- 学校の概要|「きちんと青春」を掲げる男女別学の中高一貫校
- アクセスと立地環境|久我山の落ち着いた環境で学ぶ杉並区のキャンパス
- 教育方針とカリキュラム|ST・CC・一般クラスで個性に応じた進路を支える
- 学習環境と施設設備|学習センターや図書館が支える文武両道の毎日
- 学校生活と行事|久我山祭・体育祭・修学旅行で育つ主体性
- クラブ活動|ラグビー・サッカー・野球をはじめ全国レベルの文武両道
- 進学実績と卒業後の進路|難関大学合格と國學院大學推薦の両方を視野に
- 学費や諸経費について|中高6年間を見据えて確認したい費用感
- 入試情報と合格の目安|一般・CC入試とST入試の違いを整理
- 併願校パターン|チャレンジ校・標準校・安全校を日程別に検討
- 在校生・保護者の声|文武両道と面倒見のよさへの評価
- この学校に向いている子の特徴|勉強も行事も部活動も全力で取り組みたい子におすすめ
- まとめ|國學院大學久我山中学校は進学力と青春の両立を目指せる学校
学校の概要|「きちんと青春」を掲げる男女別学の中高一貫校
國學院大學久我山中学校は、東京都杉並区久我山にある私立の中高一貫校です。中学校・高等学校を併設し、國學院大學の系列校として、日本の伝統や礼節を大切にしながら、現代社会で活躍できる力を育てています。校地は京王井の頭線「久我山駅」から通いやすい場所にあり、都心へのアクセスと落ち着いた学習環境を両立している点も魅力です。
國學院大學久我山中学校の大きな特色は、男女別学です。共学校でありながら、日々のホームルームや授業は男子部・女子部に分かれて行われます。一方で、学校行事や部活動などでは男女が同じキャンパスで学ぶ環境を生かし、互いに刺激を受けながら成長していきます。完全な男子校・女子校とも、一般的な共学校とも異なる、独自の教育スタイルを持つ学校です。
「きちんと青春」という学校像
國學院久我山を表す言葉としてよく知られているのが、「きちんと青春」です。この言葉には、勉強、部活動、学校行事、友人関係のすべてに全力で取り組みながらも、生活の基本や礼儀、規律を大切にするという学校の姿勢が込められています。
中学・高校時代は、学力を伸ばすだけでなく、人としての土台を作る時期でもあります。國學院久我山では、挨拶、時間を守ること、責任を果たすこと、仲間を思いやることなど、社会に出てからも必要となる基本を学校生活の中で身につけていきます。自由さだけを前面に出すのではなく、規律ある環境の中で、のびやかに青春を送ることを大切にしている学校といえるでしょう。
創立以来受け継がれる「学園三箴」
國學院大學久我山中学校の教育の根幹には、創立以来受け継がれてきた「学園三箴」があります。これは、学校生活の中で生徒が大切にすべき実践目標として示されているもので、久我山教育の柱となっています。
| 学園三箴 | 育てたい姿勢 |
|---|---|
| 規律を守り誇りと勇気をもって責任を果たそう | 自分の役割を理解し、責任を持って行動する姿勢 |
| たがいに感謝の心をいだき明るいきずなを作ろう | 周囲への感謝を忘れず、仲間との信頼関係を築く姿勢 |
| たゆまざる努力に自らを鍛えたくましく生きよう | 困難に向き合い、努力を重ねて自分を鍛える姿勢 |
この学園三箴は、単なる標語ではありません。授業、生活指導、部活動、学校行事の中で、生徒が日々意識する行動指針になっています。國學院久我山の教育には、学力を伸ばすことと同時に、人として当たり前のことをきちんと行う力を育てる姿勢があります。
男女別学で、それぞれの特性を伸ばす
國學院久我山の男女別学は、学校の個性を語るうえで欠かせない特徴です。男子と女子が同じ学校に在籍しながら、授業やホームルームは別々に行われるため、それぞれの成長段階や学び方の違いに応じた指導がしやすくなっています。
男子部では、文武両道を意識しながら、学習、部活動、学校行事に力強く取り組む雰囲気があります。女子部では、学力の伸長に加えて、表現力や発信力、礼法や伝統文化を大切にした教育も重視されています。男女が完全に分かれているわけではなく、同じキャンパスの中で学校行事や部活動を通じた交流もあるため、別学の集中しやすさと共学的な広がりをあわせ持つ環境です。
ST・CC・一般クラスによる多様な進路設計
國學院大學久我山中学校には、生徒の目標や適性に応じたクラス体系があります。難関国公立大学や医学部を目指すSTクラス、女子の発信力や国際的な視野を育てるCCクラス、幅広い進路に対応する一般クラスがあり、それぞれの進路目標に応じた学びが進められます。
STクラスは、より高い学力目標を持つ生徒が集まり、早い段階から発展的な学習に取り組むクラスです。CCクラスは女子のみのクラスで、国際社会で活躍する女性の育成を意識し、英語力や発信力を伸ばすことを重視しています。一般クラスでは、國學院大學への推薦制度も視野に入れながら、生徒一人ひとりの適性に応じた進路選択を支えていきます。
國學院大學とのつながり
國學院久我山は、國學院大學の系列校として、大学とのつながりを持っています。國學院大學への優先入学推薦制度があり、文学部、経済学部、法学部、神道文化学部、人間開発学部、観光まちづくり学部などへの進学を視野に入れることができます。
一方で、國學院大學への推薦だけに進路が限定される学校ではありません。東京大学をはじめとする国公立大学、早慶上理、GMARCHなど、他大学を目指す生徒も多くいます。系列大学への進学ルートを持ちながら、外部大学受験にも対応できる点は、國學院久我山の進路面での強みです。
國學院大學久我山中学校の基本情報
| 学校名 | 國學院大學久我山中学校 |
|---|---|
| 所在地 | 東京都杉並区久我山1-9-1 |
| 学校種別 | 私立中高一貫校、男女別学 |
| 創立 | 1944年 |
| 建学の柱 | 学園三箴、國學院大學の建学の精神、日本の伝統を重んじる教育 |
| 主なクラス | STクラス、CCクラス、一般クラス |
| 特色 | 男女別学、文武両道、國學院大學への推薦制度、難関大学進学指導、伝統文化教育 |
國學院大學久我山中学校は、規律ある学校生活の中で、学習にも部活動にも行事にも全力で取り組みたい生徒に向いた学校です。男女別学という独自の教育環境のもとで、それぞれの特性を伸ばしながら、大学進学に向けた学力と、人としての基本を同時に育てていきます。
中学受験においては、STクラスの難度や進学実績に注目が集まりやすい一方で、國學院久我山の本質は、日々の生活を大切にしながら生徒を鍛える教育にあります。「きちんと青春」という言葉の通り、勉強も学校生活も中途半端にせず、6年間を通じてたくましく成長したい生徒にとって、魅力の大きい中高一貫校といえるでしょう。
アクセスと立地環境|久我山の落ち着いた環境で学ぶ杉並区のキャンパス
國學院大學久我山中学校は、東京都杉並区久我山に位置しています。最寄り駅は京王井の頭線「久我山駅」で、駅から学校までは徒歩圏内です。また、京王線「千歳烏山駅」方面からバスを利用するルートもあり、井の頭線沿線だけでなく、京王線沿線や世田谷方面からも通学を検討しやすい立地です。
久我山は、都心へのアクセスを確保しながらも、住宅地としての落ち着きが感じられるエリアです。渋谷、吉祥寺、明大前方面への移動もしやすく、都内西部や城西エリア、世田谷区、杉並区、武蔵野市、三鷹市方面から通いやすい学校といえます。中高6年間を過ごす学校として、通学利便性と落ち着いた学習環境のバランスが取れている点は大きな魅力です。
久我山駅から通いやすい落ち着いた通学環境
久我山駅周辺は、にぎやかな繁華街というよりも、住宅街としての穏やかな雰囲気があります。駅から学校へ向かう道のりも比較的落ち着いており、中学生が日々通学する環境として安心感があります。毎日の登下校を考えると、学校周辺の雰囲気は、偏差値や進学実績と同じくらい大切な判断材料になります。
國學院久我山は、男子部・女子部の校舎がある大きなキャンパスを持ち、学習、部活動、学校行事を同じ敷地内で展開できる環境が整っています。都心に近い学校でありながら、校内には運動施設や学習施設もそろっており、文武両道を実践しやすいキャンパスになっています。
井の頭線・京王線方面から通いやすい立地
京王井の頭線を利用する場合、渋谷方面、吉祥寺方面のどちらからもアクセスしやすい点が特徴です。井の頭線は明大前駅で京王線と接続しているため、調布、府中、笹塚、新宿方面からも通学ルートを組みやすくなります。また、千歳烏山駅方面からバスを利用できるため、京王線沿線の家庭にとっても選択肢に入りやすい学校です。
中学受験では、通学時間が長くなりすぎると、家庭学習や睡眠時間、部活動との両立に影響することがあります。國學院久我山のように複数方面から通学ルートを考えられる学校は、6年間の生活リズムを安定させやすい点でも検討しやすいでしょう。
学校周辺の落ち着きは、学習と部活動の両立を支える
國學院久我山は、学習面だけでなく、ラグビー、サッカー、野球などの部活動でも知られる学校です。部活動に力を入れる生徒にとって、毎日の通学負担が大きすぎないことは重要です。授業後に部活動に参加し、帰宅後に家庭学習を行う生活を考えると、通学環境は学校生活全体の安定に直結します。
また、久我山周辺の落ち着いた環境は、規律ある学校生活を大切にする國學院久我山の校風とも合っています。学校が掲げる「きちんと青春」という言葉の通り、日々の学習、部活動、行事に集中しながら、中高6年間を着実に積み重ねていく環境が整っています。
主なアクセス情報
| 所在地 | 東京都杉並区久我山1-9-1 |
|---|---|
| 最寄り駅 | 京王井の頭線「久我山駅」 |
| 主な通学ルート | 久我山駅から徒歩、または京王線「千歳烏山駅」方面からバス利用 |
| 周辺環境 | 杉並区久我山の落ち着いた住宅地に位置し、学習と部活動に集中しやすい環境 |
| 通学面の特徴 | 井の頭線・京王線沿線から通いやすく、都内西部や城西エリアからの通学を検討しやすい |
國學院大學久我山中学校の立地は、都市部へのアクセスと、落ち着いた学校環境を両立した通いやすい環境です。久我山駅を利用する井の頭線ルートに加え、千歳烏山駅方面からのバスルートもあり、家庭の所在地に応じて通学方法を選びやすい点が特徴です。
中学受験で國學院久我山を検討する際には、STクラスやCCクラス、進学実績、部活動の活躍だけでなく、毎日通う場所としての環境も確認しておきたいところです。学校説明会や久我山祭などで実際に足を運び、駅からの距離、周辺の雰囲気、校内の広さや落ち着きを親子で確かめておくと、入学後の生活をより具体的にイメージしやすくなるでしょう。
教育方針とカリキュラム|ST・CC・一般クラスで個性に応じた進路を支える
國學院大學久我山中学校の教育は、「きちんと青春」という言葉に象徴されます。これは、勉強だけ、部活動だけ、行事だけに偏るのではなく、学校生活のすべてに真剣に取り組みながら、規律ある生活の中で自分を鍛えていくという考え方です。中高6年間を通じて、学力、人間性、体力、礼儀、責任感をバランスよく育てることを重視しています。
國學院久我山の大きな特色は、男女別学と複数のクラス体系です。男子と女子が同じ学校に在籍しながら、授業やホームルームは男女別に行われます。そのうえで、進路目標や学習特性に応じて、STクラス、一般クラス、女子CCクラスが設けられています。生徒一人ひとりの目標に合わせて、学習内容や進路指導を組み立てていく点が特徴です。
男女別学で学習に集中しやすい環境をつくる
國學院久我山は、共学校でありながら、日々の授業やホームルームでは男女別学を採用しています。男子部と女子部を分けることで、それぞれの成長段階や学習への取り組み方に応じた指導がしやすくなっています。
男子部では、学習と部活動を高いレベルで両立しながら、たくましく努力を重ねる姿勢を育てます。女子部では、学力の伸長に加えて、発信力、表現力、礼法や伝統文化を大切にした教育が行われます。一方で、学校行事や部活動では男女が同じキャンパスで活動する場面もあり、別学の集中しやすさと共学的な広がりをあわせ持っている点が、國學院久我山ならではの特徴です。
STクラス|最難関大学を目指す発展型カリキュラム
