中学受験国語

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中学受験で頻出の文学史を覚えよう!〜明治作家と小説・評論編〜

写実主義(明治20年代)坪内逍遥の主張による「小説は人間・世の中の姿をありのままに描くべきである」という文学運動。坪内逍遥明治18年、評論「小説神髄」により、人間の内面を追究する写実主義を提唱し、強い影響を与えた。二葉亭四迷明治20年、最初...
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理解できれば読解が得点源に!〜文章読解でよく問われる表現技法とその効果とは…?〜

今回は、中学受験の国語で、文章の種類(物語分・説明文・詩など)を問わず、頻繁に設問に組み込まれる、"表現技法"についてまとめてみました。そもそも、筆者/作者が、何故表現技法などという凝った表現を用いるのか?ということを考えるとそれは、"ある...
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中学受験で頻出の文学史を覚えよう!〜近世作家と文学作品編〜

俳諧俳諧連歌が盛んになり、その発句が独自性を強め、芭蕉の俳諧となった。松尾芭蕉江戸前期の俳人。自然との融合の中、身近な言葉や素材を用いて深い境地を詠み、「わび」「さび」「軽み」の世界を表現。「蕉風」と呼ばれる独自の詩風を完成し、俳諧を優れた...
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中学受験で頻出の文学史を覚えよう!〜中世文学作品編〜

和歌公家の間で盛んに詠まれたが新古今和歌集以後新味は無くなった。新古今和歌集(1205年)後鳥羽院の命による。編者は藤原定家。その他、西行など。繊細・優美で余情を重んじる歌風。金槐和歌集鎌倉幕府の3代将軍・源実朝の私家集。万葉調の歌風。連歌...
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中学受験で頻出の文学史を覚えよう!〜中古文学作品編〜

和歌古今和歌集位後、貴族社会の社交の道具として盛んに詠まれた。古今和歌集(905年)醍醐天皇の命による最初の勅撰和歌集。紀貫之を中心に、「万葉集」以後の歌を集めたもの。20巻。1100余首。代表的歌人に、在原業平・小野小町など。山家集(11...
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中学受験で頻出の文学史を覚えよう!〜上代文学作品編〜

歴史書・地理書律令国家の基礎が確立され、国家意識が高まるに連れ、伝承や記録が編集され「古事記」「日本書紀」「風土記」の中に集大成されていった。古事記(712年)皇室の系譜・神話・伝説など、稗田阿礼が暗唱したものを、太安万侶が筆記した。上・中...