青山学院中等部の特徴と評判|キリスト教教育×一貫校の魅力を徹底解説

中学受験

東京都渋谷区にある青山学院中等部は、青山学院大学までつながる中高一貫校として、教育内容・進学実績ともに高い評価を得ています。本記事では、青山学院中等部の教育理念、学費、進学先、部活動、設備環境など、受験生や保護者が気になるポイントをわかりやすく解説していきます。

青山学院中等部の教育理念とは?|キリスト教精神と自主性の育成

青山学院中等部は、「キリスト教信仰に基づく人格教育」を教育理念の核としています。毎朝の礼拝や週1回の聖書の授業、奉仕活動などを通じて、生徒の精神的成長を育みます。創立は1874年、長い伝統とともに時代に応じた教育改革も進めてきました。

「自ら考え、自ら行動する力」「他者を思いやる心」「社会に貢献する姿勢」など、これからの時代に求められる資質を大切に育てる教育が行われています。

青山学院中等部のアクセス・通学エリア|渋谷駅・表参道駅から徒歩圏内

所在地は東京都渋谷区渋谷4-4-25。最寄り駅は「渋谷駅」「表参道駅」で、それぞれ徒歩10分圏内と抜群の立地です。

通学エリアは広く、東京23区内はもちろん、多摩地区や神奈川県から通う生徒もいます。交通アクセスが良いだけでなく、校舎周辺は落ち着いた環境で、学びに集中できる空間です。

中高一貫ならではのカリキュラム|英語・探究・選択制で多様な学び

青山学院中等部のカリキュラムは、基礎学力の充実と個性の伸長を両立した設計です。週6日制・1コマ45分授業で、主要教科は中1から段階的に発展学習へと進みます。

特に英語は習熟度別授業を導入。中2以降はフランス語・ドイツ語などの選択制科目や、工芸・球技などの実技系科目も充実しています。教科横断型の探究学習では、プレゼンテーション・グループワークなどを通して「生きる力」を育成します。

最新のICT設備と学習支援体制|2024年度対応済み

2017年に完成した校舎は、先進的な学習環境を誇ります。すべての教室に電子黒板・プロジェクターを備え、1人1台の端末が支給されるICT環境も整っています。

図書館、自習スペース、実験室、音楽室、温水プール、多目的ホールなどの施設も最新設備を備え、探究・創造・発表といった多角的な学びを支えています。

放課後の学習サポートも充実しており、希望者はチューター制度を活用して個別に質問・復習が可能です。

学校行事・部活動が充実|青山学院中等部のリアルな学校生活

文化祭やクリスマス礼拝、運動会、修学旅行など、生徒が主体となる行事が多く、思い出に残る学校生活が送れます。

部活動も運動系・文化系ともにバリエーション豊富。近年話題となったラクロス部や、伝統ある吹奏楽部・科学部など、それぞれが特色ある活動を展開しています。

2024年度 最新進学実績まとめ|青山学院大学進学率が高い

中等部卒業後、95%以上が青山学院高等部へ内部進学し、そこから80%以上が青山学院大学へ進学しています。

大学名合格者数
青山学院大学379名
慶應義塾大学8名
早稲田大学13名
上智大学10名
明治大学9名
東京理科大学5名

※大学名の表記順は五十音順。外部進学希望者への指導も手厚く、選択肢の幅が広いのが特徴です。

青山学院中等部の学費はいくら?|授業料・諸経費まとめ(2024年)

  • 入学金:320,000円
  • 授業料:年額 約860,000円
  • 施設費・教育充実費など:年額 約400,000円
  • 年間合計:約1,280,000円〜1,350,000円程度

制服代・教材費・校外学習費・クラブ活動費などは別途必要。寄付金制度は任意です。

経済状況に応じた奨学金や減免制度もあり、すべての生徒に公平な学びの機会が提供されています。

青山学院中等部の評判と向いている子とは?|口コミ・保護者の声まとめ

口コミで多い評価ポイント:

  • 自由で風通しの良い校風
  • 先生との距離が近く相談しやすい
  • 大学までの内部進学が安心

こんな子におすすめ:

  • 自主的に学びを進めたい子
  • イベントやクラブ活動に積極的に取り組みたい子
  • 青山学院大学への進学を視野に入れている子
  • 落ち着いた環境で自分のスタイルを確立したい子

まとめ|青山学院中等部は「自分らしさ」を伸ばせる環境

青山学院中等部は、「学力」だけでなく「人間力」を育む教育を実践する中高一貫校です。キリスト教精神に基づいた教育と、大学進学までの一貫体制、そしてICT活用や探究学習といった先進的な取り組みが融合し、今の時代にふさわしい学びを提供しています。

中学受験で「自分らしさを伸ばせる環境」を探しているご家庭には、青山学院中等部は有力な選択肢となるでしょう。

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