STクラスは、東京大学をはじめとする難関国公立大学、医学部医学科、早慶上理などの最難関大学を目指す生徒のためのクラスです。男子・女子ともに設置されており、入試段階からSTクラスを目指す受験生も多くいます。
STクラスの大きな特徴は、中学3年次から高校課程の学習に入る先取りカリキュラムです。中学1年の段階から授業進度は速めに設定され、基礎を固めながらも発展的な内容へ進んでいきます。高校3年の1学期までには、多くの科目で大学受験に必要な学習範囲を終え、2学期以降は大学入試に向けた実戦的な演習へ移行します。
STクラスでは、高い目標を持つ仲間と切磋琢磨できる環境があります。一方で、授業進度が速く、家庭学習も重要になるため、入学後は毎日の復習や課題への取り組みを軽く見ないことが大切です。難関大学を目指す意欲があり、学習にも部活動にも前向きに取り組める生徒に向いたクラスといえるでしょう。
一般クラス|幅広い進路に対応するバランス型の学び
一般クラスは、國學院大學への推薦進学を視野に入れながら、他大学受験にも対応できる学力を育てるクラスです。男子・女子それぞれに設けられており、生徒の興味や適性に応じて、多様な進路選択を支えていきます。
一般クラスだからといって、学習面が緩やかすぎるわけではありません。中高6年間を通じて基礎学力を固め、定期試験や日々の課題に取り組みながら、自分に合った進路を探していきます。國學院大學への推薦制度を活用する生徒もいれば、早慶上理、GMARCH、国公立大学などを目指して外部受験に挑戦する生徒もいます。
一般クラスの魅力は、系列大学への進学ルートと、他大学受験への挑戦を両方視野に入れられる点にあります。入学時点で明確な志望大学が決まっていなくても、6年間の学習や学校生活を通じて、本人に合った進路を考えていくことができます。
女子CCクラス|国際社会で活躍する女性を育てる
女子部には、CCクラスが設置されています。CCは、女子の発信力やコミュニケーション力を伸ばし、国際社会で活躍できる女性を育てることを目的としたクラスです。英語力を高めることはもちろん、自分の考えを持ち、それを相手に伝える力を重視しています。
CCクラスでは、語学力、表現力、探究的な学びを通じて、世界や社会に目を向ける姿勢を育てます。大学進学に向けた学力を養いながら、将来、国内外で主体的に行動できる女性を目指す点が特徴です。女子教育に力を入れたい家庭や、英語・国際理解・発信力に関心がある受験生にとって、注目しやすいクラスといえるでしょう。
伝統文化教育と礼法・武道
國學院久我山は、國學院大學の系列校として、日本の伝統や文化を大切にする教育も特徴です。男子は剣道・柔道などの武道に取り組み、礼儀や集中力、心身を鍛える姿勢を学びます。女子は華道、茶道、礼法などを通じて、美しい所作や相手を思いやる心を育てます。
こうした教育は、単なる形式的な作法の習得ではありません。相手を尊重すること、場に応じた振る舞いを身につけること、自分を律することは、大学進学後や社会に出てからも大切な力になります。國學院久我山では、学力と同時に、礼節や日本文化への理解を育てることも重視されています。
ICTを活用した学習環境
國學院久我山では、ICTを活用した学習環境も整えられています。1人1台のiPadを活用し、授業での資料共有、課題提出、調べ学習、発表活動などに役立てています。また、校内には無線ネットワーク環境も整えられており、日々の学習を支えるインフラが整備されています。
ICT教育で大切なのは、端末を使うことそのものではなく、情報を適切に選び、考えを整理し、相手に伝わる形で表現する力を育てることです。STクラス、CCクラス、一般クラスのいずれにおいても、ICTを学習の道具として活用しながら、主体的に学ぶ姿勢を育てています。
各クラスの特徴まとめ
| クラス | 対象 | 主な特色 | 目指す進路 |
|---|---|---|---|
| STクラス | 男子・女子 | 中3から高校課程に入る先取り学習。授業進度が速く、発展的な学習を重視 | 難関国公立大学、医学部医学科、早慶上理など |
| 一般クラス | 男子・女子 | 基礎学力を固めながら、系列大学推薦と他大学受験の両方を視野に入れる | 國學院大學、GMARCH、他私立大学、国公立大学など |
| CCクラス | 女子のみ | 英語力、発信力、国際理解を重視。社会で活躍する女性を育てる | 国際系・文系・総合大学など、幅広い進路 |
國學院久我山の教育で育つ力
- 規律ある生活の中で、自分を律する力
- 日々の授業と家庭学習を積み重ねる学習習慣
- 難関大学や希望進路に向けて努力を続ける力
- 部活動や行事にも全力で取り組む文武両道の姿勢
- 礼法や武道を通じて身につける礼儀と品格
- ICTや発表活動を活用して自分の考えを伝える力
國學院大學久我山中学校の教育方針とカリキュラムは、男女別学の環境を生かしながら、生徒の目標や個性に応じて進路を支える点に大きな特色があります。STクラスで最難関大学を目指す道、一般クラスで系列大学推薦や外部大学受験を視野に入れる道、女子CCクラスで発信力や国際感覚を伸ばす道があり、生徒の可能性を広げる仕組みが整っています。
中学受験で國學院久我山を検討する際には、偏差値や入試倍率だけでなく、入学後にどのクラスでどのように学びたいかを親子で考えておくことが大切です。勉強、部活動、行事、礼節のすべてにしっかり取り組みながら、6年間でたくましく成長したい生徒にとって、國學院久我山は魅力的な中高一貫校といえるでしょう。
学習環境と施設設備|学習センターや図書館が支える文武両道の毎日
國學院大學久我山中学校の学習環境は、学習、部活動、学校行事、生活指導をバランスよく支えるように整えられています。杉並区久我山の落ち着いたキャンパスには、男子部・女子部の教室、学習センター、図書館、CALL教室、理科会館、人工芝グラウンド、カフェテリア、錬成館などがあり、日々の学校生活を支える施設がそろっています。
國學院久我山は、進学実績だけでなく、ラグビー、サッカー、野球などの部活動でも知られる学校です。そのため、施設設備も「学ぶ場所」と「体を鍛える場所」の両方が大切にされています。勉強だけに偏るのではなく、授業、部活動、行事、食事、休憩、自習まで含めて、文武両道を実践しやすい環境が整っている点が特徴です。
自然と調和するキャンパス
國學院久我山のキャンパスには、都心から近い学校でありながら、自然を感じられる空間があります。公式サイトでは、文科会館裏のエゴノキ、自転車置き場の菖蒲、ラグビー部全国制覇を祝して植えられた月桂樹、校門から理科会館まで続くけやき並木などが紹介されています。こうした緑の存在は、日々の学校生活に落ち着きと季節感を与えています。
一方で、学習設備は近代的で機能的に整えられています。自然に囲まれた雰囲気と、進学校としての学びを支える設備が両立している点は、國學院久我山のキャンパスの大きな魅力です。落ち着いた環境の中で学びながら、学校全体に活気があるという久我山らしさが、施設面にも表れています。
学びの道と学習センター
正門から理科会館を経て学習センターへ向かう約80mの通路は、「学びの道」と呼ばれています。インターロッキングによって整備されたこの道には、「学びのプロセス」というテーマが込められており、校内を歩く中にも教育的な意味が感じられます。
学習センターは、自習室、CALL教室、カフェテリア、図書館などを備えた複合的な施設です。「自然との共生」をコンセプトに、吹き抜けを生かした開放感のある空間として設計されています。生徒が授業を受けるだけでなく、自分で学び、調べ、友人と刺激し合いながら過ごす場として機能しています。
図書館と自習環境で学びを深める
久我山図書館は、生徒の読書や調べ学習、自主学習を支える重要な施設です。公式サイトでは、図書館のお知らせ、利用案内、推薦図書リスト、調べ学習の手引き、蔵書検索などが整えられており、生徒が本や資料にアクセスしやすい環境が用意されています。:contentReference[oaicite:1]{index=1}
中高一貫校では、授業で扱う知識を深めるだけでなく、自分で問いを立て、必要な資料を探し、考えをまとめる力が重要になります。図書館や自習室が整っていることは、定期試験対策や大学受験準備だけでなく、探究的な学びやレポート作成にもつながります。
特にSTクラスやCCクラスでは、発展的な学習や発表活動、英語や探究的な学びが重視されるため、図書館や自習環境の活用は大きな意味を持ちます。授業を受けるだけでなく、放課後や空き時間に自ら学ぶ習慣をつくることが、6年間の成長につながっていきます。
CALL教室とICT環境
國學院久我山には、語学学習を支えるCALL教室もあります。英語の音声教材や視聴覚教材を活用し、リスニング、発音、表現力を高める学習に役立てられています。特に女子CCクラスのように、英語力や発信力を重視するコースにとって、語学学習を支える環境は重要です。
また、現在の学校生活ではICTの活用も欠かせません。1人1台のiPadを活用した学習や、校内ネットワークを利用した情報共有、資料閲覧、課題提出、発表準備などにより、生徒が主体的に学ぶための環境が整えられています。ICTは単なる便利な道具ではなく、情報を整理し、自分の考えを伝える力を伸ばすための手段として活用されています。
理科会館と実験・観察の学び
理科会館には、理科の学習を支える施設が整えられています。理科の授業では、実験や観察を通じて、知識を実感を伴って理解することが大切です。中学段階から実験に触れることで、自然現象への関心や、仮説を立てて考える力、結果を分析する力を養っていきます。
國學院久我山では、STクラスをはじめとして理系進学を目指す生徒も多くいます。理科会館や実験設備は、理系志望者だけでなく、すべての生徒にとって、科学的に物事を考える基礎を育てる場になります。単に知識を暗記するのではなく、自分の目で見て、手を動かして考える学びができる点は大きな強みです。
カフェテリアと日常の居場所
校内にはカフェテリアも設けられています。公式サイトでは、カフェテリア内での食事に加え、テイクアウトも可能で、事前に食券を購入すれば待たずに受け取って教室で食べられることが案内されています。:contentReference[oaicite:2]{index=2}
中高6年間の学校生活では、昼食や休憩の時間も大切です。カフェテリアは、生徒が食事をとるだけでなく、友人と過ごし、気持ちを切り替える場所にもなります。部活動や講習で学校にいる時間が長くなる日にも、校内に食事を支える環境があることは安心材料です。
人工芝グラウンドと運動施設
國學院久我山は、部活動の活躍でもよく知られる学校です。人工芝グラウンドをはじめとする運動施設は、体育の授業や部活動で活用されています。ラグビー部、サッカー部、野球部など、全国レベルで注目されるクラブがある学校だからこそ、日々の練習を支える運動環境は重要です。
また、男子部・女子部の教育には、体力や礼儀を育てる要素も含まれています。男子は武道、女子は礼法や伝統文化を学ぶ機会があり、身体を動かすことや所作を整えることを通じて、心身を鍛えていきます。運動施設は、単なる競技の場ではなく、久我山らしい文武両道を支える場所でもあります。
錬成館と伝統文化教育
錬成館は、男女別学の特色が表れる施設の一つです。公式サイトでは、女子棟が茶道や華道、男子棟がクラブ合宿などに活用される施設として紹介されています。國學院久我山では、女子の茶道・華道・礼法、男子の武道など、日本の伝統文化や礼節を学ぶ教育が大切にされています。
こうした施設があることで、単に教室で知識を学ぶだけでなく、礼儀、所作、集中力、共同生活の姿勢などを体験的に身につけることができます。國學院大學の系列校として、日本文化や伝統を重んじる教育が、施設面にも反映されています。
主な施設設備
| 施設 | 主な内容 |
|---|---|
| 本館 | 男子部の教室を中心とした校舎 |
| 西2号館 | 女子部の教室を中心とした校舎 |
| 学びの道 | 正門から理科会館、学習センターへ続く通路。学びのプロセスをテーマに整備 |
| 学習センター | 自習室、CALL教室、カフェテリア、図書館などを備えた複合施設 |
| 久我山図書館 | 読書、調べ学習、自主学習、蔵書検索などに活用できる学習拠点 |
| CALL教室 | 英語の音声・視聴覚教材を活用した語学学習を支える教室 |
