早稲田佐賀中学校の入試問題に挑戦!〜2021年度1月A日程〜[大問1-(9)仕事算と鶴亀算の複合問題]

中学受験算数

問題

ある仕事を終えるのに, 兄1人だとちょうど27日, 弟1人だとちょうど45日かかる. 2人が一緒に作業をすると, 兄は弟の指示をしながら作業をするため, 兄の作業の速さは10\%遅くなるが, 弟の作業の速さは50\%速くなる. この仕事を, 初めは弟が1人で◻︎日間作業し, その後, 兄と弟が一緒に作業をしたところ, 21日間でちょうど作業を終えることができた.

解説

全体の仕事量を, 27と45の最小公倍数である$\fbox{135}$と置くと, 兄は1日に$\fbox{5}$, 弟は1日に$\fbox{3}$の仕事をすることになります.

また, 2人で一緒に作業する場合, 兄は1日に$5\times(1-0.1)=4.5$より$\fbox{4.5}$, 弟は1日に$3\times(1+0.5)=4.5$より$\fbox{4.5}$の仕事をすることになります.

ここで, 弟1人と兄・弟2人が21日間で$\fbox{135}$の仕事をしたと考えて面積図を作ると, $\fbox{?}=21\times\fbox{9}-\fbox{135}=\fbox{54}$から, 弟1人が仕事をした日数は$\fbox{54}\div(\fbox{9}-\fbox{3})=9$より, 9日となります.

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