日本における2つの憲法-大日本帝国憲法と日本国憲法その5

中学受験社会

問題

  • ①    結局、大正デモクラシーの流れも、第一次世界大戦の終戦で景気が後退し、また、1925年に(①)が制定されることで完全に途絶えてしまいます。
  • ②    ①の時、普通選挙法も制定され、(②)に選挙権が与えられ、選挙権の枠が拡大します。(しかし、実際は、選挙権の枠を拡大、つまり、臣民に与える人権の拡大が目的ではなく、①の法律を制定するための引き換えと考えられています)
  • ③    ですから、本当の意味で国民のための政治を求める動きは、戦後を待たねばならず、(③)の占領下で行われた「民主化」により実現しました。
  • ④    第二次世界大戦中は、大日本帝国憲法の下で、「法律を作って認められていた人権」は、どんどん制限されます。1938年に制定された(④)法では軍事物資の方が、国民の生活物資よりも優先されると定められます。
  • ⑤・⑥・⑦    大日本帝国憲法の下では、人権よりも大切だと考えていたものがあり、人権はいつも犠牲になってきたと言えるでしょう。その反省から、日本国憲法では、人権は、生まれながらに全ての人に認められる(⑤)とされ、どんな力よりも優先されてはいけないという意味で、(⑥)ことができない永久の権利と定めています。但し、日本国憲法で(⑤)は、全く制限されない権利とはされておらず、(⑦)に反しない限り、認められる、とされています。

解答

  • ①    治安維持法
  • ②    満25歳以上の男子
  • ③    GHQ
  • ④    国家総動員法
  • ⑤    基本的人権
  • ⑥    侵す
  • ⑦    公共の福祉
タイトルとURLをコピーしました