| 理科会館 | 理科実験や観察、階段教室での学習などに活用される施設 |
| カフェテリア | 食事やテイクアウトに対応し、昼食や休憩を支える施設 |
| 人工芝グラウンド | 体育の授業や部活動で活用される運動施設 |
| 錬成館 | 女子棟では茶道・華道、男子棟ではクラブ合宿などに活用 |
國學院大學久我山中学校の施設設備は、学習環境と運動環境の両方が整っている点に特徴があります。学習センター、図書館、CALL教室、理科会館は日々の授業や自学自習を支え、人工芝グラウンドや錬成館は部活動や伝統文化教育を支えています。
中学受験で國學院久我山を検討する際には、進学実績や入試倍率だけでなく、入学後にどのような環境で6年間を過ごすのかも見ておきたいところです。國學院久我山は、勉強にも部活動にも行事にも本気で取り組める環境を持ち、「きちんと青春」を実感しながら成長できる学校といえるでしょう。
学校生活と行事|久我山祭・体育祭・修学旅行で育つ主体性
國學院大學久我山中学校の学校生活は、「きちんと青春」という言葉にふさわしく、学習、部活動、学校行事のすべてに全力で取り組む雰囲気があります。日々の授業や家庭学習を大切にしながら、行事では仲間と協力し、部活動では目標に向かって努力を重ねる。そうした6年間の積み重ねを通じて、生徒は学力だけでなく、責任感、協調性、自主性、自律心を育てていきます。
國學院久我山の行事は、男子部・女子部がそれぞれ独自に行うものと、男女が共同で行うものがあります。男女別学の特色を生かし、男子・女子それぞれの成長段階や教育目標に応じた行事が用意されている一方で、久我山祭のように学校全体で取り組む大きな行事もあります。別学の集中しやすさと、同じ学校としての一体感を両方感じられる学校生活です。
入学直後から学校生活に慣れる行事
4月には、入学式や新入生歓迎会が行われます。中学受験を終えて入学したばかりの生徒にとって、新しい環境に慣れることは大きな課題です。新入生歓迎会では、先輩や同級生との関わりを通じて、久我山での学校生活を少しずつ実感していきます。
中学1年生では、写生会や自然体験教室なども行われます。教室での授業だけでなく、自然や校外での体験を通じて、友人関係を築き、学年のまとまりを作っていく機会になります。入学直後の時期に、学習以外の場で仲間と関われることは、中学校生活の安心感にもつながります。
中学体育祭と久我山祭で育つ団結力
國學院久我山の行事の中でも、生徒の熱量が表れやすいのが中学体育祭と久我山祭です。体育祭では、競技や応援を通じて、クラスや学年の団結力が高まります。勝敗に向けて真剣に取り組む中で、仲間を励ますこと、役割を果たすこと、最後までやり抜くことの大切さを学びます。
久我山祭は、中学・高校が一体となって行う大きな文化祭です。クラスや部活動、委員会などが企画や発表を行い、日頃の活動成果や学校の雰囲気を来場者に伝える場になります。準備期間には、企画を考え、役割を分担し、仲間と協力しながら一つのものを作り上げていきます。
こうした行事は、単に楽しい思い出を作るためだけのものではありません。予定を立てる力、人に伝える力、意見を調整する力、責任を持って行動する力など、教室の授業だけでは身につきにくい力を育てる機会になります。國學院久我山が大切にする自立と自律は、こうした行事の中でも育まれていきます。
男女別学ならではの行事
國學院久我山では、男女別学の教育方針を反映した行事も用意されています。中学1年・2年の自然体験教室は男女別に行われ、男子部・女子部それぞれの雰囲気の中で、仲間との関係を深めます。高校段階では、男子のテーブルマナー教室や武道大会、女子の食卓作法や創作ダンス発表会など、男女それぞれの教育目標に応じた行事も行われます。
男子部では、武道や体育的な行事を通じて、礼儀、集中力、たくましさを養います。女子部では、礼法や表現活動を通じて、所作、品位、発信力を育てる機会があります。男女が同じ学校に在籍しながら、それぞれに合った形で成長できる点は、國學院久我山の大きな特色です。
芸術鑑賞や校外学習で視野を広げる
中学では芸術鑑賞会や校外学習も行われます。芸術鑑賞会では、日常の授業では触れにくい音楽、演劇、伝統芸能などに接することで、感性を広げます。國學院久我山は、日本の伝統や礼節を大切にする学校でもあるため、こうした文化的な体験は、教養を深める大切な機会になります。
校外学習では、学校を離れた場所で実際に見たり聞いたりする経験を通じて、学びを広げます。教科書で得た知識を現地で確かめたり、友人と協力しながら行動したりすることで、学習内容がより立体的になります。学校生活の中に体験的な学びがあることは、中高一貫校で過ごす6年間を豊かにしてくれます。
発表活動で自分の考えを伝える
中学では、「今、私の思うこと」発表会も行われます。これは、生徒が自分の考えをまとめ、他者に向けて発表する機会です。自分の意見を持つこと、それを言葉にすること、聞き手に伝わるように構成することは、これからの学びに欠かせない力です。
特に女子CCクラスでは発信力や表現力を重視しており、こうした発表活動との相性もよいといえます。STクラスや一般クラスの生徒にとっても、自分の考えを論理的に伝える力は、大学受験や大学進学後の学びにつながっていきます。
国際理解や体験学習につながる希望制プログラム
國學院久我山では、希望者を対象としたプログラムも用意されています。海外語学研修、理科巡検、東北被災地体験学習、富士御来光登山、Global Leadership Workshopなど、通常の授業や行事に加えて、関心に応じて視野を広げられる機会があります。
これらのプログラムは、学年や希望者によって参加形態が異なりますが、学校生活をより深く、より広くする選択肢になります。理科に関心のある生徒、国際的な学びに触れたい生徒、社会課題を体験的に学びたい生徒にとって、こうした行事は自分の関心を広げるきっかけになります。
主な学校行事
| 時期 | 主な行事 | 内容 |
|---|---|---|
| 4月 | 入学式、新入生歓迎会、写生会 | 新しい学校生活に慣れ、同級生や先輩との関係を作る時期 |
| 5月 | 自然体験教室 | 中学1年で実施。男女別に行われ、仲間との関係を深める |
| 6月 | 芸術鑑賞会 | 文化や芸術に触れ、感性や教養を広げる |
| 7月・8月 | English Summer Camp、Tokyo Global Gateway、富士御来光登山、海外語学研修、理科巡検、東北被災地体験学習 | 希望者や対象学年に応じて、語学、理科、社会課題、自然体験などに触れる |
| 9月 | 中学体育祭、自然体験教室 | 体育祭で団結力を育て、中学2年では男女別の自然体験教室を実施 |
| 10月 | 創立記念日、久我山祭 | 学校の歴史を意識しながら、文化祭で日頃の活動成果を発表する |
| 11月 | クラス合唱会 | 女子行事として、仲間と一つの表現を作り上げる経験を重ねる |
| 12月・1月 | スキー教室、寒稽古、武道大会 | 希望者や男子行事を中心に、心身を鍛える機会がある |
| 2月 | 校外学習、「今、私の思うこと」発表会、部活動表彰式 | 体験学習や発表活動を通じて、学年の成長を振り返る |
| 3月 | 中学卒業式、校外学習、修学旅行、理科巡検、Global Leadership Workshop | 中学3年間を締めくくり、高校段階への意識を高める |
國學院大學久我山中学校の学校生活は、規律ある日常と、活気ある行事が両立している点に特徴があります。授業や学習習慣を大切にしながら、体育祭や久我山祭では仲間と一緒に全力で取り組み、校外学習や発表活動では視野を広げていきます。
中学受験で國學院久我山を検討する際には、進学実績や入試倍率だけでなく、行事や学校生活の雰囲気も見ておきたいところです。國學院久我山は、勉強、部活動、行事をどれも中途半端にせず、規律の中で充実した青春を送りたい生徒にとって、魅力的な中高一貫校といえるでしょう。
クラブ活動|ラグビー・サッカー・野球をはじめ全国レベルの文武両道
國學院大學久我山中学校のクラブ活動は、学校のスローガンである「きちんと青春」を体現する大切な場です。授業や家庭学習にしっかり取り組みながら、放課後は部活動にも全力で向き合う生徒が多く、学校全体に文武両道の空気が流れています。
國學院久我山といえば、ラグビー部、サッカー部、野球部など、全国レベルで知られる運動部の印象が強い学校です。一方で、中学段階では運動部だけでなく、吹奏楽部、写真部、美術部、ESS部、鉄道研究部、茶道部、華道部、理科部などの文化部も充実しており、生徒の興味や適性に応じて幅広い活動を選ぶことができます。
中学運動部|体力・礼儀・粘り強さを育てる
中学の運動部には、陸上競技部、ラグビー部、剣道部、サッカー部、バスケットボール部、柔道部、弓道部、バレー部、卓球部、硬式テニス部、バドミントン部、ダンス部などがあります。男子のみ、女子のみ、男女で活動する部などがあり、男女別学の特色を反映しながら、それぞれの活動に取り組んでいます。
國學院久我山の運動部では、競技力の向上だけでなく、礼儀、集中力、仲間を支える姿勢も大切にされています。たとえば、剣道部や柔道部では武道を通じて礼節や心身の鍛錬を学び、ラグビー部やサッカー部、バスケットボール部ではチームで目標に向かう力を育てます。
中学生にとって部活動は、単に体を動かす時間ではありません。先輩・後輩の関係を学び、自分の役割を果たし、勝敗や失敗から次に向かう姿勢を身につける場です。國學院久我山の運動部は、規律ある学校生活の中で、たくましく努力する力を育てる環境といえるでしょう。
高校につながる全国レベルの運動部
國學院久我山は、高校の運動部の活躍でも広く知られています。特にラグビー部は全国的な実績を持つ伝統ある部活動であり、サッカー部や野球部も高い目標を掲げて活動しています。学校公式の野球部紹介でも、ラグビー部の日本一やサッカー部の全国大会準優勝などに触れながら、同じ学内に高い目標を持つ仲間がいる環境が紹介されています。
こうした高校部活動の存在は、中学生にとっても大きな刺激になります。中学から同じ学校で過ごすことで、身近な先輩たちが本気で競技に取り組む姿を見ながら、自分も目標を持って努力する意識が育ちます。部活動に本気で取り組みたい生徒にとって、國學院久我山は非常に魅力的な環境です。
中学文化部|探究・表現・創作の場も充実
文化部も、國學院久我山の学校生活を支える大切な柱です。中学文化部には、写真部、吹奏楽部、音楽部、美術部、囲碁将棋部、ESS部、アニメーション研究部、書道部、鉄道研究部、筝曲部、茶道部、華道部、パソコン部、演劇部、理科部、家庭科部、女声合唱部などがあります。
理科部やパソコン部のように探究的な活動を行う部、ESS部のように英語や国際理解に関わる部、吹奏楽部や女声合唱部のように音楽表現に取り組む部、茶道部や華道部のように日本文化に触れる部など、活動内容は多彩です。運動が得意な生徒だけでなく、表現、研究、制作、語学、文化に関心のある生徒も、自分に合った居場所を見つけやすいでしょう。
國學院大學の系列校として、日本の伝統や礼節を大切にする学校であることも、文化部の活動に表れています。茶道、華道、筝曲、書道などの活動は、単に技術を身につけるだけでなく、所作や感性、相手を思いやる心を育てる機会にもなります。
部活動と学習の両立を重視
國學院久我山の部活動で大切なのは、競技や活動に打ち込むだけでなく、学習との両立を図ることです。公式の野球部紹介でも、目標に向けて練習に励む一方で、高校生としての本分である勉強にも高いレベルが求められることが示されています。これは、野球部だけでなく、学校全体に通じる文武両道の考え方です。
中学段階から部活動に熱中することは、学校生活を豊かにします。ただし、授業や課題をおろそかにしてよいわけではありません。國學院久我山では、部活動で得た集中力や粘り強さを、学習にも生かすことが期待されます。忙しい中で時間を管理し、限られた時間で成果を出す経験は、大学受験や将来の生活にもつながります。
主なクラブ活動
| 分類 | 主なクラブ | 特徴 |
|---|---|---|
| 中学運動部 | 陸上競技部、ラグビー部、剣道部、サッカー部、バスケットボール部、柔道部、弓道部、バレー部、卓球部、硬式テニス部、バドミントン部、ダンス部など | 競技力だけでなく、礼儀、体力、粘り強さ、チームワークを育てる |
