国文法を一から理解しよう![言葉の単位編]〜中学受験国語-文法講座その1〜

中学受験国語

言葉の単位

言葉の決まりを学ぶ際, 最初に学習するのが「言葉の単位」になります。言葉の性質や構成を理解するためには、言葉を特定の単位に区切り、それぞれの意味を吟味することが重要になります。

単位の種類

  • ① 文章…書き手の伝えたい内容を言葉で表現した全体を表すもの。会話での、談話やスピーチなども含まれます。
  • ② 段落…文章を内容毎に区切ったもので、以下の2種類に分けられます。
    • 形式段落…段落の始まりは一字下げ、終わりは改行します。
    • 意味段落…いくつかの形式段落を、内容毎にまとめらもの。
  • ③ …まとまったの内容を表す一連の言葉で、通常、末尾に句点「。」をつけます。
    (例)
    越後の春日を経て今津へ出る道を、珍らしい旅人の一群れが歩いている。
  • ④ 文節…意味がわかる範囲で最初の区切りのこと。文節の区切りには、「サ」「ネ」「ヨ」などを挟むことができます。
    (例)
    越後の/春日を/経て/今/津へ/出る/道を、/珍らしい/旅人の/一群れが/歩いて/いる。
  • ⑤ 単語…文節をさらに小さく区切った、意味ある(それだけでは通じない場合があることに注意)言葉の最小単位。
    (例)
    越後/の/春日/を/経/て/今/津/へ/出る/道/を、/珍らしい/旅人/の/一群れ/が/歩い/て/いる。
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