の整理に役立つことがあります。

サレジオ中学校では、少人数だからこそ、先生が生徒の個性や活動を把握しやすい環境があります。学校生活全体の中で育った力を、高校受験や高専進学にどうつなげていくかが重要になります。

学校生活で確認したいポイント

サレジオ中学校を検討する際には、説明会や文化祭などで、学校生活の実際の雰囲気を確認することが大切です。少人数校の温かさが本人に合うか、男子校の環境が合うか、カトリック行事に違和感がないか、高校受験を前向きに受け止められるかを見ておきましょう。

  • 少人数で先生や友人との距離が近い環境が本人に合うか。
  • 体育祭や文化祭で、一人ひとりが役割を持つ雰囲気に前向きか。
  • クリスマスの集い、ドン・ボスコ記念ミサなどのカトリック行事に違和感がないか。
  • 音楽発表会でピアノ演奏に挑戦することを前向きに受け止められるか。
  • 宿泊学習や広島平和学習を通じて、仲間や社会について考える学びに関心があるか。
  • 高校受験が必要な学校生活を、家庭として納得して選べるか。

サレジオ中学校の学校生活と行事は、少人数校らしい温かさと、カトリック校としての心の教育、そして音楽発表会に代表される表現活動が特徴です。大規模校ではなく、先生や友人と近い距離で学び、行事や音楽を通じて自分らしく成長したい生徒にとって、充実した3年間を過ごしやすい学校といえるでしょう。

クラブ活動|全員参加を基本に学年を超えてつながる

サレジオ中学校のクラブ活動は、少人数校らしい温かな雰囲気の中で行われています。公式サイトでは、部活動としてバレーボール、サッカー、球技、美術、オルガン、軽音楽が紹介されており、放課後の部活動はサレジオの教育に基づき、全員参加を原則として活動していることが示されています。

同校のクラブ活動は、単に競技力や技術を高めるためだけのものではありません。ドン・ボスコの教育理念に基づき、仲間と協力すること、自分で工夫すること、学年を超えて関わること、学校生活の中に自分の居場所を見つけることを大切にしています。

全員参加を基本とする部活動

サレジオ中学校では、放課後の部活動が全員参加を原則として行われています。少人数の学校だからこそ、部活動は学年を超えた交流の場になりやすく、先輩と後輩が近い距離で関わることができます。

全員参加型の部活動では、運動が得意な生徒だけ、音楽経験がある生徒だけが活躍するわけではありません。初心者でも参加しやすく、仲間と一緒に少しずつ上達していくことを大切にしています。これは、サレジオ中学校の家庭的な校風にもよく合っています。

部活動の特徴具体的な内容生徒にとっての意味
全員参加が原則放課後の部活動に全員が関わる学校生活の中に自分の居場所を作りやすい
少人数で活動しやすい一人ひとりに役割が回りやすい責任感や主体性が育ちやすい
初心者も参加しやすい中学から始める生徒も活動しやすい新しいことに挑戦するきっかけになる
学年を超えてつながる先輩・後輩の距離が近い人間関係やコミュニケーション力が育つ

バレーボール部|自分たちで工夫しながら強くなる

サレジオ中学校の部活動の中でも、バレーボール部はよく知られた活動の一つです。公式サイトでは、バレー部について、小学校からバレーが好きになった生徒も、中学で初めて触れる生徒もいることが紹介されています。

同部が大切にしているのは、先生にやらされるのではなく、自主的に練習計画を立て、自分たちで工夫しながら練習することです。長時間練習や厳しい管理だけで強くなるのではなく、バレーボールの面白さを知り、だんだんと強くなりたいという気持ちを育てる方針が示されています。

この姿勢は、高校受験に向けた学習にも通じます。自分で課題を見つけ、工夫しながら取り組み、少しずつ成長する経験は、学習面でも大きな力になります。

サッカー部|楽しさとルールを学ぶ活動

サッカー部では、緑の多いグラウンドで、これまでスポーツをしていなかった生徒も、サッカー経験がある生徒も一緒に活動します。公式サイトでは、サッカーを通じて、集団で目標に向かうことや、ルールを守ることを学んでほしいという考えが紹介されています。

サッカーは、技術だけでなく、周囲を見る力、仲間と連携する力、瞬時に判断する力が求められるスポーツです。少人数校のサッカー部では、全員が関わりやすく、自分の役割を見つけやすい点が魅力です。

チームで目標に向かう経験は、学校行事や高校受験に向けた日々の努力にもつながります。仲間と声をかけ合いながら活動することで、協調性や粘り強さが育ちます。

球技部|さまざまな種目を楽しむ活動

球技部は、運動が得意な生徒だけでなく、楽しく体を動かしたい生徒にも向いた部活動です。公式サイトでは、「運動には自信がない」「楽しく話しながら運動したい」「いろんな種目をやりたい」という生徒が多く集まる部活として紹介されています。

球技部の特徴は、野球やドッジボールなど、さまざまな球技種目を行うことです。種目は子どもたちの声から決めることもあり、1日ごとに内容を変えながら、いろいろな動きを楽しめる活動になっています。

競技力だけを追求するのではなく、楽しく運動すること、仲間とコミュニケーションを取りながら活動することを大切にしています。普段なかなか輪に入りにくい子も参加しやすい居場所を目指している点は、サレジオ中学校らしい温かさを感じさせます。

運動系の部活動活動の特徴育ちやすい力
バレーボール部自分たちで練習計画を立て、工夫しながら強くなる自主性、継続力、チームワーク
サッカー部経験者も初心者も一緒にボールを追いかける協調性、判断力、ルールを守る姿勢
球技部野球やドッジボールなど多様な球技を楽しむコミュニケーション力、運動への親しみ、居場所づくり

美術部|自分の手で作品を生み出す

美術部は、絵を描いたり、ものを作ったりすることが好きな生徒に向いた部活動です。公式サイトでは、さまざまな材料や道具を使い、自分の手から生み出される作品は世界に一つだけの宝物であると紹介されています。

美術部では、個人作品を作るだけでなく、秋の文化祭では共同で大作づくりにも挑戦します。仲間と力を合わせて一つの作品を完成させる経験は、チームワークや表現力を育てます。

サレジオ中学校は、音楽や表現活動を大切にする学校です。美術部での活動は、学力だけでは測れない感性や創造力を伸ばす場になります。

オルガン部|カトリック校ならではの音色に触れる

オルガン部は、サレジオ中学校ならではの部活動です。公式サイトでは、カトリック・ミッションスクールとしてキリスト教の行事を大切にしており、その中で音楽を担う楽器がパイプオルガンであることが紹介されています。

オルガン部では、パイプオルガンの技術や構造を学び、行事などで演奏します。経験の有無は問われず、初心者も歓迎されている点が特徴です。聖堂に響く音色に触れながら、音楽とカトリック教育が結びついた活動を体験できます。

一般的な中学校ではなかなか経験できないパイプオルガンに触れられることは、サレジオ中学校の大きな個性です。音楽が好きな生徒や、静かな表現活動に関心がある生徒にとって魅力的な活動といえるでしょう。

軽音楽部|新しい音楽表現に挑戦できる

軽音楽部は、楽器やバンド活動に興味がある生徒に向いた部活動です。公式サイトでは、軽音楽部が近年スタートした比較的新しい部活動として紹介されています。これから楽器を始めたい生徒にもおすすめされており、興味のある楽器を選び、基礎練習を通じていろいろな曲を弾けるようになることを目標としています。

ボーカル、ギター、ベース、キーボードなど、学校にある楽器を使って活動できるため、楽器を持っていない生徒でも始めやすい点が魅力です。1人で演奏することも、バンドを組んで演奏することもでき、音楽を通じて自己表現の幅を広げられます。

サレジオ中学校には音楽発表会の伝統もあり、音楽に触れる機会が多い学校です。軽音楽部は、そうした音楽教育の流れの中で、生徒が自分らしい表現に挑戦できる場になっています。

文化系の部活動活動の特徴育ちやすい力
美術部絵やものづくりを通じて作品を生み出す創造力、集中力、表現力
オルガン部パイプオルガンの技術や構造を学び、行事で演奏する音楽性、感性、カトリック文化への理解
軽音楽部ボーカル、ギター、ベース、キーボードなどに挑戦する表現力、協働力、継続力

部活動で育つ力

サレジオ中学校の部活動では、競技や作品制作、演奏を通じてさまざまな力が育ちます。少人数校だからこそ、一人ひとりに役割があり、活動の中で自分の存在を感じやすい点が特徴です。

また、全員参加を原則とすることで、部活動は学校生活の一部として位置づけられています。勉強だけでなく、仲間と活動する時間を持つことは、心の成長にもつながります。

育つ力部活動での経験学校生活・進路へのつながり
自主性自分たちで練習計画を立て、工夫して活動する高校受験に向けた自学自習にもつながる
協働力チームで競技や作品制作、演奏に取り組む行事や学校生活での人間関係に生きる
表現力美術作品、オルガン演奏、軽音楽などで自分を表現する音楽発表会や面接での自己表現にもつながる
継続力練習を重ねて少しずつ上達する学習習慣や受験勉強の土台になる
コミュニケーション力先輩・後輩・友人と協力して活動する少人数校での人間関係を豊かにする
心の成長仲間を支え、互いの努力を認め合うカトリック教育が大切にする思いやりにつながる

高校受験との両立を意識したい

サレジオ中学校は中高一貫校ではないため、中学3年生では高校受験があります。そのため、部活動を楽しむ一方で、学習との両立も意識する必要があります。

部活動で育つ継続力や自主性は、受験勉強にも役立ちます。自分で練習計画を立てる、仲間と励まし合う、目標に向けて努力するという経験は、学習計画を立てて高校受験に向かう姿勢にもつながります。

一方で、受験期には部活動の時間と家庭学習の時間をどう調整するかが大切です。少人数校で先生との距離が近いことを生かし、部活動と学習のバランスについて早めに相談しておくとよいでしょう。

部活動見学で確認したいポイント

サレジオ中学校を検討する際には、学校説明会や文化祭、個別見学などで、部活動の雰囲気も確認しておくことをおすすめします。特に少人数校では、部活動の人間関係や活動の雰囲気が学校生活全体に大きく関わります。

  • 全員参加を原則とする部活動の雰囲気が本人に合うか。
  • 運動系と文化系のどちらに興味を持てそうか。
  • 初心者でも入りやすい雰囲気があるか。
  • 先輩・後輩の関係が温かく、学年を超えて交流しやすいか。
  • 高校受験に向けて、部活動と学習を両立できそうか。
  • 音楽や美術など、表現活動に前向きに取り組めそうか。
  • 文化祭や音楽発表会など、活動成果を発表する機会があるか。

