【2026年版】日本体育大学桜華中学校の評判は?少人数教育と日体大系列のスポーツ環境が魅力の女子校を徹底解説!

中学受験
  1. 学校の概要|日体大系列の少人数制女子中高一貫校
    1. 日本体育大学桜華中学校の基本情報
    2. 中学校は1994年に開校
    3. 教育理念は「健康・努力・敬愛」
    4. 学びとスポーツを両立する「文武×美愛」
    5. 一人ひとりに目が届く少人数教育
    6. 少人数だからこそ求められる主体性
    7. 日本体育大学とのつながり
    8. 2026年度は「挑戦」を教育活動のスローガンに
    9. 高校では3つのコースから進路を選択
    10. 日体大桜華中学校の概要をまとめると
  2. アクセスと立地環境|小川駅から徒歩圏内の落ち着いた学習環境
    1. 日本体育大学桜華中学校への主なアクセス
    2. 小川駅から徒歩約15分
    3. 久米川駅からは路線バスを利用
    4. 新小平駅から自転車で通う生徒もいる
    5. 西武線と武蔵野線を利用できる立地
    6. 8時20分までの登校を想定して経路を確認
    7. 落ち着いて学校生活を送りやすい郊外型の環境
    8. 部活動後の帰宅時間にも注意
    9. 説明会の送迎バスは通常の通学バスではない
    10. 自家用車での来校には注意
    11. 通学面で日体大桜華が向いている家庭
    12. 学校見学で確認したいアクセスのポイント
  3. 教育方針とカリキュラム|少人数教育と英語・スポーツを軸にした学び
    1. 日体大桜華中学校の教育を支える主な柱
    2. 少人数だから可能な丁寧な授業
    3. 朝学習と放課後学習で基礎を固める
    4. 数学と英語は習熟度に応じて学ぶ
    5. 英語4技能をバランスよく育てる
    6. 英検取得を目的とした独自科目「表現」
    7. 体験を重視する国際理解教育
    8. AI型教材「Qubena」を活用したICT教育
    9. スポーツを通して人間力を育てる
    10. 日本体育大学と連携した学び
    11. 礼法や芸術を通して品格と感性を育てる
    12. 保育体験や地域活動で社会との関わりを学ぶ
    13. 総合的な学習とキャリア教育
    14. 中学校の学びを高校3コースへつなげる
    15. 日体大桜華中学校の教育が向いている子
    16. 入学前に確認しておきたい点
  4. 学習環境と施設設備|日体大系列ならではの充実したスポーツ施設
    1. 主な施設と設備
    2. 用途の異なる3つの体育館
    3. 第一体育館
    4. 第二体育館
    5. 第三体育館
    6. 冷暖房完備の本格的なダンススタジオ
    7. 専門器具を備えた器械体操場
    8. 200mトラックと全天候型走路を備えたグラウンド
    9. 初心者から利用できる弓道場
    10. 都内でも数少ない専用アーチェリー場
    11. 剣道場とレスリング場も冷暖房完備
    12. 礼法室で立ち居振る舞いを学ぶ
    13. 全教室にWi-Fi環境を整備
    14. AI型教材「Qubena」で個別に学ぶ
    15. パソコン室や音楽室も授業で活用
    16. 読書や自習に利用できる図書館
    17. 昼食は弁当持参または食堂を利用
    18. 校内合宿に利用できる合宿所
    19. 全国からの生徒に対応する提携寮
    20. 施設面における日体大桜華の強み
    21. 学校見学で確認したいポイント
  5. 学校生活と行事|少人数だからこそ深まる絆と多彩な体験
    1. 朝の読書・学習から始まる一日
    2. 1コマ50分で行われる授業
    3. 友人と過ごす昼休み
    4. 放課後は部活動・講習・個別指導
    5. 新入生を迎える入学式と対面式
    6. 学校全体が盛り上がる体育祭
    7. クラスの団結を深める球技大会
    8. 生徒が主体となってつくる文化祭「桜華祭」
    9. 中学1年生は職業体験を通して将来を考える
    10. 中学2年生は社会・科学への視野を広げる
    11. 中学3年生は沖縄へ3泊4日の修学旅行
    12. 自然・文化体験と民泊
    13. 自分たちで計画するタクシー研修
    14. 海外で英語を使うカナダ語学研修
    15. 国内で異文化を体験するブリティッシュヒルズ研修
    16. 地域とのつながりを育てる挨拶運動
    17. 生徒会活動で学校づくりに参加
    18. 英検や定期考査も年間計画に組み込まれる
    19. 主な年間行事の目安
    20. 少人数校だからこそ得られる行事の経験
    21. 学校生活を確認する際のポイント
  6. クラブ活動|本格的なスポーツ環境で高校生と共に活動
    1. 中学生が参加できる主な運動部
    2. 全国大会へ出場した中学バスケットボール部
    3. 関東大会を目指す器械体操部
    4. 礼節と集中力を養う中高剣道部
    5. 専用施設で専門性を高めるレスリング部
    6. 高校生から刺激を受ける中高陸上競技部
    7. 初心者も挑戦できる弓道部
    8. 表現力を磨くダンス部
    9. 華やかさと技術を追求する新体操部
    10. 中学生が参加できる主な文化部
    11. 地域社会へ貢献するインターアクトクラブ
    12. 礼法教育と結びつく茶道・華道・箏曲
    13. 桜華祭が活動成果を発表する舞台
    14. 中高合同活動のメリット
    15. 競技スポーツと学習の両立
    16. 入部前に確認しておきたいポイント
  7. 進学実績と卒業後の進路|日本体育大学への推薦と多様な進学先
    1. 日本体育大学への進学に強い系列校
    2. 日本体育大学で学べる主な分野
    3. 令和6年度の主な大学合格実績
    4. 最近3年間の主な合格大学
    5. 指定校推薦枠は400以上
    6. 進路決定率は97.7%
    7. 短期大学・専門学校への進学にも対応
    8. 高校3コースで異なる進路目標に対応
    9. 一般選抜と推薦型選抜の両方に対応
    10. 基礎から発展まで対応する講習
    11. 模擬試験の結果を個別指導へつなげる
    12. 一人ひとりに合わせた面談と個別指導
    13. 大学の学びや職業に触れるキャリア教育
    14. 中学校卒業時に外部高校を受験することも可能
    15. 進学実績を見る際の注意点
  8. 学費や諸経費について|初年度納入金と中高6年間の費用
    1. 入学手続時には380,000円を納入
    2. 毎月の授業料・教育充実費は34,500円
    3. 保護者の会費・生徒会費など
    4. 中学初年度の固定的な納入金は857,000円
    5. 募集要項の金額に含まれていない費用
    6. 制服や指定用品も別途購入
    7. ICT端末に関する費用も確認が必要
    8. 中学2年・3年進級時には施設充実費15,000円
    9. 東京都在住者は年額12万円の授業料助成
    10. 部活動特待生制度
    11. 姉妹同時在籍時の入学金免除制度
    12. 家計が急変した場合の授業料減免制度
    13. 高校内部進学時には入学金が80,000円減額
    14. 高校の授業料は月額40,000円
    15. 高校では修学旅行積立金やiPad費用が必要
    16. 中高6年間の固定納入金は約396万円
    17. 高校では授業料相当額の支援を受けられる場合がある
    18. 学費を比較する際のポイント
  9. 入試情報と合格の目安|基礎学力と志望意欲を重視する入試
    1. 2026年度は2月1日・2日の全2回
    2. 一般入試は国語・算数と親子面接
    3. AO入試は親子面接のみ
    4. 一般入試とAO入試の選び方
    5. 2026年度の志願者数と実質倍率
    6. 偏差値は35~36前後が一つの参考
    7. 公式の合格最低点は非公表
    8. 算数は計算と基本的な文章題を確実に
    9. 算数対策のポイント
    10. 国語は長文読解と語句・漢字を出題
    11. 国語対策のポイント
    12. 親子面接で確認されやすい内容
    13. 受験生に質問される可能性がある内容
    14. 保護者に質問される可能性がある内容
    15. AO入試では経験を具体的に伝える
    16. 出願には通知表などの提出が必要
    17. 受験料は1回20,000円
    18. 部活動特待生を希望する場合
    19. 学校説明会と個別相談を活用する
    20. 合格に向けた対策のポイント
  10. 併願校パターン|女子校・共学校を組み合わせた受験プラン
    1. 併願校は3つの段階に分けて考える
    2. チャレンジ校として検討できる学校
    3. 武蔵野大学中学校
    4. 明星学園中学校
    5. 女子校を希望する場合の標準校
    6. 佼成学園女子中学校
    7. 和洋九段女子中学校
    8. 安全校として検討しやすい共学校
    9. 東京立正中学校
    10. 武蔵野中学校
    11. 日体大桜華を第一志望とする併願例
    12. チャレンジ校を先に受験する併願例
    13. 女子校を中心に組む併願例
    14. AO入試・自己表現型入試を活用する併願例
    15. 併願校選びで重視したい5つのポイント
    16. 偏差値だけで決めないことが大切
  11. 在校生・保護者の声|先生との距離が近い温かな学校生活
    1. 在校生・保護者の声から見える主な特徴
    2. 「先生が自分のことを分かってくれる」という安心感
    3. 先生との距離の近さを感じやすい場面
    4. 少人数だから友人関係が築きやすい
    5. 少人数環境には相性もある
    6. 挨拶が自然に交わされる学校
    7. 保護者が安心を感じやすいポイント
    8. スポーツへ打ち込める環境への満足感
    9. スポーツが得意でなくても入学できる
    10. 部活動を重視する家庭が確認したいこと
    11. 行事では全員が学校づくりに関われる
    12. 生徒が成長を実感しやすい経験
    13. 英語研修で自信と行動力が育つ
    14. 進路面では系列大学と他大学の両方を考えられる
    15. 難関大学を目指す場合は学習環境を詳しく確認
    16. 制服や学校生活の雰囲気を評価する声
    17. 食堂を利用できることも家庭の安心材料
    18. 通学について感じやすい負担
    19. 校則や生活指導は本人との相性を確認
    20. 公開されている口コミが少ないことに注意
    21. 学校見学で注目したい在校生の様子
    22. 在校生・保護者の声から分かる日体大桜華の魅力
    23. 入学前に慎重に確認したい点
  12. この学校に向いている子の特徴|少人数環境で自分らしく成長したい子
    1. 日体大桜華中学校に向いている子の特徴
    2. 大人数の学校では埋もれてしまいやすい子
    3. 基礎学力と学習習慣を身につけたい子
    4. 特に相性がよい学習タイプ
    5. スポーツを通して心身を成長させたい子
    6. ダンスや身体表現を深く学びたい子
    7. 運動が得意でなくても前向きに参加できる子
    8. 英語を実際に使いながら伸ばしたい子
    9. 行事や係活動を通して自信を育てたい子
    10. 礼儀や思いやりを身につけたい子
    11. 日本体育大学への進学を視野に入れている子
    12. 将来の目標をこれから見つけたい子
    13. 日体大桜華中学校が合わない可能性のある子
    14. 同学年に多くの友人を求める子
    15. 学校では目立たずに過ごしたい子
    16. スポーツを重視する校風に興味がない子
    17. 難関大学への一般選抜を最優先する子
    18. 駅からの徒歩や遅い帰宅が負担になる子
    19. 校則や生活指導を窮屈に感じる子
    20. 本人との相性を判断するためのチェックリスト
    21. 学校説明会で本人が確認したいこと
    22. 保護者が確認したいこと
  13. まとめ|少人数教育とスポーツ環境が魅力の日体大系列女子校
    1. 日体大系列ならではのスポーツ環境
    2. 学習・英語・ICTにも力を入れる
    3. 少人数だから行事でも一人ひとりが主役になる
    4. 日本体育大学への進路と他大学への挑戦
    5. 入試では基礎学力と志望意欲を重視
    6. 日体大桜華中学校の主な魅力
    7. 入学前に確認しておきたい点
    8. 学校説明会や部活動体験で相性を確かめよう
    9. 日本体育大学桜華中学校はこんな家庭におすすめ

学校の概要|日体大系列の少人数制女子中高一貫校

日本体育大学桜華中学校は、東京都東村山市にある私立の女子中学校です。日本体育大学を設置する学校法人日本体育大学の系列校で、日本体育大学桜華高等学校を併設しています。

中学校は各学年の人数が少なく、生徒一人ひとりの学習状況や学校生活の変化を教員が把握しやすい環境です。大人数の中で競い合う学校というよりも、先生や友人との距離が近い温かな雰囲気の中で、学習、部活動、行事へ取り組めることが大きな特色です。

日本体育大学桜華中学校の基本情報

学校名日本体育大学桜華中学校
読み方にっぽんたいいくだいがくおうかちゅうがっこう
所在地〒189-0024 東京都東村山市富士見町2-5-1
学校区分私立女子中学校
課程中高一貫教育を行う併設型の女子校
設置者学校法人日本体育大学
併設校日本体育大学桜華高等学校
教育理念健康・努力・敬愛
主な特色少人数教育、女子教育、スポーツ教育、国際理解教育、日本体育大学との連携

中学校は1994年に開校

学校の前身となる桜華女子高等学校は、1958年に開校しました。その後、1965年に日体桜華女子高等学校、1994年に桜華女学院高等学校へと校名を変更し、同じ1994年に桜華女学院中学校が開校しました。

高等学校は2011年に日体桜華高等学校へ改称し、2018年には中学校・高等学校ともに現在の日本体育大学桜華中学校・高等学校という名称になりました。

主な沿革
1958年桜華女子高等学校を開校
1965年日体桜華女子高等学校へ校名変更
1994年桜華女学院中学校を開校し、中高一貫教育を開始
2011年高等学校を日体桜華高等学校へ校名変更
2018年日本体育大学桜華中学校・高等学校へ校名変更

日本体育大学を中心とする学校法人の歴史は1891年に始まっており、体育・スポーツを通した人間教育の理念が、現在の桜華中学校にも受け継がれています。

教育理念は「健康・努力・敬愛」

日本体育大学桜華中学校・高等学校が教育の柱として掲げているのが、「健康・努力・敬愛」です。

  • 健康:心身を健やかに保ち、学習やさまざまな挑戦の土台をつくる
  • 努力:困難に直面しても諦めず、目標に向けて継続的に取り組む
  • 敬愛:周囲の人を敬い、思いやりと協調性を持って行動する

この理念のもと、学校では「健康で豊かな知性と人間性を備え、国際社会で活躍する女性」の育成を目指しています。

スポーツの技術や体力だけを伸ばすのではなく、学力、礼儀、他者への思いやり、自分で考えて行動する力をバランスよく育てることが、日体大桜華の教育方針です。

学びとスポーツを両立する「文武×美愛」

日体大桜華では、教育理念を具体的な学校生活へつなげる考え方として、「文武×美愛」を掲げています。

  • :学習や探究を通して、豊かな知性を身につける
  • :スポーツや日々の鍛錬を通して、心身を鍛える
  • :芸術や美しいものに触れ、感性と品格を養う
  • :仲間や社会を思いやり、共に成長する姿勢を育てる

日本体育大学の系列校というと、競技スポーツに力を入れる生徒だけが通う学校という印象を持たれることがあります。しかし、日体大桜華はスポーツ経験の有無にかかわらず、一人ひとりの興味や個性を伸ばす女子校です。

学習を中心に大学進学を目指す生徒、英語や国際交流に関心を持つ生徒、ボランティアや文化活動に取り組む生徒など、さまざまな目標を持つ生徒が学べます。

一人ひとりに目が届く少人数教育

日本体育大学桜華中学校の大きな特徴が、女子校の中でも特に規模の小さい少人数教育です。学年によって人数は変動しますが、一人ひとりの顔や性格、得意分野、苦手分野を教員が把握しやすい環境となっています。

授業中に発言や質問をする機会が多く、理解できていない内容を見過ごされにくいことが少人数教育の利点です。教員は授業だけでなく、学校生活、友人関係、進路についても個別に声を掛けながら、生徒の成長を支えます。

また、同級生の人数が少ないため、学年を越えた交流や高校生との関わりも生まれやすくなっています。中学校段階から高校の施設や部活動を利用し、中高の教員や先輩と関わりながら成長できることは、併設型中高一貫校ならではの魅力です。

少人数だからこそ求められる主体性

少人数教育は、静かに座っていれば目立たずに過ごせる環境ではありません。授業や行事では一人ひとりに発言や役割の機会があり、自分の考えを伝えたり、仲間と協力したりすることが求められます。

人数が少ないからこそ、誰かに任せきりにするのではなく、生徒全員が学校生活の担い手となります。人前で話すことが苦手な生徒も、日々の授業や行事を通して少しずつ経験を重ね、自信を身につけていきます。

大人数の学校では自分から質問しにくい子や、先生に見守られながら自分のペースで成長したい子にとって、日体大桜華の環境は大きな安心材料となるでしょう。

日本体育大学とのつながり

日体大桜華は、日本体育大学を設置する学校法人の系列校です。大学とのつながりを生かし、体育・スポーツに関する専門的な環境や指導に触れられるほか、進学面では日本体育大学への系列校推薦制度も用意されています。

日本体育大学では、体育・スポーツ分野だけでなく、教育、健康、医療、スポーツマネジメント、国際分野などについて学べます。将来、保健体育教員、スポーツ指導者、トレーナー、医療・健康分野などを目指す生徒にとって、系列大学への進路があることは大きな魅力です。

ただし、卒業後の進路が日本体育大学だけに限定されるわけではありません。他大学への進学や、短期大学、専門学校などを含め、一人ひとりの希望に応じた進路選択が可能です。

2026年度は「挑戦」を教育活動のスローガンに

2026年度は、「挑戦―そして、強く、美しく、しなやかに―」を教育活動のスローガンとして掲げています。

困難に屈しない強さ、人としての品格や気品を備えた美しさ、変化の大きい社会へ柔軟に適応するしなやかさを身につけ、自分の目標へ一歩踏み出すことを大切にしています。

学習、スポーツ、行事、国際交流、ボランティアなど、学校生活のさまざまな場面を、生徒が自分の可能性を発見する機会として位置づけています。

高校では3つのコースから進路を選択

併設する日本体育大学桜華高等学校では、進路や興味に応じて、次の3コースが設置されています。

コース主な特色
アドバンストコース国公立大学や難関私立大学を目指し、発展的な授業や勉強合宿に取り組む
総合進学コース得意分野や資格を生かし、大学・短期大学・専門学校など幅広い進路を目指す
総合スポーツコース競技スポーツやダンスの専門性を高めながら、進学や将来の目標を目指す

中学校の段階では、特定の進路へ早くから固定するのではなく、基礎学力、英語、スポーツ、学校行事などに幅広く取り組みます。その中で自分の得意分野や将来像を見つけ、高校進学時により具体的な学びへつなげていきます。

日体大桜華中学校の概要をまとめると

  • 東京都東村山市にある私立の女子中学校
  • 日本体育大学を設置する学校法人日本体育大学の系列校
  • 1994年に中学校を開校した併設型の中高一貫校
  • 教育理念は「健康・努力・敬愛」
  • 一人ひとりへ目が届きやすい少人数教育が大きな特色
  • 学習とスポーツの両方を重視している
  • 充実した体育・武道施設を利用できる
  • 日本体育大学への系列校推薦と他大学進学の両方を目指せる
  • 礼儀、挨拶、思いやり、地域貢献を大切にしている

日本体育大学桜華中学校は、単にスポーツに強い女子校ではありません。少人数だからこそ可能な丁寧な指導の中で、学力、心身の健康、礼儀、協調性を育て、自分らしい目標へ挑戦する女性を育成する学校です。

先生との距離が近い環境で安心して学びたい子や、学習とスポーツの両方に挑戦しながら、自分の得意分野を見つけたい子にとって、検討する価値のある女子中高一貫校といえるでしょう。

アクセスと立地環境|小川駅から徒歩圏内の落ち着いた学習環境

日本体育大学桜華中学校は、東京都東村山市富士見町2丁目にあります。最寄り駅は、西武拝島線・西武国分寺線の「小川駅」です。

学校公式サイトでは、小川駅西口から徒歩約15分と案内されています。資料によって東口と記載されている場合もありますが、現在の公式案内は西口です。受験や学校見学の際は、出口を間違えないように注意しましょう。

小川駅のほか、西武新宿線「久米川駅」から路線バスを利用する方法や、JR武蔵野線「新小平駅」から自転車で通学する方法も案内されています。西武線沿線だけでなく、国分寺方面や武蔵野線沿線からも通学を検討できる立地です。

日本体育大学桜華中学校への主なアクセス

利用する駅学校までの経路所要時間の目安
西武拝島線・国分寺線「小川駅」西口から徒歩約15分
西武新宿線「久米川駅」南口の西武バス1番乗り場から「立川駅北口」行きに乗車し、 「明法学院前」で下車バス約10分+徒歩約3分
JR武蔵野線「新小平駅」駅から自転車約15分

所在地は次の通りです。

住所〒189-0024 東京都東村山市富士見町2-5-1
電話番号042-391-4133
最寄り駅西武拝島線・西武国分寺線「小川駅」

小川駅から徒歩約15分

日常の通学で中心となるのは、小川駅から歩く経路です。小川駅には西武国分寺線と西武拝島線が乗り入れており、国分寺方面、西武新宿方面、拝島方面から通学できます。

小川駅から学校までの徒歩約15分は、駅からすぐの学校と比べるとやや距離があります。ただし、乗り換え後にさらに路線バスを利用する必要がなく、電車の到着後は自分のペースで学校へ向かえる点が利点です。

学校公式サイトの「一日の流れ」でも、多くの生徒が小川駅から徒歩で登校していることが紹介されています。友人と一緒に歩く生徒も多く、毎日の通学が自然な運動にもなります。

一方、雨の日や荷物の多い日、部活動で疲れた日の徒歩15分は、実際の数字以上に長く感じる場合があります。学校選びでは、晴れた日の説明会だけでなく、雨天時や冬の夕方を想定して通学負担を考えることも大切です。

