神奈川大学附属中学校の入試問題に挑戦!〜2019年度大問6-図形と規則〜

中学受験算数

問題

同じ長さの棒と粘土玉を使って、何段かの正三角形を作ります。下の図は、4段の正三角形を表しています。

  • (1) Aさんが何段かの正三角形を作ったところ、棒が4本出ている粘土玉が18個ありました。
    • ① Aさんは何段の正三角形を作りましたか。
    • ② Aさんが使った棒は全部で何本ですか。
  • (2) Bさんが何段かの正三角形を作ったところ、棒が6本出ている粘土玉が36個ありました。Bさんが使った粘土玉は全部で何個ですか。

解説

  • (1)①
    まずは、各段で棒が4本出ている粘土玉が何個あるかを数えると、

    のようになります。
    以上より、粘土玉が18個になっているのは、正三角形が7段のときになります。
    *\(\fbox{個数}=3\times(\fbox{段数}-1)\)という関係式を用いても問題ありません。
    \(\\\)
  • (1)②
    今度は、各段における棒の本数を数えると、

    のようになります。
    以上より、正三角形が7段のときの、棒の本数は84本になります。
    *\(\fbox{本数}=(1+\fbox{段数})\times\fbox{段数}\div2\)という関係式を用いても問題ありません。
    \(\\\)
  • (2)
    各段で棒が6本出ている粘土玉が何個あるかを数えると、

    のようになり、36個なのは、正三角形が10段のときとわかります。
    また、正三角形が10段のときの粘土玉の個数を数えると、

    より、66個とわかります。
    *\(\fbox{個数}=(\fbox{段数}+2)\times(\fbox{段数}+1)\div2\)という関係式を用いても問題ありません。

参考

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