クラブ活動の特徴を整理

部活動主な特徴向いている生徒
バレーボール部自主的に練習計画を立て、自分たちで工夫しながら強くなるチームスポーツで努力したい子、仲間と成長したい子
サッカー部経験者も初心者も一緒に、緑豊かなグラウンドで活動する体を動かすことが好きな子、集団で目標に向かいたい子
球技部野球やドッジボールなど、さまざまな球技を楽しむ楽しく運動したい子、運動に苦手意識がある子にも向く
美術部絵やものづくりを通じて、世界に一つだけの作品を作る絵を描くことや制作が好きな子、感性を伸ばしたい子
オルガン部パイプオルガンに触れ、カトリック行事などで演奏する音楽や教会音楽に関心がある子、初心者から挑戦したい子
軽音楽部ボーカルや楽器に挑戦し、バンド活動も楽しめる音楽で自分を表現したい子、新しい部活動を作っていきたい子

サレジオ中学校のクラブ活動は、全員参加を基本に、少人数校らしい温かな関係の中で行われています。バレーボールやサッカー、球技で体を動かす活動、美術やオルガン、軽音楽で感性や表現力を伸ばす活動があり、生徒が自分の興味に合わせて学校生活を豊かにできます。

大規模校のような多種多様な部活動数よりも、少人数で一人ひとりが役割を持ち、仲間と近い距離で活動できる環境を重視する家庭にとって、サレジオ中学校の部活動は魅力的な学校生活の一部になるでしょう。

進学実績と卒業後の進路|外部高校受験とサレジオ高専推薦が進路の柱

サレジオ中学校の進路を考えるうえで、最も重要な点は、同校が中高一貫校ではないということです。中学校卒業後にそのまま併設高校へ内部進学する学校ではないため、卒業後は外部高校受験をするか、姉妹校であるサレジオ工業高等専門学校などへの進路を選ぶことになります。

中学受験では、中高一貫校を前提に学校選びをする家庭が多くあります。しかし、サレジオ中学校の場合は、中学3年間を少人数の温かな環境で過ごし、その後に本人に合った高校や高専を選ぶ学校です。したがって、進学実績を見る際には、大学合格実績ではなく、高校進学実績と高校受験へのサポートを中心に確認する必要があります。

高校受験が必要な学校であることを理解する

サレジオ中学校を検討する家庭は、まず「高校受験が必要」という点を明確に理解しておくことが大切です。中高一貫校のように高校受験を避けて6年間を過ごす学校ではなく、中学3年生で進路選択の節目を迎えます。

この点は、家庭によって評価が分かれる部分です。高校受験を負担と感じる家庭もあれば、中学3年間を通じて本人の適性や成長を見極め、より合った高校・高専を選べる機会と考える家庭もあるでしょう。

サレジオ中学校では、少人数の利点を活かし、先生方が生徒一人ひとりをよく見ながら進路指導を行います。生徒の個性、学力、興味、将来像に合わせて、高校受験や高専進学を考えていく点が特徴です。

少人数を活かした進路指導

サレジオ中学校の進路指導は、少人数校ならではの手厚さが特徴です。生徒数が多くないため、先生方が一人ひとりの学習状況や性格、得意分野、進路希望を把握しやすくなります。

高校受験では、単に偏差値だけで学校を選ぶのではなく、本人に合う校風、学習環境、通学距離、部活動、大学進学実績、附属校か進学校かといった観点を総合的に考える必要があります。少人数の環境では、こうした細かな相談がしやすい点が大きなメリットです。

進路指導の特徴具体的な内容家庭にとってのメリット
一人ひとりを把握しやすい学力、性格、得意分野、生活面を細かく見られる本人に合った高校・高専を考えやすい
相談しやすい先生との距離が近く、進路の悩みを話しやすい早めに志望校選びや受験方針を相談できる
高校受験を前提に学習できる中学3年間で基礎学力を積み上げる外部高校受験に向けて準備しやすい
サレジオ高専推薦も視野に入る姉妹校であるサレジオ工業高等専門学校への推薦制度がある理工系・情報系に関心がある生徒の選択肢が広がる

令和7年度の主な進学実績

公式サイトに掲載されている令和7年度の進学実績を見ると、公立高校、私立高校ともに幅広い進学先があります。公立では都立多摩科学技術、私立では早稲田実業、早稲田大学高等学院、慶應志木、明治大学付属中野、國學院久我山など、難関・有名校への進学実績も見られます。

少人数校でありながら、進学先が多様であることは、サレジオ中学校の進路指導の特徴を表しています。一律に同じ進路へ向かわせるのではなく、生徒一人ひとりの希望や適性に応じて、さまざまな高校・高専への進学を支えていると考えられます。

区分令和7年度の主な進学先特徴
公立高校都立多摩科学技術、埼玉県立三郷工業理工系・工業系への関心を活かせる進路もある
難関・有名私立高校慶應志木、早稲田実業、早稲田大学高等学院、明治大学付属中野、國學院久我山上位私立高校や大学附属校への進学実績がある
大学附属・系列校東海大学付属菅生、日本大学鶴ヶ丘、明治大学付属中野など高校進学後の大学進学ルートも見据えやすい
芸術・音楽系武蔵野音楽大学附属、品川学藝など音楽や表現活動に関心がある生徒にも進路の幅がある
その他私立高校聖パウロ学園、駿台学園、明星、科学技術学園、桐蔭学園、八王子学園八王子、東山、松本国際など本人の学力・校風・通学条件に応じて幅広く選択できる

難関私立高校・大学附属校への進学

令和7年度実績では、慶應志木、早稲田実業、早稲田大学高等学院、明治大学付属中野、國學院久我山など、難関私立高校や大学附属校への進学が見られます。これらの高校を目指すには、日々の授業で基礎を固めるだけでなく、中学2年後半から中学3年にかけて、入試問題への対応力を高める必要があります。

大学附属校への進学は、高校入学後の大学進学ルートを考えやすい点が魅力です。一方で、附属校ごとに校風、内部進学条件、大学の学部選択、部活動、学習環境が異なるため、偏差値だけでなく、本人に合う学校かを見極める必要があります。

サレジオ中学校では、少人数の環境を活かして、本人の個性や希望に合わせた進路相談がしやすい点が強みです。難関校を目指す場合も、早い段階から学習計画を立て、必要に応じて外部模試や高校受験塾も活用しながら準備することが大切です。

公立高校・専門性のある高校への進学

令和7年度実績では、都立多摩科学技術や埼玉県立三郷工業といった公立高校への進学も見られます。特に都立多摩科学技術高校は、理科・数学・科学技術に関心がある生徒にとって魅力的な進学先です。

サレジオ中学校には、コンピュータ室や技術室があり、姉妹校としてサレジオ工業高等専門学校への推薦制度もあります。そのため、理工系、情報系、ものづくり系に関心がある生徒にとっては、公立の理数・科学技術系高校や高専も進路候補になりやすいでしょう。

専門性のある高校や高専を選ぶ場合は、普通科高校とは異なり、入学後に学ぶ内容が早い段階で専門分野へ向かいます。本人の興味が一時的なものか、長く続きそうなものかを、中学3年間で見極めていくことが大切です。

サレジオ工業高等専門学校への推薦制度

サレジオ中学校の進路を考えるうえで、姉妹校であるサレジオ工業高等専門学校への推薦制度は大きな特徴です。サレジオ高専は5年制の高等専門学校で、情報工学科など専門性の高い学びを行う学校です。

高専は、一般的な高校とは異なり、15歳から専門分野を深く学ぶ教育機関です。情報、工学、ものづくり、理数系に関心がある生徒にとっては、大学進学とは異なる形で専門性を伸ばす進路になります。

ただし、サレジオ高専への推薦制度があるからといって、全員が高専へ進むわけではありません。本人の興味、適性、学力、将来の希望を踏まえ、外部高校受験と比較しながら考える必要があります。

進路特徴向いている生徒
外部高校受験普通科高校、大学附属校、専門系高校など幅広く選べる高校で改めて進路を広く考えたい生徒
サレジオ高専推薦5年制高専で情報工学など専門分野を学ぶ理工系・情報系・ものづくりに強い関心がある生徒
芸術・音楽系高校音楽・美術・表現活動を専門的に学ぶ進路サレジオ中学校で育てた感性や表現力を生かしたい生徒

音楽・表現活動から広がる進路

サレジオ中学校には、音楽発表会やオルガン部、軽音楽部、美術部など、音楽や表現活動に触れる機会があります。令和7年度進学実績にも、武蔵野音楽大学附属や品川学藝など、芸術・表現系の進路につながる学校名が見られます。

サレジオ中学校の進路は、難関高校や大学附属校だけではありません。音楽や表現活動に関心を持つ生徒が、自分の個性を活かした高校を選ぶこともあります。これは、少人数で一人ひとりの個性を大切にする同校らしい進路の広がりといえるでしょう。

全員が同じ方向を目指すのではなく、生徒ごとに違う強みや興味を見つけていくことが、サレジオ中学校の進路指導の特徴です。

高校受験に向けた準備

サレジオ中学校では、中学3年間で高校受験に向けた準備を進める必要があります。中1では学習習慣を整え、中2では主要教科の基礎を積み上げ、中3では志望校に合わせた実戦力を高めていきます。

高校受験では、学力試験だけでなく、内申、面接、志望理由、学校生活での取り組みが関わる場合もあります。サレジオ中学校の少人数環境では、日々の授業や部活動、音楽発表会、文化祭などでの活動を先生が把握しやすく、自己PRや面接につなげやすい点もあります。

  • 中1では、英語・数学を中心に学習習慣を確立する。
  • 中2では、主要単元の苦手を早めに発見し、補習や家庭学習で修正する。
  • 中3では、志望校に合わせた入試問題演習や面接・作文対策を行う。
  • 外部模試を活用し、現在の学力と志望校との差を確認する。
  • 公立高校・私立高校・高専の違いを理解し、本人に合う進路を選ぶ。

外部受験とサレジオ高専推薦の比較

サレジオ中学校の卒業後の進路は、大きく分けると外部高校受験とサレジオ高専推薦があります。どちらがよいかは、本人の関心や将来像によって異なります。

比較項目外部高校受験サレジオ高専推薦
進路の幅普通科、大学附属、進学校、専門系高校など幅広い情報工学など専門分野に早く進める
学びの特徴高校3年間で大学進学や将来の方向性を考えやすい5年制で専門知識・技術を深く学べる
向いている生徒高校で幅広く学びながら進路を考えたい生徒理工系・情報系に強い関心がある生徒
注意点高校受験対策が必要早い段階で専門分野への関心が必要

進路実績を見るときの注意点

サレジオ中学校の進路実績を見る際には、大学合格実績ではなく、高校進学実績を見る必要があります。中高一貫校ではないため、大学進学実績をそのまま比較する学校ではありません。

また、少人数校であるため、年度ごとの進学実績は一人ひとりの進路希望によって大きく変わります。ある年度に難関校への進学が多いからといって、毎年同じ傾向になるとは限りません。反対に、進学先の幅広さは、少人数で個性に応じた進路選択が行われていることの表れともいえます。

そのため、進路実績を見る際には、単に学校名を並べて評価するのではなく、本人がどのような高校・高専を目指すのか、その準備を3年間でどう進められるのかを確認することが重要です。