久米川駅からは路線バスを利用

西武新宿線の久米川駅からは、南口にある西武バス1番乗り場から「立川駅北口」行きへ乗車します。「明法学院前」で下車し、バス停から学校までは徒歩約3分です。

バスの乗車時間は約10分と案内されており、歩く距離を短くしたい場合に利用しやすい経路です。西武新宿線の駅から乗り換えずに久米川駅まで来られる家庭にとっては、小川駅経由と比較する価値があります。

ただし、路線バスは道路の混雑や天候によって到着時刻が変わることがあります。朝の時間帯に利用する場合は、乗車予定のバスよりも一本早い便を選ぶなど、余裕を持った通学計画が必要です。

学校説明会や入試当日は、通常の平日とバスの運行本数や道路状況が異なることもあります。利用する停留所、乗り場、時刻表を事前に確認しておきましょう。

新小平駅から自転車で通う生徒もいる

JR武蔵野線を利用する生徒の中には、新小平駅から自転車で通学する生徒もいます。学校公式サイトでは、新小平駅から学校まで自転車で約15分と案内されています。

武蔵野線は埼玉県南部や東京都多摩地域を東西に結んでいるため、新座、所沢方面や府中、国分寺周辺からの通学にも利用できます。

自転車通学を考える場合は、所要時間だけでなく、次の点を確認しておく必要があります。

  • 学校への自転車通学の申請方法
  • 使用できる通学経路
  • 雨天時の代替交通手段
  • 駐輪場所と自転車の管理方法
  • ヘルメットや保険に関するルール
  • 部活動後の暗い時間帯における安全性

新小平駅からの自転車通学を前提とする場合も、雨や強風、体調不良などで自転車を利用できない日の通学方法を用意しておくと安心です。

西武線と武蔵野線を利用できる立地

日本体育大学桜華中学校は、都心の主要駅からすぐの学校ではありませんが、西武国分寺線、西武拝島線、西武新宿線、JR武蔵野線を利用できる点が特徴です。

方面利用しやすい路線・駅
国分寺・小平方面西武国分寺線「小川駅」
西武新宿・高田馬場方面西武新宿線から小川駅または久米川駅を利用
東大和市・玉川上水・拝島方面西武拝島線「小川駅」
府中・国立・埼玉県南部方面JR武蔵野線「新小平駅」

西武線沿線に住む家庭にとっては通学経路を組みやすく、東京都多摩地域だけでなく、埼玉県南西部からも検討できます。

ただし、最寄り駅から徒歩または自転車で移動する時間があります。電車の乗車時間だけを見て判断せず、自宅を出てから教室へ着くまでの総時間を計算しましょう。

8時20分までの登校を想定して経路を確認

学校では、午前8時20分から読書や学習などの朝活動が行われています。そのため、実際の通学では8時20分より前に学校へ到着できる電車やバスを利用する必要があります。

小川駅から徒歩で通う場合は、駅への到着後に約15分の移動時間がかかります。信号待ち、雨天、電車の遅延なども考慮し、駅には余裕を持って到着する計画が必要です。

通学時間を確認する際は、次のような条件で一度実際に歩いてみるとよいでしょう。

  • 平日の朝、実際の登校時刻に近い時間帯
  • 通学用の靴と荷物を持った状態
  • 最寄り駅の改札から学校の正門まで
  • 乗り換え駅での移動時間を含めた経路
  • 部活動後の帰宅時間を想定した夕方の経路

落ち着いて学校生活を送りやすい郊外型の環境

学校は東村山市富士見町の住宅地に位置しています。都心部の繁華街に近い学校とは異なり、周辺は比較的落ち着いた環境です。

校内には体育館やグラウンドに加え、体操場、剣道場、レスリング場、弓道場、アーチェリー場、ダンススタジオなど、系列校ならではの専門施設が整っています。駅前の利便性よりも、広い敷地を生かしたスポーツ・教育環境を重視する学校といえるでしょう。

中高6年間を通してスポーツや部活動へ力を入れたい生徒にとって、校内に複数の専用施設があることは大きな魅力です。外部施設へ移動する時間を抑え、放課後の活動へ取り組みやすくなっています。

部活動後の帰宅時間にも注意

日体大桜華では、放課後に部活動や講習へ参加する生徒が多くいます。特に大会を目指して活動する運動部では、通常の授業日より帰宅が遅くなることがあります。

学校公式サイトでは、校内に残って部活動や受験勉強へ取り組む生徒もいることが紹介されています。実際の活動終了時刻は、所属する部や季節、大会前の練習によって異なります。

通学経路を検討する際は、朝の登校だけでなく、次の点も確認しましょう。

  • 部活動が終了する時刻
  • 小川駅まで歩く時間
  • 夕方以降のバスの本数
  • 乗り換え駅での待ち時間
  • 自宅の最寄り駅から家までの夜道
  • 夕食・入浴・家庭学習・睡眠の時間

通学時間が長すぎると、学習と部活動の両立が難しくなる場合があります。特に本格的なスポーツ活動を希望する場合は、平日の帰宅時刻まで含めて生活をシミュレーションすることが重要です。

説明会の送迎バスは通常の通学バスではない

学校説明会やオープンスクールなどでは、新小平駅から学校まで送迎バスが運行される場合があります。行事によっては小川駅から送迎が用意されることもありますが、毎日の通学用スクールバスではありません。

送迎の有無、発車時刻、乗車場所は行事ごとに異なります。学校説明会へ参加する際は、その回の案内を確認してください。

送迎バスを利用して学校を訪れた場合も、入学後の通学負担を確認するため、一度は小川駅から歩くことをおすすめします。

自家用車での来校には注意

学校では、説明会や体育祭などの案内で、校内に一般来校者用の駐車スペースがないため、自家用車やバイクでの来校を控えるよう案内しています。

受験当日や学校行事も、原則として公共交通機関の利用を前提に準備した方が安心です。学校周辺での送迎や長時間の停車は、近隣住民や交通の妨げになる可能性があります。

通学面で日体大桜華が向いている家庭

  • 西武国分寺線・拝島線沿線に住んでいる
  • 西武新宿線から小川駅または久米川駅を利用しやすい
  • JR武蔵野線の新小平駅を利用できる
  • 最寄り駅から15分程度歩くことに無理がない
  • 都心の駅近校より、落ち着いた環境や広い施設を重視している
  • スポーツや部活動へ取り組める校内環境を求めている
  • 自転車を利用した通学も選択肢に入れられる

学校見学で確認したいアクセスのポイント

  • 小川駅では西口を利用すること
  • 駅から正門まで実際に何分かかるか
  • 歩道や交差点、夜間の明るさ
  • 久米川駅のバス乗り場と運行本数
  • 雨天時に利用する通学経路
  • 新小平駅から自転車を利用しない場合の代替経路
  • 部活動後の最終的な帰宅時刻
  • 中高6年間、無理なく通い続けられる距離か

日本体育大学桜華中学校は、駅から徒歩数分の都心型学校ではありません。しかし、西武線とJR武蔵野線の複数経路を検討でき、落ち着いた環境の中に充実したスポーツ施設が整っています。

駅からの徒歩や自転車を含めた通学を負担に感じず、都心への近さよりも、少人数教育と広い教育・スポーツ環境を重視する家庭にとって、魅力のある立地といえるでしょう。

教育方針とカリキュラム|少人数教育と英語・スポーツを軸にした学び

日本体育大学桜華中学校では、教育理念である「健康・努力・敬愛」を土台に、基礎学力、英語力、ICT活用力、心身の健康、礼儀や思いやりをバランスよく育てています。

最大の特徴は、生徒数の少なさを生かした丁寧な指導です。教員が一人ひとりの理解度や学習状況を把握し、授業中の声掛け、朝学習、放課後学習、定期考査前の学習会などを通して、分からない内容を残さないよう支えます。

日本体育大学の系列校としてスポーツ教育を重視していますが、運動能力だけを伸ばす学校ではありません。学習、英語、国際理解、芸術、礼法、ボランティアなどを組み合わせ、知性と人間性を備えた自立した女性の育成を目指しています。

日体大桜華中学校の教育を支える主な柱

教育の柱主な取り組み
基礎学力の定着少人数授業、朝学習、放課後学習、定期考査前の学習会
英語教育習熟度別授業、英検対策、英会話、スピーチ、体験型英語学習
ICT教育タブレット端末やAI型教材を活用した個別最適化学習
スポーツ教育体育や部活動を通した判断力、自己管理能力、礼節の育成
国際理解教育国内外の語学研修、国際交流、異文化理解
表現・情操教育読書、発表、芸術鑑賞、礼法、日本文化に触れる活動
キャリア教育進路行事、日本体育大学との連携、体験活動、個別面談

少人数だから可能な丁寧な授業

中学校では、1コマ50分の授業が行われます。教室だけでなく、パソコン室、音楽室、体育館、専門的なスポーツ施設などを利用し、教科の内容に応じた授業を展開しています。

少人数の授業では、教員が生徒の表情やノート、問題を解く様子まで確認しやすくなります。理解が不十分な場合には、その場で説明を加えたり、放課後の個別指導につなげたりすることが可能です。

  • 授業中に発言や質問をする機会が多い
  • 教員が一人ひとりの得意・不得意を把握しやすい
  • 理解度に応じて説明や課題を調整しやすい
  • 提出物や学習態度を継続的に確認してもらえる
  • 苦手分野を早い段階で発見しやすい

人数が少ないからといって、授業が受け身になるわけではありません。一人ひとりに発言や発表の機会があり、自分の考えを相手へ伝える姿勢が求められます。

人前で話すことが得意ではない生徒も、少人数の安心できる環境で経験を積みながら、少しずつ表現力や自信を身につけていきます。

朝学習と放課後学習で基礎を固める

生徒は午前8時20分までに登校し、読書や学習などの朝活動に取り組みます。朝の落ち着いた時間を利用して、語彙力や基礎学力の向上を図ります。

学校の教育計画では、基礎学力を高めるため、朝学習10分、放課後学習20分を活用した計画的な学習支援が示されています。

さらに、定期考査の1週間前からは放課後学習会を行い、試験範囲の復習や苦手分野の確認に取り組みます。

学習支援主な目的
朝学習・朝読書学習への切り替え、基礎知識や語彙の定着
放課後学習授業内容の復習、課題への取り組み、苦手分野の補強
定期考査前学習会試験範囲の整理、質問対応、学習計画の確認
個別指導一人ひとりの理解度や進路目標に合わせた支援
放課後講習基礎内容の学び直しから発展的な学習まで対応

家庭で自分から学習を始めることが難しい生徒にとって、毎日の学校生活の中に学習時間が組み込まれていることは大きな利点です。

一方、学校の支援だけで全ての学習が完結するわけではありません。授業で間違えた問題を解き直し、家庭でも復習する習慣を身につけることが、学力向上のためには欠かせません。

数学と英語は習熟度に応じて学ぶ

数学と英語は、学力差が生じやすく、その後の学習や進路にも大きく関わる教科です。日体大桜華では、全学年で習熟度を意識した指導を行い、基礎の定着と発展的な学習の両方に対応しています。

基礎段階では、計算、語句、文法などの基本事項を丁寧に確認します。理解が進んでいる生徒は、応用問題や発展的な課題へ挑戦し、学力をさらに伸ばします。

  • 分からないまま授業が進むことを防ぐ
  • 基礎問題を繰り返し、解き方を定着させる
  • 理解度の高い生徒には発展問題を用意する
  • 定期考査や検定の結果を次の指導へ反映する
  • 学年ではなく、本人の到達度に応じた学習を進める

少人数環境と習熟度を意識した指導を組み合わせることで、苦手科目を学び直したい生徒にも、より高い目標へ挑戦したい生徒にも対応しています。

英語4技能をバランスよく育てる

英語教育では、文法や単語を覚えるだけでなく、「読む・聞く・書く・話す」の4技能をバランスよく育てることを重視しています。

英会話の授業では、ネイティブ講師と日本人教員によるティームティーチングを取り入れ、実際に英語を聞き、自分の考えを話す機会を設けています。

また、スピーチや発表を通して、英語を使って相手へ伝える力を養います。間違えずに話すことだけを目標にするのではなく、知っている単語や表現を使い、自分からコミュニケーションを取ろうとする姿勢を育てます。

学習内容身につける力
英単語・英文法英文を正確に理解し、表現するための基礎力
リスニング英語の音や内容を聞き取る力
英会話相手の発言に応じ、自分の考えを伝える力
英作文学んだ語句や文法を使って文章を書く力
スピーチ・発表内容を整理し、人前で発信する力
語学研修実際の場面で英語を使う力と異文化理解

英検取得を目的とした独自科目「表現」

中学校では、実用英語技能検定の取得を目的とする独自の講座「表現」を設けています。

取得済みの級や学習到達度に応じたクラスで学び、目標とする級に合格した後は、学年に関係なく一つ上のレベルへ進みます。全員が同じ問題へ取り組むのではなく、それぞれの英語力に合った学習を進める仕組みです。

学校の教育計画では、次の級を学年ごとの基本的な目標として示しています。

学年英検取得目標
中学1年5級以上
中学2年4級以上
中学3年3級以上

これは最低限の目標であり、既に取得している生徒や学習が進んでいる生徒は、準2級や2級など、より上位の級へ挑戦できます。

英検は大学入試の英語資格利用や推薦型選抜でも活用されることがあるため、中学生の段階から段階的に取得することは、高校進学後の選択肢を広げることにもつながります。

体験を重視する国際理解教育

日体大桜華では、教室で英語を学ぶだけでなく、英語を実際に使う体験を重視しています。

  • Tokyo Global Gatewayでの体験型英語学習
  • 福島県のブリティッシュヒルズで行う国内語学研修
  • 夏休みに行うカナダでの約2週間の海外語学研修
  • 海外からの学生を招いた国際交流
  • 海外の文化や生活について学ぶ異文化理解

Tokyo Global Gatewayでは、空港、ホテル、店舗などを再現した環境で、実際の生活場面を想定しながら英語を使います。教科書で覚えた表現が現実の場面で通じることを体験し、英語を学ぶ目的を実感できます。

ブリティッシュヒルズでの国内語学研修は希望制で、英国をイメージした施設の中で、英語による授業やコミュニケーションへ取り組みます。

カナダ語学研修も希望制で、約2週間のホームステイや現地での学習を通して、語学力だけでなく、異なる文化や生活習慣を尊重する姿勢を身につけます。

研修の対象学年、期間、実施内容、参加費は年度によって変わる可能性があります。参加を検討する場合は、最新の案内を確認しましょう。

AI型教材「Qubena」を活用したICT教育

ICT教育では、タブレット端末やAI型教材「Qubena(キュビナ)」を活用しています。

Qubenaは、生徒が問題を解く際の正誤、解答時間、途中の手順などを分析し、一人ひとりのつまずきに応じた問題を提示する教材です。

同じ学年でも、得意な単元や苦手な単元は異なります。AI型教材を利用することで、既に理解している問題を繰り返すだけでなく、本人が復習すべき内容へ効率よく取り組めます。

  • 本人の理解度に応じた問題が出題される
  • 苦手単元やつまずいた箇所を確認しやすい
  • 自分のペースで復習や先取りができる
  • 学習履歴を教員の指導へ生かせる
  • 紙の教材とデジタル教材を目的に応じて使い分けられる

ICTを導入する目的は、授業を単にデジタル化することではありません。教員による丁寧な説明と、教材による個別学習を組み合わせ、一人ひとりに合った学びを実現することを目指しています。

スポーツを通して人間力を育てる

日体大桜華では、スポーツを単なる運動や競技としてではなく、思考力、判断力、行動力、自己管理能力を育てる教育活動として位置づけています。

練習や試合では、自分の体調や課題を把握し、目標に向かって努力する必要があります。仲間と協力する競技では、自分の役割を果たし、相手を尊重する姿勢も求められます。

スポーツ教育で育てる力具体的な学び
自己管理能力体調、食事、睡眠、練習時間を考えて行動する
継続力目標に向けて練習や努力を積み重ねる
判断力状況の変化を見て、自分の行動を選択する
協調性仲間と声を掛け合い、共通の目標へ取り組む
礼節挨拶、感謝、相手への敬意を行動で示す
挑戦する姿勢失敗を恐れず、新しい課題へ踏み出す

学校には全国大会や世界大会を経験した指導者も在籍し、専門的なスポーツ施設が整っています。ただし、中学校の教育は競技選手の育成だけを目的としているわけではありません。

運動が得意ではない生徒も、体育や学校行事を通して、自分の健康を管理する力や仲間と協力する姿勢を学びます。

日本体育大学と連携した学び

日本体育大学の系列校という環境を生かし、栄養、スポーツ、体づくりなどについて、大学と連携した講座や学習機会が設けられています。

スポーツを実践するだけでなく、身体の仕組み、健康、食事、教育、指導方法などを幅広く学べることが、日体大系列校の強みです。

将来、日本体育大学への進学を希望する生徒だけでなく、保健体育教員、トレーナー、医療・福祉、保育・教育などに興味がある生徒にとっても、進路を考えるきっかけになります。

礼法や芸術を通して品格と感性を育てる

日体大桜華の教育は、学習とスポーツだけに限られません。礼儀作法、日本文化、芸術などに触れ、人としての美しさや感性を育てることも重視しています。

礼法に関する学習では、お辞儀、立ち居振る舞い、浴衣の着付けなどを通して、相手を思いやる心を形として表現する方法を学びます。

また、歌舞伎やミュージカルなど、本物の芸術に触れる機会も設けられています。作品を鑑賞して終わるのではなく、表現方法や時代背景について考えることで、豊かな感性を育てます。

  • 心のこもった挨拶を身につける
  • 相手や場面に応じた振る舞いを考える
  • 日本の伝統文化に触れる
  • 芸術作品から多様な表現を学ぶ
  • 周囲への感謝や思いやりを行動で示す

保育体験や地域活動で社会との関わりを学ぶ

総合的な学習や学校行事では、教室の中だけでは得られない体験を重視しています。保育体験、地域活動、ボランティアなどを通して、異なる年代や立場の人と関わります。

自分が誰かを支える経験や、地域のために行動する経験は、思いやりや責任感を育てます。また、自分の得意なことが社会の中でどのように役立つのかを考えるキャリア教育にもつながります。

少人数の学校では、一部の生徒だけが役割を担うのではなく、多くの生徒に企画、発表、運営へ参加する機会があります。経験を積み重ねることで、自分から行動する力を身につけていきます。

総合的な学習とキャリア教育

午後の授業では、総合的な学習の時間やホームルーム活動を活用し、進路や将来について考える行事を行います。

  • 自分の興味や得意分野を振り返る
  • 大学や職業について調べる
  • 日本体育大学を含む上級学校について学ぶ
  • 社会で働く人の話を聞く
  • 体験活動を進路選択へ結びつける
  • 教員との面談を通して目標を整理する

中学校の段階で職業や進学先を決めることが目的ではありません。学習、スポーツ、英語、芸術、ボランティアなどに取り組みながら、自分が何に興味を持ち、どのような場面で力を発揮できるのかを見つけていきます。

中学校の学びを高校3コースへつなげる

中学校では、特定のコースへ早い段階から分かれるのではなく、基礎学力、英語、スポーツ、表現、ICTなどを幅広く学びます。

その後、高校では本人の進路目標や得意分野に応じて、3つのコースから選択します。

高校のコース教育内容と主な進路
アドバンストコース発展的な授業、特別講習、集中講習などを通して、国公立大学や難関私立大学を目指す
総合進学コース資格取得や探究活動を生かし、大学、短期大学、専門学校、公務員など幅広い進路を目指す
総合スポーツコース競技スポーツやダンスの専門性を高め、日本体育大学、体育・教育系大学、スポーツ関連分野などを目指す

総合スポーツコースには、競技スポーツを追究する学びに加え、ダンスパフォーマンスに特化した学びも用意されています。専門家の指導を受けながら、クラシックバレエ、タップダンス、舞台構成などを学びます。

中学校で幅広い経験を積んだ後にコースを選べるため、入学時点では将来の方向性が決まっていない子も、自分の成長や興味に応じて進路を考えられます。

日体大桜華中学校の教育が向いている子

  • 少人数の授業で先生に丁寧に見てもらいたい子
  • 基礎から学び直し、毎日の学習習慣を身につけたい子
  • 英検取得を目標に段階的に英語力を伸ばしたい子
  • 英会話や海外研修に挑戦したい子
  • タブレット教材を使って自分のペースで学びたい子
  • スポーツを通して心身を成長させたい子
  • 礼儀、挨拶、思いやりを大切にしたい子
  • 発表や体験活動を通して自信をつけたい子
  • 高校進学後に学習・進学・スポーツから自分に合うコースを選びたい子

入学前に確認しておきたい点

少人数教育は、一人ひとりに目が届くことが大きな利点ですが、授業や行事で発言や役割を担う機会も多くなります。集団の中で目立たずに過ごしたい子は、学校の雰囲気が自分に合うか確認する必要があります。

また、スポーツ教育を重視していますが、全員が全国大会を目指す運動部へ所属するわけではありません。競技スポーツを希望しない場合でも、体育や行事を前向きに楽しめるかを考えておきましょう。

英検対策、朝学習、放課後学習など、学校から継続的な学習を求められる環境でもあります。手厚い支援を受けながら、自分でも課題や復習へ取り組める子ほど、日体大桜華の教育を成長につなげやすくなります。

日本体育大学桜華中学校は、少人数による丁寧な学習指導を基盤に、英語、ICT、スポーツ、国際理解、礼法などを幅広く学び、自分の得意分野と将来の目標を見つけていく学校です。

中学校で基礎と自信を育て、高校の3コースを通して進路を具体化できることが、日体大桜華の中高一貫教育の大きな魅力といえるでしょう。

学習環境と施設設備|日体大系列ならではの充実したスポーツ施設

日本体育大学桜華中学校の施設面における最大の特徴は、日本体育大学の系列校らしい充実した体育・スポーツ環境です。

校内には3つの体育館をはじめ、ダンススタジオ、器械体操場、剣道場、弓道場、レスリング場、アーチェリー場、グラウンドなどが整っています。競技スポーツへ本格的に取り組む生徒だけでなく、中学校の体育授業や学校行事でも活用されています。

