青山学院大学系属浦和ルーテル学院中学校算数入試問題に挑戦!〜2024年度第1回〜[大問3-食塩水と濃度]

中学受験

問題

2つの容器A, Bがあり, 容器Aには10\%の食塩水が150g, 容器Bには20\%の食塩水が250g入っています. 初めに, 容器Aから容器Bに50gの食塩水を移し, 次に容器Bから容器Aに60gの食塩水を移しました. 最後にできた容器Aの食塩水には何gの食塩が溶けていますか. 途中過程の式, 考え方も全て書きなさい.

解説

設問の順に操作を行うと,

  • ① 容器Aから容器Bに50gの食塩水を移す
    • 容器Aには$150\times0.1=15$gの食塩が入っていたので, 50g移すと5g食塩が減り, 容器Bは300gで$250\times0.2+5=55$gの食塩が溶けた食塩水になります.
  • ② 容器Bから容器Aに60gの食塩水を移す
    • 容器Bの60gには$55\div5=11$gの食塩が含まれているので, 最終的に容器Aには$15-5+11=$$21\mbox{g}$の食塩が溶けていることになります.
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