募集停止・休校予定についても確認が必要

サレジオ中学校を今後検討する場合は、進路実績だけでなく、学校の募集状況も必ず確認する必要があります。公式サイトでは、サレジオ中学校は2029年度入学生を最後に募集停止し、サレジオ小学校・中学校ともに2032年3月31日をもって休校予定であることが発表されています。

この情報は、受験学年によって非常に重要です。入学可能な年度、在学中の教育体制、卒業までのサポート、進路指導の継続について、必ず学校説明会や公式サイトで最新情報を確認しましょう。

特に、これから受験を検討する家庭は、募集年度と卒業年度が休校予定とどのように関わるかを確認することが大切です。

進路選びで確認したいポイント

  • サレジオ中学校は中高一貫校ではなく、高校受験が必要であることを理解しているか。
  • 外部高校受験とサレジオ高専推薦の違いを家庭で確認しているか。
  • 本人が普通科高校、大学附属校、専門系高校、高専のどれに関心を持ちそうか。
  • 高校受験に向けて、中学3年間で学習習慣を整えられそうか。
  • 少人数校の進路指導が本人に合いそうか。
  • 学校説明会で、最新の進学実績と進路指導体制を確認しているか。
  • 募集停止・休校予定について、公式情報を確認しているか。

サレジオ中学校の進路は、外部高校受験とサレジオ工業高等専門学校への推薦制度を軸に考える必要があります。中高一貫校ではないため、高校受験があることは大きな前提ですが、少人数の温かな環境で3年間を過ごし、その後に本人に合った高校・高専を選べる点は、同校ならではの魅力でもあります。

高校受験を前向きに受け止め、少人数の進路指導を活かしながら、自分に合った高校・高専を選びたい生徒にとって、サレジオ中学校は独自の価値を持つ学校といえるでしょう。

学費や諸経費について|3年間の中学教育と高校受験を見据えた費用

サレジオ中学校の学費を考える際には、一般的な中高一貫校とは少し違った視点が必要です。同校は中高一貫校ではなく、中学校卒業後に外部高校受験またはサレジオ工業高等専門学校などへの進路選択が必要な学校です。そのため、学費は「中学3年間の教育費」として見ると同時に、高校受験に向けた模試代、受験料、場合によっては塾代なども含めて考えておく必要があります。

公式入学案内では、中学校の令和8年度改定予定額として、入学金80,000円、授業料408,000円、施設設備費210,000円などが示されています。1年次の口座引落合計は693,210円+α、学校指定品は約53,000円、現金支払合計は約133,000円とされています。実際には、クラブ諸費、行事費、宿泊学習、観劇などの費用が加わるため、最新の募集要項や学校説明会で確認することが大切です。

初年度費用の目安

サレジオ中学校の初年度は、入学金、授業料、施設設備費、預り金、保護者会費、学校指定品などが必要になります。特に中学校から入学する場合は、制服・体育着・上履き・体育館履・水着・柔道着など、学校生活を始めるための指定品もそろえる必要があります。

項目金額の目安内容・確認ポイント
入学金80,000円入学前に必要となる費用
授業料408,000円1年次、2年次以降とも同額予定
施設設備費210,000円令和8年度改定予定額。2年次以降も同額予定
災害共済掛金460円日本スポーツ振興センターによる預り金
学力テスト5,940円2年次は3,960円、3年次は1,980円の予定
修学旅行積立金60,000円2年次60,000円、3年次10,000円。実施後清算
用品代校章・ワッペン1,710円、写真代1,100円卒業記念写真は3年次に追加予定
保護者会費6,000円月500円、毎年同額予定
口座引落合計693,210円+α立替金、宿泊学習、観劇などは経費・参加人数により変動
学校指定品約53,000円体育着、上履き、体育館履、水着、柔道着など
現金支払合計約133,000円指定品などを含む初年度の現金支払い目安

2年次以降の費用

2年次以降も、授業料408,000円、施設設備費210,000円が予定されています。これに加えて、災害共済掛金、学力テスト費、修学旅行積立金、保護者会費、行事費、クラブ諸費などが必要になります。

サレジオ中学校は3年間の中学校生活で完結する学校ではなく、卒業後に高校受験や高専進学へ進む学校です。そのため、2年次以降は学校の学費だけでなく、模試、検定、受験準備費用なども少しずつ見込んでおくと安心です。

学年主な学校費用進路面で意識したい費用
中学1年入学金、授業料、施設設備費、指定品、宿泊学習関連費学習習慣づくり、基礎教材、必要に応じた検定費
中学2年授業料、施設設備費、学力テスト、修学旅行積立金、行事費高校受験に向けた模試、英検・漢検・数検などの検定費
中学3年授業料、施設設備費、修学旅行積立金、卒業対策費、写真代高校受験料、模試代、受験対策教材、必要に応じた塾代

中高一貫校ではないため、高校受験費用も見込む

サレジオ中学校の学費を考えるうえで、最も重要なのは、高校受験が必要な学校であるという点です。中高一貫校の場合、高校受験の費用は基本的に発生しませんが、サレジオ中学校では中学3年生で外部高校受験またはサレジオ高専などへの進路選択を行います。

そのため、学校に納める費用とは別に、高校受験に向けた費用を見込む必要があります。具体的には、模試代、受験料、検定料、受験対策教材、過去問、交通費、場合によっては高校受験塾や個別指導の費用などです。

高校受験関連費用内容確認したいポイント
模試代都立・私立高校受験に向けた外部模試中2後半〜中3で受験回数が増えやすい
検定料英検、漢検、数検など高校受験の加点・優遇に使える場合がある
受験料私立高校、公立高校、高専などの出願費用併願校数によって大きく変わる
教材・過去問志望校別過去問、受験対策問題集中3でまとまって必要になりやすい
塾・個別指導高校受験対策のための外部学習費学校のサポートと家庭学習で足りるかを見極める
交通費模試会場、説明会、入試当日の移動複数校を受験する場合は意外に積み重なる

サレジオ高専を検討する場合の費用

サレジオ中学校には、姉妹校であるサレジオ工業高等専門学校への推薦制度があります。サレジオ高専を検討する場合は、一般の高校進学とは異なる費用感になる可能性があります。

高専は5年制の教育機関であり、高校3年間とは違う進路設計になります。授業料、教材費、実習費、通学費、専門分野に関わる費用など、普通科高校とは異なる支出が発生する場合があります。理工系・情報系に関心がある生徒にとっては魅力的な選択肢ですが、進学後の費用や学びの内容を事前に確認しておくことが大切です。

学校指定品・クラブ諸費・行事費

公式入学案内では、学校指定品として、体育着、上履き、体育館履、水着、柔道着などが挙げられています。これらは入学時にまとまって必要になるため、初年度費用として見込んでおく必要があります。

また、クラブ諸費、行事費、宿泊学習、観劇などの費用も別途必要になります。サレジオ中学校は、少人数校ながら体育祭、文化祭、音楽発表会、宿泊学習、広島平和学習など、学校生活の中で体験的な学びを大切にしています。こうした行事費は、単なる追加費用ではなく、3年間の成長を支える教育活動の一部と考えることができます。

追加で見込みたい費用主な内容教育活動とのつながり
クラブ諸費運動部・文化部の活動費、道具代など全員参加を基本とする部活動を支える
行事費体育祭、文化祭、音楽発表会など表現力・協働力・学校生活の充実につながる
宿泊学習費中1・中2の宿泊学習など仲間との関係づくりや自立心を育てる
修学旅行・平和学習中3の広島平和学習・修学旅行など命や平和について考えるカトリック校らしい学びにつながる
鑑賞教室音楽・芸術に触れる機会感性や表現力を育てる

3期分納と寄付金について

公式入学案内では、学費等は3期に分けて納入するとされています。まとまった金額を一度に納めるわけではない点は、家計計画を立てるうえで確認しておきたいポイントです。

また、本校では入学前の寄付金は受け付けないと明記されています。私立学校を検討する際には、授業料や施設費以外に寄付金の有無を気にする家庭もありますが、サレジオ中学校では入学前寄付金がない点も把握しておくとよいでしょう。

募集停止・休校予定と費用計画

サレジオ中学校を今後受験する場合は、学費だけでなく、募集停止・休校予定も必ず確認する必要があります。公式発表では、サレジオ中学校は2029年度入学生を最後に募集停止し、サレジオ小学校・中学校ともに2032年3月31日をもって休校予定とされています。

このため、受験する年度によっては、在学期間や卒業までの教育体制、進路指導、行事、部活動の継続状況について、学校説明会などで直接確認しておくことが重要です。学校側は在籍児童生徒の学びの妨げとならないよう最後まで責任をもって教育活動を行うとしていますが、家庭としては最新情報を確認したうえで判断する必要があります。

中学3年間の費用感を整理

サレジオ中学校の費用は、初年度だけで判断するのではなく、中学3年間全体で考えることが大切です。初年度は入学金や指定品費用が加わるため負担が大きくなり、2年次以降は授業料や施設設備費を中心に、修学旅行積立金、行事費、クラブ諸費などが続きます。

さらに、中学3年生では高校受験に向けた費用が加わります。中高一貫校と比べると、高校受験関連費用を別に見込む必要がありますが、その分、本人の成長や希望に合わせて高校・高専を改めて選べるという特徴もあります。

費用の見方主な内容家庭での考え方
初年度費用入学金、授業料、施設設備費、指定品、預り金など入学時にまとまった支出があることを確認する
2年次以降の費用授業料、施設設備費、保護者会費、行事費、修学旅行積立金など毎年の固定費と変動費を分けて考える
高校受験費用模試、受験料、検定、過去問、塾代など中2後半〜中3で増える費用として見込む
サレジオ高専進学高専進学後の授業料・実習費・教材費など普通科高校とは異なる費用と進路設計を確認する

受験前に確認しておきたいこと

サレジオ中学校の学費や諸経費は、年度によって改定される可能性があります。また、募集停止・休校予定が発表されているため、今後の受験検討では、学費だけでなく、募集年度、卒業までのサポート、進路指導体制を含めて確認することが大切です。

  • 最新の入学案内で、入学金・授業料・施設設備費を確認すること。
  • 初年度の口座引落合計と現金支払合計の内訳を確認すること。
  • 学校指定品、クラブ諸費、行事費、宿泊学習費がどの程度かかるか確認すること。
  • 中高一貫校ではないため、高校受験費用も別に見込むこと。
  • 模試代、検定料、受験料、塾代などを中2・中3の費用として考えておくこと。
  • サレジオ高専を検討する場合は、進学後の費用も確認すること。
  • 募集停止・休校予定について、公式サイトや説明会で最新情報を確認すること。

サレジオ中学校の学費は、私立中学校としては比較的把握しやすい構成になっていますが、同校は中高一貫校ではないため、中学3年間の学費に加えて、高校受験や高専進学に関わる費用も見通しておくことが大切です。

少人数教育、カトリック教育、音楽教育、温かな進路指導に価値を感じる家庭にとって、サレジオ中学校の学費は、中学3年間で基礎学力と人間性を丁寧に育てるための教育投資と考えることができます。ただし、今後の募集状況や休校予定については、必ず最新の公式情報を確認したうえで受験を検討しましょう。

