個数や値段から式を作ろう!〜消去算の基本編その2〜

中学受験算数

問題

チューリップ6本とバラ4本では1720円です。チューリップ1本の値段はバラ1本の値段より80円安いそうです。チューリップ1本の値段は何円ですか。

解説

消去算の定石に沿って、花の本数と代金の関係を式にすると、

\[
\left\{
\begin{array}{l}
\fbox{チューリップ}\times6+\fbox{バラ}\times4=1720 \\
\fbox{バラ}\times1=\fbox{チューリップ}\times1+80
\end{array}
\right.
\]

となります。

ここで、バラとチューリップの関係に注目すると、バラの方が80円高いので、

\(\fbox{チューリップ}\times6+\fbox{バラ}\times4=1720\)
\(\\\)
\(\fbox{チューリップ}\times6+(\fbox{チューリップ}+80)\times4=1720\)
\(\\\)
\(\fbox{チューリップ}\times6+\fbox{チューリップ}\times4+320=1720\)
\(\\\)
\(\fbox{チューリップ}\times10=1720-320\)
\(\\\)
\(\fbox{チューリップ}\times1=140\)

より、チューリップ1本の値段は140円とわかります。

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