問題
生徒10人の上体起こしの回数を測定し、多い方から順に並べると、5番目の生徒と6番目の生徒の回数の差は4回で、10人の回数の中央値は25回であった。欠席したAさんが、次の日に上体起こしの回数を測定したところ28回であった。このとき、Aさんを含めた11人の回数の中央値を求めなさい。
解説
5番目の生徒の回数を\(x\)回すると、6番目の生徒の回数は\(x+4\)回となり、また、中央値が25回であるので、
\((x+x+4)\div2=25\)
\(x=23\)
より、5番目の生徒が23回、6番目の生徒が27回とわかります。
Aさんの回数が28回であったので、11人の中での中央値は、6番目の値となり、27回とわかります。