入試情報と合格の目安|国語作文・算数・自己PR面接で個性を見る入試

サレジオ中学校の入試は、学力試験だけでなく、作文や面接を通じて受験生の意欲や個性を見る点に特徴があります。公式入学案内では、中学校の募集人数は第1学年男子30名、試験科目は国語作文・算数・面接、面接は自己PRと保護者同伴で行われるとされています。

一般的な中学受験のように、4科型で合否を判定する学校とは異なり、サレジオ中学校では、基礎的な学力に加えて、自分の考えを表現する力、学校生活への意欲、家庭と学校の教育方針の相性も大切になります。少人数校だからこそ、入試段階から一人ひとりを丁寧に見ようとする姿勢が表れているといえるでしょう。

募集人数と試験科目

サレジオ中学校の募集人数は、第1学年男子30名です。男子校であり、少人数教育を前提とした学校のため、募集規模は大きくありません。大規模校のように多数の生徒を一斉に受け入れるのではなく、少人数で家庭的な環境を維持しながら教育を行う学校です。

試験科目は、国語作文、算数、面接です。面接は自己PRを含み、保護者同伴で行われます。筆記試験だけではなく、本人の人柄や意欲、家庭の教育方針も含めて総合的に見られる入試と考えるとよいでしょう。

項目内容確認したいポイント
募集人数第1学年 男子30名少人数教育を前提とした募集規模
試験科目国語作文・算数・面接基礎学力と自己表現力の両方が見られる
面接自己PR・保護者同伴本人の意欲や家庭の考え方も確認される
入学検定料10,000円出願時に必要となる費用

2027年度入試の日程

公式入学案内では、2027年度入試の日程として、一次試験と二次試験が案内されています。一次試験は2027年2月2日、二次試験は2027年2月10日です。ただし、二次試験の実施や日程については、必ず学校に問い合わせるよう案内されています。

サレジオ中学校は募集停止予定が公表されているため、今後の入試では、年度ごとの募集の有無、出願期間、試験日、二次試験の実施状況を必ず公式サイトや学校説明会で確認する必要があります。

区分出願期間試験日合格発表日入学手続き
一次試験2027年1月12日(火)・13日(水)窓口受付
2027年1月12日(火)〜15日(金)郵送受付
2027年2月2日(火)2027年2月3日(水)2027年2月4日(木)
二次試験2027年2月8日(月)2027年2月10日(水)2027年2月11日(木・祝)2027年2月12日(金)

二次試験については、募集状況によって実施の有無や日程が変わる可能性があります。一次試験での受験を基本に考え、二次試験は必ず学校に確認したうえで受験計画に組み込むのが安全です。

国語作文で見られる力

サレジオ中学校の入試では、国語作文が課されます。通常の読解問題だけでなく、作文を通じて、自分の考えを整理し、相手に伝わるように書く力が見られると考えられます。

作文では、難しい表現を使うことよりも、問いに正面から答えること、自分の経験や考えを具体的に書くこと、読み手に分かりやすい文章にすることが大切です。サレジオ中学校は少人数で個性を大切にする学校であるため、作文でも、受験生自身の考え方や人柄が伝わる内容が望ましいでしょう。

作文で見られやすい力具体的な内容対策のポイント
読解力設問やテーマを正しく理解する力何を聞かれているかを確認してから書く
構成力始め・中・終わりを意識して文章を組み立てる力結論、理由、具体例の順に整理する
表現力自分の考えを分かりやすく伝える力難しい言葉よりも、正確で自然な表現を使う
具体性体験や理由を交えて説明する力「楽しかった」「頑張った」だけで終わらせない
誠実さ自分の考えを自分の言葉で書く姿勢模範解答を丸暗記せず、本人らしさを出す

作文対策の進め方

作文対策では、まず短い文章でよいので、自分の考えを順序立てて書く練習をすることが大切です。たとえば、「小学校生活で頑張ったこと」「友達と協力した経験」「中学校で挑戦したいこと」「自分の長所と短所」などは、面接にもつながるテーマです。

作文を書くときは、最初からきれいな文章を目指す必要はありません。まずは、問いに対する答えを一文で書き、その理由を述べ、具体的な経験を加える練習をしましょう。文章の最後には、サレジオ中学校でどのように成長したいかにつなげられると、学校への意欲も伝わりやすくなります。

  • 設問を読んだら、まず何を答えるべきかを確認する。
  • 最初に結論を書き、次に理由や具体例を書く。
  • 自分の経験を一つ入れて、文章に具体性を出す。
  • 誤字脱字や主語・述語のねじれを確認する。
  • 最後に、中学校生活への意欲につなげられるとよい。

算数で見られる力

算数では、中学入学後の学習に必要な基礎的な計算力、文章題への対応力、図形や数量関係を理解する力が見られると考えられます。サレジオ中学校は、高校受験に向けて中学3年間で基礎学力を育てる学校です。そのため、入試でも、極端に難しい問題より、基本を正確に処理できるかが重要になります。

合格を目指すうえでは、計算ミスを減らすこと、問題文を丁寧に読むこと、途中式を書いて考えることが大切です。特に、割合、速さ、比、図形、単位換算、規則性など、小学校算数の重要単元を確認しておきましょう。

算数の主な対策分野確認したい内容対策のポイント
計算整数・小数・分数の四則計算正確さとスピードを両立させる
割合・比百分率、歩合、比の利用線分図や表を使って整理する
速さ速さ・時間・道のりの関係単位をそろえて考える
図形面積、角度、体積、相似の基礎図に分かっていることを書き込む
文章題和差算、旅人算、割合の文章題など式を作る前に状況を図や表で整理する
規則性数列、周期、図形の規則最初の数個を書き出して規則を見つける

算数対策では標準問題を確実に

サレジオ中学校の算数対策では、難問演習に偏るよりも、標準問題を確実に解ける状態を作ることが大切です。計算、割合、速さ、図形などで失点が続く場合は、応用問題に進む前に基礎に戻りましょう。

特に、途中式を書かずに暗算で進めてミスをする子は、解き方を丁寧に書く練習が必要です。入学後の数学にもつながるため、答えだけでなく、考え方を整理する習慣をつけておくとよいでしょう。

  • 毎日短時間でも計算練習を続ける。
  • 割合・速さ・比など、苦手になりやすい単元を早めに復習する。
  • 文章題では図や表を書いて整理する。
  • 図形問題では、角度・長さ・面積を書き込みながら考える。
  • 過去問や類題では、時間配分も意識する。

面接では自己PRと家庭の考え方を確認

サレジオ中学校の面接は、自己PRを含み、保護者同伴で行われます。受験生本人だけでなく、家庭としてサレジオ中学校の教育方針を理解しているかも大切になります。

面接で大切なのは、立派な言葉を並べることではありません。なぜサレジオ中学校で学びたいのか、小学校生活で何を大切にしてきたのか、中学校で何に挑戦したいのかを、自分の言葉で話せることが重要です。

面接で聞かれやすい内容答えるときのポイント準備方法
志望理由少人数教育、カトリック教育、音楽教育などに触れて具体的に話す説明会や学校見学で印象に残った点をメモしておく
自己PR長所や頑張ったことを、具体的な経験とともに伝える小学校生活で努力したことを3つほど整理する
中学校で挑戦したいこと勉強、部活動、音楽発表会、行事などに結びつける入学後の学校生活を想像して話す練習をする
友人関係協力した経験や、友人と関わるときに大切にしていることを話す具体的なエピソードを一つ用意する
家庭の教育方針保護者が学校の方針を理解していることを伝える高校受験が必要な学校である点も含めて家庭で話し合う

自己PRの準備

自己PRでは、自分の長所を一方的に並べるのではなく、具体的な経験をもとに話すことが大切です。たとえば、「最後まで努力できる」という長所を伝える場合は、ピアノ、スポーツ、習い事、委員会、家庭での役割など、実際に努力した経験を添えると説得力が出ます。

また、サレジオ中学校は少人数で温かな学校です。そのため、友人と協力した経験、人のために行動した経験、苦手なことに挑戦した経験なども、自己PRとして話しやすい内容になります。

  • 自分の長所を一つ決める。
  • その長所が表れた具体的な経験を思い出す。
  • 経験から何を学んだかを整理する。
  • サレジオ中学校でその力をどう生かしたいかを話せるようにする。

保護者同伴面接で確認されること

保護者同伴面接では、家庭が学校の特色を理解しているかが大切です。サレジオ中学校は、少人数教育、カトリック教育、音楽教育、全員参加の部活動、高校受験を前提とした進路指導に特色があります。

特に、中高一貫校ではないことを理解しているかは重要です。入学後に高校受験が必要であること、外部高校受験やサレジオ高専への進路選択を見据えた3年間になることを、家庭として納得している必要があります。

面接に向けては、保護者も、なぜサレジオ中学校を選ぶのか、家庭としてどのように子どもの成長を支えたいのかを整理しておくとよいでしょう。

合格の目安と偏差値の見方

サレジオ中学校の合格の目安は、外部模試では首都圏模試基準で30台前半から半ば程度とされることがあります。ただし、同校の入試は国語作文・算数・面接という形式であり、一般的な4科偏差値だけで合否を判断する学校ではありません。

偏差値はあくまで一つの目安です。実際には、算数の基礎力、作文で自分の考えを伝える力、面接での受け答え、学校との相性が重要になります。特に、少人数校であるサレジオ中学校では、本人が学校生活に前向きに取り組めるかどうかも大切な視点です。

合格判断で見たい観点具体的な内容家庭での確認方法
算数の基礎力計算・割合・速さ・図形などを正確に解けるか標準問題集や過去問で確認する
作文力自分の考えを分かりやすく書けるかテーマ作文を週1回程度書いて練習する
面接対応志望理由や自己PRを自分の言葉で話せるか家庭で模擬面接を行う
学校理解少人数教育、カトリック教育、高校受験前提を理解しているか説明会・文化祭・公式サイトで確認する
本人との相性男子校・少人数校・音楽発表会・部活動に前向きか見学後に本人の感想を聞く

高校受験がある学校として入試を考える

サレジオ中学校を受験する際には、入学時の合格だけでなく、入学後の3年間も見据える必要があります。同校は中高一貫校ではないため、中学3年生で外部高校受験またはサレジオ高専などへの進路選択があります。

そのため、入試段階でも、家庭として高校受験を前向きに受け止められるかを確認しておきましょう。中学3年間で基礎学力を整え、少人数の進路指導を受けながら本人に合った高校・高専を選ぶという流れが、家庭の方針に合うかが重要です。

高校受験を避けたい家庭には、一般的な中高一貫校の方が合う可能性があります。一方で、子どもの成長を見ながら中学卒業時に進路を選び直したい家庭には、サレジオ中学校の仕組みが合う場合もあります。

募集停止・休校予定を必ず確認する

サレジオ中学校では、2029年度入学生を最後に募集停止し、サレジオ小学校・中学校ともに2032年3月31日をもって休校予定であることが公式に発表されています。この点は、今後の受験を検討するうえで非常に重要です。

