平面図形の求積問題〜複合図形編〜

数学

問題

下の図は、1辺の長さが4cmの正方形と扇形を組み合わせたものである。

  • (1) AとBの周の長さを求めなさい。
  • (2) AとBの面積を求めなさい。

解説

  • (1) AとBの周の長さを分解して考えると、半径2cmの半円が2つと、半径4cmの四分円1つに分けられます。
    ここで、それぞれの長さを求めると、
    \(2\times2\times\pi\times\dfrac{1}{2}\times2+4\times2\times\pi\times\dfrac{1}{4}\)
    \(=6\pi\)
    より、\(6\pi\)cmとわかります。
  • (2) AとBの面積を図のように移動させると、求めたい面積は、半径4cmの四分円から長さ4cmの直角二等辺三角形を引いたものになるので、
    \(4\times4\times\pi\times\dfrac{1}{4}-4\times4\times\dfrac{1}{2}\)
    \(=4\pi-8\)
    より、面積は(\(4\pi-8\))㎠になります。

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