一方、普通教室にはWi-Fi環境が整備され、タブレット端末やAI型教材を使った授業も行われています。身体を動かすための施設と、現代的な学習を支えるICT環境の両方を備えていることが、日体大桜華の特徴です。

主な施設と設備

施設主な特徴・用途
第一体育館バレーボールコート2面を確保でき、可動式バスケットゴールも設置。部活動や学校行事、式典などに使用
第二体育館壁面に鏡を備え、ダンスの授業、新体操部、器械体操部などが利用
第三体育館バスケットボールのフルコートを2面確保できる大型体育館
ダンススタジオ広さ約19m×17m。壁2面が鏡張りで、冷暖房を完備
グラウンド200mトラック、全天候型走路、ソフトボール場、照明設備を備える
器械体操場平均台、段違い平行棒、ピットなどの本格的な設備を設置。冷暖房完備
剣道場剣道の授業や部活動に使用する専用施設。冷暖房完備
弓道場5つの的と巻藁を備え、雨天時にも練習できる
アーチェリー場最長50mまで射ることができる、都内でも数少ない専用施設
レスリング場レスリング部の練習や柔道の授業に使用。冷暖房完備
礼法室お辞儀や立ち居振る舞い、浴衣の着付けなどを学ぶ
図書館読書や調べ学習、自習に利用できる落ち着いた学習空間
パソコン室情報教育や資料作成、調べ学習などに活用
食堂昼食時に利用でき、弁当を持参することも可能
合宿所校内合宿や他校との合同合宿などに利用。冷暖房完備

用途の異なる3つの体育館

校内には、規模や設備の異なる3つの体育館があります。複数の体育館を備えているため、体育の授業、部活動、学校行事をそれぞれの目的に応じた場所で実施できます。

第一体育館

第一体育館は、バレーボールコートを2面設置できる広さがあり、可動式のバスケットゴールも備えています。体育授業や運動部の活動だけでなく、入学式や卒業式などの式典にも使用されます。

複数のクラスや部活動が利用できる標準的な体育館として、日々の学校生活を支える施設です。

第二体育館

第二体育館は、片側の壁一面に鏡が設置されており、ダンスや新体操、器械体操などの練習に適しています。

自分の姿勢や動きを鏡で確認しながら練習できるため、身体の使い方や表現を細かく修正できます。音楽に合わせて身体を動かす授業や部活動にも活用されています。

第三体育館

第三体育館は、バスケットボールのフルコートを2面確保できる大型施設です。複数のチームが同時に練習したり、大会や練習試合を行ったりできる広さがあります。

天候に左右されずに活動できる屋内施設が複数あることは、部活動へ本格的に取り組みたい生徒にとって大きな魅力です。

冷暖房完備の本格的なダンススタジオ

ダンススタジオは、約19m×17mの広さがあり、壁2面が鏡張りになっています。冷暖房も完備されているため、季節を問わずダンスに集中しやすい環境です。

ダンス部の活動だけでなく、高校のダンスパフォーマンス専攻やダンス関連の授業にも利用されています。中学校段階から高校生の練習や発表に触れられることは、中高併設校ならではの特色です。

振り付けを覚えるだけでなく、鏡を使って姿勢、目線、手足の動き、複数人の位置関係などを確認できます。技術と表現力の両方を高められる専用施設です。

専門器具を備えた器械体操場

器械体操場には、平均台、段違い平行棒、ゆか、ピットなど、本格的な設備が整っています。器械体操部の練習だけでなく、体育の授業でも利用されます。

ピットは、技の練習時に着地の衝撃を和らげるための設備です。安全に配慮しながら段階的に新しい技へ挑戦できる環境が整っています。

器械体操場は冷暖房を完備しており、夏や冬でも練習へ取り組みやすくなっています。中学生の器械体操部は関東大会への出場実績もあり、競技力を高めたい生徒にとって恵まれた施設です。

200mトラックと全天候型走路を備えたグラウンド

グラウンドには、200mトラックと、約80m・3レーンの全天候型走路が整備されています。短距離走、長距離走、体力づくりなど、陸上競技や体育授業で幅広く利用できます。

公式戦にも使用されるソフトボール場や照明設備もあり、放課後の部活動にも対応しています。

  • 200mトラック
  • 約80mの全天候型走路3レーン
  • 公式戦にも使用されるソフトボール場
  • 夕方の活動を支える照明設備

屋内施設だけでなく、走る、投げる、打つといったさまざまな運動へ取り組める屋外環境も充実しています。

初心者から利用できる弓道場

弓道場には5つの的が設置され、天候に左右されにくい環境で練習できます。近距離から基本動作を確認するための巻藁もあり、弓道を初めて経験する生徒が基礎を学べる設備です。

弓道では、弓を引く技術だけでなく、姿勢、呼吸、集中力、礼法も重視されます。日体大桜華が大切にする「健康・努力・敬愛」や礼儀教育とも結びついた活動です。

中学生が入部できるか、活動日や大会参加の条件などは年度によって異なる可能性があるため、入部を希望する場合は学校説明会や部活動体験で確認しましょう。

都内でも数少ない専用アーチェリー場

アーチェリー場では、最長50mまで射ることができます。学校内に専用のアーチェリー場を備えている中高は多くなく、日体大桜華を象徴するスポーツ施設の一つです。

アーチェリーは、体力だけでなく、姿勢を安定させる力、集中力、呼吸の管理、同じ動作を繰り返す正確性が求められる競技です。

校外施設へ移動せず、学校内で専門的な練習を行えることは、競技力を高める上で大きな利点となります。

剣道場とレスリング場も冷暖房完備

剣道場は、剣道の稽古へ集中できる専用施設です。床や空間が競技に適した環境となっており、冷暖房も備えています。

レスリング場も冷暖房を完備し、レスリング部の練習や柔道の授業で利用されています。マットを常設できる専用施設があるため、準備や片付けに時間を取られにくく、練習時間を確保しやすくなっています。

武道や格闘競技では、安全に配慮した施設と専門的な指導が欠かせません。日体大系列として、競技の特性に合った環境が整えられています。

礼法室で立ち居振る舞いを学ぶ

日体大桜華には、スポーツ施設だけでなく、礼儀や日本文化を学ぶ礼法室があります。

礼法の授業では、挨拶、お辞儀、立ち方、座り方、浴衣の着付けなどを学びます。形を覚えるだけでなく、相手や場所に応じてどのように振る舞うべきかを考えます。

礼法室は、学校が掲げる「文武×美愛」のうち、人としての美しさや相手への敬意を育てるための施設といえるでしょう。

全教室にWi-Fi環境を整備

校内の全教室にはWi-Fi環境が整備され、授業や総合的な学習でタブレット端末を活用できます。

生徒はインターネットを使って必要な情報を調べ、文章、写真、図表などを組み合わせて資料を作成します。作成した資料はグループ内で共有し、話し合いやプレゼンテーションに活用します。

  • 授業内容に関する情報の検索
  • レポートや発表資料の作成
  • グループでの意見共有
  • プレゼンテーションによる発表
  • 動画教材を利用した予習・復習
  • AI型教材による個別学習

ICT機器を使うこと自体を目的とせず、調べた情報を整理し、他者と話し合い、自分の考えとして発信するところまでを重視しています。

AI型教材「Qubena」で個別に学ぶ

中学校では、AI型タブレット教材「Qubena(キュビナ)」を活用しています。

Qubenaは、生徒が問題を解く際の正誤、解答時間、途中の手順などを分析し、つまずいている内容や復習すべき問題を提示する教材です。

Qubenaの特徴期待できる効果
解答状況を分析苦手な単元や理解が不十分な内容を発見しやすい
本人に合った問題を提示必要な問題へ重点的に取り組める
学習履歴を記録教員が個別指導や声掛けに活用できる
自分のペースで進められる復習だけでなく、理解度に応じた先取りにも対応できる

少人数授業とAI教材を組み合わせることで、教員による対面指導と、生徒ごとに異なる課題へ対応する個別学習の両方を実現しています。

パソコン室や音楽室も授業で活用

授業は普通教室だけでなく、パソコン室、音楽室、体育館など、学習内容に応じた施設で行われます。

パソコン室では、情報検索、文書作成、資料作成などに取り組みます。タブレット端末とパソコンを使い分けながら、進学後や社会で必要となる情報活用力を身につけます。

音楽室では、歌唱や器楽などの授業を行います。学習、スポーツだけでなく、芸術や表現活動を行う場所も用意されており、心身をバランスよく育てる教育につながっています。

読書や自習に利用できる図書館

校内の図書館は、読書、調べ学習、自習などに利用できます。朝活動でも読書を取り入れており、語彙力や読解力を育てる場所として重要な役割を担っています。

学校では図書館を、単に本を借りる場所ではなく、落ち着いて過ごし、新しい知識や物語に出会える場所として位置づけています。司書が本に興味を持ってもらうための工夫を行い、読書活動を支えています。

少人数の学校であるため、静かな環境で自分のペースで本を選んだり、調べものをしたりしやすいことも利点です。

昼食は弁当持参または食堂を利用

昼食は、家庭から持参した弁当を食べるほか、学校の食堂を利用できます。友人と一緒に昼食を取り、午後の授業や部活動に備えます。

昼食方法特徴
弁当持参家庭で用意した昼食を教室などで食べる
食堂利用校内で温かい食事を選べる

毎日弁当を準備することが難しい家庭にとって、食堂を利用できることは安心材料です。ただし、営業日、提供メニュー、価格、利用方法は変更される可能性があるため、入学時の案内を確認しましょう。

校内合宿に利用できる合宿所

校内には合宿所があり、部活動の校内合宿や、他校を招いた合同合宿などに利用されています。冷暖房も完備されています。

学校の施設内で合宿を行えるため、普段の練習場所をそのまま利用しながら、集中的に競技や活動へ取り組めます。

合宿では、技術や体力を高めるだけでなく、時間管理、食事、清掃、仲間との共同生活などを通して、自立心や協調性も養います。

全国からの生徒に対応する提携寮

学校では、遠方から入学を希望する生徒に対して提携寮を紹介しています。競技スポーツなどを理由に、東京都外から進学する生徒も検討できる環境です。

入寮には定員や規定、審査基準があります。部活動を目的として入寮を希望する場合は、顧問の許可が必要です。

寮生活を検討する場合は、寮費、食事、通学方法、帰省、休日の生活、保護者との連絡方法などを事前に確認しましょう。

施設面における日体大桜華の強み

  • 用途の異なる3つの体育館がある
  • ダンス、器械体操、剣道、弓道、レスリングの専用施設がある
  • 校内に最長50mのアーチェリー場を備えている
  • グラウンドにトラック、全天候型走路、ソフトボール場、照明設備がある
  • 複数の専門施設に冷暖房を完備している
  • 体育の授業でも本格的な設備を利用できる
  • 全教室にWi-Fi環境が整備されている
  • タブレット端末とAI型教材を活用できる
  • 図書館、パソコン室、音楽室、礼法室など、体育以外の施設も利用できる
  • 食堂や合宿所など、学校生活を支える設備がある

学校見学で確認したいポイント

  • 中学生が日常的に利用できる施設
  • 希望する部活動の練習場所と設備
  • 体育館やグラウンドの利用スケジュール
  • 中学生と高校生が合同で活動する範囲
  • ダンススタジオや器械体操場の安全設備
  • タブレット端末の購入・準備方法
  • 端末の持ち帰りや家庭での利用ルール
  • 食堂の営業日、メニュー、価格
  • 図書館や自習スペースを利用できる時間
  • 部活動後の更衣や荷物管理の方法

施設が充実していても、希望する設備を中学生が毎日自由に使えるとは限りません。高校の授業や部活動との兼ね合いもあるため、学校説明会やオープンスクールでは、利用対象や時間帯を具体的に確認することが大切です。

日本体育大学桜華中学校は、専用の体育・武道施設を数多く備えたスポーツ環境と、Wi-Fi・タブレット端末を活用する学習環境を両立した女子中高一貫校です。

競技スポーツやダンス、武道へ本格的に取り組みたい子はもちろん、恵まれた施設の中で身体を動かしながら、ICTを活用した学習や読書、表現活動にも取り組みたい子にとって、魅力のある教育環境といえるでしょう。

学校生活と行事|少人数だからこそ深まる絆と多彩な体験

日本体育大学桜華中学校では、日々の授業や朝学習に加え、体育祭、球技大会、桜華祭、校外学習、修学旅行、語学研修など、多彩な学校行事が行われています。

少人数の中学校であるため、行事では一部の生徒だけが中心になるのではなく、一人ひとりが発表、準備、進行、係活動などの役割を担います。仲間と相談しながら行事をつくり上げる経験を通して、協調性、責任感、表現力を育てられることが特徴です。

また、中学生と高校生が同じ校舎で生活するため、体育祭や文化祭、部活動などでは高校生の姿から学ぶ機会もあります。中学生のうちは先輩に支えられながら、学年が上がるにつれて、自分から行動する力を身につけていきます。

朝の読書・学習から始まる一日

生徒の多くは、午前8時頃から登校します。午前8時20分までに教室へ入り、読書や学習などの朝活動に取り組みます。

朝読書では、自分の興味に合った本を読みながら、文章を読む習慣や語彙力を養います。朝学習では、その日の授業へ向けた準備や基礎学力の確認を行い、落ち着いた状態で学校生活を始めます。

時刻主な内容
8時頃登校
8時20分朝活動・読書・学習
8時40分午前授業開始
12時30分昼食
13時15分午後授業開始
16時頃放課後の部活動・講習・個別指導
18時頃通常の下校時間の目安
20時最終下校

提供資料では最終下校時刻が19時30分、冬期は19時とされていますが、現在の学校公式サイトでは最終下校時刻は20時と案内されています。所属する部活動や季節によって実際の終了時刻は異なるため、入学前に希望する部の活動時間を確認しておきましょう。

1コマ50分で行われる授業

午前8時40分から、1コマ50分の授業が始まります。普通教室だけでなく、パソコン室、音楽室、体育館、礼法室、各種スポーツ施設など、学習内容に合った施設を利用します。

午後には、通常の教科授業に加えて、総合的な学習の時間やホームルーム活動が組まれます。進路について考えるキャリア教育や、学校行事に向けた話し合いも、この時間を利用して行われます。

少人数であるため、授業やホームルームでは一人ひとりが発言する機会を持ちやすくなっています。自分の考えを伝え、友人の意見を聞き、クラスとしての方針を決める経験を重ねます。

友人と過ごす昼休み

昼食は、家庭から持参した弁当を食べるほか、校内の食堂を利用できます。友人と会話を楽しみながら、午後の授業や部活動に備える時間です。

少人数の学校では、同じクラスだけでなく、ほかの学年や高校生と顔を合わせる機会も多くなります。教員との距離も近く、昼休みに学習内容や学校生活について相談することもできます。

放課後は部活動・講習・個別指導

放課後は、部活動へ参加する生徒、講習や個別指導を受ける生徒、校内に残って学習する生徒など、それぞれの目標に応じて過ごします。

運動部の中には、関東大会や全国大会を目指して本格的に活動する部があります。一方、基礎内容を学び直す講習や、進学を意識した発展的な講習もあり、学習と部活動の両立を支えています。

最終下校時刻まで活動する場合は帰宅が遅くなるため、夕食、家庭学習、睡眠時間を含めた生活管理が必要です。特に小川駅まで徒歩で通う場合は、学校から駅までの移動時間も考えておきましょう。

新入生を迎える入学式と対面式

4月には入学式が行われ、新しい学校生活が始まります。入学後には中学生・高校生との対面式や部活動紹介もあり、上級生や学校の活動について知る機会が設けられます。

新しい環境に不安を感じる生徒もいますが、日体大桜華は少人数であるため、同級生や教員の顔を早い段階で覚えやすい環境です。日々の授業や行事を通して、少しずつ友人関係を築いていきます。

部活動紹介では、高校生を含む先輩が活動内容を説明します。競技や文化活動の経験がない生徒も、実際の発表や練習の様子を見ながら、自分に合った活動を検討できます。

学校全体が盛り上がる体育祭

体育祭は、日本体育大学系列校としての特色を感じられる大きな学校行事です。2026年度は5月29日に校内グラウンドで開催されました。

競技に参加するだけでなく、応援、準備、用具管理、進行など、生徒がさまざまな役割を担います。運動が得意な生徒は競技で力を発揮し、運動に自信がない生徒も係活動や応援を通して行事へ参加できます。

中学生と高校生が同じ行事へ取り組むため、高校生の競技力や集団行動、応援の姿勢に触れられることも特徴です。

  • クラスや学年で協力する力を育てる
  • 競技のルールを守り、相手を尊重する
  • 自分の役割に責任を持つ
  • 体力だけでなく、判断力や行動力を養う
  • 中学生と高校生の交流を深める

クラスの団結を深める球技大会

1学期の終わりには、球技大会が行われます。年度によって競技内容は異なる場合がありますが、ドッジボールなど、クラスやチームで協力して取り組む競技が実施されています。

勝敗だけを目的とするのではなく、作戦を考え、仲間へ声を掛け、互いの得意・不得意を補い合うことが重要です。

少人数のクラスでは、一人ひとりが競技に関わる機会が多くなります。普段の授業とは異なる場面で友人の新しい一面を知り、クラスの関係を深められる行事です。

生徒が主体となってつくる文化祭「桜華祭」

秋に行われる「桜華祭」は、日本体育大学桜華中学校・高等学校の文化祭です。2026年度は9月12日・13日に開催される予定です。

クラス企画、部活動の展示や発表、ステージ企画などを通して、日頃の学習や活動の成果を披露します。企画を考える段階から、生徒同士で話し合い、準備の予定や役割分担を決めます。

少人数の中学校では、受付、案内、装飾、発表、来場者への説明など、一人ひとりが重要な役割を担います。自分の考えを形にし、来場者へ伝える経験を通して、主体性や表現力を養います。

桜華祭は、受験生と保護者が学校の雰囲気を知る機会でもあります。在校生と教員の距離、中学生と高校生の関係、部活動の様子などを直接確認できます。

中学1年生は職業体験を通して将来を考える

2026年度の中学1年生は、校外学習としてキッザニア東京を訪れました。班ごとに事前に立てた計画を基に、さまざまな職業体験へ挑戦しています。

仕事ごとの役割や責任を学びながら、仲間と協力して行動し、社会の仕組みへの理解を深めます。

中学1年生の段階では、将来の職業を決めることが目的ではありません。自分が興味を持てる仕事や活動を発見し、進路について考え始めるきっかけをつくります。

中学2年生は社会・科学への視野を広げる

2026年度の中学2年生は、JICA地球ひろばと国立科学博物館を訪れました。

JICA地球ひろばでは、開発途上国の現状、国際協力、SDGsについて、展示や体験活動を通して学びました。国立科学博物館では、事前に立てた見学計画に沿って展示や標本を観察し、理科や社会の授業内容への理解を深めています。

訪問先主な学び
JICA地球ひろば国際協力、開発途上国の課題、SDGs、持続可能な社会
国立科学博物館自然科学、生命、地球環境、実物資料を用いた観察

校外学習では、知識を得るだけでなく、班行動、時間管理、公共の場でのマナーも学びます。教室で学んだ内容を社会や実物の資料と結び付けることが目的です。

中学3年生は沖縄へ3泊4日の修学旅行

2026年度の中学3年生は、6月10日から13日まで、3泊4日の沖縄修学旅行へ参加しました。

旅行の前半では、ひめゆり平和祈念資料館、沖縄県平和祈念資料館、首里城公園などを訪れ、沖縄戦、平和の尊さ、琉球の歴史や文化について学びました。

資料や映像、当時を伝える証言に触れることで、平和な日常が決して当たり前ではないことを考えます。事前学習で得た知識を現地での体験と結び付け、一人ひとりが命や平和について理解を深めます。

自然・文化体験と民泊

修学旅行2日目には、マリン体験と文化体験に分かれて活動しました。

  • シュノーケリングによる海洋環境の観察
  • シーサーの絵付け
  • ミサンガアクセサリー作り
  • 星の砂を使ったボトルアート
  • 美ら海水族館での海洋生物学習

その後は民泊を行い、地域の家庭で沖縄の暮らしや文化に触れます。郷土料理づくりや畑での収穫作業を体験した班もあり、観光施設を見るだけでは分からない地域の生活や人々の思いを学びました。

家庭を離れて共同生活を送ることで、挨拶、時間管理、荷物の整理、相手への配慮など、生活面での自立も求められます。

自分たちで計画するタクシー研修

修学旅行3日目には、班ごとのタクシー研修を実施しました。事前学習や話し合いを基に見学ルートを計画し、興味や関心に合った施設を訪れます。

タクシードライバーから地域の歴史や暮らしについて話を聞き、自然、文化、伝統工芸などへの理解を深めます。

少人数の班で相談しながら行動するため、全員が判断や確認に関わる必要があります。計画通りに進まない場面にも対応しながら、協力して一日を過ごす経験となります。

海外で英語を使うカナダ語学研修

夏には、希望者を対象として約2週間のカナダ語学研修が行われます。語学学校で英語を学ぶだけでなく、ホームステイや現地での活動を通して、実際の生活の中で英語を使います。

現地では、さまざまな国から来た留学生との交流、ホストファミリーとの生活、買い物、歴史や文化に関する施設の見学などを経験します。

英語を正確に話せることだけでなく、相手の話を理解しようとする姿勢や、自分から伝えようとする積極性が大切です。

研修時期・期間主な内容
カナダ語学研修夏・約2週間語学学習、ホームステイ、異文化交流、現地での体験活動
ブリティッシュヒルズ国内語学研修夏・2泊3日英語による授業と生活体験
オーストラリア短期留学1月から3月の期間現地校での学習、ホームステイ、文化・歴史の理解