| 中学文化部 | 写真部、吹奏楽部、音楽部、美術部、囲碁将棋部、ESS部、アニメーション研究部、書道部、鉄道研究部、筝曲部、茶道部、華道部、パソコン部、演劇部、理科部、家庭科部、女声合唱部など | 探究、表現、創作、語学、日本文化など、幅広い興味関心を深められる |
| 高校運動部 | 野球部、ラグビー部、サッカー部、陸上競技部、バスケットボール部、剣道部、柔道部、弓道部、テニス部など | 全国レベルの実績を持つ部もあり、高い目標に向かう雰囲気がある |
| 高校文化部 | 吹奏楽部、ESS部、理科部、演劇部、書道部、美術部、鉄道研究部、茶道部、華道部、パソコン部など | 中学から高校まで継続して、専門性や表現力を深められる |
部活動を通じて育つ力
- 目標に向かって努力を続ける力
- 仲間と協力し、チームのために行動する力
- 先輩・後輩の関係から学ぶ礼儀や責任感
- 失敗や悔しさを次につなげる粘り強さ
- 限られた時間で学習と活動を両立する力
- 自分の興味や得意分野を深める探究心
國學院大學久我山中学校のクラブ活動は、進学校としての学習環境と、全国レベルの部活動を含む活気ある学校生活が両立している点に魅力があります。運動部では体力や精神力を鍛え、文化部では興味や表現力を伸ばし、生徒一人ひとりが自分らしい形で学校生活に関わることができます。
中学受験で國學院久我山を検討する際には、進学実績や入試難度だけでなく、入学後にどのような放課後を過ごすのかも大切です。國學院久我山は、勉強にも部活動にも本気で取り組み、「きちんと青春」を実感したい生徒に向いた学校といえるでしょう。
進学実績と卒業後の進路|難関大学合格と國學院大學推薦の両方を視野に
國學院大學久我山中学校・高等学校は、系列大学への推薦制度と、難関大学を目指す進学指導の両方を持つ学校です。國學院大學の系列校として優先入学推薦制度がある一方で、実際には他大学受験に挑戦する生徒も多く、国公立大学、早慶上理、GMARCH、理工系大学、医療系大学など、幅広い進路実績を残しています。
公式サイトでは、國學院大學への推薦入学者がいる一方、他大学受験に挑戦する生徒が多いことも説明されています。系列大学への進学ルートを持ちながら、外部大学受験にも力を入れられる点は、國學院久我山の進路面での大きな特徴です。
令和8年度の主な大学合格実績
令和8年度の大学合格実績では、国公立大学合計51名、早慶上理合計214名、GMARCH合計390名という実績が示されています。東京大学、東京科学大学、一橋大学などの難関国公立大学に加え、早稲田大学、慶應義塾大学、上智大学、東京理科大学、明治大学などにも多くの合格者を出しています。
| 大学・分類 | 合格者数 | 現役合格者数 |
|---|---|---|
| 東京大学 | 1名 | 0名 |
| 東京科学大学 | 5名 | 5名 |
| 一橋大学 | 3名 | 2名 |
| 旧帝大その他 | 3名 | 2名 |
| 国公立大学合計 | 51名 | 45名 |
| 早稲田大学 | 54名 | 43名 |
| 慶應義塾大学 | 55名 | 40名 |
| 上智大学 | 43名 | 33名 |
| 東京理科大学 | 62名 | 54名 |
| 早慶上理合計 | 214名 | 170名 |
これらの数値は延べ合格者数であるため、1人の生徒が複数大学・複数学部に合格している場合も含まれます。それでも、国公立大学や早慶上理への合格者が一定数いることから、STクラスを中心に難関大学を目指す学力層が育っていることがわかります。
GMARCHにも厚い合格実績
國學院久我山は、GMARCHへの合格実績にも厚みがあります。特に明治大学、中央大学、法政大学、立教大学、青山学院大学への合格者が多く、首都圏の難関私立大学を目指す生徒にとっても実績のある学校です。
| 大学名 | 合格者数 | 現役合格者数 |
|---|---|---|
| 学習院大学 | 26名 | 26名 |
| 明治大学 | 122名 | 99名 |
| 青山学院大学 | 51名 | 46名 |
| 立教大学 | 57名 | 44名 |
| 中央大学 | 76名 | 71名 |
| 法政大学 | 58名 | 50名 |
| GMARCH合計 | 390名 | 336名 |
GMARCHの合格実績を見ると、一般クラスからも、日々の学習を積み重ねて外部大学受験に挑戦する生徒が多いことがうかがえます。國學院大學への推薦制度がある一方で、進路が系列大学だけに限定されていない点は、受験生家庭にとって重要なポイントです。
國學院大學への優先入学推薦制度
國學院久我山は、國學院大學の系列校として、國學院大學への優先入学推薦制度を持っています。対象となる学部には、文学部、経済学部、法学部、神道文化学部、人間開発学部、観光まちづくり学部などがあります。また、國學院大學北海道短期大学部、國學院大學栃木短期大学への優先入学制度も用意されています。
令和8年度の大学合格実績では、國學院大學への合格者は73名で、全員が現役生として示されています。系列大学への進学ルートがあることは、大学受験における安心材料になりますが、推薦を利用するには在学中の成績などの条件があります。したがって、入学後も定期試験や日々の学習にしっかり取り組む姿勢が必要です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 系列大学 | 國學院大學 |
| 制度 | 優先入学推薦制度 |
| 対象学部 | 文学部、経済学部、法学部、神道文化学部、人間開発学部、観光まちづくり学部など |
| 令和8年度の國學院大學合格者 | 73名、全員現役 |
| 注意点 | 在学中の成績など、推薦の要件を満たす必要がある |
STクラス・一般クラス・CCクラスで異なる進路設計
國學院久我山の進路実績を理解するうえでは、クラス体系との関係も重要です。STクラスは、東京大学をはじめとする難関国公立大学や医学部医学科などを目指すクラスで、先取り学習や発展的な演習を通じて高い学力を養います。
一般クラスでは、國學院大學への推薦制度を視野に入れながら、他大学受験にも対応できる学力を育てます。系列大学への進学を安心材料にしつつ、本人の適性や希望に応じて、GMARCHや早慶上理、国公立大学を目指すこともできます。
女子CCクラスでは、英語力や発信力、国際的な視野を育てながら、幅広い大学進学を視野に入れた学びが行われます。女子の進路選択を支えるクラスとして、文系・国際系・総合系の進路にもつながりやすい教育内容が意識されています。
進路サポートと大学受験に向けた学び
國學院久我山では、高校段階に入ると、文系・理系、系列大学推薦、外部大学受験など、生徒の進路希望に応じた指導が行われます。STクラスでは難関大学受験に向けた実戦力を高め、一般クラスでは基礎学力の定着と進路選択の両方を重視し、CCクラスでは発信力や英語力も含めた進路形成を支えます。
また、学習センターや図書館、自習環境、ICT環境など、日々の学習を支える施設も整っています。部活動に力を入れる生徒も多いため、限られた時間の中で授業、家庭学習、部活動を両立する力が求められます。こうした学校生活の積み重ねが、大学受験や推薦制度の活用につながっていきます。
國學院久我山の進路面での強み
- 國學院大學への優先入学推薦制度がある
- 系列大学推薦だけでなく、他大学受験に挑戦する生徒も多い
- 国公立大学、早慶上理、GMARCHに幅広い合格実績がある
- STクラスでは難関大学を目指す発展的な学習ができる
- 一般クラスでは、系列大学推薦と外部大学受験の両方を視野に入れられる
- 女子CCクラスでは、英語力や発信力を生かした進路形成がしやすい
- 文武両道の学校生活を通じて、継続的に努力する姿勢が育つ
國學院大學久我山中学校を志望する家庭にとって、進路面の魅力は、國學院大學への推薦制度という安心感と、難関大学受験に挑戦できる進学校としての実力を両方持っている点にあります。系列大学への進学ルートがあることで進路の選択肢が広がる一方、STクラスや外部大学受験を通じて、より高い目標を目指すこともできます。
中学受験で國學院久我山を検討する際には、単に大学合格実績の数値を見るだけでなく、入学後にどのクラスでどのように学び、どのような進路を目指すのかを考えることが大切です。勉強、部活動、行事に全力で取り組みながら、6年間で進路の可能性を広げたい生徒にとって、國學院久我山は非常に魅力的な中高一貫校といえるでしょう。
学費や諸経費について|中高6年間を見据えて確認したい費用感
國學院大學久我山中学校を検討する際には、入試難度や進学実績だけでなく、中高6年間を通じた学費や諸経費も確認しておきたいところです。國學院久我山は中高一貫校であり、中学3年間の先には高校3年間が続きます。入学時にかかる費用だけでなく、毎年継続して必要になる授業料や施設費、教育充実費、行事費、教材費なども含めて、家庭として無理のない計画を立てておくことが大切です。
2026年度の公式入試要項では、入学金は280,000円、初年度費用として授業料、教育充実費、施設費、諸費用の合計が838,000円とされています。したがって、入学金を含めた初年度の学納金ベースでは、1,118,000円が一つの目安になります。
2026年度入学生の主な学納金
| 項目 | 金額 | 備考 |
|---|---|---|
| 入学金 | 280,000円 | 入学手続時に納入 |
| 授業料 | 年額480,000円 | 毎年必要となる学費 |
| 教育充実費 | 年額160,000円 | 教育活動や学習環境の充実を支える費用 |
| 施設費 | 年額132,000円 | 校舎・施設設備の維持や整備に関わる費用 |
| 諸費用 | 年額66,000円 | 学校生活に関わる諸費用 |
| 初年度費用合計 | 838,000円 | 入学金を除く初年度費用 |
| 入学金を含む初年度目安 | 1,118,000円 | 入学金280,000円+初年度費用838,000円 |
入学金を除いた初年度費用の内訳を見ると、授業料が480,000円、教育充実費が160,000円、施設費が132,000円、諸費用が66,000円です。都内の私立中高一貫校としては、学習環境、部活動施設、ICT環境、カフェテリア、図書館、学習センターなどを支える費用として捉えると理解しやすいでしょう。
別途必要になる費用も見込んでおく
上記の学納金とは別に、制服、制定品、教材、副教材、ICT端末、校外学習、宿泊行事、部活動に関わる費用などが必要になる場合があります。特に國學院久我山では、1人1台のiPadを活用した学習環境や、自然体験教室、修学旅行、語学研修、理科巡検、部活動など、多様な活動が用意されています。
これらの費用は、学年や選択する活動、参加するプログラムによって変わります。そのため、入学前には募集要項や説明会資料で、学納金以外にどのような費用が想定されるかを確認しておくと安心です。中学受験では、合格後に必要な費用を具体的に見通すことで、入学後の学校生活を落ち着いて始めやすくなります。
2年目以降は入学金を除いた費用が基本
2年目以降は入学金が不要になるため、初年度より負担は下がります。一方で、授業料、教育充実費、施設費、諸費用などは毎年継続して必要になります。2026年度入試要項ベースで考えると、入学金を除いた年間費用は838,000円が目安です。
國學院久我山は、STクラス、一般クラス、女子CCクラスといったクラス体系を持ち、大学進学や部活動、行事を含めた6年間の成長を重視する学校です。中高一貫校としての学びを考える場合、費用面でも「中学入学時の1年間」だけでなく、「中高6年間の学びへの投資」として見ておくとよいでしょう。
高校進学後も費用は継続して考える
國學院久我山は中高一貫校であるため、多くの生徒は高等学校へ進学し、6年間の教育課程の中で学びを深めていきます。高校段階では、大学受験に向けた講習、模試、教材、進路指導、部活動、修学旅行など、中学段階とは異なる費用が発生することもあります。
