早稲田佐賀中学校の算数入試問題に挑戦!〜2024年度1月入試〜[大問1-(4)-鶴亀算と不定方程式]

中学受験

問題

100円玉, 50円玉, 10円玉が合わせて15枚あり, 金額の合計は980円である. このとき50円玉は$\fbox{  }$枚ある.

解説

100円玉が$x$枚, 50円玉が$y$枚, 10円玉が$z$枚あるとすると, 金額の合計は, $100\times x+50\times y+10\times z=980$(円)となります.

ここで両辺を5で割ると, $20\times x+10\times y +2\times z=196$より, 下一桁が6になるためには, $z$の枚数が3, 8, 13枚のいずれかである必要があります.

  • ① $z=3$の場合
    • $20\times x+10\times y =190$から, 両辺を10で割ると$2\times x+y=19$, また, 枚数の情報から$x+y=12$なので, 消去算を用いると(線部図や面積図で解いてもok), $x=7$, $y=5$となります.
  • ② $z=8$枚の場合
    • $20\times x+10\times y =180$から, 両辺を10で割ると$2\times x+y=18$, また, 枚数の情報から$x+y=7$なので, 消去算を用いると, $y$の値が負になるため, 不適となります.
  • ③ $z=13$枚の場合
    • $20\times x+10\times y =170$から, 両辺を10で割ると$2\times x+y=17$, また, 枚数の情報から$x+y=2$なので, 消去算を用いると, $y$の値が負になるため, 不適となります.

以上より, 50円玉は$\fbox{  }=$$5$(枚)とわかります.

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