受験年度によっては、入学から卒業までの在学期間が休校予定と関わります。学校側は在籍児童生徒の学びの妨げとならないよう、最後まで責任をもって教育活動を行うとしていますが、家庭としては、募集年度、卒業までの教育体制、進路指導、部活動や行事の継続について、必ず説明会や個別相談で確認しておきましょう。

入試対策で意識したいこと

  • 国語作文では、問いに対して自分の考えを具体的に書く練習をする。
  • 算数では、計算・割合・速さ・図形などの標準問題を確実にする。
  • 面接では、志望理由と自己PRを自分の言葉で話せるようにする。
  • 保護者同伴面接に向けて、家庭の教育方針を整理しておく。
  • サレジオ中学校が中高一貫校ではなく、高校受験が必要な学校であることを理解しておく。
  • 少人数教育、カトリック教育、音楽発表会、全員参加の部活動に本人が前向きか確認する。
  • 募集停止・休校予定について、公式サイトや説明会で最新情報を確認する。

サレジオ中学校の入試は、国語作文、算数、自己PRを含む面接を通じて、基礎学力と人柄、学校生活への意欲を総合的に見る入試です。難問突破型の入試というよりも、少人数の温かな環境で学ぶ意欲があり、基礎学力を大切にしながら高校受験に向けて3年間を過ごせるかが重要になります。

受験を検討する際には、偏差値だけでなく、学校の教育方針、家庭との相性、高校受験が必要な点、そして募集停止・休校予定を含めて、最新情報を確認したうえで判断するとよいでしょう。

併願校パターン|高校受験前提の学校選びと併願戦略

サレジオ中学校の併願校を考える際には、まず同校が中高一貫校ではないことを前提にする必要があります。多くの私立中学校は中高一貫教育を前提とし、高校受験をせずに高校段階へ進む設計になっています。一方、サレジオ中学校は小中一貫校の中学部であり、中学校卒業後には外部高校受験、または姉妹校であるサレジオ工業高等専門学校などへの進路選択が必要です。

そのため、併願校選びでは、単に偏差値や入試日程だけを見るのではなく、中高一貫校で6年間を過ごしたいのか、それとも少人数の中学3年間を経て高校受験で進路を選びたいのかという家庭の方針を明確にしておくことが重要です。

サレジオ中学校を併願校に入れるときの基本方針

サレジオ中学校は、少人数教育、カトリック教育、音楽教育、全員参加の部活動、そして高校受験に向けた親身な進路指導に特色があります。大規模な中高一貫進学校とは性格が異なるため、併願校として考える場合も、学校の教育方針との相性をよく確認する必要があります。

中学受験でサレジオ中学校を選ぶ家庭には、次のような考え方が合いやすいでしょう。

  • 中高一貫校ではなく、高校受験があることを理解している。
  • 少人数で先生との距離が近い学校を希望している。
  • 大規模校よりも、家庭的で温かな男子校を求めている。
  • カトリック教育やドン・ボスコの予防教育法に共感できる。
  • 音楽発表会やオルガン部など、感性を育てる教育にも魅力を感じる。
  • 高校受験で本人に合った高校・高専を改めて選ぶことを前向きに考えられる。

中高一貫校との違いを整理

サレジオ中学校の併願戦略で最も大切なのは、中高一貫校との違いを理解することです。中高一貫校を併願する場合、合格後は原則として高校受験をせず、6年間のカリキュラムで大学受験や内部進学に向かいます。一方、サレジオ中学校では中学3年間で基礎学力を整え、高校進学時に進路を選び直すことになります。

比較項目サレジオ中学校一般的な中高一貫校
学校形態小中一貫校の中学部中学校・高等学校の6年一貫校
高校進学外部高校受験またはサレジオ高専等への進路選択が必要多くの場合、併設高校へ内部進学
学習設計中学3年間で基礎学力を固め、高校受験へ向かう6年間で大学受験や内部進学を見据えたカリキュラムを組む
進路選択中3で本人に合った高校・高専を選び直せる中学入学時点で6年間の方向性がある程度決まる
メリット少人数で手厚く見てもらいながら、進路を再選択できる高校受験を避け、大学受験や内部進学に集中しやすい
注意点高校受験費用や受験準備が必要入学後の進路変更には制約が出る場合がある

チャレンジ校の例

サレジオ中学校を標準校または安全校寄りに考える場合、チャレンジ校には、より偏差値帯の高い男子校・共学校・大学附属校・中高一貫校を組み合わせることが考えられます。資料で挙げられているように、明治大学付属中野、國學院久我山、獨協、学習院、成蹊などは、サレジオ中学校より難度が高い併願先として検討されやすい学校です。

区分学校例主な特徴併願時の見方
チャレンジ校明治大学付属中野中学校男子校・大学附属校として人気が高い大学附属校志向が強い家庭の上位校として検討しやすい
チャレンジ校國學院久我山中学校進学校・大学附属系の要素を持つ中高一貫校学習面も学校生活もバランスよく重視したい家庭に向く
チャレンジ校獨協中学校伝統ある男子校で、落ち着いた校風に特色男子校志向の家庭が比較しやすい
チャレンジ校学習院中等科伝統と品格を持つ男子校・大学附属系の学校大学附属校の安心感を重視する家庭に向く
チャレンジ校成蹊中学校大学附属系の共学校で、自由で落ち着いた校風共学校や附属校も検討したい場合の候補になる

これらの学校は中高一貫校である場合が多く、サレジオ中学校とは進路設計が大きく異なります。チャレンジ校として受験する際は、合格した場合に6年間の中高一貫教育を選ぶのか、それともサレジオ中学校のように高校受験前提の少人数教育を選ぶのか、事前に家庭で話し合っておくことが大切です。

標準校の例

サレジオ中学校を標準校として位置づける場合、明星中学校、実践学園中学校、聖徳学園中学校など、比較的受験しやすく、教育内容や校風に特色のある学校を併願候補にすることが考えられます。

区分学校例主な特徴併願時の見方
標準校サレジオ中学校少人数教育、カトリック教育、音楽教育、高校受験前提高校受験を見据えた3年間を少人数で過ごしたい家庭に向く
標準校明星中学校多摩エリアの共学校で、大学附属校としての安心感もある小平・府中・国分寺方面から比較しやすい
標準校実践学園中学校中野区にある共学校で、学習面と学校生活のバランスを取りやすい都内共学校を併願したい場合に候補になる
標準校聖徳学園中学校武蔵境エリアの共学校で、探究的な学びにも特色中央線沿線で比較しやすい学校

標準校を選ぶ際には、偏差値や合格可能性だけでなく、入学後の学校生活が本人に合うかを重視しましょう。サレジオ中学校は男子校・少人数校・高校受験前提という独自性があるため、共学校や中高一貫校と比べたときに、本人がどちらに安心感を持つかを見極めることが重要です。

安全校の例

安全校は、受験全体を安定させるために必要です。資料では、貞静学園など、合格可能性を確保しやすい学校が安全校として挙げられています。ただし、安全校であっても、実際に進学する可能性がある学校として見学し、本人が納得できるかを確認しておくことが大切です。

区分学校例主な特徴併願時の見方
安全校貞静学園中学校都内から通いやすい共学校合格確保校として検討しやすい
安全校偏差値30台前半〜中盤の私立中学校入試方式や日程を選びやすい学校群実際に通う可能性を考えて選ぶことが大切
安全校サレジオ中学校の二次試験一次試験後の受験機会として検討できる場合がある二次試験の実施有無は必ず学校へ確認する

サレジオ中学校については、公式入学案内で二次試験の日程も案内されていますが、二次試験の実施・日程については必ず学校に問い合わせるよう記載されています。したがって、安全校として後半日程に組み込む場合も、事前確認が必要です。

サレジオ中学校を第一志望にする場合の併願例

サレジオ中学校を第一志望にする場合は、一次試験を軸に受験計画を立てます。同校は2月2日に一次試験が設定されているため、2月1日には別の中高一貫校や共学校を受験し、2月2日にサレジオ中学校を受験する流れが考えられます。

日程受験校の考え方ねらい
1月埼玉・千葉・地方会場入試など本番経験を積み、合格を一つ確保しておく
2月1日チャレンジ校または標準校中高一貫校も含めて選択肢を広げる
2月2日サレジオ中学校 一次試験第一志望として、国語作文・算数・面接に集中する
2月3日以降結果に応じて標準校・安全校進学先を確保しながら、必要に応じて再調整する
2月10日サレジオ中学校 二次試験実施有無を学校に確認したうえで検討する

サレジオ中学校を併願校にする場合

他の中高一貫校を第一志望にし、サレジオ中学校を併願校として考える場合は、入学後の進路設計の違いを十分に理解しておく必要があります。第一志望の中高一貫校に進学する場合は高校受験がありませんが、サレジオ中学校に進学する場合は中3で高校受験があります。

したがって、サレジオ中学校を併願校に入れる場合は、合格したときに実際に進学する可能性を想定し、以下の点を確認しておきましょう。

  • 高校受験が必要な学校であることを家庭で納得しているか。
  • 中学3年間を少人数校で過ごすことが本人に合うか。
  • サレジオ高専推薦も含めた進路選択に関心があるか。
  • 通学時間と高校受験準備を両立できるか。
  • 募集停止・休校予定について最新情報を確認しているか。

高校受験前提で選ぶ場合のメリット

高校受験が必要であることは、一見すると負担に見えるかもしれません。しかし、見方を変えれば、中学3年間で本人の成長や適性を見たうえで、高校進学時に進路を選び直せるというメリットもあります。

中学受験時点では、子どもの性格や学力、興味がまだ大きく変化する時期です。サレジオ中学校のような少人数校で3年間を過ごし、先生と相談しながら高校や高専を選べることは、本人に合った進路を探すうえで意味があります。

高校受験前提のメリット具体的な内容向いている家庭
進路を選び直せる中3時点の学力・性格・興味に合わせて高校を選べる子どもの成長を見ながら進路を考えたい家庭
サレジオ高専も選択肢になる理工系・情報系に関心がある場合、高専進学を考えられる普通科高校以外の進路も視野に入れたい家庭
高校受験で大学附属校を狙える早慶附属、明大中野、國學院久我山などを目指す例もある中学3年間で伸びを見て、上位高校に挑戦したい家庭
少人数で進路相談しやすい先生が生徒の個性を把握しやすい大規模校より手厚い見守りを求める家庭

一方で注意したい点

サレジオ中学校を併願校に入れる場合は、注意点もあります。高校受験が必要であるため、中学3年生では受験勉強や模試、志望校選び、面接・作文対策などが必要になります。中高一貫校のように、高校受験を避けて大学受験準備に集中する学校ではありません。

また、公式に募集停止・休校予定が発表されているため、今後の受験では、募集年度と卒業までの教育体制を必ず確認する必要があります。学校側は在籍児童生徒に対して最後まで責任をもって教育活動を行うとしていますが、家庭としても最新情報を把握したうえで判断しましょう。