特にSTクラスで難関大学を目指す場合や、部活動に本格的に取り組む場合、外部模試や遠征、講習、教材などに関わる費用も家庭で見込んでおきたいところです。系列大学である國學院大學への推薦制度を視野に入れる場合でも、日々の学習や学校生活にしっかり取り組むことが前提になるため、6年間の学習環境全体を支える費用として考えることが大切です。
國學院大學への推薦制度も含めて考えたい費用対効果
國學院久我山の進路面では、國學院大學への優先入学推薦制度が用意されています。系列大学への進学ルートがあることは、大学受験における安心材料の一つです。一方で、STクラスや一般クラス、女子CCクラスを通じて、外部大学受験に挑戦する生徒も多くいます。
そのため、学費を考える際には、単に年間費用だけを見るのではなく、系列大学推薦という安心感と、難関大学受験へ挑戦できる進学環境の両方を持つ学校として総合的に判断するとよいでしょう。國學院久我山は、学習、部活動、行事、礼法・武道、ICT、進路指導など、多面的な教育を通じて生徒を育てる学校です。
費用面で確認しておきたいポイント
- 入学金は280,000円
- 入学金を除く初年度費用は838,000円が目安
- 入学金を含めた初年度学納金は1,118,000円が目安
- 2年目以降も、授業料、教育充実費、施設費、諸費用が継続して必要
- 制服、教材、ICT端末、校外学習、宿泊行事、部活動費などは別途見込む
- 高校進学後も、大学受験や部活動に関わる費用が発生する可能性がある
- 金額は変更される可能性があるため、出願前に最新の入試要項を必ず確認する
國學院大學久我山中学校の学費は、都内の私立中高一貫校として、学習環境、施設設備、部活動、学校行事、進路指導を支える費用として位置づけられます。入学時の費用だけでなく、高校3年間まで含めた6年間の見通しを持つことで、より現実的に学校選びを進めることができます。
中学受験では、偏差値や合格実績に目が向きがちですが、入学後の学校生活を安定して続けられるかも重要です。國學院久我山を志望校として検討する場合は、学費や諸経費を確認したうえで、男女別学、ST・CC・一般クラス、文武両道の学校生活、系列大学推薦、外部大学受験への対応を総合的に見て判断していくとよいでしょう。
入試情報と合格の目安|一般・CC入試とST入試の違いを整理
國學院大學久我山中学校の入試は、大きく分けて男子一般クラス・女子CCクラスを対象とする一般・CC入試と、男女のSTクラスを対象とするST入試があります。一般・CC入試は2月1日午前と2月2日午前に実施される4科入試、ST入試は2月1日午後・2月3日午後の2科入試と、2月5日午前の4科入試で構成されています。
國學院久我山を受験する際に重要なのは、どのクラスを目指すのかを早めに整理することです。男子一般クラス、女子CCクラス、STクラスでは、入試日程、募集人数、受験者層、合格後の学習内容が異なります。特にST入試は、午後入試や後半日程に設定されていることもあり、上位校との併願者が多く集まりやすく、実質倍率も高くなりやすい傾向があります。
2026年度入試の概要
| 入試区分 | 試験日 | 募集人数 | 試験科目 | 特徴 |
|---|---|---|---|---|
| 一般・CC 第1回 | 2026年2月1日午前 | 男子一般45名、女子CC30名 | 国語・算数・社会・理科 | 國學院久我山を第一志望または有力志望とする受験生が受けやすい中心日程 |
| 一般・CC 第2回 | 2026年2月2日午前 | 男子一般75名、女子CC40名 | 国語・算数・社会・理科 | 第1回に続く4科入試で、他校との併願にも組み込みやすい日程 |
| ST 第1回 | 2026年2月1日午後 | 男子40名、女子20名 | 国語・算数 | 2月1日午後の2科入試。算数は150点満点で、算数力の比重が大きい |
| ST 第2回 | 2026年2月3日午後 | 男子25名、女子20名 | 国語・算数 | 後半日程の2科入試。上位校との併願者も多く、競争が厳しくなりやすい |
| ST 第3回 | 2026年2月5日午前 | 男子約15名、女子約10名 | 国語・算数・社会・理科 | 募集人数が少ない4科型のST入試で、特に高倍率になりやすい |
| 帰国生入試 | 2026年1月11日 | 男子・女子とも若干名 | 算数・国語または算数・英語、面接 | 海外在留経験のある受験生向けの入試 |
一般・CC入試は、国語100点、算数100点、社会50点、理科50点の合計300点満点です。4科型のため、国語・算数で得点を作ることはもちろん、社会・理科で安定して点数を重ねることが重要です。
ST第1回・第2回は、国語100点、算数150点の合計250点満点です。算数の配点が高いため、算数で得点差がつきやすい入試といえます。ST第3回は4科型で、国語100点、算数100点、社会50点、理科50点の合計300点満点です。後半日程で募集人数も限られるため、しっかりした4科の完成度が求められます。
2026年度入試結果|一般・CC入試
| 入試区分 | 募集人数 | 応募者数 | 受験者数 | 合格者数 | 実質倍率 | 合格最低点 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 第1回 男子一般 | 45名 | 180名 | 169名 | 57名 | 3.0倍 | 187点 |
| 第1回 女子CC | 30名 | 87名 | 84名 | 39名 | 2.2倍 | 181点 |
| 第2回 男子一般 | 75名 | 457名 | 303名 | 135名 | 2.2倍 | 203点 |
| 第2回 女子CC | 40名 | 224名 | 146名 | 88名 | 1.7倍 | 184点 |
2026年度の一般・CC入試では、第1回男子一般が実質倍率3.0倍、第1回女子CCが2.2倍、第2回男子一般が2.2倍、第2回女子CCが1.7倍でした。第2回は応募者数が多い一方で、欠席者も多く、実質倍率としては比較的落ち着いた数値になっています。
ただし、合格最低点を見ると、第2回男子一般は203点で、第1回男子一般の187点より高くなっています。これは、第2回が他校との併願日程として組み込まれやすく、受験者層や問題難度によって得点水準が変わるためです。単に倍率だけで難易度を判断せず、合格最低点や過去問との相性をあわせて見ることが大切です。
2026年度入試結果|ST入試
| 入試区分 | 募集人数 | 応募者数 | 受験者数 | 合格者数 | 実質倍率 | 合格最低点 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| ST第1回 男子 | 40名 | 420名 | 400名 | 114名 | 3.5倍 | 169点 |
| ST第1回 女子 | 20名 | 193名 | 183名 | 67名 | 2.7倍 | 163点 |
| ST第2回 男子 | 25名 | 330名 | 274名 | 56名 | 4.9倍 | 182点 |
| ST第2回 女子 | 20名 | 140名 | 110名 | 26名 | 4.2倍 | 171点 |
| ST第3回 男子 | 約15名 | 185名 | 151名 | 17名 | 8.9倍 | 207点 |
| ST第3回 女子 | 約10名 | 96名 | 69名 | 13名 | 5.3倍 | 198点 |
ST入試では、特に後半日程の競争が厳しくなります。2026年度は、ST第3回の実質倍率が男子8.9倍、女子5.3倍となっており、合格者数も限られています。STクラスを強く志望する場合は、2月1日午後のST第1回から受験機会を確保し、後半日程だけに頼らない戦略が必要です。
ST第1回・第2回は2科入試ですが、算数が150点満点であるため、算数の得点力が合否に大きく影響します。単なる計算力だけでなく、条件整理、図形、数の性質、場合の数、速さなど、思考力を問う問題への対応力を高めておきたいところです。
合格の目安となる偏差値
| 入試区分 | 性別 | 入試日 | Aライン80偏差値 | Cライン50偏差値 |
|---|---|---|---|---|
| 一般・CC 第1回 | 男子 | 2月1日 | 50 | 47 |
| 一般・CC 第1回 | 女子 | 2月1日 | 49 | 45 |
| ST第1回 | 男子 | 2月1日 | 58 | 54 |
| ST第1回 | 女子 | 2月1日 | 57 | 53 |
| 一般・CC 第2回 | 男子 | 2月2日 | 52 | 47 |
| 一般・CC 第2回 | 女子 | 2月2日 | 48 | 45 |
| ST第2回 | 男子 | 2月3日 | 58 | 54 |
| ST第2回 | 女子 | 2月3日 | 57 | 53 |
| ST第3回 | 男子 | 2月5日 | 55 | 50 |
| ST第3回 | 女子 | 2月5日 | 52 | 48 |
偏差値の目安を見ると、一般・CC入試とST入試では難度に明確な差があります。一般・CC入試は、國學院久我山の校風や系列大学推薦、文武両道の環境に魅力を感じる受験生にとって現実的に検討しやすい日程です。一方、ST入試は難関大学を目指すクラスへの入口であり、偏差値も高めに出ています。
ただし、STクラスはST入試の合格者だけでなく、一般・CC入試や帰国生入試の成績上位者によって編成される場合があります。そのため、一般・CC入試を受験する場合でも、高得点を取ることでSTクラスへの可能性が開ける点は知っておきたいところです。
科目別に意識したい対策
- 国語:説明文・物語文ともに、本文の根拠を正確に読み取り、設問条件に沿って答える力が必要です。記述問題では、要点を簡潔にまとめる練習を重ねましょう。
- 算数:一般・CC入試では標準問題を確実に得点する正確性、ST入試では思考力を問う問題への対応力が重要です。ST第1回・第2回は算数150点満点のため、特に算数力が合否を左右します。
- 社会:地理・歴史・公民の基本知識を固め、資料や統計を読み取る力を養いましょう。用語の漢字や時代の流れを正確に整理しておくことが大切です。
- 理科:知識問題に加え、実験・観察、グラフ、計算問題に対応できる力が求められます。表や図から条件を読み取る練習も重要です。
一般・CC入試では4科の総合力が問われます。国語・算数で得点を作り、社会・理科で取りこぼしを抑えることが合格に近づくポイントです。第1回・第2回ともに4科型であるため、直前期に理社を詰め込むのではなく、6年秋から知識の整理と過去問演習を並行して進めたいところです。
ST入試では、算数の対策が特に重要です。第1回・第2回は国語100点、算数150点の配点で、算数の出来が合否に直結しやすくなります。標準問題を速く正確に処理する力に加え、難問に時間をかけすぎず、取れる問題を確実に積み上げる判断力も必要です。
受験戦略で意識したいポイント
- 一般・CC志望の場合:2月1日午前の第1回を軸に、2月2日午前の第2回も出願して合格機会を増やす。
- ST志望の場合:ST第1回から受験機会を確保し、後半日程だけに頼らない。
- 算数が得意な場合:ST第1回・第2回の2科入試で強みを生かしやすい。
- 4科バランス型の場合:一般・CC入試やST第3回で力を発揮しやすい。
- 女子受験生の場合:CCクラスを志望するのか、STクラスを目指すのかを早めに整理する。
- 併願校として受験する場合:午後入試や後半日程は疲労が出やすいため、移動時間と体力面を考慮する。
國學院大學久我山中学校の入試は、一般・CC入試とST入試で求められる力が異なります。一般・CC入試では4科の安定感、ST入試では算数を中心とした高い得点力と応用力が重要です。また、男子一般、女子CC、男女STというクラス体系があるため、入試日程だけでなく、入学後にどのような学びをしたいかまで考えて受験計画を立てる必要があります。
合格を目指すうえでは、偏差値だけで判断するのではなく、過去問との相性、得意科目、午後入試への対応力、併願校との日程バランスを総合的に見ることが大切です。國學院久我山は、文武両道の学校生活と大学進学への実力養成を両立したい受験生にとって魅力的な学校ですが、入試方式ごとの特徴を理解したうえで、現実的な得点戦略を立てていきましょう。
併願校パターン|チャレンジ校・標準校・安全校を日程別に検討
