成績を上げるモチベーションは「恥ずかしさ」

その他(勉強法/読み物系など)

今回は学生時代に私がなぜ頑張れたのかについてお話ししてみたいと思います。

小学校、中学校、高校で悩むことといえば、人間関係や部活動などもそうですが、勉強についてが多いんじゃないでしょうか。私自身は特別頭が良いわけではありませんが、勉強してそこそこ良い成績は取れていた方でした。

別に今更そんなことを自慢したいわけではなくて、よく友人から「なんでそんなに勉強できるの?モチベーションを高める方法ってあるの?」と聞かれるので、それについて私の考え方を書きたいと思います。

なので、これは「この考え方で絶対やる気が出る!」みたいなものでも、本などに書いてあるようなしっかりしたものでもありません。一般人の私が友人に話している内容です。読んでくださる方も、同い年ぐらいの友人がご飯を食べながら1人でベラベラ喋っているのを想定して読んでください(笑)

(※ここからお話しするのは、都市部ではない普通の公立学校のことです。レベルの高い学校にお通いの方は、もしかしたら全然環境が違うかもしれません。)

小学校と大学はまた少し変わるので置いておいて、中学校・高校の勉強(主にテスト勉強と受験勉強)のモチベーションは、だいたい下の3つでした。

  1. 「恥ずかしい」から
  2. 勉強が楽しいから
  3. 行きたい大学があるから(受験勉強)

今回お話するのは1の「『恥ずかしい』から」という理由です。もうこれだけで人に自慢できるようなモチベーションではないことがわかりますね。

「恥ずかしい」とは何が恥ずかしいのかというと、「勉強ができる自分でいられなくなること」が恥ずかしかったんですね。

これが始まったのは中学2年生くらいの時に、好きな先生のために必死にテスト勉強して200位くらいから20位くらいに順位が上がってからです。英語が苦手でアルファベットさえ書けなかったところから、毎晩親に付き合ってもらって問題集を何周もしたのを今でも覚えています(笑)

順位がグッと上がったことで、先生や親、友達から褒められて、自分も出来るんだなと嬉しくなりました。そして次の定期テスト。あれだけ褒められて次はまた200位でした、ではダサすぎる!と思って必死に勉強しました。後はもうこの繰り返しです。

一度猛勉強して成績を上げることで、恥ずかしさ以外のモチベーションも生まれます。まずは、「なんだ、このぐらいで良い順位とれちゃうのか」という感覚です。真ん中とか下の方にいると上位はすごい天才集団に見えますが、トップ10(学校の規模にもよります)以外は意外と変わりやすいです。(これは高校や大学で友人に聞いた感覚なので、全然違うと思ったらごめんなさい)

後は、自分に合った勉強の仕方も身につきます。例えば、最初は気にせず問題集全部丸暗記していたけど、先に単語暗記してから問題解いた方がいいなとか。大事なところはノートにまとめた方がいいな、書くより声に出した方がいいな、語呂合わせがいいな、友達と問題出し合うのがいいな、、など色々わかってきます。

こういった自分に合った勉強法を知るということは後々役に立つことですし、勉強が楽しくなる1つのきっかけにもなります。

さて、ここで本題の「恥ずかしさ」に戻る訳ですが、これはもちろん全員が上手くいくことではないし、大々的におすすめできることでもありません。卒業生を招いて勉強について話を聞く、みたいなところでこれを話したらきっと先生に嫌な顔されちゃいます(笑)

「人に褒められたいから勉強するんか?」「勉強は自分のためにするべきだ!」みたいな意見もあると思いますが、みんながみんな自分のために勉強できるなら困らないですよね。勉強が楽しい、役に立つというのもわかりますが、正直中学校・高校の定期テストなんてほぼ暗記じゃないかと思ってしまいますし。

なので、長い目で見れば自分のためになる!と思ってその時は不純な動機で勉強してもいいんじゃないかなって思います。褒められたすぎて周りからの評価に依存してしまったり、プライドが高すぎて失敗出来なくなってしまったりしたら、それはそれで大変なんですけどね。

色々言いましたが、これはあくまで私の考え方です。全然やる気がでない人や、なんとなく勉強しているけど大丈夫かなという人などの参考になれば嬉しいです。

もし成績が伸び悩んでいたら一度猛勉強してみると変わるかもしれません。最初は効率なんて気にしてはいけませんよ~。問題集やノートを丸暗記、寝る間も惜しむ、などのいわゆる「良くない勉強法」でやってみてください。出来れば勉強ができる友達や親に厳しく見張ってもらえるといいですね。

書く前はもっと雑談っぽく書くつもりだったのですが、書いてみたら中高生の塾講師の勉強法解説!みたいになってしまいました:(

ではでは、今回はこの辺で~

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