これらの研修は希望制です。実施年度によって渡航先、対象学年、期間、募集人数、参加費が変わる可能性があります。

国内で異文化を体験するブリティッシュヒルズ研修

海外渡航だけでなく、福島県のブリティッシュヒルズで行う2泊3日の国内語学研修も用意されています。

英国をイメージした建物や環境の中で、授業やコミュニケーションを原則として英語で行います。日本国内にいながら、海外に近い環境で英語を使う経験ができます。

海外へ行くことに不安がある生徒にとっては、国内研修から段階的に英語での生活へ挑戦できる機会です。

地域とのつながりを育てる挨拶運動

日体大桜華では、挨拶や礼儀を大切にしています。中学生やインターアクトクラブによる「あいさつ+ひと言運動」など、地域や周囲の人へ積極的に声を掛ける活動も行われています。

挨拶は、単に決められた言葉を言うためのものではありません。相手の存在を認め、気持ちよく関係を築くためのコミュニケーションです。

学校内だけでなく、通学路や地域活動でも礼儀を意識することで、教育理念である「敬愛」を実際の行動につなげています。

生徒会活動で学校づくりに参加

生徒会役員選挙や生徒総会では、生徒が学校生活について考え、自分たちの意見を学校づくりへ反映させます。

少人数の学校では、生徒会役員だけでなく、多くの生徒に企画や係活動へ参加する機会があります。学校生活の課題を見つけ、話し合い、改善方法を考える経験を通して、主体性を育てます。

  • 自分の考えを人前で説明する
  • 異なる意見を聞き、折り合いをつける
  • 計画を立てて実行する
  • 活動後に成果や課題を振り返る
  • 学校全体のために行動する

英検や定期考査も年間計画に組み込まれる

学校生活は楽しい行事だけでなく、中間考査、期末考査、学年末考査、英語検定、漢字検定など、学習面の節目も年間計画に組み込まれています。

行事や部活動と考査が近い時期には、早めに学習計画を立てる必要があります。少人数校では教員から個別に声を掛けてもらいやすい一方、自分でも提出物や試験範囲を管理する姿勢が求められます。

長期休暇には夏期講習や冬期講習も行われ、基礎の復習や進路目標に合わせた学習へ取り組みます。

主な年間行事の目安

時期主な学校行事・学習行事
4月入学式、対面式、部活動紹介、避難訓練、体力測定
5月中間考査、英語検定、体育祭
6月生徒会役員選挙、中学生の校外学習、中学3年修学旅行
7月期末考査、球技大会、夏期講習
8月海外語学研修・国内語学研修などの希望制プログラム
9月避難訓練、桜華祭
10月中間考査、英語検定、漢字検定
11月創立記念日、生徒総会、上級学校出前授業など
12月期末考査、芸術鑑賞、冬期講習
1月英語検定、進路関連行事、希望者の海外短期留学
2月校外学習など
3月学年末考査、卒業式

学校公式の年間行事表には高校のコース別行事も含まれています。そのため、上表では中学生が参加する行事と、中高共通で行われる主な行事を中心に整理しています。実施時期や内容は年度によって変更される場合があります。

少人数校だからこそ得られる行事の経験

大規模校では、行事の運営や発表を一部の生徒だけが担当することがあります。日体大桜華中学校では生徒数が少ないため、一人ひとりが役割を担い、自分から行動する場面が多くなります。

  • クラスの意見をまとめる
  • 人前で発表する
  • 年上の生徒と協力する
  • 来校者へ説明や案内をする
  • 困っている仲間を支える
  • 活動を最後までやり遂げる

人前に出ることが得意ではない生徒も、教員や友人の支えを受けながら少しずつ経験を重ねられます。自分の役割が学校やクラスの役に立ったという実感は、自己肯定感の向上にもつながります。

学校生活を確認する際のポイント

  • 朝8時20分までの登校に無理がないか
  • 最終下校が20時になる場合の帰宅時刻
  • 部活動と家庭学習を両立できるか
  • 少人数の中で発表や役割を担う環境が本人に合うか
  • 体育祭や球技大会などの運動行事を楽しめそうか
  • 沖縄修学旅行や民泊などの宿泊行事へ参加できるか
  • 海外・国内語学研修の対象学年や費用
  • 中学生と高校生が合同で行う行事の範囲

日本体育大学桜華中学校の学校生活は、スポーツ行事だけに偏っているわけではありません。職業体験、国際協力、科学、平和学習、異文化交流、芸術鑑賞など、多様な経験が用意されています。

少人数の温かな環境で仲間との関係を深めながら、行事や校外活動へ積極的に参加し、自分の役割を見つけて成長したい子にとって、充実した3年間を過ごせる学校といえるでしょう。

クラブ活動|本格的なスポーツ環境で高校生と共に活動

日本体育大学桜華中学校では、日本体育大学系列ならではの充実した施設を生かし、運動部と文化部の活動が行われています。

特に運動部では、全国大会や関東大会を目標に本格的な練習へ取り組む部があり、中学生が高校生と一緒に活動する部もあります。競技技術だけでなく、挨拶、礼儀、自己管理、仲間への感謝など、人間的な成長も重視していることが特徴です。

一方、文化部では、ボランティア、茶道、華道、音楽、美術、創作など、興味に応じた活動を選べます。中学生と高校生の距離が近く、学年を越えて教え合いながら活動できることは、中高併設校ならではの魅力です。

中学生が参加できる主な運動部

部活動主な特色
中学バスケットボール部基礎・基本を大切にしながら、日本一を目標に練習する。2025年度には全国中学校バスケットボール大会へ出場
中高陸上競技部中学生と高校生が合同で練習し、短距離や跳躍など、それぞれの種目で関東・全国大会を目指す
中高剣道部専用の剣道場で稽古し、全国大会出場を目指す。技術だけでなく、礼節や感謝の姿勢を重視
弓道部中学生と高校生が学年を越えて教え合う。校内の専用弓道場で、初心者も基本動作から学べる
レスリング部「勇往邁進」を目標に掲げ、専用レスリング場で日本一を目指して練習する
ダンス部高校生と共に基礎から技術を学び、桜華祭、OHKA DANCE FES、外部イベントなどで発表する
新体操部手具の操作、柔軟性、表現力を磨き、個人競技や大会へ挑戦する
器械体操部平均台、段違い平行棒、ゆかなどを専用施設で練習し、関東大会など上位大会を目指す

学校公式サイトでは、このほかにアーチェリー、バドミントン、硬式テニス、ハンドボール、バレーボール、ソフトボール、サッカー、ソフトテニスなどの運動部も紹介されていますが、現在は高等学校の部として掲載されているものがあります。

希望する競技がある場合は、中学生が正式に入部できるか、中学在学中は外部クラブで活動して高校から入部する形なのかを、学校説明会や部活動体験で確認しましょう。

全国大会へ出場した中学バスケットボール部

中学バスケットボール部は、日体大桜華中学校を代表する運動部の一つです。基礎・基本の習得を大切にしながら、競技を通して強い身体と心を育て、日本一を目標に活動しています。

2025年度には、7年ぶり2回目となる全国中学校バスケットボール大会への出場を果たしました。全国大会を目指す本格的な環境で、競技力だけでなく、チームのために自分の役割を果たす責任感も身につけます。

バスケットボール部では、第三体育館など、フルコートを確保できる施設を利用できます。天候に左右されにくく、日常的に広いコートで練習できることは大きな強みです。

練習量の多い部では、帰宅時刻、休日練習、遠征、合宿なども確認する必要があります。入部を希望する場合は、競技への意欲だけでなく、学習や生活との両立についても家庭で話し合っておきましょう。

関東大会を目指す器械体操部

器械体操部は、平均台、段違い平行棒、ゆか、跳馬などの種目に取り組みます。校内にはピットを備えた冷暖房完備の専用体操場があり、安全に配慮しながら段階的に技を習得できます。

中学校の器械体操部は、2026年度の東京都中学校体操競技関東大会予選で団体第2位となり、関東大会への出場を決めました。

個人の技術だけでなく、仲間と励まし合い、互いの演技を支えることを大切にしています。技が初めて成功したときの達成感や、大会で練習の成果を発揮する経験は、大きな自信につながります。

体操経験者にとって恵まれた環境である一方、初心者の受け入れ状況や、入部時に求められる技能は年度によって異なる可能性があります。体操部を希望する場合は、事前に部活動体験へ参加するとよいでしょう。

礼節と集中力を養う中高剣道部

中高剣道部は、「氣不發力不生」をモットーに、専用の剣道場で稽古へ取り組みます。

中学校では全国大会出場を目標とし、2024年度には関東大会団体第3位、東京都会長杯団体優勝、東京都夏季大会団体第2位などの実績を残しています。2025年度の東京都新人戦でも団体準優勝となりました。

剣道では、打突の技術だけでなく、姿勢、挨拶、道具の管理、相手への敬意が求められます。試合で勝つことと同時に、周囲から応援される選手・人になることを大切にする部です。

高校生と同じ環境で稽古することで、中学生は先輩の技術や立ち居振る舞いを身近に学べます。中学校から高校まで継続して競技へ取り組みたい子に適しています。

専用施設で専門性を高めるレスリング部

レスリング部は、冷暖房を備えた専用レスリング場で活動しています。中学生・高校生ともに「勇往邁進」を目標として掲げ、一人ひとりの目標達成に向けて練習します。

レスリングは、筋力だけでなく、相手の動きを読む判断力、瞬発力、持久力、技術を組み合わせる競技です。練習では受け身や基本姿勢から始め、段階的に技を身につけます。

部員数が多くない時期でも、少人数だからこそ選手同士の距離が近く、互いに切磋琢磨しやすい環境です。初心者が入部できるか、体重別競技に向けた体調管理をどのように行うかも確認しておきましょう。

高校生から刺激を受ける中高陸上競技部

中高陸上競技部では、中学生が高校生と一緒に練習します。校内の200mトラックや全天候型走路を利用し、それぞれの種目に応じたトレーニングへ取り組みます。

陸上競技は、団体球技とは異なり、自分の記録や課題が数字で分かりやすい競技です。昨日の自分を超えることを目標に、フォーム、体力、スタート、走り方などを少しずつ改善します。

高校生の練習姿勢や競技への向き合い方を身近で学べるため、より高い目標を持ちやすくなります。個人種目が中心ですが、リレーや日々の練習を通して仲間との一体感も育てます。

初心者も挑戦できる弓道部

弓道部では、中学生と高校生が学年の区別を越えて教え合います。校内には5つの的と巻藁を備えた専用弓道場があり、雨天でも練習できます。

弓道を中学校から始める生徒も、礼法、立ち方、弓の扱い方などの基本から学びます。実際に弓を引ける段階になると、大会出場を目標に練習を進めます。

弓道では、力だけでなく、正しい姿勢、呼吸、集中力、同じ動作を繰り返す粘り強さが必要です。落ち着いて自分と向き合う競技に挑戦したい子に向いています。

表現力を磨くダンス部

ダンス部は、中学生と高校生が一緒に活動します。基本的な身体の使い方やダンス技術を学び、桜華祭、OHKA DANCE FES、校外イベントなど、年間を通してさまざまな舞台に出演します。

校内には、約19m×17m、壁2面が鏡張りとなった冷暖房完備のダンススタジオがあります。自分の姿勢や動きを確認しながら、表現力とチームワークを高められます。

ダンス経験者だけでなく、音楽に合わせて身体を動かしたい子や、人前で表現する自信を身につけたい子にも選択肢となる部です。

高校にはダンスパフォーマンス専攻もあるため、中学校からダンス部で経験を積み、高校でより専門的な学びへ進むこともできます。

華やかさと技術を追求する新体操部

新体操部では、リボン、ボール、フープなどの手具を使い、柔軟性、身体操作、音楽表現を磨きます。

華やかな演技の背景には、同じ動きを繰り返す地道な練習があります。身体の角度、手具の位置、音楽とのタイミングまで細かく確認し、一つの演技を完成させます。

部員同士の関係が近く、先輩・後輩が姉妹のように支え合いながら成長することを大切にしています。大会を目指す競技性と、観客へ伝える表現性の両方を追究できる部です。

中学生が参加できる主な文化部

部活動主な活動内容
インターアクトクラブ挨拶運動、地域清掃、地域行事の支援など、地域社会でのボランティア活動
茶道部茶道の作法と、相手を心からもてなす「お茶の心」を学ぶ
クッキング部菓子作りの基本を学び、桜華祭ではクッキーなどを販売
創作部イラスト、漫画、小説など、自分の好きな表現を自由に制作
美術部デッサン、油絵、アクリル画など、希望に応じた美術活動
ギター部クラシックギターと軽音楽の部門があり、桜華祭や外部イベントへ向けて練習
箏曲部生田流箏曲を基本に、伝統曲から現代曲まで演奏
華道部花の特徴を生かし、美しさを表現する生け方を学ぶ
書道部個人作品の制作に加え、桜華祭では部員が協力して共同作品を制作
吹奏楽部楽器演奏や合奏に取り組み、校内外での発表を目指す

文化部の多くは中学生と高校生の両方を対象としており、高校生から技術や作法を教わりながら活動できます。

運動部に比べて活動日数を調整しやすい部もあり、学習やほかの活動との両立を重視する生徒にも選択肢があります。ただし、部によっては桜華祭前や発表会前に活動日が増える場合があります。

地域社会へ貢献するインターアクトクラブ

インターアクトクラブは、ボランティア活動を中心とする部です。中学生は、東村山市の地域福祉活動計画と関連した「あいさつ+ひと言運動」「町なか護美プロジェクト」などに取り組みます。

高校生と一緒に地域行事の運営を支援したり、社会福祉協議会や行政、ほかの学校と協力したりする活動もあります。

  • 通学路や地域での挨拶運動
  • 地域の清掃・美化活動
  • 東村山市内の行事におけるボランティア
  • 子どもや高齢者、地域住民との交流
  • 他校のインターアクトクラブとの合同活動
  • 国際理解や国際奉仕に関する学習

活動を通して、相手の立場を考える力、自分から声を掛ける力、地域社会の一員として行動する姿勢を身につけます。

学校の教育理念である「敬愛」を、実際の行動として表す部活動といえるでしょう。

礼法教育と結びつく茶道・華道・箏曲

日体大桜華では、スポーツだけでなく、日本文化や礼法を学ぶことも大切にしています。

茶道部では、茶を点てる手順だけでなく、相手を思いやり、心を込めてもてなす姿勢を学びます。華道部では、花や季節の特徴を生かしながら、空間に美しさを表現します。

箏曲部では、専門的な指導のもとで箏の演奏を学び、伝統曲だけでなく現代の楽曲にも挑戦します。

こうした文化部では、技術とともに、姿勢、所作、相手への敬意、集中力を身につけられます。学校が掲げる「文武×美愛」のうち、「美」と「愛」を体験できる活動です。

桜華祭が活動成果を発表する舞台

多くの部活動にとって、秋の文化祭「桜華祭」は、日頃の活動成果を発表する重要な機会です。

  • ダンス部や音楽系の部によるステージ発表
  • 美術部、創作部、書道部などの作品展示
  • クッキング部による菓子の販売
  • 茶道部によるおもてなし
  • 華道部による校内装飾
  • 運動部による活動紹介や演技

作品や演技を完成させるだけでなく、展示方法、来場者への説明、会場準備、片付けまで生徒が担当します。

受験生にとっては、興味のある部の在校生と話し、活動の雰囲気を確認できる機会です。中学生と高校生の関係や、先輩が後輩へ教える様子にも注目するとよいでしょう。

中高合同活動のメリット

中学生と高校生が一緒に活動する部では、高校生の高い技術や競技への姿勢を身近に学べます。

入学直後は先輩に教えてもらう立場ですが、学年が上がると後輩を支える側になります。教えるためには自分の技術や考え方を整理する必要があり、後輩への指導も本人の成長につながります。

  • 高校生の技術や練習方法を学べる
  • 中高6年間を見通して競技や活動を継続できる
  • 学年を越えた人間関係を築ける
  • 先輩から学校生活や進路について助言を受けられる
  • 後輩へ教えることで責任感やリーダーシップが育つ

一方、高校生と合同で活動する部では、練習の水準や活動時間が中学生にとって高く感じられる場合があります。中学生向けの練習内容や休養日の設定も確認しておきましょう。

競技スポーツと学習の両立

全国大会や関東大会を目指す部では、平日の練習に加え、休日の大会、遠征、合宿などが行われます。充実した活動ができる一方、授業、朝学習、定期考査、家庭学習との両立が必要です。

  • 授業中に内容を理解する
  • 移動時間や短い空き時間を活用する
  • 提出物の期限を早めに確認する
  • 大会と定期考査の日程を把握する
  • 食事と睡眠の時間を確保する
  • 疲労やけがを無理に隠さず相談する

部活動へ熱心に取り組むほど、体調管理と時間管理が重要になります。日本体育大学系列校として、競技技術だけでなく、身体の状態を理解し、自分で生活を整える力も育てます。

入部前に確認しておきたいポイント

  • 中学生が正式に入部できる部か
  • 中学生と高校生が合同で活動する部か
  • 初心者から参加できるか
  • 入部時に競技経験や技能が求められるか
  • 週の活動日数と終了時刻
  • 休日練習、大会、遠征の頻度
  • 校内合宿や校外合宿の有無
  • 部費、ユニフォーム、用具などの費用
  • 定期考査前の活動方針
  • けがへの対応やトレーニング方法
  • 兼部が可能か

学校の公式サイトには高等学校のみを対象とする部も含めて掲載されています。また、部員数や活動状況によって、募集対象、活動日、休部・再開などが変わる可能性があります。

希望する部がある場合は、オープンスクール、部活動体験会、桜華祭などへ参加し、最新の活動内容を確認しましょう。実際の練習を見学し、顧問や在校生へ質問することで、入学後の生活を具体的にイメージできます。

日本体育大学桜華中学校のクラブ活動は、全国・関東大会を目指す本格的な運動部と、文化・芸術・ボランティアへ取り組む文化部の両方があり、少人数校でありながら選択肢が幅広いことが特徴です。

恵まれた専用施設の中で競技力を高めたい子、高校生から刺激を受けながら中高6年間活動したい子、地域貢献や日本文化、創作活動へ取り組みたい子にとって、自分の興味を深められる環境といえるでしょう。

進学実績と卒業後の進路|日本体育大学への推薦と多様な進学先

日本体育大学桜華中学校の生徒は、原則として併設する日本体育大学桜華高等学校へ内部進学し、高校卒業後は日本体育大学をはじめとする4年制大学、短期大学、専門学校、就職など、一人ひとりの希望に合わせた進路を選択します。

日本体育大学の設置校であることから、系列校推薦を利用して日本体育大学へ進学する生徒が多い一方、早稲田大学、立教大学、成蹊大学、日本大学、東洋大学など、他大学への合格実績もあります。

スポーツ分野への進学だけに限定されず、人文、国際、経済、教育、保育、医療、看護、栄養、美容など、卒業後の進路が幅広いことも日体大桜華の特徴です。

日本体育大学への進学に強い系列校

日本体育大学桜華高等学校は、日本体育大学を設置する学校法人日本体育大学の系列校です。一定の条件を満たした生徒は、併設校指定校推薦を利用して日本体育大学への進学を目指せます。

2026年8月時点で、学校公式の進路実績ページに掲載されている最新の年度別内訳は、令和6年度の合格速報です。この実績では、日本体育大学への合格者が43名となっています。

大学名令和6年度合格速報
日本体育大学43名

学校の卒業生全員が日本体育大学へ進学するわけではありませんが、体育、スポーツ、教育、健康、医療などの分野を目指す生徒にとって、系列大学への進学ルートが用意されていることは大きな魅力です。

日本体育大学への推薦を希望する場合も、高校での成績、出欠状況、学校生活、人物面など、大学や学校が定める条件を満たす必要があります。系列校であるという理由だけで、無条件に進学できる制度ではありません。

日本体育大学で学べる主な分野

日本体育大学には、体育や競技スポーツだけでなく、教育、国際協力、スポーツビジネス、救急医療などに関わる5つの学部があります。

学部主な学び・進路分野
体育学部体育、スポーツ指導、保健体育教員、競技力向上など
スポーツ文化学部武道教育、国際的なスポーツ支援、国際協力など
スポーツマネジメント学部スポーツ経営、イベント運営、地域スポーツ、レジャー産業など
児童スポーツ教育学部幼児・児童教育、小学校教育、子どもの運動指導など
保健医療学部救急救命、整復医療、健康支援など

将来、保健体育教員、スポーツ指導者、トレーナー、救急救命士、柔道整復師、スポーツクラブ職員、幼児・児童教育の仕事などを目指す生徒にとって、日本体育大学は有力な進学先となります。

高校1年生では日本体育大学のキャンパスを訪問し、学部・学科の内容や卒業後の進路について説明を受ける機会も設けられています。大学の施設や授業、在学生の話に触れることで、系列大学への進学を具体的に考えられます。

令和6年度の主な大学合格実績

学校公式サイトに掲載されている令和6年度合格速報では、日本体育大学のほか、早稲田大学、立教大学、成蹊大学、日本大学、東洋大学などへの合格者が出ています。

大学名学部合格者数
早稲田大学文化構想学部1名
立教大学異文化コミュニケーション学部1名
成蹊大学文学部1名
東洋大学理工学部1名
東洋大学健康スポーツ科学部1名
日本大学商学部1名
日本女子大学文学部1名
獨協大学法学部1名
日本体育大学複数学部43名

合格者数は、同じ生徒が複数の大学や学部に合格している場合を含む延べ人数です。そのため、合格者数と実際の進学者数は一致しません。

また、学校公式サイトでは、広島大学、昭和医科大学、国際医療福祉大学の医学部医学科への合格も紹介されています。ただし、進路実績ページには対象年度、人数、現役・既卒の区分などの詳しい内訳が掲載されていないため、学校説明会で確認するとよいでしょう。