國學院大學久我山中学校を受験する場合、併願校選びでは、一般・女子CCクラスを軸にするのか、STクラスを狙うのかを最初に整理することが大切です。一般・女子CC入試は2月1日午前と2月2日午前、ST入試は2月1日午後、2月3日午後、2月5日午前に設定されているため、受験するクラスによって併願の組み方が大きく変わります。
特にST入試は、2月1日午後や2月3日午後に実施されるため、午前に他校を受験した後に國學院久我山を受ける併願パターンが組みやすい一方、受験者層が厚くなりやすい点に注意が必要です。第3回STは2月5日午前で募集人数も少ないため、後半日程の再挑戦としては魅力がありますが、倍率が高くなりやすく、確実な合格校とは考えにくい入試です。
併願校を考えるときの基本方針
- チャレンジ校:國學院久我山より難度が高く、第一志望または上位志望として挑戦する学校。
- 標準校:國學院久我山と難度や受験者層が近く、実力相応校として組み込みやすい学校。
- 安全校:國學院久我山より比較的合格可能性を見込みやすく、早めに合格を確保したい学校。
ただし、國學院久我山は一般・女子CCとSTで難度が大きく異なります。そのため、同じ学校を受験する場合でも、一般・女子CC志望なら標準校、ST志望ならチャレンジ校というように、受験するクラスによって位置づけが変わります。併願校を決める際には、模試偏差値だけでなく、受験方式、試験科目、午後入試への対応力、過去問との相性まで確認しておきましょう。
チャレンジ校の例|ST志望者・上位校志望者の併願パターン
| 日程 | 学校例 | 位置づけ | ポイント |
|---|---|---|---|
| 1月10日〜1月12日ごろ | 栄東、開智、大宮開成など | 1月の実力確認校・上位合格狙い | 東京入試前に本番経験を積み、ST入試や2月上位校に向けて調整する |
| 1月14日ごろ | 浦和明の星女子 | 女子上位校の実戦機会 | 女子ST・女子上位校志望者にとって、2月前の重要なチャレンジ校になる |
| 1月25日ごろ | 立教新座 | 男子上位校の実戦機会 | 男子ST志望者や男子難関校志望者が、2月前に受験しやすい学校 |
| 2月1日午前 | 麻布、駒場東邦、海城、早稲田、芝、洗足学園、鷗友学園女子、吉祥女子など | 上位男子校・上位女子校への挑戦 | 午前に上位校へ挑戦し、午後に國學院久我山ST第1回を受験する形が考えられる |
| 2月1日午後 | 國學院久我山ST第1回 | STクラスへの重要な受験機会 | 算数150点・国語100点の2科入試。算数が得意な受験生は強みを生かしやすい |
| 2月2日午前 | 本郷、城北、世田谷学園、豊島岡女子学園、白百合学園、青山学院中等部、立教女学院など | 上位校・人気校への挑戦 | 2月1日の結果を見ながら、強気に受験するか実力相応校に切り替えるかを判断する |
| 2月3日午後 | 國學院久我山ST第2回 | STクラスへの再挑戦 | 後半日程の2科入試で、併願者が多く集まりやすい。算数の完成度が重要 |
| 2月5日午前 | 國學院久我山ST第3回、攻玉社特別選抜、桐朋、城北など | 後半戦のチャレンジ・再挑戦 | ST第3回は募集人数が少なく高倍率になりやすいため、別の合格確保校も必要 |
チャレンジ型の併願では、2月1日午前に上位校を受験し、午後に國學院久我山ST第1回を受ける形が考えられます。この場合、國學院久我山STは実力相応校または上位併願校として位置づけられますが、午後入試であること、算数の配点が高いこと、受験者層が厚いことを考えると、十分な対策が必要です。
特に男子では、麻布、駒場東邦、海城、早稲田、芝などを2月1日午前に受けた後、ST第1回へ向かうパターンが考えられます。女子では、洗足学園、鷗友学園女子、吉祥女子、フェリス女学院などを午前に受けた後、ST第1回を受ける形が候補になります。ただし、午前・午後の連続受験は体力的な負担が大きいため、移動時間、昼食、休憩場所まで具体的に確認しておきましょう。
標準校の例|國學院久我山を第一志望・実力相応校として組むパターン
| 日程 | 学校例 | 位置づけ | ポイント |
|---|---|---|---|
| 1月10日〜1月14日ごろ | 大宮開成、開智、栄東、淑徳与野、埼玉栄など | 1月の実力確認校・合格確保校 | 東京入試前に合格を得て、2月本番に向けて精神的な余裕を作る |
| 2月1日午前 | 國學院久我山一般・女子CC第1回、成蹊、成城、世田谷学園、三田国際、品川女子学院、田園調布学園など | 第一志望または実力相応校 | 國學院久我山を第一志望にするなら、第1回入試を最重要日程にする |
| 2月1日午後 | 國學院久我山ST第1回、東京都市大学等々力、東京農大一、三田国際、広尾学園小石川など | ST挑戦・午後の実力相応校 | 一般・CC第1回後にSTへ挑戦する場合は、体力面と出願戦略を慎重に考える |
| 2月2日午前 | 國學院久我山一般・女子CC第2回、本郷、城北、世田谷学園、恵泉女学園、山脇学園、田園調布学園など | 再挑戦または実力相応校 | 第1回で合格できなかった場合の再挑戦日程として重要 |
| 2月3日 | 成城、明治大学付属中野、学習院女子、東洋英和女学院、國學院久我山ST第2回など | 標準校・上位標準校 | 2月1日・2日の結果を見て、攻めるか守るかを切り替える日程 |
| 2月5日 | 國學院久我山ST第3回、桐朋、城北、世田谷学園、山脇学園など | 後半戦の再挑戦・標準校 | ST第3回を受ける場合も、合格確保校を別に用意しておくと安心 |
國學院久我山を第一志望とする場合は、一般・女子CC第1回を軸に考えるのが基本です。男子一般や女子CCを目指す場合、2月1日午前の第1回で合格を狙い、2月2日午前の第2回も出願して合格機会を増やす形が現実的です。
STクラスを目指す場合は、2月1日午後のST第1回が重要になります。午前に他校を受けるか、國學院久我山一般・女子CC第1回を受けて午後にSTへ挑戦するかは、本人の体力と志望順位によって判断が分かれます。算数が得意で、STクラスへの志望度が高い場合は、ST第1回を早い段階から意識した対策が必要です。
安全校の例|早めに合格を確保して久我山に集中するパターン
| 日程 | 学校例 | 位置づけ | ポイント |
|---|---|---|---|
| 1月10日〜1月14日ごろ | 埼玉栄、獨協埼玉、西武文理、開智所沢、大宮開成など | 1月の合格確保校 | 東京入試前に合格を確保し、2月の國學院久我山入試に集中しやすくする |
| 2月1日午前 | 國學院久我山一般・女子CC第1回、獨協、日大豊山、実践女子学園、三輪田学園、跡見学園など | 第一志望または安全寄りの標準校 | 國學院久我山を受ける場合、同時間帯の安全校は受験できないため午後入試も検討する |
| 2月1日午後 | 日本大学第二、佼成学園、目黒日本大学、実践女子学園午後、三輪田学園午後など | 午後の合格確保校 | 午前に國學院久我山を受けた後に組む場合は、移動と疲労を慎重に確認する |
| 2月2日午前 | 國學院久我山一般・女子CC第2回、獨協、日大豊山、成城、実践女子学園、女子聖学院など | 再挑戦または安全校 | 2月1日の結果を見ながら、國學院久我山再挑戦か安全校受験かを判断する |
| 2月3日以降 | 日大豊山、獨協、成城、実践女子学園、三輪田学園、跡見学園、女子聖学院など | 後半戦の合格確保校 | 合格状況に応じて、通いたいと思える学校を残しておくことが大切 |
安全校を組み込む目的は、偏差値を下げることだけではありません。実際に通う可能性のある学校として、本人が納得できる学校を確保することが大切です。國學院久我山を志望する家庭では、規律ある学校生活、部活動、行事、系列大学推薦、外部大学受験への対応などを重視することが多いため、安全校についても校風や進路面をよく確認しておきましょう。
また、午後入試を安全校として組み込む場合は、体力面に注意が必要です。午前に國學院久我山を受験し、そのまま午後入試へ向かうと、移動や緊張で予想以上に疲れます。合格可能性を高めるために日程を詰め込みすぎると、本命校で実力を出し切れない場合もあるため、本人の性格や体力に合わせて無理のない日程を組むことが重要です。
男子受験生の併願例
| 日程 | 受験校例 | ねらい |
|---|---|---|
| 1月10日〜1月12日 | 栄東、開智、大宮開成、埼玉栄など | 1月校で本番経験を積み、合格を確保する |
| 1月25日 | 立教新座 | 男子上位校への挑戦、または2月前の実力確認 |
| 2月1日午前 | 國學院久我山一般第1回、または海城・早稲田・芝・世田谷学園など | 國學院久我山第一志望型なら一般第1回、上位校チャレンジ型なら他校を受験 |
| 2月1日午後 | 國學院久我山ST第1回 | STクラスを狙う重要日程。算数で得点を作る |
| 2月2日午前 | 國學院久我山一般第2回、本郷、城北、世田谷学園、成城など | 第1回の結果を踏まえ、再挑戦または実力相応校を受験 |
| 2月3日午後 | 國學院久我山ST第2回 | ST再挑戦。ただし倍率が上がりやすいため、別の合格確保校も必要 |
男子の場合、國學院久我山を第一志望とするか、上位男子校との併願校とするかで日程が大きく変わります。第一志望型では2月1日午前の一般第1回を軸にし、午後にST第1回へ挑戦するかを検討します。上位校チャレンジ型では、2月1日午前に海城、早稲田、芝、世田谷学園などを受け、午後または後半日程で國學院久我山STを組み込む形が考えられます。
女子受験生の併願例
| 日程 | 受験校例 | ねらい |
|---|---|---|
| 1月中旬 | 浦和明の星女子、淑徳与野、栄東、大宮開成など | 1月校で実戦経験を積み、合格を確保する |
| 2月1日午前 | 國學院久我山女子CC第1回、品川女子学院、田園調布学園、山脇学園、鷗友学園女子など | CC第一志望型なら女子CC第1回、上位校志望なら他校へ挑戦 |
| 2月1日午後 | 國學院久我山ST第1回、三田国際、東京農大一、広尾学園小石川など | STを狙う場合の重要な午後入試。移動と疲労に注意 |
| 2月2日午前 | 國學院久我山女子CC第2回、立教女学院、東洋英和女学院、恵泉女学園、田園調布学園など | CC再挑戦、または女子校・共学校の実力相応校を受験 |
| 2月3日午後 | 國學院久我山ST第2回 | 女子STへの再挑戦。倍率が高くなりやすいため、合格確保校とのバランスが重要 |
| 2月5日午前 | 國學院久我山ST第3回、山脇学園、実践女子学園、三輪田学園など | ST第3回を受ける場合も、別日程で安全校を確保しておきたい |
女子の場合は、女子CCクラスを第一志望にするのか、STクラスを目指すのかを早めに整理することが重要です。CCクラスは女子の発信力や国際性を伸ばす特色があり、女子校的な落ち着きと共学校的な広がりを両方感じられる環境です。一方、STクラスは難関大学を目指す発展型のクラスで、入試難度も高くなります。
併願校選びで注意したいポイント
- 一般・女子CC志望なら、2月1日午前と2月2日午前の4科入試を軸にする。
- ST志望なら、2月1日午後のST第1回を早い段階から意識する。
- ST第2回・第3回は倍率が高くなりやすいため、後半日程だけに頼らない。
- 午後入試を入れる場合は、移動時間、昼食、休憩、体力面を具体的に確認する。
- 男子一般・女子CC・男女STのどこを目指すかで、併願校の位置づけが変わる。
- 安全校も、実際に通う可能性のある学校として説明会や文化祭で確認する。
- 最終的な日程は、各校の最新募集要項で必ず確認する。
國學院大學久我山中学校の併願戦略では、一般・女子CCとSTを分けて考えることが重要です。一般・女子CCを第一志望にする場合は、2月1日午前の第1回、2月2日午前の第2回を中心に受験計画を組みます。STを目指す場合は、2月1日午後のST第1回から受験機会を確保し、2月3日午後、2月5日午前の後半日程も含めて準備します。
國學院久我山は、男女別学、ST・CC・一般クラス、文武両道、系列大学推薦、難関大学受験への対応など、複数の魅力を持つ学校です。併願校を選ぶ際には、偏差値や倍率だけでなく、入学後にどのようなクラスで、どのような6年間を過ごしたいかを親子で話し合い、現実的で納得感のある受験プランを作っていきましょう。
