神奈川大学附属中学校の入試問題に挑戦!〜2019年度大問4-水の深さと体積〜

中学受験算数

問題

底面が直角二等辺三角形の三角柱の容器に水が入っています。この容器を水平な机の上に置きます。はじめは、図1のように面BDFEを下にして置きます。その後、図2のように面ABCを下にして置きます。

  • (1) 図2の水面の高さは何cmですか。
  • (2) 図2の状態から、容器の外にある量の水を出したところ、水面の高さが7.5cm低くなりました。その後、図1のように面BCFEを下にして置いたとき、水面の高さは何cmになりますか。

解説

  • (1) まずは、図1から水の容積を求めると、
    \((6\times6\div2-1\times1\div)\times18\)
    \(=17.5\times18\)
    より、\(17.5\times18\)㎠とわかります。
    このとき、図2における水面の高さを□cmとおくと、図1・2で水量は変わっていないので、
    \(17.5\times18=6\times6\div2\times□\)
    より、図2の水面の高さは17.5cmとわかります。
    \(\\\)
  • (2) 水面の高さが7.5cm低くなったことから、残った水の量を求めると、
    \(6\times6\div2\times10=180\)
    より、180㎠とわかります。
    このとき、図1の状態で台形の部分を底面と考えると、
    \(\fbox{台形の面積}\times18=180\)
    なので、台形の面積は10㎠とわかります。
    また、△ABCは小さな二等辺三角形と台形からできているので、小さな二等辺三角形の面積は8㎠とわかります。
    ここで、小さな二等辺三角形の1辺の長さを求めると、
    \(\fbox{1辺の長さ}\times\fbox{1辺の長さ}\div2=8\)
    となり、1辺の長さは4cmとわかります。
    以上より、図1の水面の高さは、
    \(6-4=2\)
    より、2cmとわかります。

参考

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