注意点具体的な内容確認方法
高校受験が必要中3で外部高校受験または高専進学を選ぶ進路ページや説明会で進学実績を確認する
受験費用がかかる模試代、塾代、受験料、検定料などが発生する中2・中3の費用も見込む
二次試験は要確認実施有無や日程は学校への確認が必要入学案内・学校問い合わせで確認する
募集停止予定2029年度入学生を最後に募集停止予定公式サイト・説明会で最新情報を確認する
休校予定2032年3月31日をもって休校予定卒業までのサポート体制を直接確認する

併願校選びで確認したいポイント

サレジオ中学校の併願校選びでは、偏差値や合格可能性だけでなく、入学後の進路設計を比較することが重要です。中高一貫校、大学附属校、高校受験前提の学校では、それぞれ学び方や進路の考え方が異なります。

  • 中高一貫校で高校受験を避けたいのか、高校受験で進路を選び直したいのかを確認する。
  • 男子校・共学校のどちらが本人に合うかを考える。
  • 少人数校と大規模校のどちらが本人に合うかを比較する。
  • カトリック教育や音楽発表会に前向きに取り組めるかを確認する。
  • サレジオ高専推薦を進路選択肢として考えられるかを確認する。
  • 高校受験に向けて、家庭学習・塾・模試をどう使うか考えておく。
  • 募集停止・休校予定について最新情報を確認する。

サレジオ中学校の併願戦略では、同校を単なる偏差値上の安全校として見るのではなく、高校受験前提の少人数男子校として理解することが大切です。中高一貫校とは異なる進路設計だからこそ、家庭の方針と本人の性格に合うかを慎重に確認しましょう。

少人数で先生との距離が近い環境、カトリック教育、音楽や表現活動、高校受験に向けた親身な進路指導に魅力を感じる家庭にとって、サレジオ中学校は独自の価値を持つ併願校になります。一方で、募集停止・休校予定が発表されているため、受験年度ごとの最新情報を必ず確認したうえで、併願計画を立てることが重要です。

在校生・保護者の声|先生との距離が近く、個性を大切にする学校

サレジオ中学校について、在校生・卒業生・保護者から評価されやすい点としては、少人数ならではの先生との距離の近さ、学年を超えたつながり、音楽や表現活動の豊かさ、カトリック校らしい温かい人間教育が挙げられます。

大規模な中高一貫校とは異なり、サレジオ中学校は小中一貫校の中学部であり、中学校卒業後には高校受験やサレジオ工業高等専門学校などへの進路選択があります。そのため、保護者にとっては、学校生活の温かさだけでなく、3年間で高校受験に向けてどのように成長できるかも重要な判断材料になります。

先生との距離が近く、相談しやすい雰囲気

サレジオ中学校の大きな特徴は、少人数であることです。生徒数が多くないため、先生が一人ひとりの性格や学習状況、友人関係、進路への関心を把握しやすい環境があります。

保護者から見ると、子どもが集団の中に埋もれにくく、困ったときに先生へ相談しやすいことは大きな安心材料になります。特に中学生は、学習面だけでなく、友人関係や自己肯定感の面でも揺れやすい時期です。先生との距離が近い環境は、子どもの小さな変化に気づいてもらいやすいという意味でも魅力です。

評価されやすい点生徒にとってのメリット保護者にとっての安心材料
先生との距離が近い質問や相談をしやすい学習面・生活面の変化に気づいてもらいやすい
少人数で目が届きやすい自分の存在を大切にされていると感じやすい集団の中で埋もれにくい
個性を見てもらいやすい得意なことや興味を伸ばしやすい本人に合った進路相談につながりやすい
家庭的な雰囲気安心して学校生活を送りやすい思春期の男子を温かく見守ってもらえる

学年を超えたつながりが生まれやすい

サレジオ中学校では、少人数校ならではの学年を超えた関係づくりも特徴です。部活動や行事では、先輩と後輩が近い距離で関わり、同学年だけではない人間関係が生まれます。

卒業生の声からも、他学年とよく話したことや、上下関係にとらわれすぎず意見を言いやすかったことが印象として語られています。これは、少人数校であり、全員が互いの顔を知っているような環境だからこそ生まれやすい雰囲気です。

男子校では、上下関係が強く出る学校もありますが、サレジオ中学校の場合は、家庭的で穏やかな関係性が育ちやすい点が魅力です。先輩から学び、後輩を支え、学年を超えてつながる経験は、中学3年間の大きな財産になるでしょう。

個性を大切にしてもらえる安心感

サレジオ中学校は、大規模校のように多様なコースや大人数の中で競争する学校ではありません。むしろ、少人数の中で一人ひとりの個性を見つめ、本人らしさを大切にしながら成長を支える学校です。

保護者から見ると、勉強が得意な子だけでなく、音楽や美術、運動、ものづくり、人との関わりなど、さまざまな面を見てもらえることに安心感があります。中学校生活では、学力だけでなく「自分は何が好きなのか」「どのような環境で力を出せるのか」を見つけることも重要です。

サレジオ中学校では、音楽発表会、文化祭、部活動、宗教行事、日々の授業を通じて、子どもが自分らしさを発揮する機会があります。

音楽や表現活動に触れられることが魅力

サレジオ中学校では、音楽や表現活動が大切にされています。音楽発表会、卒業演奏会、クリスマスの集いでのハンドベル演奏、文化祭での展示や舞台表現など、学力試験だけでは測れない感性や表現力を育てる機会があります。

特に、3年次の卒業演奏会で一人一曲ずつピアノ演奏を行う伝統は、サレジオ中学校らしい特色です。ピアノ経験者に限らず、初心者でも練習を重ねて本番に臨む経験は、達成感や自信につながります。

表現活動主な内容育ちやすい力
音楽発表会合奏や演奏を通じて音楽に親しむ表現力、集中力、協調性
卒業演奏会3年次に一人一曲ずつピアノ演奏を行う自信、継続力、人前で表現する力
文化祭展示や舞台表現に取り組む創造力、発信力、協力して作る力
サレジオ・フォーラム意見発表を通じて自分の考えを伝える思考力、言語表現力、自己理解
クリスマスの集いカトリック行事の中で音楽や祈りに触れる感性、感謝の心、他者を思う姿勢

カトリック校らしい温かさがある

サレジオ中学校は、カトリック・ミッションスクールです。聖ヨハネ・ボスコの教育理念に基づき、愛情、道理、宗教を柱とする予防教育法を大切にしています。

学校生活の中には、朝の祈り、宗教の授業、クリスマスの集い、ドン・ボスコ記念ミサなど、カトリック校ならではの時間があります。こうした行事や日々の関わりを通じて、生徒は感謝すること、他者を大切にすること、自分の行動を振り返ることを学んでいきます。

保護者にとっては、学力だけでなく、人としての成長を大切にしてもらえる点が魅力です。思春期の男子にとって、安心できる大人に見守られながら、自分と他者を大切にする姿勢を育てられる環境は貴重です。

部活動が学校生活の居場所になる

サレジオ中学校では、放課後の部活動が全員参加を原則として行われています。バレーボール、サッカー、球技、美術、オルガン、軽音楽など、運動系・文化系の活動があり、生徒が自分の興味に合わせて学校生活を広げられます。

少人数校の部活動では、一人ひとりに役割が回りやすく、初心者でも参加しやすい雰囲気が生まれやすい点が魅力です。運動が得意な子だけでなく、音楽や美術、ものづくりに関心のある子も、自分の居場所を見つけやすいでしょう。

保護者から見ても、部活動を通じて先輩・後輩と関わり、友人関係を広げられることは安心材料になります。学年を超えた関係の中で、子どもが自然に社会性を身につけていくことが期待できます。

高校受験に向けて相談しやすい

サレジオ中学校は、中高一貫校ではありません。そのため、中学3年生では外部高校受験またはサレジオ工業高等専門学校などへの進路選択があります。この点は、保護者にとって大きな確認事項です。

一方で、少人数校であることは、高校受験に向けた進路相談のしやすさにつながります。先生方が生徒一人ひとりの学力や性格を把握しやすいため、本人に合った高校選びや高専進学の相談をしやすい環境です。

中高一貫校のように高校受験を避ける学校ではありませんが、3年間の成長を見ながら、本人に合う進路を選び直せるという見方もできます。高校受験を前向きに捉えられる家庭にとっては、サレジオ中学校の少人数進路指導は魅力になるでしょう。

進路面で評価されやすい点具体的な内容家庭で確認したいこと
高校受験に向けた相談のしやすさ先生が生徒の個性や学力を把握しやすい志望校選びを早めに相談できるか
サレジオ高専推薦理工系・情報系に関心がある場合の選択肢になる本人が高専の学びに関心を持てるか
外部高校受験大学附属校・公立高校・専門系高校などを幅広く検討できる高校受験を家庭として前向きに受け止められるか
自己PRにつながる学校生活部活動、音楽発表、文化祭、平和学習などの経験がある面接や志望理由で本人の経験を言語化できるか

保護者が安心しやすいポイント

保護者にとって、サレジオ中学校の魅力は、少人数であることによる見守りの手厚さです。学習面だけでなく、生活面、友人関係、進路面まで、子どもを近い距離で見てもらえる安心感があります。

また、カトリック校としての温かい人間教育、音楽や表現活動を大切にする校風、全員参加の部活動などは、学力以外の成長を重視する家庭にとって魅力的です。

  • 先生と生徒の距離が近く、相談しやすい。
  • 少人数なので、一人ひとりを見てもらいやすい。
  • 音楽・美術・演劇など、感性を育てる活動がある。
  • カトリック教育を通じて、思いやりや感謝の心を育てられる。
  • 高校受験に向けて、本人に合った進路を相談しやすい。
  • 大規模校よりも、家庭的で温かな男子校を求める家庭に合いやすい。

一方で、入学前に確認しておきたい点

サレジオ中学校は魅力のはっきりした学校ですが、すべての家庭に合うわけではありません。特に、同校が中高一貫校ではないことは、入学前に必ず確認しておきたい点です。

高校受験を避けたい家庭や、6年間の中高一貫カリキュラムを希望する家庭には、他の中高一貫校の方が合う可能性があります。また、少人数校であるため、大人数の中で多様な友人関係や豊富な部活動を求める生徒には、物足りなく感じられる場合もあります。

確認したい点理由家庭での見方
高校受験が必要中高一貫校ではないため、中3で進路選択がある高校受験を前向きに受け止められるか
少人数校である手厚い一方で、人数の多い環境ではない本人が少人数の関係性を心地よく感じるか
男子校である共学校とは学校生活の雰囲気が異なる男子校の環境が本人に合うか
カトリック行事がある祈りや宗教行事に触れる機会がある家庭として違和感なく受け止められるか
音楽発表があるピアノ演奏や合奏などに取り組む表現活動に前向きに挑戦できそうか

学校見学で確認したいポイント

サレジオ中学校を検討する際には、説明会や文化祭などで、実際の雰囲気を確認することが大切です。特に、少人数校は学校ごとの空気感がはっきり出やすいため、本人が安心して過ごせそうかを直接見ることが重要です。