在校生・保護者の声|文武両道と面倒見のよさへの評価
國學院大學久我山中学校について、在校生や保護者から評価されやすいポイントとしてまず挙げられるのが、勉強と部活動、学校行事のすべてに全力で取り組める雰囲気です。学校が掲げる「きちんと青春」という言葉の通り、学習だけに偏るのではなく、日々の生活、部活動、行事、友人関係を通じて、中高6年間を充実させていく学校です。
一方で、自由に任せっぱなしの学校というより、規律や礼儀、生活習慣を大切にする校風があります。提出物、授業態度、挨拶、時間を守る姿勢など、学校生活の基本を重視するため、保護者からは「きちんとした生活習慣を身につけやすい学校」として受け止められやすいでしょう。
保護者から評価されやすいポイント
保護者目線では、國學院久我山の魅力として、文武両道の学校生活と進路面の選択肢の広さが挙げられます。國學院大學への優先入学推薦制度がある一方で、STクラスを中心に難関国公立大学や早慶上理、GMARCHを目指す進学指導も行われています。そのため、系列大学への安心感と外部大学受験への挑戦を両方視野に入れられる点は、家庭にとって大きな魅力です。
また、男子一般、女子CC、男女STというクラス体系があるため、本人の目標や性格に合わせて学び方を考えやすい点も評価されます。特にSTクラスは難関大学を目指す発展型の学習環境として、女子CCクラスは英語力や発信力を重視する女子向けのクラスとして、それぞれ特色があります。
| 評価されやすい点 | 具体的な内容 |
|---|---|
| 文武両道の校風 | 学習、部活動、行事のすべてに全力で取り組む雰囲気がある |
| 規律ある学校生活 | 挨拶、時間、提出物、礼儀など、生活面の基本を大切にしている |
| 男女別学の安心感 | 授業やホームルームは男女別に行われ、それぞれの成長段階に応じた指導を受けやすい |
| クラス体系の明確さ | ST、一般、女子CCの違いがあり、目標に応じた進路設計を考えやすい |
| 進路の選択肢 | 國學院大學への推薦制度と、外部大学受験の両方を視野に入れられる |
| 部活動の活気 | ラグビー、サッカー、野球などの運動部に加え、文化部も多彩である |
在校生から見た学校生活の魅力
在校生にとっての國學院久我山の魅力は、学校生活に活気があることです。授業、部活動、行事がそれぞれしっかりあり、毎日を忙しく過ごす中で、友人との関係や自分の役割が自然に生まれていきます。久我山祭や体育祭、自然体験教室、校外学習、発表活動など、教室の外で成長できる場も多くあります。
特に部活動に打ち込みたい生徒にとって、國學院久我山は魅力的な環境です。ラグビー部、サッカー部、野球部などの全国レベルの活躍は学校全体の雰囲気にも影響しており、努力することを前向きに受け止める空気があります。もちろん、運動部だけでなく、吹奏楽、ESS、理科、鉄道研究、茶道、華道、美術など、文化部にも多様な活動があります。
そのため、在校生にとっては、勉強だけでなく、自分が熱中できるものを見つけやすい学校といえます。中学入学時点で明確な目標がなくても、部活動や行事を通じて、自分の好きなことや得意なことに気づいていく生徒も多いでしょう。
男女別学への評価と相性
國學院久我山の特徴である男女別学は、在校生・保護者の評価が分かれやすい一方で、学校選びの大きな決め手にもなります。授業やホームルームを男女別にすることで、男子・女子それぞれの雰囲気の中で学習に集中しやすくなります。
男子部では、学習と部活動を力強く両立する雰囲気があり、女子部では、学力に加えて発信力や礼法、表現力を育てる教育が意識されています。一方で、学校行事や部活動では男女が同じ学校の一員として関わる場面もあり、完全な男子校・女子校とは異なる広がりがあります。
保護者にとっては、別学の落ち着きと、共学校的な刺激の両方を持つ環境として見られやすいでしょう。ただし、男女別学が本人に合うかどうかは、実際に学校を見て確認したいポイントです。説明会や久我山祭で、生徒の雰囲気や男女の関わり方を見ておくと安心です。
学習面の面倒見と進路への安心感
國學院久我山は、進路面でも複数の選択肢を持つ学校です。STクラスでは難関国公立大学や医学部、早慶上理などを目指し、一般クラスでは國學院大學への推薦制度も視野に入れながら、外部大学受験にも対応します。女子CCクラスでは、英語力や発信力を伸ばしながら、国際的な視野を持つ進路形成を目指します。
このようにクラスごとの目標が明確であるため、保護者からは、進路指導の方向性が見えやすい学校として評価されやすいといえます。特に、國學院大學への推薦制度があることは安心材料になりますが、同時に、外部大学受験で難関大学を目指す生徒も多く、進路の幅が広い点が特徴です。
ただし、推薦制度があるからといって、日々の学習を軽く見てよいわけではありません。推薦を利用する場合も、外部大学を目指す場合も、定期試験、提出物、授業への取り組みが重要です。学校のペースに乗り、日々の積み重ねを大切にできる生徒ほど、進路の選択肢を広げやすいでしょう。
規律ある校風に対する評価
國學院久我山の校風は、自由度の高さを前面に出す学校というより、規律や基本を大切にする学校です。学園三箴にも示されているように、責任を果たすこと、感謝の心を持つこと、努力を重ねて自分を鍛えることが重視されています。
保護者にとっては、思春期の6年間を過ごす環境として、こうした規律ある校風を安心材料と感じる場合があります。一方で、生徒本人があまりに自由な学校生活を望んでいる場合には、校風との相性を確認しておきたいところです。学校の指導方針に納得し、基本を大切にしながら成長したい家庭には向いている学校です。
| 確認したい点 | 見るべきポイント |
|---|---|
| 男女別学への相性 | 授業やホームルームが男女別であることを、本人が前向きに受け止められるか |
| 規律ある校風 | 生活面の基本や礼儀を大切にする学校文化が家庭の方針に合うか |
| 学習量 | ST、一般、女子CCそれぞれの学習ペースに本人が対応できそうか |
| 部活動との両立 | 希望する部活動の活動量と、家庭学習のバランスを確認する |
| 進路制度 | 國學院大學推薦と外部大学受験の違いを理解し、本人の目標に合うかを見る |
一方で、合う・合わないも確認したい
國學院久我山は、文武両道を大切にする学校であるため、学校生活は決してゆるやかすぎるものではありません。授業、課題、定期試験、部活動、行事が重なり、忙しい毎日になることもあります。そのため、勉強だけを静かに進めたい生徒や、部活動や行事にあまり関心がない生徒にとっては、学校の活気を負担に感じる可能性もあります。
また、STクラスを目指す場合は、授業進度や求められる学習量が高くなります。算数・数学や英語に前向きに取り組めるか、家庭学習の習慣を作れるかも重要です。一般クラスや女子CCクラスでも、推薦や進路選択に関わるため、定期試験や提出物を丁寧に積み重ねる姿勢が求められます。
國學院久我山の評判を判断するときのポイント
- 「きちんと青春」という校風が、本人の性格に合うか確認する。
- 男女別学の授業環境を、親子で前向きに受け止められるか考える。
- ST、一般、女子CCのどのクラスが本人の目標に合うか整理する。
- 部活動に本気で取り組みたい場合は、活動日数や学習との両立を確認する。
- 國學院大學推薦を考える場合も、日々の成績管理が必要であることを理解する。
- 久我山祭や学校説明会で、生徒の雰囲気や先生との距離感を見る。
- 口コミは参考程度にし、最終的には実際に見た印象を大切にする。
國學院大學久我山中学校の在校生・保護者の声を総合すると、「文武両道の活気」「規律ある校風」「男女別学の安心感」「部活動の充実」「進路選択の幅広さ」が評価されやすいポイントになります。一方で、忙しい学校生活、部活動との両立、STクラスの学習量、男女別学の相性などは、事前に確認しておきたい点です。
國學院久我山は、ただ自由に過ごす学校というより、学校生活の中で自分を鍛え、仲間とともに努力しながら成長していく学校です。勉強、部活動、行事のどれか一つだけでなく、6年間を通じて多方面に力を伸ばしたい生徒にとって、國學院大學久我山中学校は非常に魅力的な選択肢といえるでしょう。
この学校に向いている子の特徴|勉強も行事も部活動も全力で取り組みたい子におすすめ
國學院大學久我山中学校は、「きちんと青春」という言葉に象徴されるように、勉強、部活動、学校行事、日々の生活のすべてに真剣に取り組むことを大切にする学校です。自由にのびのび過ごすだけの学校というより、規律や礼儀を大切にしながら、自分を鍛え、仲間とともに成長していく環境といえます。
そのため、國學院久我山に向いているのは、勉強だけ、部活動だけ、行事だけに偏るのではなく、学校生活全体を前向きに楽しみたい生徒です。忙しい毎日の中で時間を工夫し、授業や課題に取り組みながら、部活動や行事にも力を注げる子は、久我山の環境を大きく生かせるでしょう。
規律ある環境で自分を伸ばしたい子
國學院久我山は、学園三箴に表れているように、責任、感謝、努力を大切にする学校です。挨拶、時間を守ること、提出物にきちんと取り組むこと、仲間や先生への礼儀を大切にすることなど、日々の学校生活の基本が重視されます。
したがって、久我山に向いているのは、自由放任よりも、一定のルールや生活リズムの中で力を伸ばしたい生徒です。最初から完璧である必要はありませんが、先生の指導や学校のルールを前向きに受け止め、少しずつ自分を整えていける子に合いやすい学校です。
- 挨拶や礼儀を大切にできる子
- 時間や提出物など、基本的な生活習慣を整えたい子
- 学校のルールを前向きに受け止められる子
- 自分を律しながら、少しずつ成長したい子
文武両道に挑戦したい子
國學院久我山は、学習面だけでなく部活動も盛んな学校です。中学にはラグビー部、サッカー部、バスケットボール部、剣道部、柔道部、弓道部、陸上競技部、テニス部などの運動部があり、文化部も吹奏楽部、美術部、ESS部、鉄道研究部、茶道部、華道部、理科部など多彩です。高校では野球部、ラグビー部、サッカー部など、全国レベルで知られる部活動もあります。
そのため、久我山に向いているのは、勉強だけでなく、部活動にも本気で取り組みたい生徒です。もちろん、部活動に熱中するほど、時間の使い方は重要になります。授業、課題、定期試験、部活動、家庭学習をうまく組み合わせる必要があるため、忙しい生活の中でも努力を続けられる子に向いています。
| 向いているタイプ | 久我山で伸びやすい理由 |
|---|---|
| 部活動に本気で取り組みたい子 | 運動部・文化部ともに活動が盛んで、仲間と目標に向かって努力できる |
| 忙しい生活を前向きに楽しめる子 | 授業、部活動、行事が充実しており、時間管理の力が育ちやすい |
| 仲間と切磋琢磨したい子 | 学習面でも部活動面でも、周囲から刺激を受けながら成長できる |
| 勝敗や結果から学べる子 | 試合や発表、行事を通じて、悔しさや達成感を次の努力につなげられる |
男女別学の環境に魅力を感じる子
國學院久我山の大きな特色は、共学校でありながら、授業やホームルームを男女別に行う点です。男子部・女子部それぞれの雰囲気の中で学びながら、部活動や行事では同じ学校の一員として関わる場面もあります。
男子部では、学習と部活動を力強く両立する雰囲気があり、女子部では、学力に加えて発信力や礼法、表現力を育てる教育が意識されています。完全な男子校・女子校とは異なり、別学の落ち着きと、共学校的な広がりの両方を感じられる環境です。
そのため、男女別学に向いているのは、授業中は落ち着いて学習に集中したい一方で、学校行事や部活動では幅広い人間関係も経験したい生徒です。一般的な共学校とは違う仕組みなので、受験前に説明会や久我山祭で実際の雰囲気を見ておくとよいでしょう。
STクラスで難関大学を目指したい子
STクラスは、東京大学をはじめとする国公立大学や医学部医学科など、最難関大学を目指す生徒が集まるクラスです。中学3年次から高校課程に入る先取り学習が特徴で、授業進度も速めに設定されています。