最近3年間の主な合格大学

学校が公表する最近3年間の主な合格実績には、次の大学が掲載されています。

分野・大学群主な合格大学
系列大学日本体育大学
難関・上位私立大学早稲田大学、青山学院大学、立教大学、國學院大學、武蔵大学
総合大学日本大学、東洋大学、駒澤大学、帝京大学、亜細亜大学、国士舘大学
理工・情報系東京都市大学、帝京科学大学、帝京平成大学
女子大学大妻女子大学、跡見学園女子大学、十文字学園女子大学、恵泉女学園大学
教育・保育系白梅学園大学、こども教育宝仙大学、浦和大学
医療・健康系日本保健医療大学、東京医療学院大学、東京女子体育大学
その他桜美林大学、東京経済大学、武蔵野大学、明星大学、東京国際大学など

早稲田大学や立教大学などの上位大学だけでなく、スポーツ、教育、医療、保育、国際、経営など、多様な分野の大学へ進んでいます。

大学の知名度だけで進路を決めるのではなく、生徒が学びたい内容や取得したい資格、将来の仕事を踏まえて進学先を選ぶことが、日体大桜華の進路指導の基本です。

指定校推薦枠は400以上

学校公式の中学校進路サポートページでは、高校の指定校推薦枠は400以上と紹介されています。

主な指定校推薦先には、次のような大学があります。

  • 日本体育大学
  • 二松學舍大学
  • 帝京大学
  • 亜細亜大学
  • 桜美林大学
  • 東京経済大学
  • 大妻女子大学
  • 跡見学園女子大学
  • 十文字学園女子大学
  • 駒沢女子大学
  • 白梅学園大学
  • 明星大学
  • 東京医療保健大学
  • 日本保健医療大学
  • 文京学院大学
  • 東京国際大学
  • 城西国際大学
  • 聖学院大学
  • 駿河台大学

指定校推薦は、大学から高校へ与えられる推薦枠です。大学ごとに評定平均、出欠状況、履修科目、人物面などの出願条件があり、希望者が推薦枠を上回った場合は校内選考が行われます。

指定校推薦を利用したい場合は、高校3年生になってから準備を始めるのではなく、高校1年生から定期考査、提出物、出席、学校活動へ継続して取り組むことが重要です。

推薦校や学部、募集人数は毎年変わる可能性があります。特定の大学への指定校推薦だけを前提として入学するのではなく、最新年度の枠と利用条件を確認しましょう。

進路決定率は97.7%

学校公式の中学校進路サポートページでは、高校卒業時の進路決定率は97.7%と紹介されています。

4年制大学だけでなく、短期大学、専門学校、就職などを含め、生徒一人ひとりの希望や適性に応じた進路決定を支援しています。

スポーツの競技実績を生かして大学へ進む生徒もいれば、学力試験、総合型選抜、学校推薦型選抜、資格、活動実績などを生かして進学する生徒もいます。

短期大学・専門学校への進学にも対応

日体大桜華では、4年制大学への進学だけを唯一の目標としているわけではありません。専門的な資格や技能を早く身につけたい生徒には、短期大学や専門学校という進路もあります。

学校が公表する最近3年間の進学実績には、次のような学校が掲載されています。

進路区分主な進学先
短期大学秋草学園短期大学、駒沢女子短期大学、女子栄養大学短期大学部、埼玉医科大学短期大学部など
看護・医療系専門学校東京医科大学看護専門学校、昭和大学医学部附属看護専門学校、多摩リハビリテーション学院など
歯科・医療技術系西東京歯科衛生士専門学校、東邦歯科医療専門学校、新東京歯科技工士専門学校など
教育・福祉系秋草教育福祉専門学校、上智社会福祉専門学校など
美容・栄養・観光系二葉栄養専門学校、日本ホテルスクールなど

看護、医療、歯科、リハビリ、保育、福祉、栄養、美容、観光など、資格や職業へ直結する分野も選ばれています。

大学進学率だけで学校を評価するのではなく、本人の将来に必要な学びや資格へ進めるかという視点で、進路実績を見ることが大切です。

高校3コースで異なる進路目標に対応

日本体育大学桜華高等学校では、高校進学後に次の3コースで学びます。

コース主な進路目標
アドバンストコース国公立大学、GMARCH、成成明学獨國武などの難関・上位大学
総合進学コース日本大学、東洋大学、駒澤大学、専修大学、大東亜帝国などの大学や多様な専門分野
総合スポーツコース日本体育大学、体育・教育系大学、トレーナー、保育・看護系、専門学校、実業団など

アドバンストコースでは、発展的な授業や勉強合宿、講習を通して、一般選抜で上位大学を目指す学力を養います。

総合進学コースでは、高校2年次に文系と理系に分かれ、高校3年次には希望する学問分野や進路に合わせて学びます。総合型選抜、学校推薦型選抜、一般選抜のそれぞれに対応します。

総合スポーツコースでは、競技力やダンスの専門性を高めながら、日本体育大学やスポーツ・健康・教育に関わる進路を目指します。

一般選抜と推薦型選抜の両方に対応

大学入試では、一般選抜だけでなく、総合型選抜や学校推薦型選抜を利用する生徒も少なくありません。

入試方式主な対策
一般選抜教科学習、模擬試験、過去問演習、長期休暇中の講習
総合型選抜志望理由書、小論文、面接、プレゼンテーション、活動実績の整理
学校推薦型選抜評定平均の確保、面接、小論文、口頭試問、資格取得
指定校推薦大学の推薦条件を満たし、校内選考を通過する
日本体育大学系列校推薦学校生活や学業成績など、所定の推薦条件を満たす
スポーツ推薦競技実績、学業成績、人物面など、大学や競技部の基準へ対応する

少人数の学校であるため、生徒の志望校や受験方式に合わせ、小論文、面接、志望理由書などを個別に指導しやすいことが強みです。

基礎から発展まで対応する講習

高校では、夏期・冬期・春期に講習を行っています。基礎学力を補う講座だけでなく、上位大学の現役合格を目指す発展的な講座も用意されています。

進路分野に応じた講習もあり、次のような内容に対応しています。

  • 難関大学向けの教科別演習
  • 基礎学力の学び直し
  • 看護・医療分野
  • 幼児教育・保育分野
  • 語学・国際分野
  • 栄養分野
  • スポーツ理論
  • 動作分析や運動力学
  • 小論文・面接対策

全員へ同じ進路指導を行うのではなく、生徒が目指す大学や学問分野に合わせて、必要な準備を進めます。

模擬試験の結果を個別指導へつなげる

中学校では、校内で育伸社の模擬試験を定期的に実施しています。結果が返却されると、教員が一人ひとりの弱点分野を確認し、必要に応じて補助プリントや個別指導へつなげます。

高校でも模擬試験の結果を基に面談を行い、弱点の分析や改善方法を具体的に示します。

  • どの単元で失点しているかを確認する
  • 志望校までに必要な学力との差を把握する
  • 次の模試までの学習計画を立てる
  • 受験科目の優先順位を整理する
  • 志望校や入試方式を再検討する

模試の偏差値を見るだけで終わらず、次の学習行動へつなげることを重視しています。

一人ひとりに合わせた面談と個別指導

日体大桜華では、高校1年次から計画的に面談を行い、進学先や将来の仕事について考えます。

担任だけでなく、教科担当や部活動顧問、家庭が情報を共有し、学習状況、競技活動、本人の希望を踏まえて進路を検討します。

校内には個別指導用のテーブルや自習スペースがあり、授業後の質問、定期考査対策、資格試験、小論文、面接などの指導に利用されます。

競技の大会や遠征で授業を欠席した場合も、必要に応じて個別に学習を補い、競技活動と進学準備の両立を支えます。

大学の学びや職業に触れるキャリア教育

進路選択では、偏差値や大学名だけでなく、大学で何を学び、その先にどのような仕事があるのかを理解することが大切です。

日体大桜華では、大学の教員による模擬授業、上級学校訪問、職業ガイダンスなどを行っています。

  • 日本体育大学を含む大学のキャンパス訪問
  • 看護・医療、幼児教育、スポーツ、国際関係などの模擬授業
  • 大学・専門学校の担当者による学校別説明会
  • 各分野で働く専門家による職業ガイダンス
  • 卒業生や大学生との交流
  • 個人面談による進路目標の整理

中学校の校外学習や職業体験から始まり、高校では学部・学科や入試方式を具体的に検討するという流れで、段階的にキャリア意識を育てます。

中学校卒業時に外部高校を受験することも可能

日本体育大学桜華中学校は併設型の中高一貫校ですが、中学校卒業時に外部の高等学校を受験することも可能です。

ただし、外部受験を選ぶ場合は、併設高校への内部進学条件や外部受験時の扱い、調査書の作成、受験指導の範囲などを事前に確認する必要があります。

基本的には、日本体育大学桜華高等学校の3コースへ進み、中学3年間で見つけた興味や得意分野を高校の学びへつなげることが、学校の中高一貫教育の中心です。

進学実績を見る際の注意点

  • 大学合格者数は延べ人数で、実際の進学者数とは異なる
  • 学校公式サイトの最新年度別内訳は令和6年度合格速報となっている
  • 医学部医学科合格については、年度や人数の詳しい内訳を確認する
  • 指定校推薦は希望者全員が利用できる制度ではない
  • 日本体育大学への推薦にも成績や学校生活などの条件がある
  • 推薦校、学部、募集人数は年度によって変更される
  • 4年制大学だけでなく、専門学校や就職を含む多様な進路がある
  • 本人が希望する学部・資格への進学実績を確認する

日体大桜華の進路面における大きな魅力は、日本体育大学への安定した系列校推薦を持ちながら、難関私立大学、他の総合大学、女子大学、医療・教育系の学校などへも挑戦できることです。

少人数だからこそ、生徒の学力、競技活動、得意分野、家庭の希望を教員が把握しやすく、一般選抜、推薦型選抜、スポーツ推薦、専門学校など、それぞれに合った進路を考えられます。

スポーツを生かして日本体育大学へ進みたい子だけでなく、学習を重ねて上位大学へ挑戦したい子、看護・保育・語学・美容などの専門分野を目指したい子にも、多様な選択肢が用意された学校といえるでしょう。

学費や諸経費について|初年度納入金と中高6年間の費用

日本体育大学桜華中学校の2026年度学費は、入学手続時に納入する入学金・施設充実費と、毎月納入する授業料・教育充実費、保護者の会費などで構成されています。

学校が公表する固定的な納入金を合計すると、中学1年次は857,000円です。ただし、この金額には制服、体育用品、教材、学年費、修学旅行費、ICT端末、部活動費、通学費などが含まれていません。

そのため、家庭で準備する際は、学校納入金だけでなく、入学準備品や学校生活に伴う費用も含めて予算を考える必要があります。

入学手続時には380,000円を納入

2026年度入試では、合格後の入学手続時に、入学金と施設充実費を合わせて380,000円を納入します。

項目金額納入時期
入学金200,000円入学手続時
施設充実費180,000円入学手続時
合計380,000円入学手続時

入学手続期限までに納入しなかった場合は、入学辞退として扱われます。納入した入学金は、理由を問わず原則として返金されません。

第一志望校の結果を待ちながら手続する場合は、日体大桜華の入学手続期限と、ほかの受験校の合格発表日を事前に確認しておきましょう。

毎月の授業料・教育充実費は34,500円

入学後は、授業料と教育充実費を毎月納入します。

項目月額年額
授業料30,000円360,000円
教育充実費4,500円54,000円
合計34,500円414,000円

授業料は毎月30,000円、年間では360,000円です。教育充実費を加えると、年間の学費は414,000円となります。

教育充実費は、授業や教育活動を支える費用として納入します。教材費や校外学習費などの全てが含まれているわけではないため、別途必要となる学年費にも注意が必要です。

保護者の会費・生徒会費など

授業料とは別に、保護者の会費、特別施設賛助金、生徒会費などを納入します。

項目金額備考
保護者の会費月額2,500円年額30,000円
特別施設賛助金月額1,500円年額18,000円
生徒会費月額1,000円年額12,000円
保護者の会入会金2,000円中学1年次のみ
生徒会入会金1,000円中学1年次のみ
中学1年次合計63,000円月額会費と入会金の合計

毎月必要となる会費等は合計5,000円で、年間では60,000円です。中学1年次は、保護者の会と生徒会の入会金3,000円が加わります。

中学初年度の固定的な納入金は857,000円

2026年度募集要項に掲載された固定的な費用を合計すると、中学1年次の納入金は次のようになります。

費用区分金額
入学金・施設充実費380,000円
年間授業料・教育充実費414,000円
保護者の会費・生徒会費等63,000円
初年度固定納入金857,000円

この857,000円は、学校が募集要項で金額を明示している基本的な納入金の合計です。

制服や教材などを含めた「入学初年度の総支出」ではないため、実際の入学準備では、これより多くの費用が必要になります。

募集要項の金額に含まれていない費用

  • 制服、通学靴、通学バッグなどの指定用品
  • 体操着、体育館履き、部活動用品
  • 教科書以外の副教材や問題集
  • 学年費、校外学習費
  • 中学3年生の修学旅行費
  • タブレット端末、アプリ、通信などのICT関連費
  • 英検・漢検・数検などの検定料
  • 部費、ユニフォーム、遠征、合宿費
  • 希望制の国内・海外語学研修費
  • 通学定期券や駐輪場などの通学費
  • 昼食代

学校募集要項には、修学旅行費や学年費などは別途納入すると明記されています。入学後に必要となる教材や校外活動の内容は学年によって異なるため、年度ごとの案内を確認する必要があります。

制服や指定用品も別途購入

入学時には、中学校用の制服、ブラウス、セーター、ソックス、通学バッグ、体育用品などを購入します。

学校公式サイトでは制服のデザインが紹介されていますが、2026年度募集要項には指定用品の価格一覧が掲載されていません。購入する枚数や選択品によっても金額が変わるため、合格後に配付される入学手続書類で確認しましょう。

成長期の中学生は、在学中に制服や体育用品のサイズが合わなくなることもあります。中学1年次の購入費だけでなく、3年間の買い替え費用も想定しておくと安心です。

ICT端末に関する費用も確認が必要

日体大桜華では、タブレット端末やAI型教材「Qubena」を授業で活用しています。

ただし、中学校の2026年度募集要項には、端末本体、アプリ、通信費などの具体的な金額は記載されていません。

  • 家庭で用意した端末を使用するのか
  • 学校指定の端末を購入するのか
  • 端末本体の購入費
  • 通信契約や回線費
  • アプリや教材の利用料
  • 故障・紛失時の保証
  • 高校進学後も同じ端末を使えるか

ICT端末は数年間使用するため、購入価格だけでなく、通信費や保証を含めた総額を確認することが大切です。

中学2年・3年進級時には施設充実費15,000円

中学2年・3年へ進級する際には、それぞれ施設充実費15,000円を納入します。

学年年間の固定納入金主な内訳
中学1年857,000円入学金、施設充実費、学費、会費等
中学2年489,000円学費414,000円、会費60,000円、施設充実費15,000円
中学3年489,000円学費414,000円、会費60,000円、施設充実費15,000円
中学校3年間1,835,000円固定的な学校納入金の概算

現在の金額が3年間変わらないと仮定すると、中学校3年間の固定的な納入金は約183万5,000円です。

ここには修学旅行費、学年費、制服、ICT、部活動などが含まれていないため、実際の3年間の教育費はこれを上回ります。

東京都在住者は年額12万円の授業料助成

2026年度は、東京都内に住み、私立中学校へ通う生徒の保護者を対象として、所得にかかわらず授業料の一部を助成する制度があります。

助成額は、生徒1人につき年額120,000円です。実際に家庭が負担する授業料の範囲内で支給されます。

制度2026年度の助成額主な条件
東京都私立中学校等授業料軽減助成金年額120,000円生徒と保護者が東京都内に居住し、対象となる私立中学校へ在学していること

3年間にわたり同額の助成を受けられた場合、授業料負担は合計で最大360,000円軽減されます。

ただし、毎年度の申請が必要であり、居住要件や在学時期などの条件があります。また、学校の特待制度によって授業料が全額免除されている場合は、授業料負担がないため助成対象になりません。

制度内容や申請期間は年度によって変更される可能性があるため、東京都私学財団の最新案内を確認してください。

部活動特待生制度

中学校には、競技実績や能力などを評価する部活動特待生制度があります。

区分入学金授業料
A特待全額免除全額免除
B特待半額免除半額免除
C特待全額免除免除なし

A特待では入学金200,000円と年間授業料360,000円が免除されます。B特待では、それぞれの半額が免除されます。C特待は入学金のみが全額免除となります。

教育充実費、施設充実費、保護者の会費、生徒会費、学年費などは、特待区分にかかわらず別途必要となる場合があります。

部活動特待生を希望する場合は、出願前に部活動顧問への相談が必要です。また、特待資格は3年間自動的に継続するものではなく、1年ごとに認定審査会で再審査されます。

姉妹同時在籍時の入学金免除制度

2026年度は、姉が日本体育大学桜華中学校・高等学校に在籍している場合、妹の中学校入学金が免除されます。

また、双生児や姉妹が同時に入学する場合は、1人分の入学金が免除されます。

対象となる姉妹の在籍条件や申請方法は、学校事務室へ確認しましょう。

家計が急変した場合の授業料減免制度

在学中に、保護者の失職や家計の急変などによって授業料の納入が困難になった場合は、学校独自の授業料減免制度を利用できる可能性があります。

減免の条件や期間、必要書類は家庭の状況によって異なります。支払いが困難になってから滞納するのではなく、早めに学校事務室へ相談することが大切です。

高校内部進学時には入学金が80,000円減額

日本体育大学桜華中学校から併設高校へ内部進学する場合、高校の入学金200,000円のうち80,000円が減額されます。

したがって、内部進学者が高校進学時に負担する入学金は120,000円です。施設充実費180,000円を合わせると、高校進学時の基本的な手続金は300,000円となります。

高校内部進学時の費用金額
入学金120,000円
施設充実費180,000円
合計300,000円

中高一貫校であっても、高校進学時に新たな費用が発生します。中学校入学時だけでなく、3年後の内部進学費用も見込んでおく必要があります。

高校の授業料は月額40,000円

2026年度の高校学費は、授業料40,000円と教育充実費5,000円を合わせて、月額45,000円です。

高校の費用月額年額
授業料40,000円480,000円
教育充実費5,000円60,000円
合計45,000円540,000円

このほか、保護者の会費、特別施設賛助金、生徒会費として年間60,000円が必要です。高校1年次には、保護者の会と生徒会の入会金3,000円も納入します。

高校では修学旅行積立金やiPad費用が必要

高校では、基本的な学費とは別に、修学旅行積立金やICT関連費を納入します。

  • 修学旅行積立金:月額12,000円
  • 高校2年次11月までの積立予定額:合計240,000円
  • iPadアプリ費用:4月に35,000円
  • iPad回線費用:月額約4,000円
  • 高校2年・3年進級時の施設充実費:各13,000円
  • 校外学習費・教材費などの学年費:別途
  • アドバンストコース・総合スポーツコースの実習費:別途

修学旅行費は、為替や燃油サーチャージなどによって変更される場合があります。高校のコースによっても、勉強合宿、スポーツ実習、ダンス関連などの費用が加わる可能性があります。

中高6年間の固定納入金は約396万円

現在公表されている金額が変わらないと仮定し、内部進学時の入学金減額を適用して計算すると、中高6年間の固定的な納入金は次のようになります。

期間固定納入金の概算
中学校3年間1,835,000円
高校1年903,000円
高校2年613,000円
高校3年613,000円
中高6年間合計3,964,000円

約396万円には、高校の修学旅行積立金240,000円、iPad関連費、中学校の修学旅行費、学年費、制服、教材、部活動費などは含まれていません。

高校の修学旅行積立金だけを加えても、合計は約420万円となります。さらにICT関連費や制服、教材、部活動などを加えると、実際の6年間の支出はこれを上回ります。

一方、東京都の中学校授業料助成や、高校の就学支援金・授業料軽減助成金を利用できる家庭では、授業料の実質負担を軽減できる可能性があります。

高校では授業料相当額の支援を受けられる場合がある

2026年度の高校募集要項では、国の就学支援金と東京都の授業料軽減助成金を申請することで、授業料相当額である年額480,000円の助成を受けられる場合があると案内されています。

ただし、居住地、在留資格、申請時期などの条件があり、制度は自動的に適用されるものではありません。毎年度、必要な申請を行う必要があります。

授業料が支援の対象となっても、教育充実費、施設充実費、会費、修学旅行費、ICT費、学年費などは別途必要です。

学費を比較する際のポイント

  • 初年度の学校納入金は857,000円
  • 制服や教材を含む初年度総額ではない
  • 中学2年・3年進級時に施設充実費15,000円が必要
  • 修学旅行費・学年費は別途納入
  • ICT端末や通信費の最新額を確認する
  • 本格的な運動部では用具・遠征・合宿費がかかる
  • 希望制の海外語学研修には別途参加費が必要
  • 高校内部進学時に300,000円の基本手続金が必要
  • 高校では修学旅行積立金とiPad関連費が加わる
  • 中学校・高校の公的助成制度を確認する

日本体育大学桜華中学校は、都内の私立中学校としては比較的抑えられた授業料設定ですが、スポーツ活動、ICT教育、語学研修などへ参加する場合は、基本学費以外の支出も必要です。

特に競技スポーツへ本格的に取り組む家庭は、ユニフォーム、用具、遠征、合宿、栄養管理などの費用も確認しましょう。

中学校初年度の固定納入金だけで判断せず、高校内部進学時の費用、公的助成、部活動や研修への参加予定まで含めて、中高6年間の資金計画を立てることが大切です。

入試情報と合格の目安|基礎学力と志望意欲を重視する入試

日本体育大学桜華中学校の入試には、国語・算数と親子面接で判定する一般入試と、親子面接を中心に受験生の意欲や個性を見るAO入試があります。

難度の高い問題を大量に解く力だけでなく、小学校で学ぶ基礎内容が定着しているか、入学後に取り組みたいことを自分の言葉で伝えられるかが重要です。

2026年8月6日時点では、2027年度入試の正式な募集要項は公表されていません。以下では、学校が公表している最新の2026年度入試を基に、日程、科目、面接、合格に向けた対策を整理します。2027年度入試では変更される可能性があるため、正式要項の公開後に必ず確認してください。

