問題
- 太平洋側に工場が多い理由を、貿易の面と気候の面から1つずつ挙げて答えなさい。
- 現在、日本の伝統工芸品を維持し、発展させる上での問題点を2つ挙げなさい。
- 電子機器の工場が、内陸部に作られるようになった理由を簡単に説明しなさい。
- 1980年頃より、工場が日本の国内から外国へ移ることが増えて来たが、それにより日本の国内産業ではどのような問題が発生したのか、説明しなさい。
- 自動車工業は日本の代表的な産業に成長しました。生産台数は世界でもアメリカに次いで第2位(2003年)です。日本のある企業によって考え出されたもので、組立工場に必要な時に必要なだけ部品を運ぶ生産方式の名前を答えなさい。また、この方式の利点を答えなさい。
模範解答
- (貿易)原材料や製品の輸出入に便利な貿易港があるから。/(気候)殆ど積雪がなく、安定して生産が可能だから。
- 高齢化が進み、技術を受け継ぐ後継者が不足していること。/原材料が不足して、国内では手に入りにくくなっていること。
- 空港や高速道路が整備され、輸送が便利になったから。
- 国内の工場が閉鎖・縮小され、失業者が増加するなど、国内の産業が衰退した(産業の空洞化が起こった)。
- [生産方式]看板方式/ジャスト・イン・タイム
[利点]無駄な部品の管理や使い残しなどの費用を省き、生産コスト(費用)を下げることができる。