STクラスに向いているのは、高い目標を持ち、日々の家庭学習を大切にできる生徒です。算数・数学や英語に前向きに取り組める子、難しい問題にも粘り強く向き合える子、周囲のレベルの高い仲間から刺激を受けて伸びたい子には、STクラスの環境が合いやすいでしょう。
- 難関国公立大学や医学部、早慶上理を目指したい子
- 速い授業進度にも前向きについていける子
- 家庭学習を継続し、復習をおろそかにしない子
- 算数・数学や英語で高い目標を持っている子
一般クラスで幅広い進路を考えたい子
一般クラスは、國學院大學への推薦制度を視野に入れながら、他大学受験にも対応できる力を育てるクラスです。系列大学への進学ルートがある一方で、GMARCHや早慶上理、国公立大学を目指す生徒もいます。
一般クラスに向いているのは、中学入学時点で進路を一つに決め切るのではなく、6年間の中で自分に合った進路を探したい生徒です。部活動や行事にも取り組みながら、日々の授業や定期試験を大切にし、将来の選択肢を広げていきたい子に合いやすいでしょう。
女子CCクラスで発信力や国際性を伸ばしたい子
女子CCクラスは、国際社会で活躍できる女性の育成を目指すクラスです。英語力だけでなく、自分の考えを相手に伝える力、日本の文化や伝統を学び、それを世界へ発信する力を重視しています。
女子CCクラスに向いているのは、英語や異文化理解に関心がある子、発表やプレゼンテーションに挑戦したい子、日本文化を大切にしながら広い視野を持ちたい子です。中学入学時点で英語が突出して得意である必要はありませんが、自分の考えを持ち、それを表現することに前向きな女子には魅力的な環境です。
| クラス | 向いている生徒像 |
|---|---|
| STクラス | 高い学力目標を持ち、速い進度や発展的な学習に前向きに取り組める生徒 |
| 一般クラス | 系列大学推薦と外部大学受験の両方を視野に入れ、幅広く進路を考えたい生徒 |
| 女子CCクラス | 英語、発信力、国際理解、日本文化の学びに関心がある女子生徒 |
行事や発表活動にも前向きな子
國學院久我山では、久我山祭、体育祭、自然体験教室、芸術鑑賞会、校外学習、「今、私の思うこと」発表会など、さまざまな行事が用意されています。学校行事は、単に楽しむだけでなく、自分の役割を果たし、仲間と協力し、考えを表現する場でもあります。
そのため、行事や発表活動に前向きに参加できる子は、久我山で大きく成長しやすいでしょう。人前で話すことが最初から得意でなくても、学校生活の中で経験を重ねることで、少しずつ自信をつけていくことができます。
一方で、事前に相性を確認したい子
國學院久我山は魅力の多い学校ですが、すべての生徒に同じように合うわけではありません。規律ある校風を大切にする学校であるため、非常に自由度の高い学校生活を強く求める生徒には、やや窮屈に感じられる可能性があります。
また、部活動や行事が活発な学校なので、学校生活全体に前向きに関わる姿勢が求められます。勉強だけを静かに進めたい生徒や、部活動・行事への参加にあまり関心がない生徒は、入学後の生活との相性をよく確認しておきたいところです。
- 自由放任の学校生活を強く望む子
- 規律や生活指導を負担に感じやすい子
- 部活動や行事にあまり関心がない子
- 男女別学の仕組みに違和感が強い子
- STクラスを目指す場合に、家庭学習の習慣が極端に弱い子
ただし、これらに当てはまるからといって、必ずしも國學院久我山に向いていないとは限りません。中学入学後に、学校の雰囲気や友人関係の中で大きく変わる生徒もいます。大切なのは、本人が久我山の校風を知り、「この学校で勉強も部活動も行事も頑張ってみたい」と思えるかどうかです。
國學院久我山に向いている子の特徴まとめ
| 特徴 | 具体的なイメージ |
|---|---|
| 規律ある環境で成長したい | 挨拶、時間、礼儀、提出物など、基本を大切にしながら自分を鍛えたい |
| 文武両道に挑戦したい | 勉強にも部活動にも本気で取り組み、忙しい毎日を前向きに楽しみたい |
| 男女別学に魅力を感じる | 授業は落ち着いて集中し、行事や部活動では学校全体の一体感も味わいたい |
| 高い進路目標を持っている | STクラスで難関大学を目指す、または一般クラスで外部大学受験も視野に入れたい |
| 國學院大學推薦にも関心がある | 系列大学への進学ルートを安心材料にしながら、自分に合った進路を考えたい |
| 発信力や国際性を伸ばしたい | 女子CCクラスで英語、プレゼンテーション、日本文化の発信に取り組みたい |
國學院大學久我山中学校は、勉強も部活動も行事も全力で取り組みたい生徒に向いている学校です。規律ある環境の中で自分を鍛え、仲間と切磋琢磨しながら、中高6年間を充実させたい生徒にとって、久我山の校風は大きな魅力になるでしょう。
中学受験では、偏差値や入試倍率だけで学校を選びがちですが、國學院久我山の場合は、校風との相性が非常に重要です。男女別学、ST・一般・女子CCのクラス体系、文武両道、國學院大學推薦、久我山祭や部活動の活気に魅力を感じるのであれば、親子で学校説明会や久我山祭に足を運び、実際の雰囲気を確認してみるとよいでしょう。
まとめ|國學院大學久我山中学校は進学力と青春の両立を目指せる学校
國學院大學久我山中学校は、東京都杉並区久我山にある男女別学の私立中高一貫校です。学校が掲げる「きちんと青春」という言葉の通り、学習、部活動、学校行事、日々の生活をどれも大切にしながら、生徒を6年間でたくましく育てていく学校です。
最大の特色は、共学校でありながら、授業やホームルームでは男子部・女子部に分かれる男女別学を採用している点です。男子と女子の成長段階や学び方の違いに配慮しつつ、学校行事や部活動では同じ学校の一員として関わる機会もあります。完全な男子校・女子校とも、一般的な共学校とも異なる、國學院久我山ならではの教育環境といえるでしょう。
國學院大學久我山中学校の魅力を整理
| 観点 | 特徴 |
|---|---|
| 学校の特色 | 1944年創立の私立中高一貫校。國學院大學の系列校として、日本の伝統や礼節を重んじる教育を行う |
| 校風 | 「きちんと青春」を掲げ、規律ある生活の中で学習・部活動・行事に全力で取り組む |
| 男女別学 | 授業やホームルームは男女別に行い、行事や部活動では同じ学校としての一体感も育てる |
| クラス体系 | 難関大学を目指すSTクラス、幅広い進路に対応する一般クラス、女子の発信力を育てるCCクラスがある |
| 進路面 | 國學院大學への優先入学推薦制度があり、外部大学受験にも対応している |
| 部活動 | ラグビー、サッカー、野球など全国レベルの運動部に加え、文化部も多彩 |
| 学校生活 | 久我山祭、体育祭、自然体験教室、校外学習、発表活動などを通じて主体性を育てる |
男女別学とクラス制が学校選びの大きなポイント
國學院久我山を検討するうえで、まず確認したいのが男女別学という教育スタイルです。男子部・女子部に分かれて授業やホームルームを行うことで、落ち着いて学びやすい環境を作り、それぞれの特性に応じた指導を行っています。一方で、学校行事や部活動では男女が同じ学校の一員として関わるため、別学の集中しやすさと、共学校的な広がりをあわせ持っています。
また、STクラス、一般クラス、女子CCクラスというクラス体系も重要です。STクラスは、東京大学をはじめとする難関国公立大学、医学部医学科、早慶上理などを目指す発展型のクラスです。一般クラスは、國學院大學への推薦制度を視野に入れながら、他大学受験にも対応できる力を育てます。女子CCクラスは、英語力や発信力、日本文化への理解を重視し、国際社会で活躍できる女性の育成を目指します。
同じ國學院久我山でも、どのクラスを目指すかによって、入試の難度や入学後の学び方が変わります。受験前には、偏差値だけでなく、本人の性格、得意科目、将来の進路イメージに合うクラスを親子で考えておきたいところです。
進学面では系列大学推薦と外部大学受験の両方がある
國學院久我山の進路面での強みは、國學院大學への優先入学推薦制度と、外部大学受験への対応を両方持っている点です。系列大学への進学ルートがあることは安心材料になりますが、進路が國學院大學だけに限定されるわけではありません。
令和8年度の大学合格実績では、国公立大学、早稲田大学、慶應義塾大学、上智大学、東京理科大学、GMARCHなどに幅広く合格者を出しています。STクラスを中心に難関大学を目指す生徒がいる一方で、一般クラスからも國學院大學推薦や他大学受験を視野に入れた進路選択が可能です。
そのため、國學院久我山は、大学附属・系列校の安心感を求める家庭にも、進学校として外部大学受験に挑戦したい家庭にも検討しやすい学校です。ただし、推薦を利用する場合も、外部大学を目指す場合も、日々の授業、定期試験、提出物への取り組みが重要になります。
文武両道の学校生活が大きな魅力
國學院久我山は、部活動の活気でも知られています。ラグビー部、サッカー部、野球部など、全国レベルで注目される部活動がある一方で、中学段階から運動部・文化部ともに多様な活動が用意されています。部活動に本気で取り組みたい生徒にとって、学校全体に努力を応援する雰囲気があることは大きな魅力です。
一方で、部活動だけに偏る学校ではありません。STクラスでは高い学力目標が求められ、一般クラスや女子CCクラスでも、日々の学習や定期試験を大切にする必要があります。勉強、部活動、行事をどれも中途半端にせず、限られた時間を工夫しながら取り組む姿勢が、久我山らしい成長につながります。
入試では一般・CCとSTを分けて考える
國學院久我山の入試は、一般・女子CC入試とST入試で性格が異なります。一般・女子CC入試は2月1日午前と2月2日午前に実施される4科型の入試で、4科の総合力が求められます。一方、ST入試は2月1日午後、2月3日午後、2月5日午前に実施され、特に2科型のST第1回・第2回では算数の配点が高く、算数力が合否に大きく影響します。
ST入試は後半日程になるほど競争が厳しくなりやすく、特に2月5日のST第3回は募集人数も限られます。STクラスを強く志望する場合は、2月1日午後のST第1回から受験機会を確保し、後半日程だけに頼らない戦略が必要です。
一般・女子CCを第一志望とする場合は、2月1日午前の第1回、2月2日午前の第2回を軸に考えるとよいでしょう。いずれの場合も、過去問演習を通じて、本人が4科型に向いているのか、2科型で算数を生かせるのかを早めに見極めることが大切です。
國學院久我山をおすすめしやすい家庭
- 勉強、部活動、行事のすべてに前向きに取り組みたい家庭
- 規律ある学校生活の中で、生活習慣や礼儀も身につけさせたい家庭
- 男女別学の落ち着きと、共学校的な広がりの両方に魅力を感じる家庭
- STクラスで難関大学を目指したい家庭
- 國學院大學への推薦制度も視野に入れながら、外部大学受験にも挑戦したい家庭
- 女子CCクラスで英語力、発信力、国際性を伸ばしたい家庭
- 部活動に本気で取り組める学校を探している家庭
一方で、國學院久我山は、自由放任型の学校ではありません。挨拶、時間、礼儀、提出物など、日々の基本を大切にする校風があります。また、部活動や行事が活発なため、学校生活全体に前向きに関わる姿勢も求められます。非常に自由度の高い学校生活を望む場合や、男女別学に強い違和感がある場合は、事前に学校説明会や久我山祭で雰囲気を確認しておくとよいでしょう。
國學院久我山は「きちんと青春」を実感できる学校
総合的に見ると、國學院大學久我山中学校は、進学力、文武両道、規律ある校風、男女別学、系列大学推薦という複数の魅力を持つ中高一貫校です。難関大学を目指すSTクラス、幅広い進路に対応する一般クラス、女子の発信力を育てるCCクラスがあり、生徒の目標に応じた学びを選びやすい点も特徴です。
中学受験では、偏差値や倍率だけに注目しがちですが、國學院久我山の場合は、学校生活との相性が非常に重要です。勉強だけでなく、部活動や行事にも全力で取り組み、規律ある環境の中で自分を鍛えたい生徒には、久我山の校風がよく合うでしょう。
國學院大學久我山中学校は、「きちんと青春」を通じて、学力と人間力の両方を伸ばしたい生徒にとって、非常に魅力的な選択肢です。親子で学校説明会や久我山祭に足を運び、授業、部活動、行事、男女別学の雰囲気を実際に確かめながら、6年間を過ごす学校として合うかどうかを見極めていくとよいでしょう。