2026年度は2月1日・2日の全2回

入試回試験日募集人数入試方式集合時刻
第1回2026年2月1日(日)25名一般入試・AO入試午前8時30分
第2回2026年2月2日(月)15名一般入試・AO入試午前8時30分
募集人数合計40名女子のみ

募集人数は、一般入試とAO入試を合わせた人数です。例えば、第1回の25名が一般入試とAO入試にそれぞれ設定されているわけではありません。

第1回と第2回の両方へ出願できるため、日体大桜華への進学希望が強い場合は、複数回受験も検討できます。ただし、同じ受験生が一般入試とAO入試を同一回で併願できるかなど、2027年度の細かな出願条件は正式要項で確認しましょう。

一般入試は国語・算数と親子面接

一般入試では、国語と算数を各50分で受験した後、親子面接が行われます。

試験内容試験時間配点
国語50分100点
算数50分100点
親子面接学科試験終了後非公表
学科試験合計100分200点

2026年度の試験時間は、国語が午前9時から9時50分、算数が午前10時5分から10時55分、親子面接が午前11時10分からとなっていました。

一般入試の面接では、主に中学校生活への抱負について話します。学科試験の点数だけではなく、学校の教育方針を理解しているか、入学後に前向きに学校生活へ参加できるかも確認されます。

AO入試は親子面接のみ

AO入試では、国語・算数の学科試験を行わず、受験生と保護者による親子面接で選考します。

試験内容開始時刻主に確認される内容
親子面接午前9時から中学校生活への抱負、クラブ活動、習い事、得意分野、志望理由など

スポーツや部活動で優れた成績を持つ受験生だけを対象とした入試ではありません。音楽、芸術、英語、ボランティア、習い事、小学校で継続してきた活動など、自分が努力してきたことを伝えられます。

華やかな受賞歴がなくても、続けてきたこと、その中で苦労したこと、できるようになったことを具体的に説明できれば、本人の努力や成長を伝えられます。

ただし、AO入試は学科試験がないから簡単という意味ではありません。なぜ日体大桜華で学びたいのか、入学後に何へ挑戦したいのかを、自分の言葉で話せるように準備する必要があります。

一般入試とAO入試の選び方

入試方式向いている受験生
一般入試国語・算数の基礎学力を生かしたい子、学科試験で安定して得点できる子
AO入試学校への志望意欲が高く、スポーツ、習い事、得意分野、継続してきた活動を伝えたい子

どちらを選ぶ場合も、親子面接があります。一般入試を選べば面接対策が不要になるわけではありません。

学力に自信がある場合は一般入試、自分の活動経験や志望意欲を特に評価してもらいたい場合はAO入試が基本的な選択肢となります。学校説明会や個別相談では、本人の状況を伝え、どちらの方式が合っているか相談するとよいでしょう。

2026年度の志願者数と実質倍率

2026年度入試では、第1回のAO入試で18名全員が合格した一方、第2回では一般入試・AO入試ともに不合格者が出ました。

入試回・方式志願者数受験者数合格者数実質倍率
第1回・一般入試11名11名8名1.4倍
第1回・AO入試18名18名18名1.0倍
第2回・一般入試2名2名1名2.0倍
第2回・AO入試3名3名1名3.0倍

第2回は受験者数が少ないため、1人の合否によって倍率が大きく変わります。倍率だけを見て、第1回は簡単、第2回は難しいと断定することはできません。

ただし、募集人数が多い第1回から受験する方が、受験機会を確保しやすいことは確かです。日体大桜華を第一志望とする場合は、第2回だけに絞らず、第1回から受験するのが基本となります。

偏差値は35~36前後が一つの参考

日本体育大学桜華中学校は、受験者数が少ないことから、大手模試によっては偏差値が掲載されていない場合があります。現在の首都圏模試系の集計では、偏差値35~36前後が一つの参考値として示されています。

ただし、日体大桜華の入試では親子面接があり、AO入試では学科試験を行いません。偏差値だけで合格可能性を判断するのは適切ではありません。

  • 一般入試では国語・算数の基礎学力
  • 面接では志望理由と学校生活への意欲
  • AO入試では継続してきた活動や得意分野
  • 保護者が学校の教育方針を理解しているか

これらを総合して選考されると考え、模試の数値と過去問の得点、面接の準備状況を組み合わせて判断しましょう。

公式の合格最低点は非公表

2026年度入試では、一般入試の合格最低点は公表されていません。したがって、「200点中何点を取れば必ず合格できる」と示すことはできません。

学習上の目標としては、公式サイトで公開されている過去問を解き、国語・算数ともに7割前後を安定して取れる状態を目指すと安心です。これは学校が公表する合格基準ではなく、基礎・標準問題で大きく失点しないための学習目標です。

得意科目だけで点数を稼ぐのではなく、国語と算数の両方で基本問題を確実に正解することが重要です。

算数は計算と基本的な文章題を確実に

学校公式サイトで公開されている過去問では、算数は計算問題から始まり、小学校で学ぶ主要単元が幅広く出題されています。

主な出題分野出題内容の例
計算整数、小数、分数、四則混合計算
逆算□に当てはまる数を求める問題
割合・比百分率、売買、重さや量の比
単位・縮尺長さ、重さ、地図上の距離と実際の距離
速さ点の移動、追いつき、周上の運動
平面図形三角形や正方形の面積
立体図形さいころの展開図
濃度食塩水を混ぜる問題
規則性・操作記号で表された計算規則を読み取る問題

最初の計算問題と一行問題は、合格のために落としたくない部分です。難しい応用問題へ多くの時間をかけるよりも、計算ミスや単位の付け忘れを減らすことを優先しましょう。

50分という試験時間を考えると、分からない問題に長く止まらず、解ける問題から進める練習も必要です。

算数対策のポイント

  • 整数・小数・分数の計算を毎日行う
  • 途中式を書き、計算ミスの原因を確認する
  • 割合、比、速さ、濃度の基本問題を復習する
  • 長さ、面積、重さの単位換算に慣れる
  • 図形問題では、分かっている長さを図へ書き込む
  • 過去問を50分で解き、見直し時間を確保する

過去問では、難関校向けの特殊な解法よりも、小学校の教科書や標準的な中学受験教材で学ぶ内容が中心です。基本問題を速く正確に処理できることが、得点を安定させるポイントとなります。

国語は長文読解と語句・漢字を出題

公式に公開されている国語の過去問では、物語文を中心とした長文を読み、登場人物の心情や行動の理由、文章表現について答える問題が出題されています。

主な出題内容求められる力
理由説明人物がそのように考えたり行動したりした理由を読み取る
抜き出し設問の条件に合う言葉や文を本文から探す
選択問題本文の内容と選択肢を正確に比較する
字数指定記述必要な内容を20字以内などで簡潔にまとめる
表現技法比喩、擬人法、倒置法などを見分ける
語句・慣用句文脈に合う言葉や慣用表現を選ぶ
漢字読み、書き、片仮名から漢字への書き換え

文章量があるため、最初から細部を全て暗記しようとせず、登場人物、出来事、気持ちの変化を整理しながら読み進めることが大切です。

理由を答える問題では、受験生自身の感想ではなく、本文中の出来事や会話を根拠として答えます。記述問題は空欄にせず、字数条件に合わせて必要な内容をまとめましょう。

国語対策のポイント

  • 漢字の読み書きを毎日少しずつ練習する
  • 慣用句や言葉の意味を文章の中で覚える
  • 物語文では人物の気持ちが変化したきっかけを探す
  • 「なぜですか」という問いには、原因や理由を答える
  • 抜き出し問題では字数と文末の形を確認する
  • 記述問題は本文の言葉を利用して簡潔にまとめる
  • 50分以内に全体を解く練習を行う

読書量が多いことは有利ですが、本を読むだけでは入試対策として十分ではありません。設問が何を求めているかを確認し、本文のどこを根拠に答えるのかを意識して問題演習を行いましょう。

親子面接で確認されやすい内容

面接では、模範解答を暗記して話すことよりも、本人と保護者の考えが一致し、学校について理解していることが大切です。

受験生に質問される可能性がある内容

  • 日本体育大学桜華中学校を志望した理由
  • 入学後に取り組みたいこと
  • 興味のある部活動
  • 小学校で頑張ったこと
  • 習い事やスポーツを通して学んだこと
  • 自分の長所と改善したい点
  • 友人と協力した経験
  • 将来の夢や興味のある仕事
  • 通学経路と通学時間

保護者に質問される可能性がある内容

  • 学校を志望した理由
  • 教育理念「健康・努力・敬愛」への理解
  • 少人数教育に期待すること
  • 家庭で大切にしている教育方針
  • 本人の長所や家庭での様子
  • 部活動やスポーツへの考え方
  • 学習と部活動の両立をどのように支えるか
  • 中高6年間通学する意思があるか

親子で全く同じ言葉を使う必要はありません。ただし、本人はスポーツへ力を入れたいと話しているのに、保護者は部活動への参加を望んでいないなど、考えが大きく食い違わないよう、受験前に話し合っておきましょう。

AO入試では経験を具体的に伝える

AO入試で得意分野や活動経験について話す場合は、「バスケットボールを頑張りました」だけで終わらせず、具体的な経験へつなげます。

伝える内容具体例
取り組んだこと小学校3年生から週3回バスケットボールを続けた
苦労したこと試合で緊張して思うように動けなかった
工夫したこと練習前に目標を決め、終わった後に振り返った
成長したこと仲間へ声を掛け、自分の役割を考えられるようになった
入学後の目標日体大桜華の部活動で技術と人間性を高めたい

スポーツ以外でも、英検、ピアノ、習字、絵画、ダンス、地域活動、委員会、家で続けている手伝いなど、本人が努力してきたことを題材にできます。

出願には通知表などの提出が必要

2026年度は、インターネット出願後に、受験票と小学校6年生の通知表または報告書を提出しました。

  • インターネットで出願情報を入力する
  • 受験料を支払う
  • 受験票を印刷する
  • 小学校6年生の通知表のコピーまたは所定の報告書を用意する
  • 必要書類を期限までに学校へ郵送する

通知表は、6年生前期・1学期のもの、または後期・2学期終了時のもののいずれかを提出できました。出欠、提出物、学校生活への取り組みも含め、日頃から小学校生活を大切にすることが必要です。

受験料は1回20,000円

2026年度の受験料は、1回につき20,000円でした。ただし、第1回と第2回へ同時に出願する場合は、1回分の受験料で両方を受験できる制度が設けられていました。

出願方法受験料
1回のみ出願20,000円
第1回・第2回へ同時出願20,000円

同時出願後に納入した受験料は、受験しなかった場合でも返金されません。2027年度に同じ制度が継続されるかは、最新の募集要項で確認してください。

部活動特待生を希望する場合

日体大桜華中学校には、入学金や授業料が免除される部活動特待生制度があります。

区分入学金授業料
A特待全額免除全額免除
B特待半額免除半額免除
C特待全額免除免除なし

特待生を希望する場合は、出願前に部活動顧問へ相談する必要があります。大会実績だけでなく、競技力、人物面、入学後の活動意欲なども含めて判断されます。

特待資格は3年間自動的に継続する制度ではなく、1年ごとに再審査されます。また、授業料や入学金以外の施設費、会費、学年費、部活動費などは別途必要です。

学校説明会と個別相談を活用する

日体大桜華の入試は、面接が重要な位置を占めます。そのため、ホームページやパンフレットを読むだけでなく、学校説明会、オープンスクール、部活動体験、個別相談へ参加することが効果的です。

  • 少人数教育の具体的な指導方法
  • 中学生が参加できる部活動
  • 一般入試とAO入試の選び方
  • 面接で重視されること
  • 部活動特待生の相談方法
  • 入学後の学習支援
  • 高校内部進学とコース選択

個別相談を受ける場合は、模試の成績や通知表など、現在の学習状況が分かる資料を持参すると、より具体的な相談ができます。

合格に向けた対策のポイント

  • 一般入試は基礎を優先する:難問よりも、計算、漢字、基本的な文章題を確実に正解する
  • 過去問を時間内に解く:国語・算数をそれぞれ50分で解き、見直しまで行う
  • 面接を親子で準備する:志望理由と入学後の目標について話し合う
  • AO入試では経験を具体化する:活動内容、苦労、工夫、成長、今後の目標を整理する
  • 第1回から受験する:第一志望の場合は募集人数の多い第1回を重視する
  • 小学校生活を大切にする:通知表、出欠、提出物、生活態度を日頃から整える
  • 学校行事へ参加する:教育理念や学校の雰囲気を本人と保護者の双方が理解する

日本体育大学桜華中学校の一般入試は、難関中学校向けの特殊な問題を解く力よりも、小学校で学ぶ国語・算数を正確に使えることが重要です。

AO入試では、特別な実績の大きさよりも、これまで努力してきたことを振り返り、日体大桜華でどのように成長したいかを伝える力が求められます。

基礎学力を固めること、学校をよく理解すること、本人と保護者が入学後の目標を共有することが、日体大桜華中学校の合格へ近づくための重要なポイントです。

併願校パターン|女子校・共学校を組み合わせた受験プラン

日本体育大学桜華中学校の併願校を選ぶ際は、偏差値だけでなく、少人数教育、女子教育、スポーツ環境、英語・国際教育、大学系列校としての進路をどこまで重視するかを整理することが大切です。

日体大桜華の一般入試は国語・算数と親子面接、AO入試は親子面接を中心とするため、同じように2科入試や面接、自己表現型入試を実施する学校とは対策を共有しやすくなります。

一方、2026年8月6日時点では、日体大桜華の2027年度正式募集要項はまだ公表されていません。以下では、日体大桜華については2026年度の日程、ほかの学校については公表済みの2027年度入試情報を優先して併願例を整理します。

併願校は3つの段階に分けて考える

区分選び方主な候補例
チャレンジ校現在の模試成績よりやや高い学校。合格した場合に進学したい学校を選ぶ武蔵野大学中学校、明星学園中学校
標準校模試や過去問で合格可能性が見込め、日体大桜華と教育面の共通点がある学校佼成学園女子中学校、和洋九段女子中学校
安全校過去問で安定して合格圏に入り、入学してもよいと思える学校東京立正中学校、武蔵野中学校など

学校の難易度は、利用する模試、入試科目、午前・午後、特待入試などによって変わります。上記は一般的な組み合わせの目安であり、本人の成績や得意科目によって区分を調整してください。

特に日体大桜華は受験者数が多くない年度があり、偏差値だけでは合格可能性を判断しにくい学校です。模試の判定に加えて、過去問の得点、面接の準備、学校との個別相談を基に受験校を決めましょう。

チャレンジ校として検討できる学校

武蔵野大学中学校

所在地東京都西東京市
学校区分私立共学校
主な特色探究学習、英語・国際教育、ICT教育、武蔵野大学との連携
日体大桜華との共通点大学系列校、体験型学習、英語教育、多様な進路選択

武蔵野大学中学校は、西東京市にある共学校です。東村山市にある日体大桜華と比較的近い地域にあり、多摩地域や西武線沿線から通学する家庭にとって検討しやすい学校です。

武蔵野大学との連携、探究学習、英語教育、ICT活用などを重視しており、日体大桜華よりも学習・探究面を強く打ち出した大学系列校を希望する場合のチャレンジ校となります。

2027年入試に向けた学校説明会や入試対策会の日程は公表されていますが、2026年8月時点では正式な2027年度募集要項は公開されていません。入試回や試験科目は変更される可能性があるため、秋以降に最新情報を確認してください。

明星学園中学校

所在地東京都三鷹市
学校区分私立共学校
主な特色個性と自主性を尊重する教育、体験的な授業、表現活動
2027年度入試2月1日午前・午後、2月2日午後、2月4日午後

明星学園中学校は、一人ひとりの個性や自主性を尊重し、教科の知識を実際の体験や表現へつなげる教育を行う共学校です。

日体大桜華の少人数教育や体験活動に魅力を感じながら、共学環境や、より自由度の高い学校文化を希望する家庭に向いています。

2027年度は、次の4回の入試が公表されています。

入試試験日時選抜方法
A入試2月1日午前国語・算数、面接
B入試2月1日午後国語・算数、面接
C入試2月2日午後国語・算数、面接
D入試2月4日午後国語・算数、面接

国語・算数と面接という選抜方法は、日体大桜華の一般入試と共通しています。2科対策と面接対策をそのまま生かしやすい併願校です。

日体大桜華を2月1日午前に受験し、明星学園を同日午後に受験する組み合わせも日程上は可能です。ただし、日体大桜華では親子面接が行われるため、終了時刻と学校間の移動時間を事前に確認しましょう。

女子校を希望する場合の標準校

佼成学園女子中学校

所在地東京都世田谷区
学校区分私立女子校
主な特色英語・国際教育、グローバルコース、リベラルアーツコース、手厚い学習支援
日体大桜華との共通点女子教育、英語教育、海外研修、面倒見のよい指導

佼成学園女子中学校は、京王線千歳烏山駅から徒歩圏内にある女子校です。英語教育と国際交流に力を入れ、グローバルコースとリベラルアーツコースを設置しています。

日体大桜華の英会話、英検対策、カナダ語学研修に魅力を感じながら、さらに英語・国際教育を重視したい家庭に適しています。

学習や学校生活を丁寧に支える女子校という点でも共通していますが、日体大桜華からは距離があるため、自宅から千歳烏山駅までの通学時間を確認する必要があります。

2027年度の帰国生入試は公表されていますが、2026年8月時点では2月に行う一般入試の正式要項はまだ掲載されていません。説明会では2027年度の入試情報が案内されているため、正式発表後に日程と科目を確認しましょう。

和洋九段女子中学校

所在地東京都千代田区
学校区分私立女子校
主な特色PBL型授業、英語・国際教育、ICT教育、日本文化・女子教育
2027年度入試2月1日、2日、3日、5日に複数回実施

和洋九段女子中学校は、九段下駅や飯田橋駅から通学できる都心の女子校です。PBL型授業、英語教育、ICT活用、日本文化教育などを重視しています。

少人数の女子教育や英語・海外研修という点では日体大桜華と共通しますが、和洋九段女子は探究・協働学習と都心の立地に強みがあります。

2027年度の暫定募集要項では、次の入試が予定されています。

試験日時間帯主な入試方式
2月1日午前・午後得意科目入試、英語入試
2月2日午前・午後適性検査入試、英語入試、SSS特待入試
2月3日午後基礎力入試、英語入試
2月5日午前基礎力入試

2月1日の得意科目入試では、国語・算数の2科型を選択できます。2月3日と5日の基礎力入試も国語・算数の基本的な内容を問うため、日体大桜華の一般入試対策を生かしやすい日程です。

英語が得意な受験生は英語入試、都立九段中等教育学校などを併願する受験生は適性検査入試も選べます。

安全校として検討しやすい共学校

東京立正中学校

所在地東京都杉並区
学校区分私立共学校
主な特色少人数教育、心を育てる教育、ICT・SDGs探究、国際教育
2027年度入試2月1日、2日、4日、14日

東京立正中学校は、東京メトロ丸ノ内線新高円寺駅から徒歩圏内にある共学校です。少人数教育、教員との距離の近さ、心を育てる教育など、日体大桜華と共通する部分があります。

2027年度は国語・算数の2科入試だけでなく、自己プレゼンテーション入試、選択2科目入試、適性検査型入試、奨学生入試が予定されています。

試験日午前午後
2月1日2科目入試、適性検査型奨学生入試自己プレゼンテーション入試
2月2日選択2科目入試奨学生入試
2月4日奨学生入試自己プレゼンテーション入試
2月14日適性検査型、選択2科目、奨学生、自己プレゼンテーション入試入試方式により実施

日体大桜華のAO入試を考えている受験生は、東京立正の自己プレゼンテーション入試とも相性があります。小学校で続けてきたスポーツ、習い事、委員会活動などを整理し、本人の経験や成長を伝える対策を共有できます。

2月14日にも入試が用意されているため、2月上旬の結果によって追加出願を検討できることも特徴です。ただし、安全校として考える場合も、本人が実際に通いたいと思える学校かを必ず確認しましょう。

武蔵野中学校

所在地東京都北区
学校区分私立共学校
主な特色少人数教育、学習支援、他者理解を重視する人間教育、部活動
注意点武蔵野大学中学校とは異なる学校

武蔵野中学校は、東京都北区西ケ原にある共学校です。西東京市の武蔵野大学中学校とは別の学校であるため、学校名を混同しないように注意してください。

少人数の中で基礎学力を身につけ、学校生活や部活動を通して成長する教育は、日体大桜華との共通点があります。

2027年度募集要項は2026年8月時点で準備中です。2026年度は2月1日、2日、4日、6日に入試が行われ、2科入試のほか、アクティブ入試や適性検査型入試が設けられていました。

日程の後半まで受験機会が用意される傾向がありますが、2027年度に同じ日程・方式が継続されるとは限りません。正式要項の公開後に確認してください。

日体大桜華を第一志望とする併願例

日程受験校の例目的
2月1日午前日本体育大学桜華中学校 第1回募集人数の多い第1回から第一志望校を受験
2月1日午後和洋九段女子、明星学園、東京立正のいずれか午後入試を利用して合格機会を増やす
2月2日午前日本体育大学桜華中学校 第2回第1回の結果に応じて再受験
2月2日午後和洋九段女子、明星学園、東京立正のいずれか標準校・安全校を確保
2月3日以降和洋九段女子、明星学園、東京立正など未合格の場合の追加受験

日体大桜華を第一志望とする場合は、募集人数の多い第1回から受験することが基本です。第1回と第2回を両方受験できるようにしながら、午後入試や後半日程へ併願校を配置します。

