- 問題
- 解説
- (1) 実験の考察①はXは何秒か. 四捨五入して小数第1位まで求めなさい.
- (2) 表より, 振り子の長さを2倍にしたときの, 振り子が10往復する時間の平均はもとの長さのときの何倍か求めなさい. 但し, 四捨五入して小数第1位まで求めること.
- (3) 表より, 振り子の長さが420cmのときの, 振り子が10往復する時間は何秒か求めなさい. 但し, 四捨五入した整数で求めること.
- (4) 実験の結果・考察をもとに, レポートの実験の結論に続く文章を, 次の語句をすべて用いて記述しなさい.
- (5) 【図1】において, 手を離してから, 振り子がはじめて位置Pに戻ってくるまでの時間を表の値を用いて求めなさい. 但し, 四捨五入して小数第1位まで求めること.
問題
次の問いに答えなさい.
私は, 夏休みにおばあちゃんの家に遊びにいったとき, 振り子時計があることに気づいた. それを見て, なぜ振り子で時間が刻めるのか気になり, 自由研究のテーマとし, 実験の考察や実験の結果を次のようにレポートにまとめた. 但し, 実験の考察や実験の結果は未完成のままである. また, 糸は伸び縮みしない軽いものとし, 振り子の空気抵抗の影響は無いものとする. さらに, 糸が弛むことはないものとする.

解説
(1) 実験の考察①はXは何秒か. 四捨五入して小数第1位まで求めなさい.
振り子の長さが90cmのとき, 10往復する時間の平均は$(19.0+18.8+19.2)\div3=19.0$秒なので, 1往復する時間の平均は$19.0\div10=$$1.9$秒になります.
次の表は, 実験の手順II-1において, さらに振り子の長さを伸ばし, 10往復する時間の平均を調べた結果を表している.

(2) 表より, 振り子の長さを2倍にしたときの, 振り子が10往復する時間の平均はもとの長さのときの何倍か求めなさい. 但し, 四捨五入して小数第1位まで求めること.
振り子の長さが2倍になっている箇所(例えば30cmと60cm)を見ると, $15.5\div11.0=1.4090909\cdots$より1.4倍とわかります.
(3) 表より, 振り子の長さが420cmのときの, 振り子が10往復する時間は何秒か求めなさい. 但し, 四捨五入した整数で求めること.
420cmと2倍の関係になっている箇所を探すと210cmのときに29.1秒というデータがあるので, $29.1\times1.4=40.74$より41秒とわかります.(*厳密な話をすると1.4は正確な値ではないでの, $29.1\times\dfrac{15.0}{11.0}$を計算した後に四捨五入した方が良いです)
(4) 実験の結果・考察をもとに, レポートの実験の結論に続く文章を, 次の語句をすべて用いて記述しなさい.
語句:振り子の長さ, おもりの重さ, 振り子のふれはば
(振り子が1往復する時間は,) 振り子の長さにのみ依存し, おもりの重さや振り子のふれはばとは無関係である.
次に, 【図1】のように, 振り子の長さを120cm, おもりの重さを30gにして, 天井の糸を固定している位置の真下60cmのところに針を打った. この状況から勢いをつけないようにして, 振り子のふれはばが30°の位置Pから, おもりを持っている手を離した.

(5) 【図1】において, 手を離してから, 振り子がはじめて位置Pに戻ってくるまでの時間を表の値を用いて求めなさい. 但し, 四捨五入して小数第1位まで求めること.
左右で別の振り子と考えると, 左側は長さが120cm, 右側は長さ60cmとなるので, $22.0\div10\div2+15.5\div10\div2=1.875$より1.9秒とわかります.(左右で1往復なので, それぞれは半分になることに注意!)