  • 先生と生徒の距離感が本人に合いそうか。
  • 生徒同士の関係が温かく、自然に関われそうか。
  • 文化祭や音楽発表会の雰囲気に魅力を感じるか。
  • 部活動が本人の居場所になりそうか。
  • カトリック校としての祈りや行事に違和感がないか。
  • 高校受験を見据えた3年間として納得できるか。

サレジオ中学校は、少人数で先生との距離が近く、個性を大切にしながら学べる男子校です。音楽や表現活動、カトリック教育、全員参加の部活動を通じて、学力だけではない人間的な成長を大切にしています。

大規模校よりも温かな環境を好み、先生や友人と近い距離で学びながら、高校受験に向けて自分に合った進路を考えたい生徒にとって、サレジオ中学校は魅力を感じやすい学校といえるでしょう。

この学校に向いている子の特徴|少人数で個性を伸ばし高校受験に向かえる子に合う学校

サレジオ中学校は、少人数教育、カトリック教育、男子校、音楽・表現活動、高校受験を前提とした進路指導に特色を持つ学校です。大規模な中高一貫校のように、6年間で大学受験まで一直線に進む学校ではなく、中学3年間で基礎学力と人間性を育て、その後に外部高校受験やサレジオ工業高等専門学校などへの進路を選ぶ学校です。

そのため、サレジオ中学校に向いているのは、偏差値や進学実績だけで学校を選ぶ家庭というよりも、先生との距離が近い環境で、本人の個性を見てもらいながら中学3年間を過ごしたい家庭です。高校受験が必要である点を前向きに受け止められるかどうかも、学校選びの重要なポイントになります。

少人数で丁寧に見てもらいたい子

サレジオ中学校に向いている子の大きな特徴は、少人数の環境で丁寧に見てもらいたい子です。大人数の中で競争するよりも、先生や友人と近い距離で、安心して学校生活を送りたい子に合いやすい学校です。

少人数校では、授業中の理解度や生活面の変化に先生が気づきやすくなります。質問しやすい、相談しやすい、自分のことを覚えてもらいやすいという環境は、思春期の男子にとって大きな安心材料になります。

  • 大規模校よりも、先生との距離が近い学校で学びたい子。
  • 集団の中で埋もれず、自分の個性を見てもらいたい子。
  • 質問や相談をしながら、基礎学力を丁寧に伸ばしたい子。
  • 少人数の温かな人間関係の中で安心して過ごしたい子。

アットホームな男子校が合う子

サレジオ中学校は男子校です。ただし、大規模な男子進学校のような競争的な雰囲気というよりも、少人数で家庭的な男子校として理解するとよいでしょう。

男子だけの環境では、友人同士が率直に関わりやすく、のびのびと過ごしやすい子もいます。一方で、共学校を希望する家庭や、多様な人間関係を重視する家庭には、別の学校の方が合う場合もあります。

向いている子学校生活での合いやすさ確認したいポイント
男子校の環境に安心感を持てる子男子同士の率直な関係の中で過ごしやすい共学校ではなく男子校であることを本人が前向きに受け止められるか
少人数の友人関係を好む子学年を超えて互いの顔が見える関係を築きやすい人数の少なさを安心と感じるか、物足りなさと感じるか
落ち着いた環境で自分らしく過ごしたい子家庭的な雰囲気の中で学校生活を送りやすい学校見学で生徒同士の距離感を確認する

カトリック教育の温かさに合う子

サレジオ中学校は、カトリック・ミッションスクールです。聖ヨハネ・ボスコの教育理念に基づき、愛情、道理、宗教を柱とする予防教育法を大切にしています。

この教育は、規則で厳しく押さえつけるのではなく、子どもに寄り添い、納得を大切にしながら、自分でよりよい行動を選べるように導くものです。学力だけでなく、思いやり、感謝、誠実さ、他者のために行動する心を育てたい家庭に合いやすい学校です。

  • 思いやりや感謝の心を大切にしたい子。
  • 祈りやカトリック行事に違和感なく参加できる子。
  • 厳しい競争よりも、温かく見守られる環境で成長したい子。
  • 学力だけでなく、人としての成長も大切にしたい家庭。

音楽や表現活動に興味がある子

サレジオ中学校には、音楽発表会や卒業演奏会、オルガン部、軽音楽部、美術部など、音楽や表現に触れる機会があります。特に、卒業演奏会で一人一曲ずつピアノ演奏に取り組む伝統は、同校らしい特色です。

音楽経験がある子はもちろん、これまで本格的に楽器に触れてこなかった子にとっても、人前で演奏する経験は大きな成長につながります。練習を重ね、本番で発表することは、継続力、自信、表現力を育てます。

興味・関心学校での活動育ちやすい力
音楽が好き音楽発表会、卒業演奏会、オルガン部、軽音楽部表現力、集中力、継続力
美術や制作が好き美術部、文化祭での展示や制作創造力、感性、作品を完成させる力
人前で表現する経験を積みたい音楽発表、文化祭、サレジオ・フォーラム発信力、自信、自己理解

高校受験に向けて3年間で力をつけたい子

サレジオ中学校は中高一貫校ではないため、中学3年生で高校受験、またはサレジオ工業高等専門学校などへの進路選択があります。したがって、同校に向いているのは、高校受験があることを前向きに受け止められる子です。

中学受験時点で6年間の進路を固定するのではなく、中学3年間の成長を見ながら、自分に合った高校・高専を選びたい家庭に向いています。少人数の環境で基礎学力を整え、先生と相談しながら進路を考えていく流れに魅力を感じる場合、サレジオ中学校は選択肢になります。

  • 中学3年間で基礎学力を丁寧に固めたい子。
  • 高校受験を通じて、自分に合った進路を選びたい子。
  • 大学附属校、公立高校、専門系高校、高専などを幅広く検討したい家庭。
  • 先生と近い距離で進路相談をしながら受験に向かいたい子。

サレジオ高専も含めて進路を考えたい子

サレジオ中学校には、姉妹校であるサレジオ工業高等専門学校への推薦制度があります。理工系、情報系、ものづくり、コンピュータなどに関心がある子にとって、高専という進路を考えられる点は大きな特徴です。

高専は、一般的な高校とは異なり、15歳から専門分野を学ぶ進路です。そのため、早い段階から理系・情報系に興味がある子にとっては魅力があります。一方で、普通科高校とは学び方が異なるため、本人の関心が継続しそうかをよく見極める必要があります。

進路志向向いている可能性確認したいこと
理工系に関心があるサレジオ高専推薦を含めて検討しやすい数学・理科・情報への興味が続きそうか
ものづくりが好き技術や情報系の進路と相性がよい普通科高校と高専の違いを理解しているか
高校で専門性を深めたい5年制高専という選択肢を持てる将来の進学・就職ルートも含めて確認する

自分の個性を大切にしながら進路を選びたい子

サレジオ中学校では、少人数の利点を活かし、先生が一人ひとりの個性を把握しながら進路指導を行います。これは、全員を同じ方向に進ませるというよりも、生徒ごとの得意分野や関心を見ながら進路を考える姿勢です。

令和7年度の進学実績にも、難関私立高校、大学附属校、公立高校、音楽・芸術系、専門系の学校など、幅広い進路が見られます。これは、生徒の個性に応じた進路選択が行われていることを示しています。

学力面で上位校を目指したい子も、音楽や芸術を生かしたい子も、理工系・高専に関心がある子も、それぞれの方向性を先生と相談しながら考えていける点が、サレジオ中学校の魅力です。

全員参加の部活動を楽しめる子

サレジオ中学校では、部活動が全員参加を原則として行われています。バレーボール、サッカー、球技、美術、オルガン、軽音楽など、運動系・文化系の活動を通じて、学校生活の中に自分の居場所を見つけやすい環境があります。

部活動を「強豪校で本格的に競技を極める場」としてだけ見るのではなく、仲間と関わり、役割を持ち、少しずつ成長する場として捉えられる子に向いています。初心者でも新しい活動に挑戦しやすい点は、少人数校ならではの魅力です。

サレジオ中学校に向いている子を整理

向いている子の特徴学校生活で生かしやすい場面確認したいポイント
少人数で丁寧に見てもらいたい子授業、補習、面談、進路相談人数の少なさを安心感として受け止められるか
家庭的な男子校が合う子日々の学校生活、部活動、行事男子校の雰囲気が本人に合うか
カトリック教育に共感できる子宗教の授業、朝の祈り、ミサ、クリスマスの集い祈りや宗教行事に違和感がないか
音楽や表現活動に興味がある子音楽発表会、卒業演奏会、オルガン部、軽音楽部、美術部人前で表現する経験に前向きか
高校受験に向けて力をつけたい子日々の学習、小テスト、進路指導、面接・作文対策中高一貫校ではなく高校受験がある点を理解しているか
サレジオ高専も視野に入れたい子進路相談、理工系・情報系への関心高専と普通科高校の違いを確認しているか
自分の個性を大切にしたい子部活動、行事、音楽・美術、進路選択一人ひとりを見てもらえる環境を好むか

一方で、入学前に慎重に確認したい点

サレジオ中学校は、魅力がはっきりした学校である一方、合う家庭と合わない家庭が分かれやすい学校でもあります。特に、中高一貫校ではない点は、入学前に必ず確認しておく必要があります。

高校受験を避けたい家庭や、6年間の中高一貫カリキュラムで大学受験を見据えたい家庭には、他の中高一貫校の方が合う可能性があります。また、少人数校であるため、人数の多い環境や多種多様な部活動を求める生徒には、物足りなく感じられる場合もあります。

  • 高校受験が必要な学校であることを家庭で納得しているか。
  • 中高一貫校ではなく、小中一貫校の中学部であることを理解しているか。
  • 少人数校の人間関係が本人に合うか。
  • 男子校の環境を本人が前向きに受け止められるか。
  • カトリック教育や宗教行事に違和感がないか。
  • 音楽発表会やピアノ演奏に挑戦することを受け入れられるか。
  • 募集停止・休校予定について、最新の公式情報を確認しているか。

募集停止・休校予定も学校選びの重要な確認事項

サレジオ中学校を今後検討する場合は、学校の魅力だけでなく、募集停止・休校予定についても必ず確認する必要があります。公式発表では、サレジオ中学校は2029年度入学生を最後に募集停止し、サレジオ小学校・中学校ともに2032年3月31日をもって休校予定とされています。

この点は、受験学年によって非常に重要です。入学可能な年度、卒業までの教育体制、部活動や行事の継続、進路指導のサポートについて、学校説明会や個別相談で必ず確認しましょう。

学校見学で確認したいポイント

サレジオ中学校に向いているかどうかは、資料だけでは判断しきれません。少人数校は学校の空気感がとても大切です。説明会や文化祭、学校見学で、先生と生徒の距離、生徒同士の雰囲気、校舎や部活動の様子を見ておくことをおすすめします。

  • 先生と生徒の距離感が本人に合いそうか。
  • 少人数の男子校としての雰囲気に安心感を持てるか。
  • 文化祭や音楽発表会など、表現活動に魅力を感じるか。
  • 部活動が本人の居場所になりそうか。
  • 高校受験に向けた進路相談の体制を確認できているか。
  • サレジオ高専推薦について、本人が興味を持てるか。
  • 募集停止・休校予定について、学校から直接説明を聞いているか。

