平面図形の作図問題〜特別角の利用編〜 

数学

問題

下の図で、点Dは\(\triangle\)ABCの辺BC上にある点で、\(\angle\)ADB=76°である。図を利用して、辺AC上にあり、\(\angle\)ADP=22°となる点Pを、定規とコンパスを用いて作図しなさい。

解説

設問で与えられている角度の情報は76°のみなので、これと、所謂、特別角(30°・45°・60°など)を用いて22°を作図できないかを考えます。(何故、特別角が出てくるか?というと、特別角が定規とコンパスを用いて作図可能だからです)

この時、60°と76°を使うと、
\(180^\circ-(76^\circ+60^\circ)=44^\circ\)
より、22°の2倍である、44°を求めることができます。

後は、角の二等分線を引けば22°が作図できるので、点Pの位置は、以下の図のようになります。

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