ただし、日体大桜華では親子面接があるため、2月1日午前の終了時刻が受験番号によって遅くなる可能性があります。午後入試を組み合わせる場合は、学校間の移動時間、昼食、受付終了時刻を確認してください。

チャレンジ校を先に受験する併願例

日程受験校の例
2月1日午前武蔵野大学中学校または明星学園中学校
2月1日午後和洋九段女子中学校または東京立正中学校
2月2日午前日本体育大学桜華中学校 第2回
2月2日午後明星学園、和洋九段女子、東京立正のいずれか

日体大桜華を標準校として位置づけ、より難度の高い学校へ挑戦する場合の組み方です。

ただし、日体大桜華の第1回を受験せず、第2回だけを受験すると、募集人数や受験者の動きによっては合格を確保しにくくなる可能性があります。個別相談で現在の学力を伝えた上で、第2回のみの受験でも問題がないか検討しましょう。

女子校を中心に組む併願例

日程受験校の例
2月1日午前日本体育大学桜華中学校
2月1日午後和洋九段女子中学校
2月2日午前日本体育大学桜華中学校 第2回または和洋九段女子中学校
2月2日午後和洋九段女子中学校
2月3日以降和洋九段女子中学校、佼成学園女子中学校など

女子校の安心感、礼儀教育、英語・国際教育を重視する家庭に向いた組み合わせです。

日体大桜華と和洋九段女子では、学校の立地や教育の重点が異なります。スポーツ施設と日体大への進路を重視するなら日体大桜華、PBL型授業や都心の環境を重視するなら和洋九段女子が有力になります。

AO入試・自己表現型入試を活用する併願例

学校活用できる入試準備する内容
日本体育大学桜華中学校AO入試志望理由、継続してきた活動、入学後の目標、親子面接
東京立正中学校自己プレゼンテーション入試作文、自己PR、活動経験、個人面接
和洋九段女子中学校PBL型・英語入試協働性、表現力、英語資格や英語4技能

スポーツ、ダンス、音楽、英語、委員会活動、ボランティアなど、小学校で継続してきた活動がある子は、学力試験以外の入試方式も検討できます。

複数の学校で同じ内容を暗記して話すのではなく、それぞれの学校で何を学び、どのように成長したいかを整理することが重要です。

併願校選びで重視したい5つのポイント

  1. 入学してもよい学校だけを選ぶ
    安全校であっても、本人が通いたいと思えない学校では、合格後に進路を決められません。
  2. 通学時間を実際に確認する
    日体大桜華は東村山市にあります。千代田区、世田谷区、北区などの学校を併願する場合は、入学後の通学負担が大きく変わります。
  3. 午前・午後入試の移動に余裕を持つ
    親子面接がある入試は終了時刻を予測しにくいため、午後入試の集合時刻まで十分な余裕を確保します。
  4. 合格発表と手続期限を確認する
    第一志望校の結果が出る前に、併願校の入学金納入期限を迎える場合があります。
  5. 学校の教育方針を比較する
    女子校か共学校か、スポーツ重視か探究重視か、系列大学への進学を希望するかを親子で話し合います。

偏差値だけで決めないことが大切

日体大桜華中学校を検討する家庭では、スポーツ環境、部活動、少人数教育、日本体育大学への進路など、明確な目的を持っていることが少なくありません。

そのため、併願校も単に偏差値が近い学校を選ぶのではなく、本人が中高6年間で何へ取り組みたいかを基準に選ぶ必要があります。

  • 競技スポーツやダンスを続けたい
  • 少人数の女子校で安心して過ごしたい
  • 英語力を伸ばし、海外研修へ参加したい
  • 日本体育大学への進学を視野に入れたい
  • 探究やICTを重視する共学校にも興味がある

こうした希望の優先順位を整理すると、日体大桜華と比較すべき学校が明確になります。

日本体育大学桜華中学校を第一志望とする場合は、2月1日の第1回から受験し、午後入試と2月2日以降の学校を組み合わせるのが基本です。

最終的には、最新の模試成績、過去問の得点、学校説明会で受けた印象、通学時間を総合し、チャレンジ校・標準校・安全校をそれぞれ少なくとも1校ずつ準備しておきましょう。

在校生・保護者の声|先生との距離が近い温かな学校生活

日本体育大学桜華中学校について、在校生や卒業生、保護者の声から共通して見えてくるのは、少人数ならではの先生との距離の近さ、学年を越えた人間関係、スポーツや行事へ前向きに取り組む校風です。

教員が生徒一人ひとりの性格や学習状況を把握しやすく、授業で分からないことがあるときや、進路・学校生活について悩んだときに相談しやすい環境といえます。

一方で、インターネット上に掲載されている中学校の口コミは非常に少なく、投稿時期が古いものもあります。そのため、口コミの評価だけで学校の現在の様子を判断するのではなく、学校説明会、オープンスクール、桜華祭、部活動体験などで、実際の生徒や教員の様子を確認することが大切です。

在校生・保護者の声から見える主な特徴

よく挙げられる特徴学校生活で感じられる場面
先生との距離が近い授業中の質問、放課後の個別指導、定期考査対策、進路相談
少人数で落ち着いて学べる教員が理解度を把握しやすく、発言や発表の機会も多い
友人や先輩とのつながりが深い中高合同の部活動、体育祭、桜華祭、学年を越えた交流
挨拶や礼儀を大切にする日常の挨拶、礼法教育、部活動、地域でのボランティア
スポーツへ本格的に挑戦できる専門施設、実績ある指導者、関東・全国大会を目指す部活動
自分の役割を持ちやすい行事の企画、係活動、発表、生徒会活動、クラスでの話し合い
英語を実際に使う機会がある英会話、英検対策、国内語学研修、海外語学研修

「先生が自分のことを分かってくれる」という安心感

日体大桜華中学校の少人数教育で最も実感しやすいのが、教員が生徒一人ひとりを把握しやすいことです。

授業中の理解度だけでなく、提出物、定期考査、部活動、友人関係、進路希望などを継続的に見てもらえるため、困っているときに声を掛けてもらいやすくなります。

学校公式の卒業生紹介でも、志望校の出題傾向に合わせて教員から個別指導を受けたことや、放課後に継続して学習を支えてもらったことが語られています。学習面だけでなく、目標を諦めそうになったときに精神面でも励えてもらったという経験も紹介されています。

保護者にとっても、学校から子どもの様子を伝えてもらいやすく、家庭だけでは気づきにくい変化を相談できることは安心材料となります。

先生との距離の近さを感じやすい場面

  • 授業中に理解できていない内容を確認してもらう
  • 休み時間や放課後に質問する
  • 定期考査前の学習会へ参加する
  • 模擬試験の結果を基に個別の課題を教えてもらう
  • 部活動と学習の両立について相談する
  • 高校のコースや大学進学について面談する
  • 友人関係や学校生活の悩みを相談する

自分から質問することが苦手な子でも、教員が表情や授業中の様子を見て声を掛けやすいことは、少人数校の利点です。

ただし、手厚い環境があるからといって、本人が何もしなくても学力が上がるわけではありません。教員の支援を受けながら、宿題、復習、提出物へ自分でも取り組む姿勢が必要です。

少人数だから友人関係が築きやすい

生徒数が少ないため、同じ学年の生徒だけでなく、ほかの学年や高校生とも顔見知りになりやすい環境です。

クラス内では一人ひとりが発言する機会が多く、授業、行事、係活動を通して自然に関わりが生まれます。友人の得意なことや苦手なことも分かりやすく、互いに助け合いながら学校生活を送れます。

学校公式の卒業生紹介では、競技の遠征で授業を欠席した際、クラスメイトから授業内容を教えてもらった経験も紹介されています。学習とスポーツを両立する生徒にとって、周囲の理解や協力は大きな支えです。

大人数の中へ入ると緊張してしまう子や、自分から積極的に友人へ話し掛けることが難しい子にとっても、少人数の環境は人間関係を築くきっかけを持ちやすいでしょう。

少人数環境には相性もある

少人数であることは、全ての子にとって長所になるとは限りません。友人関係が広がりやすい一方で、同学年の人数が少ないため、人間関係の選択肢は大規模校ほど多くありません。

  • 同じメンバーと長い時間を過ごすことが多い
  • 授業で発言や発表を求められる機会が多い
  • 行事では一人ひとりに役割が回ってきやすい
  • 欠席や元気のない様子にも気づかれやすい
  • 学年全体の雰囲気が本人の学校生活に影響しやすい

大人数の中で幅広い友人をつくりたい子や、学校ではあまり目立たずに過ごしたい子には、規模の小ささが負担になる可能性もあります。

説明会では学校全体の雰囲気を見るだけでなく、現在の中学生の人数やクラス編成、休み時間の過ごし方も確認しましょう。

挨拶が自然に交わされる学校

日体大桜華では、教育理念の一つである「敬愛」を、日常の挨拶や礼儀として実践することを大切にしています。

過去の保護者による口コミでも、生徒や教員が穏やかで、来校すると生徒が挨拶してくれるという評価が見られました。また、学校では現在も「あいさつ+ひと言運動」など、学校や地域で積極的に挨拶を行う活動を続けています。

部活動でも、競技成績だけでなく、挨拶、道具の管理、相手への敬意、周囲への感謝を重視します。

礼儀を形式的に身につけるだけではなく、相手を認め、気持ちよく人間関係をつくるための行動として学ぶことが、日体大桜華の女子教育の特徴です。

保護者が安心を感じやすいポイント

  • 教員が生徒の名前や性格を把握しやすい
  • 学校生活の変化に気づいてもらいやすい
  • 学習や進路について個別に相談できる
  • 挨拶や礼儀を日常的に指導している
  • 中学生と高校生が交流し、先輩から学べる
  • 部活動や行事を通して責任感を育てられる
  • 系列高校・大学を含めた進路を考えられる

スポーツへ打ち込める環境への満足感

スポーツに取り組む生徒や保護者にとって、専用施設と専門的な指導を受けられることは大きな魅力です。

体育館、器械体操場、剣道場、弓道場、レスリング場、ダンススタジオ、アーチェリー場、グラウンドなどが校内にあり、競技に適した場所で練習できます。

中学生が高校生と一緒に活動する部では、上級生の技術や練習姿勢から刺激を受けられます。関東大会や全国大会を目指す部もあり、高い目標を持って競技を続けたい子にとって、日体大桜華ならではの環境です。

競技を通して、勝敗だけでなく、努力を継続する力、体調を管理する力、仲間と協力する力を身につけられたと感じる生徒も多いでしょう。

スポーツが得意でなくても入学できる

学校名に「日本体育大学」が入っているため、全員が高い運動能力を求められる学校だと考える家庭もあります。しかし、日体大桜華は競技選手だけを対象とした学校ではありません。

文化部へ所属する生徒、学習や英語へ力を入れる生徒、運動を健康づくりとして楽しむ生徒もいます。

一方、体育祭や球技大会など身体を動かす行事があり、学校全体にスポーツを前向きに捉える雰囲気があります。運動が苦手な子は、運動能力そのものよりも、体育や行事へ無理なく参加できそうかを確認するとよいでしょう。

部活動を重視する家庭が確認したいこと

  • 中学生が希望する部へ入部できるか
  • 初心者を受け入れているか
  • 中学生と高校生が合同で活動するか
  • 平日の活動終了時刻
  • 休日練習、大会、遠征、合宿の頻度
  • 部費、用具、ユニフォーム、交通費
  • 定期考査前の練習方針
  • けがや体調不良が起きた場合の対応

大会を目指す部では、練習量が多く、帰宅が遅くなることがあります。競技環境の充実だけでなく、学習時間や睡眠時間を確保できるかまで考えることが重要です。

行事では全員が学校づくりに関われる

少人数の日体大桜華では、体育祭や桜華祭などの行事で、一人ひとりが役割を持つ機会が多くなります。

企画を考える生徒、発表する生徒、装飾を担当する生徒、受付や案内を行う生徒など、得意なことを生かして参加できます。

学校公式サイトでも、行事ではクラスでの話し合いを大切にし、生徒主体で取り組むことが紹介されています。

入学当初は人前で話すことが苦手だった子も、小さな役割を経験し、友人や教員から認められることで、自信をつけていくことが期待できます。

生徒が成長を実感しやすい経験

  • クラスの前で自分の意見を発表する
  • 桜華祭の企画や準備を担当する
  • 体育祭で仲間へ声を掛ける
  • 校外学習の班行動を計画する
  • 後輩へ部活動の技術を教える
  • 地域活動で初対面の人へ挨拶する
  • 英語研修で自分から相手に話し掛ける

一人ひとりの存在が学校生活の中で埋もれにくく、「自分もクラスや学校の役に立っている」と感じやすいことは、少人数校の大きな魅力です。

英語研修で自信と行動力が育つ

英語や海外に関心のある生徒からは、英会話の授業や語学研修が、英語を実際に使うきっかけになります。

カナダでの海外語学研修では、語学学校での授業、ホームステイ、現地での生活を経験します。最初は英語で伝えることに不安を感じても、知っている単語や身振りを使って意思を伝える経験を重ねます。

英語が通じた喜びだけでなく、自分から行動しなければ相手に伝わらないことや、異なる文化や価値観を尊重することも学べます。

海外研修は希望制で、参加費も別途必要です。対象学年、期間、渡航先、募集人数を確認した上で、家庭で参加を検討しましょう。

進路面では系列大学と他大学の両方を考えられる

保護者にとって、日本体育大学への系列校推薦があることは、将来の選択肢の一つとして安心材料になります。

一方、日体大桜華では、日本体育大学だけでなく、他大学、短期大学、専門学校などへの進路指導も行っています。

学校公式の卒業生紹介では、部活動と学習を両立しながら他大学へ進学した卒業生や、語学・国際分野などスポーツ以外の進路を実現した卒業生も紹介されています。

少人数のため、志望校や入試方式に応じて、教科指導、小論文、面接、志望理由書などを個別に相談しやすいことが強みです。

難関大学を目指す場合は学習環境を詳しく確認

日体大桜華は、日本体育大学への進学や推薦型選抜に強みを持つ学校です。一般選抜で国公立大学や難関私立大学を目指す場合は、本人の主体的な学習も必要になります。

学校には放課後講習や個別指導、高校のアドバンストコースがありますが、志望大学に必要な授業水準や講習内容が本人の目標に合っているかを確認しましょう。

  • 高校アドバンストコースの授業進度
  • 一般選抜を目指す生徒の人数
  • 模擬試験や講習の実施状況
  • 英語・数学の習熟度別指導
  • 大学入学共通テストや記述試験への対策
  • 校内自習室を利用できる時間
  • 外部予備校を利用する生徒の状況

系列大学への推薦があることと、一般選抜対策が不要であることは同じではありません。将来の志望分野が明確な場合は、学校説明会で具体的な進路支援を質問することが大切です。

制服や学校生活の雰囲気を評価する声

過去の保護者口コミでは、茶系を基調とした制服のデザインや、元気で礼儀正しい生徒の雰囲気を評価する声が見られました。

制服の好みは個人差がありますが、中高6年間着用するものです。夏服・冬服のデザインだけでなく、動きやすさ、洗濯方法、追加購入の費用も確認しておきましょう。

また、写真やパンフレットだけでなく、桜華祭や説明会で実際に制服を着て過ごす在校生を見ると、学校の雰囲気をより具体的に想像できます。

食堂を利用できることも家庭の安心材料

昼食は弁当を持参するほか、校内の食堂を利用できます。学校公式サイトでは、友人と昼食を取り、食堂の料理を楽しむ生徒の様子が紹介されています。

毎日弁当を用意することが難しい家庭にとって、校内で昼食を購入できることは便利です。

ただし、営業日、メニュー、価格、混雑状況などは年度によって変わる可能性があります。中学生が利用しやすいかも含め、説明会で確認しましょう。

通学について感じやすい負担

最寄りの小川駅から学校までは徒歩約15分です。毎日の徒歩は適度な運動になる一方、雨天時、暑い日、荷物の多い日には負担を感じる可能性があります。

本格的な部活動へ所属し、最終下校時刻近くまで学校に残る場合は、駅まで歩く時間と電車の乗り換えを含めて帰宅が遅くなります。

  • 朝8時20分までに無理なく登校できるか
  • 雨の日でも通い続けられるか
  • 部活動終了後の帰宅時刻
  • 夕食、家庭学習、睡眠の時間を確保できるか
  • 夕方以降の通学路や乗り換え駅の安全性

学校見学では、送迎バスだけを利用せず、小川駅から実際に歩いてみることをおすすめします。

校則や生活指導は本人との相性を確認

日体大桜華では、挨拶、礼儀、服装、通学時の行動などを大切にしています。こうした指導を、社会生活の基本を身につけられる安心感と捉える家庭もあれば、自分の判断へ任せてほしいと感じる生徒もいるでしょう。

インターネット上の古い口コミだけでは、現在の校則や実際の運用を正確に判断できません。

説明会や個別相談では、次のような内容を具体的に確認すると安心です。

  • 髪型や髪飾りに関する規定
  • 制服の着用ルール
  • スマートフォンの持ち込みと校内利用
  • 放課後の立ち寄りに関する規定
  • SNS利用についての指導
  • 自転車通学の申請方法
  • 校則に違反した場合の指導方法

公開されている口コミが少ないことに注意

日体大桜華中学校は在籍規模が小さいため、インターネット上の中学校口コミも多くありません。大手口コミサイトでも掲載件数はごく少数で、現在の学校生活と異なる可能性がある古い投稿が中心です。

口コミが少ない学校では、一つの高評価や低評価が全体の印象を大きく左右します。しかし、その投稿は特定の学年、部活動、友人関係、家庭の期待を反映した個人的な体験です。

次のように、複数の方法を組み合わせて学校を確認しましょう。

  1. 学校説明会で教育方針や学習支援を聞く
  2. オープンスクールで授業や部活動を体験する
  3. 桜華祭や体育祭で在校生の様子を見る
  4. 個別相談で本人の希望や不安を伝える
  5. 小川駅から学校まで実際に歩く
  6. 希望する部活動の練習を見学する
  7. 中学生本人が学校の雰囲気をどう感じたかを確認する

学校見学で注目したい在校生の様子

  • 来校者へ自然に挨拶しているか
  • 生徒同士がどのような距離感で過ごしているか
  • 先生と生徒が気軽に話しているか
  • 授業で一部の生徒だけでなく全員が参加しているか
  • 中学生と高校生がどのように関わっているか
  • 部活動で先輩が後輩へどのように接しているか
  • 運動部以外の生徒も居心地よく過ごしているか
  • 校内が整理され、施設が丁寧に使われているか

説明会で用意された発表だけでなく、移動中、休み時間、行事の準備中など、普段に近い場面を見ると学校の雰囲気が分かりやすくなります。

在校生・保護者の声から分かる日体大桜華の魅力

  • 少人数で先生から丁寧に見てもらえる
  • 学習や進路について個別に相談しやすい
  • 同級生や高校生とのつながりを築きやすい
  • 挨拶や礼儀を日常生活の中で身につけられる
  • 専門施設でスポーツやダンスへ挑戦できる
  • 行事で一人ひとりが役割を持てる
  • 英語研修や地域活動を通して視野を広げられる
  • 日本体育大学と他大学の両方を進路として考えられる

入学前に慎重に確認したい点

  • 同学年の人数とクラス編成が本人に合うか
  • 学校全体のスポーツを重視する雰囲気を楽しめるか
  • 希望する部活動の練習量と学習を両立できるか
  • 難関大学を目指す場合に必要な学習支援があるか
  • 小川駅からの徒歩を含む通学負担に無理がないか
  • 制服、スマートフォン、通学などの生活規則に納得できるか
  • 修学旅行、語学研修、部活動などの追加費用を負担できるか

日本体育大学桜華中学校の評判を一言でまとめると、少人数の温かな環境で、先生や先輩に見守られながら、学習・スポーツ・行事へ挑戦できる学校といえます。

教員からきめ細かく支えてもらいたい子や、同級生との深い関係を築きたい子、スポーツやダンスへ積極的に取り組みたい子には、魅力を感じやすい環境です。

一方、同学年の人数が多い学校を希望する子、幅広い友人関係の中で過ごしたい子、スポーツを前面に出す校風に魅力を感じない子は、実際の学校生活との相性を丁寧に確認する必要があります。

口コミの数値だけで決めず、本人が在校生や教員の雰囲気を直接見て、「ここなら自分らしく過ごせそう」と感じられるかを、最終的な学校選びの基準にしましょう。

この学校に向いている子の特徴|少人数環境で自分らしく成長したい子

日本体育大学桜華中学校は、少人数教育と充実したスポーツ環境を生かし、一人ひとりの学習、学校生活、進路を丁寧に支える女子校です。

特に、先生との距離が近い環境で基礎学力を身につけたい子、スポーツやダンスへ挑戦したい子、行事や体験活動を通して自信を育てたい子に向いています。

一方で、同学年の人数が少ないことや、発表・係活動の機会が多いこと、最寄り駅から徒歩約15分かかることなどは、本人との相性を確認したいポイントです。

日体大桜華中学校に向いている子の特徴

向いている子学校との相性がよい理由
少人数の落ち着いた環境で学びたい子教員が一人ひとりの理解度や学校生活を把握しやすく、個別に声を掛けてもらいやすい
先生へ質問することが苦手な子授業中の様子や提出物からつまずきを見つけてもらいやすく、放課後の個別指導も受けられる
基礎から学び直したい子朝学習、放課後学習、定期考査前の学習会、AI型教材などを活用できる
スポーツやダンスへ挑戦したい子体育館、器械体操場、剣道場、弓道場、レスリング場、ダンススタジオなどの専門施設がある
高校生から刺激を受けたい子中高合同の部活動や行事を通して、上級生の技術や学校生活への姿勢を学べる
英語を基礎から伸ばしたい子英会話、英検対策、国内外の語学研修など、実際に英語を使う機会がある
人前で話す自信をつけたい子授業、行事、生徒会、発表活動で一人ひとりに役割が回りやすい
礼儀や生活習慣を身につけたい子挨拶、礼法、部活動、地域活動を通して相手を敬う姿勢を学べる
日本体育大学への進学を考えている子系列校推薦を利用できる可能性があり、大学との連携教育も受けられる