サレジオ中学校は、少人数の温かな男子校で、カトリック教育、音楽・表現活動、高校受験に向けた進路指導を大切にする学校です。大規模校よりも先生との距離が近い環境で、自分の個性を見つめながら中学3年間を過ごし、その後の高校・高専進学を考えたい生徒に向いています。

一方で、中高一貫校ではないこと、募集停止・休校予定が公表されていることは、受験前に必ず確認すべき重要事項です。教育方針に共感できるか、3年間の学校生活と高校受験を前向きに考えられるかを、親子でしっかり話し合ったうえで検討するとよいでしょう。

まとめ|サレジオ中学校は少人数教育と高校進学支援が特色の男子校

サレジオ中学校は、東京都小平市上水南町にある私立男子校です。サレジオ小学校・中学校として小中一貫教育を行う学校であり、カトリック・ミッションスクールとして、聖ヨハネ・ボスコの教育理念に基づく「予防教育法」を大切にしています。

同校を検討する際に最も重要なのは、サレジオ中学校は中高一貫校ではないという点です。中学校卒業後は、外部高校受験を行うか、姉妹校であるサレジオ工業高等専門学校などへの進路を選ぶことになります。したがって、一般的な中高一貫校と同じ感覚で選ぶのではなく、中学3年間を少人数の温かな環境で過ごし、その後の高校・高専進学を見据える学校として理解する必要があります。

サレジオ中学校の魅力を整理

観点主な特徴家庭が注目したいポイント
学校形態サレジオ小学校・中学校としての小中一貫校中高一貫校ではないため、高校受験が必要
校風少人数で家庭的な男子校先生や友人との距離が近い環境を好む子に合いやすい
教育理念ドン・ボスコの予防教育法愛情・道理・宗教を柱に、人間性を育てる
学習指導基礎学力を丁寧に固める少人数指導高校受験に向けて中学3年間で力をつける
学校生活体育祭、文化祭、クリスマスの集い、ドン・ボスコ記念ミサカトリック校らしい行事と温かな人間関係がある
音楽教育音楽発表会、卒業演奏会、オルガン部、軽音楽部感性や表現力を育てる機会が多い
進路外部高校受験とサレジオ高専推薦本人に合った高校・高専を中3で選ぶ
注意点募集停止・休校予定が公表されている受験年度と卒業までのサポートを必ず確認する

少人数教育で一人ひとりを大切にする学校

サレジオ中学校の大きな魅力は、少人数教育です。生徒数が多くないため、先生が一人ひとりの性格、学習状況、友人関係、進路希望を把握しやすく、日々の学校生活の中で細やかな声かけを行いやすい環境があります。

大規模校では、さまざまな友人や活動に出会える一方で、目立たない生徒が集団の中に埋もれてしまうこともあります。サレジオ中学校では、少人数だからこそ、自分の存在を大切にされていると感じやすく、先生や友人と近い距離で学校生活を送ることができます。

特に、思春期の男子にとって、安心して相談できる大人が近くにいることは大切です。学習面だけでなく、友人関係や進路への不安についても相談しやすい環境は、サレジオ中学校ならではの魅力といえるでしょう。

カトリック教育と予防教育法が土台にある

サレジオ中学校は、カトリック・ミッションスクールです。教育の土台には、聖ヨハネ・ボスコの教育理念があります。ドン・ボスコの予防教育法は、子どもを厳しく監視したり、罰で管理したりするのではなく、愛情をもって寄り添い、道理を示し、宗教的な価値観を通じて、よりよい行動を自分で選べるように導く教育です。

この教育方針は、サレジオ中学校の温かな校風にもつながっています。先生が生徒の近くにいて、日常的に関わり、信頼関係の中で成長を支えることが大切にされています。

学力や進学実績だけでなく、思いやり、感謝、誠実さ、他者のために行動する心を育てたい家庭にとって、サレジオ中学校のカトリック教育は大きな魅力になるでしょう。

高校受験に向けた3年間として考える

サレジオ中学校は中高一貫校ではありません。そのため、中学3年間をどのように過ごし、高校受験や高専進学につなげるかが重要になります。

中学1年では、英語・数学を中心に基礎学力と学習習慣を整えます。中学2年では、主要教科の苦手を早めに発見し、進路への意識を少しずつ高めていきます。中学3年では、志望校選び、受験勉強、面接や作文対策を進め、外部高校受験またはサレジオ高専などへの進路選択に向かいます。

高校受験があることは、家庭によっては負担に感じられるかもしれません。一方で、中学3年間の成長を見たうえで、本人に合った高校や高専を選び直せるというメリットもあります。中学受験時点で6年間の進路を固定するのではなく、本人の成長に合わせて進路を考えたい家庭には合いやすい学校です。

サレジオ高専推薦という選択肢

サレジオ中学校には、姉妹校であるサレジオ工業高等専門学校への推薦制度があります。サレジオ高専は5年制の高等専門学校で、情報工学など専門性の高い学びに進むことができます。

理工系、情報系、ものづくり、コンピュータに関心がある生徒にとって、高専という進路を中学段階から視野に入れられることは大きな特徴です。普通科高校へ進学して大学受験を目指す道だけでなく、早い段階から専門分野を深める道も選択肢になります。

ただし、高専は一般的な高校とは学び方が異なります。サレジオ高専を検討する場合は、本人の興味や適性が合っているか、将来の進学・就職ルートまで含めて確認しておくことが大切です。

音楽と表現活動が学校生活を豊かにする

サレジオ中学校の特色として、音楽や表現活動を大切にしている点も挙げられます。音楽発表会、卒業演奏会、オルガン部、軽音楽部、美術部など、学力試験だけでは測れない感性や表現力を育てる機会があります。

特に、卒業演奏会で一人一曲ずつピアノ演奏に取り組む伝統は、サレジオ中学校らしい特色です。ピアノ経験の有無にかかわらず、練習を積み重ね、本番で演奏する経験は、自信や継続力、人前で表現する力につながります。

男子校でありながら、音楽や芸術にしっかり触れられる点は、同校の個性です。勉強だけでなく、感性や表現力も育てたい家庭にとって、魅力を感じやすい学校といえるでしょう。

行事や部活動で学年を超えたつながりが生まれる

サレジオ中学校では、体育祭、文化祭、クリスマスの集い、ドン・ボスコ記念ミサ、音楽発表会など、少人数校らしい行事が学校生活を彩ります。生徒数が多くないため、行事では一人ひとりの役割が大きくなりやすく、参加するだけでなく、自分たちで作り上げる経験をしやすい環境です。

部活動も全員参加を原則としており、バレーボール、サッカー、球技、美術、オルガン、軽音楽などの活動があります。大規模校のように部活動数が非常に多いわけではありませんが、少人数だからこそ先輩・後輩の距離が近く、自分の居場所を見つけやすい点が魅力です。

行事や部活動を通じて、協働力、責任感、表現力、継続力が育ちます。これらの経験は、高校受験の面接や自己PRにもつながります。

入試では作文・算数・面接で総合的に見る

サレジオ中学校の入試は、国語作文、算数、面接で行われます。学力試験だけでなく、作文や自己PR面接を通じて、受験生の考え方、表現力、学校生活への意欲も見られます。

算数では、小学校内容の基礎を確実に処理する力が大切です。作文では、自分の考えを分かりやすく書く力が求められます。面接では、志望理由や自己PRを自分の言葉で話す準備が必要です。

また、保護者同伴面接があるため、家庭としてサレジオ中学校の教育方針を理解しているかも重要になります。特に、高校受験が必要な学校であることを理解したうえで受験することが大切です。

サレジオ中学校を選ぶ前に確認したいこと

サレジオ中学校は、魅力がはっきりした学校である一方、事前確認が非常に重要な学校でもあります。特に、中高一貫校ではないこと、募集停止・休校予定が公表されていることは、受験前に必ず確認しておきたい点です。

  • サレジオ中学校は中高一貫校ではなく、高校受験が必要であること。
  • 外部高校受験またはサレジオ高専などへの進路選択が必要であること。
  • 少人数校・男子校の雰囲気が本人に合うか。
  • カトリック教育や宗教行事に違和感がないか。
  • 音楽発表会やピアノ演奏に前向きに取り組めそうか。
  • 高校受験に向けて、中学3年間で学習習慣を整えられそうか。
  • 募集停止・休校予定について、公式サイトや学校説明会で最新情報を確認しているか。

募集停止・休校予定については必ず確認を

サレジオ中学校を今後検討するうえで、募集停止・休校予定は非常に重要な情報です。公式発表では、サレジオ中学校は2029年度入学生を最後に募集停止し、サレジオ小学校・中学校ともに2032年3月31日をもって休校予定とされています。

学校側は、在籍児童生徒の学びの妨げとならないよう、最後まで責任をもって教育活動を行うとしています。ただし、受験する家庭としては、入学可能年度、卒業までの教育体制、部活動や行事の継続、進路指導のサポートについて、必ず学校説明会や個別相談で直接確認する必要があります。

特に、受験年度によっては在学期間と休校予定が密接に関わります。サレジオ中学校の教育に魅力を感じる場合でも、最新の公式情報を確認したうえで慎重に判断しましょう。

サレジオ中学校はどのような家庭におすすめか

サレジオ中学校は、大規模な進学校や中高一貫校とは異なる価値を持つ学校です。少人数で先生との距離が近く、カトリック教育を通じて人間性を育て、音楽や表現活動にも力を入れながら、中学3年間で高校受験・高専進学に向かう学校です。

そのため、次のような家庭には特に合いやすいでしょう。

  • 少人数で丁寧に見てもらえる学校を探している家庭。
  • 男子校の落ち着いた環境で中学3年間を過ごしたい家庭。
  • 学力だけでなく、感性や人間性も育てたい家庭。
  • 高校受験を前向きに捉え、本人に合った高校・高専を選びたい家庭。
  • サレジオ高専や理工系・情報系進路にも関心がある家庭。
  • カトリック教育やドン・ボスコの予防教育法に共感できる家庭。

偏差値だけでなく、3年間の成長を見て選びたい学校

サレジオ中学校は、偏差値だけで判断するよりも、中学3年間でどのように成長できるかを見て選びたい学校です。少人数の温かな環境で、先生や友人と近い距離で過ごし、基礎学力、表現力、感性、思いやり、進路を考える力を育てていきます。

中高一貫校のように高校受験を避ける学校ではありません。しかし、見方を変えれば、中学3年間の成長を踏まえて、高校や高専を改めて選べる学校でもあります。本人の個性や興味が中学3年間で変化する可能性を考えると、この仕組みが合う家庭もあるでしょう。

サレジオ中学校は、少人数の男子校で自分らしさを大切にしながら学び、高校受験や高専進学に向けて3年間で力をつけたい生徒に向いた学校です。受験を検討する際には、教育理念への共感、本人との相性、高校受験への理解、そして募集停止・休校予定の最新情報を確認したうえで、親子で納得して判断するとよいでしょう。

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