整数の性質を使いこなそう!〜倍数の個数編〜

中学受験算数

問題

100から200までの整数の中に、6の倍数は何個ありますか。

解説

この手の、○○の中にNの倍数がいくつあるか、という問題の解き方のセオリーとしては、

\(\mbox{数の範囲}\div N\)

で、求めることができます。

例えば、1〜100までの整数の中に、3の倍数は何個あるか?ということであれば、

\(100\div3=33\cdots3\)

より、33個とわかります。

今回は、100〜200と、範囲が1〜ではないので、注意が必要ですが、それぞれ、1〜の範囲で考えてあげると、

\(\mbox{100〜200に含まれる6の倍数の個数}=\)
\(\mbox{1〜200に含まれる6の倍数の個数}-\mbox{1〜99に含まれる6の倍数の個数}\)

とすれば良いので、

\(\mbox{1〜200に含まれる6の倍数の個数}=200\div6=33\cdots3\)
\(\mbox{1〜99に含まれる6の倍数の個数}=99\div6=16\cdots6\)
\(\mbox{100〜200に含まれる6の倍数の個数}=33-16=17\)

より、17個とわかります。

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