大人数の学校では埋もれてしまいやすい子

日体大桜華中学校は、生徒数の少なさを教育の強みとしている学校です。大人数の教室では手を挙げられない子や、分からないことがあっても自分から質問できない子にとって、先生の目が届きやすい環境は安心材料となります。

教員が授業中の表情やノート、提出物を確認しやすく、理解が不十分な内容があれば、個別の声掛けや放課後学習につなげられます。

  • 大人数の中では緊張して発言できない
  • 分からないことを自分から質問できない
  • 学習方法を一緒に考えてもらいたい
  • 定期的に声を掛けてもらう方が安心できる
  • 先生に自分の性格や得意分野を理解してほしい

こうした子は、日体大桜華の少人数教育を生かしやすいでしょう。

ただし、先生が近くにいる環境を「安心」と感じるか、「常に見られているようで窮屈」と感じるかには個人差があります。学校見学では、先生と生徒の距離感を本人がどのように感じるかを確認することが大切です。

基礎学力と学習習慣を身につけたい子

中学受験の段階で高い学力が完成していなくても、入学後に基礎から学び直し、学習習慣を整えたい子に向いています。

学校では、朝学習、放課後学習、定期考査前の学習会、講習、個別指導などを組み合わせ、日々の授業内容を定着させます。

英語と数学では理解度に応じた指導が行われ、ICT教材も活用されます。全員へ同じ問題を与えるだけでなく、本人のつまずきに応じて復習できることが特徴です。

特に相性がよい学習タイプ

  • 毎日少しずつ積み重ねる方が力を伸ばせる
  • 難問よりも基礎から丁寧に理解したい
  • 宿題や提出物の管理を支えてもらいたい
  • 試験前に学習計画を一緒に確認してほしい
  • 得意・不得意に合わせた問題へ取り組みたい

学校の支援は充実していますが、本人が全く学習へ取り組まなくても成績が上がるわけではありません。教員からの助言を受け入れ、宿題や復習を続けられることが大切です。

スポーツを通して心身を成長させたい子

日本体育大学桜華中学校は、スポーツを単なる競技活動ではなく、人間教育の一つとして位置づけています。

練習や試合を通して、目標へ努力する力、仲間と協力する力、体調を管理する力、相手を尊重する姿勢を育てます。

競技経験があり、関東大会や全国大会を目指したい子にとっては、専門施設と中高一貫の活動環境が大きな魅力です。

  • バスケットボールへ本格的に取り組みたい
  • 器械体操や新体操の技術を高めたい
  • 剣道、弓道、レスリングなどの競技を続けたい
  • 陸上競技で自分の記録へ挑戦したい
  • 高校生と一緒に高い水準の練習を経験したい
  • スポーツ推薦や日本体育大学への進学を視野に入れたい

競技に力を入れる場合は、練習量、休日活動、遠征、合宿、部活動費、帰宅時刻まで含めて確認しておきましょう。

ダンスや身体表現を深く学びたい子

日体大桜華には、鏡張りで冷暖房を備えたダンススタジオがあります。中学校のダンス部で基礎や表現力を磨き、高校の総合スポーツコースにあるダンスパフォーマンスの学びへつなげることもできます。

身体を動かすことが好きな子だけでなく、音楽、舞台、表現活動に興味がある子にも向いています。

  • ダンスを中高6年間続けたい
  • 舞台や文化祭で発表したい
  • 鏡のある専用施設で練習したい
  • 高校でより専門的な身体表現を学びたい
  • 仲間と一つの作品を完成させたい

競技スポーツとは異なる形で、自分の身体や感性を生かしたい子にとっても、魅力のある環境です。

運動が得意でなくても前向きに参加できる子

日体大桜華はスポーツに力を入れていますが、入学者全員が競技選手である必要はありません。文化部へ所属したり、英語や学習を中心に学校生活を送ったりする生徒もいます。

ただし、体育祭、球技大会、体育授業など、身体を動かす機会はあります。そのため、運動の得意・不得意よりも、仲間と協力しながら前向きに参加できることが大切です。

次のような子であれば、運動が苦手でも学校生活へなじみやすいでしょう。

  • 上手でなくても身体を動かすことを楽しめる
  • 得意な友人を応援できる
  • 係活動や準備でも行事へ参加できる
  • 自分なりの目標を決めて努力できる
  • 健康や体力づくりに関心がある

英語を実際に使いながら伸ばしたい子

英語教育では、単語や文法だけでなく、英会話、英検、スピーチ、体験型学習を通して4技能を伸ばします。

英語に自信がない子も、少人数授業や到達度に合った英検対策を通して段階的に学べます。一方、英語が得意な子は、学年の標準目標にとどまらず、より上位の英検級へ挑戦できます。

  • 英語を基礎から学び直したい
  • 英検を一つずつ取得したい
  • ネイティブ講師との英会話へ挑戦したい
  • ブリティッシュヒルズで英語を使ってみたい
  • カナダ語学研修やホームステイに興味がある
  • 異なる文化や価値観に触れたい

海外研修は希望制で別途費用も必要ですが、教室で学んだ英語を実際の生活で使いたい子に適しています。

行事や係活動を通して自信を育てたい子

少人数の日体大桜華では、体育祭、桜華祭、球技大会、校外学習、生徒会活動などで、一人ひとりに役割が回ってきやすくなります。

最初から人前で堂々と話せる必要はありません。小さな役割から経験し、友人や先生に支えられながら、少しずつできることを増やしていきます。

経験身につきやすい力
クラスでの話し合い自分の意見を伝える力、相手の意見を聞く力
文化祭の準備計画性、責任感、協調性
発表や案内表現力、人前で話す自信
班別の校外学習時間管理、判断力、仲間との協力
生徒会や委員会主体性、学校全体を考える力

「自分にはできない」と考えやすい子が、役割を果たした経験を通して自己肯定感を育てられることも、少人数校の魅力です。

礼儀や思いやりを身につけたい子

学校では、教育理念の一つに「敬愛」を掲げ、挨拶、礼法、部活動、地域活動などを通して、相手を尊重する姿勢を育てています。

家庭でも、学力や競技成績だけでなく、挨拶、生活習慣、周囲への配慮を大切にしている場合は、学校の教育方針と一致しやすいでしょう。

  • 挨拶を自然にできるようになりたい
  • 相手や場面に合った振る舞いを学びたい
  • 先輩や指導者への礼儀を大切にしたい
  • 地域活動やボランティアへ参加したい
  • 自分だけでなく周囲の人も大切にしたい

細かな生活指導を安心と感じる子には向いていますが、服装やスマートフォンなどを自分の判断へ任せてほしい子は、校則との相性を確認する必要があります。

日本体育大学への進学を視野に入れている子

日本体育大学で学べる分野に関心がある子にとって、系列校としてのつながりは大きな魅力です。

  • 保健体育の教員を目指したい
  • スポーツ指導者やトレーナーになりたい
  • 救急救命や健康分野に関心がある
  • 子どもの運動や教育について学びたい
  • スポーツビジネスやマネジメントに興味がある
  • 大学でも競技を続けたい

一定の条件を満たせば系列校推薦を利用できる可能性があり、高校在学中には大学との連携教育やキャンパス訪問も行われます。

ただし、日本体育大学への進学が自動的に保証されるわけではありません。学業成績、出欠、学校生活などの条件を満たす必要があります。

将来の目標をこれから見つけたい子

入学時点で将来の職業や進学先が決まっていない子にも向いています。

中学校では、学習、スポーツ、英語、芸術、礼法、ボランティア、校外学習などを幅広く経験します。その中から、自分が興味を持てることや得意なことを見つけます。

高校では、進路に応じてアドバンストコース、総合進学コース、総合スポーツコースから選択できます。

中学校での経験高校以降の方向性
学習や英語を伸ばしたいアドバンストコースや総合進学コースで大学進学を目指す
競技スポーツを続けたい総合スポーツコースや日本体育大学への進学を検討する
ダンスや表現を深めたいダンスパフォーマンスに関する専門的な学びへつなげる
医療・保育・美容などに興味がある総合進学コースから大学・短期大学・専門学校を目指す

早い段階で進路を一つに固定せず、経験を重ねながら選択できることが、中高一貫教育の利点です。

日体大桜華中学校が合わない可能性のある子

学校にはそれぞれ教育方針や雰囲気があり、日体大桜華の特色が全ての子に合うわけではありません。

同学年に多くの友人を求める子

少人数校では友人との関係が深まりやすい一方、大規模校のように数多くのクラスや同級生の中から友人を選ぶことはできません。

多様なタイプの同級生と幅広く交流したい子や、クラス替えによって人間関係を大きく変えたい子は、学校規模を慎重に比較しましょう。

学校では目立たずに過ごしたい子

授業での発言、係活動、行事の準備など、一人ひとりに参加の機会があります。

誰にも注目されずに静かに過ごしたい子や、発表や役割をできるだけ避けたい子には、少人数環境が負担になることがあります。

ただし、人前で話すことが苦手でも、少しずつ挑戦して自信をつけたい子には適した環境です。

スポーツを重視する校風に興味がない子

競技スポーツへの参加は必須ではありませんが、学校施設、体育祭、部活動、教育理念など、学校全体に身体を動かすことを大切にする雰囲気があります。

スポーツや体育行事に全く関心がなく、学校の特色としても魅力を感じない場合は、探究、理数、芸術など、別の分野を中心とする学校も比較するとよいでしょう。

難関大学への一般選抜を最優先する子

高校にはアドバンストコースがあり、難関大学への合格実績もあります。ただし、学校全体としては日本体育大学への系列校推薦や、多様な推薦型選抜も進路の大きな柱です。

中学入学時から最難関国公立大学や難関私立大学への一般選抜だけを最優先する場合は、次の内容を詳しく確認してください。

  • 高校の授業進度と教科書・教材の水準
  • アドバンストコースへの進級条件
  • 一般選抜を目指す生徒の人数
  • 大学入学共通テストや記述試験への対策
  • 講習や模擬試験の内容
  • 難関大学へ現役合格した生徒の学習方法

系列大学への進路を確保しつつ他大学へ挑戦したい子には魅力がありますが、進学実績だけでなく、本人の目標に合う学習環境かを確認することが必要です。

駅からの徒歩や遅い帰宅が負担になる子

小川駅から学校までは徒歩約15分です。部活動へ本格的に取り組む場合は、活動終了後に駅まで歩き、さらに電車で帰宅することになります。

通学時間が長い家庭や、疲れやすい子は、次の点を確認しましょう。

  • 朝8時20分までに無理なく登校できるか
  • 雨の日や夏の暑い日も歩けるか
  • 部活動後の帰宅時刻
  • 夕食と家庭学習の時間
  • 必要な睡眠時間を確保できるか

学校の教育内容が本人に合っていても、通学負担が大きすぎると6年間続けることが難しくなります。

校則や生活指導を窮屈に感じる子

日体大桜華は、挨拶、礼儀、服装、学校生活のルールを大切にしています。

基本的な生活習慣を身につけられる環境を安心と感じる子には合いますが、服装やスマートフォンの利用などについて高い自由度を求める子は、入学後に窮屈さを感じる可能性があります。

古い口コミだけで判断せず、現在の校則と実際の指導方法を個別相談で確認しましょう。

本人との相性を判断するためのチェックリスト

次の項目に多く当てはまる場合は、日体大桜華中学校との相性がよい可能性があります。

  • 少人数の女子校で落ち着いて学びたい
  • 先生から丁寧に見てもらえる環境を希望している
  • 基礎学力と毎日の学習習慣を身につけたい
  • スポーツ、ダンス、武道のいずれかに興味がある
  • 高校生と一緒に部活動へ取り組みたい
  • 英検や英会話へ段階的に挑戦したい
  • 海外・国内語学研修に興味がある
  • 行事や係活動を通して自信をつけたい
  • 挨拶や礼儀を身につけたい
  • 日本体育大学への進学も選択肢に入れたい
  • 東村山市や西武線沿線から無理なく通学できる

反対に、次の項目が強い場合は、ほかの学校とも比較した方がよいでしょう。

  • 同学年に数百人いる大規模校を希望している
  • 行事や授業で発言・発表することを避けたい
  • スポーツを重視する校風に魅力を感じない
  • 校則や生活指導が少ない自由な学校を希望している
  • 最難関大学への一般選抜対策だけを最優先したい
  • 最寄り駅から長く歩く通学が難しい

学校説明会で本人が確認したいこと

  • 中学生の人数とクラスの雰囲気
  • 授業中に質問しやすいか
  • 休み時間を在校生がどのように過ごしているか
  • 希望する部活動へ中学生が入部できるか
  • 運動が得意でない生徒の学校生活
  • 体育祭や桜華祭の雰囲気
  • 先生や高校生との距離感
  • 制服や学校生活のルール
  • 小川駅から学校までの通学負担

保護者が確認したいこと

  • 苦手教科への具体的な補習方法
  • 欠席や成績低下が見られた場合の家庭との連携
  • 部活動と学習の両立支援
  • 高校内部進学の条件とコース選択
  • 日本体育大学への推薦条件
  • 他大学の一般選抜を目指す場合の支援
  • 部活動、研修、ICTなどの追加費用
  • スマートフォン、自転車通学、最終下校時刻の規定

保護者が教育方針を気に入っていても、実際に6年間通うのは本人です。設備や進路制度だけでなく、生徒本人が学校の雰囲気を安心できると感じるかを大切にしましょう。

日本体育大学桜華中学校は、少人数の温かな環境で教員に見守られながら、学習、スポーツ、英語、行事へ一歩ずつ挑戦したい子に向いています。

特に、大人数の学校では自分を出しにくい子、今は学習や発表に自信がなくても少しずつ成長したい子、スポーツやダンスを自分の強みにしたい子にとって、可能性を広げられる学校です。

一方、少人数という環境、スポーツを大切にする校風、通学距離、生活指導などには相性があります。学校説明会や部活動体験へ参加し、本人が「ここなら自分の居場所をつくれそう」と感じられるかを確認した上で志望校に選びましょう。

まとめ|少人数教育とスポーツ環境が魅力の日体大系列女子校

日本体育大学桜華中学校は、東京都東村山市にある私立の女子中学校です。日本体育大学を設置する学校法人日本体育大学の系列校として、教育理念である「健康・努力・敬愛」を柱に、心身の健康、基礎学力、礼儀、協調性をバランスよく育てています。

学校の大きな魅力は、生徒一人ひとりに目が届きやすい少人数教育です。授業中の理解度や提出物、学校生活の様子を教員が把握しやすく、朝学習、放課後学習、定期考査前の学習会、個別指導などを通して成長を支えます。

大人数の学校では質問しにくい子や、自分から積極的に行動することに不安がある子も、先生や友人との距離が近い環境の中で少しずつ自信を身につけられるでしょう。

日体大系列ならではのスポーツ環境

施設面では、3つの体育館をはじめ、器械体操場、剣道場、弓道場、レスリング場、アーチェリー場、ダンススタジオ、200mトラックを備えたグラウンドなど、本格的な体育・スポーツ施設が整っています。

中学バスケットボール部、器械体操部、剣道部などには関東大会・全国大会への出場実績があり、高い目標を持って競技へ取り組みたい子に適した環境です。

中学生と高校生が合同で活動する部も多く、上級生の技術や練習姿勢を身近に学びながら、中高6年間を通して競技や文化活動を継続できます。

一方、全員が競技選手を目指す学校ではありません。文化部、英語学習、ボランティア、行事などを中心に学校生活を送りたい生徒にも選択肢があります。

学習・英語・ICTにも力を入れる

学校名からスポーツ中心の印象を持たれやすいものの、日体大桜華では学習面の支援にも力を入れています。

  • 少人数による丁寧な授業
  • 数学・英語の理解度に応じた指導
  • 朝学習と放課後学習
  • 定期考査前の学習会
  • タブレット端末やAI型教材を活用した個別学習
  • 英会話と英検取得に向けた段階的な指導

英語教育では、読む・聞く・書く・話すの4技能を重視し、英会話、英検対策、Tokyo Global Gateway、ブリティッシュヒルズ、カナダ語学研修などを通して、実際に英語を使う経験を積みます。

中学入学時点では英語に自信がない子も、基礎から段階的に学べます。既に英語力のある子は、学年の標準目標を越えて上位級へ挑戦することも可能です。

少人数だから行事でも一人ひとりが主役になる

体育祭、球技大会、桜華祭、校外学習、沖縄修学旅行などの行事では、生徒一人ひとりに役割が回りやすいことも特徴です。

発表、企画、案内、係活動、班行動などを経験し、自分の意見を伝える力、仲間と協力する力、最後まで責任を持って取り組む姿勢を身につけます。

人前で話すことが苦手な子も、少人数の安心できる環境で小さな役割から経験を重ねることで、少しずつ自信を育てられます。

日本体育大学への進路と他大学への挑戦

高校卒業後は、日本体育大学への系列校推薦を利用できる可能性があります。体育・スポーツだけでなく、教育、児童、健康、医療、スポーツマネジメントなどの分野に関心がある生徒にとって、有力な進路となります。

ただし、進学先は日本体育大学に限定されません。高校では、アドバンストコース、総合進学コース、総合スポーツコースの3コースが設けられ、他大学、短期大学、専門学校などを含む幅広い進路を目指せます。

早稲田大学、立教大学、成蹊大学、日本大学、東洋大学などへの合格実績もあり、本人の学力や目標に合わせて、一般選抜、学校推薦型選抜、総合型選抜などを選択できます。

入試では基礎学力と志望意欲を重視

最新公表の入試では、国語・算数と親子面接を行う一般入試と、親子面接を中心とするAO入試が実施されています。

一般入試では、小学校で学ぶ計算、漢字、読解、割合、速さ、図形などの基礎内容を確実に得点することが重要です。難関校向けの特殊な問題へ取り組むよりも、基本問題の正確性と時間配分を優先しましょう。

面接では、学校を志望した理由、入学後に取り組みたいこと、小学校で努力したことなどを、自分の言葉で伝える必要があります。

AO入試を選ぶ場合も、目立った大会実績や受賞歴だけが評価対象ではありません。スポーツ、習い事、英語、委員会活動など、継続してきたことと、その経験からどのように成長したかを具体的に整理することが大切です。

日体大桜華中学校の主な魅力

  • 先生との距離が近い少人数教育
  • 朝学習や個別指導による手厚い学習支援
  • 日本体育大学系列ならではの専門的なスポーツ施設
  • 高校生と活動できる中高合同の部活動
  • 英会話、英検、国内外研修を組み合わせた英語教育
  • タブレット端末やAI型教材を活用するICT教育
  • 体育祭や桜華祭で一人ひとりが役割を持てる環境
  • 挨拶、礼儀、思いやりを大切にする女子教育
  • 日本体育大学への系列校推薦
  • 他大学や専門学校を含む多様な進路選択

入学前に確認しておきたい点

魅力が多い一方、学校選びでは次の点も確認しておく必要があります。

  • 同学年の人数が少ない環境を本人が心地よいと感じるか
  • 授業や行事で発言・役割を担うことに前向きになれるか
  • スポーツを重視する学校の雰囲気が本人に合うか
  • 希望する部活動へ中学生が入部できるか
  • 部活動の練習量と学習を両立できるか
  • 小川駅から徒歩約15分の通学を6年間続けられるか
  • 高校進学時のコース選択が本人の進路に合っているか
  • 制服、ICT、修学旅行、部活動などの追加費用を負担できるか

特に生徒数の少なさは、丁寧な指導を受けられるという大きな利点である一方、友人関係の選択肢が大規模校ほど多くないという側面もあります。

学校説明会では、現在の生徒数やクラス編成だけでなく、休み時間の過ごし方、先生と生徒の距離感、中学生と高校生の関係も見ておきましょう。

学校説明会や部活動体験で相性を確かめよう

日体大桜華中学校は、偏差値や進学実績だけでは魅力を判断しにくい学校です。少人数の温かな雰囲気、先生の接し方、部活動の練習環境、在校生の挨拶などを、実際に訪れて確認することが重要です。

学校見学では、次の点に注目すると本人との相性を判断しやすくなります。

  • 授業中に生徒が安心して発言しているか
  • 先生が一人ひとりへどのように声を掛けているか
  • 中学生が自然な表情で学校生活を送っているか
  • 高校生が中学生へどのように接しているか
  • 希望する部活動の練習水準や雰囲気が合うか
  • 運動部以外の生徒にも居場所があるか
  • 本人が校内で自分らしく過ごす姿を想像できるか

保護者が学校の教育方針を気に入ることも大切ですが、最終的には本人が「ここで学びたい」「ここなら挑戦できそう」と感じられるかを重視しましょう。

日本体育大学桜華中学校はこんな家庭におすすめ

日本体育大学桜華中学校は、次のような希望を持つ家庭におすすめです。

  • 少人数の女子校で丁寧に育ててもらいたい
  • 学習面と生活面の両方を先生に見守ってほしい
  • スポーツやダンスを中高6年間続けたい
  • 競技を通して礼儀や自己管理能力を身につけたい
  • 英検や海外研修へ段階的に挑戦したい
  • 日本体育大学への進学を選択肢に入れたい
  • 推薦型選抜を含む多様な大学進学を考えたい
  • 挨拶や思いやりを大切にする学校を選びたい

日本体育大学桜華中学校は、少人数の環境で一人ひとりの個性を大切にしながら、学習とスポーツの両面から自信と人間力を育てる女子中高一貫校です。

現在は学習や発表に自信がない子も、先生や仲間に見守られながら、小さな成功体験を積み重ねることができます。既にスポーツやダンスへ取り組んでいる子は、充実した施設と高校生との活動を通して、さらに高い目標へ挑戦できます。

「少人数の中で自分をしっかり見てもらいたい」「好きなスポーツや表現活動を成長につなげたい」「礼儀と思いやりを備えた女性になりたい」という子にとって、日本体育大学桜華中学校は有力な選択肢となるでしょう。

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