早稲田佐賀中学校の算数入試問題に挑戦!〜2022年度1月入試〜[大問1(10)-データの活用〜平均値・中央値・最頻値を求める問題〜]

中学受験算数

問題

下の表は, ある小学校の6年1組と2組で行った10点満点の計算テストの得点をまとめたものです. この表からわかることとして正しいものを, ア〜カの中から全て選ぶと◻︎です.

  • ア 1組よりも2組の方が平均点が高い.
  • イ 1組も2組も, 中央値は平均値より低い.
  • ウ 1組も2組も, 中央値と最頻値は等しい.
  • エ 1組と2組を合わせた58人の中央値と最頻値は等しい.
  • オ 1組では, 中央値以下の生徒の人数は, クラス全体の丁度半分です.
  • カ 2組では, 中央値以下の生徒の人数は, クラス全体の丁度半分です.

解説

選択肢にある各種値を求めると,

  • 1組の平均点; $(0\times0+0\times1+1\times2+1\times3+3\times4+6\times5+8\times6+4\times7+2\times8+3\times9+2\times10)\div30=6.2$点
  • 2組の平均点; $(0\times0+1\times1+1\times2+3\times3+3\times4+2\times5+4\times6+5\times7+3\times8+2\times9+4\times10)\div28=6.25$点
  • 1組の中央値; 6点, 2組の中央値; 6.5点
  • 1組の最頻値; 6点, 2組の最頻値; 7点
  • 合計の中央値; 6点, 合計の最頻値; 6点
  • 1組の中央値以下の割合; $(0+0+1+1+3+6+8)\div30\approx0.63$
  • 2組の中央値以下の割合; $(1+1+3+3+2+4)\div28=0.5$

から, 正しいのは◻︎=ア, エ, カとなります.

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